J. シベリウス『六つの男声合唱曲』(作品18)の様式分析 その1
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(2) 82. 田鎖. 大志郎. に 初期の作品は、 古 民謡 や 、 カレ ワ ラに基づいたものが 主であ る。. 彼とカレワラとの 関わり合いを 男声合唱作品によって 探っていくことは、 フィンランド 固有の精 神 的風土と、 それまでの、 或いは当時の 新しいヨーロッパ 音楽の潮流とのシベリウスに 於ける 咀 哺 の仕方と、 そこから出発した 新しい様式の 確立をより具体的に 見ていく有効な 手立てになるであ ろ. う 現在、 クソレルヴォ 交響曲や、 組曲レンミンカイネンの 鳴り響かせている 音楽が、 民族的特質を 踏まえながらも、 交岳的 効果は言うに 及ばず、 新しい旋律感、 リズム構成及び 楽節構造を提示し、 新たな音楽言語を 既に確立しつつあ るという見方に 変わってきている "。. いくつかの扉を 開かねばならないが、 近くの扉から 開いていきたい。 前提として Op.18 の位置について 把握しておきたい。 ・. Op.18 各曲 (6 曲 ) の成立年 Op.m8 は、 l). 6. 曲から成り立っているが、 成立年はそれぞれ 異なっている " 。. Sortunu. aanl (Kanteletar). 七. 2)@ Terve@ kuu@ (Kaleva. 3)@ Venematka@. Ⅰ. ). (Kalevala). 一. 1898 年. 一. 1901 年. 一. 1893 年. 作曲 年順. …. 3) 6) 1). スノ. 4)@ Saarella@ palaa@ (Kanteletar)@ -@. 1895@. 2). 5)@ Metsamiehen@. -@. 1899@. 5). 一. 1898 年. 6)@ Sydameni@. laulu@ (A . Kivi)@. laulu@ (A . Kivi). 3). //. 作曲された年の 順は 、 上の後に示す 様になり、 曲頓 とは全く異なっている。 ス 、 最初の曲を手が. けてから. 6. 曲が整. う. までに. 8. 年が経過している。 或いは現在の 曲 順 に納まるまでにかなりの 年月を. その後も要している 可能性もあ る。 Ⅰ. っ t っ. の曲は大変短いものであ. るが、 その並び方 ([カレ. に 対する意気込みと、 この作品の全体像. ワ ラ]. ( 曲順 ). と成立年との 違いは、 この合唱組曲. 的 宇宙 ) へのなみなみならぬ 配慮とみるこ. とが出来よう。 ・. Op.18 と関連のあ る時期 おおよそ、 シベリウスの 全生涯 (1865 ∼ 1957) に於ける作品の 流れは次の様に 分けられ 1. 学生時代 1885 一 89. 2. 変革時代. ( 留学時代 ). 耕。. 1889 一 91. 3. フィンランド 民族音楽研究時代 1891 一 98 4. 初期の成功と 国際的名声 1898 一 1904. 5. モダンクラシズム 1905 一 11. 6. 晩年の作品 1912 一 26. 7. イエルベン パ の沈黙 1927 一 57. (1914 ∼ 1918. 第一次世界大戦. Ⅰ. 917. フィンランド 独立 ). Op.18 にとって関連の 濃い時期は 2. ∼ 4. であ ろう。 この時期に、 如何に民族叙事詩け レヮ ラ ] と深く関わっていたか、 或いは Op.18 が、 この時期の作曲の 主要なテーマに 連座していたかは 上記の作曲年代を 見れば自明であ る。 さらにこの時期に 民族 誌. ( 主として. [ カレ ワ ラ ]) と 関わっ. て試行し、 獲得した手法や 境地が、 シベリウスの 様式形成の中核となり、 最 晩年の交番 詩くタピオ 初期の最も意欲的な 時期にこの作品は 位置している。. @. ・・1・1﹃ 11. ランまで 渦 まいていっている、。. f. Ⅰ ,.
(3) J.シベリウス. @. テキストについて. a). 6 曲のテキストについて. 詰は. から. [ カレ ワ ラ ]. テレ タル ] から. 2. r 六つの男声合唱曲Ⅰ. 編、 2) Terve kuu. 2. 編、 1) Sortunut. キ ヴィ (Aleksis Kivi) " の 詩から. laulu. ( 我が心の歌 ). [ カレワラ. 2. ( 戸よ、. ようこそ. ). 3) Venematka. mi ( 段れた 声 ) 4) Saarella. 編、 5) Mets. 三. 83. 18) の様式分析. miehen. laulu. palaa (き. ( 舟旅 ). ( 島の火 ). こりの歌. ). プ. け. ン. レクシス. 6) Syd 俺 meni. によっている。. [ カンテレ. コ. 接ゑ. (作品. タル ] は、 それぞれフィンランドの 民族叙事詩と 民族叙情詩であ り、 キ. ヴィの詩もフィンランドの 風土に根ざし、. [ カレワラ ]. の世界に通じる 内容をもった 詩であ. る0. そ. の内の一編くきこりの 歌 ) " は 大自然の中での 一 コマを歌ったものであ り、 もう一編のく 我が心の. 歌 ) は、 彼の代表作であ る小説. [七人の兄弟 ]. の最後の方に 出てくる子守歌であ る。 [七人の兄弟 ]. は 大自然の中で 成長していく 兄弟達を書いた 教養小説であ り、 その最後の方で 末弟の妻によって 歌. われるこの子守歌は、 「黄泉の国で 愉 しくお休みなさい」といった 、 生と死の世界の 垣根を超えて しまう不思議なものであ る。 Ⅰ曲目は 、 悲しみによって 失った声について 述べながら、 大切な何ものかを 失ったことを 嘆き、. 意味を問. ている。. う. 2. 曲目は、 やはり失った 月、 日を再び迎えた 喜びと感謝に 満ちている。 3,. 5. 曲目は、 自然と共にあ る生き生きとした 営みを画いている。. 4. 曲目は若い二人の 新婚生活をみつめている。. 甲斐を男達がアッピールしている。 最後の 1). 声. 2). 月. ( 大切なものの ・. 4). 5). 木 …‥. 6). 夜. 曲目は楽しく 勇敢な 舟 旅を歌い、. 曲目はきこりとしての 森の生活における 夢と生き. 曲目は子守歌に 託して黄泉の 国の安らぎを 歌っている。. (?) 感謝. 喪失 ) …. 日 ‥‥‥‥・. 3)@ 7k""""""". 6. 5. 3. 4,. 生活………・. 勇敢. 生活‥. 喜び. 生活… ". 生き甲斐 安らぎ. 全体として. [ カレ. ワ ラ ] の世界をダイナミックな 時間経過に乗せながら 形成している。. b Ⅰ詩の構成について は. [ カンテレタ. レワラコ. によっている ". 呵、 キ ヴィの詩の何れもが、 いわゆるカレ ワ ラ形式. 4. カレ ワ ラ 調 韻律Ⅰ. 。. ちなみにドイツ 詩の韻律法によりみてみると、. (Trochaus). く. つ から成り. その特徴は、 各行. ( 四詩 脚 語句 Vierf 杜撰 er)、. 各行、. 8. 音節を持ち、 強弱格の韻脚. 2 つ 以上の頭韻. (Alliteration)を踏. むのが原則であ る。 脚韻 (Endre ㎞ ) もあ り、 対韻 (Paarre ㎞ ) 、 変額 (Kreuzre ㎞ ) 、 包韻. (umarmender. Reim) 等があ る。. 対韻 (aabbK 、 変額 (abab) 、 包韻 (abba). l@ Op.18 の楽曲分析 次の項目に従って 分析していく。 ( 曲の特徴に応じて、 項目を省く場合もあ 1) 全体の構造 関係について. a) テキスト. (詩 ). の構造と音楽の 構造の関係について. るの. b) 詩の節と楽節の. c) クライマックス. n) 響きの特徴. a) 音階 ( 調性その他 ) と、 その転調、 転 旋は ついて. b) 和声的特徴. ( 和声.
(4) 84. 田鎖. 進行の特徴、 緊張密度の濃淡、 偏り等 ) ンス・ばらつき 等. c) 鳴り方 (音響 ) の特徴 (% 高の 中 、 広がり方、. 大志郎. バラ. 逆. DO) 線的 ( 対位法的 ) 特徴. a). 割等 ) 特徴及びその 混じり具合. ュ ニゾン、 和声的、 対位法的 ( 付声によっているか、 声部の役. ( 比率 ). 等. 表記については 下記によっている。. 1) % 高の表記は、 ドイッの 画 昔時によっている (,A, a,, aD 。 2) 長音階 (Dur) 短音階 (Mol1) については、 Dur は大文字、 Mol1 は小文字を用いている。 (Cis, cis) 3) 和声 : 和音記号は、 ローマ数字で 表し、 音階固有の和音は 度数のみ、 変化している 昔はその 都度、 表記している。. 4). (. 。 , ,,根音を半音上げる、 。 ", 第. 3. 音を半音上げる. 文中の音楽用語は 記号の意味もあ るので、 英語についても、 頭文字を大文字にしている。. Cdo ㎞ nant@*Dominant 5). 本文の後に、. 6. 等). 曲についての 分析表を添付している。 テキスト. 和音、 ダイナミズム、 楽曲構成について 記している。 分析表 一. 1. Sortunut. 圧. (詩). 1 ∼. の上下に、 フレーズ、. 10 頁。. ami. 1) 全体の構造 a) テキスト ( 詩 ) の構造と音楽の 関係について 2. つの部分に分かれている。 前半と後半は、 それぞれ 3 (①,. ② , ③ 行一 A) 美しい声の形容. ⑥ 行一 B) 。 後半は悲しみが 美しい声を殿したこと. (の,. ⑧ , ⑨ 行一 A.) もう返ってこない 美しい. 声. (⑩ ,. ⑪ , ⑫ 行一 C (B.)) 悲しみが美しい 声を致したこと. (⑬,. (④ ,. ⑤,. % 円 @@. 行の節に分けられ、 前半は美しい 声が失われたこと. Ⅰ. 詰 は U4行から出来ていて、 全体は大きく. 11・11・11﹃11. Op.18. ). ⑭ ) のくり返しによっている。. ①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭ A. B. 曲は 、 前半は. 2. いる。 後半は、 A. 行ずつで (⑦ ,. 1. ・. C (B-). A. ・. フレーズをつくり、 A. (①,. ②) B. (③ ,. ④) C. (⑤,. ⑥ ) となって. ⑧ ) D (B.畑 Ⅰ⑩⑪⑫Ⅰ E(B" 畑Ⅰ⑭となっている。. シベリウスはテキストの. 3. 行ずつの節を 2 行ずつに並べて、 詩の内容に渋って 曲の構造を立体的. 枚折りの屏 風にひと続き. ( 一連の ). 絵を書いた様な 構図になっている。. 、. 2. ・1@1. い 合った. ,レ. にし、 前半と後半を 重ね合わせながら、 同時に対比的に 、 或いは発展的に 置いている。 丁度、 向か. 11. A. ・。。. @@. 1. |. @. 1レーⅡⅠ。・11 |. ( 図工 ). 大きく. 2. 部構造をとった 上に、 言葉によって 具象性を与えられながら、 変化と盛り上がりを 造り. 出している。.
