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生物多様性の保全に向けて 環境配慮事項届出制度|岡山市|くらし・手続き|環境

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Academic year: 2018

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(1)

3-2 国立公園

(自然公園法)

3-3 県立自然公園

(岡山県立自然公園条例)

国立公園においては優れた自然風景を保護するため各種の行為が規制されています。該

当の行為を行う場合は、公園計画に基づいて指定された地域の種類によって、許可申請又

は届出の手続が必要となり、一定の基準が設定されています。

申請又は届出が必要な行為、申請内容などについては、所管の中国四国地方環境事務所

又は岡山県備前県民局森林企画課にお問い合わせいただき、事前相談を行ってください(行

為の内容によって権限が異なります)。

県立自然公園においては優れた自然風景を保護するため各種の行為が規制されていま

す。下表の行為を行う場合は、公園計画に基づいて指定された地域の種類によって、許可

申請又は届出の手続きが必要となり、一定の基準が設定されています。

行為の内容

(条例第 19 条第 3 項)

特別地域

(条例第 21 条第 1 項)

普通地域

工作物の新築、改築、増築 許 可  届 出※ 3

木竹の伐採 許 可 −

鉱物の掘採、土石の採取 許 可 届 出

河川、湖沼等の水位又は水量の増減

(普通地域については特別地域へ影響する場合のみ) 許 可 届 出

広告物等の掲出、設置、工作物等への表示 許 可 届 出

屋外における土石、廃棄物等の集積、貯蔵 許 可 −

水面の埋め立て、干拓 許 可 届 出

土地の開墾、土地の形状変更 許 可 届 出

屋根、壁面、塀、橋、鉄塔、送水管等の色彩の変更 許 可 −

※1 条文に規定がある行為でも、現在指定がないものについては掲載していません。 ※2 上表に該当する行為であっても、以下については適用しません。

岡山市 環境保全課 TEL:086-803-1284

中国四国地方環境事務所 国立公園・保全整備課 TEL:086-223-1586

岡山県備前県民局 森林企画課 TEL:086-233-9832

①申請・届出について

①申請・届出について

③申請・届出先

(2)

・特別地域において非常災害のために必要な応急措置とした行為(ただし行為日から 14 日以内に届出が必要)(条 例第 19 条第 6 項)

・普通地域において非常災害のために必要な応急措置とした行為(条例第 21 条第 7 項第 6 号)

・公園事業の執行として行う行為(条例第 19 条第 7 項第 1 号、第 21 条第 7 項第 1 号)

・認定生態系維持回復事業等として行う行為(条例第 19 条第 7 項第 2 号、第 21 条第 7 項第 2 号)

・通常の管理行為、軽易な行為等として規則で定めるもの(条例第 19 条第 7 項第 4 号、第 21 条第 7 項第 4 号、規則第 15 条、 18 条)

・特別地域において岡山県立森林公園条例に基づき許可を受けている木竹の伐採、植物の採取、土地の形質変更、 土石の採取、広告物の掲出、動物の捕獲等(条例第 19 条第 8 項)

※3 普通地域における工作物の新築等について届出が必要となるのは、下表の規模を超えるもののみ(改築、増築 後の規模も含む)(条例第 21 条第 1 項第 1 号、規則第 17 条)

※4 届出は着工の 30 日前まで

建築物 高さ 13 m 又は延べ面積 1,000 m2

送水管 長さ 70 m

鉄塔 高さ 30 m(避雷針含む)

船舶の係留施設 長さ 50 m

ダム 高さ 20 m

鋼索鉄道 延長 70 m

索道 傾斜亘長 600 m 又は起点と終点との高低差 200 m

別荘地の用に供する道路 幅員 2 m

遊戯施設(建築物を除く) 高さ 13 m 又は水平投影面積 1,000 m2

各申請書・届出書様式(目的、行為地等を記載)、位置図、平面図、立面図、断面図、

構造図、意匠配色図、写真、行為地・付近の状況・施行方法の表示に必要な図面

各様式は、岡山県自然環境課の HP よりダウンロードしてください。

(http://www.pref.okayama.jp/page/266806.html)

・特別地域における許可行為

「岡山県立自然公園特別地域内における各種行為に関する審査指針」(昭和 55 年9月 11

日自保第 275 号岡山県環境部長通知)による

・普通地域における届出行為

「国立公園普通地域における届出行為に係る当面の指導基準」(平成元年 12 月 28 日自

保第 878 号岡山県環境保健部長通知)及び「国立公園普通地域内における措置命令等

に関する処理基準」(平成 13 年5月 28 日環自国第 212 号環境省自然環境局長通知)に

よる

岡山市 環境保全課 TEL:086-803-1284

②提出書類

(規則第 12,13,16 条)

③審査基準について(※詳細はお問い合わせください)

(3)

3-4 共生地区

(岡山市環境保全条例)

岡山市では共生地区内で公共事業を含めた一定規模以上の開発事業(下表)を行う際に、

適切な自然環境への配慮が推進されるよう、環境配慮事項の届出が義務づけられています。

①環境配慮事項の届出の該当行為について

(条例第 29 条の 11、規則第 3 条の 2 の 8)

