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免 責 条 項 本 報 告 書 で 提 供 している 情 報 は ご 利 用 される 方 のご 判 断 責 任 においてご 使 用 下 さい ジェトロで は できるだけ 正 確 な 情 報 の 提 供 を 心 掛 けておりますが 本 報 告 書 で 提 供 した 内 容 に 関 連 して ご 利 用

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(1)

2013 年度

主 要 国 ・ 地 域 に お け る コ ー ル ド チ ェ ー ン 調 査

(タイ)

2014 年 3 月

日本貿易振興機構(ジェトロ)

バンコク事務所

農林水産・食品部 農林水産・食品調査課

(2)

【免責条項】

本報告書で提供している情報は、ご利用される方のご判断・責任においてご使用下さい。ジェトロで は、できるだけ正確な情報の提供を心掛けておりますが、本報告書で提供した内容に関連して、ご利用 される方が不利益等を被る事態が生じたとしても、ジェトロは一切の責任を負いかねますので、ご了承 下さい。

(3)

はじめに

ジェトロは2013年度、主要な新興国・地域(中国、タイ、ベトナム、フィリピン、マレーシア、

インドネシア、インド)において、コールドチェーンの実態について調査を実施いたしまし

た。

新興国向けの農林水産物・食品輸出の課題のひとつに、コールドチェーンの整備状況

が挙げられますが、そもそもそれら国・地域におけるコールドチェーンの状況に関する情

報が不十分であるとの声が寄せられていました。

本調査では、空港・海港から小売店までの流れ、冷蔵施設数や容量、主な事業者のほ

か、コールドチェーンに対する脆弱な電力事情等のハード面の課題や取扱業者不足等ソ

フト面の課題などについて明らかにすることを目的としています。

本報告書は、日本の中小企業の皆様向けに作成しておりますが、農林水産物・食品輸

出に取り組む方のみならず、農林水産物・食品産業に関わる皆様にお役に立てば幸甚で

す。

2014年3月

日本貿易振興機構(ジェトロ)

バンコク事務所

農林水産・食品部 農林水産・食品調査課

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目次

1. 基礎情報... 1 1.1 気候 ... 1 【表1】タイの気温(℃) ... 1 1.2 主要法規制 ... 1 【表2】食品種ごとの管轄部署 ... 2 2. 主な日本産品の流通の実態 ... 3 2.1 輸入卸売業 ... 3 【図1】タイにおける日本産食品の流通 ... 3 2.2 民間冷蔵倉庫 ... 4 2.3 小売業者 ... 4 2.4 日本食レストラン ... 5 3. 主要な施設の状況 ... 6 3.1 港湾 ... 6 3.2 空港 ... 7 4. コールドチェーン物流の現状 ... 9 4.1 輸入から消費者に届けるまでに要する時間 ... 9 4.2 コールドチェーンに要するコスト ... 9 4.3 品目毎の保存条件 ... 9 4.4 損耗率や品質劣化に関して ... 9 4.5 交通渋滞などへの対応策、独自の工夫 ... 10 4.6 タイのコールドチェーンの課題... 11 4.7 今後の見通し ... 12 5. まとめおよび今後の傾向 ... 13 6. 参考資料... 14 【表3】日本産食品を扱う主要輸入業者 ... 14 【表4】日本産食品を扱う主要冷蔵倉庫 ... 14 【表5】日本産食品を扱う主要小売業者 ... 15 【表6】主要日本食レストラン ... 16 <アンケートのお願い> ... 18

(5)

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1.