(5) J. シベリウスⅠ六つの 男声合唱曲Ⅰ. b) 詩 詩. ( テキスト ). A. B. a. b. a. A@. C(B. A ,. b. c. B@. 前半では. 4. 18) の様式分析. の分節と楽節の 関係 ・. )@. A". ①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭ 曲. (作品. d. a. b. a. C@. A@. e. D(B. ・. h. g. f. 詩の行. b. り、楽節単位. E(B"). ). 行田のとらえ 方が違っている。 曲では. 4. 大楽節単位 行 目は. 3. 行 目 のくり返し. (. リピート. ). となっ. ている。. 後半では誌と 曲の文節,点は一致している。 c) クライマックス 前半は上付形のフレーズによる. 2. 行、 その後下行形のフレーズによる. 2. 行が続き、 それらを. 2. 行. でしめくくっている。 後半は最初の. 3. 行で双半の世界を 受けっ ぎ、 序 々に上昇するフレーズを. 持続して昂揚させ、 その後に、 Suru sorti 臆 nen suuren,. 2. 回っづけ、 高い音域を. ( 悲しみが偉大な. 声を致した. ). の詩句. で クライマックスをつくっている。 最後のフレーズでエネルギーを 沈静化させている。. クライマックスは 終わりに近いところにあ るが、 その前に. 60. トン. 虹""'. 拍子で実体は. 1. の プュ Ⅱ の. の. ⑥一 ュ. 氏. (B. クライマックス く. ( 但し 5. 行に及ぶアプローチが 仕組まれてい. """" 。 '"". ". わずか 14小節. 3. 小節に. 図 2) 2. 小節分の内容を 持っている ) の短い曲であ るが、. その構造は綴 密 で、 クライマックスのピーク 性も高く 、 彫が深い。 しかも鋭い感じにはならないで. 全体の調子 (tone) は伍しい。 形式の要素 は、 あ. ( 対比、 発展、. ピーク性等 ) がコンパクトに 畳み込まれており、 その凝縮された 形態. たかも日本の 俳句や短歌等の 短詩型にみられるよ. う. に、 それ故に、 広大な広がりを 可能にし. ている。 形式のシンボライズ. づ. ドビュッ. シ一. との共通性 lX. ⅡⅠ響きの特徴. a) 音階 ( 調性及びその 他 ) とその転調或いは 転旋は ついて。 前半は. 2. 小節ずつ、 g-moll, B-dur, g-mol1 となっているが、 短調と長調の 明瞭な対比をつくっ. ているというよりは、 むしろ共存的であ って、 全体の中で mol1-*,dur-*,mol1 とうごいている 感じで あ る 0 冒頭は、 Es-dur の. I. 、 Ⅲ 6 としても感じとることが 出来るし、 B-dur の中で、 Ⅳ、 V16 とし. てみることも 不可能ではない。 長短調を両有している 中での淡い対比を 作っている。 従って T, S, D といった機能性は 弱いが、 ④打日 の フレーズの最後は B-dur の I, ⑥打目 は ナポリの 六 (Ns) から V づ I と終止している。.
(6) 86. 田鎖. 後半は最初の. 大志郎. 行が双半と同じく g-mol1-,,B-dur となっているが、 その後は、 減 七の連続使用で、. 3. 調はあ いまいとなり、 音色としては 無彩色ではあ るが、 響きはふくらんでいる。 c-moll の Vg づ V +I. b). で頂点に達し、 その次のフレーズで d-moll の V れ g-mol1 のⅦ づ. と Domlnant. 套. V, ヰ. 1. 1. (. 、 c-mol1 の. を矢継ぎ早に 鳴らしてさらに 高いピークを 作っている。 最後は緩慢に B-dur の. と納まっている。 ( 分析義一Ⅰ直参照. 和声の特徴. I. ). 和声進行の特徴、 緊張密度の濃淡、 偏り等 ). a) でみた様に調性がく 平行謂の間を 揺れている感じ. ). であ るということの 原因は、 副 三和音の. 使用と、 フレーズの最後が 和音の転回形であ ることや、 不完全終止であ ることに因っている。 後半、 ⑩打目からは、 Dominant の牽引力や、 減 七の和音の連続使用により、 不安定な緊張感を つのらせている。 その後、 d づ g づ c と相次いで下屋 調 転調を経た後、 最後の B-durI で 終わっていて. 余韻を残している。 全体は淡い色調. と Dominant. ( 長短調の共存等 ). も不完全終止. への 昂 まり等、. 和声及び機能の 濃淡が微妙に 仕組まれている。. c) 鳴り方 ( 昔. ). の 特徴. (3 度 ). 和音が狭い音程. ( 吉言の 中 、. 広がり方、 バランス、 ばらつき等 ). から広い音域に 広がったところとの. あ げている。 特に Bass.Baritone. の低声部がオクターブ、. 完全. 交換は、 男声合唱では 絶妙の効果を 5. 度、. 6. 度といった良く 響く位置に. 置かれていることも 良い効果を出している。 それは後半の 減七の和音の 扱い方にも適用されている。 (B お s. と Baritone.は完全. 5. 度、 減. 5. 度で平行に動いている。 ). クライマックスの 音響は、 最高音を含む 和音の密集配置によって 、 高い緊張をつくっている。 響. きの集約と開放. ( 密集位置から. 開離 位置へ ) によるダイナミズムが、 和声と相まっている。. 一. 。 " '。. ヰぬ 4% ガ 7. く. Ⅲ). 線的. ( 対位法的 ). 黒. B@..,p印充槌. ","" 。 " 。. 図 3). 特徴. この曲の場合、 四声部とも常に 和声音を担いながら、 言葉のシラブルに 対応していて 和声的であ るが、 主 旋律は上昇 形 、 下降形による 対話的な展開をしていて、 立体的であ る。 Op , 18-. 1). kuu. Terve. 2. 全体の構造. の構造と音楽の 構造の関係について. ∼. 4. 1. 行加えられている。. 2. 行を節とすると 10節 士. 節までは月と 太陽が再び現れたことへの 喜びと感謝を 歌い、. 5. t. 節では昔の生活、. 1. 1. 行ずつ対になって 最後に. 1. 打 となり、. 2. @. 詰 は 2L行から成り、. l,@. (詩 ). トト. a) テキスト. @ l. 1 @. 1・ @.
(7) J. シベリウス. ア. 六つの男声合唱曲Ⅰ. 太古からの旅路へと、 元に戻ったことを 確認している。. (作品. 87. 18) の様式分析. 節では. 6 ∼ 8. 日. ・月に対する 願いを力強く. 述べ、 9, 10 節で、 日月の運行とその 喜びを祈っている。 最後に ,ようこそ戸よ ,. と 挨拶する. Ul節. が 加えられている。 1 2 3 4. 5. I. Ⅱ. 6. 7. 8. W. Ⅲ. A. 節. 10. 9. V. B. C. 内容から見ると 上図の様になる。 曲は 、 大旨、 詩の構造に従っているが、 くり返される 行や、 重ねている行等があ って 、 元の詩を. 立体的に構成している。 全体は大きく. 4. つの部分に分けられるが、 音楽の内容は 対比を作って 構成されているというより. は 、 主題を変容させているといった 見方が出来る。. A は詩の. 1 ∼ 5. 節に従って作られ、 Ⅳは. めている。 A" は A. の後半の. ぅ. こそ 月 ど. 節の冒頭をくり 返し、 印象を強め、. ( 低音域の静かな. 下口音の持続の 上に ). I. 一 「. A. l. 2. 工 Ⅰ. c4. 9. 節が載っている。 最後は・. 4. 40 奇. 4). d. b. 一 (. ). (. 6. a. (4). 7. 。. 「W 「. 8. (ab) (ab) (ab) (ab). ) e4. 4. (. A -,. 一 9 10. 一 Br 一 Ⅱ「. 「Ⅱ「 5. (ab) く. 節に進. よ. という呼びかけで 終わっている。. b) 詩の文節と楽節の 関係 詩. 6 ∼ 8. 節を強調した 形になっている。 A" は美しく巡り 終えて喜びに 着. 6 ∼ 8. かれよという 祈りをべ ー スに. 1 ∼ 4. 20 、 口 Ⅱ. (ab). rVr. 11 時の行・ 却. (a). ) g f. b ,. (4) A ,. )(()( f6 6 5 a". b". ""h. h. あ『 小車. 」(4) (5)一(5). (4). "". la&小節. a. b'". 」 く. 4. 3) 15 小師. 部分それぞれの 頭は、 冒頭の旋律 (a, b) によっている。 しかも A 、 A¥ 、 卍 、 A. ‥全て変化 づ. けられ変容している。 c. Ⅰクライマックス. A から A" まで、 いつも同じ旋律から 始めていながら 全体としてみると、 ガ の後半の ル の部分 ( 詩の節では⑥⑦⑧の. 部分 ) と、 その同じ詩の 節を使って f から庁へ、 一気に盛り上げている A" が、. この曲全体の 中心部分となっており、 同じ詩句を扱って 沖の静 語 な世界と、 音域の巾を思い. 切り. 駆使した f ∼斤の躍動的な 世界が、 対比させられながら 共存している 不思議な中間部分であ り、 ライマックスであ る o A" は Coda の役割と見 徴 せよう。. ク.
