1.はじめに:
社会的背景と研究会の趣旨
はじめに,市民共創知研究会(SIG-CCI)(https:// sigcci.github.io/sigcci/,主査:白松 俊,主幹事: 福田直樹)の設立に至った社会的背景や研究会の趣旨を 紹介する. 昨今,少子高齢化により生産年齢人口の比率が減少し ていく「人口オーナス期」を迎えた日本社会では,地域 社会の持続可能性を脅かすさまざまな課題が顕在化しつ つある.この状況は「課題先進国」と呼ばれることもあ る [小宮山 07] が,解決は容易でない.そのような地域 課題についての新たな解決策を模索するうえで,人工知 能や情報技術の研究者が貢献できる可能性は大きい.例 えば日本政府による「AI 戦略 2019」[統合 19] では,AI を活用して地域課題に取り組める人材育成の必要性に触 れている. ただし,AI 研究者は地域課題の専門家でもなく当事 者でもないことが多い.そのため,AI 研究者の知見だ けで地域課題の背景を十分に捉えた手法やサービスを設 計することは難しい.科学技術社会論の分野では,「欠 如モデル」(deficit model)すなわち「問題が解決しない のは市民側の知識の欠如が原因であり,科学技術の啓蒙 によって解決できる」といういわば上から目線でのアプ ローチは,理論的にも経験的にもうまく機能しないとい われている [林 05, 伊勢田 10].よって,AI 研究者が地 域課題にアプローチするには,課題の当事者である市民 からその背景をヒアリングし,対話しながら新たな解決 策を共創する過程が必要不可欠である.すなわち,欠如 モデルでなく「素人の専門性」(lay-expertise)モデル を採用することで,「地域固有の知」(local knowledge) を考慮した解決手法の設計が求められる [藤垣 08].市民共創知研究会(Special Interest Group on Crowd Co-creative Intelligence:SIG-CCI)は 2016 年の設立 以来,研究会開催地域のコミュニティに積極的に働きか け,AI 研究者と市民の対話・共創の場を提供してきた. 市民は地域課題や地域社会のニーズについて,研究者は 研究成果や技術シーズについて同じ壇上で発表し対話す
市民共創知研究会(CCI)
地域課題に立ち向かう知をAI 研究者と市民が共創する場
SIG-CCI: Meetup between AI Researchers and Citizens for Co-creating
Wisdom to Address Regional Issues
白松 俊
名古屋工業大学大学院工学研究科情報工学専攻Shun Shiramatsu Department of Computer Science, Nagoya Institute of Technology. [email protected]
伊藤 孝行
(同 上)Takayuki Ito [email protected]
福田 直樹
静岡大学学術院情報学領域Naoki Fukuta College of Informatics, Academic Institute, Shizuoka University. [email protected]
堀田 竜士
富士ゼロックス株式会社研究技術開発本部コミュニケーション技術研究所Ryoji Horita Fuji Xerox Co., Ltd.
三井 実
(同 上)Minoru Mitsui [email protected]
藤田 桂英
東京農工大学大学院工学研究院Katsuhide Fujita Institute of Engineering, Tokyo University of Agriculture and Technology. [email protected]
Keywords:
citizen science, civic tech, open innovation, social capital, collective intelligence. 「研究会紹介」ることで,課題解決のための新たな共創の契機となる場 を提供する.さらに,研究会を契機として生まれた方法 論を地域横断的・組織横断的に共有し,地域を超えて横 展開可能な集合知を生み出すような,場と技術基盤の実 現を目指している. 関連動向としてシチズンサイエンス [林 15] やオープ ンサイエンス [Nielsen 13],Science 2.0 [Shneiderman 08],Open Academic Society [Eto 14] など,研究者だ けでなく市民にも研究活動を開放しようというさまざま な動きがある中で,本研究会では市民と研究者が同じ目 標の達成を目指して共創できるよう,協働のレベルの向 上を試みている [堀田 19b].その意味では,IT 技術者と 市民・行政の共創を志向したシビックテック活動 [稲継 18]や,企業が市民とサービスを共創するリビングラボ [Bergvall-Kåreborn 09]とも関連が深い取組みといえる.
2.
