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JAIST Repository: 消費と経済成長の構造変化 : ポスト大量消費社会の兆候

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Academic year: 2021

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JAIST Repository

https://dspace.jaist.ac.jp/

Title

消費と経済成長の構造変化 : ポスト大量消費社会の兆

Author(s)

福田, 佳也乃; 渡辺, 千仭

Citation

年次学術大会講演要旨集, 27: 194-197

Issue Date

2012-10-27

Type

Conference Paper

Text version

publisher

URL

http://hdl.handle.net/10119/11003

Rights

本著作物は研究・技術計画学会の許可のもとに掲載す

るものです。This material is posted here with

permission of the Japan Society for Science

Policy and Research Management.

(2)

消費と

の構造

スト大

消費社会の

田 研究 発 センター)、 辺 徳大学 ン ール 大学)

2008 年 9 のリー ン・ ラザー 、 社会は く金 機に見 れている。2009 年に は 内 生 と消費 出がともに 的に大きく した。 や をはじめとする での 要 およ の が、 から新 を通じて したことが、 に発展する主要 因となった。 しかし、その の の 状 には と新 との間に相 が認められる。 では なお、 高い 業 、 計 の 化が続き、 ではギリ ャの 務 題に を発する 務 機の 大が、一 の の低 を いている。新 は の な増 と中間 の 大によって 調な消費を 持し ているが、 的な の影響は できない。 このように を ず く は の 消費者の行動と心理に影響を与えている。 、 の消費者は ンプル志向、 性志向を めてお り、それと同時に の高い生活 の 持も望 で いる。この 向は 的に新しい消費トレンドとし て となっており、 スト大 消費社会 のパラ イ トを している。 上のパラ イ トの を することを いに、主要 1 カ を対象として 分析を行い、 金 機 における消費と の関 の 化を明らかにした。

分析

レー

ワーク

分析 消費性向と との関 1 たり消費 に 得が 定的な影響を す 状 を に、 は 学関 を用いて 1 のように すことができる。       − = ∂ ∂ = d d α 1 1 ここで は1 たり 対 )、 は 井、 は である。 1 は 2 のように展 でき、さらに 3 が か れる。 eα β − + = 1 2 e eα β α β α = ++ − ∂ ∂ 1 2 3 3 は e およ ∂ ∂ = α を用いて、 のように される。 + + =2 1 3 こ こ で 、 消 費 性 向 g l o o o c c ∕ を用いて c ⋅ = ∂ ∂ = α α と すことができる。 3 は に される二 化 を描く。 は の増 に って減少し、 は の増 すな c の増 に って減少するとともに、 は 1 の 時に最 となる。 1 を たす 上では、c ∕ 0 が し、 の増 に い c が増 す る 環が生じる。一方、 1 を たす 上で は、 c ∕ 0 が し、 の減少に い c が減少する 環が生じる。すな 、 は、 得増大に じ 消費性向も 増する 来の であるのに対し、 は、 得増大は に 消 費性向を減少する スト大 消費社会の を す。 1 2 + = 2 1 = + + =2 1 eα β − = αβ l = c ⋅ = ∂ ∂ = α α A : d d 0 B : d d 0 増 増 , c増

(3)

消費と

の構造

スト大

消費社会の

田 研究 発 センター)、 辺 徳大学 ン ール 大学)

2008 年 9 のリー ン・ ラザー 、 社会は く金 機に見 れている。2009 年に は 内 生 と消費 出がともに 的に大きく した。 や をはじめとする での 要 およ の が、 から新 を通じて したことが、 に発展する主要 因となった。 しかし、その の の 状 には と新 との間に相 が認められる。 では なお、 高い 業 、 計 の 化が続き、 ではギリ ャの 務 題に を発する 務 機の 大が、一 の の低 を いている。新 は の な増 と中間 の 大によって 調な消費を 持し ているが、 的な の影響は できない。 このように を ず く は の 消費者の行動と心理に影響を与えている。 、 の消費者は ンプル志向、 性志向を めてお り、それと同時に の高い生活 の 持も望 で いる。この 向は 的に新しい消費トレンドとし て となっており、 スト大 消費社会 のパラ イ トを している。 上のパラ イ トの を することを いに、主要 1 カ を対象として 分析を行い、 金 機 における消費と の関 の 化を明らかにした。