(8) 88. 田鎖. イ. Ⅱ. ,ぷハ. が イ " """""""""" ー - 一一 ----一--一------. ノ. く. Ⅱ). 大志郎. 図 5). 響きの特徴. a) 音階 (調性及びその 他 ) とその転調、 或いは軽捷 は ついて 主題 (a) は F-dur であ るが、 平行調 め d-mol1 ( 自然短音階 ) を思わせる響きもあ って共存的で あ. る。 ( 或いは W 度 、 Ⅱ度の副姉和音としてもとらえうる。. に 進行している。. 次の 12小節は、 S 機能の変化和音から. 1. ). の. 主 旋律は aj,.h-,,cと、 リディア旋法的 2. 転を. 2. 回くり返し. ( ⅠⅠ. き. 。 づ I9)、 バ ・. スに 旋律が移って 、 詰は ヂ monl の D づ T 、 さらに a-moll の D づ T へと転調し 、 最も不協和度の 高い. 和音 VI2. (. これは F-dur の I, に 読みかえられる。 ) から F-dur の W. をュ. ニゾンで経て、 この部分の頂. 点として 11,の第三転回 形 (11,(q3)) から Do ㎡ nant に一気に行きついている。 再び最初の主題に 戻って F-dur となり (A.) 、 前の部分を踏襲した 後 Poco tranqu Ⅲ Ciとなって 、. 卍の世界に入っていく。. ここでは、 d-molnで. 3. 小節のフレーズを. 2. 回経た後、 F-dur に落ち着いて、. さらに d-mol1を経て F-dur に回帰している。 (但し Do ㎞ nant で問いかけるようにして 終わっている カ A". も a 主題に基づいた. 旋律が、 バスに現れるが、 調、 和音ともに双節. まり、 g-mol1@,,a-mol1と移り、 a-mol1の. 1. (A.) と同じく F-dur で始. 度が長姉和音となり、 d-moll の Dominant. と読み替えう. れて、 最強の斤でピークを 作る。 d-mollの W 度を経て、 最終的に F-dur の Dominant となって問い 掛けるが、 このピークをくり 返し、 最後の部分. b). (A"). 2. 回目は. 1. で終る。. は 、 F-dur の T づ S づ D づ T をゆっくり鳴らしていく。. 和声の特徴. 主題の a の背景になる 和音に、 副 三和音の W 度 、 Ⅲ度が使われていて、 平行 調 が共存的であ るこ. とを除けば全体は、 一般的な近親謁転調が 多い。 但しところどころ 斬新な和音の 使われ方が見受け られる。 A の部分では F-dur の主音の持続の 上に、 11,の第 デ. 3. 音が半音上げられた 第三転回 形 が使われて. イァ 旋法的な旋律線を 作り出していたり、 それに続くフレーズに 掩 いて、 やはり第. げられ第. 5. 音が半音下げられた 11,の第. 2. 転回 形. (. 3. リ. 音が半音上. 田の変化和音 ) が現れ、 1:に解決することによっ. て、 柔らかく膨らんだ 普きをかもし 出している。 そして最後のフレーズでは、 F-dur の I, という緊 張度の高い和音からⅣ度に 移ると同時に、 オクター ブ のユニゾンをダイナミックに 使い、 再び 112(1.,) から V, の 和音の転回形に 行きついて、 次の A の部分へと流れ 込んでいる。 Ⅳでは、 後半 (Ten.Sol0 のところ ) 、 静かな和声進行を 下三声でっくり、 Ten. が 転過 昔によって. 響きの濃淡. ( アクセント ). をつけている。 ここではトリスタン 和音が Do 血 nant として使われてい. (第 3. 部 ) では、 ピークのところで d-mollの V. づ IV づ. I:づ V. を 2. 回くり返して. 1. 1. いるが、 音域の跳躍と、 V づ IV. (A-durI). 11. A". lb. る。 ( 弱 進行 ). の意外性. ( フェイントをかけた. 様な ) 、 ダイナミズムの. 1. 11. 変化で弾力性のあ るクライマックスを 作っている。. 1@ll l.
(9) J.シベリウスト 六つの男声合唱曲』. A". (第 4. (作品. 18) の様式分析. QQ 09. 部 ) では、 バスの超低音 (C 、 ,B) の響きの広がりが、 Ⅳを鳴らすが、 全体は主和音が. 占めている。. c) 鳴り方の特徴 A ∼ A" 四つの部分に、 それぞれピークを 持っている。 A の部分では、 この曲中、 最も厳しい 不 協和音 CL,) が 、 オクター ヴ の ュ ニゾンになって W 度の和音上を、 順次進行で合流し、 11,の ㏄ 3). 3. 転. から V の和音を開 離 位置で力強く 歌わせた後、 次の部分につながっていく。. Ⅳの部分では、 ⑧節のところで homophomic になって漸次強くなりⅠとなってフェルマータのあ となるが、 この間、 外声のテノールとバスが、 オクター ヴ のユニゾンで 無過昔を強調し、 外売. とp. の 輪郭を濃くしている。. A" の 再度登場の⑧節はこの 曲、 最強の ガ を広い音域の 跳躍により作っているが、 その ガ は m% で 弱くなり、. ま. 再びぱに登りつめ、 最後は m Ⅰで閉じている。 このことは、 一方的な強さへの 指向で. はなく、 強さと弱さの 往復運動が、 膨張と収縮、 緊張と弛緩となって 弾力的で有機的な 営みを感じ させている。. A". は、. 下三声で用タの静諦 な和音を作り、 バスは最低音、B まで達し、 低い響きの花沖 で深い余韻. を 作っている。. 音域の広がりはⅣの 冒頭でⅠにより、 最高音 a'を 含む 2. オクター ブ の拡がりは、 前後. 2. 2. オクター. ブ にわたるが、. さらに後半には、. つの響きによって 作られ、 あ たかもトロンボーンとトランペット. による交互の 強奏の様な効果を 出している。 A" では 一ケ所、 ,B 上に Ⅲ). 線的. ( 対位法的 ). 2. オクター. ブと. 晃三度にわたる 広 音域が開 離 位置で鳴らされている。. 特徴. この曲では、 線と 綜 、 線と響き. ( 和声的 ) 、. 線と線から和声的響きへの 転化等が、 巧妙に仕組ま. れている。 A では、 冒頭 Ten.I,. 声になってから、. Ⅱのユニゾンで 主 旋律が始まり、 Bar. Bass の ュ ニゾンによる 千声部と二. さらに 三 声の響きに変じる。 次に下三声による 可13。,づ1. の手口音に、 Ten,I. の Solo. が乗るが、 それに続いて Solo は Bass に移り、 和音は上姉声が 受け持っている。 その後四声が 共に 響き. 含む 1,) を作ると、 直ぐにオクター. ( 厳しい不協和音程を. ブ の ュ ニゾンに. 収 約されるが、 再び. 開離 位置の良く鳴る 響きに 11,づ V, の 和音が広げられている。. Ⅳでは冒頭 二 声で動いているが、 実質は三度の 平行で動いていて、 Bass の参加も含めて 対位法 的には動いていない。 その後は、 Bass が Sol0 を受け持ち、 上三声が普きを 担い、 線と響きが、 対 位 的に動いている。 卍の静かな和声的部分が 次に続くが、 和声の上に TenI しながら浮いている。 TenI. と Bass. の Sol0 が 、. 響きに参加. によるオクター ブ の ュ ニゾンにはさまれて、 四声は共に動きな. がら太い 線 となって上になり、 すぐに沈静する。. ガは Bass の Sobo と上三声の和声的響きとの 対比から始まっている。 四声が和声の 響きに合流し た 途端、 最強 奏のガ. となってクライマックスを 作っている。 その普きは ュ ニゾンを間に 挿み、 一瞬. 弛むが、 再び緊張を取り 戻しげとなり 再び弛んで区切りをつけている。 A". は 低音域の主和音を. 主とする響きの 上に TenI. 鳴らし、 その後四声 体は最弱奏 の用件. の Sol0 が乗っている。. Bass は超低音の, B 昔を. で 余韻を響かせている。. 全体は同じモチーフを、 二戸、 線と響き (Sol0 と三 声による和声的動きで、 Solo は TenI であ っ たり. Bassであ. ったりする ). と多様に変化させており、 フレーズの流れに 乗って、 対 仕法的な動き.
(10) 90. 田鎖. と 和声的な動き、. Op.18. 一. 3. 大志郎. ユニゾン等が、 温然 と 融け合っている。. Venematka. 1) 全体の構造 a) テキスト ( 詩 ) の構造と音楽の 構造の関係について 詩は m8行より成り、 それぞれ. 行の. 6. 3. つの部分に分けられる。 一節と三節は 老 ワ イ ナモ イネンの. 舟 旅の様子を、 真中の二節は 岬の端に立っ 乙女たちが 舟 旅を見ている 様子を述べている。 ⑤⑥ 打 と ⑰⑱行は同じ 詩句であ る。 詩. I. ①②③④⑤⑥ 曲. Ⅱ. Ⅱ. ①. ⑦⑧⑨⑩⑪⑫. ⑬⑭⑮⑯⑰⑱. ,. A. A. B. ・. 曲は冒頭に導入部をつけ 加えているが、 詩の三部分をそのまま A (7 小節 ) B (6 は E-dur 、. 小節 ) としている。 A. B. は ひ s-dur(E-durの平行 謂 の同主調 )、 は E-dur の属音 H. B ともバスは 保続 昔によっている。 A B は Cis-dur の主音 Cis による. b). 6. 昔による 保続昔. 5. りへ. 節 ) A. (6. A. は A に同じであ るが、 A 、 小節、 主音 E による. 2. 々、節 、. 小節となっている。. 詩の文節と楽節との 関係. 詰め 1,. Ⅱ ,,. Ⅱはそれぞれが 一つの固まりで 切れ目は無い。 各節 、 終わりの二行で 言い切ってい. る。 曲は二行を. 1. つ め フレーズとしており、 A は aa.b という. 3. つのフレーズ、 B は cdd.、 A. は 巨 , b.の. フレーズによっている。 A の aa.は E-dur の 属 昔の保 続 昔の上にのっており、 b は主音の保 続 昔にのっ. ている。 ( 但し b の最後の. 2. 拍は cls-mollの V 度の姉四の和音となっている。. ). B の cdd とも Cls-dur の. 主音の保 続 昔の上にのっている。 A.(aa.b.) は A と等しい。 (b.の最後が終止の 為に変わっている カ 詩). I. 曲). b. Ⅱ. Ⅱ. ⑬⑭⑮⑯⑰⑱. ①. ①②③④⑤⑥. ⑦⑧⑨⑩⑪⑫. a. a. c@. 1. 1. 2@. a. 1. 2@. 1 2. 1. '-'. A. H の 保続昔. 2@. 1. a@. d,. d@ 2@. 1 2. E の 保続昔. Cis の 保続昔. 1@' b. 1. 1 2. 一口. 1. ". B. a@*@. 2@. 2@. H の 保続昔 E の 保続昔. (E-dur の属音 ) CE-dur の主音 ) (Cls-durの主音 ) 拍子. 5. 拍子は. 5 4. 分の. 5. 5. 5. 5. 3 5. 拍子で 3+2. 5. 5. 5. 、 または 2+3. 5. 5 5. の. 5. 5. 拍子. つの フレーズとなっている。 但し詩の行で⑤⑥ 、 ⑰⑱は. 3. 5. 5. 3 5. 5. ( 混合拍子 ). 拍子中. 5. であ り、 円 J 節がそのまま 一 へ. 拍子と二行で 一つの大きなフレー. ズ を作っている。 Ⅱ). 岳 きの特徴. a) 音階、 転調、 転 旋は ついて この曲の最大の 特徴は、 バスの 保続 昔にあ り、 たように、 A. 一 E-dur. の属音と主音による 保続昔. 3. つの部分 A. 一B. 一ガはそれぞれ I) a) で述べ.