研 究 会 の 内 容
本研究会はこれまで,第 1 回を岩手県遠野市,第 2 回 を長崎県対馬市,第 3 回を愛知県名古屋市,第 4 回を石 川県能美市・小松市・白山市,第 5 回を島根県松江市で 開催した.これまでの研究会はすべて,以下で述べるよ うな 3 日間のスケジュールで開催された. 2・1 1 日目:地域を知るフィールドワーク 1日目は地域外から参加する研究者のために,地域の 特色や課題を知るためのフィールドワークを設定してい る.図 1 に,これまでのフィールドワークの例を示す. 例えば第 1 回の遠野では「馬」,「食」,「郷土芸能」,「陶芸」, 第 2 回の対馬では「自然環境保全」,「史跡」,「特産品」,「文 化財保護」というように,3 ∼ 4 コースを設定して地域 の市民に講師を依頼している.参加者がフィールドワー クの様子を写真などで記録することで,フィールドワー クに参加しなかった研究会参加者にもその内容を 2 日目 の朝に共有可能である. 2・2 2 日目:参加者を知る研究発表と対話 2日目は,地域外の研究者と開催地域の市民が同じ壇 上で発表する.研究者は,人工知能や情報学周辺分野の みならず,他地域の市民協働や市民共創の事例,その統 計的・社会学的な分析結果など,市民共創に関連するさ まざまな研究成果を発表する.開催地域の市民は,取り 組んでいる地域課題や,当該地域での活動事例について 発表する.図 2 に,これまでの研究発表の様子を示す. 図に示したように,寺や民家の畳の部屋に乱雑に座布団 を置くことで,参加する市民や子供が緊張しない場づく りを心がけている.ただし,畳が必須というわけではな く,その地域の特性に合わせてリラックスできる場を用 意できればよいと考えている.また,質疑応答について も緊迫感を排するため,発表後に図 3 のように車座に なって発表者を囲み,対話する形式を試みている. なお,市民が発表する際には論文原稿の投稿は必須で 図 1 1 日目のフィールドワークの様子(上:遠野の河 童伝説に関するフィールドワーク,下:名古屋め しに関するフィールドワーク) 図 2 2 日目の口頭発表の様子(上・中:大学院生による研究発表 , 下:開催地市民による地域課題の発表)ないが,研究会幹事や大学院生がメンターとして論文執 筆を手伝うメンタリング制度 [遠山 17] も用意している ため,2 ∼ 3 ページ程度の原稿執筆に挑戦する開催地市 民も少なからず存在する. 2・3 3 日目:共創の可能性を探る対話 3日目は,1 日目のフィールドワークと 2 日目の発表 を踏まえたうえで,研究者と市民の共創の可能性を探る アイディアワークショップを行う.一般的なアイディア ワークショップやアイディアソンと同様,グループワー クによりアイディアを発散させた後,個人ワークでアイ ディアスケッチを描き,投票によりチーム形成の核とな るアイディアを決める.チーム形成後はアイディアを具 体化させ,本研究会で開発中の「みらいらぼ」というソー シャルメディアシステム [堀田 19a, 仙石 17] に入力す る*1.この「みらいらぼ」は,共創の過程を記録し地域 横断的・組織横断的に共有可能にすることで,方法論を 横展開可能にすることを目指して開発・運用されている. 図 4 にこれまでの共創対話の様子を,図 5 にみらいらぼ の Web インタフェースを示す.本研究会では,ここに 入力されたプロジェクトを「市民共創プロジェクト」と 呼んでいる. さらに,上記のみらいらぼと連携するシステムとして 「MissionForest」という Web アプリケーション [渡辺 17a, Watanabe 17b]も開発中であり,第 3 回研究会の 3日目に試用された.MissionForest 上で市民共創プロ ジェクトが掲げるミッションとタスク階層を人手で構造 化し,その一部を Linked Open Data 化している.図 6 にその Web インタフェースを示す.タスクを分割して 詳細化することで,共創プロジェクトの次の展開や役割 図 3 2 日目の口頭発表後の対話の様子 図 4 3 日目の共創対話の様子 図 5 みらいらぼ:市民共創プロジェクトのアーカイブ のためのソーシャルメディアシステム 図 6 MissionForest:市民共創プロジェクトのタスク 階層構造化のための Web アプリケーション *1 みらいらぼは当初,http://mirailabcci.com/ で公開さ れていたが,2019 年 6 月以降は http://mirailab.srmt. nitech.ac.jp/ へ移動して公開中である.