基礎情報

1.1 気候

タイは熱帯に位置しており、年間の平均気温は約 28 度という常夏の国である。季節は雨季、乾 季、暑季に分けることが出来る。年間を通じて最も気温が高くなるのが3 月~5 月の暑季であり、バ ンコクでは日中の気温が30~40 度になる。5 月から 10 月は雨季だが、日本の梅雨のように雨が 降り続けるわけではなく、主に夕刻に激しいスコールが降る。雨季の終盤には連日大雨が続くこと もある。10 月から翌年 2 月までが乾季であり、雨が少なく乾燥した過ごしやすい天候が続く。1 年で は最も過ごしやすい時期である。最も涼しい12 月の朝は 15 度にまで冷え込むことあり、長袖が必 要になることもある。北のチェンマイではバンコクより3 から 4 度涼しく、南のプーケットではバンコク よりさらに2、3 度高くなる傾向がある。 【表 1】タイの月間平均気温(℃) バンコク チェンマイ プーケット 1 月 27.9 23.2 28.1 2 月 29.7 26.9 28.1 3 月 30.2 27.6 29.7 4 月 31 31.2 28.9 5 月 31.2 29.8 28.8 6 月 29.1 28.9 28.6 7 月 28.5 27.9 28 8 月 28.7 27.3 28.1 9 月 28.1 27.4 28.3 10 月 28.3 26.2 27.3 11 月 28.4 26.4 27.3 12 月 25.2 21 27.4 〔出所〕タイ気象庁(2013 年)

1.2 主要法規制

物流に関係する規制は、国内取引局告示「西暦2010 年倉庫基準、サイロ基準、冷蔵室基準認 定マーク使用規則及び条件について」と国内取引局規則「西暦 2010 年倉庫基準、サイロ基準、 冷蔵室基準認定規則、方法および認定マーク使用規則及び条件について」を挙げることが出来 る。 食品の輸入規制に関しては、タイでは保健省食品医薬品局、農業協同組合省畜産局、同農業

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Copyright (C) 2014 JETRO. All rights reserved. 2 局、財務省物品税局が管轄している。主要な食品種ごとの管轄機関は以下の様にまとめることが 出来る。 これらの食品をタイに輸出するためには、事前にタイ国内に所在する輸入業者から管轄機関に 対し、輸入販売許可申請を行わなければならない。果実であれば輸入業者から事前に農業協同 組合省農業局とタイ保健省食品医薬品局に輸入販売許可申請を行う。許可を得ることにより、通 関し、タイの港から倉庫に持ち出すことが出来る。 【表 2】食品種ごとの管轄部署 食品種 管轄部署 主な法律 加工食品、調味料 保健省食品医薬品局 食品法 果実、野菜 農業協同組合省農業局 植物防疫法 食肉 農業協同組合省畜産局 動物疾病法 酒類 財務省物品税局 酒類法 出所:調査に基づき作成 なお、日本産食品のタイへの輸出に大きく関係してくるタイ国内の輸入卸売業、冷蔵倉庫業、小 売業、外食業に関しては、外国人事業法により外資規制の対象となっている。冷蔵倉庫業および 外食業に関してはサービス業とみなされタイ資本が過半数以上(タイ 51%:外国資本 49%)である 必要がある。なお、卸売業および小売業に関しては1 店舗あたりの資本金が 1 億バーツ以上など の条件を満たせば外国資本による100%出資が可能となる。

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2.

主な日本産品の流通の実態

2.1 輸入卸売業

タイにおける日本産食品の流通経路は以下の通りであり、輸入業者の多くが卸売業者を介さず 直接小売店または日本食レストランに販売している。なお、輸入業者の中には自ら冷蔵倉庫を持 つ業者と、民間の冷蔵倉庫に保存を委託している業者、両方が存在する。主要輸入業者リストは 参考資料(6 章)を参照。 【図 1】タイにおける日本産食品の流通 〔出所〕市場調査により作成 これらの輸入業者がタイに食品を輸入してから、小売店または日本食レストランに納品されるま で食品の保管と配送業務を担当する。輸入業者に求められる役割は、①輸入販売許可申請、② 倉庫での保管(民間冷蔵倉庫に委託することも可能)、③小売店および日本食レストランへの売り込 み、④各顧客への配送等である。 今回、空港および港湾に行ったヒアリング調査では、一部の食品が通関を切ることが出来ず空 港または港湾に滞留してしまうという事例があった。タイにおけるコールドチェーンにおいては、輸 入業者の輸入販売許可取得スキルは重要な要素となっている。 ④の顧客への配送に関しては大部分の輸入業者が自前でピックアップ車(1 トントラック)または 輸出業者 小売店 輸入業者 日本食レストラン 消費者 冷蔵・冷凍倉庫 日本国内 タイ

