M
M
M
I
I
I
Z
Z
Z
U
U
U
H
H
H
O
O
O
C
C
C
H
H
H
I
I
I
N
N
N
A
A
A
W
W
W
E
E
E
E
E
E
K
K
K
L
L
L
Y
Y
Y
N
N
N
E
E
E
W
W
W
S
S
S
第
620 号
(2015 年 5 月 12 日号) み ず ほ 銀 行 中国営業推進部 ▶「京津冀一体化国家戦略の産業集積地=唐山・曹妃甸の投資説明会」開催のご案内 ▶「2015 年度開平翠山湖新区日系企業投資誘致説明会」開催のご案内<経済関連>
▶ 人民銀が再び金利 0.25p 引き下げ 投資消費にプラス ▶ 中国、2 カ月連続で輸出入減=景気への影響必至-4 月 ▶ 中国消費者物価 1.5%上昇=4 月 ▶ 情報産業、中国経済発展の牽引力に ▶ 商務部 対外貿易に外需不安定など 3 つの問題<企業関連>
▶ 中国鉄建、ロシアの鉄道工事で提携=現地企業と ▶ 艾派克、米 IC 会社買収へ=6300 万ドル ▶ 復星国際、米保険会社完全買収へ=上海 ▶ 保利地産、豪州で不動産開発=1980 万豪ドルで用地取得<地域関連>
▶ ブロードバンド中国、2015 年までにネットワークを強化 ▶ 北京・天津・河北省協同発展計画を承認=政治局会議 ▶ 新ブルーカラー給与、平均月額 3136 元=上海が国内最高 ▶ 重慶のシェールガス田、外部への輸送管が完成<社会関連>
▶ 中国、ネパールに 6000 万元相当の救援物資を提供 ▶ 習主席の 3 カ国訪問、各国の国家戦略と「1 ベルト、1 ロード」の連結に注目 【ご注意】 1. 法律上、会計上の助言:本誌記載の情報は、法律上、会計上、税務上の助言を含むものではありません。法律上、会計上、税務上 の助言を必要とされる場合は、それぞれの専門家にご相談ください。 2. 秘密保持:本誌記載の情報の貴社への開示は貴社の守秘義務を前提とするものです。当該情報については貴社内部の利用に限定さ れ、その内容の第三者への開示は禁止されています。 3. 著作権:本誌記載の情報の著作権は原則として弊行に帰属します。いかなる目的であれ本資料の一部または全部について無断で、 いかなる方法においても複写、複製、引用、転載、翻訳、貸与等を行うことを禁止します。 4. 免責: 本誌記載の情報は、弊行が信頼できると考える各方面から取得しておりますが、その内容の正確性、信頼性、完全性を保証するも人民元為替ウィークリー
時事1.31
上海市当局系サイト投資上海が20日伝えたところによると、米ディーゼルエンジン大
手のカミンズはこのほど、湖北省襄樊市の発電機メーカー、康豪機電と折半出資の合弁会
社を設立することで合意した。火力発電所のガスタービンやディーゼル発電機を作動させ
るエンジンユニットを年間4万台生産する。
合弁会社は2012年4月に操業開始予定。カミンズが作動用エンジンの中核技術を提供
する。康豪機電の販売網を活用し、中国市場でシェア拡大を目指す。(時事)
今週の
NEWS
中国法務Q&A
セミナーのご案内
セミナーのご案内
「京津冀一体化国家戦略の産業集積地=唐山・曹妃甸の投資説明会」開催のご案内 2015 年 5 月 28 日(木)、中国・唐山市曹妃甸区人民政府は、東京で「京津冀一体化国家戦略の産業集積 地=唐山・曹妃甸の投資説明会」を開催することになりました。 ご多忙中恐縮ですが、万障お繰り合わせの上ご出席賜りたくよろしくお願い申し上げます。 【日 時】2015 年 5 月 28 日(木) 説明会の部 15:30~17:30 立食交流会の部 18:00~19:30 【場 所】ホテルニューオータニ 「翔の間」(説明会の部) 「舞の間」(立食交流会の部) (住所)東京都千代田区紀尾井町4-1 (電話)03-3265-1111 【主 催】中国・唐山市曹妃甸区人民政府 【協 力】日本国際貿易促進協会 【後 援】(予定)㈶日中経済協会、(一社)日中経済貿易センター、(一社)東海日中貿易センター、 みずほフィナンシャルグループ、三菱東京 UFJ 銀行、三井住友銀行 【参加費】無料(先着順 60 名になり次第、締め切らせて頂きますので、御了承願います) 【締切り】2015 年 5 月 20 日(水) 【参加申込書送付先】FAX:03-6740-6160 日本国際貿易促進協会 業務本部 戸村美緒 行き 【お問い合わせ先】*中国唐山市日本事務所 所長:小林誠、副所長:江興民 Mail: [email protected] 大阪市北区梅田1-1-3-900 大阪駅前第三ビル9F12 号 TEL : 06-6344-3225、FAX : 06-6344-3224 *日本国際貿易促進協会 業務本部 戸村美緒 Mail:[email protected] 東京都千代田区内神田 1-9-13 柿沼ビル 4F TEL : 03-6740-8271、FAX : 03-6740-6160 「2015 年度開平翠山湖新区日系企業投資誘致説明会」開催のご案内 2015 年 6 月 17 日(水)、中国・開平市翠山湖産業移転工業園は、東京で「2015 年度開平翠山湖新区日系 企業投資誘致説明会」を開催することになりました。 ご多忙中恐縮ですが、万障お繰り合わせの上ご出席賜りたくよろしくお願い申し上げます。 【日 時】2015 年 6 月 17 日(水) 14:00~16:00 受付(13:30~) 【場 所】みずほ銀行大手町本部ビル 29 階 (東京都千代田区大手町 1-5-5 大手町タワー) 【主 催】中国・開平市翠山湖産業移転工業園 【協 力】みずほフィナンシャルグループ 【参加費】無料(先着順 35 名になり次第、締め切らせて頂きますので、御了承願います) 【締切り】2015 年 6 月 9 日(火) 【参加申込書送付先】みずほ銀行 中国営業推進部 宛 FAX:03-3215-7025 Email:[email protected] 【お問い合わせ先】開平翠山湖管理委員会 梁 嘉慧(日本語可) TEL:0086-750-288-3321 Email:[email protected] みずほ銀行 中国営業推進部 TEL:03-6838-1258今週の NEWS
