低線量放射線影響の機構解明
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(2) 原子力技術 原子力技術. 図 1 体細胞突然変異数の線量応答 正常な個体 FM6 および DNA の二本鎖切断修復欠損系統 Lig4 では、0.2Gy 照射群の突然変異数が非照射群 よりも有意に低い線量応答を示している。これに対して、DNA の一本鎖切断修復欠損系統 XRCC1 では線 図1. 体細胞突然変異数の線量応答 量に対して単調に増加した。このことから、FM6 や Lig4 に見られる線量応答の要因は一本鎖切断の修復 正常な個体 FM6 および DNA の二本鎖切断修復欠損系統 Lig4 では、0.2Gy 照射群の突然変異数が非照射群より 機能であり、0.2Gy 程度の放射線を受けることによりそれが活性化されることでバックグラウンドとして も有意に低い線量応答を示している。これに対して、DNA の一本鎖切断修復欠損系統 XRCC1 では線量に対し 存在する突然変異が修復されていることがわかる。 て単調に増加した。 このことから、 FM6 や Lig4 に見られる線量応答の要因は一本鎖切断の修復機能であり、 0.2Gy. 程度の放射線を受けることによりそれが活性化されることでバックグラウンドとして存在する突然変異が修復 されていることがわかる。. 有意な影響なし. 図 2 細胞生存率の線量応答 図2. 細胞生存率の線量応答 X 線照射の場合は、バイスタンダー応答による細胞生存率の有意な低下は、0.1 までの低線量域では観 X 線照射の場合は、バイスタンダー応答による細胞生存率の有意な低下は、0.12Gy2Gy までの低線量域では観察さ 察されていない。これに対して、粒子線の場合には低線量域でも有意に細胞生存率が低下することが知ら れていない。これに対して、粒子線の場合には低線量域でも有意に細胞生存率が低下することが知られている れている(点線)。この違いは、放射線の種類により生じる生物効果が異なることに起因すると考えられる。 (点線) 。この違いは、放射線の種類により生じる生物効果が異なることに起因すると考えられる。. 21. 25. 02_1原子.indd 25. 11/06/13 14:53.
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