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Copyright (C) 2014 JETRO. All rights reserved. 4 冷蔵車を持ち配送業務を行っている。バンコク都内市内では輸入業者各社の冷蔵車両が小売店 および日本食レストランに配送している様子を頻繁に見かける。輸入業者の配送車両の状態や配 送を担当するスタッフのコールドチェーンに対する知識や意識も重要なポイントである。 2.2 民間冷蔵倉庫 近年、タイの冷蔵倉庫業のニーズが高まっており新規参入および増設が盛んである。これらの 冷蔵倉庫が取り扱っているのは、日本産食品だけではない。タイはアグロインダストリーが発達して おり、タイで生産され海外に輸出される鶏肉、水産物、加工食品も冷蔵倉庫に保管されている。ま たタイ国内で原料として使用される冷凍水産物も冷凍倉庫の主要な取扱品目となっている。主な 品目は以下の通りである。 <輸出品>冷凍鶏肉、鶏肉加工品、水産加工品、冷凍野菜など。マーケット状況に対応するため の在庫バッファーとして利用されることも。 <輸入品>冷凍食品、冷蔵チーズ・バター、冷凍牛肉、冷凍水産品、小麦粉、小麦粉調整品、冷 蔵野菜・果実、濃縮ジュース、パスタ、ワイン、日本米。 <タイ産国内向け>食品加工・製造用原料の冷蔵野菜、冷凍果実、食品添加物、調味料、濃縮ジ ュース(パイナップル、トマト)、タイ産日本米等。 2.3 小売業者 小売業者は日系、タイ系共に多数あるが、最も日本産食品の品揃えが豊富な店舗は日系スーパ ーおよび百貨店である。代表的な店舗はUFM フジスーパーおよび伊勢丹を挙げることが出来る。 UFM フジスーパーは現在 4 店舗、伊勢丹は 1 店舗だが、この 5 店舗に関しては、日本国内のス ーパーと比べても見劣りしない品揃えとなっている。タイには約 10 万人の日本人が常に生活して いると言われており、日系スーパーおよび百貨店はこれらの日本人が集中して生活している日本 人居住区で店舗展開を進めている。これらの日系小売店に関しては、店舗数も少なく流通センタ ーを持たないため、輸入卸売業者は直接各店舗に納品している。各社の詳細に関しては参考資 料(6 章)を参照。 次に日本産食品の品揃えが豊富なのがタイ系高級スーパーおよび百貨店である。セントラルグ ループのCentral Food Retail 社が運営するトップスと、ザモールグループが経営する Gourmet Market がその代表である。セントラルグループ、ザモールグループ共に店舗数が多いため、複数 ヵ所の流通センターを持っており、輸入卸売業者は流通センターに納品することになる。ただ牛肉、 水産物などの生鮮食品は高価かつ少量であるため、各店舗に直接輸送される。また「場所貸し」と 呼ばれる輸入卸売業者が一部の売り場を使い、自社の従業員を手配して販売し、売り上げからマ ージンを小売店に納めるという方法で販売されることも多い。

ハイパーマーケットはBig C、Tesco Lotus、などがあるが、日本産食品は少ない。コンビニエンス ストアはCP All 社が運営するセブンイレブンが圧倒的なシェアを占めている。ファミリーマート、ロ

