研 究 鮪 文
水素化 ジル コニウムの静電気感度について
永石俊幸暮 ,高山昌幸事 ,黒田英司=
水来合丑の適 う水薬化 ジルコニウムの静筒先感皮を接近電極法で求めた。水素化 ジルコニウ ムの 5 0 % 発火エネルギーは 三. )ジ1‑ルのオー ダで ジルコニウムに比べて 3‑4 桁軽感 齢 土掩
い
。 水来合皿が増すと感度は鈍 くなる。直列抵抗や間際兵においては感度が虎 も包感になる虐 適偶が存在す る。
さらに.過魅兼良カ . )ウふとの混合系について も静電気慈硬を求めた。過塩瀬俵 カ t Jウム が 存在すると.水素化ジル コニウム小体 よりも感度は鈍 くなる。 しか し.混合比串に よる静罷気 感度の変化は 2 つの詐か こ分けて解 される。すなわち.過塩素酸 カ ー )ウムの割合がt 少ない とこ ちでは.それが希釈剤 となって.水素化 ジル コニウム単体の静電気感皮を鈍 くしている。比率 が大 きくなれは過盤無敵 カ l Jウふと水素化ジルコニウムの反応が・ 静電気店柾を決めていること が推測 された。
I . F S a
水菜化 ジルコニウムの魚変化については.すでに著 者の一人が尭表 した1 ㌧ 火工晶 と しての水来化ジル コ ニウムの応用については著者の調べ る取 り{・ は見当た らない。一九 ジルコニウムは高エネルギー物質 とし て点火薬.鹿剤な どの火工晶に用い られている2 日) .
しか し.前桁であることと.非常に活性で火面酸化に より静電気感度 と払焼性能が不安定で,かつ容易に発 火す ることl Eどがその使用を力 かずている。
同 じ金属水来化物{・ ある水菜化チ タL /,特に部分水 菜化チタンは火工品原料 として広 く使われている1 ㌧ 水菜含丑の燃焼生成物や発熱丑,燃焼温度に与える影 野が報告 されていが ) . また,駿化剤 との混合系では 金属チタt /に比べて水素化チタ. /が静電気感簾は托い ことがわか っている。
本報告は.水素化ジルコニウムの水素含丑が静花見 痕庇に与える影野を明らかに し.金拭 ジルコニウムと の比較を行 ったものである.
さらに.代我的な酸化剤 として過也葉酸 カ ー )サムを 選んで.混合系の静電気感皮紋敬を行い.水薬含丘の 感度に与える彫層や静同気鬼火扱桝について も検討を
1 9 9 2 年 2 月 1 8 日受理
+ + 〒 8 1 3 描岡市東区松番台 213‑1
九州盛典大学工学缶
TEL0 9 2 ‑ 6 7 3 ‑ 5 6 5 5
' + 〒 9 6 1 福他 県西白河郡西鉢村長坂宇土生 2‑1
日木工挽㈱ 白河研究所
TEL0 2 4 8 2 ‑ 2 2 ‑ 3 8 0 2
行った。
2 . 実 験 2 . 1 批 判
水素化 ジル コニウムはつ ぎの 5 糠頬の ものをRF った。
試 料 化学式 平均粒径
(/ J m)
A B C D E
Z r
H l.
205 . 8 Z r
HH S1 3 . 8 Z r
H l.579 . 1 Z r
Hl.
786 . 3 Z r
H l.
