• 検索結果がありません。

自治体の少子化対策条例と出生率の変動要因(1)

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "自治体の少子化対策条例と出生率の変動要因(1)"

Copied!
16
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)Title. 自治体の少子化対策条例と出生率の変動要因(1). Author(s). 宇田川, 拓雄; 馬場, 一徳. Citation. 北海道教育大学紀要. 人文科学・社会科学編, 50(2): 17-31. Issue Date. 2000-02. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/679. Rights. Hokkaido University of Education.

(2) . 平 成12年 2月. 北海道教育大学紀要 (人文科学・社会科学編) 第50巻 第2号. r 2 )Vo l 50 ia ISc i ion(Human i s i enc e t fHokka i do Un t tyofEduca lo ー e sandSoc Journa ー ve r s , , ,No. February,2000. 1 )*1 自治体の少子化対策条例と出生率の変動要因 (. 宇田川拓雄・馬場. 一徳. 北海道教育大学函館校社会学研究室. ldbi th Rate Changes(1) Ch i ldbi r th Aid Bylaws and the Factors of Chi r i BABA Takuo UTAGA W A, Kazunor io1ogy, Hakodate Campus, Department of soo ′Educat ion Hokkaido University of. l. は. じ. め. に. 国の児 童手当とは別に, 住民に対して出産祝い金, 誕生祝い金, 児童育成支援金な どの名目で金銭的な助 成を行っている 地方自治体がある‐ これまで自治体の入口減少対策, 過疎対策は様々なものが試みられてき たが, 子 どもの出産を奨励する助成金はほとんどなかっ た 1OQ万円を越えるような高額の祝い金を出す自 1) では主としてマクロな経済的要因との出生率の関係の分析, およ 治体は1 997年の時点で16あっ -た‐ 本稿( 2) ではフィ ール ド び青森県の自治体における子育て支援金条例と統計データとの関係の分析を行い, 次稿( 調査に基づく支援金条例の実態の分析を行う. 2. 問 題 の 所 在. 近年, 日本社会の少子高齢化が社会的問題として話題になっ ている. 「人口の高齢化は社会の近代化に伴っ 99 4) である. 少子化は, 「出生率の低下により子 どもの数が て生ずる不可避的な現象」(清水浩昭, 3頁, 1 48頁, 1999) であるが, これは人口の高齢化が進む過程で生ずる必然的な現 少なくなること」(樋口恵子, 8 . 象である. 人口は社会の基盤であり , その変動は社会構造のみならず, 人々の態度や価値観, 社会規範, 慣 習な どに多大な影響 を及ぼす‐ 戦後日本は着実に社会発展をとげ, 生活水準も向上し, 先進諸国に近づいて い っ た. こ の 間, 日 本 の 人 口 は増 大 を 続 けて い た が, 出生 数 は1960年代 前 半 に安 定 し, そ の後, 一 時上 昇 し. た後, 197 4年から減少している. 人口自体は緩やかに増加し続け, 昭和30年代に始まっ た高度経済成長の大 規模な社会変動にともなう人口移動と相まって, 日本社会にさまざまな影響を与えてきた. 社会学者は都市の過密問題, 地方の過疎問題, 都市周辺の新興住宅地におけるコミュニティ形成の問題な どをはじめとして社会の成長にともなう諸問題を研究, 分析し, 数々のす ぐれた成果をあげてきた. 日本社 会が多産多死をへ, やがて少産少死に移行するであろうことは, 以前から予想されていたことである (森岡 2) 清美, 221頁, 197 . 人口変動は結婚, 出産, 教育, 産業, 家族, 健康, 労働などさま ざまな分野に影響を 及ぼす‐ その影響の研究は社会学では主として家族社会学やライフスタイル論の分野でとり扱われてきた. ) の考察によれば, 日本的特殊事情を根底とする家族形態の研 戦後の家族社 会学のテーマは千田有紀 (1999 17.

(3) . 宇田川拓雄・馬場. 一徳. 究にあった. 人口変動に伴う家族変化は, 家族形態の変化と してとらえられ 「小家族化」 の問題 として扱 , われてきた (森岡清美, 1 90頁, 1 993) . また, 比較的最近の研究においては, 少子高齢化の影響は, 家族形 態と出生行動の分析 (正岡寛司, 130頁, 1 995) 2頁, 1 997) , 生殖技術の問題 (庄司俊之, 5 , 家族ライフス タイル (野々山久也, 27 5頁, 1998) , 家事に関する調査研究 (永井暁子. 他, 181 196頁, 1 995 ) ‐ , 高齢者の. ライ フス タイ ル (加 藤 喜 久 子, 88頁, 1993) と い っ た個 々 の テ ー マ に含ま れて 論 じら れている. さ ら に 19 ,. 9 3年の日本社会学会テーマ部会で 「超低出生率社会をめ ぐっ て」 と題されるシンポジウムが開かれるなど , 次第に少子高齢化が引き起こす社会問題の研究という視点が明確 になりつつあるように思われる. 子づくりは個人が行う社会的行為であり, その決定にはさま ざまな要因が影響を与える. 出産は今日の日 本社会では個人の自由意志にまかされているが, 同時に子どもを産むことに対する社会的な期待, 持たなけ ればならない, 持つのが当然であるという社会意識もその決定に強い影響を及ぼす. 最近の調査では 「結 , 婚すれば子どもを持つのが当然である」 という意識は, 年齢が下がるほど減っ ている (総理府 少子化に関 , する世論調査, 199 9/7/4 . 子どもを産み育てることが以前ほど女性の社会的義務 とは考えら , 読売新聞) れなくなっている. 子どもを持つことに関する社会規範が弛緩 している場合, 夫婦の出産意思決定はどんな 要因に左右されるのだろうか‐ 子どもを持たない, あるいは今以上に増やさない理由と して経済的理由がよ くあげられる. 経済的理由に関する解釈は上記シンポジウムのパネラーの一 人, 経済学者島田晴雄の分析に 要約される‐ 人間を合理的選択を行う経済人と見て, その人間が, 出産ないし子どもを持つことの経済的効 用のプラス・マイナスを計算して子 どもを持つかどうかを決定する, という仮説である. 一般に, 結婚の制度を持たない人間社会は存在せず, また, 結婚の主要な目的は( 1 )地位や財産を一族の もの に して おく ため, ( 2 )子 ども を育 て て一 族 の 田畑 で働 かせる た め であ っ た (Anthony Giddens 1989 p , , ‐. 8) . 近代の年金制度の充実が, 老後の扶養を子どもにたよる必要性を減少させ, 近代社会の業績主義‐普遍 主義が婚姻・血縁による地位・財産の保持・獲得の可能性を減少させたために, 結婚は当事者同士の幸福実 現の手段ととらえられるようになっ た. また子どもの財産的な価値の必要性も少なくなり, 子どもは島田晴 雄( 199 2) の言うように 「消費財」 的見方も説得力を持 , つまり親の楽しみのために存在するという経済学‐ つようになってきた. 今日では夫婦は少なくとも経済的には子 どもを持たなくとも老後を生き抜くことが可 能である‐ しかし, 人口の急激な変動は,‐根本的な社会システムの変動を引き起こす可能性が大きいため, 社会, 国家と しては何らかの人口政策を実行せざるを得ない. 今後, 少子高齢化は, 戦後日本社会がこれま でに経験した急速な経済発展, 人口増, 過密, 過疎現象などが引き起こしたのと同じ程度あるいはそれを上 回るような, 大きな社会変動を引き起こす可能性が大きい. 本稿では, (1) 出生率の変動要因として個人の出産行動に大きな影響を与えると考えられる経済的要因 を検討する‐ 理論的な背景を見た後, 1988年までのマクロ・データで分析を行った島田による出産の経済学 的解釈の追試を行い, それが現在では必ずしも支持されないことを示す. 島田は, 出生率と住宅敷地価格の ように直接関係があるか どうかわからないもの同士の比較を行っているが, 近年いくつかの自治体で行われ るようになっ た, 出産補助金も出産に対して影響を及ぼすことも目的とした重要な経済的要因であるので, (2) 子育て支援策 (子育て支援金条例) の実態を統計データをもとに明らかにする. 子育て支援金は子 ど もを作ったことに対して行政が直接的に行う金銭給付である. この給付は人々の意識や態度にどんな影響を 与え, 結果的に出生率向上につながるのだろうか.. 18.

