ネットワーク活用1--情報管理システムの構築
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(2) 近 畿 大 学 短 大 論 集Vo1.36,No.1. れ の 方 法 に関 して 、 今 回の シ ス テ ム 開発 に関 連 す. は じめ に. る項 目につ いて4段 階 で 有 効 性 を判 定 した 。. ア ン ケ ー ト調 査 や 出 欠 調 査 な ど 集 計 を 必 要 と す る 統 計 処 理 を す る 機 会 が 多 い 。 ア ンケ ー ト用 紙 や マ ー ク カ ー ドな ど 従 来 か ら使 用 さ れ て い る 紙 ベ ー. ① 専 用 シス テ ム. ス に よ る集 計 で は、 少 数 の 処 理 の 場 合 、 簡 便 で 効. 導 入 時 に定 形外 処 理 に対 応 で き る柔 軟 な 多 目的. 率 の 良 い 方 法 で あ るが 、 大 量 に処 理 をす る集 計 で. 設 計 が な され て い れ ば 、 シス テ ム の 利 用 範 囲 は 広. は、 処 理 量 が 多 い た め リ アル タ イム で の 集 計 が 困. くなる 。 しか し一 般 に 、専 用 シス テ ム は 堅牢 な シ. 難 で あ る。 同 時 に、 入 力 誤 りな どの 可 能性 が 増 加. ス テ ム で あ るゆ えに 定形 外 処 理へ の仕 様 変 更 は 難. す る ば か りか 処 理 経 費 も か か る 。 ま た 、 専 用 シ ス. し く、 汎 用性 は低 い 。 また 、 シス テ ム 全体 が 高 額. テ ム は高価 で あ る。. である。. そ こ で 、 ネ ッ トワ ー ク を 活 用 し て 、 簡 便 に 効 率 よ く行 う情 報 管 理 シ ス テ ム を検 討 す る 。 今 日 、PCを. ② 簡 易型 用 シ ス テ ム ノ ー トパ ソ コ ン と カ ー ド リ ー ダ な ど の 組 み 合 わ. 複 数 台 保 有 す る 設 備 で は 、LANを. 構 築 し 、 イ ン タ ー ネ ッ トへ の 接 続 を 可 能 と し て い. せ で 構 築 す る シ ス テ ム で あ り、 専 用 シ ス テ ム に 比. る 場 合 が 多 い 。 そ の た め 、LANも. べ1セ. し くは ネ ッ ト. ッ トの 経 費 は 安 価 で あ る 。 し か し、 カ ー ド. ワ ー ク を活 用 し、 汎 用 性 が 高 く、 リ ア ル タ イ ム で. に 記 録 す る 情 報 量 や カ ー ド リ ー ダが 読 み と れ る 情. 自動 集 計 が 可 能 な 情 報 管 理 シ ス テ ム が 安 価 に 構 築. 報 の形 式 や 記 録 の方 法 な どに制 約 が多 い。 そ の た. で きれ ば有 益 で あ る。 本 稿 で は、 専 用 シ ス テ ム の. め 、 汎 用 性 は 乏 し く、 専 用 シ ス テ ム よ り も規 模 の. 特 性 を 保 持 しつ つ 、 シ ス テ ム メ ン テ ナ ン ス が 容 易. 小 さ い単 一 目的 で の使 用 に な る。 ま た、 情 報 分 析. で 、 操 作 性 に 優 れ 、 入 力 誤 りの 可 能 性 が 少 な い シ. に は 別 途 ア プ リ ケ ー シ ョ ンが 必 要 に な る 。. ス テ ム の 開 発 を め ざ す 。 同 時 に ア ン ケ ー ト等 の 設 問 作 成 の た め の 準 備 が 少 な く、 集 計 お よ び 回 答 方. ③ 専 用 ア プ リケ ー シ ョ ン. 法 が 明 瞭 な シ ス テ ム を検 討 す る。. 「ACCUSYMC」. の よ うな双 方 向接 続 の 可 能 な. フ ァ イ ル 同 期 ソ フ トが あ る 。 同 期 を 取 り な が ら情 §1.情. 報 管 理 シ ステ ム につ い て. 報 交 換 が 可 能 で あ る ので 有 効 な方 法 で あ る。 ただ. 収 集 す る 情 報 の 規 模 と 処 理 内 容 に よ り、 表1の. し、 使 用 す る パ ソ コ ンす べ て に あ らか じめ 専 用 ソ. よ う に い くつ か の 方 法 が 開 発 さ れ て い る 。 そ れ ぞ. フ トの イ ンス トー ル が 不 可 欠 で あ る た め 、 フ ァ イ. 表1情. 報 管理 システ ムの比 較. 分類 経費 汎用性 開発 力 使用法 分析 能力 情報収集力 情報の安全性 ①専 用 システム ② 簡易型 用 シ ステム ③ 専 用 ア プ リケ ー ヨ ン ④汎 用 デー タベ ース ⑤ExcelVBA十LAN. ⑥HTMLで. 集計. ⑦ ネ ッ トデ ィ ス ク 、 ネ ッ トフ ァ イル. ⑧ ブ リー フケ ース. ◎. 優 ∼ ×. 劣. HHardware、SSoftware、NNetwork.
