Hokkaido University of Education
Title Microsoft Teams+WebClass による遠隔授業の事例
Author(s) 奥平, 理
Citation 学校教育学会誌, 第24号: 43‑50
Issue Date 2021‑09
URL http://s‑ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/12138
Rights publisher
北海道教育大学函館学校教育学会
学校教育学会誌第 24 号 2021.9
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M
Mi ic cr ro os so of ft t T Te ea am ms s+ +W We eb bC Cl la as ss s に によ よる る遠 遠隔 隔授 授業 業の の事 事例 例
A Case study of Distance Learning by Microsoft Teams with WebClass
奥平 理 OKUDAIRA Osamu
北海道教育大学函館校
Hokkaido University of Education, Hakodate Campus
論
論 文文 概概 要要
本稿では、2020 年度前期に函館工業高等専門学校(以後、函館高専)で実施した Microsoft Teams
(以後、Teams)による遠隔授業の事例と WebClass(LMS、学習管理システム)による学習管理の事例 を報告する。これまで遠隔授業の多くは、Web 会議システム Zoom により実施されてきたが、本稿は Microsoft 社の Web 会議システムである Teams と学習管理システムである WebClass を併用すること で出欠管理や課題管理を円滑かつ効率的に進めることが可能になる点や Teams と WebClass の出欠管 理表を照合することで生徒の途中抜けを未然に防ぐことができる点、追加機能「ブレークアウトルー ム」により「グループワーク」が可能になった点などを提示することで、遠隔授業における新たな知 見を提供する。
キーワード:遠隔授業 Teams WebClass 学習管理 ブレークアウトルーム
1
1 ままええががきき
本稿では、2020 年度前期に函館工業高等専門学校(以後、函館高専)で実施した Microsoft Teams
(以後、Teams)による遠隔授業の事例と WebClass(LMS、学習管理システム(1))による学習管理の事 例を報告する。函館とその周辺で新型コロナウイルスへの感染者が確認された 2020(令和 2)年 2 月 中旬以降、函館高専では終業式をはじめとする学校行事が中止され、3 月 2 日に休校措置がとられた。
また、卒業式は収録した映像を卒業式当日に Web で配信する形式で行われた。4 月 7 日の入学式は中 止となり、8 日から再び休校となったが、4 月 23 日から 5 月 8 日まで一部の実験・実習科目を除いて、
時間割通りの遠隔授業が実施されることになった。その後、国の緊急事態宣言で北海道が特定警戒都 道府県に指定されたことから、遠隔授業の期間が 7 月 22 日まで延長されることになった。なお、4 月 13 日から 22 日までを遠隔授業トライアル期間としたことから、2020 年度の授業はほぼ例年通りに 4 月から遠隔授業で開始されたことになる。
A Case Study of Remote Teaching by the Use of Teams with WebClass
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Mi ic cr ro os so of ft t T Te ea am ms s+ +W We eb bC Cl la as ss s に によ よる る遠 遠隔 隔授 授業 業の の事 事例 例
A Case study of Distance Learning by Microsoft Teams with WebClass
奥平 理 OKUDAIRA Osamu
北海道教育大学函館校
Hokkaido University of Education, Hakodate Campus
論
論 文文 概概 要要
本稿では、2020 年度前期に函館工業高等専門学校(以後、函館高専)で実施した Microsoft Teams