<経済関連>
人民銀が再び金利 0.25p 引き下げ 投資消費にプラス (「人民日報」(j.people.com.cn) 2015.5.11) 中国人民銀行(中央銀行)は今年 3 月に金利を引き下げ、4 月に預金準備率を引き下げたのに続き、5 月 10 日にも金利を 0.25 ポイント(p)引き下げることを明らかにした。このうち、金融機関の期間 1 年の貸出の基 準金利は 5.1%に引き下げ、期間 1 年の預金の基準金利は 2.25%に引き下げる。これと同時に、金利の市場化 改革の推進に合わせて、金融機関の預金金利の変動幅の範囲をこれまでの預金の基準金利の 1.3 倍から 1.5 倍 に調整する。その他の預金、貸出の金利は相応に調整するという。 このたびの金利引き下げの理由について、人民銀関連部門の責任者は、「目下の国内経済は構造調整の歩み が加速しているが、外部需要は大きく変動し、中国経済は引き続き大きな下方圧力にさらされている。これと 同時に、国内の物価水準は全体的に低く、実質金利は今なお歴史的にみた平均水準よりも高く、このことが金 利ツールの持続的で適切な使用に可能性を与えることになった」と説明する。 また同責任者は、「預金金利の変動幅の範囲を改めて拡大することは、中国の預金金利の市場化改革におけ るまた一つの重要な措置だ。これにより金融機関が自主的に金利を設定する可能性が広がっただけでなく、金 融機関の金利を自ら設定する能力を鍛え、金融機関の経営モデルの転換の加速や金融サービス水準の向上を促 進し、最終的な預金金利の上限の開放に向けてより強固な基礎固めをする上でプラスになる。また資金の価格 が市場の需給関係をより正確に反映し、バランスの取れた水準と顧客の要望に合致した貯蓄構造の形成を推進 し、資源の配置をより一層改善し、経済・金融の健全な発展を促進する上でプラスになる」と話す。 中央財経大学金融学院中国銀行業研究センターの郭田勇センター長は、「人民銀は半年間に 2 回の金利引き 下げを行ったが、この間には物価水準が持続的に低下し、実質金利の水準が依然として高いことを考えると、 今回の人民銀の金利引き下げは企業の資金調達コストの引き下げなのだとわかる。金利引き下げによる直接的 な効果は資金調達コストが下がり、企業が投資を拡大できるようになり、生産・経営活動の積極性が高まり、 消費市場や投資市場に対してメリットを形作るようになるということだ」と分析する。 商務部国際貿易経済協力研究院の梅新育研究員は、「国際収支バランスに変化が生じたことを背景として、 金利引き下げも基準金利引き下げも狙いはデフレの出現を防止することにある。1990 年代には、中国の貿易差 額がアヘン戦争以来 150 年あまり続いた局面を根本的に転換し、それ以降はずっと貿易黒字国の地位を保って いる。経常収支も資本収支もともに黒字だ。こうした変化がもたらした結果は、中国の基軸通貨を外国為替資 金残高に投入することが基軸通貨の投資の主要ルートになったということだ。貿易増加率が 30~40%にも達す るという時代は過ぎ去った。世界の外貨準備の規模も縮小傾向にある。中国の大部分の基軸通貨の投資ルート のうち、外国為替資金残高が占める割合は下がるとみられ、金利引き下げと預金準備率引き下げはこの下がっ た部分を補うための措置であり、デフレを防ぐための措置だ」と述べる。 中国、2 カ月連続で輸出入減=景気への影響必至-4 月 (「時事速報」(jijiweb.jiji.com/asia_info.html) 2015.5.11) 中国税関総署が 8 日発表した 4 月の貿易統計による と、輸出は前年同月比 6.4%減の 1763 億ドル(約 21 兆円)、輸入は 16.2%減の 1422 億ドル(約 17 兆円)とな った。輸出入ともに落ち込むのは 2 カ月連続。 輸出の減少幅は前月(15.0%)より縮小したものの、 外需の不振が続けば景気に影響が及ぶのは必至。政府 は既に、国内企業が抱える過剰生産設備の輸出を奨励 する方針を打ち出している。 中国はシルクロード経済圏(一帯一路)構想に基づ -30 -20 -10 0 10 20 30 40 50 60 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 前 年 同 期 比 ( % ) 輸 出 入 額 ( 億 ド ル ) 月次ベースにみる中国輸出入貿易の推移 輸出総額 輸入総額 輸出総額前年同期比 輸入総額前年同期比 資料)中国税関総書及び商務 部発表より作成。き、周辺国などでのインフラ整備を通じた地域経済活性 化を目指している。習近平国家主席は 7 日、隣国のカザ フスタンを訪れてナザルバエフ大統領と会談、インフラ 協力について協議した。 輸入は 6 カ月連続で前年同月を下回った。エネルギー の輸入価格下落に加え、内需の弱さが響いているとみら れる。政府は公共投資拡大で内需を押し上げる方針で、 引き続き利下げなどの金融緩和で側面支援を図っていく 見通し。 一方、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は 341 億ド ルの黒字となった。 