分担を検討しやすくする効果を狙っている. 2・4 研 究 会 終 了 後 上述の Web システム「みらいらぼ」では,3 日目に生 まれたアイディアをプロジェクトとして入力するだけで なく,研究会終了後にも活動の記録を残すことで,活動 継続を支援する.ユーザがプロジェクトの活動状況を投 稿するなどの何らかの活動ログを残すと,プロジェクト の活発さを表すスコアが加算され,週間ランキングの表 示に反映される.これにより,共創活動を継続させるイ ンセンティブ提供を狙っている. また,第 1 回研究会の終了後,市民共創プロジェクト の活動を継続させる仕掛けとして,「市民共創知コンペ ティション」を開催した.また,小さな一歩を促す意味 で「Baby Step Fes」と名付けた期間を設け,その期間 の活動がみらいらぼ上での活動スコアに大きく反映され るよう設定された.これら,第 1 回研究会後に試行され たイベントは活動を活性化させる効果が認められたが, 運営サイドの手間が大きく,また最終的なコンペティ ション応募数の増加にはつながらなかったため,第 2 回 研究会以降は開催されていない.
3.
共創活動の持続可能性に関する課題
みらいらぼに入力された市民共創プロジェクトのう ち,実際に活動が継続するプロジェクトの割合は高くな い.研究会以前から高いモチベーションにより活動が継 続してきたプロジェクトは,研究会後も同様にモチベー ションが維持され活動も継続しやすい.しかし,研究会 で生まれた新しいプロジェクトが研究として継続した事 例は,一ノ瀬らの鍬動作分析研究 [一ノ瀬 17] など,い まだ数例に留まっている.研究会で共創の芽が生まれて も,例えば以下のような問題により,研究者と市民の共 創活動は継続が簡単ではない. ● 研究会終了後にモチベーションを保てない ● アカデミア側に興味があっても人手不足により参加 が難しい ● 研究資金の不足 ● 進行中の研究との関係性の問題 特にモチベーションの問題は重要である.共創以前に, まずは参加する個々人に高いモチベーションがなけれ ば,そのプロジェクトは継続しない.例えば日本最大の 開発コンテストである MashupAwards を統括している 伴野智樹氏は,Civic Tech Summit KANAZAWA 2017 の基調講演 [伴野 17] で,「課題をもつ誰かのために開発 する」という共創の在り方について,以下のようなアン チテーゼを唱えた. ● 知らない誰かのためって重くない? モチベーショ ンセットアップされてますか? ● 共創って嘘っぽくない?(共創を目的にするのは危 険)まずは,自分で考え自分で創ろう ● モチベーションがセットアップされたら共創,フ レームワークの山を登りましょう ● 最初から「共創」ダメ,絶対 つまり,いきなり共創するのではなく,まずは個々 人が主体的に活動してモチベーションを上げる期間が必 要であり,共創はその後に起こると説いている.このよ うに,コミュニティやチームの形成よりも個々人のモチ ベーションが先んじるという順序の重要さを,藤井靖史 氏は味 汁の散逸構造(ベナール・セル)に例えて説明 しており,日本のシビックテック界隈では通称「お味 汁理論」と呼ばれている [稲継 18, 鈴木 15].すなわち, 熱量となるモチベーションがあれば対流が起き,その流 れの中で構造(共創するコミュニティやチーム)が自然 に生まれるが,先立つ十分な熱量がないと構造は生まれ ず活動も継続しないというメタファーである.これらの 知見は,本研究会で生まれた市民共創プロジェクトにも, 個々人のモチベーションを高めるための助走期間が必要 であることを示唆している. さらに,モチベーションの問題がクリアされたとして も,学術機関で長期間研究を継続するには,研究資金獲 得と人材育成が不可欠となる.研究資金については,例 えば当該地域で多くの関係者に利する市民共創プロジェ クトであれば,その関係者への周知や仲間集めの効果も 兼ね備えたクラウドファンディングサービスと相性が良 い可能性がある.また,人材育成については,学術機関 に所属する学生や研究員だけにこだわるのでなく,当該 地域にいるモチベーションの高い市民が技術を学べる機 会の提供も検討する必要があろう.4.