(3) 黒 田. ネ ッ ト ワ ー ク 活 用1一. 情 報 管 理 シス テ ムの 構 築 一. ル 同期 の前 に起 動 す る必 要 が あ る。 ま た、 複 数 の. 欠 で あ る こ と、HPへ. PC間. で の 自 由 な フ ァ イ ル 同 期 は 難 しい 。使 用 す る. 示 情 報 の レ イ ア ウ トに 時 間 が か か る な ど、 仕 様 変. PCに. イ ン ス トー ル す る こ と が 条 件 で あ る た め 、経. 更 の 多 い作 業 に は不 向 きで あ る。. の ア ップ が 必 要 な こ と、 提. 費 的 な 問 題 は 避 け られ な い 。 ⑦ ネ ッ トデ ィ ス ク と ネ ッ トフ ァ イ ル イ ン タ ー ネ ッ ト上 に フ ァ イ ル を 公 開 し同 期 を と. ④ 汎 用 デ ー タベ ー ス 「Access」 な ど の 汎 用 デ ー タ ベ ー ス を 用 い る 方. る 方 法 で あ り、 イ ン タ ー ネ ッ ト接 続 が 可 能 で あ れ. 法 で あ る 。 ハ ー ドウ ェ ア の 増 設 と は 異 な り ソ フ ト. ば、 新 た な 経 費 は不 要 で あ る。 た だ し、 フ ァイ ル. ウ ェ ア の イ ン ス トー ル と デ ー タ ベ ー ス の 設 計 だ け. を 公 開 す る た め の ドッ トネ ッ トパ ス ポ ー トの 取 得. で シ ス テ ム 構 築 は 完 了 す る 。 しか し、 ネ ッ トワ ー. と 公 開 ア ド レ ス が 不 可 欠 に な る 。閲 覧 はIEで. ク 上 で 使 用 で き る デ ー タ ベ ー ス の 知 識 と情 報 収 集. が 、 「メ ンバ ー シ ッ プ の 設 定 」、 「ド ッ トネ ッ トパ. 用 ア プ リ ケ ー シ ョ ンの 開 発 が 不 可 欠 で あ る の で 、. ス ポ ー トで の サ イ ン イ ン」、 「フ ァ イ ル の ダ ウ ン. 効 率 面 か ら小 規 模 シス テ ム に は不 向 きで あ る。 専. ロ ー ド」 な ど の 手 続 き が 必 要 に な る 。. 行う. 用 ア プ リケ ー シ ョン と同 様 、 デ ー タベ ー ス ソ フ ト の 導 入 が 必 要 なた め 、 経 費 的 な問 題 は避 け られ な. ⑧ ブ リー フ ケ ー ス LAN接. いo. 続 され た コ ン ピ ュー タ シス テ ム 間 で. フ ァ イ ル 同 期 が で き る 方 法 で あ る の で 、LANが ⑤ExcelVBA. 築 され て い れ ば、 新 た な経 費 は不 要 で あ る。 ま た、. 多 くの パ ソ コ ン の 標 準 装 備 と な っ て い るExce1 とWindowsを LANシ. 構. 組 み 合 わ せ た 方 法 で あ る 。