中国消費者物価1.5%上昇=4月 (「時事速報」(jijiweb.jiji.com/asia_info.html) 2015.5.11) 中国国家統計局が 9 日発表した 4 月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比 1.5%上昇した。前月の 1.4%上昇から若干加速した。ただ、変動が大きくなりがちな食料品を除くと 0.9%の上昇で、前月 と同じだった。 企業需要を反映する卸売物価指数(PPI)は 4.6%低下し、38 カ月連続の下落となった。 情報産業、中国経済発展の牽引力に (「人民日報」(j.people.com.cn) 2015.5.7) 中国工業・情報化部(省)の賽迪研究院(CCID)は 5 日、「2015 年第 1 四半期工業・情報化情勢分析報 告」を発表した。これによると、中国の工業経済はまだ減速傾向にあり、成長率は約 6.2%にとどまると 見られる。その中で情報産業と電子情報製造業は、中国経済の成長を引っ張る力としてますます重要性を 増している。経済日報が伝えた。 CCID 工業経済研究所の劉春長所長によると、今年第 1 四半期の工業投資は 3 兆 889 億元(1元は約 19.3 円)で、成長率は昨年同期から 4.3 ポイント下落した。産業別では、石油化学・化学工業・金属精錬・ゴ ムプラスチック製品・専用設備製造などの重化学工業は、投資成長率の落ち込みが特に大きく、下げ幅は 平均 4.8 ポイントに達した。構造調整によって重化学工業の生産力が縮小しつつあることを反映したもの と見られる。 工業が下方圧力に直面している一方、電子情報製造業は全体として安定した伸びを示し、安定と上昇と いう去年の傾向が続いている。CCID 電子情報産業研究所の温暁君氏によると、「インターネット+」戦略 によって、消費者インターネットから産業インターネットへの転換はますます加速することになる。電子 情報製造業の販売額は、第 1 四半期の水準からさらに高まり、成長率は年間で 9.5%から 10%に達する見 込みだ。 温氏によると、電子情報製造業は第 1 四半期、2 兆 4 千億元の販売額を記録した。前年同期に比べた成 長率は 10%で、成長率は同比 1 ポイント上昇した。主要製品の生産量増加には大きな変化が見られる。通 信設備・コンピューター製品の生産は明らかに下落している。マイクロコンピューターの生産量成長は 12.8%下落し、携帯電話の生産量成長は 1.6%下落した。家電やオーディオヴィジュアル産業には全面的 な回復が見られ、カラーテレビ生産台数は 3331 万 6 千台で、成長率は 7.5%に達した。電子部品製品のう ち集積回路の生産は 230 億 7 千万個で、成長率は 12%に達した。集積回路の推進政策が効果を発揮しつつ あることで、電子部品産業は今後も成長を速めるものと見られ、電子情報産業の輸出入の成長率は第 2 四 0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5.0 6.0 7.0 8.0 前 年 同 月 比 ( % ) 月次にみる中国の消費者物価指数(CPI)の推移 資料)中国政府統計及び最新発表 (速報)より作成。
半期には 5%に達する見込みだ。相互接続のスマート端末やデジタルメディアは消費電子製品の発展を後 押しする。供給チェーンの物流スマート化や「車のインターネット」などの関連サービスが実現されれば、 市場の潜在力がさらに発揮されることになる。 商務部 対外貿易に外需不安定など 3 つの問題 (「人民日報」(j.people.com.cn) 2015.5.7) 商務部は 5 日、「中国対外貿易情勢報告(2015 年春季)」を公表した。これによると、中国の対外貿易の 発展は今後しばらく、外部需要の不振や従来の競争力の低下、外部の制限措置の増加などの様々な試練に 直面することになる。また国際市場のシェアはすでに高い水準にあり、シェアを高める難度は増しており、 中国の対外貿易は中低速度の成長を保つものと見られる。さらに市場の需要の変化や為替レートの上下な どの短期的な要素の影響を受けやすく、変動はさらに増し、幅も大きくなる見込みだ。だが中国の対外貿 易の発展にはまだ、有利な要素と条件があることにも注目すべきだ。経済日報が伝えた。 報告によると、中国の対外貿易には現在、4 つの有利な要素と条件がある。 第一に、産業の土台が固まっている。中国は、世界最大の製造業大国であり、輸出産業チェーンとイン フラが整っている。近年は、設備製造業やハイテク産業が急速に発展しており、資本材や中間材の輸出が これから繁栄期を迎えるものと見られる。 第二に、対外投資協力が貿易への牽引的役割が高まっている。中国の対外投資強協力は急速発展期に入 り、国際的な生産力面での協力も始まっており、大型の総合設備や部品、建設物資などの輸出が促される と見られる。 第三に、企業の転換とアップグレードの歩みが速まっている。国境を越えた電子商取引や対外貿易総合 サービス企業、市場調達貿易などの新型の貿易方式によって中小企業の輸出の敷居が下がっていることで、 中国の製造業大国としての強みがより生かされ、輸出の重要な成長分野となることが期待される。 第四に、対外貿易の発展を支援する国の政策が強化されている。 報告は同時に、中国の対外貿易とりわけ輸出は今年、成長の土台となる条件を備えているものの、状況の 深刻さや複雑さは根本的には変わっておらず、これは次のいくつかの点に反映されているとしている。 第一に、外部の需要がまだ安定していない。