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全産業供給指数の作成方法について

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Academic year: 2021

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【機械器具製造業の設備投資動向について】 前回(19年7~9月期)の産業活動分析において、法人企業統計調査による今次景 気拡張局面(第14循環)の設備投資額動向と過去の景気拡張局面(第12循環:5年Ⅳ 期→9年Ⅱ期)の比較を行ったところ、産業(製造業・非製造業)別の期間平均伸び率 は、第12循環では非製造業が、第14循環では製造業の伸び率が高く、業種別におい ても各循環で異なる動きをしていることがわかった。 このため、今回は業種別の設備投資動向をより詳しく分析することとし、特に、製造業 のうち第12循環及び第14循環の業種別期間平均伸び率が最も高かった一般機械及 び電気・情報通信機械器具製造業に焦点をあて、最近の設備投資動向について考察 する。 (1) 設備投資の現状 ~直近の設備投資額は製造業、非製造業ともに期間平均伸び率がマイナス~ 第14循環(14年Ⅰ期→19年Ⅲ期。以下同様。)の設備投資額(全産業・全規模)の 推移をみると、期間平均伸び率(季節調整済値を用いた幾何平均(%/四半期)。以下 同様。)は 1.47%となり、19年1~3月期までは上昇傾向で推移していたものの同年4~ 6月期に非製造業の影響により大幅に低下した後、同年7~9月期には再び上昇に転じ た。 これを産業(製造業・非製造業)別にみると、製造業は期間平均伸び率 2.11%、19 年4~6月期までは上昇傾向で推移していたものの同年7~9月期には低下に転じた。 非製造業は期間平均伸び率 1.17%、19年1~3月期までは上昇傾向で推移していた ものの同年4~6月期に情報通信業、建設業などの影響により大幅に低下した後、同年 7~9月期には再び上昇に転じた。 さらに、直近(19年Ⅰ期→同年Ⅲ期。以下同様。)の設備投資額(全産業・全規模) の推移をみると、期間平均伸び率▲3.77%、産業別にみても、製造業(同▲1.28%)、 非製造業(同▲5.43%)ともに伸び率がマイナスに転じた(第Ⅱ-2-13図)。

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第Ⅱ-2-13図 産業別設備投資の推移(12年=100、季節調整済、全規模) 70 80 90 100 110 120 130 140 150 160 Ⅰ └ Ⅱ 5 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 6 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 7 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 8 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 9 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 10 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 11 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 12 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 13 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 14 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 15 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 16 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 17 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 18 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 19 Ⅲ 年 製造業 非製造業 全産業 (注)1.設備投資額は、X-12-ARIMAのX-11デフォルトにより独自に調整している。 2.網掛けは景気後退局面(以下の図も同様)。 資料:「法人企業統計調査」(財務省) 次に、第14循環の設備投資額を産業別(製造業・非製造業)・業種別にみると、製造 業では一般機械器具製造業が期間平均伸び率 4.96%と最も高く、第12循環で伸び率 が最も高かった電気・情報通信機械器具製造業は第14循環でも伸び率が鈍化したも のの 2.27%を維持している。非製造業では運輸・情報通信業が期間平均伸び率 3.76%と最も高く、第12循環で最も伸び率が高かったサービス業は第14循環では伸び 率が鈍化している。 また、全産業各循環の期間平均伸び率に対する寄与度を産業別・業種別にみると、 製造業では第12循環、第14循環ともに電気・情報通信機械器具製造業による寄与が 最も大きく、非製造業では第12循環ではサービス業、第14循環では運輸・情報通信業 による寄与が最も大きくなっている。 さらに、直近の産業別・業種別の期間平均伸び率をみると、第14循環でマイナスだっ た業種が製造業(17業種中)では2業種から7業種に、非製造業(10業種中)では3業 種から6業種に増加しており、最近の設備投資動向は、業種によって跛行性が見られる (第Ⅱ-2-4表)。