そ の た め 、. ス テ ム が 構 築 さ れ て い れ ば 、ハ ー ドウ ェ ア. ブ リ ー フ ケ ー ス の 使 用 法 が 正 確 で あ れ ば 、 自動 的 に 同 期 と更 新 が な さ れ る た め 、 フ ァ イ ル の 共 有 は 簡 単 に 実 現 す る 。 しか し、 個 々 の パ ソ コ ン に 作 成. を 追 加 す る こ と な く シ ス テ ム の 開 発 が 可 能 で あ り、. した ブ リ ー フ ケ ー ス 内 で 、 編 集 した フ ァ イ ル を. シス テ ム構 築 に要 す る経 費 は 不 要 で あ る。 ま た、. LANシ. す べ て を 独 自 に 設 計 す る こ とが で き る た め 、 汎 用. を 移 動 し た 後 、ブ リ ー フ ケ ー ス を 開 き、 「す べ て を. 性 に 富 み 、 目 的 に 応 じ た シ ス テ ム へ の 変 更 も可 能. 更 新 」 す る必 要 が あ る の で、 個 人 フ ァイ ル で の使. で あ る。. 用 に は良 いが 、 不 特 定 多 数 を対 象 に した シ ス テ ム. そ の 反 面 、Windowsの Windows環. シ ス テ ム 設 定 と. 境 で の マ ク ロプ ロ グ ラ ム の 開 発 力 が. ス テ ム の 共 有 フ ォル ダ に ブ リー フ ケ ー ス. で は 、 操 作 工 程 が 多 く、 操 作 ミ ス の 発 生 率 が 高 く デ ー タ 損 失 の 可 能 性 も高 く な る と考 え られ る 。. 必 要 と な り、 や や 専 門 的 な 知 識 が 要 求 さ れ る 。 そ の 他 、 ネ ッ ト ワ ー ク上 でP-to-Pに ⑥HPの. ル交 換 が 可 能 な ア プ リケー シ ョ ンを利 用 す る方 法. 利用. イ ン タ ー ネ ッ ト上 に 共 有 フ ァ イ ル を 置 き、 HTMLで. 処 理 をす る 方 法 で あ る 。イ ン タ ー ネ ッ ト. に 接 続 で き る 環 境 で あ れ ば 、LANや. よるファイ. ケー ブ ル接 続. もあ る が 、 法 的 問 題 に 触 れ る 場 合 が 予 想 さ れ る た め 、 今 回 は 検 討 か ら除 外 した 。 以 上 の こ と か ら、 汎 用 性 、 処 理 工 程 の 簡 便 性 、. が 不 要 で あ り、 ど こ か らで も リ ア ル タ イ ム で 同 期. 経 費 、 利 便 性 を 考 え る とExcelVBA+LANで. の とれ た フ ァ イ ル の 閲 覧 が 可 能 に な る 。 ま た 、 複. シ ステ ム が 、 小 規 模 で の デ ー タ集 計 に は最 適 と思. 数 ユ ー ザ の 利 用 も 可 能 で あ り有 利 な 方 法 で あ る 。. われ る。. しか し、 ユ ー ザ 設 定 や ア ッ プ ロ ー ドの 作 業 が 不 可. 一37一. の.