(以後、Teams)による遠隔授業の事例と WebClass(LMS、学習管理システム)による学習管理の事例 を報告する。これまで遠隔授業の多くは、Web 会議システム Zoom により実施されてきたが、本稿は Microsoft 社の Web 会議システムである Teams と学習管理システムである WebClass を併用すること で出欠管理や課題管理を円滑かつ効率的に進めることが可能になる点や Teams と WebClass の出欠管 理表を照合することで生徒の途中抜けを未然に防ぐことができる点、追加機能「ブレークアウトルー ム」により「グループワーク」が可能になった点などを提示することで、遠隔授業における新たな知 見を提供する。
キーワード:遠隔授業 Teams WebClass 学習管理 ブレークアウトルーム
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1 ままええががきき
本稿では、2020 年度前期に函館工業高等専門学校(以後、函館高専)で実施した Microsoft Teams
(以後、Teams)による遠隔授業の事例と WebClass(LMS、学習管理システム(1))による学習管理の事 例を報告する。函館とその周辺で新型コロナウイルスへの感染者が確認された 2020(令和 2)年 2 月 中旬以降、函館高専では終業式をはじめとする学校行事が中止され、3 月 2 日に休校措置がとられた。
また、卒業式は収録した映像を卒業式当日に Web で配信する形式で行われた。4 月 7 日の入学式は中 止となり、8 日から再び休校となったが、4 月 23 日から 5 月 8 日まで一部の実験・実習科目を除いて、
時間割通りの遠隔授業が実施されることになった。その後、国の緊急事態宣言で北海道が特定警戒都 道府県に指定されたことから、遠隔授業の期間が 7 月 22 日まで延長されることになった。なお、4 月 13 日から 22 日までを遠隔授業トライアル期間としたことから、2020 年度の授業はほぼ例年通りに 4 月から遠隔授業で開始されたことになる。
A Case Study of Remote Teaching by the Use of Teams with WebClass
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ここで取り上げる遠隔授業の定義は、「Web 会議システム(2)」を利用して、離れた学校や講師など とつないで行う授業」であり、さらに今回実施した遠隔授業は、「双方向型」遠隔授業と呼ばれる、
学校から離れた空間へインターネット等のメディアを利用して、リアルタイムで授業配信を行うとと もに、質疑応答等の双方向のやりとりを行うことが可能な同時双方向型の授業である。
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2 WWeebb 会会議議シシスステテムム
M Mi ic cr ro os so of ft t
「「TTeeaammss」」にによよるる遠遠隔隔授授業業函館高専の学生と教職員はすべて、上位機関である「独立行政法人国立高等専門学校機構」とマイ クロソフト社との間で 2009(平成 21)年に結ばれた包括連携協定により、在籍期間に限り Office365
(現、Microsoft365)を無償で使用することができた。このため、2018(平成 30)年に登場した Web 会議システム「Teams」を使用して、学生と教職員が自由に Web 会議を開催できるメリットを活かし、
函館高専では 4 月下旬からすべての授業を時間割通りに遠隔授業で行うことができた。
筆者は 2020 年度前期に 1 年「地理」(200 名、1 展開 1 時間/週)と 3 年「現代社会」(200 名、3 展開 3 時間/週)、4 年選択「政治と経済」(1 展開、1 時間/週)、専攻科 1 年共通「北海道産業構造 論」(1 展開 1 時間/週)の計 6 時間/週を担当し、すべて遠隔授業で行った。図 1 は筆者が登録した チームの一覧である。Teams ではチームごとに Web 会議を開催することができるため、自分の担当科 目については枠内のチームに参加して遠隔授業を行っている。また、枠外のチームは他の会議に参加 するためのものである。
次に、専攻科 1 年共通「北海道産業構造論」を例に、教員と学生の登録と授業展開方法を説明する。
図 2 は「北海道産業構造論」の登録教員・学生リストである。この科目は筆者ともう一人の教員で担 当しており、参加学生が 12 名であることがわかる。図右上の「メンバーを追加」ボタンで登録者を 追加、右端の×で登録者を削除できる。登録が終わると授業を実施することが可能になる。