分析

レー

ワーク

分析 消費性向と との関 1 たり消費 に 得が 定的な影響を す 状 を に、 は 学関 を用いて 1 のように すことができる。       − = ∂ ∂ = d d α 1 1 ここで は1 たり 対 )、 は 井、 は である。 1 は 2 のように展 でき、さらに 3 が か れる。 eα β − + = 1 2 e eα β α β α = ++ − ∂ ∂ 1 2 3 3 は e およ ∂ ∂ = α を用いて、 のように される。 + + =2 1 3 こ こ で 、 消 費 性 向 g l o o o c c ∕ を用いて c ⋅ = ∂ ∂ = α α と すことができる。 3 は に される二 化 を描く。 は の増 に って減少し、 は の増 すな c の増 に って減少するとともに、 は 1 の 時に最 となる。 1 を たす 上では、c ∕ 0 が し、 の増 に い c が増 す る 環が生じる。一方、 1 を たす 上で は、c ∕ 0 が し、 の減少に い c が減少する 環が生じる。すな 、 は、 得増大に じ 消費性向も 増する 来の であるのに対し、 は、 得増大は に 消 費性向を減少する スト大 消費社会の を す。 1 2 + = 2 1 = + + =2 1 eα β − = αβ l = c ⋅ = ∂ ∂ = α α A : d d 0 B : d d 0 増 増 , c増 消費者の 得と消費 感 消費者の消費を 配する代 的な消費者心理要因 の 1 つに 得がある。日本における 1980 2008 年の間の 得 の を に す。 の 得の ∕ が 得の ∕ よ り さい場合 ∕ ∕ 、消費者は の 得 の が 大すると考え、消費を する。 対に ∕ ∕ の場合、消費者は の 得の は すると考え、消費を する。す な 、 得 は の 得 と消費 感 を用いて のように される。 , ここで は 件 0 0, 0 1 を たす とする。1 のテイラー展 により が得られる。 l l l =

θ

+

φ

λ

消費 感は 5 が すパターンで され、5 が かれる。 2 0=e + 5 2 0 l l = + + 5 日本では消費 感最 に した 2008 年すな 28 の時 に が する。 0 2 l = + = d d 5 およ より 7 が かれる。

(

5 2

)

l l ≡µ+φ +κ − 7 ここで、 l 0およ である。 , [ o o o log 2010 07 o 87 l] データ構築 分析の対象は、 3 カ のう の 30 カ 、 10 カ のう の 5 カ 、キプ ロス、 、 の 1 カ とした。これらは消費 性向と の相関関 に基づき、新 8 カ 、8 カ 、 25 カ の 3 グループに分 できる。 のデータは行 の o l o 2012 年 5 公 )から、その他 のデータは、 、1 たり 、 計最 消費 出、 資本 、 出 に つ い て は 行 の o l lo o 2012 年 7 公 )から、そ れぞれ 手した。いくつかのデータについては、 o l o o loo 2012 年 公 )、 o l 2012 年 7 公 )、 連合 o l o o gg g 2011 年 12 公 )を用いて した。 いずれも1980 年から 2011 年までの 31 年間の 目 ドル を 得した。 およ 1 たり消費 出は 得したデータから計 した。

結 果

消費性向と との構造 化 ad 日 本 3 90 10 1 000 3 079 10 1 000 7 301 105 3 15 10 1 2 9 105 1 128 1 778 105 1 000 278 80 1285 35 ィンラ ンド 191 10 1 058 7 557 10 0 99 8 85 399 72 ン ール 3 887 10 1 017 2 9 10 0 999 2 5 5 1117 5 ドイ 3 887 10 1 017 2 9 10 0 999 2 5 5 1117 5 7 2 1 10 1 107 9 703 10 0 999 155 92 705 8 新 ) 環 環 ラジル 1980 2008 2009 2011 中 1980 2008 2009 2011 インド 1980 2010 ロ ア 1980 200 2007 2011 上 ) 環 環 1980 200 2005 2011 キ コ 1980 200 2005 2011 1980 2003 200 2011 トルコ 1980 200 2007 2011 ) 環 環 日 1980 9 , 9 2008 1995, 2009 2010 1980 200 2007 2011 ィンランド 1980 200 2007 2011 ン ール 1980 200 2007 2011 ドイ 1980 200 2007 2011 1980 2003 200 2011 カ 1980 2005 200 2011 アイルランド 1980 2011 イタリア 1980 200 2007 2011 ルクセン ルグ 1980 2011

(4)

