酒類販売免許制合憲論批判再論
著者 三木 義一
雑誌名 靜岡大学法経研究
巻 35
号 1
ページ 1‑42
発行年 1986‑09‑10
出版者 静岡大学法経学会
URL http://doi.org/10.14945/00008647
J 論
酒 説
類 販 売免 許 制 合 憲 論 批 判 再 論
木
は じ め に 現行 酒 税法 は︑ 昭 和 一三 年 の国 家 総動 員 法 に基 く 一連 の経 済 制統 体制 のも と で導 入 たし 酒類 売販 免 制許 をな お維 持 てし るい が︑ そ の合 憲 性 に つい ては 種 々の 疑 が間 あ るo し かし
︑ こ こ数 年 相 次 いで 出 され てき た下 級審 判決 はで 理合 的な 根 拠 が十 分 に示 され な いま ま酒 類 販売 免許 制 が 合憲 と れさ てし ま つた
︒ そ こで 拙︑ 稿 酒﹁ 類 販 免売 許 制 合憲 論 批 判﹂ 及び
疑﹁ 問深 まる 酒類 販売 免許 制 の合 憲 性
﹂ に おい て︑ これ ら の合 憲判 決 の論 拠 批を 判 なし が 酒ら 類 販 売免 許 制 の不 合理 性 o違 憲 性 を論 じ てき た︒ これ ら の拙 稿 は主 と し て静 岡地 裁 で現 在争 われ て いる 酒類 販売 免許 制違 訴憲 訟 を念 頭 にお いて 執筆 たし も ので あ るが 酒︑ 類 販 売免 許 制 違の 性憲 が争 われ て いる 他 の訴 訟 もで 原 告側 から そ の主 張 裏を 付け るも のと てし 裁 判所 に 提 出 れさ てき て いた そ︒ のた めか 今︑ 年 一月 二八 日東 京高 裁 に国 税側 から 主と し て前 記拙 稿 に対 す る反 譴議 提が 出 さ れ た︒ そ こで 本︑ 稿 では まず 右 の反 論書 を紹 介 し︑ それ に対 す る再 批 判 を展 開 し た い︒ 酒類 販売 免許 制合 憲諭 批判 再論 一
法経 研究 三 五巻 一号
︵一 九八 六︶ 一 一 二橋 叢諭 九 四巻 五号 七 一頁 以下
︒ 学法 セミ ナー 一九 五八 年 一二 月号 二四 頁以 下︒ 東京 高裁 第 一六 民事 部 係に 属中 の昭 和五 九年
︵行 コ︶ 第 四四 号事 件 につ いて 昭和 六 年一 月一 二八 日 国税 側 より 提出 され た 準備 書面
︵一 一一
︶ ︒
´
T 国 税 側 の 反 論 被 控 訴 人 は ︑ 酒 類 売 販 業 免 制 許 度
︵以 下 酒 ﹁ 販 免 許 制 度
﹂ と い う
︒
︶ の 合 憲 性 に つ い て ︑ こ れ ま で 被 の 控 訴 人 の 主 張 を 補 足 す る と 共 に ︑ 控 訴 人 提 出 に 係 る 甲 第 一 九 号 証
︵以 下 今 ﹁ 村 論 文
﹂ と い う
︒
︶ 並 び に 同 第 二 0 号 証 及 同 び 第 二 六 号 証
︵以 下 併 ︑ せ て
﹁ 三 論 本 文
﹂ と い う
︒
︶ に 対 反 し 論 す る ︒ 第 一 酒 販 免 許 制 度 の 合 理 性 に つ い て 一 酒 販 免 許 制 度 の 立 法 目 的 こ の 点 に つ い て は 葉 千 地 裁 昭 和
〇 六 年 月 四 二 四 日 判 決
︵ 乙 第 三 一 号 証
︶ が 詳 細 に 判 示 し て い る と お り で あ つ て 酒 ︑ 税 法 の 各 規 定
︵特 に ︑ 一