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Copyright (C) 2014 JETRO. All rights reserved. 5 ーソンも進出している。これらの店舗では高い配架料(リスティングフィー)が求められるため、販売 量が限定的な日本産食品はほぼ販売されていない。これらの小売店は店舗数も多く大規模な流 通センターをバンコク近郊および地方都市に配置している。小売業者の流通センターに納品され た食品は小売業者の倉庫および車両によって温度が管理された状態で流通される。 近年、セブンイレブンなどのコンビニエンスストアでは、冷蔵・冷凍弁当が陳列されるようになって おり、冷蔵・冷凍流通のニーズは高まっていることがわかる。 なお、バンコクでは上記の近代流通が主流になりつつあるが、一部露天市場などの市場も存在 する。これらの市場で販売されている食品は生産地から直接常温車両で野菜、畜肉、水産物が運 送されている。 2.4 日本食レストラン タイは日本食が普及しており、2013 年 4 月時点で 1,806 店舗と数多くの日本食レストランが店 舗展開を進めている。日本産食品にとって日本食レストランは魅力的な市場となっている。日本産 食品の取扱量が最も多いのは高級店である。高級店は店舗数が少ないため、個別の配送が必 要。 チェーン店はセントラルキッチン(集中調理施設)を持っている会社が多く、セントラルキッチンに 納品すればあとは自社内で保存および配送される。フジレストラン、ZEN など店舗数が多いレスト ランは多くの冷蔵・冷凍車両を持っており、バンコク市内でも頻繁に見かける。

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3.

主要な施設の状況

3.1 港湾

タイで日本食品の輸送に使われる主要な港湾はバンコク港とレムチャバン港である。それぞれの 能力および主要品目は以下のとおりである。  バンコク港  TEU :1.49 百万 TEU  トン:17.92 百万トン  輸入貨物:金属、鉄鋼、化学製品  輸出貨物:金属、鉄鋼、化学製品、繊維  管理運営:Port Authority of Thailand  レムチャバン港

 TEU :5.83 百万 TEU (2012 年)

 輸入貨物: 石油製品、集積回路、コンピューター  輸出貨物:コメ、セメント、砂糖

 管理: Port Authority of Thailand  運営: 民間 タイ港湾公社バンコク港にヒアリングした結果は以下のとおり。 • 冷蔵コンテナ、冷凍コンテナは、プラグソケットを使用しコンテナの温度を維持する。現在 884 のプラグが整備されている。 • 20 フィートコンテナの 1 日あたりの費用は、電気代 430 バーツ、貨物保管代の 2 種類。 • 港から温度管理ができるコンテナまでの輸送時間は約 5 分。温度チェックを 3~4 時間ごとに 実施。船会社代理店が関税を支払った後、コンテナを港から出すことができる。所要時間は、 書類に不備が無ければ1 日、検査がある場合や書類に不備がある場合は 3~4 日。 • 貨物をコンテナから倉庫に入れる場合の所要時間は、貨物がダメージを受けない 25 分以下。 外部との温度差は、10~15 度以内。 • コンテナの温度チェックについては、全てのコンテナにグラフとチャートを取り付け、輸送中の コンテナ内部の温度をチェック。 • 梱包については、迅速に作業できるよう、一度に大量を運べる、運びやすい梱包であるべき。 • 港の改善方針として、冷蔵倉庫増設の可能性を調査中であるものの、現在も需要には十分対 応できている。 • バンコク港の利点は、立地が製造源と流通源に最も近いという点とかかるコストが他より低いと いう点。他の港の場合、バンコクと港間の輸送費がさらにかかる。 • バンコクにおける輸送の制限事項として、渋滞が激しいことから、05:00~09:00、15:00~ 20:00 は輸送車の走行が禁止されているため、コンテナヤードへの搬入締め切り時間が時間

