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浦山ダム、滝沢ダム「防災操作」で河川水位上昇を緩和(PDFファイル3,666KB)

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Academic year: 2021

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(1)

浦山

う ら や ま

ダム、滝沢

たきざわ

ダム

「防災操作」で河川水位上昇を緩和

独立 ど く り つ 行政 ぎょうせい 法人 ほ う じ ん 水 み ず 資源 し げ ん 機構 き こ う 荒川 あ ら か わ ダム総合管理所が管理する浦山ダ ム及び滝沢ダムでは、台風12号による豪雨により増加した河川水 の一部をダムに溜め込む「防災操作」を行いました。 浦山ダムでは、この出水に対して、ダムに流れ込む水の量が最大 (毎秒約64立方メートル)の時に、毎秒約60立方メートルの水 を貯水池に貯め、下流の浦山川の花 はな 御堂 み ど う 地点において河川の水位を 推定0.9m低下させることができました。 滝沢ダムでは、同様に、ダムに流れ込む水の量が最大(毎秒約1 50立方メートル)の時に、毎秒約47立方メートルの水を貯水池 に貯め、下流の中津川な か つ が わの太平たいへい橋ばし地点において河川の水位を推定0. 4m低下させることができました。 ※防災操作とは、大雨などの際、流れ込む水の一部をダムに一時的に溜め込むことでダムから下流へ流 す量を減らし、下流の川の水位を低減させるダムの操作方法です。

平成30年7月31日

独立行政法人 水資源機構

荒 川 ダ ム 総 合 管 理 所

発 表 記 者ク ラ ブ 秩父記者クラブ 問 い 合 わ せ 先 独立行政法人 水資源機構 荒川ダム総合管理所 総 務 課 長 大岩おおいわ 第一管理課長 冨田と み だ 埼玉県秩父市荒川久那4041 TEL 0494-23-1431(代表)

(2)

浦山ダム、滝沢ダムの防災操作

~台風12号による降雨において河川水位上昇を緩和~

【台風12号による出水】 台風12号の影響で、28日(土)未明より本格化した降雨は、浦山ダム 流域では総雨量224ミリに達し、浦山ダムに流れ込んだ水の最大量は、毎 秒約64立方メートルに達しました。 また、滝沢ダム流域では総雨量186ミリに達し、滝沢ダムに流れ込んだ 水の最大量は、毎秒約150立方メートルに達しました。 (※ 総雨量は28日3時から29日23時までの値) 【浦山ダムで最大毎秒約60立方メートルの防災操作を実施】 この出水に対し浦山ダムでは、ダムに流れ込んだ水のうち、約208万立 方メートルをダム湖に貯めて、川の水を減量しました。これは東京ドーム約 1.7杯分になります(添付資料1参照)。 最も多くダムに水が流れ込ん だ時(毎秒約64立方メートル)に、ダムから流している水の量は毎秒約4 立方メートルでした(低減量毎秒約60立方メートル)。 【滝沢ダムで最大毎秒約47立方メートルの防災操作を実施】 この出水に対し滝沢ダムでは、ダムに流れ込んだ水のうち、約113万立 方メートルをダム湖に貯めて、川の水を減量しました。これは、東京ドーム 約0.9杯分になります(添付資料2参照)。最も多くダムに水が流れ込ん だ時(毎秒約150立方メートル)に、ダムから流している水の量は毎秒約 103立方メートルでした(低減量毎秒約47立方メートル)。 【浦山ダムの防災操作による下流河川の水位低減効果】 今回の出水における防災操作により、ダム下流の花御堂(秩父市荒川あ ら か わ久那く な ) 地点(添付資料4参照)において、約0.9メートル水位を低下させたもの と推定されます。 【滝沢ダムの防災操作による下流河川の水位低減効果】 今回の出水における防災操作により、ダム下流の太平橋(秩父市大滝おおたき)地 点(添付資料5参照)において、約0.4メートル水位を低下させたものと 推定されます。