助走期間のための新たな取組み
2019年 7 月に松江市で開催した第 5 回研究会に向け, 6月 23 日にプレイベントとしてアイディアワークショッ 図 7 第 5 回研究会のプレイベントの様子プを開催した [白松 19]. その様子を図 7 に示す.これは, 研究会の前に上述したような助走期間を設け,参加者の モチベーションを高めることを意図した試みである.イ ベントの最初に運営側で設定した地域課題の説明を行 い,その後のグループワークで AI の要素技術と地域資 源を組み合わせた解決策のアイディア出しを試みた.AI の要素技術と地域資源を組み合わせてアイディアを考え るためのヒントとして,図 7 下のようなカードを用意 した.このカードを用いたアイディア出しは,金沢工業 大学が開発した THE SDGs Action cardgame「X(クロ ス)」[SDGsX 19] を参考にして着想したものである.グ ループワークで出されたアイディアは,図 8 に示すよう なユーザインタフェースにより入力され,Linked Open Data 化された. 本来,第 5 回研究会までの時間を助走期間にするに は,アイディアのオープンデータ化だけでなく,有望な アイディアの選別やチーム形成,およびみらいらぼへの 共創プロジェクト入力までプレイベントでカバーしたい ところであったが,今回は時間の都合上そこまでたどり 着くことはできなかった.また,扱う地域課題について も運営側で設定するのではなく,参加者が熟議して課題 設定したほうがモチベーション向上につながると考えら れる.
5.
今 後 の 展 望
今後は,時間の限られたプレイベントでなく,扱う地 域課題を Web 上で熟議しつつアイディア出しをするよ うな期間を事前に設け,参加者のモチベーション向上の ための助走期間を設けることも検討したい.ただし,3 日間の研究会を準備する企画段階での手間が非常に大き いため,本質的に重要でない仕掛けは取り止め,研究会 運営を軽量化していく視点も必要と考えている.そのた めには,ただ単に事前のオンライン議論やプレイベント を追加開催するのではなく,個々人のモチベーションを 事前に上げるという目的に最適かつ手間のかからない仕 掛けを検討し,デザインする必要がある.研究資金や人 材育成の問題についても同様に,これ以上運営の負担を 増やさずに既存のリソースをうまく活用した解決策を 探っていきたい. さらに,これまで「みらいらぼ」に市民共創プロジェ クトのアーカイブを残してきたが,1 日目のフィールド ワークで学んだ地域課題についてはデータ化・アーカイ ブ化してこなかった.また,市民による発表で言及され た地域課題についても,論文原稿という形では残ってい るが,地域課題単体でのデータ化やアーカイブ化は試み られていなかった.今後は,これまでの 4 回の研究会 で市民が執筆した論文原稿から人手で地域課題を洗い出 し,アーカイブ化やオープンデータ化を試みるようなイ ベントあるいは共創プロジェクトも検討したい. 謝 辞 本研究会の運営にあたり,対馬市コンベンション開催 助成事業と JSPS 科研費(17K00461)の支援を受けま した.これまで研究会にご参加いただいた開催地市民の 皆様,研究者の皆様,これまでの研究会運営にご尽力い ただいた仙石晃久君,遠山達也君,渡辺 賢君,神谷 晃君, 浅沼亜希子様,佐藤雄二様,池田晃一様,國藤 進先生, 藤村大樹様,秀島栄三先生,桑谷 猛様に深謝致します. また,第 5 回研究会プレイベントのためカードをデザイ ンしていただいた伊藤智成君を始めとする名古屋工業大 学井上雅弘研究室の皆様,カードの実物をご用意いただ いた野原かほり様,図 8 の UI 実装にご協力いただいた 清水陽太君に御礼申し上げます.◇ 参 考 文 献 ◇
[伴野 17] 伴野智樹:まず自分が楽しむことから始まる,シビッ クテック(Civic Tech Summit KANAZAWA 2017 講演 II 資 料),https://www4.city.kanazawa.lg.jp/data/open/ cnt/3/24765/6/cts_kanazawa2017_kouen2.pdf(2017) (2019 年 7 月 1 日閲覧)[Bergvall-Kåreborn 09] Bergvall-Kåreborn, B. and Ståhlbröst, A.: Living Lab: An open and citizen-centric approach for innovation, Int. Journal of Innovation and Regional
Development, Vol. 1, No. 4, pp. 356-370(2009)
[Eto 14] Eto, K., Hope, T. and Takeda, H.: A pattern language for an open academic society with non-professional users, Proc.