図 3 はカメラを on にして授業を行っている様子である。画面下に操作バーが示されるので、必要 に応じて種々の操作を行うが、実際にカメラ on で授業することは皆無である。学生は自宅の Wi-Fi
図
図 11 TTeeaammss でで作作成成ししたた筆筆者者のの授授業業チチーームム((枠枠内内))
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図 22 『『北北海海道道産産業業構構造造論論」」登登録録教教員員・・学学生生リリスストト 図図 33 カカメメララ oonn ででのの授授業業のの様様子子
図
図 44 カカメメララ ooffff・・ママイイクク oonn ででのの授授業業のの様様子子 図図 55 出出席席者者リリスストト
に接続するか、自身の携帯のデザリングに接続するか、ポータブル Wi-Fi に接続して筆者の授業に参 してくるのだが、カメラ on 動画授業を行うと学生の携帯等の容量を必要以上に使うだけではなく、
Teams の動作が不安定になることが実際の授業から明らかになった。このため、通常は図 4 に示すよ うに教員・学生の双方でカメラを Off にし、教員のマイク on、学生のマイク Off(ハウリング防止の ため)「音声+資料提示ライブ授業」を行うことにした。
図 3 の右上枠内には「出席者リストをダウンロードするボタンがある。この出席者リストには参加 時刻と退出時刻が記録されるため、後述の出席管理システムと併用することで、より正確な出席確認 を行うことができるようになった(図 5)。
「音声+資料提示ライブ授業」での資料提示である が、これは操作パネルの「共有」ボタンにより簡単に 行うことができる。図 6 は資料を提示した授業の様子 である。学生は図 6 と同じ画面を見ながら授業を聞く ことができる。また、筆者は資料にポイントを赤ペン で書き入れることができるため、学生も学習のポイン トとなる語句を確認することが容易になった。これ は、2019 年度まで主流だった対面授業では容易に実施
できなかった授業教材の提示手法である。対面授業の 図図 66 資資料料提提示示画画面面((共共有有画画面面))
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場合、プロジェクターからスクリーンに資料は提示できるものの、教室の構造上の問題から、パソコ ンと授業をする立ち位置が離れていることが多く、資料への赤ペンでの書き込みは授業進行上の都合 から実施には至っていなかった。再び対面授業が主流となった際には PC と教員の位置について、き ちんと考えて授業を構築する必要がある。
3
3 「「WWeebbCCllaassss」」にによよるる学学習習管管理理
これまで、Teams による遠隔授業の実例を提示してきたが、遠隔授業を「授業」として成立させる ためには次の 4 点をオンライン上でクリアする必要がある。
①学生の出席・遅刻・欠課・早退時刻を正確に管理すること(出退管理)
②課題を提示し、学生は円滑に課題を提出できる(課題提示・提出)
③課題の採点結果を学生に提示できること(採点結果返却)
④試験の答案用紙を学生に返却し、成績を提示できること(答案返却・成績) Teams では①~④のうち、①しかクリアできない
ため、筆者は以前から函館高専に導入され、一部を す で に 利 用 し て い た e-Learning(LMS:Learning Managemant System)システム「WebClass」を本格的 に利用することで①~④すべてのクリアを試みた。
WebClass については、すでにアクティブ・ラーニン グ(AL、学生に物事を行わせ、その物事について考え させる授業)で使用するプレゼンテーション資料の 保管先として利用していたため、比較的容易に取り 組むことができた。
①の出退管理は、WebClass の出席日時管理画面で授業日、出席とする時間、遅刻とする時間、欠課 とする時間を入力するだけで行うことができる(図 7)。また、学生は授業開始前に出席入力画面から 出席を入力するだけでよい (図 8)。そして、授業終了後、図 9 の出席状況一覧と前述の Teams 出席 者リストを照合して、正確に出席簿に記録するだけである。
②のレポートと③の採点結果返却は、WebClass のレポート課題管理画面でレポート名、利用可能 期間を入力し、設問編集から課題ファイルを選択するだけである(図 10)。学生は資料「R2 レポート 課題(北産論 6)」にあるレポート内容を確認してからレポートを執筆し、図 11 の画面からレポート を提出するだけでよい。そして、提出〆切日時以降に提出されたレポート(Word)をすべてダウンロー ドし、レポートを見ながら WebClass のレポート採点画面から点数を入力すると学生は「マイレポー ト」から自分のレポート得点を確認することができる(図 12)。