(4) . 自治体の少子化対策条例と出生率の変動要因 (1). 3. 3 -1. 経済学的解釈. シカ ゴ学 派 の ア プ ロー チ. 出生率の変動がなぜ起こるかについては様々な理論的説明がある‐ この問題に関する先駆的業績としてよ く知られているのはマルサスの 『人口論』 である‐ マルサス は 「人口は妨げがなければ幾何級数的に増加す るが, 収穫逓減の法則により生存資料は算術級数的に増加するにす ぎない」 と主張しており, 人口の変動は tus 生存資料の多寡に依存すると考えた (Thomas Robert Mal ‐ つ ま り, 人 々 の 所 得 が 高 , 212頁, 1948) まり食料や衣料などの生活物資の供給が豊かになると, 出生率が高まるというのである. これは結婚や子ど も作りが, 与えられた経済的な環境条件の中での人々の合理的な選択としての一面を持っ ていることを示唆 する考え方と言えよう. しかし, その後の歴史的事実の展開に照らしてみると, この考え方は必ずしも支持 されないことが分かる. 現在の先進諸国がそうであるように,.人口動態はマルサスの理論とは逆の動きを示 し, 経済が発展し豊かになるほ ど人口増加は鈍化する傾向を示したのである. 現代 にお ける 出生 力 の 経 済 理 論 に先 鞭 をつ けたの は, ライ ベ ンス タイ ンであ る‐ ライ ベ ンス タイ ン は1950. 年代半ばに経済発展論の一環と して人口成長の理論を展開し, その中で出生力決定の理論を提示した‐ ライ ベンスタインの経済発展論は人口成長の理論を含んでおり, 出生率や死亡率といりた人口要因を内生変数と 98 8)ゞ そこでライ ベンスタインは, 子 どもの最適数は子 どもを生む して扱おうと試みた (大淵寛, 127頁, 1 ことによって得られる限界効用 と限界費用の比較によって決定する という経済合理的な選択理論を提起した. こ の 経 済 的 な選 択 の 理 論 をさ らに厳 密 に 定式 化 した の はベ ッ カ ー, ミ ンサ ー, ウィ リ ス な どの シカ ーゴ学 派 の. 学者たちであっ た‐ 多数の経済学者が出生力研究に手を染めるようになり, 膨大な研究業績を蓄積した (島 田晴 雄, 120頁, 1992) . 出生 行動 を 経 済 学 的側 面 から ア プロ ー チ し, 世 に知 ら しめた の はベ ッ カ ー で ある-・ベ ッ カ ー の初 期 の 理 論. によれば, 子どもは消費財であり, 各家計主体 (親) は消費者選択の理論的枠組みに基づいて, それぞれの 最適子 ども数を選択するというものである‐ そしてベッカーは, 子 どもの数と質には強い代替関係が存在す ることを主張し, 経済成長が子 どものコストを著しく上昇させると 分析している (Gary stanley Becker, 6) 135頁, 197 ‐ つまり, 生活水準が向上すると, 一般的な家計は子どもの数ではなく子どもの質をより充実 しよう とすることによって, より高い効用を得ようとする‐ 「子どもの価格」 は子どもの質と正の相 関を持 つので, 子どもの質が充実することは子 どもの価格の上昇をもたらし, その結果, 子どもの数は減少するこ とになる‐ したがって, 親は所得が高まるほど子どもからより多くの満足を得ようとして, より多くの教育 投資を行おう とするが, おのずと子どもの数は少なくせざるを得ないのである (島田晴雄, 1 24頁, 19 92) ‐ しかし, 子どもに対する親の需要所得効果は正であるが, それは質に対する需要であり, 子どもの数が増え る か どう かと いう こ と は一 義 的 に は言 え な い, と いう こ と になる‐ ベ ッ カ ー の 説 明 は, 子 ども が正 常財 (所. 得が高まるほど需要が高まる財) である としても, 経済的発展に伴っ て子 どもの数が増えないこともあり得 るという可能性を理論的に示した点では有益であるが, 親が子どもを作ることの経済的なメカニズムや要因 を必 ず しも説 得 的 に明 ら か に した と はい え な い (島 田晴 雄, 121頁, 1992) ‐ ま た, ベ ッ カ ー は伝 統 的 に企 業. の特性と考えられてきた生産の機能を家計においても認め, 家計生産における時間投入の重要性を強調した. 出産と育児はまさに家計生産の一部であり, とく に母親の時間集約的行動であるとして, この時間配分の理 論を出生力分析に適用しうると考えたのである‐ (以上, ベッカー, 1965を参照した‐) 近年, このように子どもを持つか持たないかという選択を, 家計の他の財やサー ビスの消費行動や就労行 動, 家計内の家事による生産活動など全体的な枠組みの中に位置付けて, より一般的な理論モ デルの中で分 析しようとする研究が進歩を遂げている. ベッカーの理論を端緒とする実証分析は, シカ ゴ学派に受け継が 19.

(5) . 宇田川拓雄・馬場. 一徳. れ現在も続けられている‐ 3-2 島田理論の追試 -経済的要因分析- 出産の意思決定に関して島田は, 上記のシカ ゴ学派のような経済学的見地からの分析を行い, 「子 どもを 持つか持たないかの選択は合理的な意思決定の結果である」としている(島田, 198 8) . すなわち, 子 どもを 持つということに, 耐久消費財を持つのと同じような満足を得るという消費的な意味と, 生産財あるいは資 本財のようにそれを通じて将来の所得を得るという投資的な意味の両面が含まれる とし, 子どもを持つこと によって得られる効用あるいは満足とそのことによっ て蒙る不効用あるいは費用とを比較評価し, 前者が後 者を上回れば人々は合理的な選択の結果として子 どもを持とうとするであろう し, 逆であれば持たないであ ろう と 説 明 している.. r 子どもを持つという選択に経済学的 ・な意味があるとすれば, 昨今の出生率の低下は何を意味するのか. 人々 が経済合理性にしたがって子どもを持つか否かの選択をしているとすれば,( 1 )子 どもから得られる効用や満 ‐足が減退してきたか ( )あるいは子ども生んで育てる費用が増大してきたか,( 3 )あるいは両方の変化が起き ,2 ていることを示唆するものと考えられる. 島田の分析のように, 出産が合理的な意思決定の結果であるとす れば (島田晴雄, 12 2頁, 19 92) , 出生率の変動はどのような要因に拠るものなのか. ここでは, 島田の分析 した合計特殊出生率とその説明変数との相関についての追試を行うとともに, 出生率の変動要因についての 分析を行う. 島田の分析によれば, ご出生率と説明変数 {費用)と の間には, 「逆相関的な関係」 が見られる‐ すなわち, 年 ごとに出生率が低下し, 同時に費用がそれに呼応するように上がっているのである. この分析 はかなり説得力を持つように思われる‐ しかし, ここに一つ問題点がある. 島田はいわゆるバブル経済崩壊 直前までのデータを用いて分析を行っているが, バ ブル崩壊までの日本社会は極めて特殊な大変動のさなか ・とにした分析結果は特別なものである可能性がある. 特に199 にあり, こ の時期のデータをも 0年前後のバブ ル崩壊以後から日本 ●の社会構造は大きく変化したと思われ, 島田の結論とは異なる分析結果が出るかもしれ 98 8年までのデータにそれ以降のデー ない. 以下 では, できるだけ島田と同様な変数を用い, 島田の用いた1 タ ・を加えて, 現時点でも彼の主張が妥当か どうかを検討したい. ( 1 ) 子どもを持つことの効用と満足 , 子どもから得られる効用や満足は, 機械や資本設備などを持つことによっ て, それらが生産活動による収 益を生んでくれることに似ている. また, 将来の満足を得るために子育てに費やす費用は機械や資本設備へ の投資と同様な意味を持つものと言える. 子どもから得られる効用や満足は, 前述したように, 消費財的な ものと投資財的なものに大別される. 消費財的なものは, 子 どもをもち, 子どもを愛することから得られる 満足そのものが効用となる. あるいは, 家族とともに子どもを育て幸せな家庭を築くこという行為そのもの から得られる効用である一 投資財的なものとしては, 子どもが成長して働き家計を補助してくれる, ある・い は家計を支えてくれることから得られる ・もの, また親が年老いたら親の老後の面倒をみてもらうというよう な役割期待に基づく効用である‐ { 2 ) 子育てにかかる費用と不便 子 どもを生み育てるためには, 食費, 住居費, 教育費など様々なコスト負担を強いられ, 子育てに伴うそ れなりの不便を甘受しなくてはならない. このような費用や不便は, 直接的なものと間接的なものに分け 、ら れる. 以下, 合計特殊出生率とその説明変数との関係について検証するが, 相関関係が直ちに因果関係を示 すものではない点に留意しなけれ ばならない. 20.