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第Ⅱ-2-4表 産業別・業種別設備投資額の期間平均伸び率及び寄与度 第12循環 第14循環 19年Ⅰ~Ⅲ期 第12循環 第14循環 19年Ⅰ~Ⅲ期 全産業 0.92 1.47 ▲ 3.77 - - -製造業 合計 0.33 2.11 ▲ 1.28 0.11 0.77 ▲ 0.44 食料品製造業 ▲ 0.10 1.99 ▲ 1.73 0.00 0.07 ▲ 0.05 繊維工業 ▲ 0.42 ▲ 1.29 ▲ 7.17 0.00 ▲ 0.01 ▲ 0.02 木材・木製品製造業 2.17 3.12 3.94 0.01 0.00 0.01 パルプ・紙・紙加工品製造業 0.90 2.25 7.20 0.01 0.03 0.07 印刷・同関連業 2.31 ▲ 3.49 ▲ 28.55 0.04 ▲ 0.04 ▲ 0.23 窯業・土石製品製造業 0.99 3.03 18.12 0.02 0.04 0.19 化学工業 0.12 0.98 3.94 0.00 0.05 0.13 石油製品・石炭製品工業 ▲ 5.94 2.89 ▲ 9.47 ▲ 0.06 0.01 ▲ 0.05 鉄鋼業 ▲ 3.05 3.81 8.16 ▲ 0.06 0.08 0.16 非鉄金属製造業 1.15 2.19 26.44 0.01 0.03 0.24 金属製品製造業 0.07 0.89 6.13 0.00 0.02 0.07 一般機械器具製造業 1.63 4.96 1.04 0.03 0.13 0.03 電気・情報通信機械器具製造業 2.51 2.27 3.85 0.16 0.19 0.27 自動車・同付属品製造業 0.88 2.80 1.10 0.04 0.16 0.06 その他輸送用機械器具製造業 ▲ 1.25 0.92 ▲ 0.51 ▲ 0.01 0.00 0.00 精密機械器具製造業 1.59 1.51 ▲ 12.39 0.01 0.01 ▲ 0.12 その他製造業 ▲ 0.61 2.61 ▲ 21.49 ▲ 0.01 0.07 ▲ 0.74 非製造業 合計 1.20 1.17 ▲ 5.43 0.82 0.82 ▲ 3.55 農林水産業 ▲ 2.86 0.95 20.57 ▲ 0.01 0.00 0.03 鉱業 0.62 1.39 15.67 0.00 0.01 0.05 建設業 ▲ 1.76 ▲ 1.34 ▲ 28.40 ▲ 0.08 ▲ 0.05 ▲ 0.96 電気業 ▲ 1.03 ▲ 0.94 5.70 ▲ 0.11 ▲ 0.06 0.21 ガス・熱供給・水道業 ▲ 0.92 ▲ 0.11 ▲ 3.30 ▲ 0.01 0.00 ▲ 0.02 運輸・情報通信業 2.95 3.76 ▲ 1.67 0.44 0.63 ▲ 0.31 卸売・小売業 0.11 0.02 0.41 0.01 0.00 0.04 不動産業 ▲ 2.26 0.00 ▲ 12.29 ▲ 0.11 0.00 ▲ 0.45 宿泊業 1.22 2.84 ▲ 6.13 0.01 0.01 ▲ 0.03 サービス業 3.15 0.76 ▲ 11.61 0.70 0.21 ▲ 2.90 (参考)情報通信業 - 1.31 ▲ 24.08 - 0.10 ▲ 2.38 期間平均伸び率(%) 全産業各循環の期間平均伸び率に対する 寄与度 業種 (注)1.設備投資額は、X-12-ARIMAのX-11デフォルトにより独自に調整している。 2.運輸・情報通信業の 16 年Ⅱ期以降の数値は「運輸業」と「情報通信業」の合計値。 3.産業別・業種別寄与度は、全産業全規模の各循環の期間平均伸び率(第 12 循環:0.92%、第 14 循環:1.47%)に対する伸び率寄与度。 4.網掛け数値は第 12 循環及び第 14 循環で製造業、非製造業別に最も数値が高かった業種に付 してある。 5.第 12 循環:5 年Ⅳ期→9 年Ⅱ期、第 14 循環:14 年Ⅰ期→19 年Ⅲ期 資料:「法人企業統計調査」(財務省) (2) 機械器具製造業の設備投資状況 ~小規模ながらも勢いのある設備投資を行う一般機械器具製造業、 大規模な設備投資を継続する電気・情報通信機械器具製造業~ ここからは、機械器具製造業、中でも一般機械及び電気・情報通信機械器具製造業 に焦点をあて設備投資状況をみてみる。先ず、一般機械及び電気・情報通信機械器具 製造業の供給側の指標である機械受注額、資本財総供給指数の推移と設備投資額の 推移を比較してみる。 一般機械器具製造業の機械受注、資本財総供給及び設備投資の推移をみると、第 14循環では機械受注及び資本財総供給は類似の動きを示しているが、設備投資は15 年10~12月期までは他の2者と類似の動きを示していたものの16年1~3月期に一時 的に上昇し同年4~6月期に低下した後、同年10~12月期以降は他の2者を大幅に上