〇 条 ︑ 一 一 条 及 び 一 四 条
︶ や 酒 販 免 許 制 度 が 初 め て 導 入 れ さ た 昭 和 一 三 年 当 時 の 酒 税 法 改 正 法 案 に つ い て の 国 務 大 臣 の 提 案 由 理 の 説 明
︵ 乙 第 号 八 証 第 o 七 三 回 帝 議 国 会 衆 議 議 院 事 速 録 記
︶ な ど に 鑑 み る と 酒 ︑ 税 法 九 条 一 項 に よ り 定 め ら れ た 酒 販 免 許 制 度 の 立 法 目 的 が
︑ 酒 類 販 売 業 者 の 経 営 安 の 定 を 通 じ て 酒 税 収 入 の 確 保 を 図 る こ と に あ る こ と は 明 ら か で あ る ︒ か し る に 三 本 論 文 に お い て は ︑ 昭 和 初 期 に お い て 上 昇 た し 酒 税 の 滞 納 率 は 昭 和 一 三 年 当 時 に は 既 に 低 く な て っ い た こ と 昭 ︑ 和 三 一 年 か ら 同 一 九 年 に か け て 行 わ れ た 庫 出 課 方 式 へ の 移 行 に つ い て 一 部 の 酒 造 業 者 が 反 対 て し い た こ と な ど を 理 由 に ︑
﹁ 酒 販 免 制 許 は 決 し て 税 収 確 保 の た め に 要 必 と 考 え ら れ て 導 入 さ れ た の で は な く 庫 ︑ 出 課 税 方 式 へ の 移
3 2 1
行 反に 対す る酒 造業 者 を懐 柔 す るた め の妥 協策 と てし 導 入さ れ た にす なぎ いの であ る︒
﹂と 主張 する
︒ かし なし が ら︑ 右 主張 は︑ 前 述 たし 酒 税法 の各 規定 にお てい 酒︑ 類販 売業 者 に安 定 し た資 力 堅と 実 な 経営 能力 な ど を要 求 す ると 共 に︑ 酒﹁ 税 の保 全上 需給 の均 衡 を維 持 す る必 要 があ
﹂る 場 合 に免 許 付の 与 を拒 否 し
︵同 法 一〇 条 一一 号
︶あ る いは 免許 に条 件 を付 す る こと が でき る
︵同 法 一 一条 一項
︶と 定 めら れ て いる こと や前 述 の昭 和 一三 年 当時 の 国務 大臣 の提 案 理由 の説 明 に いお て︑
﹁酒 税 ノ保 全 ヲ期 スル 為 メ︑ 酒類 ノ販 賣業 二付 免キ 制許 度 フ採 用 スル コト 致ト
﹂シ と述 べ てい る こと な ど を全 く無 視す るも ので あ つて 到︑ 底 採 用 えし るも ので はな い︒ 加 え て︑ 右 に指 摘 さ れ る酒 税 の滞 納 率 の低 下 は︑ 酒類 製造 者 が︑ 昭和 年六 月二 に至 てっ 政府 あの せっ ん によ てっ 銀 行 から 酒税 の納 付資 金 の融 資 を受 け る こと が でき るよ う にな たっ こと や昭 和 一〇 年 月二 の酒 造 組 法合 の 改 正 に よ っ て︑ 酒造 組 合 を通 じ て︑ 政府 資 金 を低 利 でも てっ 借 り受 け る こと が でき る よう にな たっ こと など に負 う と ころ が大 き︑ いと 認 めら れ
︵乙 第 一四 号 証︽ な お︑ 枝番 を含 む︒ 以下 枝︑ 番 のあ るも の に つい ては 全 て同 じ︒
︾・ 酒 造組 合中 央会 沿 革史 第 二編
︶︑ 決 し て︑ 酒類 販売 業 者 を通 じ 酒た 税 の転 嫁 が円 滑 に行 われ て いた こと を示 す も ので はな い︒ それ