環境配慮事項の

種類

該当要件

届出時期

内容

事業規模

1 建築物の新築又は増築 延べ面積又は建築面積が1,000 m2超、若しくは高 さ 13 m 超の建築物

対象事業の計画概要が定まった ときであって、岡山市環境保全 条例に規定する特定建築物の設 置又は景観法に規定する届出対 象行為を行う場合は当該行為に 係る届出前

2 道路の新設又は改 道路法第 2 条第 1 項に規定する道路 4 車線以上の道路で延長 1 km 以上

都市計画法に基づく都市計画決 定前の事業計画概要が定まった とき

3 河川その他公共の用に供する水路の 新設又は改修

河 川 法 第 3 条 第 1 項 及 び 第 100 条第 1 項に規定する河川 又は公共の用に供する水路

幅員 4 m 以上で延長 1 km

以上 対象事業の計画概要が定まったとき

4 公有水面の埋立て

公有水面埋立法第 1 条による 公有水面の埋立又は干拓の事

業 1 ha 以上 同上

5 土砂等の採取 岡山市埋立行為等の規制に関する条例第 2 条に規定する行

為 1,000 m

2以上

岡山市埋立行為等の規制に関す る条例に基づく埋立行為等許可 申請前の事業計画概要が定まっ たとき

6 公園の新設 都市公園法第 2 条第 1 項に規定する公園 2 ha 以上 都市計画法に基づく都市計画決定前の事業計画概要が定まった とき

7 土地改良事業 土地改良法第 2 条第 2 項に規定する事業 国の補助事業要件 ( 受益面積 ) 以上 対象事業の計画概要が定まったとき

8

開発行為に伴う事 業 ( 前 各 号 の い ず れかに該当するも のを除く。)

1 ha 以上

(4)

自然環境配慮情報システムにより提供される情報や自然環境配慮ガイドライン、自然環

境配慮技術指針(HP に掲載)などを参考に、事業計画地や計画地周辺の現況(自然環境、

貴重野生生物の生息・生育状況)を把握し、システムで抽出された配慮事項などについて、

配慮内容を検討してください。

 (環境保全課 HP http://www.city.okayama.jp/kankyou/kankyouhozen/index.html)

配慮を検討する項目は、大きく以下の4段階に分けられます。それぞれの段階において

希少野生生物の保護や生息・生育地の保全などについて配慮する内容を検討してください。

システムの利用方法については、

「4.自然環境配慮情報システムについて」

を参照く

ださい。

環境配慮事項の届出は、事業者及び環境保全担当者の間で、自然環境に関する配慮事項

についての情報をお互いにつきあわせ、環境配慮事項について事業調整を義務づけるもの

です。

対象事業の計画概要が定まったときにまず岡山市環境保全課までご相談ください。

③配慮内容の検討について

②届出の進め方について

1. 事業の計画

2. 事業特性の把握

3. 事業実施区域とその

周辺の環境特性の把握

□地域情報の把握

自然環境配慮システム等を使用し把握

自然環境配慮システム、環境配慮技 術指針、環境配慮事例を参照

・動植物の生息・生育状況 ・土地利用等の状況 ・地形や地質、植生 ・河川・水路等の分布状況 ・環境保全に関する法指定

□事業計画の把握

・事業位置(どこで) ・事業種(どんな事業を) ・事業規模(どの程度)

□工事実施計画の把握

□供用時の運用計画の把握

・工期(いつから、いつまで) ・工法(どのようにして)

4. 配慮内容の検討

(③参照)

5. 環境配慮届出書の提出

(④参照)

システムには具体的な種名などは掲

載していませんので、詳細は直接お 問合せください

事業計画地の位置や事業の種類に よって配慮事項が異なります

環境配慮上、必要な場合、事業者の 同意を得て、公表し、広く環境配慮 に関する意見を募る場合があります

優れた環境配慮事項例については、 表彰される場合があります

□環境配慮事項の選定

□配慮内容の決定

(5)

1. 計画地の選定段階

4. 施設の操業や供用時

3. 土地の改変や工作物の建設等の工事の段階

2. 計画地の土地利用及び施設配置等の構想段階

(1) 希少野生生物の生息・生育環境に影響を与えやすい環境利用は自粛する。

  …希少野生生物等の生息・生育地の回避、複数案についての環境への影響の比較検討 等 (2) 地域の生態系に影響を与えやすい環境利用は自粛する。

(1) 施設の供用や操業時における野生生物の生息・生育環境への影響低減に努める。     …夜間照明の照度、向き、時間帯の留意 等

(2) 過剰な水利用や排水等による野生生物の生息・生育環境への影響防止に努める。   …事業場からの排水の水質の留意、浄化槽の点検の徹底 等

(3) 道路施設の供用や操業時等における野生生物の生息・生育環境への影響の低減に努める。 (4) 外来生物の放逐や移植防止に努める。

  …法面の緑化や植栽への在来種の使用

(1) 改変等工事に当たっては、生息・生育環境への影響を 極力避けるように努める。

  … 動物の繁殖期等、生息・生育に著しい影響を与 える時期を避けた施工、淡水魚の生息や両生類 の産卵等に配慮した水位の確保 等

(2) 植生や地形改変等による地域の生態系への影響の回避・最小化に工夫する。 (3) 野生生物の生息・生育環境の確保等に留意した道路、池・堰等の整備を工夫する。 (4) 表土の保全と活用等による地域の生態系に留意した緑地の整備や緑化等を工夫する。 (5) 希少野生生物の生息・生育環境の分断防止、代替適地への移植や誘導を検討する。 (1) 希少野生生物の生息・生育環境の保全や確保に努める。