(4) 近 畿 大 学 短 大 論 集Vol36,No.1. §2.ExcelVBAを. 利 用 した情 報 管 理 シ ス テ ム 構. を人 数 分 準 備 す る こ とが で きれ ば 、 情 報 管理 シス テ ム 部 分 の 設 計 は 容 易 で あ る 。 しか し 、 回 答 数 に. 築上の問題 §1の 結 果 よ り、 経 費 面 、 操 作 面 、 メ ンテ ナ ン ス面 にお い て 、 既 存 のLANとExcelVBAを. 比 例 した フ ァ イ ル の 整 理 と 集 計 が 必 要 に な り、 汎. 活用. 用性 の あ る 自動 化 が や や 困 難 で あ る 。 一 方 、 共 有. す る方 法 が 最 良 と思 わ れ る。 しか し、 ハ ー ド ・ソ. フ ァ イ ル形式 は ネ ッ トワー ク上 に お い た フ ァ イル. フ トウ ェア の 追 加 導 入 の経 費 をか けず 、 汎 用性 が. を共 有 化 す る方 法 で 、 フ ァ イル 数 の 肥 大化 を極 小. 高 く、 專 用 シス テ ム に匹 敵 す る情 報 集 計 シス テ ム. に で き汎 用性 も高 い 。 しか し、 共 有 フ ァイ ル で あ. を設 計 す る に は 、 シ ステ ム の 基 本 的仕 様 と シス テ. る が 故 に 、 後 述 す る セ キ ュ リ テ ィ の 確 保 な ど解 決. ム の総 合 的 な セ キ ュ リテ ィを確 保 す る た め の 問 題. す べ き問題 は 多 い 。. 点 を 解 消 す る 必 要 が あ る。 そ こ で 具 体 的 な ExcelVBA+LAN情. 報管 理 システムの条件 とし. て 、次 の 問 題 点 を検 討 し、 小 規模LANに. よ る情. 3-2操. 作 性(§2の. 問 題点 ②). 集 計 内容 に よ り、使 用 され て い る方 式 に は記 述. 報 集計 シス テ ム を構 築 す る。. 式 と チ ェ ッ ク式 が あ る が 、 操 作 性 の 優 劣 は 、 回 答. ① 情 報 容 量 と フ ァ イル数. 方 式 に 大 き く依 存 す る 。 記 述 式 で の 準 備 作 業 は 設. ②操作性. 問 項 目 の 入 力 だ け で あ り、 ワ ー プ ロ 感 覚 で 設 問 資. ③ 統 計 処 理 へ の発 展 性. 料 を 作 成 す る こ とが で き る 簡 便 な 方 法 で あ り、 意. ④LANの. 見 な ど の 文 字 入 力 の 必 要 な 回 答 の 場 合 に も対 応 で. フ ァイ ルの 共 有 化 設 定. ⑤ フ ァ イル の上 書 き防止 と改 ざ ん防 止 策. き る 。 しか し、 回 答 者 に よ る 入 力 誤 りの 可 能 性 も. ⑥ 書 き込 み領 域 の 保 護 策. 多い。 チ ェ ッ ク 式 で は 、 記 述 式 に 比 べ 入 力 誤 りの 可 能. ⑦情報の安全管理策 ⑧ 外 部 デ ー タ との 同 期. 性 は 低 い も の の 、 チ ェ ッ ク 項 目の デ ザ イ ン 、 回 答. ⑨ デ ー タの流 出防 止. の ピ ッ ク ア ップ と集 計 の た め の ア プ リケー シ ョン. ⑩ 多 重 書 き込 み の 防 止. の 開 発 、 お よ びそ の 後 処 理 が や や 重 い た め 、 仕 様 変 更 の 少 ない シ ス テ ム に向 い て い る と思 わ れ る。. §3.情. 報 管 理 シス テ ム に お け るシ ス テ ム 設 定 と マ ク ロプ ロ グラ ム. 3-1情. 報 容 量 と フ ァ イ ル 数(§2の. 以 上 の こ とか ら、 小 規 模 の 情 報 管 理 シ ステ ム に お い て は 、 集 計 内 容 に よ り集 計 シ ス テ ム 上 に 設 け. 問題 点①). 高 速 化 をめ ざす に は 、 圧 縮 に よる情 報 量 の 低 減 化 が 最 も簡 便 な方 法 で あ る が 、転 送 す る フ ァ イル. た フ ィル タや プ ロ グ ラム で の 補 完 が 必 要 な状 況 も 発 生 す る もの の 、 記 述 式 の 共 有 フ ァ イ ルが 適 して い る と思 わ れ る 。. の 情 報 量 が ア ン ケ ー トの 場 合 、平 均 的 に100KB程 度 と小 さい と予 想 され る こ と、 回 答 数 に 比 例 した 解 凍作 業 が 必 要 な こ とな ど を考慮 して 、 今 回 の シ ス テ ム で は フ ァ イ ル圧縮 は組 み 込 まな い こ とに し. 3-3統. 計 処 理 へ の 発 展 性(§2の. 本 シ ス テ ム の 中 核 はExcelで 容 はExcelで. 問題点 ③) あ る た め 、処 理 内. 可 能 な統 計 処 理 の 範 囲 とな る。. た。 一 方 フ ァ イル 数 に 関 して は 、 フ ァイ ル 形式 が 問. 3-4フ. ァ イ ル の 共 有 設 定(§2の. 問題点④). 題 に な る 。 フ ァ イル 形式 に 関 して は 、個 別 フ ァ イ. 同 時 に複 数 人 が 設 問用 フ ァイ ル を 閲 覧 で きる よ. ル形 式 と共 有 フ ァ イル形 式 が あ る 。個 別 フ ァ イル. うにす る た め に 、 共有 す る フ ァ イル に対 して共 有. 形 式 を採 用 し、 回答 フ ァ イル も し くは 回 答 シー ト. 設 定 を 行 う。.