ど こ ろ か︑ 酒類 製 造業 者 は︑ 酒類 販売 業 者 の濫 立や 過当 競争 など によ てっ 多︑ く の酒 類 販 売業 が者 倒 産 し た こと など の影 響 を受 け て︑ 酒 類 販売 業 者 か ら の売 掛 代 金 回の 収 に多 大 の困 難 を来 たし 毎︑ 年 二百 人 程度 もの がの 廃 業 を余 儀 なく さ れ︑ 昭 和 一三 年 当時 には 最︑ 盛期 の約 一万 二千 人 か 七ら 千数 百人 に激 減 し て いた ので あ る
︵乙 第 七号 証
・朝 日経 済年 史 特輯
︶︒ 酒税 の滞 納率 の低 下 のみ もを てっ
︑
﹁税 収 を確 保す るた め に免 許 制度 を急 いで 導 入 なし け れば な なら い必 然 性 はな か たっ
﹂ とす る右 主張 は︑ 極 め て短 絡的 な も ので あ ると 言 わ ばね な らな い︒ 一一 酒税 制度 にお け る酒 販免 許 制度 の位 置 付け 酒類 販売 免許 制合 憲論 批判 再論 一二
︑ 法 経 研 究 五 三 巻 一 号
︵ 一 九 八 六 ︶ 四 1 ・ 酒 販 免 許 制 度 は 酒 税 の 転 嫁 を 円 滑 に す る こ と に よ て っ 間 ︑ 接 消 費 税 と て し の 酒 税 制 度 を 有 効 に 機 能 せ し め ︑ も
っ て 酒 税 収 入 の 安 定 的 か つ 効 率 的 な 確 保 を 図 る こ と を 主 た 書 る 的 す と る 制 度 で あ る
︵被 控 訴 人
︵原 審 被 告
︶ の 昭 和 五 八 年 月 二 二 八 日 付 け 準 備 書 面 0 ⁝ 以 下
﹁ 原 審 被 告 準 備 書 画 0
﹂ と い う
⁝ の 二
・ O o l
︶ ︒ 0 消 費 税 は ︑ 財 貨 サ や ー ビ ス の 消 費 に 担 税 力 を 認 め て 課 さ る れ 租 税 で あ る か ら ︑ 間 接 消 費 税 の よ う に ︑ 最 終 的 な 消 費 行 為 よ り も 前 の 段 階 で 財 貨 に 対 す る 課 税 が 行 わ れ る 場 合 に は 税 ︑ 負 担 が 財 貨 の コ ス に ト 合 め ら れ て 最 終 的 に 消 費 者 に 転 嫁 す る こ と が 予 定 さ れ て い る
︵ 金 子 宏
租 ﹁ 税 法
・ 補 正 版
﹂ 二 人 四 ペ ー ジ
︶ ︒ 0 と こ ろ で ︑ 間 接 消 費 税 に お て い は ︑ 産 生 か ら 消 費 に 至 る ま で の ど の 段 階 課 で す 税 る か と の 重 要 な 問 題 が あ り ︑ そ
し て ︑ そ れ に 対 応 て し 納 義 税 務 者 を 誰 に 決 め る か が 変 わ て っ く る ︒ た と え ば ︑ 流 通 段 階 で 課 税 す る 方 法 と し て
は︑ 0 移出 課税︵庫 課出 税
︶⁝
⁝製 品 の生 産 が完 了 し て︑ 製 造 場 から 運 出び され 流︑ 段通 階 に入 る段 階 で︑ 移 出者
︵製 造 者
︶ に課 税す る方 法︒
② 引取 課 税 1⁝ 右 の段 階 で︑ 引 販者 に課 税す る方 法︒
③ 卸 売 課税
⁝
⁝卸 売 業者 が小 売業 者 に販 売 す る段 階 で︑ 卸 売 業者 に課 税す る方 法︒
④ 小 売 課税
⁝