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Copyright (C) 2014 JETRO. All rights reserved. 7 通りではないことがある。ただし、冷蔵車の場合は、船まで直接進むことができる。一般的な普 通コンテナのように順番待ちをする必要が無い。 • 冷蔵コンテナ、冷蔵船は全体的に年平均 3%の拡大傾向にある。共有冷蔵倉庫は、現在の低 温輸送システム全体の成長率に追いついていない。また、発電機の付いた冷蔵コンテナ輸送 車も今あるコンテナに対し不足している。

3.2 空港

国内、国際貨物配送センターとしての航空貨物倉庫は、スワンナプーム空港、ドンムアン空港、 チェンマイ空港、メーファールワンチェンラーイ空港、プーケット空港、ハジャイ空港の6 箇所にある。 日本産食品の輸送に使われるのは主にスワンナプーム空港である。  スワンナプーム空港の貨物倉庫  面積:549,416 ㎡  公共エリア:111,156 ㎡  年間取扱能力:300 万トン  2012 年の取扱量: 1,345,490 トン  国際配送:1,291,447 トン  国内配送:54,043 トン  ドンムアン空港の貨物倉庫  2012 年の取扱量: 7,260 トン  国際配送:2,090 トン  国内配送:5,170 トン タイ空港公社にヒアリングした結果は以下のとおり。 • スワンナプーム空港にあるタイ国際航空の倉庫面積は 10,000 ㎡で、この内 7,000 ㎡は温度 23~25 度に制御、2,000 ㎡は ULD 式保管(コンテナ内の梱包貨物)で温度 14~17 度に制 御。温度指定貨物用には別途34 室あり、20~25 度に制御可。 • タイ国際航空の倉庫での保管日数は、平均 1 日以下。(書類に不備がなく、法令に基づいて いる場合。) • タイ国際航空の倉庫の費用は、最初の 24 時間は無料、その後は 3.50 バーツ/kg/日 • 冷蔵倉庫から輸送車積み込みまでの時間は 25 分以下。 • 倉庫をさらに 500 ㎡拡張中、2014 年 3 月に完成予定。 • 停電時の電気制御には、ディーゼル発電機を使用。 • 貨物温度チェックは、貨物に Cool chain ラベルを付け、倉庫へ報告。 • 貨物梱包については、容易に移動できるよう、貨物の送付元から送られる時点で、すでに梱包 済み。

(12)

Copyright (C) 2014 JETRO. All rights reserved. 8 • 課題としては、ほとんどが輸入者の書類の不備により、貨物が長期間滞留し、新しい貨物の保 管場所が取られてしまう問題。 • 空港の方針として、今後は腐りやすい貨物の保管センターを追加する予定。現在はその可能 性を調査中であり、まだ明確な結論は出ていない。

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4.

コールドチェーン物流の現状

タイのコールドチェーンの現状に関する関係者のコメントをトピックス毎にまとめる。

4.1 輸入から消費者に届けるまでに要する時間

◎スワンナプーム空港、日系輸入卸売業者: 事前に輸入販売許可申請が行われていれば数時 間で通関することが出来る。 ◎スワンナプーム空港: 輸入販売許可申請に不備があり、数日間貨物が冷蔵倉庫に滞留し、新 しく搬入された食品を保存するスペースが足りなくなったことがあった。 ◎日系輸入卸売業者: 夕方にフライトが到着すればその日のうちに通関し、翌日の朝には日本 食レストランなど顧客に届けることが出来る。

4.2 コールドチェーンに要するコスト

◎日系冷蔵・冷凍倉庫A: 顧客によるが平均的な価格は、冷凍が 1,400~1,500 バーツ/トン/月、 冷蔵(0~5 度)が 800~1,000 バーツ/トン/月。 ◎タイ系冷蔵・冷凍倉庫: 保存料金1~2 バーツ/キロ/30 日。その他輸送料、荷卸し、パッケージ 変更料金などが発生する。