(5) 黒 田. ネ ッ トワ ー ク 活 用1一. 以 降 、本 稿 で は マ ウ ス を ク リ ッ ク す る 場 合 は 【1、 モ ニ タ 上 の 表 示 メ ッ セ ー ジ は 「」、0内. 情 報 管 理 シ ス テム の 構 築 一. 表4セ. ル保護. は ① デー タ入 力用 セル範 囲 を ドラ ッグ. Versionに. よ り必 要 に な る 操 作 を 示 す こ と に す る 。. ② 右 ク リック → 【 書式 】→ 【 保 護1→{ロ. ッ ク】オフ→ 【OK】. ③ ツール 【 保 護】 → 【 共有 ブッ クの保 護 】 → 【 変 更履歴 付 きで共有 】 表2フ. ァ イル共有 設 定 → 【ロ ック されてい な いセル 範囲 の選 択の み1. ① 共 有 させ る ファ イル を開 く ② メニ ュー 【 ツ ール 】→ 【ブッ クの 共有1(→ ③ 【 編 集 】→. 【 ブ ックの 共有D. 【 複 数 のユ ーザ に よる同時 編集 】. ④ 【 詳細 設定 】→ 【 変 更履歴 の保 持 】→ 【自動 保存1. 3-7ブ. ッ ク の 保 護 と 共 有(§2の. 問題点 ⑦). 共 有設 定 を した フ ァ イル に ア クセ ス す る こ とが で きれ ば 、共 有設 定 の 変 更 や解 除 な どが可 能 で あ 3-5ネ. ッ トワ ー ク ユ ー ザ に よ る フ ァ イ ル 更 新 を 許 可(§2の. 問題点 ④⑤). る。 また 、誤 っ た操 作 に よ り共 有設 定 が 変 更 さ れ る 可能 性 が あ る。 こ れ を 防止 し、 同時 に ブ ック を. フ ァ イル の共 有 設 定 で 、 同時 に複 数 人が 閲 覧 で. 保 護iす る た め に パ ス ワ ー ドを 設 定 す る 。 こ れ に よ. きる ように なるが 、回答 を返 送す るた め に共有. り、 管 理 者 以 外 に よ る 設 定 の 変 更 や 設 定 の 解 除 は. フ ァ イ ル を 登 録 し て あ る フ ォ ル ダの 書 き 込 み 許 可. 禁 止 され る。. の 設 定 が 必 要 に な る。 表5ブ 表3ネ. ッ トワ ー ク ユ ー ザ に よ る フ ァ イ ル 更 新 を許 可. ① フ ォル ダ 右 ク リ ッ ク → →. 【共 有 】. ① 共 有 さ せ る フ ァ イ ル を開 く ② メニ ュー →. 【ネ ッ トワ ー ク上 で 共 有1. →{ネ. ッ トワ ー ク ユ ー ザ に よ る フ ァ イ ル 更 新 を許 可 す る 】. ッ クの保 護 と共有. ③. 【ツ ー ル1. 【ブ ッ ク の 共 有 】(→. 【ブ ッ ク の 共 有 】 〉. 【編 集1 → 【複 数 の ユ ー ザ に よ る 同 時 編 集 】チ ェ ッ ク オ フ → 共有 設定 の解 除. しか し、 この 設 定 だ け で 記 入 許 可 領域 以外 へ の 情 報 書 き込 み も可 能 に な る た め 、 偶 発 的 な誤 操 作 や 意 図 的 な フ ァ イ ル の 改 ざ ん 行 為 を 防 止す る に は 、. ④. 【ツ ー ル1→ →. 【ブ ッ ク の 保 護 と 共 有 】. 【変 更 履 歴 付 き で 共 有 す る】. →`パ →. 【保 護1→. ス ワ ー ドの 設 定1. 【フ ァ イ ル の 保 存 】. こ の項 目の チ ェ ッ クを外 し、 フ ァ イル の上 書 き禁 止 の 設 定 が 必 要 に な る 。 な お 、こ の 設 定 後 もLAN 上 に あ る フ ォル ダを 閲 覧す る こ とはで きる。 3-8外. 3-6セ ル の 保 護(§2の 問題点⑥) フ ォル ダの共 有 設定 と更 新 許 可 設 定 で フ ァ イル. 部 デ ー タ の 取 り込 み(§2の. 