2 に基づき 分析を行い、 の二 化 を めた。そのう 代 カ の結果を に す。 これらも め 1 カ す てにおいて 計的に 意 な結果が得られた。 の二 化 から、消費と の 環およ 環の 間が明らかになった。 1 カ 中、イン ド、アイルランド、 を くす ての で、 金 機 において 環から 環 の 行が認 められた。 して、 上 では200 年、 2011 2010 1995 2009 199 2008199 2000 200 2005 1993200 1999 199720072003 20012002 1992 1998 1991 1990 19881989 1 c ∂ ∂ ⋅ = α 2011 2008 2010 2007 2009 2002005 200 2003 20022001 2000 1999 1998 1997 199 eα β − = 1 c ∂ ∂ ⋅ = α 2007 2008 200 2011 2005 2002010 2009 2003 2002 19992000 1998 2001 1997 199 eα β − = c ∂ ∂ ⋅ = α 1 c では2007 年、新 では2008 年にそれぞれ 行 が生じた。新 カ 、 上 カ およ 10 カ を 代 18 カ の結果を に す。新 ではロ アが より く、大 の と同時 に 環に 行した。 上 では が、 では が、それぞれ 1 カ 中で最も200 年に 環に 行した。 日本、 およ の二 化 を に す。 日本は2008 年のリー ン・ ラザー2009 年に 環 行した。1995 年に 的な 高に見 れた時にも 環に っている。 は 200 年の プライ 住 ローン 機 発 の 2007 に 環 行した。 は 調な を続け ていた最中、イラク 参 年の200 年に 環 行した。3 カ とも、1990 年代 から 2000 年代 にかけて、 環を に し 環に 行 しているが、この 向は他の においても 通 して認められた。日 は、 から 行 、 を上 し続けており、 環を めている。 一方、 は 2007 年に 上で最高 を した 、いった し、2009 年から 上 し続 けている。このような は他の でも認 められるが、ノルウ ー、スウ ーデン、スイス等 一部の は、日 同様、2011 年に 2008 年よりも高 い を し、 環を めている。 日本における 得と消費 感の 化 7 に基づいて した 分析の結果を に す。3 つの 間 ーを用いて、 計的に 意な 結果が得られた。 α の時にl =0 α が り つ場 合、この結果を用いて、 から およ 5 の 、 およ がそれぞれ められる。 α α φ θ=l − l 0 0 0 0 l l l l l l l α φ α φ α φ α λ= − + = −

(

2

)

3 1 3 1 0 l 5 l i i i+ ⋅ + − =

= = µ φ κ 0, , 1 3 ー 1 1 1980 89 , 0 他年 2 1 1990 98, 200 10 , 0 他年 3 1 1999 2005 , 0 他年 01 1 (1980 88), 0 他年 02 1 1990 95, 98, 2008 10 , 0 他年 03 1 1989, 199 97, 1999 2007 , 0 他年 ϕ ϕ 1 215 1 195 1 183 372 102 527 102 5 08 3 51 33 55 75 ϕ ad 1 10 295 10 0 999 1 79 2 20 上 により得られた の を に す。こ こで、α 28、l 0 0 9 である。

(5)

2 に基づき 分析を行い、 の二 化 を めた。そのう 代 カ の結果を に す。 これらも め 1 カ す てにおいて 計的に 意 な結果が得られた。 の二 化 から、消費と の 環およ 環の 間が明らかになった。 1 カ 中、イン ド、アイルランド、 を くす ての で、 金 機 において 環から 環 の 行が認 められた。 して、 上 では200 年、 2011 2010 1995 2009 199 2008199 2000 200 2005 1993200 1999 199720072003 20012002 1992 1998 1991 1990 19881989 1 c ∂ ∂ ⋅ = α 2011 2008 2010 2007 2009 2002005 200 2003 20022001 2000 1999 1998 1997 199 eα β − = 1 c ∂ ∂ ⋅ = α 2007 2008 200 2011 2005 2002010 2009 2003 2002 19992000 1998 2001 1997 199 eα β − = c ∂ ∂ ⋅ = α 1 c では2007 年、新 では2008 年にそれぞれ 行 が生じた。新 カ 、 上 カ およ 10 カ を 代 18 カ の結果を に す。新 ではロ アが より く、大 の と同時 に 環に 行した。 上 では が、 では が、それぞれ 1 カ 中で最も200 年に 環に 行した。 日本、 およ の二 化 を に す。 日本は2008 年のリー ン・ ラザー2009 年に 環 行した。1995 年に 的な 高に見 れた時にも 環に っている。 は 200 年の プライ 住 ローン 機 発 の 2007 に 環 行した。 は 調な を続け ていた最中、イラク 参 年の200 年に 環 行した。3 カ とも、1990 年代 から 2000 年代 にかけて、 環を に し 環に 行 しているが、この 向は他の においても 通 して認められた。日 は、 から 行 、 を上 し続けており、 環を めている。 一方、 は2007 年に 上で最高 を した 、いった し、2009 年から 上 し続 けている。このような は他の でも認 められるが、ノルウ ー、スウ ーデン、スイス等 一部の は、日 同様、2011 年に 2008 年よりも高 い を し、 環を めている。 日本における 得と消費 感の 化 7 に基づいて した 分析の結果を に す。3 つの 間 ーを用いて、 計的に 意な 結果が得られた。 α の時にl =0 α が り つ場 合、この結果を用いて、 から およ 5 の 、 およ がそれぞれ められる。 α α φ θ=l − l 0 0 0 0 l l l l l l l α φ α φ α φ α λ= − + = −