(6) . 1 ) 自治体の少子化対策条例と出生率の変動要因 (. 3ー 2ー1. 教育 費. 直接的な費用には, 出産費用, 養育費, 住居費などが含まれる‐ 出産費用は一時的な出費で子 どもにかか る費用全体の中ではそれほ ど大きな費用ではない‐ 養育費は子どもの食費や教育費な どの直接的費用で, 養 育の仕方によっ ては極めて大きな費用負担となる‐ また, 受験勉強のためのさまざまな教育費を合わせると 子を持つ親の教育費負 担は多大なものとなる傾向がある. 以上の費目の中では主に子どもだけにかかる教育 費が特に重要である‐ 図1は, 子ども一人当りの平均学校教育費と合計特殊出生率の推移を並べて図示したものである‐ 島田の 分析においては幼稚園から大学までの年間総教育費支出額を総就学人口で除した推計額が用いられているが 2) (島田晴雄, 125頁, 199 , 本稿においては同一の統計数値が得られなかっ たので, 幼稚園から高校まで(公 立のみ)の一人当りの年間学校教育費の総計額をその代用変数と して用いた. 島田の分析(1988年まで)以後も一人当りの教育費は増大傾向にある が, 近年はやや減少しながら推移して おり, 全体を見た場合, 教育費と出生率の間に明確な逆相関的な関係があるとは認められないように思われ る( 1988年までは島田の指摘に一致する)*2 ‐ しかし, はっきり逆相関的な関係があるか どう かは分からな いものの, 現実に出産意思決定にとって教育費の負担が無視し得ない影響を及ぼす だけの大きな要因になっ て いる こ と は推 察 さ れる だ ろう. (円) 5500000 5000000 4500000 4000000 3500000 3000000 2500000 2000000 1500000 9 9 8 9 SI 91 9 9 01 9 9 9 21 9 9 31 9 41 9 9 8 9 8 61 9 8 71 9 8 81 9 8 9 11 9 8 31 9 B 41 9 SI 7 9 7 91 9 8 01 9 8 11 9 8 21 9 7 51 9 7 61 9 7 71 9 81 1. 1000000. 1一一合計特殊出生率 --推計総額(公立月. 図1. 3ー 2 ー 2. 合計特殊出生率と1人当たりの学習費総額. 住居費. 日本のように地価が極めて高い国においては住居費も重要な直接費用であり, 子どもの置き場所コストと して, 住宅費用, 特に地価は子育てコストの中でも大きな位置を占めると考えられる‐ 図2は住宅の市街地 3‐ここでは説明変数として島田が分析に用いた住宅 価格指数と合計特殊出生率の変化を並べたものである* ‐ 敷地価格に代わっ て市街地価格指数をその代理変数としている ( 1990年3月時点での住宅地価格を100として .・ ・ 示した指数である) ‐. ‐. 島田は1 98 8年までのデータを示し, 両者の間に明瞭な逆相関関係が認められるとする (島田晴雄, 1 26頁, 1992) ‐ しかし, 1991年以後の住宅敷地価格は下降傾向を示している. 市街地価格指数は1991年以降下がり つ づけているが, 基準となる1990年3月時点の土地価格はいわゆるバブル最盛期に当り, 地価の高騰が著し い時期である‐ したがっ て, 下降傾向にあるといえ ども一概に住居費負担の減少と判 断することはできない. 市街地価格指数が下降しているにも ‐かかわらず合計特殊出生率が減少,しつ づけていることから, 少なくとも 住宅敷地価格と明確な逆相関的関係があるとは判断し難い‐ 21.

(7) . 宇田川拓雄・馬場. 一徳. 120. ・・. .. ‐. ,. ・. 8 1 9 7 51 9 7 81 9 7 71 9 7 81 9 7 9I 9 8 oー 9 8=9駿ー 9綿ー 9綿1 9貼1 9 8 61 9 7掩闘1 9胎1 9 9 01 9 9 tl 9 9 2f 9 9 31 9 9 4・ 9 9 51 9 9 6f 9 9 7. 30 20. 一一合計特殊出生率 --市街地価格指数(住宅地) 1 1. 図2 合計特殊出生率と市街地価格指数 (住宅地). 3ー3ー3. 女子労働力率. 子育てコストとしては, 教育費や住居費といった直接費用以外に間接的費用についても考えなけれ ばなら ない. 間接的費用 とは子 どもをもったために失うことになったいわゆる機会費用であり, その最大のものは 母親となったために失われた勤労所得である (総合研究開発機構, 8 2頁, 1994 ) . 女性の就労が一般化 し, また女性の仕事の内容が高度化して,、給与あるいは収入が相対的に高まってくると, 子どもを持りことによっ て犠牲にしなくてはならない機会費用, あるいは間接的費用が高まってくる. 近年の女性賃金の上昇が著し いことは, 子育ての機会費用が急速に高まっていることを意味する. それは他の条件が変わらなければ子ど もを持つ意欲を抑制する‐はずである. - 4と合計特殊出生率を同じグラフの上に示したものであるが そこには逆相関的関係 図3は女子労働力率* , が認められると言ってよい. 近年の女子労働力率は50~51%の間で安定的に推移しているが, これまでの上 昇傾向からみれば女性の就業率の上昇は子どもを持つことの機会費用である女性賃金を上昇させ, 出生行動 を抑制する要因になっていると考えられる.. 1 9 7 9 61 9 〇1 51 7 7 71 9 7 た 81 9 7 91 9 8 9 8 11 9 8 21 9 8 31 9 8 41 9 8 51 9 8 61 9 71 9 8 81 9 9 O1 9 9 9 8 9 8 91 11 9 21 9 9 3丁 9 9 41 9 9 51 9 9 81 9 9 7. トー合計特殊出生率 --女子労働力率1. 図二 3 合計特殊出生率と女子労働力率. 22.