世界経済の低成長を背景に、各国の消費・投資需要は全面 的な不振に陥り、国際貿易は成長の原動力を欠いている。一部のグローバル企業は、供給チェーンが長す ぎることによるショックを回避するために消費市場の近くでの生産を進め、オフショアの生産拠点を近隣 国や本国に移しており、産業チェーンの世界配置はいくらか縮小しており、世界貿易の発展に影響を与え ている。世界貿易機関によると、主要 70 エコノミーの輸出額は今年 1-2 月、昨年同期比 9.1%の減少とな り、2009 年以来初めて減少した。 第二に、中国の輸出産業の競争力は二重の試練に直面している。先端産業分野では、先進エコノミーは 科学技術や人才の強みを生かして新技術の最前線に立ち、「再工業化」促進で国際市場を開拓し、大きな成 果を上げている。過去 5 年で米国の輸出額は年平均 9%、EU は同 8.2%の成長を達成し、世界全体の輸出 の増加速度を超えた。ミドルロークラスの産業分野では、周辺新興エコノミーが労働力や土地など生産要 素の低コストの強みを生かし、投資誘致の優遇政策を打ち出し、加工製造業の移転を進んで受け入れ、輸 出の急成長をねらっている。対中投資企業の生産能力の一部は、本国の先進国に引き上げられたり、周辺 新興エコノミーに移されたりし、中国の競争優位性は弱まっている。 第三に、国際競争の新たな手段が出現している。経済不振に対応するため、為替レートを輸出振興と経
済刺激の重要なツールとする国が現れ、自国の通貨価値を下げる措置が取られている。人民元は結果的に 大幅な値上がりとなり、中国製品の国際市場での競争力には深刻な影響が出始めている。また一部の国や 地域は自由貿易協定を利用し、協定外国の製品を差別・排斥し、貿易規則による障壁を形成しようとして いる。自由貿易協定国における協定外国の市場シェアに影響を及ぼす可能性がある。
<企業関連>
中国鉄建、ロシアの鉄道工事で提携=現地企業と (「時事速報」(jijiweb.jiji.com/asia_info.html) 2015.5.12) 11 日付の中国紙・上海証券報(87 面)によると、上海証取に上場する鉄道工事大手の中国鉄建はこのほど、 ロシア・シベリア、トゥバ共和国の石炭輸送用鉄道・港湾工事で現地のトゥバ ・エナジー・インダストリ アル(TEIC)と提携することで基本合意し、覚書に調印した。両社は中国の金融機関からの融資獲得で提携 する一方、中国鉄建が工事 3 件を請け負う計画。 TEIC がトゥバにある炭鉱の開発権を取得しており、これに合わせ、輸送インフラを整える。エレゲスト・ クズル・クラギノ間輸送用鉄道(全長 410 キロ)やクズルと中国北西部を結ぶ鉄道線もそれぞれ建設する。 このほか、ロシア遠東地区で港湾施設の整備も行う予定。 艾派克、米IC 会社買収へ=6300 万ドル (「時事速報」(jijiweb.jiji.com/asia_info.html) 2015.5.11) 8 日付の中国紙・上海証券報(封 6 面、B105 面)によると、深セン証取の中小企業ボードに上場する IC 設計会社の珠 海艾派克科技(広東省珠海市)は、同業の米スタティック・コントロール・コンポーネンツ(ノースカロライナ 州)の全株を取得し、傘下に収める方針だ。海外で事業を拡大する狙いで、所要額は 6300 万ドルを見込む。 スタティック社は 1987 年設立。プリンター消耗品のドラムやトナー用チップを中心に生産し、欧米や日 本に販売する。2013 年業績は売り上げが 2 億 3700 万ドル、純利益が 1560 万ドルだったが、14 年は売り上 げ 1 億 9400 万ドル、純利益 270 万ドルと、業績不振に陥っている。 艾派克はまた、親会社の賽納打印科技から 22 億 5000 万元相当のプリンター消耗品事業を取得し、同分 野を強化する。 これに合わせ、艾派克は、投資ファンドの国家集成電路産業投資基金などに新株 3660 万株を発行し、約 7 億 5000 万元を調達する計画。調達資金はスタティック社の買収などに充てる予定。 国家集成電路は昨年 9 月、中国政府が IC 産業を支援し、国内メーカーの海外進出を後押しするため設立 した。既に中芯国際や長電科技、上海中微半導体に出資している。 復星国際、米保険会社完全買収へ=上海 (「時事速報」(jijiweb.jiji.com/asia_info.html) 2015.5.6) 5 日付の中国紙・第一財経日報(A10 面)によると、中国の民営複合企業の復星国際(フォースン、上 海市)は 4 日、米保険会社のアイアンショアを 18 億 4000 万米ドルで完全買収することで合意に達し たと明らかにした。復星国際は米国の保険市場に参入するため、2 月にアイアンショアに 2 割(4 億 6000 万ドル)出資していた。 アイアンショアは 2006 年の設立。資本金は 10 億ドル。企業顧客をターゲットにした人身傷害保険や 環境賠償責任保険、資源エネルギー保険、政治リスク保険など特殊な保険商品を扱っている。14 年の 保険料収入は前年比 10.9%増の 22 億 1100 万ドル。 復星国際は 12 年、中核事業を金融・保険産業に広げる戦略を発表。買収などを通じて事業規模の拡大を 積極的に進めており、現在の保険事業の資産額が全体に占める割合は 3 割以上に達している。アイアンショ アの買収で、保険事業の業務内容は財産保険、生保、再保険から特殊な保険商品分野にまで拡充する。