④の答案返却・成績は、WebClass のレポート課題管理画面で試験名、提出〆切時間を設定し、開始 時刻に Teams のチャットに試験問題を添付ファイルで全員に一斉送付するだけである。学生は 90 分 以内に③のレポート提出と同じ要領で答案を提出するが、試験終了後にすべての答案をダウンロー
図
図 77 出出席席日日時時管管理理画画面面
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ド・印刷して、普段の答案と同じように赤ペンで採点する。採点終了後、スキャナーで答案を 1 人ず つの PDF ファイルに変換し、WebClass のレポート採点画面で添削ファイル欄の PDF 採点済ファイル を選択するだけである(図 13)。これで学生はマイレポートから自分の試験得点を確認することがで きる。
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図 88 学学生生出出席席入入力力画画面面 図図 99 出出席席状状況況一一覧覧
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図 1100 レレポポーートト管管理理画画面面 図図 1111 学学生生レレポポーートト確確認認・・入入力力画画面面
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図 1122 学学生生レレポポーートト確確認認・・入入力力画画面面 図図 1133 試試験験答答案案返返却却画画面面((枠枠内内))
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4 追追加加機機能能「「ブブレレーーククアアウウトトルルーームム」」にによよるる「「ググルルーーププワワーークク」」
これまでは 2020 年度前期に函館高専で行った遠隔授業の内容について、その事例を提示してきた が、本章では、2020 年度後期以降に Teams に追加された機能「ブレークアウトルーム」(図 14)に ついて、本学で Zoom の同機能を使用した授業事例を踏まえて、今後への展開を考える。
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Teams と Zoom では昨年同時期に、同一名称のセッションやアイデアなどの交換を行うことにため らいを覚える参加者が多くなり、有意義な会議にするのは難しくなることから、ブレークアウトルー ムを作成することで、参加者を少人数のグループに分けて、活発な議論やアイデアの交換を有意義に 行えるようにする機能である。
図
図 1155 ブブレレーーククアアウウトトルルーームムででググルルーーププワワーー ククにに挑挑戦戦 11
図
図 1166 ブブレレーーククアアウウトトルルーームムででググルルーーププワワーー ククにに挑挑戦戦 22
そこで筆者は、2021 年 5 月に Zoom のブレークアウトルームを使用して、北海道教育大学函館校の 地域政策グループ 1 年生対象「情報機器の操作」でグループワーク実習を行った。図 15~16 はその 際のプレゼンテーション資料である。
本授業の場合、履修者数が 79 名と多かったことから、1 班を 4 人として、20 班を自動割り振り機 能で作成し、学生に参加ボタンを押すように促した。ボタンを押した学生は割り振らせたグループ、
すなわち「ブレークアウトルーム」に移動したので、各グループで議長を決めるように促すとともに、
15 分間のグループ討議に入るように指導した。画面共有はそのまま全員が見られる状態が維持され るので、画面共有と発言でスムーズにグループワークへ移行できるようにサポートし、スライド末尾 にグループ討議テーマを提示した。
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図 1144 22002200..1122..99 追追加加機機能能「「ブブレレーーククアアウウトトルルーームム」」作作成成画画面面
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- 49 - 図 17 は、グループ討議後に提出を求めたレ ポートの一例である。ブレークアウトルーム でグループワークを行った際に「大人数から 少人数に分けグループディスカッションがで きるところに魅力を感じた」との記載や「初対 面の相手ともスムーズに話し合いを進めるこ とができた」、「対面に近い授業ができること を実感した」などの記載がみられた。このレポ ート例はあくまでも一例ではあるが、実際に