(8) . 1 ) 自治体の少子化対策条例と出生率の変動要因 (. 3-3-4. 平均初婚年齢. もうひとつの間接的費用は自由の喪失である‐ 結婚して家庭 を持つことは 「幸せ」 という効用をもたらす 28頁, と同時に, 特に女性にとっては束縛と自由の喪失という側面があることは否定できない (島田晴雄, 1 1992) .. 図4 は女子の平均初婚年齢*5と合計特殊出生率の動向を示したものであるが, 近年, 女子の初婚年齢は急 激に高まっ ており, それと反比例して出生率は低下している. これは女性の平均初婚年齢が上がる と完結出 生児数そのものが少なくなる可能性を示唆するものである. 初婚年齢と出生率の間にはいわば物理的な関係 があるから, この逆相関的関係は当然の結果であるが, 重要なことは初婚年齢の急激な上昇現象である. す 、 自由をできるだけ長い間享受しよう とシングルライフを過ごす結果 初婚年齢が なわち女性が束縛を嫌い, , 亡 上昇してきたのだとすれ ば,.自由の喪失という′ ・理的な間接費用は出生率低下の大きな要因であると判断で きる. この変数が有意であることは, 出生率の低下が個人的な選択の結果としてもたらされている可能性を 示 して いる. ′. 9 9 9 9 9 9 61 9 9 7 9 8 71 9 8 81 9 B 91 9 9 01 9 9 11 9 9 21 9 9 31 41 51 81 9 91 9 印 01 9 8 11 9 8 21 9 8 31 9 8 41 9 8 51 9 8 61 51 7 71 9 7 7 1 9 7 9 7 61 9. 1 1一‐合計特殊出生率 --平均初婚年齢(女性). 図4. 合計特殊出生率と平均初婚年齢. 以上のように島田理論の追試を行っ たが, 1988年以後のデータを加えて分析した結果では, 教育費及び住 居費に関しては合計特殊出生率との間に明白な逆相関的関係を認めることはできなかっ た. しかし, 前述し たように, 近年における教育費, 住居費はともに低下傾向を示してはいるが, 出産の意思決定に及 ぼす影響 は無視し得ない要因となっ ており, 島田の主張を完全に否定することはできないだろう. また, 女子労働力 率と初婚年齢に関しては今後も上昇傾向を続けることが考えられ, 出生率の動向が懸念される. 社会学的行為理論の立場に立てば, 人間行為は個人の社会的行為として把握される‐ 個人が何か行為を行 う際は, 損得勘定 (そろばん勘定) を行い, 得になることは実行し, 損になることは避けようとする. その 意味で, 個人行為者は合理的な経済人である. しかしながら, 個人は利害によっ てのみ行為を選択するので はな い こ と は明 ら かで ある‐ 我々 は 理念 と 利 害 に よ っ て 生 きて いる. 自 分の 信 奉 する 何. ら かの 理 念 ゆ え に,. 損になることもあえて行う. 出産行為における理念とは, 個人に内面化されている子どもを持つことに関す - r る社会的価値, 個人のライフスタイルに関する好み, ‐社会状況における社会規範などである. .個人をとりまく 社会変化のある時期に一見合理的選択に基 づいて行為が行われているように見えることがあるかもしれない が, 出産行動を経済的要因のみでそれを十分に説明することは難しいと考えられる‐. 23.

(9) . 宇田川拓雄・馬場. 4. 一徳. 自治体の少子化対策. 子どもを持つ, 出産する, という 行為は, 基本的には女性 (妻) 個人 (およびそのパー トナー) の自由な 意思決定による個人的行為である‐ しかし, それが便益との関係でのみ決まるとは考えがたい. それは当の 女性だけでなく, パー トナー, 家族, 親族, ひいては社会全体の運命をも左右しかねない, 極めて重要な社 会的な行為である. 個人は何らかの意図ないし意味を持っ て子づくりを決意する. その行為の 「意味」 は個 ものだが, それは同時に, 社会的・文化的にも規定されていると考えられる. 出産, 人的に想い描かれている‐ 子育てという行為は, 現実には家族内だけで行われるのではなく, 親族, 近隣, 地域社会などと密接な関係 なしには不可能である‐ 個人の価値観や個人に向けられる社会的な期待も周囲の人々との関係や社会環境の 中 で 形成 さ れ, 補 強 さ れ, 変 化 する‐ 前 の節 で は 全 国 レベ ルの マク ロ デー タ を扱 っ た が こ こ で は地 方 自治 ,. 体の子育て支援策と出生率の関係を調べよう. 4-1. 「出産奨励金」*6制度の概要. 子どもの誕生は家族, 親族, 地域社会によっ て祝福されるでき ごとである. 少子化現象が指摘されるよう になる以前から, 地域住民の出産に対して地方自治体の首長が少額の祝い金を出すことはあった. 子どもを 育てることに対する国の金銭的援助は児童手当という形で以前から存在するが, 国の施策 (児童手当制度) とは別に, 独自に地域住民に対して出産祝い金, 誕生祝金, 児童育成支援金な ど (以下, 支援金制度) の名 目で, 追加的な金銭的な助成をおこなっ ている地方自治体がある. 特に, 199 0年頃から高額の 「出産奨励金」 「子育て支援金」 を支給する自治体が現れはじめた. 日本経済新聞 (19 97年2月7日) によれ ば, 1997年現在 で 「出産一時金」 を100万円*7以上支給している自治体は下記のとおり国内に1 6あっ た‐. 平舘村 (青森県). 深浦町 (青森県). 鶴田町 (青森県). 岩出山町 (宮城県). (宮城県) 北上町▼. 秋田県. 西方町(栃木県). 八丈町 (東京都). 和泉村 (福井県). 河野村 (福井県). 豊平町(広島県). 内海町 (広島県). 高野町(広島県). 本郷村 (山口県). 川上村 (山口県). むつみ村 (山口県). 上那賀町 (徳島県). 厚 生 省 によ れ ば, 日 本, ドイ ツ, ス ウ ェ ー デン, 英 国, フラ ンス の 児 童 手当 は 表1 の とお り である (単 位. は円) . 一見して分かる とおり, 日本の手当て額は他国に比べて少なく, 対象年齢層も薄い. 児童手当に関 しては, 日本は先進国型, 福祉国家とはいえず, まだ開発途上国型と言わざるを得ないだろう. 日本では子 どもを一人育て上げるには, 大学などの高等教育費を含めると2千万円から3千万円の費用がかかると言わ れている. ・児童手当は子育て費用の ごく一部分を補助するものであることはどの国でも同じである‐ 子育て 費用全体から見れば1 00万円程度の給付はまだまだ十分とは言えないが, 自治体にと っ てその負担は決して 軽くないし, 児童手当しかもらえなかっ た場合と比べてみれ ば, 親にとっても少ない額ではない. この自治 体が行う独自の子育て支援金条例はどのような事情で制定され, どのような効果をもたらしているのかを調 べてみた.. 24.

(10) . 1 ) 自治体の少子化対策条例と出生率の変動要因(. 表 1. 主要国の児童手当 (円). 日. 支給対象. 3歳未満 (-). (学生の. スウエーデン. 18歳未 満27歳. 16歳未満 20歳未満. 未満. 場合) 支給月額. ドイ ツ. 本. 英. 国. フラ ンス. 16歳未 満19歳. 16歳未 満20歳. 未満. 未満. 第1子. 000 5 ,. 13 126 ,. 8 442 ,. 6 709 ,. 第2子. 5 000 ,. 13 126 ,. 8 442 ,. 5 452 ,. 12 529 ,. 第3子. 000 10 ,. 19 689 ,. 080 =,. 452 5 ,. 16 052 ,. あり. あり. なし. なし. なし. 所得制限. 4-2 青森県内市町村の少子化対策 青森県には67の市町村がある‐ そのうち支援金制度を町村独自の条例によって制定し, 施行している自治 体は20町村(平成11年3月時点)である (表2) . およそ3分の1の自治体が支援金制度を採用している. ベ ッ カ ー ら シカ ゴ学 派 が述 べ て いる よう に, 出 産 が合 理 的 な 意 思 決定 によ る 結 果 だとす れ ば (Becker, 1. 97 6) , この支援金制度は出生数を増加させ, あるいは出生率の減少を抑制しているはずである. 出生率の低 下は様々な経済的要因や社会的要因が絡み合い引き起こされている と考えられるが, ここでは青森県の自治 体における支援金制度について取り上げ, 出生率と支援金制度との関連についての分析を行う. 表3, 4, 5は青森県の各自治体における人口動態, 出生率, 経済指標の伸びを示したものである (○印 5年の値から1980年の値を差 が条例を持っ ている自治体である) ‐ なお, 人口動態及び経済指標の伸びは198 し引きした数値である. また, 経済指標データのうち平舘村, 三厩村, 稲垣村, 車力村, 相馬村, 西目屋村, 碇ヶ 関村, 横浜町, 風間浦村, 田子町については不明のため未記入としている‐ (1) 人口動態 人口減少~人口増の順に並べ替えた‐ 条例を実施している自治体の人口動態は, ほとんどの自治体におい てマイナスを示しており, 人口が増加している自治体は平内町, 常磐町, 平賀町の3町だけである.. (2) 出生率 出生率は合計特殊出生率の数値が得られなかったので, 人口1000人当たりの出生数の数値を用いた‐ 出生 率減少~出生率増加の順に並べ替えた‐ 出生率の変動を見ると子育て支援金条例を持っている自治体が平均 以 下 に 集中 してい る.. (3) 経済的要因 経済指標は人口一人当たりの, 工場製品出荷額等と小売り販売額を加えた額を用い, 1985年の値から1 98 0 年の値を引いたものである. 減少~増加の順に並べ替えた‐ 経済指標の伸びをみても, 条例実施自治体は平 均以下に集中しており, 経済的停滞を示している‐. (4) 地理的分布 次に自治体の地域的な分布について考えてみる‐ 図5は条例を実施している自治体 (黒く塗っ た部分) の 25.