問 題点 ⑧). 集 計 状 況 を 確 認 し、 集 計 デ ー タ を リ ア ル タ イ ム で グラ フ化 す る に は、 表 示 され て い る ワ ー ク シ ー. の上 書 きが 許 可 さ れ るの で 、 設 問部 分 の 改 ざ んの. トの 最 新 デ ー タ へ の 更 新 と 再 表 示 が 必 要 に な る 。. 可 能 性 が 残 る。 そ の ため 、 指 定 した回 答 部 分 以 外. こ れ は 、 外 部 デ ー タ取 り込 み の 設 定 で ロ∫能 で あ る 。. へ の 不 要 な記 入 を禁 止 し、 回答 部 分 以 外 へ の 入 力. こ の 設 定 に よ り最 短 で1分. が 不 可 能 に な る よ う に回 答 部 分 以 外 に保 護 をか け. 更新 され る。. る。. 間 ご とに最 新 の 情 報 に.
(6) 近 畿 大 学 短 大 論 集Vol.36,No.1 表6外. 部 デ ー タ の 取 り込 み. が あ る。 記 入状 況 を確 認 す る と と もに、 変 更箇 所 を確 認 で きる設 定 が 必 要 に な る。. ① ファイ ル 【 新 規作 成】:グ ラフ表示 用 の ファ イル を準 備 ②A1セ. ル をア クテ ィブ. 表8変. 更箇 所 の確認. ③ 【デー タ1 → 【 外部 デ ー タの取 り込み1. ① 共有 フ ァイル を開 く. 嚇 【 デ ータの取 り込 み 】. ② 【ツー ル】. → 【 フ ァイル の種類 】:Excelフ ァイル. → 【 変 更履 歴の 確 認1. → 【 取 り込 む ファイル の指 定】. → 【 変 更箇 所 の表示 】. ④A1セ. → 【 編 集 中に変 更箇 所 を記録 】→r変 更 日】→ 【 変更 者】. ル 右 ク リック. → 【 デ ータ範 囲の プ ロパテ ィ】 【 定 期的 に更 新】:1分 ご とに設 定. → 【 対 象範 囲】→ 【 変 更箇 所 を画面 に表 示】. ⑤起 動 時 にク エ リの更 新 が表示 → 【 自動 更新 を有効 にす る1. こ の 設 定 で 、変 更 箇 所 に 三 角 マ ー ク が 付 き 、カ ー. → 【 今 後 この メッセ ージ を表 示 しない1. ソ ル を 合 わ せ る と変 更 内 容 が 表 示 さ れ る 。. 3-9パ. ス ワ ー ドに よ る フ ァ イ ル の 保 護(§2の. 問. 3-11マ. 題 点⑦⑨). ク ロ セ キ ュ リ テ ィ の レ ベ ル 調 整 とデ ジ タ ル 署 名(§2の. 共 有 設 定 に よ りLAN上. で ファイルの閲覧以外. 問 題点⑩). 汎 用 の シ ス テ ム をVBAで. 構 築 す る た め に は、. に 書 き 込 み も可 能 に な る 。 そ の た め 共 有 設 定 や 変. マ ク ロ プ ロ グ ラ ム付 きブ ックの 安 全 な実 行 方 法 に. 更 履 歴 の 設 定 保 護 と と も に フ ァ イ ルへ の ア ク セ ス. 問 題 が 残 り、 セ キ ュ リ テ ィ の 変 更 が 必 要 に な る 。. 制 限 を設 け る必 要 が あ る。 今 回 構 築 す る シス テ ム. 特 にマ ク ロ ウ イ ル スに 関 す る対 処 法 を重 視 す る必. で は 、 利 用 者 制 限 用 の パ ス ワ ー ドを 設 定 し、 フ ァ. 要 が あ る。. イ ル を 開 く時 に 、 そ の パ ス ワ ー ド入 力 の 要 求 が 発 生 し、 閲 覧 の 許 可 さ れ た 者 だ け に ア ク セ ス 権 を 与 え る よ う に す る 。 