(11) J. シベリウス『六つの 男声合唱曲 J (作品 18) の様式分析. B. 一 Cis-dur. 91. の主音による 保続昔. Ⅳ 一 E-dur の属音と主音による 保続昔 (A と同じ ). となっている。 特に A, A. の部分に 於 いて Domlnant が支配的であ ることが、 普きの上でこの 曲を 特徴づけている。 続く. B では平行 調 の同主調であ. る Cis-durに転じ、. 主音の保 続 吉上に主として 主和音による 皿クの. 静かな部分を 作っている。. b) 和声的特徴 バスの属音による 保統 昔の上では、 V,, V 。 が主であ り、. /h節目と へ. 4. 小節目の 4,. 5. 1. ( 根音が半音上げられている。 ). 「. 拍 目 に現れる。 特に V, の 多用は、 音階の主音と 第. を含み、 バスの属音の 上に、 自在にⅡや W, を 作り得る。. 3. 小節目. 3. 音を除いた. 拍目では、 W,. 3. もあ. 5. が. 2. つの音. らわれてい. 従って属音の 保 続 舌上は、 属和音に塗りつぶされてはいるように 見えるが、 実際は Subdomin-. る。. ant, Dominant の色合いの変化を 持っている。 ス 、 節目 ). の. 4,. 5. 2. 小節目、. 4. 小節目 (A.ではⅠ小節目、 3,J. へ. 拍 目 に現れる根音が 半音上げられた 1:の和音は 、 響きとしては 減 三和音であ るが、. v,, v 。 の中で縮んだような 特殊な効果を 担っている。 サ @. サ. ワァ竹工. ⅠⅡ. 万巧 , ヱメ 多毛 * 尹. 竹. え. ゐ古砂庁 (図. 6). A 、 A. の最後のフレーズは、 バスの主音の 保 続 吉上に主和音を 鳴らしている。 A では 5. 拍目の和音が m,. (第 3. 音が半音上げられている. 同主調 Cls-dur) の Domlnant. ). 7. 小節目の 4,. の第二転回形であ り、 平行 調 cis-mol1 0 その. となっている。 A. では、 19 小節目の 3. 4. 拍目で W 、 V3, W 、. I. で. 終わっている。 A, 卍では Dominant が支配的なことから、 動的で揺れ動いている 感じが出ている。 中間部 B は主和音が主であ り、 尹砂の指定の通り 静かではあ るが、 ここでも上三声は V 、 Ⅱの 転 固形を鳴らし、 変化をつけている。 さらに 4, が半音下げられたものであ り、 次に続く. 1. 67N 節の 1, へ. 2. 拍目の和音は、 V, であ るが、 第. 3. 音. との間で、 ミク ソ リディア謂になっている。 後半のフレー. ズでミクソ リディア謂にょり 変化づけられていたり、 絶えずリズムが 刻まれていて 躍動感は失われ ていない。. c) 鳴り方の特徴 A 及びばの部分では、 , H 昔. ( 属音 ). の上に最少、 長 6 度、 最大. 2. オクター ブ の中を、 旋律は一気. に 駆け上がり、 駆 け 下りている。 そして 最 狭の音程の箇所の 和音は、 嚥捕 で、 他は V, 及び V, で 占め. られていて昔の 拡がり方はダイナミックであ る。 B の中間部は上下の 動きは少ないが、 最も狭い 完 全. 5. 度 (cis一 gis) から. 2. オクター ブと 完全. 5. 度. ( ひ s 一 gisl). と市広い響きを 作っている。. Ⅲ ) 線的特徴. 全体は、 バスの 保続 昔の上に上下動の 激しい旋律をのせているので、 旋律の動きが 明瞭に伝わっ.
(12) 92. 田鎖. 大志郎. てくる。 短い曲ながら、 大胆且つ、 簡明な構成が 効果的であ る。. 捷痒線 イ. ダ. ゎ屋. 尹 ". ケ. ". コ一. 、. ガ音 吟れP.. O.P.. 援考ヴ. く. Op . 18@@4@. 田. ヤ. ノア. 弔 Ⅰ かⅠ. レ. / 音 ,ぁ P. 図 7). Saarella@ palaa. 1) 全体の構造 a) テキスト ( 詩 ) の構造と音楽の 構造の関係について 詩は m0行から成り、 ①打目では島で 火が燃えていることを 認め、 以後は 、 問と答えの問答 夙 に② ③ 行、 ④⑤ 行、 ⑥の 行、 ⑧⑨⑩ 待 とに分けられる。 タイトルの・ 島の火, (Saarelh. palaa)という. 言葉を、 バスが 保続 吉上に絶えず 唱えている。 曲は. 4. 分の. 4. 拍子で 41 小節。 全体は、 バスの (Saarella palaa) を唱えている 保続昔と 、 平行和音. による vocalise、 そして詩句を 歌っている部分の 三つの要素から 出来ている。. 属音の保 続昔 (As) を担っているバスの 上に乗っている vocaliseは、 三和音の第一転回形による ,島の火, をあ らわしているが、 この部分 (A とする ) と、 バスの 保続昔が主. 平行和音的用法により. 昔 (Des) になったところで 詩句が歌われている 部分 (B とする ) の交代で曲は 組まれている。 但し、 最 後の部分は A の要素に B が潜り込み、 合体している。 全体の構成は A (15小節 ) B (8 小節 ) Ⅳ (5 小節 ) B. (7 小節 ) Ⅳ (6 小節 ) 楽曲構成参照. ( 分析 表一 7. 頁. ). b) 詩の文節と音楽の 楽節との関係 詰は. 5. 節から成り、. ・島の火 ,を認めた 1. 行田以降は、 一花婿、 花嫁が何をしているか 一という. 単純な問答になっていて、 それらは、 , 島の火 ,な音楽化した vocaliseとバスの 保続 昔に運ばれて いく。. (Saarella palaa)を絶えずくり 返し唱えているバスの 保続 昔の上に、 が. 2. 小節の動機. Ⅳ。V 。 W. 。). 3. つ から成るフレーズを 乗せている。 vocaliseは、 三和昔の第一転回 形 (16n 。 m6. を平行に連結して 作られ、. 4. 拍子のリズムで 揺れている (6 小節 )0 その流れの最後に. ①の語句が属音上のⅡ。 の和音で畳まれて 唱えられる (2 小節 ) 。 再び 節. ( ②③ ). 3. 節. ( ④⑤ ). 6. 小節の vocaliseを経て 、. Ⅱがそれに答えている. (2 小節の動機 ) 。 主 旋律の音域は 狭く、 主音 か. 度音程以内で 作られた素朴なものであ る。 再び現れた,島の火 ,のフレーズは. 節 と上りへ節が 省かれ、 バスが 保続 昔をはずれ. 4. 2. がバスの主音の 保 続 吉上に問答をしながら 進んでいく。 問は Bar. が発し. (2 小節の動機 ) 、 TenI ら 属音までの 5. ,島の火,を表す vo ㏄ lise. 節 (IW. ( ⑥の ). が問と答えを 続ける。 直ぐ. Ⅱ 6/IIL. 。 , Ⅱ 7 づ、. (Neito= 花嫁 ) を引き延ばして 歌 うが 、. 3. 5 Ⅱへ. 5. 節にはいるが、 ⑧の間のところは、. Ⅱ 7で開いたまま. Generalpause となる。 vocaliseは. 小節目にはバスが 属音の保 続 昔を担いながら⑨を 唱え、.
