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高知大学医学部附属病院における緩和ケアチーム精神科医の活動

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Academic year: 2021

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高知大学医学部附属病院における緩和ケアチーム精神科医の活動

      緩和ケアチーム        ○掛田 恭子  北岡 智子  近藤 恵子  川崎 元敬       山下 梓       高知大学医学部附属病院は 2006 年 8 月、高知県における都道府県がん診療連携拠点病院に指定され、そ れに先立ち同年 7 月がん治療センターとともにそのセンター内に多職種からなる緩和ケアチームが発足し た。2007 年 4 月からは専従看護師を迎え、チーム精神科医も兼任から専任体制にシフトしたこともあり介 入依頼患者数も増加傾向にあり、それに伴い「患者の精神症状緩和」および「家族の精神的サポート」とい う依頼内容が増えてきた。今回報告者は 2007 年 4 月 1 日から 2008 年 3 月 31 日の間に緩和ケアチームに介 入依頼があった患者 77 名の中で、精神医学的診断をつけることができた患者 33 名(男性 23 名、女性 10 名) について、診療録に記載された緩和ケアチーム診療記録内容をもとに、年齢、性別、原疾患(がん種)、告 知の有無、依頼目的、介入内容(精神医学的診断、治療内容(面接回数、面接時間、薬物療法の内容)等)、 転帰、介入期間等につき後方視的に調査した。精神医学的診断(のべ)については、せん妄が 20 名と最も多く、 次いで適応障害 8 名、うつ病・うつ状態 2 名の順に多かった。またチーム精神科医が直接薬物療法を施行し たものは 15 名であった。(その他の詳細結果は当日報告する予定)。本調査結果から治療チームが緩和ケア チームに期待している介入効果と実際に実施されたケアの差異について分析し、その結果より緩和ケアチー ム精神科医の役割について考察したい。なお、倫理的には、研究方法が診療録の後方視的調査・解析であり、 個人が特定される情報や個別のエピソードを含まないように配慮しており、よって対象患者個々人への説明 と同意取得は省略した。 平成 20 年 10 月9・10 日 第 21 回サイコオンコロジー学会(東京)にて発表

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