保利地産、豪州で不動産開発=1980 万豪ドルで用地取得 (「時事速報」(jijiweb.jiji.com/asia_info.html) 2015.5.12) 11 日付の中国紙・上海証券報(16 面)によると、上海証取に上場する不動産開発大手の保利房地産(保利 地産)は、オーストラリアのメルボルン市内で不動産開発を行う方針だ。敷地面積 2168 平方メートルの用 地を 1984 万豪ドルで取得しており、商用・住宅用複合ビル(総床面積 3 万 6268 平方メートル)を建設する 予定。同社は、同不動産開発プロジェクトの権益 51%を保有している。 一方、同日発表した保利地産の 15 年 4 月契約販売額は前年同月比 60.4%増の 133 億 5200 万元、契約面 積は同 47.4%増の 98 万 1800 平方メートル。一方、15 年 1~4 月合計では、契約販売額が前年同期比 9.73% 減の 328 億 5800 万元、契約面積が同 9.84%減の 256 万 3400 平方メートルだった。
<地域関連>
ブロードバンド中国、2015 年までにネットワークを強化 (「人民日報」(j.people.com.cn) 2015.5.11) 中国工業・情報化部(省)は 8 日、2015 年「ブロードバンド中国」プロジェクトに関する意見の中で、 2015 年にブロードバンドネットワークの能力の飛躍を実現し、新規光ファイバー利用可能世帯数を 8000 万 世帯、4G 基地局を 60 万以上拡大するとした。新華網が伝えた。 中国工業・情報化部は、都市のアップグレードの加速と農村部のユニバーサルサービス普及を同時推進し、公 共財政の農村部ブロードバンド発展に対する支援を徐々に拡大し、都市部と農村部の「デジタル格差」の縮小に 努めると発表した。また、固定ブロードバンドネットワーク能力の強化を加速すると同時に、4G ネットワークの カバーを拡大し、ブロードバンドの工業企業および生産性サービス企業に対する支援を全面的に強化するとした。 同部はまた、2015 年までに 4 万 5000 以上の古い団地の光ファイバー改造を終え、新規光ファイバー契約 世帯数を 4000 万世帯、新規 4G 契約件数を 2 億件以上とし、8Mbps 以上の回線速度のブロードバンド契約世 帯数を全体の 55%とすると発表した。また、一定規模以上の工業企業 100 社のスマート工場、スマート設 備、スマートサービスの新モデルおよび新業態の模索を支援するとした。 北京・天津・河北省協同発展計画を承認=政治局会議 (「時事速報」(jijiweb.jiji.com/asia_info.html) 2015..5..5) 1 日付の中国紙・新京報(A4 面)によると、党中央政治局会議は 4 月 30 日、「北京・天津・河北省協同発展 計画綱要」を審議、承認し、同計画を重大国家戦略の一つと位置付け、戦略の核心として北京の非首都機能 の秩序立った移転を指摘した。 北京の核心機能とは全国の政治、文化、国際交流、科学創新の中心としての機能とされる。一方、非首都 機能について専門家は、効率や付加価値、影響力の低い経済部門のほか、一部の公共部門を挙げている。会 議はまた、北京市の人口増加を厳格にコントロールする方針を提示。専門家は、水資源の利用効率などから 算出すると、2020 年までに 2300 万人以下に抑えるのが望ましいと指摘した。2014 年末の北京市常住人口は 2151.6 万人、うち、北京市戸籍を持たない外来人口は 818.7 万人。 国務院発展研究センターの常紀文氏は、環境、交通、産業のアップグレードが同計画の重点領域だとし、 中でも環境と交通での一体化を先行させる重要性を示した。 中関村の神州デジタルなどの企業が天津市、河北省に支社を設けたり、北京大学や清華大学などの高等教 育機関が協力プロジェクトを始めたりしているという。 新ブルーカラー給与、平均月額3136 元=上海が国内最高 (「時事速報」(jijiweb.jiji.com/asia_info.html) 2015.5.8) 中国のニュースサイト新華網が7日伝えたところによると、北京大学と生活情報を中心に扱う中国の伝言 情報サイト・◆(起の己が干)集網が共同でまとめた「2015 年新ブルーカラー給与研究報告」で、不動産仲介や販売員、配達員、美容師などサービス業の現場労働者「新ブルーカラー」の月額給与は 3163 元と、 前年から 4.3%アップした。上海は前年比 15.4%増の 4276 元で、最も高かった。 蘇州は 3740 元と、前年の 3 位から 2 位に浮上。深セン(3691 元)と杭州(3590 元)も 3、4 位に順位を上げた。 昨年の 2 位だった北京は 3500 元で、5 位に下げた。以下、福州(3391 元)、広州(3344 元)、天津(3249 元)、アモ イ(3246 元)、大連(3205 元)が続いた。 業種別では、ハイヤー配車アプリの普及を背景に、自動車運転手が 4212 元とトップ。2 以下は調理師(4030 元)、マッサージ師、家政婦、ヘルプデスク要員の順だった。 また、新ブルーカラーの 60%以上は年内の賃上げを期待している。上げ幅は 14.3%と見込んでいる。 重慶のシェールガス田、外部への輸送管が完成 (「時事速報」(jijiweb.jiji.com/asia_info.html) 2015.5.5) 中国石油化学工業(中石化)が重慶市◆(さんずいに倍のつくり)陵で開発しているシェールガス を、石柱県まで運ぶ初のパイプラインが完成した。この輸送管を通じて今年、 30 億立方メートルの シェールガスが中国東部に送られる予定だ。年間 60 億立方メートルまで輸送が可能なことから、来 年以降は年間供給量が増えると見込まれている。重慶日報が伝えた。 このパイプラインと四川省の天然ガスを東部地域に輸送する「川気東送」のパイプラインを連結 することで全長 136.5 キロメートルとなる。◆陵-石柱のパイプラインは昨年 8 月に建設が始まっ ていた。