(13) J. シベリウスⅠ六つの 男声合唱曲」. ⑩打目の詩句は 四声部で歌われる。 従って ( ⑥の. 一 4 小節 ). 5. 節. (⑧ 一 2. 4. 節、. 5. (作品. 93. 18) の様式分析. 節は Generalpause を挟んではいるが、 [4 節. 小節 ) 一 G.P 二 vocaliseと. 節⑨⑩の合体. 5. (6 小節 )] という大きい. フレーズを形成している。 c) クライマックス 全体が タ ∼卍 ∼ 皿ク 0 世界で、 火の動機と問答の 要素を 、 絶えず刻まれているリズムに 乗せて、 , 島の火 , の フレーズと問答が 交代しつつ、 最後に合流. バスの 保続 昔の上にうねりを 作っている。 し、. 内的な 昂 まりに至っている。. Ⅱ). 響きの特徴. a) 音階とその転調、 転 旋は ついて Des-dur で、 ・島の火 ,の動機によるところ…. A と、 詩 旬を問答 夙 に運んでいるところ…. それぞれ属音及び 主音の保 続 昔の上に乗っていて 解決。) 、 全体は Dominant. と Tomic. B は、. WB の最終フレーズは、 属音上。 最後は主和音に. とが交代して 出来ている。 ( 量的には Dominant が圧倒的であ る。. 小節 数 比は約 26: 15) 旋律は属音の 保 続 背上では ソ. シ から ソ. の. 6. 度内で、 中心になる昔は. レ、. 主音の保 続 吉上では. ド. から. までであ り、 狭い音域で出来ている。 A では レ、 B では ソ が中心で、 レとソ が問と答になって い. る。. 主音は最後のみであ る。. b) 和声的特徴 全体が、 バスの属音及び 主音の保 続 昔の交代に因っていることで、 いわゆる機能の 変化 (T,S,D のバランス良い 配分 ) による和声の 変化は無い。 但し A の部分では、 バスの属音上に 、 伸び伸びと 色々な和音が 使われ、 しかも第一転回形を 平行移動させている。 従って各声部は 機能的には進行せ ず、 I 。 D 。Vm61 。、 D 。 m 。w 。 v 。 w 。、 n 。 m 。VIL61 。、 n 。 m 。 ∼といった種々の 和音が微妙な 響きを匂わせ. ながらも、 上三声が一本のうねりとなって 、 遠くで火がメラメ. ラと. 燃えているように 動いていく。. 主音の保 続 昔に詩句を乗せた B の部分では、 各声部は多少独立的に 動いていて和声的に 変化をつけ てはいるが (1 - Ⅵ、. I. V. ノ. T 一. Ⅱ。W 。 、. 1. づ 、 主 旋律は主音から 属音までの. 5. 度内で出来てお. り、 三 声部とも同じリズムにのった 素朴なものであ る。. Generalpause の 前 、 第. 5. 節問の詩句⑧の. 2. 小節目に第. 3. 音が半音上げられたⅢ度が 登場し、 1,. に連結しているところが 少し目立つ和声進行であ り、 唯一の Subd0minant の箇所であ る。 (m 。,づ Ⅱ 7 は 弱 進行、 b-moll. の V づ IV7 ともとれる 0). c) 鳴り方の特徴 A では、 バスの 保統 背上に上姉声が. (AS 一 aSI). 2. オクター ヴ の間で揺れ動いている。 主音の保. 続 吉上に乗る B の音域の巾は、 (deSづ aSl" オクター ブと. 5. 度 ) で一定であ る。 全体は良く響いてい. るが音量は p ∼2 卍の中であ る。. ID) 線的. ( 対位法的 ). 特徴. A では、 属音の保 続昔で 固定したバスと 三和音の第一転回形の 平行和音による 上三声のうねりと してとらえられる。 B では主音の保 続昔と Ten.I 、 Ⅱが和音を響かせる 中で Bar. が Sol0 を歌い、 Ten. 1, Ⅱがそれに答えており、 Bar. は火の動機に 回っている。.
(14) 94. 田鎖. 大志郎. み ∼. 夕ⅠⅠ く. Op . 18@@5@. Metsamiehen@. 図 8). laulu. 1) 全体の構造 a) テキスト ( 詩 ) の構造と音楽の 構造について 詰は. 5. 行で. (① 一 ⑤) 、. 1. っ 0 節を づ くり、. 節で出来ている。. 6. 節では・きこり ,である森の男子の 挨拶. 節目は森の男子の 自己紹介と、 願望を述べている. 2. を転じ、 素晴らしさを 形容している (21 一 25) 、. 1. 節は. 6. 音楽は 、 詩の. 2. 2. (⑯ 一 ⑳ ) 。. 5. (⑥ 一 ⑩ ) 。. 4. 節では森の乙女に 目. 節は、 平和ではあ るが力強い大地について 述べ. 節と同じで、 自分を確認している。. つの節を結んで. っ にし、. 1. 3. つのグループに 分けている。 そして. 3. つのグループ. とも音楽的には 同じ内容で、 それぞれは 24 小節、 全体では 72Ⅱ 節になっている。 へ. 1. (. Ⅰ,. 節). 2. (1) (3,. Ⅱ. 4. 節). Ⅱ. (1) (5,. 6. 節). b) 詩の文節と楽節との 関係 詰は 小節 ). 6. 節とも前半. 2. 行 (4 小節 ). どのフレーズも. 8. 2. 行、 後半 1. 3. 行に分けられるが、 音楽もこれに 応じて、 前半も後半も. 行 (4 小節 ) に分けられ、 第 2, 第. 3. 行 (4. フレーズは切れ 目なく続いている。. 分音符でにぎやかに 言葉が刻まれているが、 前半後半とも 最後のフレーズは. 音符単位になっていて、 納めている感じがあ る。 12 小節による小三部形式を まとまりになっている。 ( 分析泰一 Ⅱ). 2. 9. 頁楽曲構成参照. 2. 4. 分. つ続けた形が、 ひと. ). 響きの特徴. a) 音階とその転調、 転 旋は ついて この曲の調性は 絶えず揺れ動いていて 暖昧 だが、 終止部分が C-dur であ り、. 3. つの部分の前半の. 切れ目がやはり C-dur で終止していることから、 C-dur と決めてよいだろう。 冒頭は A-dur の I2(のから始まり、 そのフレーズの さらに 短. 3. 度下の E-dur に転じる. (3,. 4. 3. 小節目で G-dur の I2㎝) に転じ (1,. 行 ) 。 そしてさらに 長. 3. 2. 行)、. 度下の C-dur でしめくくっている. (5 行 日 )0 ほんの少し 昔 且を下げて (menoJK 、 Subdo 血 nant 系の変化和音を 経て C-dur を明確にし た後 (6 ∼. 行 ) 、 一挙に E-dur に行きつく。 この E-dur の I が 、 A-dur の Do ㎞ nant の役割を担っ. 8. (短 3. 度 T) 、 E-dur ヰ C-dur. 度 T) 、 C-dur づ. 度上 ) と、 かなり急な転調を 経ているが、 気軽に、 一瞬の内に転調していて、 むしろ. 自然であ る。 そのことは、 前半は線で動いていて 和声を伴っていないこと、 はなく、 やや遠い. b). (長 3. |. (長 3. 度 TX 、 G-dur づ E-dur. 回くり返している。. @. E-dur. (長 2. 3. Ⅰ1. A-dur づ G-dur. @@. て 次の A-dur の I2wb7> に っ なげられ、 再び同じ流れを づ くる。 これを. 3. 5. 度関係の近親転調で. 度 圏 による転調 (G づ E づ C づ E) のせいでもあ る。. 和声的特徴. やや遠い 謂. (長 2. 度下、 短. 3. 度下、 長. 3. 度下及び上. ). への転調で解りにくいが、 くり返されるこ. とで、 そのダイナミックな 動きが見えてくる。 @. ト ・.
(15) J.シベリウス「六つの 男声合唱曲」. (作品. 18) の様式分析. 一巡の途中、 後半のフレーズの 冒頭では、 Subdommnant の. 2. 95. つの変化和音の 使用により、 不安. 定で微妙な色合いを 作り、 そこから明瞭に C-dur を確立していくのだが、 この変化和音のところで、 それまでの上下動の 動きの激しい 旋律は、 じっとして蠕動しながらエネルギーを 貯えている。 最後の C-dur から E-dur への転調のところでは、 C-dur の IVgから瞬間、 V16、 Vm(* め る E-dur の V 読み変え、 V, を経て. 1. に達している。 ここでの 主 旋律 (TenI). 9'づ es2 ( 二 dis2) とみると、 dls'づ h' と 共に長. の動きは 9'づ dls'づ h'であ るが、. 度の間隔で動いていて 安定した調性的. 3. と. ( 機能的 ). 動. きとは異なっていてモダンであ る。. く. 図 9). c) 鳴り方の特徴 全体は、 Alla marcia で元気よく. 8. 分音符にのって 動き回っており、 和声的なところと ュ ニゾン. によるところとが、 自在に往ったり 来たりしているが、 特に区切りのところでは 力強い響きを 作っ ている。 1. る 24小節をみてみると、. サイクルであ. みのあ る和音. オクター ブ の ュ ニゾンの交代を 、 調を変えて. と. (TenI,. パート. 前半の 12小節では、 最初の小楽節 (4 小節 ) に 拾 いて厚. Ⅱ). の ュ ニゾンから. 4. 2. 回くり返している。 続く小楽節は 2. パートのユニゾンへと 音量を増し、 最終的に力強い 和音に. つ ほ げている。. 後半は 、 p により Subdominant. の不安定な響きで 最初のフレーズが 始まるが、 次第に C-dur の安. 定した力強い 和声へと移り、 最後のフレーズは、 やや高い位置で 変化和音により 急激な転調を 遂げ ている。 それらを Ⅲ ) 線的. 3. 回くり返すことで 動きによる濃淡をあ ざやかに浮かび 上がらせている。. ( 対位法的 ). 特徴. 前述の通り、 一本の線が ュ ニゾンになったり、 和声的に厚みを 増し、 ふくらんだりしながらうねっ ている。 Op.18. 一. 6. Sydameni. laulu. 1) 全体の構造 a) テキスト ( 詩 ) の構造と音楽の 構造の関係について 詩は 15 行、. 3. 行で節をつくり、. 5. 節から成っている。 詩は子守歌であ るが、 一 「坊やよ 、 死の国. (Tuoni) で安らかに 愉 しく過ごし、 お休みなさい」 で一「 Tuom 化わが子を送りましょう」. 一. 一. といったユニークな 内容であ る。 先ず 1 節. と言ってから、. でしょう、 Tuomi の家畜 番 さするでしょう」. 一. (2 節 ) 。. 一. 2. 節から 「. 4. 5. 節では 一 「そこは平和で、 醜い世界も遠いでしょう」. 曲は並列的な 詩の節とは全く 異なり、 1,. 2. 一. 「坊やは 愉 しいこと. Tuoni の乙女の衣の 中でゆらしてもら. うことでしょう」一い 節 ) 。 一 「黄金のゆりかごで 寝 むでしょう」 像 している。. 節では. 一. 一. (4 節 ) 。 と坊やのことを 想 と結んでいる。. 節を A, B とすると、 3,. 4. 節も A., B 、 そして 最. 後は再び A となり、 A の間に B を挟んでいろ。 全体の調子は、 ゆるやか (Lento assai) で神秘的 であ る。 A(l). B(2). 一. A.(3). B(4). 一. A(5).