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回る勢いで上昇し、19年4~6月期には設備投資額指数(12 年=100)が 275 と過去最 高の水準に達したが、同年7~9月期には低下に転じている。 電気・情報通信機械器具製造業の機械受注、資本財総供給及び設備投資の推移を みると、第14循環では資本財総供給は一貫して上昇傾向にあり、18年4~6月期まで は3者とも類似の動きを示していたが、機械受注は同年7~9月期以降低下傾向にあっ たものの19年10~12月期には上昇に転じており、設備投資は18年7~9月期に低下 した後、19年4~6月期に再び上昇したものの同年7~9月期には再び低下に転じてお り、3者とも異なる動きを示している(第Ⅱ-2-14図)。 第Ⅱ-2-14図 機械受注、資本財総供給及び設備投資の推移 ①一般機械器具製造業(12年=100、季節調整済、全規模) 20 60 100 140 180 220 260 300 Ⅰ └ Ⅱ 5 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 6 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 7 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 8 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 9 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 10 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 11 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 12 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 13 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 14 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 15 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 16 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 17 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 18 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 19 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ 設備投資額指数 資本財総供給指数 機械受注額指数 ②電気・情報通信機械器具製造業(12年=100、季節調整済、全規模) 20 40 60 80 100 120 140 160 180 Ⅰ └ Ⅱ 5 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 6 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 7 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 8 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 9 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 10 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 11 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 12 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 13 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 14 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 15 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 16 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 17 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 18 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 19 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ 設備投資額指数 資本財総供給指数 機械受注額指数 (注)1.設備投資額は、X-12-ARIMAのX-11デフォルトにより独自に調整している。 2.電気・情報通信機械器具製造業の鉱工業総供給指数は電気機械工業(旧分類)を使用。現在 の電気機械工業(現行分類)、情報通信機械工業、電子部品・デバイス工業を統合したものである。 資料:「機械受注統計調査」(内閣府)、「法人企業統計調査」(財務省)、「鉱工業総供給表」 そこで、一般機械及び電気・情報通信機械器具製造業について、全期間(5年以降) と全期間を2区分した期間(第①期(5~12年)、第②期(13~19年Ⅲ期))で3者の時 差相関をみると以下のとおりである。