(11) 深 浦 町. 木 造 町. 鶴. 7. 8. 9. 例. 励. 条. 例. 南. 部. 例. 20 南 郷 村. 支 .. 給. 条. 例. 出産祝金及び子育て支援金. エ ン ゼ ル 育 成 条 例. 条. 1 9 平 内 町. 金. 子そたて支援金条 例. 援. 出産祝金及 び児童育成支. 18 小 泊 村. 17 大 畑 町. 15. 児 童 出 産 祝 金 条 例. 奨. 16 稲 垣 村. 宝. 例. 出 産 祝 金 支 給 条 例. 子. 条. 町. 14 大 鰐 町. 励. 出 産 祝 金 支 給 条 例. 例. 13 倉 石 村. 奨. 宝. 条. 子. 励. 12 平 賀 町. 奨. 宝. じよっぱりつ子誕生祝金条例. 子. 村. 条. 児童育成支援金条 例. 金. 11 常 盤 村. IQ 柏. 平成3年4月IB. 子供を健やかに生み育てる 援 金 条 例 支. 脇野沢村. 6. 町. 平成3年4月IB. 若者定 住 促 進 対 策 条 例. 十和田湖町. 5. 田. 平成3年4月IB. 子宝育成奨励金支給条例. 尾 上 町. 4. 遮光(シャコ) ちゃん誕生祝. 平成3年4月la. りんごつ子祝金条例 出産 祝金及び育成奨励 金 支 給 に 閏 す る 条 例. 森 田 村. 3. 要. 目. 的. 一人につき2万円を支給. 7子に1 4 0万円を出生時, 3歳の誕生日, 小学校入学時, 中学校入学時, 中学校卒業時の5回に分けて支給. 第3子に総額IDO万円, 4子に110万円, 5子にi2 0万円, 6子に130円, ,. 町の人□の自然増を願い, 出産を奨励し, 児童の健全育成を図り活気に満 ちた町づくりを創造することを目的とする. \. 市浦村民の定住化をはかり, 生活および生産活動を高め, 住民福祉の向上 第3子以降に一人につき旧万円を支給 に資することを目的とする 児童及び少年が次代の社会を担い, 民主的で文化的な村会建設するための 第4子以降に一人につき総額10 0万円を出生時, 3歳の誕生日, 小学校入 財産であることにかんがみ, 、その健全な育成及び資質の向上を図り, もっ 0万円ずつ5回に分けて支給 学時, 中学校入学時, 中学校卒業時に2 て村及び社会の有用な人材の育成に寄与することを目的とする 0万円を支給 第3子にID万円, 4子以降に2 .ヮ子以降 出産を祝い, 心身ともに健やかな児童の育成を図るため, 出産祝金及び育 0万円,; 6子に6 0万円, 第3子に3 0万円, 4子に4 0万円一 5子に5 成奨励金を支給することを目的をする に? 0万円を出生時, 小学校入学時, 中学校入学時の3国に分けて支給 第3子に総額3 0万円, 4子に40万円, 5子に50万円, 6子 に60万円, 7 における生活の安定に寄与するとともに , 次代の町を担う児童の健全育成 0万円を出生時, 3歳の誕生日, 小学校入学時, 中学校入学時 及び資質の向上を図り, 町及び社会の有為な人材を育成することを目的と 子以降に7 する の4回に分けて支給 過疎現象の緩和を図るため, 定住者等に対し奨励金等を支給し, 若者の定 第3子以降に一人につき3 0万円を支給 住促進による地域の活性化を推進することを目的とする. 概. 青森県内町村の子育て支援金条例. 平成4年4月1日. 中学校入 第3子に総額ID O万円を出生時, 3歳の誕生日, 小学校入学時,. 学時, 中学校卒業時の5回に分けて支給。 第4子以降は1子増すことにIQ . 万円増額して支給 ・ ’ 0万円, 5子以降に5 0万円を支給 平成4年4月1日 第3子にIQ万円, 4子に3 を出生時 小学校入学時 中学校入学時の 3回 第3子以降に総額5 0万円 , , ・ 平成4年4月2日 に分けて支給 第3子に総額3 0万円, 4子に4 0万円, 5子以降に50万円を出生時, 小学 出産を祝い, 心身ともに健やかな児童の育成を図るため, 出産祝金及び育 平成4年4月1日 校入学時 中学校入学時の3回に分けて支給 成奨励金を支給することを目的をする , 第3子に30万円, 4子に50万円, 5子に知万円, 以降1 子増 すご とに20 出産を祝い, 心身ともに健やかな児童の育成を図るため, 出産祝金を支給 IB 平成4年7月 することを目的をする 万円を加算して支給 第3子以降に総額3 0万円を出生時, 小学校入学時, 中学校入学時の3回 出産を祝い, 心身ともに健やかな児童の育成を図るため, 出産祝金及び育 IB 平成6年4月 成奨励金を支給することを目的をする に分けて支給 第2子に5万円, 第3子に2 0万円, 第4子以降は1子増すごとに10万円 出産を祝い, 心身ともに健やかな児童の育成を図るため, 出産祝金を支給 平成6年4月1巳 を加算して支給 し, もって人口定住の促進を図ることを目的とする 児童が次代の社会を担い, 明るく豊かで住みよい活力のある村づくりの財 ・ 産であるという認識から, その健全育成を図り活気に満ちた村づくりを創 平成6 年7月1日 第3子以降に2 0万円を支給 造することを目的とする 第3子以降に総額4 0万円を出生時, 小学校入学時, 中学校入学時の3回 出産を祝い, 心身ともに健やかな児童の育成を図るため, 出産祝金及び児 平成?年4月1日 童育成支援金を支給することを目的をする に分けて支給 子どもは次代の社会を担い, 明るく豊かで住みよい活力あるあずましい村 j \学校入学時 第2子の出生時に3万円, 第3子以降は出生時に10万円,ノ づくりの財産であるという認識から, その健全な育成及び資質の向上を図 平成8年4月IB に5万円を支給 」 \泊村及び社会の有用な人材を育成支援することを目的とする り,ノ 子供が次代の社会を担い, 明るく豊かで住みよい活力ある平内町づくりの 第3子以降に総額3 0万円を出生時, 小学校入学時, 中学校入学時の3回 財産であることに鑑み, その健全な育成及び資質の向上を図り, 町及び社 平成9年4月1日 に分けて支給 ,会の有用な人材を育成することを目的とする 児童の養育している者に対して出産祝金及び子育て支援金を支給すること 0万円, 5子に5 0万円を出生時, 3歳の誕 第3子に総額3 0万円, 4子に4 I により, 家庭における生活の安定に寄与し, もって次代の村を担う児童の 平成IQ年4月IE 生日, 小学校入学時の3回に分けて支給 健全育成を図ることを目的とする. 平成4年4月1日. 平成3年4月IB. 平成2年4月1日. 児童等育成奨励条例. 平 舘 村. 施行年月日. 2. 名. 8年1 0月1日 昭和5. 倒. ふるさ と 定 住 対 策 条 例. 条. 市 浦 村. 市町村名. 表2.