(3)

■浦山ダム防災操作図(平成30年7月28日~29日 台風12号)  12:00 13:00 14:00 15:00 16:00 17:00 18:00 19:00 20:00 21:00 22:00 23:00 0:00 1:00 2:00 3:00 4:00 5:00 6:00 7:00 8:00 9:00 10:00 11:00 12:00 13:00 14:00 15:00 16:00 17:00 18:00 19:00 20:00 21:00 22:00 23:00 0:00 7/29 7/30 ※グラフは1時間毎の速報値を示しており、分単位のデータは反映しておりません。 時 刻 出水日 7/28 資料1 0 50 100 150 放流量 流入量 0 10 20 30 40 50 雨量 時 間 雨 量 (mm) 貯 水 位 (m) 350 360 370 380 390 400 貯水位 常用洪水吐きより 自然越流開始 流 入 ・ 放 流 量 (m3/s) 洪水貯留準備水位 EL372.0:m 最大時間雨量30mm 総雨量224m 洪水流量60m3/s 最大流入量 63.6 m3/s ダムの効果 最大流入時には、毎秒約60m3の防災操作を実施 (ダムへの最大流入量 毎秒63.6m3- ダムからの放流量 毎秒3.8m3 最大流入時 放流量 3 .8m3/s ダムへの貯め込み量 208万立方メートル (東京ドーム約1.7分) 洪水時最高水位 EL393.3:m 設計洪水位 EL398.4:m 最高水位 EL. 373.77m

(4)

■滝沢ダム防災操作図(平成30年7月28日 台風12号)  12:00 13:00 14:00 15:00 16:00 17:00 18:00 19:00 20:00 21:00 22:00 23:00 0:00 1:00 2:00 3:00 4:00 5:00 6:00 7:00 8:00 9:00 10:00 11:00 12:00 13:00 14:00 15:00 ※グラフは1時間毎の速報値を示しており、分単位のデータは反映しておりません。 時 刻 出水日 7/28 7/29 資料2 0 100 200 300 放流量 流入量 0 10 20 30 40 50 雨量 時 間 雨 量 (mm) 貯 水 位 (m) 530 540 550 560 570 貯水位 流 入 ・ 放 流 量 (m3/s) 平常時最高貯水位 EL565.00m 最大時間雨量32mm 総雨量186mm 洪水流量100m3/s 最大流入量 約150 m3/s EL537.75m 最大流入時放流量 約103m3/s ダムへの貯め込み量 約113万立方メートル (東京ドーム約0.9杯分) ダムの効果 最大流入時には、毎秒約47m3の防災操作を実施 (ダムへの最大流入量 毎秒約150m3- ダムからの放流量 毎秒約103m3

(5)

荒川ダム総合管理所管内流域

ダム ダム位置図 浦山ダム 滝沢ダム

位置図

太平橋地点 滝沢ダム 花御堂地点 浦山ダム

資料3

(6)

■下流河川の水位低減効果 浦山川花御堂地点(秩父市荒川久那)        花見堂地点横断図 ※写真は、台風12号による出水以前のものです。  資料4 橋立川キャンプ場 0.9m (ダムによる水位低下の効果) ダム有り水位 H = 2.17m[実績] ダム無し水位 H = 3.06m[推定] 右岸 左岸 ダム有り水位 H = 2.17m[実績] ダム無し水位 H = 3.06m[推定] 0.9m (ダムによる水位低下の効果) 流水方向

(7)

 資料5 ■下流河川の水位低減効果 太平橋地点(秩父市大滝)  大平橋地点横断図 ※写真は、台風12号による出水以前のものです。 中津川大平橋 ダム有り水位 H = 2.88m[実績」 ダム無し水位 H = 3.24m[推定] 0.4m(ダムによる水位低下の効果) 右岸 左岸 ダム有り水位 H = 2.88m[実績」 ダム無し水位 H = 3.24m[推定] 0.4m(ダムによる水位低下の効果) 流水方向

参照

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