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一般機械器具製造業は、全期間では、設備投資と機械受注及び設備投資と資本財 総供給との関係では1期先行性を有し、資本財総供給と機械受注との関係では一致で 相関が高くなっている。また、第①期でも、設備投資と機械受注との関係では4期先行 性を、設備投資と資本財総供給との関係では2期先行性を、資本財総供給と機械受注 の関係では1期先行性を有し、相関が高くなっている。しかし、第②期では、資本財総 供給と機械受注の関係では1期先行性を有しているが、設備投資と機械受注の関係で は1期遅行性を、設備投資と資本財総供給の関係では2期遅行性を有し、相関係数も 0.9 以上と高くなっている。このように、第②期は、全期間及び第①期と比較すると、機 械受注や資本財総供給が必ずしも設備投資に対する先行指標となっていない。 また、電気・情報通信機械器具製造業は、全期間では、設備投資と機械受注及び設 備投資と資本財総供給との関係では2期先行性を有し、資本財総供給と機械受注の関 係では一致で相関が高くなっている。また、第①期でも、設備投資と機械受注及び設備 投資と資本財総供給との関係では2期先行性を、資本財総供給と機械受注の関係では 1期先行性を有し、第②期でも、設備投資と機械受注との関係では2期先行性を、設備 投資と資本財総供給との関係では3期先行性を、資本財総供給と機械受注の関係では 一致で相関が高くなっている。このように、全期間、第①期及び第②期すべてにおいて 相関係数に幅はあってもパターンに変化は生じていない(第Ⅱ-2-5表)。 第Ⅱ-2-5表 機械受注、資本財総供給及び設備投資の相関関係 ① 一般機械器具製造業 対象 資本財総供給 に対する 機械受注 設備投資 に対する 資本財総供給 設備投資 に対する 機械受注 資本財総供給 に対する 機械受注 設備投資 に対する 資本財総供給 設備投資 に対する 機械受注 資本財総供給 に対する 機械受注 設備投資 に対する 資本財総供給 設備投資 に対する 機械受注 4期先行 0.378 0.646 0.564 0.479 0.702 0.787 0.770 0.743 0.804 3期先行 0.570 0.741 0.629 0.660 0.728 0.735 0.901 0.875 0.850 2期先行 0.712 0.786 0.635 0.745 0.779 0.567 0.946 0.892 0.865 1期先行 0.821 0.800 0.659 0.769 0.645 0.381 0.970 0.919 0.910 一致 0.837 0.751 0.624 0.679 0.479 0.149 0.968 0.900 0.912 1期遅行 0.764 0.698 0.563 0.483 0.214 -0.136 0.949 0.925 0.922 2期遅行 0.658 0.669 0.516 0.280 0.073 -0.229 0.921 0.929 0.893 3期遅行 0.542 0.640 0.495 0.066 0.020 -0.362 0.879 0.899 0.892 4期遅行 0.466 0.625 0.463 -0.078 -0.092 -0.524 0.879 0.892 0.866 (5年~19年Ⅲ期) 全期間 第①期 (5年~12年) 第②期 (13年~19年Ⅲ期) 期間の区分 ② 電気・情報通信機械器具製造業 対象 資本財総供給 に対する 機械受注 設備投資 に対する 資本財総供給 設備投資 に対する 機械受注 資本財総供給 に対する 機械受注 設備投資 に対する 資本財総供給 設備投資 に対する 機械受注 資本財総供給 に対する 機械受注 設備投資 に対する 資本財総供給 設備投資 に対する 機械受注 4期先行 0.432 0.462 0.557 0.449 0.632 0.625 0.642 0.823 0.737 3期先行 0.571 0.598 0.736 0.523 0.802 0.755 0.821 0.914 0.801 2期先行 0.702 0.656 0.832 0.630 0.915 0.804 0.887 0.905 0.893 1期先行 0.800 0.601 0.747 0.735 0.767 0.676 0.941 0.877 0.869 一致 0.828 0.510 0.596 0.752 0.610 0.454 0.946 0.865 0.861 1期遅行 0.767 0.383 0.345 0.561 0.393 0.177 0.918 0.849 0.720 2期遅行 0.648 0.233 0.111 0.233 0.161 -0.179 0.871 0.761 0.644 3期遅行 0.507 0.151 -0.097 -0.017 0.040 -0.348 0.723 0.726 0.450 4期遅行 0.361 0.122 -0.244 -0.283 -0.146 -0.492 0.533 0.810 0.295 期間の区分 全期間 第①期 第②期 (5年~19年Ⅲ期) (5年~12年) (13年~19年Ⅲ期) (注)1.設備投資額は、X-12-ARIMAのX-11デフォルトにより独自に調整している。 2.鉱工業総供給指数は電気機械工業(旧分類)を使用。現在の電気機械工業(現行分類)、情報 通信機械工業、電子部品・デバイス工業を統合したものである。

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資料:「機械受注統計調査」(内閣府)、「法人企業統計調査」(財務省)、「鉱工業総供給表」 次に、経済産業省設備投資調査(平成19年3月31日現在)から一般機械工業、電 子機械工業及び電気機械工業の19年度の設備投資の計画をみると、計画額は全て前 年度より増加しており、特に電気機械工業は前年度比 37.9%と大きく増加している。 目的別設備投資の構成比では、一般機械工業、電子機械工業及び電気機械工業 の全てで「生産能力の強化(「生産能力増強」及び「更新、維持、補修」)」にウェイトが置 かれている。特に、電子機械工業は「生産能力増強」の占める割合が19年度で 70.7% と製造業の中でも最も高く、製造業全体と比較しても際だって高くなっている。また、一 般機械工業も「生産能力増強」の占める割合が 51.1%と製造業の中で3番目に高くなっ ている。 「生産能力の強化」以外の設備投資目的では、一般機械工業は「合理化・省力化」、 電子機械工業及び電気機械工業は「研究開発」のウェイトが高くなっている(第Ⅱ-2- 6表)。 第Ⅱ-2-6表 19年度計画における目的別設備投資の構成比 (億円) 小計 生産能力増強 更新、維持、補修 研究開発 省エネ・新エネ 環境保全 合理化・省力化 その他 18年度実績見込額 67,474 66.6 49.3 17.3 8.1 1.8 2.8 8.6 12.1 19年度計画額 76,237 13.0 63.7 45.0 18.7 8.9 1.9 3.5 9.8 12.2 18年度実績見込額 6,570 65.7 52.3 13.4 8.5 0.4 2.1 12.1 11.1 19年度計画額 7,207 9.7 63.9 51.5 12.4 9.8 0.4 2.9 13.8 9.1 18年度実績見込額 12,354 83.9 78.3 5.6 7.6 0.7 0.5 3.5 3.7 19年度計画額 12,785 3.5 77.6 70.7 6.9 10.0 1.0 0.8 4.9 5.6 18年度実績見込額 2,304 46.5 30.1 16.4 13.5 0.4 2.0 13.5 24.1 19年度計画額 3,178 37.9 49.9 30.5 19.4 14.9 0.4 1.2 12.0 21.6 電気機械 前年度比 設備投資額 目的別構成比(%) 製造業 一般機械 電子機械 資料:「経済産業省設備投資調査」 さらに、経済産業省工場立地動向調査(平成19年上期)から工場立地件数及び1件 当たりの工場立地敷地面積の推移をみると、一般機械は工場立地件数では16年以降 高い水準で推移しているものの、1件当たりの工場立地敷地面積では13年以降製造業 全体を下回る小規模なものとなっている。また、電気・情報通信機械及び電子・デバイス は工場立地件数では13年以降低い水準で推移しているものの、1件当たりの工場立地 敷地面積では15年以降製造業全体を上回る大規模なものとなっている。(第Ⅱ-2-1 5図)。