た だ し、 利 用 者 が 限 定 さ れ る 場. セ キ ュ リ テ ィの 確 保 を簡 便 に行 うた め に は、 次 の2通. りの 対 策 が 考 え ら れ る 。. ① セ キ ュ リテ ィ レベ ル を 「中」 に設 定 す る方 法 セ キ ュ リ テ ィ レ ベ ル を 下 げ る こ と に よ り、 マ. 合 に は、 不 要 で あ る。. ク ロ が 実 行 可 能 に な る 。し か し 、イ ン タ ー ネ ッ 表7パ. ス ワ ー ドに よ る フ ァ イ ル の 保 護. トやFDな ① 共 有 させ る フ ァ イ ル を 開 く. どの メ デ ィア経 由 で マ ク ロ ウ イル. ス 感 染 の 危 険性 が あ るた め 、 推 奨 で き る方 法. ② 【ツ ー ル 】 →. 【ブ ッ ク の 共 有 】(→. 【ブ ッ ク の 共 有1). →. 【編 集1. →. 【複数 の ユ ー ザ によ る同 時 編集1チ. ではない。 ② セ キ ュ リテ ィ レベ ル を 「高 」+デ ジ タル署 名 の 導 入. ェッ クオ フ:共 有設 定 の解 除. ③ フ ァ イ ル 【名 前 を付 け て 保 存1 →. 【ツ ー ル1→. →. 【読 み と り パ ス ワ ー ドの 入 力1. パ ソ コ ン 側 の セ キ ュ リ テ ィ レ ベ ル を 「高 」 に 維 持 す る こ と に よ り、 マ ク ロ ウ イ ル ス 感 染 を. 【全 般 オ プ シ ョ ン1. 避 け る こ とが で き るが 、 マ ク ロプ ロ グ ラム の 実 行 を可 能 に す る た め には 、 デ ジ タル 署 名 の 発 行 が必 要 に な る 。 デ ジ タ ル 署 名 はVeriSign社. 3-10変 更 箇 所 の 確 認(§2の 問題点⑤⑦) 統 計 分析 を行 う前 に、 書 き込 まれ た 回 答 が 設 問 に 対 して 正 当性 を維 持 して い るか を確 認 す る 必 要. な ど の 商 用 証 明 機i. 関 か ら取 得 す る の が 一 般 的 で あ る が 、 手 続 き が 面 倒 な の で 、MS-OfficeのSelfcertを. 使 用 す る 。標. 準 イ ン ス トー ル で は セ ッ トア ッ プ さ れ て い な い た.
(7) 黒 田. ネ ッ トワ ー ク活 用1一. め 、 プ ロ グ ラ ム の 追 加 か ら の イ ン ス トー ル が 必 身き. 表9マ. 表10マ. 情 報 管 理 シス テ ム の構 築 一. ク ロ プ ログ ラム の設 計. ク ロ セ キ ュ リテ ィの レベ ル 調 整 とデ ジ タル 署 名. ① 【ス タ ー ト1 →. 【コ ン トロ ー ル パ ネ ル 】. →. 【プ ロ グ ラ ム の 追 加 と 削 除1. →. 【Office共 有 設 定 】. →. 【VBAプ. →. 【マ イ コ ン ピ ュ ー タ か ら実 行1. ロ ジ ェ ク トの デ ジ タ ル 署 名 】. :SELFCERTイ ②Microsoaαficeに. ン ス トー ル 完 了 あ る 「SELFCERT」. を ク リック. ③ 【ツ ー ル 】 →. 【マ ク ロ1→. 【VBE】 →. 【ツ ー ル1. →. 【デ ジ タ ル 署 名 】 → 【署 名 の 選 択1→. 【 保存】. ④ ブ ッ ク を初 回 に 開 い た 時 →. 「こ の 作 成 者 の マ ク ロ を 常 に信 頼 す る」 に チ ェ ッ ク. にな る 。 こ の デ ジ タ ル 署 名 の 添 付 に よ り、 マ ク ロ プ ロ う ラム の 出所 が 明 らか に な る の で 、 出所 不 明 な マ づ ロ ウ イル スに対 す る 防御 が 可能 に な る。. §4.マ. ク ロ プ ロ グ ラ ム の設 計. 前 章 で の シス テ ム に 関す る設 定が 完 了 した こ と を前 提 に 、次 の条 件 で マ クロ プ ロ グ ラ ム を設 計 し た。. §5.