4.3 品目毎の保存条件

◎日系輸入卸売業者: 冷蔵された状態であればリンゴは 2 ヵ月保存が可能。味噌に関しては冷 蔵、冷凍両方ある。アイスクリームは最も取扱いが難しい品目である。 ◎タイ系小売業者: ○ 商品の約 99%は、店やサプライヤーが流通センターに運び込むが、アイスクリームだけは リスクが高いためサプライヤーが直接各店舗まで配送している。 ○ 商品の配送については、購買部社員とサプライヤー間で詳細について取り決めている。例 えば、「この商品は流通センターに、この商品は店舗に直接配送」など、商品をどこに配送 するかについて決める。 ○ 水産物は、サプライヤーが冷却材として氷を入れたプラスチックの箱に入れて配送してくる。 ただし、カニや一部の貝等、生鮮状態を保たなければ死んでしまったり鮮度が落ちるもの は、氷で保冷できない。 ○ 果物の貯蔵についても、その果物の自然の性質を把握しておかなければならないものが ある。例えば、りんごは他の果物と一緒に貯蔵しておくと他の果物の熟成が早まってしま う。

4.4 損耗率や品質劣化に関して

◎日系輸入卸売業者: 店頭で陳列されている食品は気温の違いからか日本より1.25 倍速く劣化

(14)

Copyright (C) 2014 JETRO. All rights reserved. 10 すると言われている。 ◎タイ系冷蔵・冷凍倉庫: 輸送中の破損は年間 1%以下、冷蔵室内の貨物については 3%以下。 破損原因は人為的なものや貨物梱包の不備等による。

4.5 交通渋滞などへの対応策、独自の工夫

◎タイ系冷蔵・冷凍倉庫: ○ バンコク都内の交通渋滞については、それぞれの時間帯毎の渋滞状況を予測し適宜対 応している。重度の渋滞が発生した場合は、バイクや電車を使った配送に切り替える。政 治混乱による道路封鎖がある場合は顧客に通知し、輸送を翌日に延期することもあるが、 納期通りに顧客に納品出来るよう努力している。 ○ 輸送における秘訣は、①定期的に冷蔵コンテナの温度をチェックすること、②顧客から信 頼を得るため貨物輸送車両が清潔で新しい状態を維持するよう管理すること、③各地域 での同業者とのつながりを形成しておくこと(輸送中の事故発生時や、コンテナの故障時 に信頼できるバックアップ車が確保できるため)、④効率性向上のため人材育成研修を 行うこと。 ◎タイ系小売業者: ○ サプライヤーの配送車はその会社の規模により四輪から十輪まで様々なタイプがある。 商品の品質を維持するため配送車の基準を決めている。購買部と品質保証部(QA)が 基準を決めサプライヤーに通知している。 ○ 温度は商品の種類に応じて管理している。 ○ 現在使用している冷蔵配送車の温度は、共通温度の 4 度。車内の商品の配置は、低温 管理が必要な商品をエアコンに近い最も奥に入れて並べている。 ○ 冷凍商品の配送には、Olivo 社製断熱コンテナを使用している。コンテナの高さは約 2 メ ートル、幅80 センチ、保冷能力は 3 日。ポリウレタンシートを使い、低温管理を補助して いる。 ○ 短距離の場合は、Olivo 社製断熱コンテナの代わりに布で保冷を試みる等、配送コスト 削減方法を探求している。 ○ 温度管理車両で複数の店舗に配送する場合は、ドアの開け閉めが何度もあり、温度が 変化しやすいため、内部の温度を保つようプラスチック板で仕切っている。また、温度記 録計を使い温度を確認している。 ◎日系冷蔵・冷凍倉庫業者B: ○ 車両があらかじめシステムに登録された進入禁止エリアに近づけばセンターにアラーム が鳴る。車内温度が設定よりも高くなった場合も同様。走行スピードが法定速度を超えた 場合、車両の連続走行時間が規定を超えた場合も同様に通知される。センターから即座 に対応することにより、問題を未然に防ぐ仕組みを整えている。タイ企業のシステムに日 本企業の温度管理等のノウハウを加えている。こうした技術の導入により、最も難しい品 目であるアイスクリームの運送を手がけている。