21st Conf. on Pattern Languages of Programs, Article No. 4
(2014) [藤垣 08] 藤垣裕子,廣野喜幸:科学コミュニケーション論,東京 大学出版会(2008) [林 05] 林 衛,加藤和人,佐倉 統:なぜいま「科学コミュニケーショ 図 8 AI 要素技術カードや地域資源カードとひも付いた アイディアの入力インタフェース
ン」なのか ? 特集にあたって,生物の科学遺伝,Vol. 59, No. 1, pp. 30-34(2005) [林 15] 林 和弘:オープンサイエンスをめぐる新しい潮流(その 5) オープンな情報流通が促進するシチズンサイエンス(市民科学) の可能性,科学技術動向 2015 年 5・6 月号,pp. 21-25(2015) [堀田 19a] 堀田竜士,仙石晃久,伊藤孝行:多地域移動型の共創 を支援するソーシャルメディアシステムの試作と評価,人工知 能学会論文誌,Vol. 34, No. 2, pp. F-I57 1-8(2019)
[堀田 19b] 堀田竜士,三井 実,伊藤孝行,白松 俊,藤田桂英,福 田直樹:研究者と市民の共創を生み出す研究会の提案,人工知 能学会論文誌,Vol. 34, No. 4, pp. D-I92 1-8(2019)
[一ノ瀬 17] 一ノ瀬修吾,白松 俊,大森友子:Kinect を用いた鍬動 作分析研究における市民共創知研究会を通じた今後の展望,第 2回市民共創知研究会「みらいらぼつしま」予稿集,pp. SIG-CCI002-02 1-3(2017) [稲継 18] 稲継裕昭,鈴木まなみ,福島健一郎,小俣博司,藤井靖史: シビックテック : ICT を使って地域課題を自分たちで解決する, 勁草書房(2018) [伊勢田 10] 伊勢田哲治:認識論的問題としてのモード 2 科学と 科学コミュニケーション,科学哲学,Vol. 43, No. 2, pp. 2 1-2 17 (2010) [小宮山 07] 小宮山宏:「課題先進国」日本 : キャッチアップからフ ロントランナーへ,中央公論新社(2007) [Nielsen 13] Nielsen, M. 著,高橋 洋 訳:オープンサイエンス革命, 紀伊国屋書店(2013) [SDGsX 19] 楽しみながら SDGs を学べる.金沢工業大学の学生 プロジェクトが産学共同で企画,開発した SDGs カードゲー ム「THE SDGs アクションカードゲーム X(クロス)」製品版 が令和元年 5 月より発売開始,https://www.kanazawa-it. ac.jp/kitnews/2019/0513_sdgs.html(2019)(2019 年 7 月 1 日閲覧) [仙石 17] 仙石晃久,伊藤孝行,堀田竜士:継続的で共有可能な 共創活動のための共創プラットフォームの開発と検証,第 3 回市民共創知研究会「みらいらぼなごや」予稿集,pp. SIG-CCI-003-05 1-4(2017) [白松 19] 白松 俊:研究者と何ができるか考えてみようワーク ショップ─「地域×学校教育」を AI で支援する─,http:// sigcci005-pre.peatix.com/(2019)(2019 年 7 月 1 日閲覧) [Shneiderman 08] Shneiderman, B.: Science 2.0, Science, Vol.