(16) 96. 田鎖. 大志郎. b) 詩の分節と楽節の 関係 1 節 (A) のⅠ打日 は 、 2 語を工小節でまとめ 動機とし、 2. 小節でまとめ、. 3. 行 目 につ ほ げている。. 3. 行田 は 、. 3. 2. つの動機をつくっている。. 運行にのせて. 1. 2. 行 目は. 小節内に納め、 最後の小節. は昔価を長く 使っている。 A. 1. 人. Ⅰ. (行 ). A. 2. ¥. ①の前半 2. ・. (行. 小節 小 +. ). 小節 ぬ +. 小節. 2. ①の後半. 小節. ③. 2 小節. ⑦. ⑧ 4. 2. ②. 小節 ぬ +. 節 (B) は、. +. 行が. 2. ⑨. 小節. ( 動機 ) 、. 5. 行が. 2. 小節、. 6. 行 目は 3% 符を含んだ. 小節でまとめ. 2. られている。. B. 2. 小節. く行Ⅰ. 2. ④. 小節. 2. ⑤. 小節. ⑥. A 、 B の内容は、 そのまま次の⑦行から⑫行にくり 返され、 ⑬行から⑮行で 再び A に戻って終わっ ている。. A. ( ①∼③ ). B. ( ④∼⑥ ). Ⅳ. ( ⑦∼⑨ ). B. ( ⑩∼⑫ ). A. A (6 小節 ) のところで①行がフェルマータを 使って. ( ⑬∼⑮ ) 1. 小節 づ つに分けられ、 ② 打 と③行で大き. なフレーズを 作っている 0 このことが、 不思議な深さの 原因となっている。 B (6 小節 ) では、 ュ ニゾンで歌われる④⑤行が、. 2. 小節 づ つで山楽節を 作り、 それを受けて⑥. 行が、 和声を伴ったフレーズで 答えている。 ここは Es-dur で冒頭の調に 回帰している。 頭韻、 脚 韻が 至るところで 呼応している。 Ⅱ). 響きの特徴. a) 音階 ( 調性及びその 他 ) とその転調、 転 旋は ついて 構成要素は、 A, B の 2 つ で、 A は、 Es-dur の主音の保 統 吉上の主和音で 始まり、 静かではあ. る. が 緊張した響きを 作りながら、 平行調 め c-molU に滑らかに転調し、 その主和音で 終止している。 B は 、 c-mo1 悌. 3. 音の ュ ニゾンで始まっているが、. 4. 小節を経てみると、 前半の. 2. 小節は 9 吉上. のェ オリア旋法であ って 、 次の 27N 節で c 背上の エ オリアに 転放 していることが 見えてくる。 しか へ. し、. この ェ オリア旋法は、 和音を伴った 瞬間、 Es-dur へと回帰していく。. 全体は、. この. A, B の交代で、 最終的には c-mol1の主和音で閉じていて、 余韻を残している。. ー い. b) 和声的特徴 5. 音高位、 密集位置の主和音で 始まるが、 第. ね 、 増 三和音を響かせる。 次に W 。 となり、. 4 りへ節目では. 5. 音は次の小節で 半音上げら. 主音上に IIL,( ゆめ 転回 形 が乗っている。. この和音は、 平行 詣の c-mollの V, となり 16 につながる。 バスは 主 旋律 (TenI) ュ. と. オクター ブ の. ニゾンとなって Es-dur の主音の保 続 昔からほどけていく。 この小節では、 c-mol1の 16 Ⅵ 1V6I. Ⅵと和声は動き 出すが、 今度はバリトンが、 Es 昔を保 続 していて、 和声進行が直裁にならないよ うに薄い幕をかけている。 ここではバスの 保続昔と 、 そのすべり出す 効果、 主和音の第 半音階的な主旋律の 動き、 d', as 一 g', 減 は 想像もつかない. 5. 4. 5. 音が半音上がって 増 三和音になる. 小節目のひろがりつつ 緊張良のあ る和音. (増 5. 度 es 一 h, 長. 7. 度 es 一. 度 h 一 f'等の不協和音程を 含んでいる。) などから、 見かけ上のシンプルさから. 後期ロマン派的な 密度の濃い和声進行と 響きへの工夫が 内包されている。. l. A の部分では、 冒頭第.
(17) J. シベリウスⅠ六つの 男声合唱曲Ⅰ C作品 18) の様式分析. A に対して B は、 TenI 、 Ⅱの ュ ニゾンで. 小節、 計 4/J 節のフレーズは 、 へ. ェ. 2. 小節、 それを受けて Bar.. 97. と Bass による. ュ ニゾンで 2. オリア旋法でしかも 終止昔は 9 から c に移っていると 見倣し 得る。. この ュ ニゾンは、 とてもシンプルであ るが、 それ故に新鮮で、 時間空間が限りなく 広げられる。 そ してその ュ ニゾンは 、 恰も黄泉の地平に 融け込んでいくが 如くに低音域で、 Es-dur の Subdominant. から Tomie へと和声を響かせて 終わっている。 その倍音上に 乗った響きは 充分アクセント. ( 強意 点 ). になっている。. c). 鳴り方. 半音階的な進行. や、. を 作っている一方、. 純なⅣと. 増 三和音及び緊張度の 高い不協和音をさりげなく 含んでロマン 派後期の響き. グレゴリオ聖歌のような、 旋法による ュ ニゾンが取り 込まれ、 最終的に最も 単. ( アーメン終止 ). 1. も 控え目なこと、. に融け込んでいる。 冒頭から. 3. 小節続くバスの 保続昔や 、 旋律の動き. 音量も殆どが p であ ることにより 全体は静寂であ るにも 拘 わらず、 広大な世界を. 表現している。 良く鳴る位置に 配された昔、 或いは和音、 旋律や旋法の 持っ、 抽象性と象徴性が き 出した効果は. Ⅲ). 線的. 圧倒的であ る。 大げさな響きは、 全く無い。. ( 対位法的 ). 特徴. A の部分では、 Bass が Es-dur の主音の保 続昔で 動かず、 主 旋律 (TenI) 頂点をつくり、 c-mol1に転調した途端、 Ten.I 続く B では、 単 旋律. らしている。. 引. (ュ. ( 分析泰一. ニゾン. ). で. 2. と Bass とで. オクター. つの波を画いて 下行. し、. は、 斜行して上昇し、. ブ の ュ ニゾンで下行する。. Es-dur の W づ. I. の和音を豊かに 鳴. 10頁参照 ). まとめ ( 楽曲構成 ). Op.18 の. 6. 曲は、 それぞれが独自の 表情を持ち多様であ るが、 どの曲も、 構造的にみて 際 だった. 特徴を持っている。. く. 段れた 声 ). は、 二つの部分から 出来ているが、 後半の部分は 前半の部分が 内. 的に膨張し、 変容したものであ り、 二つの部分は 向かい合っているが 一連であ って、 一双の屏 風絵 風であ る。. く. 戸よ、 ようこそ. ). は冒頭の主題が. 4. 度現れるが、 現れる度、 変化. ( 変奏 ). しており、. しかもそれに 続く楽想は何れも 違ったものになっていて、 主題の変容と 見てとれる。 そして頂点が. 卍とガ の音楽の対比によって していて妙であ る。 快 に響かせている。. く. 点も、 静詮 な自然景観と 精神の昂揚の. 交感を作り 田. は大胆なバスの 保続 昔の交代による 三部形式であ り、 属音と W 度 調の. く舟旅 ). 主音の上に生き 生きとした. 構成されている. 5. 拍子のリズムにのって 玉虫色の和音 (D と S の機能のあ いまいな. ) を痛. 島の火 ) では、 やはりバスの 保続 昔を使い、 属音と主音の 交代を行っている. が、 属音上では三和音の 第一転回 形 が平行で揺れるように 動いており、 恰も遠くで燃えている 島の 火の様であ る。 そして音楽そのものは、 この平行和音 と保続 昔の. ヴォ. カリーズによって 作られ、 歌. 詞を乗せたシンプルな 旋律との交代によって 曲は進んでいく。 しかも島の火は Dominant の上に 、. 言葉は Tomic 上に乗って流れていく。 部 形式. 2. くき. つ から出来ており、 その楽節を. 3. こりの歌 ). は 軽快な 2. 拍子で、 山楽節. 3. つより成る小三. 回繰り返している。 前の小楽節では 調の変化が大胆で A. づ G づ E づ C 、 後の小楽節では C づ E に戻り、 A の Dominant. たくり返しとスピード 感のあ るうねりを作り 得ている。. となり、 再び循環する。 和声的循環を 伴っ く. 我が心の歌 ). の 構造は、. A B C A.B C. A といった単純明快なものであ るが、 後期ロマン派風の 半音階的動きを 伴った和声を 持つ A 、 グレ. ゴリアンの様な 単 旋律の B 、 再び主調に戻りアーメン 終止 (IVづ I) で終わり、 この流れを繰り 返.
(18) 98. 田鎖. して最後は A で終わる。. この. W づ. I. 大志郎. は正に倍音別上の 壮大な響きであ り、 天と地を繋ぐ 祈りの響き. でもあ る。 短い楽節の流れの 中に音楽的遺産としての 語法が有機的に 総合されている。 一曲毎の形式の. 特異性と卓抜さは、 これらの短い 曲が、 如何にシベリウスが「高度に 発達した形. 式 感覚を持ち、 交. 曲を非常に独創的な 発想によって. 書いた」. , かを実証する 好例となるであ ろう。. しかも凝縮されてミニアチュアであ りながら、 広大に広がっていく。 異なった歴史的な に 集約し、 ( 和声的. 時間空間と、 現世と死の国との 往来を包含した 音楽を、 倍音別上の壮大な. 響き. 問いかけ、 この組曲は終わっている Xio. ( 好き ). の観点 ). 和声的な 岳 きの点でも、 この. 6. る。 大枠は機能和声により 支えられているが、. 曲は実に多様であ. 長音階 (Dur) 短音階 (Mo のは共存し、 さらに旋法 (Mode) 我が心の歌、 舟歌. ( 中間部 ) 。. とも行き来する。. ・…‥段れた. 声、. 従って和音は、 n, m, W といった 副 三和音が多く 使われている。. 後期ロマン派的な 半音階的和音 ( 減 七の連続使用、 きびしい不協和音、 増三和音、 Ⅱの 増 三四六 や トリスタン和音 ) や 旋律の使用、 保 続 昔の多様が見られる。 ・…‥ 減 七の使用はく 段れた 声 ) の後半 のピーク。 増 三和音は 、. 響きはくトゥオ. く. 我が心の歌. ). の 冒頭で使われ、 W 。 への解決により 甘美な表情を 湛えた. ささ の 白 , 鳥一げジ ; ィネ yy 組曲. オ ネラ の 白 ,島ではa-mol1の. Op.22> にも現れ、 死の国の象徴になっている。 ( トゥ 17 として出てくるが、 gis昔が延ばされることにより 耳には c e gisの 増. 三度が A の上に乗っているようにきこえる。. 、. 卜 ・﹃. *. ( 図 10). (9 ∼ 12小節 ). Ⅱの 増 三四六の和音はく 戸よ、 ようこそ ) のⅣ. に 可1:。 ". づ Is の形で重複して 使. われ、 トリスタン和音は A" の後半卍の箇所で、 転過 昔を伴って現れる。 この和音は 、 ヮ一 グナー の 使い方とは違い、. 1. の和音へと帰着する。 従って D 機能として 見倣 される (30. 31小節、 32. 33. 小節 ) 。. 緊張度の高い 不協和昔の強弱と、 ュ ニゾン 淡の巾を広げ、 表現の奥行きを 深めている の歌》. 4. や 長短三和音の. 弛んだ響きとのやり 取りも、 普きの濃. ( く月 よようこそ >. 17. 18 小節 F: I, の 強調、. く. 我が ,む. 小節目、 Es-dur 主音上の 111隠 ㎏ ) (c: Vg))o. 保続 昔は、 属音によるものが 圧倒的に多いが、. 1. っ には、 曲のスケールを 大きくし、 シンフォニ. ッ.
