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JAIST Repository: プロダクトイノベーションに関する研究開発投資戦略のモデル分析(研究開発システムとモデル (1))

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Academic year: 2021

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Japan Advanced Institute of Science and Technology

JAIST Repository

https://dspace.jaist.ac.jp/ Title プロダクトイノベーションに関する研究開発投資戦略 のモデル分析(研究開発システムとモデル (1)) Author(s) 勝本, 雅和 Citation 年次学術大会講演要旨集, 21: 423-426 Issue Date 2006-10-21

Type Conference Paper Text version publisher

URL http://hdl.handle.net/10119/6377

Rights

本著作物は研究・技術計画学会の許可のもとに掲載す るものです。This material is posted here with permission of the Japan Society for Science Policy and Research Management.

(2)

プロダクトイノベーションに

発 投資戦略のモデル 分析

0 勝木雅称

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京都

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芸 繊維 大

) 簸 代の イノベーションの 最も 妻な担い手が 企業であ ることは論をまたない。 企業は利益の 獲得を目標と してイノベーションレースを 戦い、 その結果を通じて 経済全体の福利の 向上に貢献している。 イノベーションレースについては 様授 な分析が行われており。 例えば C ほ 供給者側と需用 側 との性能への 認 。 の 乖離がイノベーションレースに 大きな影響を 及 @ したことを示している ,また他に イノベーションレースの 勝者や 者 について様々な 観点からの分析が 行われてきた。 ションレースには 浅みな 要 が 影響を及ぼし、 に 複雑であ ることを示している " 図 且は典型的な プ辺 ダクトサイタル と プロダクト (@t 世代交代の概念図を 示しだものであ る。 新世代製品の 性能が 旧 世代を大きく 凌駕することはまれで、 新世代 製 晶の登場時には 細 世代の方が技術的性能が 高 い場合 もしばしばであ る。 このような場合にど の時点で新世代製品にスイッチするかけ 複雑な要素をはらんでいる。 もし企業が

この製品市場全体を 独占しているならば、 世代交代の必要性は 認めないであ ろう。 しかし、 競争相手がいる 場合や。 旧 世代 右 していても新世代製品に 新規 参入者が現れる 可能性があ る場合には。 企業の持続的発展のためには、 そ 期 的には利益を 生じないとしても 新世代 7% げぬ Ge 冷色㌃ 臼邨 0 れ 製品の開発に 取り組まざるを 得ない " またイノベーションに 内在する不確実 は レースの行方を 大きく左右 す s る 。 先の Chr 聴 te 且 , se 亜 図 1 プロダク㌻ザイタル と 世代交代 ノ ベーションの 価値 ( 市場 ) の不確実性が 重要な要因となったと 解釈できる。 イソベーションに 関わる現象にほ。 井 線形性が重要な 役割を果たしている 場合が い 。 図五のような 状況 では、 プロダクトザイタルに 伴って各世代の 技術的性能の 向上が頭打ちになることが W 代 交代の必要性の 泉 となっている " さらにイノベーション 位数 世代にわたって 繰り返さ ることがほとんどであ る。 その際に。 旧 世代の製品にど だけのコミットしたかによって 新世代のイノベーションを 導入するかどうかが 影響を受 げる場合が報告されている。 このこと ぼ - 回の世代交代を 分析するだけでは 不十分であ ることを示している。 本研究では。 以上 イ ソ ベーシ " ン における不確実性。 ②競争を通じた 企業間の相互作用。 ③非線形の 生産。 需要関数。 ④ 階の イノベーション。 を考慮した分析モデルの 構築を行い、 分析のための 専用ソフ トウェアを作成した " 以下にはその 内容を紹介する。 一 423 一

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レ一 前節で述べたようにイノベーションレースは 極めて複雑な 要因から影響を 受けているが、 その本質をモデル 分析によって 明らかにしようという 試みが え 0 年代初頭から 続けられてきた。 これらの試みは 競争を通じた 企業間の戦略的相互作用を 扱 う かどうかで大まかに 二 つに 分類することができる。 まず戦略的相互作用を 考慮しないモデルは。 相手方の行動を 完全に固定あ るいは確率過程で 表現するもので、 最近ではリアルオプションを 用いた分析が 多くみられる。 これらの分析はイノベーションレースの 環境があ る 程度明らかな 場合にどのタイミングで 参入 ノ 投資を行うべきかを 分析したもので、 必ずしもイノベーションレ ースのダイナミズムを 分析することを 目的とほしていない。 戦略的相互作用を 考慮したモデルについては、 主として先手を 取った 側け一ダ 一 ) と後発者 ( フオ ロワ一 ) との間でどららに 有利不利があ るかを分析することが 大きな関心事となっている " リーダ一に与える 保 の 程度にずるべきかといった 知的財産権 制度の整備の 間 を ダイナミックな 観点で考察するにあ たって有用 なためであ る " この領域における 個別のモデルについて 比較したものが 表 Z であ る。 イノベーションの 不 ハ モデルでは。 概ねリーダーが 勝利 ェを 得るという結果を 示している 2 。 これは現実には 多くの フオ ロワーが勝 利を得ているという 事実に反するものであ り、 不 実性を考慮しない 場合の大きな 欠点であ る。 また前節で示 した ⑧イノベーションにおける 不 実性、 ②競争を通じた 企業間の相互作用、 ③非線形の生産、 需要関数、 ④ 多段階のイノベーション 、 のすべてを考慮したモデルは 今のところ存在していない。 表 1. 既存のイノベーションレースモデルの 比較 Ⅴ㏄