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第Ⅱ-2-15図 工場立地動向 ① 工場立地件数の推移(12年=100、後方2期移動平均) 0 50 100 150 200 250 300 350 12年下 13年上 13年下 14年上 14年下 15年上 15年下 16年上 16年下 17年上 17年下 18年上 18年下 19年上 製造業 一般機械 電気・情報通信機械、電子・デバイス ② 1件当たりの工場立地敷地面積 (後方2期移動平均) 0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0 3.5 12年下 13年上 13年下 14年上 14年下 15年上 15年下 16年上 16年下 17年上 17年下 18年上 18年下 19年上 製造業 一般機械 電気・情報通信機械、電子・デバイス (ha) 資料:「工場立地動向調査」 最後に、全産業、製造業、非製造業、一般機械及び電気機械について、全国企業短 期経済観測調査(短観)から最近の業況、需給及び設備DIの推移をみると以下のとおり である。 全産業、製造業及び非製造業の業況DIは、水準は異なるものの全てにおいて悪化 傾向にあり、20年1~3月期の予測値では全産業▲2%、製造業 5%、非製造業▲7% となっており、需給DIも全てにおいて供給超過と判断されている。また、設備DIは、全 産業及び製造業では設備過剰でも不足でもない水準で推移していたものの20年1~3 月期の予測値では再び設備不足と判断されており、非製造業でも18年7~9月期まで は設備過剰でも不足でもないと判断されていたが、以降は設備不足と判断されている。 このような状況で、一般機械の業況DIは、14年1~3月期をボトムとして、14年4~6 月期以降18年1~3月期までは改善し、以降19年4~6月期までは横ばいだったが、 徐々に悪化しており、20年1~3月期の予測値では 21%となっている。需給DIは、14 年1~3月期をボトムとして、14年4~6月期以降は供給超過と判断する企業が少なくな

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り、17年7~9月期から18年4~6月期までは需要超過と判断する企業があったが、19 年4~6月期以降は再び供給超過と判断する企業が増える傾向にある。また、設備DI は、14年1~3月期をピークとして、14年4~6月期以降は設備過剰と判断する企業が 少なくなり、16年4~6月期以降は設備不足と判断する企業が増える傾向にあったが、 最近は設備不足と判断する企業が少なくなる傾向にある。 また、電気機械の業況DIは、13年10~12月期をボトムとして、14年1~3月期以降 は改善と悪化を繰り返していたが、19年1~3月期以降は徐々に悪化しており、20年1 ~3月期の予測値では 8%となっている。需給DIは、13年10~12月期をボトムとして、 供給超過と判断する企業が少なくなり、18年1~3月期から同年9~12月期までは供給 超過と判断する企業が最も少なかったが、その後は増える傾向にある。また、設備DIは、 13年10~12月期をピークとして、17年10~12月期までは設備過剰と判断する企業 が少なくなかったが、18年1~3月期以降は設備過剰でも不足でもない水準で推移した 後、20年1~3月の予測値では再び設備不足と判断する企業が増えている(第Ⅱ-2 -16図)。 第Ⅱ-2-16図 業況DI、需給DI及び設備DI ① 全産業のDI ▲ 60 ▲ 40 ▲ 20 0 20 40 Ⅰ └ Ⅱ 5 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 6 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 7 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 8 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 9 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 10 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 11 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 12 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 13 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 14 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 15 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 16 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 17 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 18 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 19 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ 20 業況(良い-悪い) 需給(需要超過-供給超過) 設備(過剰-不足) (%ポイント) ② 製造業のDI ▲ 80 ▲ 60 ▲ 40 ▲ 20 0 20 40 Ⅰ └ Ⅱ 5 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 6 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 7 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 8 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 9 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 10 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 11 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 12 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 13 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 14 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 15 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 16 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 17 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 18 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 19 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ 20 業況(良い-悪い) 需給(需要超過-供給超過) 設備(過剰-不足) (%ポイント)