ブレークアウトルームでグループワークを行った学生からブレークアウトルームを使用した授業に ついて、好意的な意見が得られたことから、少なくとも 2021 年度の後期には、ZZoooomm ででもも本格的にブ レークアウトルームを用いたグループワークを展開したいと考える。そして 2022 年度以降は、Teams のブレークアウトルームでグループワークを用いて、その意義や授業上の効果を考えるための事例研 究を積み重ねていきたい。
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5 ままととめめ
本稿では、2020 年度前期に函館高専で実際に行った Teams による遠隔授業と WebClass による学習 管理の事例に加えて、あとから追加された「ブレークアウトルーム」機能について、2021 年度前期に 北海道教育大学函館校で Zoom により実践した事例を報告した。まとめとして次の 5 点を提示したい。
(1)遠隔授業では、ネット回線負荷軽減を考えてカメラ off で授業を行うため、学生の姿が全く見え ないことから、学生がどの程度授業を理解しているのか、状況をつかむのは非常に難しいといえ る。このため、授業進度に十分な注意を払ったり、チャットによるクイズなどで時々、学生の理解 状況を把握したりする必要がある。
(2)遠隔授業では、教員側も生徒側も常に「画面を見る」ことを強いられることになる。授業時間が 30 分を超えると教師側も学生側も相当疲労することが明らかになった。このため、遠隔授業では、
適宜休憩を入れる必要があることを強調したい。
(3)函館高専の「4 年選択「政治と経済」」授業では、対面授業で行った 2019 年と遠隔授業で行った 2020 年のクラス平均を比較したところ、2019 年が 81.9 点で 2020 年は 79.6 点であった。その差 はわずかに 2.2 点で不合格者は 0 人であった。これにより、遠隔授業はほとんど対面授業と同じ 教育成果をあげられることが明らかになった。
(4)Teams+WebClass での遠隔授業システムは、学習(授業)管理の面から見ても遠隔授業の面から見 ても非常に使いやすく、成果をあげやすいシステムである。今後、各学校において Microsoft365 の導入が進めば、遠隔会議システムも Zoom から Teams への転換が進むと考えられる。Teams の教 育事例はまだまだ少ないことから、Teams を使用した事例研究が活発化することと LMS(教育管理 システム)に関する事例研究が活発化することを期待したい。
図
図 1177 ググルルーーププ討討議議後後ののレレポポーートト例例
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(5)実際にブレークアウトルームでグループワークを行った学生からブレークアウトルームを使用し た授業について、レポートに好意的な意見が得られたことから、少なくとも 2021 年度の後期には、
Zoom でも本格的にブレークアウトルームを用いたグループワークを展開したいと考える。そして 来年度以降は、Teams のブレークアウトルームでグループワークを用いて、その意義や授業上の効 果を考える上での事例を積み重ねていきたい。
コロナウイルスの感染拡大の状況によっては、今後も遠隔授業をある程度、またはすべて行うこと を想定して対応していく必要がある。そして今後は、Microsoft365 導入による Teams 切り替えの学 校も増えることが予想されるため、前任校での Teams による遠隔授業の事例を紹介した。皆様の教材 研究・授業研究の一助になれば幸いである。
注 注
(1) e ラーニングなどの学習教材の配信、受講状況、成績などを統合して管理するシステムのこと (2) 離れた場所同士で映像や音声などのやり取りを行うためのシステムのこと
引
引用用・・参参考考文文献献
慶應義塾大学 SFC 研究所(2018)『学習系システムにおけるクラウドを用いた高等学校遠隔授業運用 ガイドブック Vol.1.0』
株式会社内田洋行 総合教育研究所(2019)『遠隔教育システム活用ガイドブック 第1版』平成 30 年 度文部科学省委託「遠隔教育システム導入実証研究事業」
奥平 理(2020)「遠隔授業の実際」 日刊政経夏季特別号 pp.111-116
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