(12) . . 自治体の少子化対策条例と出生率の変動要因 (1). 表3. 表4. 人口動態. 厩. 00 00〇 0 0〇. 十和 田湖 町. -428 一396 -393 ‐375 -373 -372 -369 一364 -351 -344 -333 -333 -308 -304. 造 垣 里 鰐 浦 畑 戸 予 内 田 舘. 田 川 鶴 平. -945 -912 -811 -770. -709 一665 -637 -557. -537 -533 -499 -456. 村 井 佐 村 崎 岩 町 名 川 町 今 別 浜 町 横 泊 村 小 西 目 屋 村 町 金 木 郷 r 村 南 村 森 田 風 氏 間 浦 不寸 六 ヶ 所 村 - 町 東 北 村 市 浦 町 板 柳 村 東 通 新 郷 村 大 間 町 町 五 戸 村 柏 町 田 蟹. 田 舎 館 村. 0. 南 藤 碇 七 倉 蓬. 部 崎 ヶ. 関 戸 石 田. 町 町 村 町 村 村. 000. 脇 野 沢 村 天 間 林 村 尾 毛 平 常 上. 上 内 盤 ゴヒ. 野 辺 地 馬 木. 相 岩. 町 町 村 町. 石 力 石 地 賀 岡 田 戸 沢 上. ノ. 二 階 十 む 弘 八 青. 田. 和 つ 前 戸 森. -287 一248 一248. -243 -232 一207 -206 .. -204. -188 -185 一179. ‐ Lムー30 ▲ -114 ・ -111 -87 -14 -3. 8 33 50. 町. 63. 村 町. 71. 五 所川 原 市 黒 車 百 ネ冨 平 字良 下. -301. 市 村 町 村 町 町 町 町 市 町 市 市 市 市 市. 倉 石 大 間 損8 莱 折 属 氏 間 浦 平 舘. 村 町 村 村 村. 田 舎 館 村 崎 岩 浜 横 ゴ 戸 む つ 佐 井 力 車 大一 畑 弘 -前 市 浦 南 郷 西 目 屋 八 戸 賀 平 田 .蓬 上 尾 内 ・ 平 七 戸. 村 町 町 市 村 村 町 市 村 村 村 市 町 村 町 町 町. 天 間 林 村 町 五 戸 町 南 部 村 田 、森 森 市 青 r村 小 泊 市 黒 石 町 深 浦 里 町 中 -十 和 田 市 金 町 木 町 鶴 田 ▲ 崎 町 奇 -藤 鰐 ▼ 町 大 上 町 階 ・ 1 B j 町 今・ n 田 子 町 町 岩・ 木 浪 岡 町 六 ヶ 所 村 川 町 名 十 和 田才胡 町 鯵一 ヶ 沢 町 碇 ヶ 関 村 町 板 柳 馬 村 相 下 田 町. 100 115 120 188. 脇 野 沢 村. 191 251. 東 川 柏 福 木 , 常 上. 265 291 353 471 719. -4‐8 -4‐5 ー4.3 ー4.O ー3‐5 -3‐I -3‐O -2‐9 -2‐8 ー2‐7 ー2.7 -2-6 -2.6 ー2.4 -2.2 -2‐2 ー2‐2 -2-I -2-1 -2‐1 -2.I -2-O -2.O ー2‐O. 百 六. 石 戸. 町 町. 五 所 川 原 市 北 内 地 造 盤 ゴヒ. 町 町 村 村 町 村 町. 1174. 野 辺 地. 町. 2617 2638 3129 5529 9964 -. 三 三 蟹 稲 東. 厩 沢 田 垣 通. 村 市 町 村 村. O -2‐ -2.O -1‐9 -1‐8 -1‐7 -1‐7. 6 -1 ‐ ー1‐6 -1.6. 6 -1 ‐. ー1‐4 ー1‐3 ‐3 . -1 ー1.2 ー1.2 -1.I -0‐7 -0.7 ー0‐6 -0‐5 ー0‐4 -0‐3 -0‐3 0.0. r. 0 0 ‐ 0.2. 0 3 . 3 0 . 0 4 . 0 4 ‐ 0.6. 0 7 . 0.7. 8 0 . 0 8 . 1‐I 1.I 1‐2. 1 2 . 1 4 . 1‐5 1‐9 2-5. (1985~80) 大. 町. 畑. 十 和 田湖 町 犀 毛 十 階 倉 岩. 上 田. 和 上 石 崎. 町 市 町 村 村. -0‐4049. 3436 -0 . 0684 -0 - -0-0057. 0425 0 - 0 0607 - 0 0677 ‐. 脇 野 沢 村. 0 0○○. -1114. 沢. 0. 村 町 町 不寸 町 町 町 町 町 町 町 町 村. ヶ. 00〇. (1985~80). (1985~80) 三 鯵 木 稲 中 大 深 大 一. 表5 経済指標の伸び. 出生率の伸 び. 天 間 林 佐 井 岩 木 森 田 内 川 金 木 内 平 小 泊 名 川 平 賀 鶴 田 蟹 田 里 中 柳 板 五 戸 藤 崎 東 北 浦 深 蓬 田 郷 南 造 木 盤 常 鰐 大 別 今 青 森 七 戸, 前 . 弘 む つ 浦 市 ノ ‐ヶ 所 鯵 ヶ 沢 下 田 新 郷. 村‐ 村 町 村 町 町 町 不寸 町 町 町 町 町 町 町 町 町 町 村 村 町 村 町 町 市 町 市 市 村 村 町 町 村. 野 辺 地. 町. 地 石. 福 黒. 0‐0712. 0 0751 ‐ 0. 0758 0 0815 ‐ 0 0823 ‐ 0 0922 ‐ 0 0989 . 0 1000 . 0 1007 . 0 1053 ‐ 1060 0 ‐ 0 ‐1095 0‐1107. 0 ‐1157 0.1248 0.1395. 0 1530 . 0 1548 ‐ 1566 0 . 0‐1582. 0 1586 ‐ 0‐1647. 0 1699 ‐ 0‐1802. 0 ‐1829 0 ‐1858 0 1934 ‐ 0 1948 ‐ 0 1974 ‐ 2098 0 . 0 2110 ‐ 0 2122 ‐ 0‐2244. 2325 0‐ 2338 0‐ 0‐ 2568 0 3193 ‐ 0 3203 ‐ 0 3219 ‐. 村 市. 田 舎 館 村 南 ノ. 上 ニ 浪 大. 部 戸’ コヒ 戸 岡 間. 町 町 町 町 町 町. 0‐3246 0‐3250. 0 3292 ‐ 0 3398 ‐ 0」3421. 五 所 川 原 市 柏 三 八 束 百 平 三 稲 車 相 西 碇 横 属 氏 田. 沢 戸 通 石 舘 厩 煩 力 馬 目 ケ. 屋 関. 浜 間 ?甫 ・子. 村 市 市 村 町 村 村 村 村 村 村 村 町 村 町. 4063 0 ‐ 0 4136 ‐ 0 4396 ‐. 0‐6138 ′. 0 8370 ‐ 1‐0171. ・. 27.