  … 希少植物の植生の面的改変量の低減、連続性の確保、改変部分への現存植生・潜在植生等を考慮 した植栽、減少した生息・生育環境の修復 等

(2) 希少野生生物の生態や生息・生育環境への影響を避けるように努める。   … 動植物の繁殖場所等を改変する場合の配慮型護岸

(ホタル護岸等)の設置、従前の機能が極力保全 されるための整備の検討 等

(3) 周辺と一体となった生態系ネットワークの形成に努める。 (4) 水辺や緑地等、野生生物の移動空間の確保に努める。   …蛇行した河道、早瀬や淵澱み、ワンド、多孔質護    岸の採用や木工沈床、低水部への自然石の設置等、    河川の自然的な形状を保全又は復元・創出 等

(5) 地域で保護の対象になっている野生生物の生息・生育環境の復元に配慮した工法や整備手法に努める。   …魚巣ブロックの設置 等

(6) 身近な自然とのふれあい空間の確保に努める。

(7) 希少野生生物生息・生育地の上流域や隣接地域では、適切な保全対策に努める。 (8) 地域の良好な水循環の維持・増進に配慮する。

(9) 多様な野生生物が生息・生育する水辺や樹林地の確保・創出に配慮する。

  …川沿いの樹木を治水上支障のない範囲でできる限り残す。屋敷林、鎮守の森の開発の回避 等 (10) 巨樹、巨木、自然地形等景観資源の保全と活用に留意した施設配置等を検討する。

(11) 湧水地・湿地等の自然地形の保全と活用に留意した施設配置等を検討する。 (12) 土地の改変や土の移動量を最小にした施設配置等を検討する。

(13) 地下水涵養機能の維持・増進に留意した施設配置等を検討する。

   … 路面の舗装に透水性舗装や浸透側溝等を導入、工事に伴う汚濁水等の流出を抑えた工法の採用 等 (14) 緑地の環境保全機能の維持・増進に留意した施設配置等を検討する。

(15) 河川・水路・ため池等の水質保全対策に努める。

自然環境配慮ガイドライン

自然環境の連続性 ・ 緑や水辺のネットワークのイメージ

第1段階

回  避 保 存

消 滅 計画の回避

や迂回 事業規模や工法変更による低減

新設 計画案

の実施 計画案 の実施

第2段階

低  減 第3段階

代  償

(6)

1. 地域の環境情報(植生、貴重な生物の生息地など)の閲覧

2. 地域・地区(ユニット・ゾーン区分)ごとの自然環境保全に係る

環境配慮指針の検索

3. 自然観察の場、自然観察シートの閲覧

4. 自然環境配慮事例の閲覧

届出書様式(実施場所、目的等を記載)、縮尺 5 万分の 1 以上の位置図、事業地及びそ

の付近の状況を明らかにしたカラー写真、事業の施行方法を明らかにした縮尺 1,000 分

の 1 以上の平面図、立面図、断面図及び構造図。

様式中の「環境配慮項目」と「配慮措置の内容」については、③の内容をできるだけ具

体的に記載し、必要に応じて別紙を使用してください。別紙として自然環境配慮届チェッ

クリスト(HP に掲載)を利用することもできます。

岡山市 環境保全課 TEL:086-803-1284

④提出書類

(規則第 3 条の 2 の 8)

⑤届出先

4.自然環境配慮情報システムについて

4-1 システムの目的

4-2 システムの内容

本システムは、市域の自然環境に対する理解の向上と、開発事業など環境利用に際して

の自然環境の保全や創造に関する環境配慮の推進を適切に進めていくことを目的に、市域

の自然環境を形成している基礎的な環境条件をはじめ、それらの環境条件をふまえた地域

ごとの自然環境保全のための環境配慮の基本的方向などを、地図などの様々な環境情報と

して提供するものです。

岡山市環境保全課の HP から見ることができます。

(URL:http://www.city.okayama.jp/kankyou/kankyouhozen/index.html)

(7)

ここでは、環境配慮届出を行う際に必要となる

「2. 地域・地区(ユニット ・ ゾーン区分)

ごとの自然環境保全に係る環境配慮指針の検索」

について、簡単に説明します。

まず、トップ画面より、

①「1 地域の自然環境配慮指針を見る」をクリック

⑥ 該当する事業種にチェックを入れ、表示ボタ ンをクリック

⑧ 表示された配慮指針を参考に、事業における 配慮事項を検討してください

③調べたいエリアをクリック

⑤調べたいゾーンの赤丸をクリック

②調べたい区をクリック

④四半分のうちの 1 つをクリック

参照

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