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③ 非製造業 ▲ 60 ▲ 40 ▲ 20 0 20 40 Ⅰ └ Ⅱ 5 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 6 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 7 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 8 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 9 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 10 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 11 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 12 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 13 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 14 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 15 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 16 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 17 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 18 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 19 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ 20 業況(良い-悪い) 需給(需要超過-供給超過) 設備(過剰-不足) (%ポイント) ④ 一般機械のDI ▲ 80 ▲ 60 ▲ 40 ▲ 20 0 20 40 60 Ⅰ └ Ⅱ 5 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 6 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 7 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 8 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 9 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 10 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 11 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 12 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 13 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 14 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 15 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 16 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 17 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 18 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 19 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ 20 業況(良い-悪い) 需給(需要超過-供給超過) 設備(過剰-不足) (%ポイント) ⑤ 電気機械のDI ▲ 80 ▲ 60 ▲ 40 ▲ 20 0 20 40 60 Ⅰ └ Ⅱ 5 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 6 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 7 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 8 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 9 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 10 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 11 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 12 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 13 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 14 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 15 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 16 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 17 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 18 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 19 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ 20 業況(良い-悪い) 需給(需要超過-供給超過) 設備(過剰-不足) (%ポイント) (注)1.16年3月調査より調査対象の選定基準が従業者規模から資本金規模へ変更になったことに伴 う断層が生じている。 2.20年1~3月期は予測値。 資料:「全国企業短期経済観測調査(短観)」(日本銀行) (3) 財務データによる機械器具製造業の設備投資状況 ~設備投資効率を高めている一般機械器具製造業、設備投資額の対キャッシュ フロー比率が高い電気・情報通信機械器具製造業~ 一般機械及び電気・情報通信機械器具製造業の設備投資について財務データを用 いて分析を行ったところ以下のとおりである。 先ず、キャッシュフローと設備投資額の推移をみると、一般機械器具製造業は第12 循環、第14循環ともにキャッシュフローが設備投資額を超過しており、15年4~6月期

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以降、キャッシュフローと設備投資額の差は広がりつつある。また、電気・情報通信機械 器具製造業は概ね14年4~6月期までは設備投資額がキャッシュフローを超過してい たが、以降はキャッシュフローが設備投資額を超過している状況にあり、設備投資に慎 重な傾向が見られたが、18年後半以降両者の差が縮小する傾向にある(第Ⅱ-2-17 図)。 第Ⅱ-2-17図 キャッシュフローと設備投資額の推移(後方4期移動平均、全規模) ① 一般機械器具製造業 0.0 0.2 0.4 0.6 0.8 Ⅰ └ Ⅱ 5 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 6 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 7 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 8 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 9 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 10 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 11 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 12 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 13 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 14 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 15 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 16 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 17 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 18 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 19 Ⅲ 年 設備投資額 キャッシュフロー (兆円) ② 電気・情報通信機械器具製造業 0.0 0.2 0.4 0.6 0.8 1.0 1.2 1.4 Ⅰ └ Ⅱ 5 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 6 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 7 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 8 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 9 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 10 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 11 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 12 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 13 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 14 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 15 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 16 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 17 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 18 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 19 Ⅲ 年 設備投資額 キャッシュフロー (兆円) (注)「キャッシュフロー」=「経常利益」×0.5+「減価償却費」 資料:「法人企業統計調査」(財務省) また、第14循環の設備投資額の対キャッシュフロー比率(後方4期移動平均)の推移 をみると、一般機械器具製造業は一貫して製造業を下回る比率で設備投資を行ってい る。一方、電気・情報通信機械器具製造業は一貫して製造業を上回る比率で積極的に 設備投資を行っているものの、景気の谷以降15年1~3月期までは減少傾向にあり、以 降概ね横ばいで推移し、最近はやや減少傾向にある(第Ⅱ-2-18図)。