(13) . 宇田川拓雄・馬場. 一徳. 分布を示したものであるが, 青森県西部の津軽地方にやや偏りがみられる. 東津軽郡の平内町・平館村 西 , 津軽郡の木造町・深浦町・森田村・柏村・稲垣村, 南津軽郡の大鰐町・尾上町・平賀町‐常盤村 北津軽郡 , の鶴田町・市浦村・小泊村の14町村である. 青森県で条例を実施している自治体の20町村中1 4町村が青森県 西部に分布している. これらの町村の中には比較的古くから支援金制度を実施している自治体が多くみられ る‐ 受給資格申請書類の形式や支給台帳の様式が非常に似通っ ている‐ このような地域的な偏りの一因は周 辺自治 体の影響, つまり自治体の横並び傾向が現れているといえるのではないだろうか (ただし, インタビュー ではどの自治体も, 議会で審議して独自に制定したと答えていた.). むつ市. ・ 東通村. 今別町 ′ 蟹田町. ・ 1 、. 西目農村. 図5. 醐. と 、. 八戸市. 地理的分布. 以上の分析から, 条例を制定している自治体は出生率が低く, 津軽地方の平野部に多く見られる. また, 出生率が他と比べて低くなく とも条例を実施しているのは, 津軽地方の平野部以外の自治体であることが分 か る.. ,. ▼. (5) 条例の効果 条例 を制 定 して いる201の 町村 のう ち, I99I年 ~1994. 表6. 年に制定した14の町村の出生率と, 条例を制定してい. 1988. ない46の市町村のうち市を除いた39町村の出生率の変 化を調べた (表6) 1が7 . 条例を制定した14町村では8 . . 7と減少(4 9%減)している. 条例を持っ ていない町村 ‐ で は9 2が8 0と減 少(13 0%減)して いる‐ こ の デー タ か . ‐ ‐ 28. 出生 率 の比 較 (1988~97). 1997. 14町村. 8 1 .. 7 .7 ,. 39町村. 9 2 ‐. 8 0 ‐.

(14) . 1 ) 自治体の少子化対策条例と出生率の変動要因 (. ら, 条例は出生率向上には寄与していないが, 減少への歯止めになっ ている傾向はあるのではないだろうか‐ 条例の概要に関してその特徴をま とめてみよう‐ まず, その対象がほとんどの自治体において第3子以降 997 ) において理想子 ども数(平均理想子ど の出生児である. 厚生省の調査 (厚生省人口問題研究所, 8頁, 1 21)がともに3人未満であることを考慮すれば, 出生率向上を 53)及 び完結出生児数(平均出生児数 2 も数 2 ‐ ‐ 狙って, 受給対象者の規定を第3子以降とすることは妥当であるように考えられる. しかし, 出生順位別に みた出生数の年次推移において第3子以上の出生数はわずかな減少傾向を示している だけで, 第1子と第2 2) 子の出生数が大幅な減少を示している (厚生省人口問題研究所, 23頁, 199 ‐ また, 出生順位別にみた出 生数構成割合の年次推移では, 第1子と第2子の割合が8割以上を占める傾向に変動がみられないことを示 2) している (厚生省人口問題研究所, 21頁, 199 ‐ つまり, 出生率の減少は第1子, 第2子の出生の減少に よるところが大きいと考えられ, 第3子以降の子の育成支援が出生率を回復することにつながるとは言い難 し)-. また, 支援金の金額としては最高総額1 00万円の自治体もあれば, 2万円の自治体もある. 平均的にみれば 一人につき30万円支給するという自治体が多い. 出生数のデータを見るかぎり金額の多い自治体ほど出生数 が増加しているという傾向は見受けられない‐ 条例の施行年月日に関しては, 平成3年から平成4年にかけて支援金条例を制定している自治体が多い‐ 平 成元年は「丙午」の合計特殊出生率を下回り「 1 57ショック」として少子化が表面化した時代であり (人口問題 . 審議会, 1998 ) , 支援金条例はこの状況をうけて制定されたものと推察される‐ 支援金条例の目的に関して 条例の設置趣旨で, 出生数の増加を言明している自治体は木造町(遮光ちゃ ん誕生祝金条例)のみであり, 他 の自治体においては 「児童の健全育成及 び資質の向上」 がその目的とされている‐ また, 市浦村, 脇野沢村, 南部町では 「人口定住促進対策」(人口流出による過疎対策) の一環として支援金条例が定められている. 経済的給付と出生率の間になんらかの関係があることはスウェー デンの例でも明らである‐ しかし, だから 8 といって, 経済給付を行えば出生率が必ずあがるとは言えない* ‐ さらに, 自治体の横並び傾向もうかがえる. おそらく, 平成2年ごろ, 津軽地方のどこかの自治体で, 出 産祝い金ないし子育て支援金の実例*9の情報を入手した. 自治体の首長が趣旨に賛同 し, 首長提案の条例 と して, 議会 に提 出, 満 場 一 致 で可 決さ れ 近 隣の 自 治 体 で そ れをま ね た も の と 思 わ れる‐ ,. 出生数を増やしたいという支援金条例の目的は達成できていないと言わざるを得ない. 一般に出産給付金 は機会費用 に組み込まれ, 「当然の権利」-になっ てしまう‐ 支援金支給事務は役所のルーチンワークとなり, 制定時の趣旨も時間がたち担当者が変わり, 忘れられ, 職員が機械的にお金を支出しているケースが少なく ない‐ しかし, そうでない例もある‐ 次稿 (2) で詳しく述べるが, 鶴田町では, 町長・助役が出席し誕生 証書授与式, 支援金証書授与式を毎月行い, セレモニーを開催している‐ 写真撮影, 手形, 足形をとる 記 , 念品を授与するといった行事が行われ, これに保健婦の新生児保育指導, 母親の生活指導, 夫婦生活指導な どが続く‐ 単に条例を制定しただけでは非常 に弱い子育て支援にしかならない. 地域として赤ちゃんの誕生 を歓迎し, お祝いする, その親達にも支援を行う, という姿勢がな ければせっかくの支援金も無駄金に等し いだろう. 赤字財政に悩む過疎地域の自治体が独自に, 本格的に高額の金銭的な子育て支援を行うのは大変 難しい‐ 国が本格的な子育て支援策を行うことが望まれる. )王. 1. 本研究は, 平成8~9年度文部省科学研究費補助金 「映像社会学の手法による出産奨励金に対する住民の意識と態度に関す る質的研究」 を受けた. 調査の実施にあたっては, 鶴田町役場をはじめ, 多くの自治体の関係者の方に協力いただいた‐ ま た町会議員, 学校, 幼稚 園, 保育所, 一 般の住民, お母さん方にはイ ンタ ビュ ー に協力 していた だい た. 深く感 謝したい. 29.