(

2

)

3 1 3 1 0 l 5 l i i i+ ⋅ + − =

= = µ φ κ 0, , 1 3 ー 1 1 1980 89 , 0 他年 2 1 1990 98, 200 10 , 0 他年 3 1 1999 2005 , 0 他年 01 1 (1980 88), 0 他年 02 1 1990 95, 98, 2008 10 , 0 他年 03 1 1989, 199 97, 1999 2007 , 0 他年 ϕ ϕ 1 215 1 195 1 183 372 102 527 102 5 08 3 51 33 55 75 ϕ ad 1 10 295 10 0 999 1 79 2 20 上 により得られた の を に す。こ こで、α 28、l 0 0 9 である。 1980 89 0 9 92 102 1 195 103 1990 98, 200 10 0 95 70 102 1 198 103 1999 2005 0 7 700 102 1 197 103 28, l 0 0 9 上の結果から、 5 で される日本における消 費 感の を に す。1980 年代から 2000 年代 にかけて、消費 感は に い 続的に し、2008 年に最低に した。しかしその 、消費 感は に関 らず 大に じた。 この 向は も 続し、消費 感は増 を続け ると 察され、 目されている「 消費 向」 を するものと考えられる。 0 0 0 1 0 2 0 3 0 0 5 0 0 7 0 8 0 9 1 0 1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2012

金 機が 展する200 年から 2008 年にか けて、 において、 が 消費性向 の増大を する 環から する 環 と 行した。この 行は、大 消費社会から スト大 消費社会 のパラ イ 化を している。 、 の消費者が消費を する 向は 増 している。 では、 く金 機によって 計資 が し、そのため 消費の が していることが報告されている。特に ー ス部門 においてその影響が に見受けられ、保 や高 の 等を する消費者が増 している。日本 においても、 金 機とともに 日本大 の 大な影響を受け、消費者意識が大きく 化してい る。特に、エネルギー 理対する意識およ や な 々との に関する意識が向上している。 な原子 発 およ 化する 足の 験を 通じて、 のための工夫、 生可能エネルギー の関心の高まり等が見受けられる。また、 、 たり の日 に関する意識は、周 との け合い、 代の未来に対する意識 発展しており、消費者 の意識の 化が社会全 に する状 がうか が れる。 の消費者の行動およ 心理の 化は、 中 的にはライ スタイルの 化を 発し、 的 には社会 ステ にも大きく影響すると考えられる。 このような消費者の行動と心理の 化に対 する ためには、新機能の 出が 務である。新機能 出 とは、 的価 の 出と同時に社会的、文化的、 的、感情的要 の充足を するものである。 業活動においては、短 的な 務業 の最 化を するだけでなく、より な の要 の充足 とより 範な の 現を通じた 的な の を目指すことが められる。 新機能は 業と消費者との によって 出され る。イノ ー ンの の は、 業が れた およ ー スを消費者にいかに するかで はなく、消費者がいかに評価するかにある。情報通 の目 ましい発展により、 の消費者 は自 の 験を 時、相 に できる。イノ ー ン・ ステ における消費者の役 は、 か ら 続 、 知から 識 、受動的から活動的 と 化している。 およ ー スの価 の定 けと 出の過 に、消費者は く関与するようにな っており、新機能 出においても消費者の関与は 可 であり、 業はその方策を す きである。

結 論

2000 年代 の 金 機の中、 は消 費増大の 大から と じ、 的な スト大 消費社会 のパラ イ 化が される。 消費者の行動と心理は 中で認められ、 安定 な 環境の 、消費を え、 およ ー ス の価 、価 、 、 性に 感な消費者が増 している。このような消費者意識の 化は 的に 続すると考えられる。 スト大 消費社会におけ るイノ ー ンは、 的価 を えた新機能 出を目的として、消費者の 範な要 の充足と 業 活動の 的 を同時に しなけれ ならない。

参考文献

[1] , , o o , 2010 llo oll o lo l o , o o , 58 295 32 [2] o l o o o 2012 o o o o , g o , , o g [3] , , 2011 o g l o g o o gg g o l o o o o , o l o olog g o o g o o , 2 2 79 98 [ ] o , , 2011 g l , , 89 1 2 2 77 [5] の生活者意識の 化 定 観 調査で えてきた の 流 , 39 18 23

参照

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