⁝小 売業 者 が消 費者 に販 売 す る段 階 で︑ 小 売業 者 に課 税 す る方 法
︒ があ る︒ そ
し て︑ 前 述 の消 費税 の本 質 から す ると
︑ でき るだ 消け 費 に近 い段 階 す︑ わな ち小 売 課税 が最 も理 論
︱的 で あ り︑ 転嫁 の段 階 が少 なく て済 み︑ 消費 の実 態に も 合致 す ると いえ るけ れ もど 他︑ 方 納︑ 税義 務者 数︑ 徴 税 コス ト 等 か ら るみ と 移︑ 出課 税
︵庫 出 課税
︶ の方 が 合 理
︲的な が画 あ る と言 われ て いる
︵高 橋清
一
﹁間 接 税 にお け 未る 納
税 移 出等
﹂ o北 野 弘久 編
・日 本税 法 体系 所4 収 など
︶︒ 酒税 法 は︑ 酒類 を保 税 地域 から 引き 取 る場 合を 除 き 酒︑ 類 製の 造者 を し て納 税 義 務 者と 定 めて いる
︵六 条︶ が︑ これ も徴 税 確 保と いう 技 術上 の観 点 から 採 ら たれ も ので あ る
︵乙 第 一五 号証
・泉 美之 松
・松 茂本 共 編 全﹁ 訂 酒税 法註 解
﹂ 一七 四 ペ ージ
︶︒ な お︑ 税担 者 以外 の者 を納 税 義務 者 すと る こと が合 理 的 であ る場 合 には 合 憲 であ る こと を認 めた 判 例 と てし は給 与所 得者 に対 す る所 得 税 源の 泉 徴収 制度 を合 意 と認 めた 高最 裁 判所 昭和 三 七年 月二 二八 日大 法 判廷 決
・刑 集 一六 巻 号二 二 一二 ペ ージ
︵以 下
﹁最 高 裁 和昭 三七 年 判 決﹂ と うい
︒
︶が あ る︒ 0 し たが てっ 移︑ 出課 税
︵庫 出 課税 制︶ 度 の下 に製 造者 が納 税 義 務者 と定 めら れ た場 合 でも
︑ 製造 者 は担 税 者 で はな いの であ る から 製︑ 造者 が国 へ納 付 たし 消費 税相 当額 は担 税者 であ る消 費 者 か ら確 実 に回 収 され なけ れば な なら い︒ 前 述
︵第 一・ 一︶ たし 昭 和 年六 ころ 酒の 税 よの う にヽ 酒類 製造 者 の売 掛代 金 回の 収 す︑ な わ ち酒 税 転の 嫁 が困 難 とな てっ 遂︑ には 酒類 製 造者 自 がら 融資 を受 け て納 付 なし け れば な なら いと いう よう 事な 態 は︑ たと え そ れ によ てっ 酒税 滞の 納 率
︵国 への 未納 付 の割 合
︶が 低 下 し て いた とし ても
︑ 間接 消費 税 制度 と し ては 常正 では な い︒ けだ
し︑ 前 述
︵0
︶ の間 接 消費 税 の本 質 に照 すら と︑ 消費 者 への 税 負担 の転 嫁 が確 実 に行 われ る こと によ てっ 初︑ てめ そ︑ の租 制税 度 が有 効 に機 能 たし と言 う べき だ から あで る︒ 0 この よう に︑ 間接 消 費税 にお いて は︑ 税負 担 財が 貨 の コス ト に合 めら れ て最 終 的 に消 費者 へ転 嫁 れさ る こと に よ てつ
︑ そ の徴 収 が実 質 的 に完 了す るも での あ る から
︑ 移出 課税
︵庫 出 課税 制︶ 度 に おい ては 納︑ 義税 務者 と定 め れら た製 造者 のみ な ずら