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第Ⅱ-2-18図 設備投資額の対キャッシュフロー比率の推移 (後方4期移動平均、全規模) 40 60 80 100 120 Ⅰ └ Ⅱ 5 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 6 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 7 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 8 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 9 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 10 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 11 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 12 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 13 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 14 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 15 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 16 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 17 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 18 Ⅲ 年 Ⅳ ┘ Ⅰ └ Ⅱ 19 Ⅲ 年 製造業 一般機械器具製造業 電気・情報通信機械器具製造業 (%) (注)「設備投資額の対キャッシュフロー比率」=「設備投資額」/「キャッシュフロー」×100 資料:「法人企業統計調査」(財務省) 次に、従業員一人当たりの設備投資を示す労働装備率の年度別推移を4年度から みると、一般機械器具製造業は15年度に12年度と同レベルまで増加に転じたが、16 年度以降は減少傾向にあり、18年度は825万円/人となっている。また、電気・情報通 信機械器具製造業は14年度以降減少傾向だったが、16年度に増加に転じた後、18 年度には839万円/人と13年度と同レベルまで増加し、5年ぶりに一般機械器具製造 業を上回っている。 なお、製造業全体の労働装備率は14年度以降減少傾向にあるが、一般機械及び電 気・情報通信機械器具製造業ともに製造業全体より一貫して低い水準で推移している (第Ⅱ-2-19図)。 第Ⅱ-2-19図 労働装備率の推移(全規模) 400 500 600 700 800 900 1000 1100 1200 4年度 5年度 6年度 7年度 8年度 9年度 10年度 11年度 12年度 13年度 14年度 15年度 16年度 17年度 18年度 製造業 一般機械器具製造業 電気・情報通信機械器具製造業 (万円/人) (注)「労働装備率」=「有形固定資産(建設仮勘定を除く)(期首・期末平均)」/「従業員数」 資料:「法人企業統計調査」(財務省) 労働装備率を要因分解すると、一般機械器具製造業は15年度を除き、概ね13年度 以降減少傾向にあり、年度によって要因は異なるものの、16年度は有形固定資産要因

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が、17年度は従業員要因が、18年度は有形固定資産要因、従業員要因ともにマイナ スに寄与している。また、電気・情報通信機械器具製造業は16年度以降、17年度を除 き増加傾向にあり、16年度及び18年度は有形固定資産要因、従業員要因ともにプラス に寄与している(第Ⅱ-2-20図)。 第Ⅱ-2-20図 労働装備率の要因分解(前年度比、全規模) ①一般機械器具製造業 ②電気・情報通信機械器具製造業 ▲ 15 ▲ 10 ▲ 5 0 5 10 15 20 5年度 6年度 7年度 8年度 9年度 10年度 11年度 12年度 13年度 14年度 15年度 16年度 17年度 18年度 有形固定資産要因分 従業員要因分 労働装備率 (%) ▲ 25 ▲ 20 ▲ 15 ▲ 10 ▲ 5 0 5 10 15 20 5年度 6年度 7年度 8年度 9年度 10年度 11年度 12年度 13年度 14年度 15年度 16年度 17年度 18年度 有形固定資産要因分 従業員要因分 労働装備率 (%) (注)労働装備率の算出式は以下のとおり。 「労働装備率」=「有形固定資産(建設仮勘定を除く)(期首・期末平均)」/「従業員数」 労働装備率の要因分解は以下のとおり。 R=A/B より ΔR≒ΔA/B - ΔB×A/B2 [有形固定資産(建設仮勘定を除く)(期首・期末平均)要因] [従業員数要因] R:労働装備率 A:有形固定資産(建設仮勘定を除く)(期首・期末平均) B:従業員数 資料:「法人企業統計調査」(財務省) また、固定資産に対する付加価値の割合を示す設備投資効率の年度別推移を4年 度からみると、一般機械器具製造業は概ね11年度以降増加傾向にあり、18年度は 110.3%と、6年ぶりに電気・情報通信機械器具製造業を上回っている。また、電気・情 報通信機械器具製造業は12年度までは概ね横ばいで推移し、13年度に大幅に減少 した後、14年度以降16年度までは増加傾向だったが、17年度及び18年度はやや減 少し、18年度は 107.0%となっている。 なお、製造業全体の設備投資効率は14年度以降増加傾向にあるが、一般機械及び 電気・情報通信機械器具製造業ともに製造業全体より一貫して高い水準で推移してい る(第Ⅱ-2-21図)。

