九都県市首脳会議「無料低額宿泊所等に対する法的整備について」 に係る要望の実施について
平成25年5月15日に開催された第63回九都県市首脳会議での合意 に基づき、さいたま市が九都県市(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川 県、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市、相模原市)を代表して、 無料低額宿泊所等に対する法的整備について、国に対して要望を実 施しますので、お知らせします。
1 実施時期 平成 25年6 月25日(火) 2 要 望 先 厚生労働省
3 要望内容 別添要望書のとおり
※ 要望者については、さいたま市にお問い合わせください。
【さいたま市問合せ先】
さいたま市 政策局 都市経営戦略室 齊藤、鈴田 (電話)048-829-1064
平成25年6 月24 日 九都県市同時発表
埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、 横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市、 相模原市
問い合わせ先
相模原市 地域福祉課 電話:042-707-7021 広域行政課 電話:042-769-8248
無料低額宿泊所等に対する法的整備について
無料低額宿泊所は、社会福祉法第2条第3項第8号に規定する「生計困 難者のために、無料又は低額な料金で、簡易住宅を貸し付け、又は宿泊所 その他の施設を利用させる事業」に基づき届出がされている施設であるが、 同様の事業を行いながら届出がない、社会福祉各法に法的位置付けのない 施設・共同住宅が増加傾向にある。
無料低額宿泊所の事業開始にあたっては、同法第69条第1項の規定に より1か月以内に届出を行わなければならないとされているが、届出を怠 った場合の罰則規定等はない。また、法令に施設基準等に関する最低基準 等の具体的な定めがないため、各自治体がガイドライン等において、設備 面及び運営面等の基準を定め、事業者に対し遵守するよう指導しているが、 行政指導であるため実効性の担保が十分とはいえない。さらに前記の法的 位置付けのない施設等については、届出もないため、事業実態を把握する こともできない状況である。
これらの施設は生活保護受給者を主な利用対象としているが、一部の事 業者においては、事業実態が不透明であったり、利用者にとって劣悪な居 住環境を提供したり、さらには利用者の弱い立場につけこむ悪質な行為な どが見受けられ、大きな社会問題となっている。
ついては、権利の擁護と自立助長の観点から利用者の適正な処遇を確保 するとともに、いわゆる貧困ビジネスを排除するため、無料低額宿泊所及 び法的位置付けのない施設等に対し、これら施設の定義及び位置付けを明 確にしたうえで施設基準、運営及び届出制を見直すなど、早急に法的整備 を行うことを強く要望する。
1 無料低額宿泊所及び法的位置付けのない施設等の定義や位置 付 けを 明確にすること。
2 無料低額宿泊所に対して、届出制の見直し、設備・運営等の基準の明 確化、指導の権限強化など法的整備を行うこと。
3 法的位置付けのない施設等 で無料低額宿泊所に準じた事業を 行 って
いるものについても、社会福祉事業に係る規定を準用するなど、法的責 務を明確にし、規制できるようにすること。
平成25年6月25日
厚生労働大臣 田 村 憲 久 様
九都県市首脳会議
座長 埼 玉 県 知 事 上 田 清 司 千 葉 県 知 事 森 田 健 作 東 京 都 知 事 猪 瀬 直 樹 神奈川県知事 黒 岩 祐 治 横 浜 市 長 林 文 子 川 崎 市 長 阿 部 孝 夫 千 葉 市 長 熊 谷 俊 人
さいたま市長 清 水 勇 人 相 模 原 市 長 加 山 俊 夫