︑ 製造 者 と消 費 者 と の中 間 に位 置 し て︑ 製 造者 か 消ら 費者 への 税負 担 転の 嫁 を仲 す介 る販 業売 者も 聞︑ 接 消費 税 徴の 税確 保 にと てっ 重 要な 役 割 を にな てっ いる ので あ てっ
︑ これ ら の製 造者 及 販び 売 酒類 売販 免許 制合 憲論 批判 再論 五
法経 研究 三五 巻 一号
︵一 九八 六︶ 六 業 者 が 一体 と な てっ
︑ いわ ば間 接 消費 税 の徴 税機 関 もと いえ る地 位 を占 めて いる ので あ る︒ 0 酒販 免 許制 度 は︑ 移出 課 税
︵庫 出 課税
︶ を採 用 す る酒 税 制度 に いお て︑ 酒類 販 売業 者 経の 営 安の 定 を図 る こと によ てっ
︑ 酒類 販売 業 者 から 酒類 製造 者 への 酒 類代 金 の支 払 いを 滑円 にし も︑ てっ 酒類 製造 者が そ の納 付 たし 酒 税相 額当 消を 費者 か 回ら す収 る
︵税 負 担 消を 費 者 転へ 嫁 す る︶ のを 易容 な らし めよ う すと るも での あ てっ
︑ これ に よ てっ 間接 消費 税 あで る酒 税 の徴 税 制度 は有 効 に機 能 す る こと とな るも ので あ る︒ こ の点 に つき
︑ 三本 論 文 は︑ 酒税 が造 石税 から 庫 出 課税 へと 移行 し た こと から
︑ 酒﹁ 税 消の 費 者 への 転 税 が よ 確り 実 にな たっ
﹂と し て︑ 酒 販免 許 制度 の必 要 性 はな く な たっ 旨 主張 す るが
︑ し かし 造︑ 石税 であ れ︑ 庫 出 課税 あで れ︑ 酒類 製造 者 が納 税義 務 者 であ る こと 同は じ であ る から 消︑ 費 者 への 税負 担 転の 嫁 の重 要 性 には 何 変ら わ がり な い︒ 単 に︑ 酒 類製 造者 の納 税義 務 の発 生時 期が 変 わ たっ に過 ぎ な い︒ たし が てっ 右︑ 主張 は明 ら かに 失当 あで る︒ な お︑ 被 控 訴人
︵原 審 被 告︶ が そ の昭 和五 八年 月五 九 日付 準け 備 書 面 0
︵以 下 原﹁ 審 被告 準 備 書 面 0
﹂ と い ヶ
︒
︶ 三の
・3 にお いて
︑ 酒﹁ 税 の保 全
﹂ の二 つの 側面 うの ち の 一つ とし て主 張 し た 酒﹁ 税 の滞 納防 止 の目 的
﹂ と いう もの ヽ本 準 備 書面 で主 張 し たと ころ と同 旨 であ てっ 酒︑ 税 の負 担 を消 費 者 へと 円滑 に転 嫁 せし める こと に よ てっ 酒税 収 入の 安 定 的 か つ効 率 的 な確 保 を
︐図る と うい こと であ り︑ 単 に︑ 具体 的 に発 生 し て いる 酒税 債 権 に つ いて
︑ 酒類 製造 者 滞が 納 す る のを 防 止す る と いう よう な こと では な い︒ こ この と は︑ これ ま で の被 控 訴人 主の 張 を精 読 す れば 明 ら でか あ ると 思 う が︑ 酒類 製 造者 に免 制許 度 が採 用 さ れ て るい こと
︵酒 税 法 七条
︶や 担 保 提の 供 を命 ず る こと が でき る
︵同 法 三 一条
︶ こと から 酒販 免 制許 度 必の 性要 を否 定す る主 張 など に お いて は︑ 被 訴控 人 の主 張す る
﹁滞 納 防止 の目
﹂的 を後 者 誤と 解 な い はし 曲解 し て いる も のと 思 わ るれ ので
︑ 付言 す る︒