• 検索結果がありません。

JAIST Repository: 蛍光標識アミノ酸の導入によるタンパク質の構造変化解析

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "JAIST Repository: 蛍光標識アミノ酸の導入によるタンパク質の構造変化解析"

Copied!
2
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)JAIST Repository https://dspace.jaist.ac.jp/. Title. 蛍光標識アミノ酸の導入によるタンパク質の構造変化 解析. Author(s). 永田, 裕輔. Citation Issue Date. 2006-03. Type. Thesis or Dissertation. Text version. none. URL. http://hdl.handle.net/10119/3230. Rights Description. Supervisor:芳坂 貴弘, 材料科学研究科, 修士. Japan Advanced Institute of Science and Technology.

(2) B13a4. 蛍光標識アミノ酸の導入によるタンパク質の構造変化解析 永田. 裕輔(芳坂研究室). 【緒言】 近年、タンパク質のコンフォメーション変化やフォールディング構造の変化が様々な生命現象と結 びついていることが明らかになっており、タンパク質の立体構造変化を簡便かつリアルタイムに評価 することが広く求められるようになった。蛍光共鳴エネルギー移動(FRET)を用いてタンパク質の構造 状態を評価することは、様々な分子が存在する条件下においても測定が可能であることや、より少量 のサンプルで検出可能であるなどの利点がある。FRET では、タンパク質の特定の位置をドナーとア クセプタとなる 2 種類の蛍光分子で標識することが必要となるが、化学修飾法では蛍光分子の標識部 位や数の制御が困難であり、GFP 融合法では GFP の大きな分子量が障害になるなどの問題点があっ た。そこで本研究では、非天然アミノ酸導入技術を用いて、2 種類の 4 塩基コドンによりドナーとアク セプタとなる 2 種類の蛍光標識アミノ酸をタンパク質に部位特異的かつ定量的に導入することで、タ ンパク質の立体構造変化を FRET を用いて評価することを試みた。 【実験】 今回、ドナーとなる蛍光標識アミノ酸としてBODIPY FL-aminophenylalanine (BFLAF)、アクセプ タとしてBODIPY 558-aminophenylalanine (B558AF)、及び BODIPY 576-aminophenylalanine (B576AF)を用いた。これらのアミノ酸を 4 塩基アンチコドンを持つtRNACCCG、tRNAACCCに化学的ア ミノアシル化によりそれぞれ結合させ、4 塩基コドンGGGU、CGGGを導入したmRNAとともに、大 腸菌無細胞翻訳系へ加え、二重蛍光標識タンパク質を発現させた。その後C末端に付加したHis-tagに より精製し、変性・非変性状態での蛍光スペクトルを測定した。 【結果】 まず、抗リゾチーム抗体について二重蛍光標識タンパク質の発現を行ない(Fig.1)、SDS-PAGE の蛍 光イメージによって確認した。続いて蛍光スペクトル測定を行ったところ、ネイティブ状態ではドナ ーの励起波長である 490nm で励起した場合にアクセプタの蛍光波長付近に強い蛍光が観察された。こ のことから、タンパク質に導入された蛍光基同士が近接し、FRET が起きていることが確認された。 一方、尿素変性させた状態では、アクセプタの蛍光強度が減少し、BFL の蛍光強度が増加した。これ は、変性状態では蛍光基同士が離れて FRET が起こらなくなったためだと考えられる。以上の結果か ら、タンパク質のフォールディング構造の変化を FRET により検出できることが示された。 T7tag CGGG Camel antibody gene GGGU Histag. mRNA NH O. F F B N. GCCC. Fig.1. CCCA.   蛍光標識アミノ酸と結合した   4塩基アンチコドンを持つtRNA. N. 無細胞翻訳系. 蛍光標識アミノ酸の導入による S F. N. ラクダ由来 1 本鎖抗リゾチーム. B F O. N. 抗体の部位特異的二重蛍光標識. N H. 【Keywords】蛍光共鳴エネルギー移動(FRET)、4 塩基コドン、非天然アミノ酸、無細胞翻訳系.

(3)

参照

関連したドキュメント

Endogenous muscle atrophy F-box is involved in the development of cardiac rupture after myocardial infarction. Muscle-specific RING finger 1 negatively regulates pathological

 この論文の構成は次のようになっている。第2章では銅酸化物超伝導体に対する今までの研

テキストマイニング は,大量の構 造化されていないテキスト情報を様々な観点から

作業導線の変更 作業の区画化 清掃の徹底 製造順序の変更 作業台 清掃、洗浄不足 洗浄の徹底. 作業台の専用化 棚

近年の食品産業の発展に伴い、食品の製造加工技術の多様化、流通の広域化が進む中、乳製品等に

わかりやすい解説により、今言われているデジタル化の変革と

(2014年11月)と第15回(2015年6月)の測定結果には約7mm程度の変化

生命進化史研究グループと環境変動史研究グループで構成される古生物分