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第Ⅱ-2-21図 設備投資効率の推移(全規模) 40 60 80 100 120 140 4年度 5年度 6年度 7年度 8年度 9年度 10年度 11年度 12年度 13年度 14年度 15年度 16年度 17年度 18年度 製造業 一般機械器具製造業 電気・情報通信機械器具製造業 (%) (注)「設備投資効率」=「付加価値額」/「有形固定資産(建設仮勘定を除く)(期首・期末平 均)×100 「付加価値額」=「営業純益(営業利益-支払利息等)」+「役員給与」+「従業員給与」+「福 利厚生費」+「支払利息等」+「動産・不動産賃貸料」+「租税公課」 資料:「法人企業統計調査」(財務省) 設備投資効率を要因分解すると、一般機械器具製造業の16年度以降の設備投資 効率の増加は、主に付加価値要因がプラスに寄与している。また、電気・情報通信機械 器具製造業の14年度以降の設備投資効率の増加は、14年度は有形固定資産要因が、 15年度及び16年度は付加価値要因がプラスに寄与し、17年度以降の設備投資効率 の減少は、17年度は付加価値要因が、18年度は有形固定資産要因がマイナスに寄与 するなど、年度によって要因が異なっている(第Ⅱ-2-22図)。 第Ⅱ-2-22図 設備投資効率の要因分解(前年度比、全規模) ①一般機械器具製造業 ②電気・情報通信機械器具製造業 ▲ 20 ▲ 15 ▲ 10 ▲ 5 0 5 10 15 20 25 5年度 6年度 7年度 8年度 9年度 10年度 11年度 12年度 13年度 14年度 15年度 16年度 17年度 18年度 付加価値要因分 有形固定資産要因分 設備投資効率 (%) ▲ 35 ▲ 30 ▲ 25 ▲ 20 ▲ 15 ▲ 10 ▲ 5 0 5 10 15 20 5年度 6年度 7年度 8年度 9年度 10年度 11年度 12年度 13年度 14年度 15年度 16年度 17年度 18年度 付加価値要因分 有形固定資産要因分 設備投資効率 (%) (注)設備投資効率、付加価値額の算出式は以下のとおり。 「設備投資効率」=「付加価値額」/「有形固定資産(建設仮勘定を除く)(期首・期末平均)×100 「付加価値額」=「営業純益(営業利益-支払利息等)」+「役員給与」+「従業員給与」+「福利厚 生費」+「支払利息等」+「動産・不動産賃貸料」+「租税公課」 設備投資効率の要因分解は以下のとおり。 R=A/B より ΔR≒ΔA/B - ΔB×A/B2 [付加価値額要因] [有形固定資産(建設仮勘定を除く)(期首・期末平均)要因] R:設備投資効率 A:付加価値額 B:有形固定資産(建設仮勘定を除く)(期首・期末平均) 資料:「法人企業統計調査」(財務省)

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(4) まとめ 以上みてきたように、第14循環の設備投資額(全産業・全規模)は上昇傾向で推移し ていたものの19年以降の推移をみると、製造業、非製造業ともに期間平均伸び率がマ イナスに転じており、業種別にみても伸び率がマイナスに転じた業種が増えている。 しかし、今回焦点をあてた機械器具製造業、特に、一般機械器具製造業は、19年4 ~6月期に設備投資額指数が過去最高に達するなど、小規模ながら勢いのある設備投 資を行っており、直近の設備投資額の期間平均伸び率は鈍化しているものの短観の一 般機械の業況DIが 21%(20年1~3月期の予測値)と未だ高い水準を維持している。 また、電気・情報通信機械器具製造業においても、大規模で積極的な設備投資を一 貫して行っており、電気機械の業況DIが 8%(20年1~3月期の予測値)と決して高い 水準にはないものの直近の設備投資額の期間平均伸び率は堅調である。 さらに、自動車・同付属品製造業や鉄鋼業といった製造業全体の期間平均伸び率に 対する寄与が大きい業種は、19年以降の期間平均伸び率が依然プラスとなっており、 底堅く推移している。 一方、非製造業の設備投資動向をみると、運輸・情報通信業やサービス業といった 期間平均伸び率に対する寄与が大きい業種は、19年以降の期間平均伸び率がマイナ スとなっており、製造業とは対照的な動きがみられる。 このように、最近の設備投資動向は、業種によって跛行性がみられ、機械器具製造 業のように各の設備投資パターンは異なるものの安定した設備投資を行っている業種 が引き続き設備投資全体をけん引している状況にある。また、昨今の原油高や円高の 影響により企業収益の鈍化が指摘されているが、安定した設備投資を行っている業種 が直ちに設備投資を手控えるとは考えられず、引き続き堅調な設備投資が行われること を期待したい。

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