(19) J. シベリウス二六つの 男声合唱曲Ⅰ. ク. にしている面と、. 2. 4. 音から第. 18) の様式分析. 99. つには、 和声としての 役割があ る。 後者については、 属音上に V, V,, Vg.. T:, Ⅳ , Ⅱ等が乗ることにより、 は 音階の第. ( 作品. 7. S 機能と D. 音までの音. (. 機能が共存したような 色合いを作り 出している。 全体. トリト. ス. ス一 二 全音 ) が支配的となり、 ヴェールがかかった. ような効果を 出している。 主音が保 続昔 であ るときは、 落ち着きと詩語さで 包むことになる。 く. 丹款 ) では V, や V, の中で T614(*,) が本来、 減三和音で不安定な 響きをつくるはずが、 ここでは、. 締まった感じ、 或いは縮んだ 感じを与え、 新鮮な緊張を 生んでいる。 中間部の Cis-durの主和音の持続の 後で用いられるフレーズの 最後の V,. (第 3. 音半音下げられた. ). づ 1 の連結は ミクソ リディアの終止であ って、 素朴さと西塔 た 感じを同時に 醸している。 くき. こりの歌》に 於ける三度圏の 転調 甜も 、 楽曲構成と共に 確然としたフレーズを 作りながら、. 出している。. 弾力的で柔らかい 運動性をひき ( 線と. リズム. ). 線的な組み立て 方、 或いはピークの 作り方も非常に 立体的でく 致 れた 声 ) では旋律 線 が響き 七の連続使用 ニゾンから、. ). と 共に山や. 1 : 3. 変化に富んでいる。. 、. 2. 谷 、 ピークをつくり、 納めている。 、. : 2. ( 保統昔 ) 、. ら 揺れていく。. くき. 戸よ、 ようこそ. ). では四声部が ュ. : 1 等と対比し、 全て和声、 或いはソロと 和声といった 世界と、. 3. ではバスの 保続 昔に 上 3 声が斜行する 形で起伏を作っている。. く舟旅 ). 火 ) では、 バス. く. 上. 声. 3. こりの歌 ). (減. (. ヴォカリーズと. 語り ). は 一気に駆け下がり、. く. 島の. というように 複数の役割が 交代しなが. 駆け上がり、 うねる様に旋回する。. く. 我が , む. の歌 ) は、 緩やかではあ るが、 上付、 下行が静かに 均衡を保っている。 音響. ( 鳴り方 ). は、 低音が、 オクター. ヴ、. 完全. く。 シンフォニックな 技法もく戸よ、 ようこそ モザイク代の 泡 嘩 があ り、. く. 我が心の歌 ). リズム的特徴の 最たるものは. 拍子、. 5. ). 5. 度といったよく 鳴る位置に配されていて 良く響. の頂点では低音と 高音の庁での 金管楽器のような. の 低音域での晃三和音は、 7. 拍子等の変拍子が 刺激的では無く、 むしろ親しみ 易さと. 大らかな伸び 伸びした感じを 出している点で、 最後の リズムフレーズは 、. [ カレ ワ ラ ]. 倍音別にのって 広がっていく。. 2. つの音が同音であ ることなどの 特徴を持っ. の歌い方から 引き出されたものではあ るが、 上記の後期ロマン 派 、. 或いは近代の 音楽の持つ語法とごく 自然に融合している " 。. 牙山Ⅰ. 囲 Ⅰ「ⅠⅡ 甜 f@ 牡 ) 用. 孝一. P. ド. く. 「. け. U. げ. にい,Y 。 掩り ( 図 11). このことは、 伝承されてきた. [ カレ ワ ラ ]. そのものを直に 使うのでは無く、 根源的な音楽の 要素. として捉え直し、 音楽言語の有り 様として再構成しているからであ. 短い曲ではあ るが、 何れもシンフォニックであ る点は、 内的 昔の意味の広がりに 因っている。 それ故に新しい。. ェ. ろ. ネルギ一の大きさと、 抽象された.
(20) 100. 田鎖. けレヮラ ]. [ カンテレ. 大志郎. タロ の口承の実際からの 投影. (. リズム、 旋律、 フレーズ等 ) について、. さらに検討し、 ェ 一ロ・タラスティ 等の新しいシベリウスの 受容への実証的研究としたい。. 今回の試みに 際して、 新進のシベリウス 研究者の神部 智 氏とフィンランド 大使館の杉原真理子氏 の 助言とご好意に 、 深い感謝の意を 表したい。. 柱 i@ Eero@ Tarasti@ :@Myth@ and@ Music@ Contents@ :@Part@ one@ @@ The@ problematics@ of@ myth@ (D From@ the@ aesthetics@ of@ myth@ to@ the@ aesthetics@ of@music@ (3)@Myth@ as@ a@ musical@ reconstruc tion.P. g. i. Ibid. Part two. ⑨ Sibelius.s Kullervo P.221 ∼ 26g Helsinki 1978. と音楽Ⅰジャン・シベリウスの 1994 論文. (. クソ レルヴォ第. 章 P.1 ∼ 52 Hnlandia. (. 日本シベリウス 協会編 ). レンミンカイネン ) における創作理俳と 形式原理 1995. Ill Op.18 は 9 曲という見方 o Rober iv. g. W 部 智 : 同上訴 rW 話. Erlc Tawas. も. も. Layton. : The. Master Muslclans Slbellus P.222. lStjerna : Sibelius Vol.I content!S (translated by Robert Layton). Robert@ Layton:@ The@ Master@ Musicians@ Sibelius@ contents@ P , vi@ Vei4@ Murtomaki@. ラスティの. Sbeli s@ MIESKUOROLAULUT@. a@ cappella@ P ,. Jean@ Sbelius@ Helsin Ⅱ 1987@ THE@ NEW@. GROVE@. Fabian@ Dahlstrom@. くクソ レルヴォ. ). Jean. :@ The@ Works@. of. Dictionary@ of@ Music@ &@ Musicians@ Second. Edition 200l P.319 (訳 ) ニューバローブ 世界音楽大事典 タ. :@. 講談社. 1994. の 研究で言及されている。 ニューバロー ブ. くタピオラ. ). はこ. のような交番 曲 的進歩と自然と 神話に対して 彼が生涯抱き 続けた強い愛着を 結合させた作品で ∼. Robert Layton 館野哀訴 vl. Aleksis Kivi (1834 ∼ 72). vii Aleksis Kivi ODES のキース・ブースレイ (Keith Bosley) の英訳では Hunter.s song となって いる。 P.42 v Ⅲ現代独和辞典. lx Debussy. ( 三彦社 ). : 子供の領分. R. シンチンゲル、 山本明、 南原 案編 : 韻律法 P.1294 ∼ 1306 象の子守歌等の 象徴的構造。 動機・音階が 生成しっ っ 形式を構成し. ていっている。 x. 億尺) ニューバローブ. ロバー. xi. タラスティの 美学 : 前掲 i. XⅡ. Chopln. :. ト. ・レイトン. 幻想ポロネーズ Op.61 冒頭等. xlll Erlc Tawasts. も. ierna : Sibellus Vol.IChap. XIv タラスティ : 前掲 i. も. ler Flve P.76. 神部 : 前掲Ⅱ及びジャン・シベリウスの. ノ ンミンカイネン ) における. 創作理俳と形式原理 1995 宙料 i@)@JEAN@ SIBELIUS@ (YD@. :@MIESKUOROLAULUT@. a@ cappel. Ⅰ. The@ Helsi ki@UHversity@ Chorus. 2000. ii)@KALEVALA@. SUOMALAISEN@. m)@ ELIAS@ LONNROTIN@. KIRJALLISUUDEN@. :@KANTELETAR@. SEURA@. 1984. Vaino@ Kaukonen@ SKS@ 1984.