実. 験結果. 情 報 管 理 用PCに 8台 のPCを. 対 し、100baseの. 接 続 した 。PCの. 性 能 は 同 等 で あ り、. ・回答 送 信 ボ タン の配 置. CPU-Clock:2GHz、MainMemory:512MBで. ・集計 シ ー トの 第 一列 目に 、 回答 番 号 の 自動 記 入. た。. ・集計 シ ー トA1に は 、記 入 され た回 答総 数 を表 示 ・設問 フ ァ イル用 の フ ォル ダ と回 答 集計 用 フ ォル ダσ 準備. ハ ブ を介 した. あっ. こ の ネ ッ トワ ー ク で 、3桁 の 数 字 か ら な る20件 の 情 報 量 を転 送 す る 実 験 を 、8台. のPCか. 送 の タイ ミ ング を変 え て行 っ た。 転 送 の イ ンター. ・セル 指 定 で は 、 回答 を記 入 す るセル 領 域 を指 定. バ ル は 、 ほ ぼ 同 時 を 含 め 、0 ,5秒 、1秒. ・パ ス指 定 十 回答 集 計用 フ ァ イル の指 定 で は 、 回答 禦. た。 結 果 は次 表 で あ る。. 計 用 フ ァイ ル が登 録 され てい るフ ォル ダ まで のパ フ を指 定 ・設 問 フ ァイ ルの 指 定 で は 、設 闘 フ ァ イル 名 を指 定. らの 転. 、2秒. とし. ほ ぼ 同 時 に 転 送 ボ タ ン を 押 し た 場 合 を 除 き 、05 秒 以 上 の 時 間 間 隔 が あ れ ば 情 報 は正 常 に転 送 され る こ とが 分 か った 。.
(8) 近 畿 大 学 短 大 論 集VoL36,No,1. 表11転. §6.問. 送 イン ターバ ルマ ク ロプ ログ ラムの設 計. 題 点 と課題. な ど も検 討 した い 。 ま た 、VBAと. は 異 な る方 法 と して 、 メー ル や. ほ ぼ 同 時 に 転 送 イ ベ ン トが 発 生 し た 場 合 、 転 送 さ. MSN・Messellgerを. 利 用 す る 方 法 、FTP-Serverや. れ な い 情 報 が あ る こ とが 実 験 に よ り分 か っ た 。. Web-Serverを. ハ ー ドウ ェ ア 的 原 因 と して 、 サ ー バ の 応 答 速 度 、. 課題 と した い。. 本 稿 で 構 築 し検 討 した 情 報 管 理 シ ス テ ム で は 、. 利 用 す る 方 法 も視 野 に 入 れ 今 後 の. ネ ッ トス ピ ー ド、 受 信 バ ッ フ ァ 量 な ど が 考 え ら れ る。 また 、 プ ロ グ ラム 上 も処理 速 度や 書 き込 み 許. 【参 考 文 献1 1:Willdowsマ. 可 コ ー ドの 送 受 信 の 問 題 も あ る の で 、 十 分 に 検 討. ニ ュ ア ル;Microsoft編;2003. 2:ExcelVBAス. した い。. タ ン ダ ー. ド プ ロ グ ラ ム;藤. Ohnユsha;1995. 一 方 、重 複 書 き込み の 防止 や 同一 人 に よる多 重. 3:MS-EXCELデ. ー タ ベ ー ス 管 理 シ ス テ ム;前. ス カ;1995. 書 き込 み に 対 す る 策 は 未 解 決 で あ る 。 個 人 を 特 定. 4:XPの. す る コ ー ド記 入 欄 を 設 け て も正 確 さ の 保 証 が 得 ら. 5;エ. れ な い た め 、PC-IDやMacIDを. 森 洋 志;. 自動 取 得 す る 方 法. 疑 問;宝. 島 編;2003. ク セ ル マ ク ロ&VBA;ASCII;2003. 田 明;ア.
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