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[鈴木 15] 鈴木まなみ:流れが先で構造が後だとコミュニティ は 継 続 さ れ る / CODE for AIZU( 後 編 ),http://www. civicwave.jp/archives/52126065.html(2015)(2019 年 7 月 1 日閲覧) [遠山 17] 遠山竜也,伊藤孝行:第 1 回市民共創知研究会における 実例に基づいた研究会に高校生が参加する意義と留意点に関す る考察,第 2 回市民共創知研究会「みらいらぼつしま」予稿集, pp. SIG-CCI002-03 1-5(2017) [統合 19] 統合イノベーション戦略推進会議:AI 戦略 2019 人・産業・ 地域・政府全てに AI621,https://www.kantei.go.jp/jp/ singi/tougou-innovation/pdf/aisenryaku2019.pdf (2019)(2019 年 6 月 23 日閲覧)
[Watanabe 17a] Watanabe, M., Shiramatsu, S. and Goto, Y.: Tagbased approaches to sharing background information regarding social problems towards facilitating public collaboration, Proc. Int. Conf. on Electronic Governance and
Open Society: Challenges in Eurasia, pp. 113-118(2017) [渡辺 17b] 渡辺 賢,白松 俊,仙石晃久:共創支援システム「みら いらぼ」とタスク構造化システム「MissionForest」の相互連携 による共創継続支援の検討,第 3 回市民共創知研究会「みらい らぼなごや」予稿集,pp. SIG-CCI-003-06 1-4(2017) 2019年 7 月 19 日 受理
著 者 紹 介
白松 俊(正会員) 2003年東京理科大学大学院理工学研究科修士課程修 了.2003 ∼ 05 年,JST CREST 研究補助員として 産業技術総合研究所に勤務.2008 年京都大学大学院 情報学研究科博士課程修了.日本学術振興会特別研 究員(PD)を経て,2009 年より名古屋工業大学大 学院工学研究科助教.2015 年より同准教授,現在 に至る.博士(情報学).Linked Open Data や自然 言語処理を用い,議論支援,シビックテック支援,市民共創支援の研究 に従事.2016 年より本学会第 2 種研究会市民共創知研究会主幹事,2019 年より主査. 伊藤 孝行(正会員) 名古屋工業大学大学院情報工学専攻教授.博士(工 学).北陸先端大学院大学・名古屋工業大学准教授, 内閣府最先端・次世代研究開発プロジェクト PI, JSTさきがけ研究員・CREST 代表研究者.USC, ハーバード大学,MIT,東京大学客員研究員を経て, 2014年より現職.本学会業績賞.ITS シンポ最優秀 論文賞.JSSST 基礎研究賞.JSPS 賞.文部科学大 臣表彰科学技術賞.AAMAS2013 PC Chair,文科大臣表彰若手科学者賞. IPSJ長尾真記念特別賞受賞.JSSST 論文賞.IFAAMAS 国際財団理事. 2018年まで本学会第 2 種研究会市民共創知研究会主査. 福田 直樹(正会員) 2002年名古屋工業大学大学院工学研究科博士後期 課程修了.同年,静岡大学情報学部情報科学科助手. 2007年より同助教.2010 年より同講師.2015 年 より同大学学術院情報学領域准教授.現在に至る. 博士(工学).2012 年山下記念研究賞.IEEE-CS, ACM,情報処理学会,電子情報通信学会,日本ソ フトウェア科学会,情報システム学会各会員.2013 年情報処理学会論文誌ジャーナル・JIP 編集委員会知能グループ主査. 2016年より本学会第 2 種研究会市民共創知研究会幹事,2019 年より主 幹事. 堀田 竜士 2011年東北大学大学院工学研究科都市・建築学専攻 修士課程修了.同年,富士ゼロックス株式会社に入 社.2017 年より名古屋工業大学大学院工学研究科情 報工学専攻博士後期課程.本学会第 2 種研究会市民 共創知研究会幹事.KICSS 2017 The 2017 Kunifuji Award,同 Best Paper Award.三井 実 2008年山梨大学大学院医学工学総合教育部博士課程 修了.博士(工学).同年,富士ゼロックス株式会 社入社.現在,コミュニケーション研究および生体 情報センシング研究に従事.本学会第 2 種研究会市 民共創知研究会幹事. 藤田 桂英(正会員) 2011年名古屋工業大学大学院工学研究科情報工学専 攻博士後期課程修了.博士(工学).2010 年から日 本学術振興会特別研究員(DC1/PD).2010 年から 2011年にかけてマサチューセッツ工科大学スローン 経営大学院訪問学生.2011 年から 2012 年にかけて 東京大学大学院工学系研究科総合研究機構特任研究 員.2012 年より東京農工大学大学院工学研究院准教 授,現在に至る.IEEE,AAAI,電子情報通信学会,情報処理学会各会員. 本学会第 2 種研究会市民共創知研究会幹事.