(21) J. シベリウス『六つの 男声合唱曲 J. iv)@Seven@ Brothers@ A@ Novel@ by@ ALEKSIS@. W 作品. 101. 18) の様式分析. KIVI@ Irma@ Rantavaara@ TAMMI@. Pub. ・. Helsinki. 1973 v)@ Aleksis@ KIVI@ ODES@ Selectied@ &@ translated@ with@ an@ introducti n@ by@ Keith@ Bosley H 若 meenllnna. l994. CD i). シベリウス男声合唱曲集. FINLANDIA@. マッテ. ィ. ・. Ⅱ. ソキ 指揮. ヘルシンキ大学男声合唱団. Helsinki@ 1984. ii)@The@ KALEVALA@. Heritage@ ONDINE@. Helsi ki@ 1995. Notes. Breitkopf@ &@ Hartel@ Jean@ Sibelius@:@(DDer@ Schwan@ von@ Tuonela@ op , 22@Nr , 3327@(2)Lemminkamen@ :@Zi ht@ heimwarts@. op , 22@ Nr , 4@ Nr . 3779@ @Kullervo@. DI@ Kullervo@ und@ seine@ Schwester. IV@ Kullervo@ Zeht@ @@ den@ Kampf@ Handschrift 参考文献及び 国田 論文 l) Eero Tarastl Myth. in@Mus@@ 五). and Muslc : A Semlotlc Approach. to he Aesthe ]lcsof Myth も. も. Chapter@ K@ Sib0ius@ Kullervo 神部 智. 同上記. 第. 9. 章. ジャン・シベリウスの. クソ レルヴォ》日本シベリウス 協会. 1994 五). 神部 智 ジャン・シベリウスの. (. における創作理俳と 形式原理. レンミンカイネン. 日本シベリウス 協会 1995 図書 i) Erik ii). Tawas. セ. sStjerna SIBELIUS. I Helsinki. trom@ The@ Works@ of@ Jean@ Sib0ius@ HelSnK@. Ⅰ. 沖 ) カレワラ. く上). ( 下 リリヨンロット. v) 図説フィンランドの 文学 ㎡ ) 七人の兄弟 享典・ 辞宙. 力 イ. 編. Ⅱへ泉保釈. ・ライティネン 著. アレクシス・ キ ヴィ. GROVE. Ⅱへ泉保訳. 謹 著者森本ヤス 手. Dictionary of Music &Musicians. 五). ニューバローブ 世界音楽大事典. 五). 現代独和辞典. 講談社 1994. ( 三倍 社 ). 沖 ) Finish Music. Quarterly. 3-4/90. v)@ KALEVALA@. SKS@ http@ :@Ⅰ /www. Jean. Sibelius. . finlitifi. The@ Si elius@ Society@ 1987. 岩波文庫 越山房. 他. NEW. 1965-88. Otawa. London 1993. Robert Layton The Master Musicians Sibelius. @ )@ Fabian@ Dah. i) THE. Volume. 2001. 1999 大修館書店. 1942. 1993.
(22) 102. 田鎖. 分析 表 P.. 大志郎. ⅠⅠ. 錘 18:1. SO tunut. ・. 琶琶. 「. ni 仏紘 れ七われら. 心5 ヵ. (24.)l 伍. ㏄n. - せn.. suu. Ⅱ な. こ. " "。。""". ". Ⅵ. 。 。 。. Ⅰ. a. ". so. I. Ⅰ・. n. Ⅱ・ a. ". び ㎏u. 軽 - men Ⅰ :Wi. (I.l). /. ni. hin. -. V!. ka I. V,@. ot. -. I". (2,l 、 )l 簾. ①. ti,. -. ㎝・. 尹げ Ⅵ・. Ⅰ. /. d. - mik. - №・. N,. れⅡ. ⅡⅠ. ぬ.. ⅠⅠ. れ珪. ・. 也 ・Ⅰ?. VI. I.@. (2 )@. O. - 憶も. 3uu. j化土. -%. の lam. 鵬Ⅰ. Jo- ㎏ V,. ドぬ. 小耳. 叶n. -. き. uu. -. Ⅴ. ほⅠ. Ⅰ. a. ちり. -. Ⅱ. -. m.. Ⅳ・. ぬ. ヴ 。 の. " "。 " " 甘. Ⅱ :Ⅱ6. (1"i). 7. ". さ. -. ma. V,. " " 1。" ". "" Ⅱ. ト. ". c,V!. b. 穏. d,Vl. m. 巾。 。。. 坤 Ⅰ. -. 描. 位. ・. T. 圭. "。""/. n㎝. c:Vt. B. 1 +1. 1+1. 笘. 1+1. B ∼笘. -. ℡. ち. V,. 伽. B ∼穫. uu. (e.f.g) 1+1+1. 田,無用. むかし川の よう に江れ 、. う 。 小さな カ の よう に. " Ⅰ枚. Ⅰ. 、. まだっていたね. ?. もしみが 倖 大な戸田. 夫ミ ( よ ( Ⅰ ( 戸キ 仮した. たしい p は 山ミ ( なった、 今けち う 川のようにはなれない、 とⅠ 枚 ることも、 川の水のようには 汝 だつこともな. やモ、爪. な ︵. 戸戸. 夫 Ⅰ な (. み ︵. 名 @人 三. Ⅱub. 回 母. 小さな湖のように. , 仁 @ ]e. Ⅰ. ㎏Ⅰ. a. ㏄. V,@. I. Ⅰ. ". n. 小国⑰ (h,b) 1+1. d. ∼笘 c. B. ". Ⅰ. ぬ. Ⅰ. それは. la. 1Ⅰ. t.@. Ⅰ ab せⅠ さ. 回. 口口. m.. セ0. ナ. aabb cd. 口口口. 岨。.. ⑦①. 蜘 j" 姉. ・,小,n -. 何が その偉大な庄田よしたか、 大里 ( ょ ( Ⅰ < 庄キ 典しい戸は うしなわれた。 " 。本の ". ①②の①③の. 血 '"鵬"". 0 撰羊"". 。。 。 。。 。. 弗 ' 。 篠ょ Ⅰ ナⅠⅡ たけ 扶れ ガン. ①② の ⑦0 ⑪ ①① ⑫ ①③. ⑬ 'Ⅶ. ㏄Ⅰ. ⑭b 小. 甘. Sortimutttini. kaMeletar. 回. 1+ 1. 戸 ". れ. ぬ. め囚(a, Ⅰ ). 8Ⅰ・. JuoK. (2 、 億 )は. "". 回 (a, Ⅲ ) 回 (b,b.) 回 (c.d). 皿. -na. ⑬. 雅 B: Ⅱ 7. - ㎏m.. suu. が。 。. Jo - ㎏ ワltd廿 ). 11. 回. s,or. n尹. Vt(li). 1荻 Ⅱ -. -. ei. 11( 5). Ⅰ. g⑫. Su. Ⅰ. Jott,. ・. Ⅴ。 じ :1. /. (24 、 )l. ⑯ 廿. L。 、. 。. め臣" 軒'.
(23) J. シベリウス『六つの 男声合唱曲. 分析 P.. 表. J (作品. 18) の様式分析. 103. 2. TeWe. Op l8:2 ・. ㎏ - 正t-. Ⅰ. 卸び. (FO. 4% 4 Ⅰ9.d22). k Ⅱ U (血暖 Ⅲ侮れ. -. ぬ. い 小口. 1⑥. ㎡s. 捲 k. ㎏u. - ぬ,. 小皿s. 2⑥. 卸叩. れ ぬ " 鴨. oit. 宙 ". 睡. "e,. -. 曲. -. v碗. -. y. - ぬ,. 柑八. ほ-血 as. -. (お葉ツァ 的). 甘い. 伍. (4,l 、 簾 )i. 3⑥. tNUu 臆止. 且. 。Ⅰ. Ⅱ,ves sit, .. れ. 不材. ほ!. ・. ・. ヴ. 笘. )]. %. (4 )@. 氷 Ⅲ. ㎎. - に -. -. s1. 撰. ㎏ Ⅱ u,. 世. ・. Ⅰ. ㌔. Ⅰ. 攻. 0。Ⅱ -os- %. 。Ⅰ. 乙. 囲. ,. vakau. sⅡ , ㎞ u.. -. I!. さ. , M,.. 1. If. 血. -. さ. I ( 7) 且. ト. (B:V1). ヴ. ヴ. (44)i Ⅱ. Ⅰ. @く s. - na. Ⅰ. nou. VI. V2. サ. C. ⅠⅠⅠⅠ. 口 ho @:@ v. 山. s. 田 ㎞Ⅰ. ". が1. -. 。 。 。。 。. .. ㏄. ㎏ノ. 旭. -. ぬ,. 睦 I t. ㎏ - liis. ⅡⅡ. vz. 戸 " 。。. (4 め)] Ⅱ. le. ,田 ⅡⅠ at - も0 Ⅱ. lol. は. en. - ツ 吋. Ⅰ. Ⅰ性沖. は・. 仁lⅡ1 な. -. ト. @. m田. Ⅰ. - oil- 1 @ Ims, Ⅰ. Ⅰ. せ. ¥V:@l2 /(8:@VI,). ㎞ u,. Ve. ㎞ - mot. 、 仁. 跨. -m. Ⅱ杣'. ㎏. MS,. V. ヴ. 4①. Ⅰ. Ⅰ. ⅠⅢ -1 ホ. Ⅶ m, 耐 - ぬ. -. Hf( !(* ). ⅠⅥ Ⅰ:. Vせ l .. W. 1. り. ォ. Ⅰ. 1. 17. Ⅰ. V2@ VJ. @: vt. Cr. -v. Ⅵ はtけり㏄. V,. 小功. Ⅰs,. .. ねば. 世 - ㎏ -%,. na. 3⑥. 再. pa 荻 - sit,. -ば. -. 睡yt. Ⅴ 0'. .. ぽ. -皿 お -t も. 一. 4⑥ ・. lc!. ㎞ u!. Ⅵ. (d:I).. く. nⅠ -sil. (4 )l. Ⅰ⑥ -. 田 ㎏u I Ⅰ. F:@ I. 田 ㎞u. .. - ね!. oVI@(VI)-V8@ - /. I@. "Ⅰ lT ㏄. ⅡⅠ. 仕ィ. mui. ち. ぺiI. -. nou 、a. ㎞. sit. -. %. w,. ぷ V1. ㎏Ⅰ h 止血. Ⅱ小角. り -%s 11. -. os. )i. n田 . ぬl -. V7. [ 3) Ⅰ. V,@. I<. ヒ JC. 廿. - mu-s. Ⅱ. ⅠⅡ㏄. - la. ,. 6⑥. (6 申)l Ⅱ. №. 折 p - " 師 "Ⅱ. 世- 血. ド " 市""" - ㏄,. nou. A:N. I Ⅵ・. Ⅰ 1‥ ( トリスタン和音 ). I V. 忠 1+. ⅠⅠ. J/. コ. "" ト 一 f." 酵. が wt. VI. ・. 笘 ㏄. ね ヘ. lT )notl ク. ㏄ れ、伍)l. 7⑥. 7①. ㎡ mI1 vI. ミ. 1Ⅰ 1. ve-%. -也. s沖. 市. saa. mla. ㏄a. VI. 町!. Ⅵ. 乎. no Ⅱ 兵. W. Ⅰ. ミ. .. 睦 ,Ⅵ -%n. -. ㏄! 1(. F:@ I. Ⅰ さ. ).
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