舛11. 5 水素化 ジルコニウムの化学式は水菜の元素分析か ら 求めた。 また.P ̲度は光速通式粒度分布澗定律で求め た。過塩来酸 カ . )ウムは市販特級妖薬で 1 0 0 ノ ブ シ
ェの添いを通過 した ものを用いた。
2 . 2 X 捜回折
生成物の確認に理学喝峨社製のガイガーフレ. /クス ラ ド 3塾X 線回折液圧を用いた。
2 . 3 静屯気盛皮紋畿
静電気感度試敦は工薬火薬協会規 格( 班) ES‑ 2 6 の
「 鹿感な物掛 こ対する静屯気感度釈放方法」に申払 し た静電気感度試験装庶 ( 接近確唖鵜旺)を使用 して行 った。
水素化 ジルコニウム岬体では,外付けの直列抵抗は 0オ‑A.零点は 2 7 0 0 0 p F で聞隙長 5 I I O O n と して感 度就敦を行 った。また. 間隙長 と直列抵抗を変えて感度 妖艶を行い,回路条件が感度に与える形申を検肘 した。
K 6 g y aKo y a k u .Vo l .5 3 .No .3 .1 9 9 2 ‑1 4 3‑
L
n2 7 A
ー.a ) .q o z d
LTOT■TubT Ln
0Til
F i g.1 E
l e c t r ut a t i cs e z I S i t i y i t yo EZ
T.a n dZr Hli n a ir
( g a p
le n g t h=5 / 1
00E Z a, 氏 ‑ O o h m . C=4 0 p F f o rZra J t d27 0 0 0 p F L o r
Zr H. )
1. 5 coefficient , x in zr t Ⅰ 2.0 F i g.2 R e hdo n b e
twe e z ) h y d r
ogeJ)C
Onl 瓜tO fZr Hx a n dl o g ar i t h mo E c h a
l g ee J I e r W O E5 0 % i n i t ia do n
混合弟の感度鉄験 も水乗化 ジ
ル コニウムと同一粂件 の場 合 よ り多 く,耳か き 3‑4 杯程度 と した。感度拭
{・ 行 った。
gap lengtht 1/100mm
0 5
1. 0
5● 1
」 す 「
150
二 竺 Pistan S i( kohm7
0 50
Fi g.3 Ef E e c t o E( a ) pp l e n g
tha nd( b) r e s i s t a z I c eo ne l ec
t r wt a t i c
sen s i t i y i t y ( S a
mp l eIZr HI J 9 0 ) 3 . 鋳集と考嚢
3 感ま曲線を . 1 水糞化ジルコニウムの静電気感度
Fi g. 1 に示す。比較のためにジルコニウ ムについ
ても曲 良1 に示す。 ジルコニウムの 5 0 9 6尭火 エネ
ルギーは f I J オーダで.それに比べて水素化 ジル フ=ウムのそれはmJオーダから故十mJであ り.感度
は水乗化ジルフ三ウムが桁違いに鈍い。 これにより. ジ ルコニウムを水索化すれば静旬気感度は著 しく鈍 く なること
がわかった. また水素化ジルコニウムの水来 合丑が増
す と感度は鈍 くなる頼向が改められる。 これ は5 0%
発火エネルギーの村政 と水乗合丘の関係を示 し た Fi g
. 2 か らも明かである。粒度の形啓は本宅鼓{・ は 明確
にならなかった。 ジルコエウムと水素化ジルコニ ウムが静
屯気故屯に 上って発火 したとき.次のような
違いが見られた。 ジルコニウムでは故屯が起こ. ?たら す く ・ 発 火 し,
坤炎を出 して故秒間にわたって樵焼する が,水菜化ジ
ルコニウム{・ は放電がなこってもす ( ・ に は発火せ
ず.故秒たってか ら.多故の赤払点が試料の 各所
に 1 0 故秒間見られるだけで.炎は蛾察されなか っ た。
発火後の X 線回折で.いずれの場合も生成物 とし て 炭化ジルコニウムが 稀 正 された。水菜化ジルコニウ
ム では未反応の水素化ジルコニウムも改められた。
乗敦では駄科
は自由堆掛で行. ?たが.これな どェル
チ 1‑プなど
で閉 じこめた場合は発火 しなか った。
これは鬼火が自由稚取され
た洗科表面の空気と凄牡
している部分だけ{・ 起 こっていることを示す もの と考
えられる。
ZrH x( tI
50 100
t. /
∵ 一. ヽ
T・; ・・ ・⁚' = ・ i・ .q ' .i
. ... i : .." i b /
ヽ1
ヽ I .〜 IJ P .̲ l l. t O 1
・・・・・ ・ ・・ S = ・・・・:= = =・ .・=・ = ‑ l l ‑ ‑ 1 1 j q .'. '.+. .
