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固定資産の評価について 住民監査請求|浦安市公式サイト

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全文

(1)

浦 監 第 35 号 平成 21 年6月 11 日

浦安市監査委員 醍 醐 敦

同 杉 山 元 三

同 秋 葉 要

浦安市職員措置請求について

地方自治法第 242 条第1項の規定に基づき、平成21 年5月 18 日に提出され た浦安市職員措置請求について、別紙のとおり公表します。

(2)

浦安市職員措置請求について

平成 21 年5月 18 日付けで提出された標記の件について、下記のとおり決定 した。

記 主 文

請求を却下する。

理 由

請求人の監査請求を要約すれば、浦安市長は、請求人の土地(以下「本件土 地」という。)の平成 21 年1月1日現在の固定資産評価額を 1 億 3, 675 万 475 円と評価し、固定資産税額を 30 万 7, 412 円としたことは、地方自治法第 223 条に違反する課税処分であるとし、その理由を①地方税の賦課徴収は、地方自 治法第 223 条の規定に基づき、法律の定めるところによるとされている。②固 定資産の価格は、地方税法第 341 条第5号により適正な時価であると規定され ている。③土地の固定資産評価額は、地方税法第 388 条第1項により固定資産 評価基準(以下「評価基準」という。)を定め、評価すると規定されている。

④浦安市長は、評価基準第 12 節経過措置一により適正な時価の7割(以下「7 割評価」という。)を基本に本件土地を1億 3, 675 万 475 円と評価し、台帳に 登録した。⑤7割評価は法律に拠ったものではなく、行政命令である。このこ とは、地方自治法第 223 条、地方税法第 341 条第5号、最高裁判所判決(平成 10 年(行ヒ)第 41 号 平成 15 年6月 26 日第一小法廷判決)、憲法第 84 条に 違反する課税処分である、と主張する。

しかしながら、請求人は、平成 19 年2月5日付けの監査請求において、浦 安市長は、請求人が所有する土地の平成 18 年度固定資産評価額を「適正な価 格」の7割と評価した。地方税法第 341 条第5号の「適正な時価」を自治省告 示第 158 号第1章第 12 節経過措置一の規定により、7割評価とすることは違 法である。また、7割評価による賦課税額は、適正な時価による賦課税額より も低額になり、徴税権の一部を違法に放棄することであり、収入の減収をもた らし、市の財政に損害を与えることになる、と主張し、本件土地の評価の取り 消しを請求したが、これについて監査委員は、同年3月 29 日付け浦監第 179 号をもって請求を棄却している。

すなわち、「固定資産税額の算定が、憲法第 84 条の租税法律主義により地方

(3)

自治法第 223 条及び地方税法第 341 条第5号の規定に基づき算定されるべきも ので、評価基準の 7 割評価は違法であり、これに基づき算定されている本件土 地の固定資産税は取り消されるべきである」とする本件監査請求は、平成 19 年2月5日付けの監査請求と同一であると判断される。

したがって、本件請求は、同一人による同一案件についての同一内容の再監 査の請求はすることはできないとする、昭和 62 年2月 20 日最高裁判所第二小 法廷判決(昭和 57(行ツ)164)に基づき、請求を却下する。

参照

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