<社会関連>
中国、ネパールに6000 万元相当の救援物資を提供 (「人民日報」(j.people.com.cn) 2015.5.8) 中国商務部(省)の銭克明副部長は 7 日、国務院新聞弁公室が開催した記者会見に出席し、中国のネ パールに対する救援活動について説明した。人民日報が伝えた。 銭副部長によると、商務部は 7 日までに、外交部(外務省)、財政部(財務省)、中国民用航空局、中 国人民解放軍総参謀部・総後勤部などの関連部門を統率し、2 回にわたるネパールへの緊急人道支援を実 施、総額 6000 万元(1 元は約 19.3 円)相当、計 546 トンの救援物資を提供した。 第 1 回の救援物資は主に、人命救済・避難活動に必要な物資で、テント 1600 張、毛布 1 万枚、発電機 327 台を含む、被災地で急ぎ必要な物資を提供した。ネパールはすでにこれらの物資を被災者に送り届け ている。第 2 回の救援物資は主に震災後の衛生・安全問題を解決するためのもので、浄水設備や救急箱 などが多い。これらの救援物資は昆明、成都、福州の 3 カ所で積み込みを済ませ、軍用機または民間機 18 機で 6 日より相次いで送り届けられている。 中国のネパール大地震支援には以下の 3 つの特徴がある。 (1)迅速な行動。中国はネパール大地震発生後、最も早く支援を提供した国のひとつ。 (2)政府と民間の連動。中国政府が緊急救援物資を提供し、長期的なネパール支援チーム、国際救 援隊、医療隊を派遣した他、民間の救援隊、ボランティア、在ネパールの中国系企業、華人も地震後た だちに救援活動に着手した。 (3)持続的な援助。商務部と在ネパール中国大使館は常に意思疎通を保ち、ネパールの被災状況お よび援助の必要性に基づき、新たな支援プランを確定している。また、災害復興評価ワーキンググルー プを派遣し、民生・インフラなどの分野で持続的にネパールに様々な形式の援助を提供し、ネパールの 復興を支援している。習主席の 3 カ国訪問、各国の国家戦略と「1 ベルト、1 ロード」の連結に注目 (「人民日報」(j.people.com.cn) 2015.5.11) 中国の習近平国家主席は 7~12 日にかけ、カザフスタン、ロシア、ベラルーシを訪問している。習主席とロシ アのプーチン大統領は 8 日にロシアの首都モスクワで会談した後、「シルクロード経済ベルトの建設とユーラシア 経済連合の建設の連結・協力に関する共同声明」を発表した。プーチン大統領はまた、9 日に発表した声明の中 で、「ユーラシア経済連合と中国が提唱するシルクロード経済ベルトは、互いに補完し合い、大陸全体における共 通の経済的空間の形成を促すことができる」との見方を示した。人民日報が伝えた。 カザフスタンのナザルバエフ大統領はカザフスタンの首都アスタナで 7 日、「カザフスタンは『1 ベルト、1 ロ ード(シルクロード経済ベルト、21 世紀海上シルクロード)』構想を支持し、シルクロード経済ベルトの建設と カザフスタンの経済発展戦略『光明の道』との連結を望んでいる」と述べた。 ベラルーシのルカシェンコ大統領も先日、「ベラルーシはこの構想(シルクロード経済ベルト)を実現するため の重要なプラットフォームとなることを望んでいる。まず鉄道や道路などの交通網を建設し、その次に、競争力 ある製品の生産のために場所を提供する」と語った。 習主席は 2013 年 9 月にカザフスタンを訪問した際、シルクロード経済ベルトの建設を初めて提唱、その後 10 月にインドネシアを訪問した際、21 世紀海上シルクロードの建設を初めて提唱した。世間では、「シルクロード 経済ベルトは、第二のユーラシア・ランドブリッジとなる。太平洋からバルト海、インド洋まで至る輸送回廊に より、中央アジアと西側の EU、そして東側のアジア太平洋を密接につなぐことになる」との見方が大勢を占めて いる。 ユーラシア経済連合はプーチン大統領が提唱したもので、2015 年に発足、現在の加盟国はロシア、ベラルーシ、 カザフスタン、アルメニア、キルギスタンとなっている。「1 ベルト、1 ロード」沿線の重要な国でもある、ユー ラシア経済連合の加盟国は、シルクロード経済ベルトが東から吹いてくる力強い発展の風であり、中国と共に互 恵・ウィンウィンを目指すことが、大きな将来性を持つことに気づいている。 「1 ベルト、1 ロード」との連結は、習主席の今回のロシア、ベラルーシ、カザフスタン訪問のキーワードとな った。「1 ベルト、1 ロード」構想は、沿線の多くの国の戦略と図らずも一致していた。このことは、中国という 古代シルクロードの「古き友」が、独立独歩や地域の統率ではなく、深いレベルでの融合と協力を求めていると いうことを十分に物語っている。
中国会計・税務の現場から
「輸出貨物労務の免税取引年次申告実務」