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l ● 1■ .‑,, ・・シ ーー ○ .T..,, ・・・ ・‑ ・・・・・・・ ‑ ○
F i g.4 El ec t r o s t a t i c s e n s i t i v i t yo E
ya r i o u smi x t t qe s o fZr Htw it hKCI Ol
ネルギーの対数他を求めた。 その結果を Fi g. 3 (a), (b)に示す。間取長は回の (a)か ら 1 0 J I O 0 ‑1 0 0 / 1 0 0
E Zで感度が鋭感になっている。間隙が短 くて も.長す ぎて も感度は鈍 くなる。 これは可燃性混合気体につい てはすでに報告 されていることである7 ㌧ 国の (b) は感度の抵抗依存性を示 している. この場合 も感度が 収 もよくなる抵抗他があることがわかる。抵抗の野菅 は 放電の持続時間 ( 時定政) と防迎づけ ちれ る。同 じ ェネルギー ( l J 2 CVZ で与え られ る){・も時定数が小 さいと.すなわち抵抗が小 さくなると就料を十分に加 熱で きないまま放屯が終わ って しまい.発火が起 きず.
結果的に大 きなェネルギーを必要 とする。逆に時定数 が大 きす ぎると.加熱時間は長 くなるが伸也時間に就
科に与えられ るエネル4・ ' ‑は小 さくな り試料糞面か ら の熱損失 も効いて.十分に発火が起 こる温度 ま{・ 加熱 されな くなる。直列抵抗の静屯気感度‑の彫軌 土放電 の時定数 と結び付けて, このように解 され る。
3 . 2 遜色乗鞍カリウムー水菜化ジルコニウム混合系 の静電気感度
それぞれの試料の感妊曲線 よ り 5 0 % 鬼火エネルギー を求め,その村政伍を グラフに プt ,ッ トした結果を Fi g. 4 に示す。蛾向 として過塩素敢 カ リウムが入ると 静屯気感度は鈍 くな ってい る。掛 こZr
H l.57や Zr H l , 2 0
を用いた系では部署である。 また他の水薬化ジルコニ ウム混合系でも水菜化 ・ }ルコニサムが 7 0 % 以上あるい は 3 0 % 以下では著 しい。
これか ら感皮の低下は過盤兼良 カ 1 )ウ人の比率が 0
‑ 3 0% の範囲では.それは坤に希釈剤的な作用を し, 発火は水菜化ジル コニウムのみに輪せられ ると考えら れ る。それ以上の比率では.水素化 ジルコニウムと過 塩索厳 カ r Jウムの反応が起 こ り.これが発火感度を決 めていると推測 される。
水来合皿の 影 軌 王水来化 ジルコ. =ウ人の割合が減る につれて少な くなっている。発火を観察 していると混 合系の発火は水素化ジルコニウム単体に比べて汝 しく.
特に 5 0: 5 0 近 くのものは一段 と敢 しか った。水来化ジ ル コニウム単体{・ は赤熱程度であるが.混合系では舷
しい く ̀ らいの炎が上が った。
Fi g. 5 は・ ポンプの斬. Q 熱 丑計で反応熱を洞定 した結 果である。静電気感皮のように水来合丑に よる発熱丑 の規則的な変化は見 られな
い。 これは性能や反応の程 度がそれぞれ爽なっているためと考えられ る。いずれ の場合 も水素化 ジル コニウムが 5 0 ‑ 7 0 9 6の混合系では 尭熱血は大 きい。 これは静筒先感度が 5 0 % 付近{・ 鋭感 化 している原因について.先に述べたことを其付けて いるもの と解 され る。
4. 括 輪
水素含且の異なる水瀬化 ジル コニウムの静屯気感度 を凄近電塩法{・ 求めた。 また,過敏索敵 カ I Jウムとの 混合系の静電気感度 も脚定 した。以下の ような括詮を
え串。
( ) ) ジル
コニウム粉末に比べて水菜化ジルコニウムは 3‑4 桁ほ ど感鑑は鈍い。水素含丑が増す と感度 は鈍感になる。直列抵抗や間取長においては感皮 が痕 も点感 となる放 題 値が存在する。
( 2) 過塩索鼓 カ l Jサムとの混合系では.木葉化 ジルコ ニウム単体 . tりも感触 土鈍い。水瀬化 ジルコニウ ムが 7 0 %以上では過塩素酸 カ 1 )サムは碑なる希釈 剤 としての役割 しかないが .5 0 % 前後の屯舎弟で I l,過塩索酸 カ l )ウふと水素化 ジル 7ニサムの反
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