(15) . 宇田川拓雄・馬場. 一徳. 2. 用いたデータ は大学での教育費を 含んでおらず, また公立学校のみで私立学校 分を含まない総計額であるので, そ れ ら を. 加えれば他の結果が出てくることはあるかもしれない‐ 資料:文部省大臣官房調査統計企画課「子どもの学習費調査報告書」 ‐ は 9 0 3 月末である 1 9 年 3. 資料:日本不動産研究所研究部「市街地価格指数」 現行指数の基準時 . - 4. 資料:総務庁統計局統計調査部労働力統計課「労働力調査年報」 5歳以上人口で除した . 労働力率は女子労働力人口を女子1 値 5. 資料:厚生省大臣官房統計情報部「人口動態統計」 6. 実際には 「出産奨励金」 という名称の給付制度を持っている自治体はない.「子育て支援」 などの名称が用いられている‐ 7. 100万円は高 額だろう か‐ 19 97年2月 の時点でみると, ドイ ツ 並の児童手当が支給されるとする と, 第 3 子 は15歳 ま で で, 2カ月 ×(1 1,360円 0 20円を受ける ことができる. 額の少ない英国並でも5 452円×1 5歳)=98 19 2カ月 ×( 15歳)=3 544 689円×1 , , , , 2カ月 ×3年 間=36 0 000円‐ こ れに100万 円を加えると1 00 0円×1 である. 日本の児童手当の実 際の支給は3歳未満なので, 10 ,3 , , 60 000円となる から, 子育て支援 金100万円は決して多す ぎる額ではない‐ ,. 9 1 9 8/5 8‐ 日本経済新聞によれば,「出産奨励制度は自治体の期待とは裏腹に, 出生率向上には結びついていないのが実情」( 0 ) であり, いくつかの自治体では制度の廃止を検討している‐ /2 9. 行政担当者へのインタビューにおいて, 津軽地方の奨励金制度は, 町の職員が研修で訪れた関西地方のある町で行われて いた制度を手本に したという 話を聞いた. 具体的に どの町かは特定できていない‐. 参. 考. 文. 献. 6 6 9 9 9 7 阿藤誠.兼清弘之編,『人口変動と家族』4 ‐ ,1 , 大明堂 2 4 6 9 9 3 阿藤誠,「家族の人口学的研究」 ‐ ,3 , 培風館 ,1 , 森岡清美監修 『家族社会学の展開』 9 0 9 9 伊藤達也,『世帯構成とその地域性』 0年モノグラフシリーズNo . , 総務庁統計局監修-日本統計協会発行 , 昭和6 ,1 井上俊一,「近年における核家族化および脱家族化の進展一世帯統計のライフ・コース分析-」 ,『社会学論叢』(日本大学社会学 会) 40 ‐ ,1993 , 第118号,19. 9 9 3 大谷憲司,『現代日本出生力分析』 .1 , 関西大学出版部 9 8 8 中央大学出版部 大淵魔,『出生力の経済学』1 , 9 1 大淵魔・森岡仁,『経済人口学』1 8 , 新評論 加藤喜久子,『日本社会学会大会報告要旨』 9 9 3 ,1 , 日本社会学会 9 9 0 岡崎文規,『結婚と人口』1 , クレス出版 9 9 7 熊谷文枝編著,『日本の家族と地域性』(上下)1 , ミネルヴァ書房 9 9 0 黒田俊夫‐大淵魔,『現代の人口問題』1 , 大明堂 0号,1 9%, 4年人口問題基本調査) 現代日本の世帯変動』 1 9 9 厚生省人口問題研究所,『第3回世帯動態調査 ( , 調査研究報告資料第1 厚生統計協会 9 1回全国出生動向基本調査) 』 9 7 厚生省人口問題研究所,『結婚と出産に関する全国調査(第1 , 厚生統計協会 ,1 9 9 9 』1 6 厚生統計協会 1 9 5年人口問題基本調査) 厚生省人口問題研究所,『人口問題に関する意識調査( , 9 4 』1 9 厚生省人口問題研究所,『独身青年層の結婚観と子供観(平成4年) , 厚生統計協会 9 年 ) 』1 9 9 9 ( 平成 厚生省人口問題研究所,『独身青年層の結婚観と子供観 , 厚生統計協会 - ▼. ・ . ・. ・. ●. .. 9 9 6 』1 厚生省人口問題研究所,『現代日本の家族に関する意識と実態(第1回全国家庭動向調査) , 厚生統計協会 」厚生統計協会 「 1 9 2 9 人口動態統計特殊報告 」 厚生省大臣官房統計情報部,『出生に関する統計』 , , , 9 4 7 0号,1 1 7 8 河野翻果,「家族人口学の展望」 ‐ ,1 , ,『人口問題研究』 , 第1 ′ 9 9 2 河野桐果・岡田奮,『低出生力をめぐる諸問題』1 , 大明堂 8 9 9 国土庁計画・調整局,『地域の視点から少子化を考える一結婚と出生の地域分析』1 , 大蔵省印刷局 6 9 8 清水浩昭,『人口と家族の社会学』1 , 犀書房 9 9 2 清水浩昭,『高齢化社会と家族構造の地域性一人口変動と文化伝統をめぐって-』1 , 時潮社 4 9 9 清水浩昭,『高齢化と人口問題』 , 放送大学教育振興会 ,1 9 9 4 社会保障研究所,『現代家族と社会保障:結婚・出生・育児』1 , 東京大学出版会 9 9 7 庄司俊之,『日本社会学会大会報告要旨』 ,1 , 日本社会学会 9 9 2 人口問題研究会/厚生省人口問題研究所監修,『日本人の結婚と出産』1 , 厚生統計協会 』1 9 9 8 人口問題審議会,『人口減少社会-未来への責任と選択 (少子化をめぐる議論と人口問題審議会報告書) , ぎょうせい 9 9 4 総合研究開発機構,『わが国出生率の変動要因とその将来動向に関する研究』1 , 総合研究開発機構 30.

(16) . 自治体の少子化対策条例と出生率の変動要因 (1). 総理府統計局,『統計でみる県のすがた-社会・人口統計体系』 , 総理府統計局 9 9 9 千田有紀,「家族社会学の問題構制」 ,1 ,『社会学評論』 」 「 親との同.別居-その社会・経済的要因 津谷典子, , 毎日新聞人口問題調査会編 『記録 日本の人口. O 少産への軌跡』 ,199. 9 5 9 永井暁子 他,『日本社会学会大会報告要旨』 ,1 , 日本社会学会 と解説』1 9 9 5 題-統計データによる分析 日本統計協会,『現代日本の人口問 , 日本統計協会 9 9 9 野々山久 他,『日本社会学会大会報告要旨』 , 日本社会学会 ,1 9 9 9 樋口恵子,「女性.家族」『現代用語の基礎知識』 ,1 , 9 9 5 放送大学教育振興会 正岡寛司,『家族過程論』 1 , , 9 9 6 望月崇,『家族社会学入門:結婚と家族』1 , 培風館 2 』 9 7 家族社会学 社会学講座3 『 森岡清美,「家族の変動」 ,1 , 東京大学出版会 , , 9 9 3 森岡清美,『新しい家族社会学』 , 培風館 ,1 9 9 3 森岡清美,『現代家族変動論』1 ,ミネルヴァ書房 9 9 9 八代尚宏,『少子‐高齢化の経済学』1 , 東洋経済新報社 9 9 6 山田昌弘,『結婚の社会学-未婚・晩婚化はつづくのか』1 , 丸善 Becker/, Gary st anl ey, 宮 沢健一・清水啓典訳,『経済理論-人間行動 へのシカ ゴア プローチ』1976 , 東洋経 済新報社 i iology, 1989, Pol ty Press Giddens, Anthol ly, Soc Malthus , Thomas Robe. 寺尾琢磨訳,『人口論』1948 , 慶応出版社. 959 人口論綱要』1 Malthus , 未来社 , Thomas Robert, 小林時三 郎訳,『マルサス. (宇田川拓雄:本学教授. 函館校, 馬場一徳:本学大学院生). 31.

(17)

参照

関連したドキュメント

小学校学習指導要領総則第1の3において、「学校における体育・健康に関する指導は、児

就学前の子どもの保護者 小学校 1 年生から 6 年生までの子どもの保護者 世帯主と子のみで構成されている世帯の 18 歳以下のお子さんの保護者 12 歳~18 歳の区民 25

を育成することを使命としており、その実現に向けて、すべての学生が卒業時に学部の区別なく共通に

を育成することを使命としており、その実現に向けて、すべての学生が卒業時に学部の区別なく共通に

★西村圭織 出生率低下の要因分析とその対策 学生結婚 によるシュミレーション. ★田代沙季

①中学 1 年生 ②中学 2 年生 ③中学 3 年生 ④高校 1 年生 ⑤高校 2 年生 ⑥高校 3 年生

日程 学校名・クラス名 参加人数 活動名(会場) 内容 5月 清瀬第六小学校 運動会見学 16名 清瀬第六小学校 子ども間交流 8月 夏季の学童クラブの見学 17名

○現場実習生受け入れ 南幌養護学校中学部3年 3名 夕張高等養護学校中学部3年 1名