【はじめに】 企業所得税の年度確定申告も場所によっては既に提出期限が到来し、年度業務の山場も越えよう やく財務業務は落ち着いてくる時期となります。 輸出増値税の還付(・免税)実務は、税法の改正もあり、税務実務(特に函調関係)の変遷もあ り、また場所や業種や会社格付によっても差が大きく、会社によっては今もかなり労力のいる分野 となっています。これら実務も、他の一般的な会計税務業務の年度業務の区切りとなる翌年 4 月や 5 月が一つの区切りとなり、残された時間との兼ね合いで戦略的な対応が必要な場合があります。 本号ではこのうち、輸出貨物労務の免税取引年次申告実務に主に焦点を当て、説明をして参りま す。一般的に言って駐在員の方にとってはなじみの薄い分野であることが多いですが、会社によっ てはかなり重要な影響を与えることもあります。輸出増値税が関係する会社の経営陣にとって、理 解は必須と言える分野でしょう。 なお、記載内容は 2015 年における実務的な内容を反映した一例であり、今後または企業の規模 や種類や地域によっては内容が変わり得ることをご了承ください。 【免税取引申告】 「財政部 国家税務総局 輸出貨物労務の増値税及び消費税政策に関する通知」(財税[2012]39 号、 以下 39 号通知という)、「国家税務総局《輸出貨物労務増値税及び消費税の管理弁法》の公布に関す る公告」(国家税務総局公告 2012 年 24 号)及びその関連規定に基づき、企業は貨物を通関した日(輸 出貨物通関単上の輸出日付を基準とする)の翌月から翌年の 4 月 30 日までに、各増値税納税機関の 証明書を揃え、輸出貨物増値税の免税・控除・税金還付及び消費税還付税額を主管税務機関に申告し なければなりません。 実務上も、2014 年の輸出増値税の還付申請は 2015 年 4 月分の申告で終えている必要があります。 上海市長寧区の実務例で言えば、続いて免税取引、追ってみなし国内売上取引の年次申告を行うこと になります。以下では同区の免税取引の年次申告実務の流れを説明してまいります。 免税取引の年次のサマリー表となる「免税出口貨物労務明細表」では、以下の表の内容を埋めて税 務局に提出をする必要があります。 ・企業名、納税人番号、税関企業番号 ・輸出用発票番号 ・輸出貨物通関単番号 ・輸出日時 ・輸出商品通関番号、商品名称 ・輸出単位、数量 ・輸出金額 CaN International グループ (星海財務コンサルティング) 公認会計士 星野 海 [email protected] 公認会計士 大久保昭平 [email protected]・仕入証憑番号 ・免税類型番号 上記の項目は輸出還付・免税実務上いずれも重要となる項目ばかりです。 ここでは、最後の免税類型番号についていくつか例を補足説明します。多くの項目が、39 号通知で 列記されている免税取引またはみなし免税取引として定義されている内容の一つに対応をしています。 つまり、当然ですがこれらの定義にあたらない取引を免税取引として申請することが出来ません。 01 増値税小規模納税人の輸出する貨物 03 ソフトウェア 07 購入時に増値税専用発票または税関輸入増値税専用納付書を取得していないが、他の資料が 完全な既に使用済みの設備 11 外資企業が取得する普通発票等の貨物 12 来料加工の輸出貨物 14 国家税務総局の規定する期限内に増値税還付(免税)申告を行っていない輸出貨物労務 15 増値税還付・免税を申告済みであるが、国家税務総局の規定期限内に税務機関に増値税還 付・免税証憑を揃えて提出されていない輸出貨物労務 16 旅行購入貿易方法で通関輸出する貨物 18 輸出したが輸出売上計上をまだしていないサンプル、展示品。 大きな枠組みとしては、以下のように対象年度(前年)のすべての輸出取引を、還付申告するのか、 免税取引として申告をするのか、みなし国内売上取引として申告をするのか等を、翌年の 4-5 月の 段階までで確定させる必要があり、必要な手続きを行う必要があります。そして、時期的には企業所 得税の確定申告と重なるため、対象企業の財務担当者の負担がかなり重くなることが多いと思います。 なお、上海市自由貿易区のような地域では、一般貿易取引以外の保税貿易取引・転口貿易(転廠) 取引・保税加工取引といった保税取引が多くなり、こういった年次実務も異なってきます。 対象年度の すべての 輸出取引 還付申告 免税取引申告 みなし国内売上取引申告 その他
総じて、輸出増値税実務の経験豊富なスタッフであればさほど困難ではないと思いますが、知識・ 経験の浅いスタッフですとこの辺りはかなり難解と感じるでしょうし、提出内容も間違ってしまう可 能性もあるでしょう。また、理解不足により不必要な売上増値税額を納付してしまう可能性もあり、 駐在員の方にもなじみにくい分野のためスタッフの説明をうのみにしたりしてしまうなど、制度への 理論的な理解と、輸出増値税実務の経験が必要となる分野です。 一方で駐在員の方の不理解から、現地法人スタッフが技術的な点で悩んでいる場合にも、その重要 性を理解できにくいことがあるでしょう。また、かかる申告内容取りまとめは、会社によっては申請 資料装丁や資料作成準備のために財務スタッフの相当な時間を要することもあります。このようなこ とから、輸出増値税に関係する会社においては、経営陣と財務スタッフでの相互理解とコミュニケー ションを密にし、不必要な税コストやストレスを発生させないようにする必要があるでしょう。 星野海 星海財務コンサルティング 代表 /CaN International China 代表
日本国公認会計士、日本証券アナリスト協会検定会員 大手総合商社を経て、KPMG(東京)で米系メガ金融機関や上場会社等の監 査における主査業務を歴任。シンガポールで資産運用会社を設立、CFO 業務 の経験もある。アジアの最前線で働く日本人の力になりたく、華東で会計税 務と許認可関係のコンサルティング会社を設立運営。 ホームページアドレス: http://www.starsea.asia/ 大久保 昭平 CaN International グループ代表 日本国公認会計士
