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保育園に勤務する保育士および看護師の病 児・病後児保育への関心

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Academic year: 2021

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育児3

看護学生における家族支援教育プログラム による社会性の変化

古川 照美1、生島 美和2、増田 貴人3

1青森県立保健大学 健康科学部、

2弘前学院大学 人文学部、

3弘前大学 教育学部

P2-023

【目的】

少子高齢化の進展により、家族形態の変化、家族の価値観 が多様化している中で家族支援実践者には、地域の文化の 多様性をふまえ、社会性を高め支援していく力が求められ ている。本研究では、子どもの健やかな成長を育む家族支 援に携わる可能性がある看護学生に対し、家族支援教育プ ログラムを実施し、学生の社会性の変化について明らかに する。

【方法】

A大学看護学2年生を対象に、家族支援プログラムを実施し た。家族支援プログラムは、家族の機能・家族の構造、家 族支援(援助)とは、障害のある子どもと家族看護、地域で 育児をするということ、地域で支援するということにつ いての講義を8時間実施し、その後、グループに分かれて、

家族を含む地域住民対象とした企画を計画実施した。実施 後に社会性の変化を問う質問紙による調査を実施した。社 会性についての項目は、社会関連性指標の5領域「生活の主 体性」、「社会への関心」、「他者とのかかわり」、「生活の安心 感」、「身近な社会参加」である。調査は個人情報を扱わない 無記名自記式質問紙であり、研究の趣旨について口頭およ び紙面で説明し、自由意思による回答を得た。

【結果】

回収率は92.8%であり、回答を得られた103名の結果につ いて、「生活の主体性」では、55.3%がかなり変わった、や や変わったと回答していた。自身が体験した企画に関連 した健康意識の向上に関する変化の記載が多かった。「社 会への関心」では、37.8%であり、ニュースをみるように なった、健康情報番組やイベント・ポスターに目を向ける ようになった、ボランティアをやってもいいと思うように なったといった変化が多かった。「他者とのかかわり」では、

42.7%であり、家族と会話する機会が増えた、散歩中の高 齢者と話す機会が増えた、知らない人とも会話ができるよ うになった。祖父母とはゆっくり話すようになったと回答 していた。「生活の安心感」では75.7%が変わらないと回答 していた。「身近な社会参加」では、31%がやや変わったと 回答しており、近所の人にはあいさつをするようになった、

家の仕事を手伝うようになった、ボランティア活動に積極 的に参加したい、地域の活動に参加してみようと思った、

等と回答していた。

【考察】

約4割程度の看護学生の社会性の変化に寄与できたと考え られ、さらに学生自身の健康意識の向上、家族や地域の 人々への関心の向上につながるプログラムであると思われ た。

保育園に勤務する保育士および看護師の病 児・病後児保育への関心

中村 明子1、西田 志穗2、飯村 直子3、 吉野 純1、赤津 美雪4

1杏林大学保健学部 看護学科看護学専攻、

2共立女子大学 看護学部、

3首都大学東京 健康福祉学部看護学科、

4日本赤十字社医療センター

P2-024

【目的】

以前我々が行った研究では、病児・病後児保育(以下、病 児保育)施設の保育士および看護師(以下、保育者)は、よ りよい支援のために他施設との連携が必要と考え、その方 法を模索していた。しかし、病児保育に対する関心は施設 によって温度差があり、具体的な連携についてはほとんど 明らかになっていない。そこで、病児保育施設と他の施設 との連携の可能性について今後の充実を図るために、保育 園に勤務する保育者が病児保育をどのようにとらえている のかを明らかにする目的で本研究を行った。

【方法】

質的帰納的研究法

研究参加者:首都圏にある病児保育施設の併設がない保育 園4園に勤務する保育者14名。

データ収集:インタビューガイドを用いた、施設ごとの半 構成的なグループインタービューを実施。

データ分析:逐語録を作成し、データ間の共通点や相違点 を踏まえて質的帰納的に分析、研究者間で協議しデータの 妥当性を確保した。

倫理的配慮:研究者の所属機関の研究倫理委員会の承認を 得て実施した。

【結果】

保育者は病児保育について、次のようにとらえていた。

1.病児保育の存在は知っていても、そこでの子どもの生 活は知らない

病児保育については、利用中の子どもの様子を聞く機会が 少ないため、一般的な知識しかなかった。「最終手段」で「預 かってくれる」イメージは持っているが、所在地や料金か ら利用しにくいと思うこともあった。

2.子どもが休んだ時、どこでどのように過ごしていたの かはあまり気にならない

子どもが休んだ後の登園は、集団で過ごせるかという視点 で体調を把握していた。子どもが「概ね普段通り」で「そこ からはずれていないか」の確認に過ぎず、休んでいた間の 様子はあまり気にしていなかった。

3.状況が整うのであれば連携してもいいと思う

保育者は「個人情報のことがクリアになったら」などの条件 はあるが、状況が整うのであれば、連携や情報交換、ある いは情報共有することが望ましいと思っていた。

【考察】

休んだ後の登園再開は、子どもが「集団で」過ごせることが 前提で、保育者にとっては休んでいた間の様子よりも、登 園した目の前の子どもの状況が重要だった。保育者は保育 園と病児保育施設の連携によって、子どもの保育に還元で きることがあるとも考えていたが、具体的な方法の言及は なく今後の課題である。

*JSPS科研費26463418の助成を受けた研究の一部である。

The 64th Annual Meeting of the Japanese Society of Child Health 223

一般演題・ポスター7

1日㊏

Presented by Medical*Online

参照

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