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これまでに我々は、イナミドを基質とする閉環メタ セシスを報告した

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Academic year: 2021

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第 414 回集談会

1.日時:2010 年 4 月 19 日(月)16:30~

2.場所:2A講義棟(中央棟2階)

3.座長: 分子薬化学 准教授 吉村祐一先生(内線 3958)

4.演者: 薬品反応化学 助教 若松秀章先生(内線 3962)

5.演題:イナミドを基質とする遷移金属錯体を用いた反応

6.要旨:炭素炭素三重結合を形成する炭素原子と窒素原子が直接結合し たイナミンは、通常単離が困難であることが知られている。イナミンの 窒素上に電子吸引性基を持つイナミドの単離が報告されて以来、種々の イナミド合成法が報告された。イナミドの三重結合は、窒素原子の非共 有電子対の影響により通常の三重結合とは異なった電子的性質を持つと 予想され、近年イナミドを基質とする遷移金属錯体を用いた様々な反応 が報告されている。これまでに我々は、イナミドを基質とする閉環メタ セシスを報告した。本法によりピロリジン、及びピペリジン骨格がイナ ミドより一段階で構築でき、得られた化合物からインドール誘導体、

及びキノリン誘導体への変換も容易である。

このような背景から、イナミドを基質とする閉環メタセシスの更なる 展開として、ジエナミド構造を持つ複素環化合物の合成、特に中員環の 効率的な合成を目指し検討を行ったので、その詳細について紹介したい。

参照

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