新日本監査法人、SCS Global を経て、CaN International グループ代表就任。 CaN International では、グループ経営管理、クライアント開発、各種コンサル ティング業務に従事する。これまでに関与した企業は数百社、10 年を超える 豊富なコンサルティング経験を有する。 専門はコーポレート・ファイナンスで、多数のクロスボーダーM&A に関与 する。 ホームページアドレス: http://www.caninternational.co/
人民元為替ウィークリー(2015 年 5 月 11 日号)
みずほ銀行(中国) 有限公司 中国為替資金部 ■【先週の回顧】先週の人民元相場は 6.20 付近の狭いレンジで推移。 発表された指標もさえない事から、元高の勢いが治まる展開。 ①先週の人民銀行(PBOC)仲値は 1 年ぶりの元高水準に設定。(ド ル指数が 2 ヶ月ぶりの水準まで低下したことが要因。)週前半はド ル指数が穏やかに回復した事から、オフショア市場が元安方向に ふれた事に加え、発表された HSBC の製造業 PMI 指数が 2 ヶ月連続 で景況感の節目となる 50 を下回ったことから、一旦は 6.21 台ま で上昇。しかしながら、大手中資系金融機関のドル売りフローに より、6 日には 6.19 台まで下落。8 日に発表された貿易統計は予 想を下回る結果となったが影響は限定的。先週は中資系金融機関 のドル売りが続くなか、下がった所では実需の買いが入った事か ら明確な方向感を欠く展開となった。 ■【今週の見通し】引続きドル人民元実勢相場は 6.1850-6.2200 レンジ 内のもみ合いを予想。 ①経済の下押し圧力は依然として強いものの、当局の元高誘導が 見られる中、元安進行余地は限定的。相場が自発的に元安方向に ふれる場面では中資系金融機関のドル売りフローが入り、6.20 台 に戻されている状況を鑑みると、当局にとっては 6.20 付近が望ま しい水準である公算が高い。 ②市場は 8 日発表予定の米雇用統計の様子見ムードが強い。週央 に発表された米 ADP 雇用統計の結果が予想比を下回る結果であっ た事から、ドル指数は低下しているが、今回の結果次第ではドル 指数反発の可能性が大いに考えられる状況。 【総括】市場は金利の低下に注目、一方為替は安定的な推移となっ ており、人民元安の進行余地も少ない。また、中国経済の下押し圧力 も為替相場に及ぼす影響も現在のところは限定的であり、現状レベル を脱却するかは中資系金融機関によるフローが大きな鍵を握る事とな ろう。短期的には人民元相場は現在のレンジでの推移となるだろう。 ■【先週の回顧】 新規株式公開(IPO)による資金凍結の影響を受け、短期金利は小幅に上昇 ①月末の資金需要は落ち着いたこと、月初より資金市場での流動性は潤沢な状態が継続しており、先週も公開市場操作は行われず。 ②5 日(火曜日)~7 日(木曜日)にかけて、 24 社の新規上場が集中。凍結資金は 2.5 兆元と推定されており、特に短期資金の需要 が高まった事で、 7 日物のレポ金利は小幅に上昇。 ■【今週の見通し】 IPO による資金凍結が解除される事から、短期市場でも流動性は再び潤沢な状況を取り戻し、金利は低位水準となろう。 短期見通し: ①IPO 凍結資金の放出により、流動性は再び潤沢な状況となろう。一方で、流動性の見通しが楽観的な中、資金需要は長期資金より も短期資金に集中。今後も短期金利の低下余地は限定的となろう。 ②金融時報(※)による貨幣政策調査:「市場に流動する資金量は安定しており、年前半の各種政策の効果が現れ始めている状況」 以上の理由から短期金利については当面は現状水準維持となるだろう。 (※)発行母体は中国人民銀行 長期見通し: 外国為替預金残高が減少する中、地方債務細則(地方債務を債券に交換)での資金需要が見込まれる中、2013 年以降導入された PSL や MLF 等の新しい金融政策ツールによる市場への資金供給効果は限定的である可能性が高い。今後は当局により更なる金融政策ツー ルが導入される公算が高く、金利水準は安定的な推移となろう。【人民元金利概況】
【人民元為替相場の推移】
【人民元為替相場の推移】
【各マーケットデータ】
◎ 上海本店 ● 大連支店 ● 青島支店 上海市浦東新区世紀大道100号 遼寧省大連市西崗区中山路147号 山東省青島市市南区香港中路59号 上海環球金融中心 森茂大厦23階、24階-A 青島国際金融中心44階 21階(業務窓口)、23階(来賓受付) Tel:(86-411)83602543 Tel:(86-532)80970001 Tel:(86-10)65251888 安徽省合肥市包河区馬鞍山路130号 万達広場7号写字楼19階 Tel:(86-551)63800690 ○ 東京本店 中国営業推進部 ○ 香港オフィス ○ 台中支店 東京都千代田区大手町1-5-5 金鐘道88號太古廣場2座17階 台中市府会園道169号敬業楽群大楼 Tel:(03)5220-8734 Tel:(852)21033000 8階 Fax:(03)3215-7025 Tel:(886-4)23746300 ○ 九龍オフィス ■ 南京駐在員事務所 九龍海港城永明金融大樓16階 ○ 高雄支店 江蘇省南京市広州路188号 Tel:(852)21025399 高雄市中正三路2号国泰中正大楼12楼 蘇寧環球套房飯店2220室 Tel:(886-7)2368768 Tel:(86-25)83329379 ○ 台北支店 台北市敦化北路167号宏国大楼2楼 ■ 厦門駐在員事務所 Tel:(886-2)27153911 福建省厦門市思明区厦禾路189号 銀行中心2102室 Tel:(86-592)2395571 環球金融中心 西楼8階 ● 合肥支店