怒 主ね -S ち接駅 e 丁 e 皿餅 閃 0 ㌻ えざ st- over %0 軒 貢ぎ st- n Ⅴ er No 工ぎ S 七 - 0 Ⅴ (e 更 凶 0 軒旺 S 甘油 O Ⅴ e ぎ Y ㏄ 血 s ㌃ nvp ぎ 叉 0 肝油 s 廿 O Ⅴ er

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NO Sima 礒 ㎏ 丑 eo 怒 S a O 窮 t 主 O 通 肘 O De e 丑 ㎏ 0 Ⅱ ぬダ fe 「, S 弗 e 窪玉 c @e エ む c ア 1 多くのモデルで 利益をより 大 ぎく得る方を 勝者としている。 2%oppeandLe 五 % 鏑ぴ Gru 捉は不確実性を 考慮しなくても 極端に研究開発コストが 高い場合等については フオ ロワーが有利で あ ることを示している。 一 %24 一

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分析 本分析モデルの 概念的フレームワークは 図 2 に示 す 通りであ る。 二人のプレーヤーが 存在し、 そ ぞれがリーダ 一戦 をとるか、 フオ ロワ一戦略をとるかを 決定する。 リ一 を 採った 場創 こは、 既存世代の製品を 生産しつつ新世代の 製品を 発する。 フオ ロワ一戦略を 採った 場合にほ。 既存世代の製品を 生産しつつ、 リーダーが新世代の 製品を開発した 後。 新世代製品の 々 ミテーショ ンを 開始する。 先に挙げた 在っ 0 ポイントについて 言えば、 ①イノベーションにおける 不確実性を表すために 製晶の開発は 確率過程とする。 ②プレーヤ一間の 相互作用を表すため、 それぞれのプレーヤーは 相手が取る戦略を 考慮しつ つ 自らの戦略を 決定する。 ③イノベーションの 持つ非線形性を 表すために、 そ ぞれのプレーヤーは 非線形の 生産関数、 研究開発関数を 有する。 また製品の需要についても 非線形の需要関数を 仮定する。 ④このフレーム ワークでは触れていないが、 多段階 のイノベーションを 表すため、 プレ ーヤーは無限に 新製品の開発を 繰り 返す。 以上の前提に 基づき。 各プレーヤ 一の最適戦略を 求める手順は 以下の 通りになる。 醸 各プレーヤ一の 相手プレーヤ 通化理論に基づき 解析的に求 める。 ) ㊧の結果に基づいて 各戦略 対 代 esearch 紀 r け一 ダー = リーダー けソ 図 2 モデルの概俳的フレームワーク 一 ダー = フオ ロワー。 フオ ロワー = フオ ロワ一 ) につ いて均衡 解 3 を求める。 l np

み l ど l 号 ごえ @ ・が㎡ 刀 / ず , 7% @ ぎ ど } の 結果に基づいて 全体と しての ぺ イオフマトリタス を構築し。 均衡 解 4 を求める。 ここでは紙幅の 関係で全体的な 数学 モヂル の展開を紹介すること はできない。 例 としてリーダー = リーダー。 ケースにおける 最適反 応戦略を図 3 に示すが非常に 複 ・ う @@ と 一 @@ ll @@ @" Ⅰ , ・. 1 十クメ 十ヶメ

ノ乃れ力 to ア E 托ゐよ ea ゴけア ィ刀 @s 加 U 刀 とァ 百旛ゆ / ノ イぴぷゑ ち方 蛇 片田 クタ はひひの タグ 月 ryCe0 で 丑及 四劫㌢的と用 簗をぱ援 戸ク " 乃 ㌍ e が アル oUuc め方 肋陀克 切切 5% リ " 用材 耽 ㎞ ル " ぽ ' がわ 肋 "e 』 鹿ァく ' 伊 ア肋 " 耶妨 石り ね 土田 ケが鹿妨 戸 化度刃創 竹 わけ力のり ア鋤り @ カ よ缶 づ どでの 力 U "E あ つ切花曲用 け 刀をり / エタ ㌢ 乃 つづむ C 曲と i 1 五 Ⅴ㏄ 力 mm り n と ㎡ 工 f 』 ゴ er 右 イル鈍才 蓋穏 ケース /r あ げる 提 。 止 @ j ﹃ 月月 l を 衡 均 / ッ ナ様 。 は同 でと レロ ,2 特注 現脚 略 応戦 反 適 最 の ス ケ ダ ダ 5 0% 4 3 図

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なものとなっている。 ア 3 節で示したよ

5@

こ本 モデルの解析には 複雑な計算が 必要であ り、 長い計 時間を要する。 このため専用の 発した ( 図ヂ 。 このプロバラムによって 前期三段階のうち 嬢 ) の 二段階の解 荻を実 ことが可能であ るこの結果。 几 E 等の汎用ソフ㌻ウェアの 使用に比べ、 概ね㈹∼㏄ 倍 程度のスピードで 値 解析を行 う ことが可能となった。 特に 3 の各戦略 対 毎の均衡解の 算出の計算量は 大きいが。 この段階の高 た, 点が全体のスピードアップに 貢 敵している " モデル ほ 抽象化に T り本質に接近することを 目標とするが。 過度の抽象化ほかえってその 接近を妨げる。 本 モデルはイノベーションレースの 特性を含む形で 抽象侶を行った " 今後泣このソフトウェアの 利用により。 実のイノベーションレースのダイナミズムの 解明につながることを 期待する。 ""

遜 反応戦略 % 分 繍紺粟 図 4 。 数値解析用ソフトウェアのインターフェース

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Vol ・ 70 , pp ・ 56-76 , 2002

参照

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