(15)

Copyright (C) 2014 JETRO. All rights reserved. 11 ◎日系冷蔵・冷凍倉庫業者C: ○ 品温管理と運行管理が日本と同等ということが最大のセールスポイント。マイナス18 度を 保ったまま顧客まで配達できることが好評で、アイスクリームなど温度管理が特に重要な 商品についても、顧客から支持を得ている。

4.6 タイのコールドチェーンの課題

◎日系輸入卸売業者: 冷蔵・冷凍車両から倉庫への移動など、搬入搬出を行う作業場が常温で あることが多いことが、問題なのではないか。 ◎タイ系冷蔵・冷凍倉庫: 現在の課題はまだ未舗装の道があるなど道路の問題。また運転手のス キルがまだ低いため1人で全ての作業をこなせないことなどである。 ◎タイ系小売業者: ○ 鶏肉、豚肉などの畜肉は取扱量が多く、温度調整など対応可能な生産業者が多いが、港 で水揚げされた魚介類などは小規模な業者が多く常温車両で搬入されることが多い。水 産物の温度管理が課題である。 ○ 車両の温度管理は商品を入れる前に冷却しなければならない。温度管理が適切なタイミ ングで行われなかったため商品の品質が劣化していたことがあった。 ○ 現在の課題は、車両の故障。問題発生時には別の車両に商品を移し変え、納期に間に合 うよう配送している。 ○ 渋滞により道路上で動けない時間が長い。車両の配送回数が制限されてしまう。 ○ 従業員の作業に関しては、商品の管理について共通の理解をもって作業するよう購買部 と品質管理部(QC)が作業標準を決めて全体に通知している。 ◎日系冷蔵・冷凍倉庫A: ○ コストが一番大きな課題。保存経費は日本と同じぐらいだと思う。梱包等出荷経費(ハンド リングコスト)に関していうと日本が5,000 円、タイが 800 円程度と安いと思う。 ○ 日本からのコンテナに関しては、混載できる貨物が少ないことが問題だと思う。500 キロ、 1 トンの商品のためにコンテナを一本準備することになる。同じ温度帯で保存出来る商品 を1 コンテナ分揃えるのは難しい。 ○ 車両運送が効率的でないことが多いと思う。大口の顧客を数カ所程度回る場合はよいが、 毎日僅かな量を運送するためにスペースが空いた状態で運送しているとコストが高くなっ てしまう。 ○ 従業員の意識が課題である。配送時常温のところに 1 時間も放置すれば解けてしまう。 早く倉庫にしまうように教育しなければならない。 ○ 日本側の対応が、タイFDA の規定に従っていないために通関に時間がかかることもある。 日本国内の宅配便の様な感覚で送ってきていると感じる。十分にタイの規則を理解し、 事前に申請するなど対応すべきだ。 ◎日系冷蔵・冷凍倉庫業者B: ○ セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンなどコンビニは急速に店舗数が増えており、よ

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Copyright (C) 2014 JETRO. All rights reserved. 12 り高度な配送を求めている。OEM 商品において、温度管理の不備により問題が発生した 場合には、大変な被害が発生するためである。現状では時間、温度、数量を守った配達 が出来ていない。 ○ タイにおけるコールドチェーンは、温度の管理は出来ているが、より高度な安心安全を提 供するためにはまだ不十分である。今後はより質の高いコールドチェーンを維持出来る運 送サービスが求められるはずである。 ◎日系冷蔵・冷凍倉庫業者C: ○ 日本では荷物の積み下ろしをトラックの運転手が行うことが多いが、タイではそれがない。 そのため、積み下ろし用の人員を同乗させたり積み下ろし現場で手配したりすることがあ るので、運転手が積み下ろしをするようにしたい。また運送会社同士の横のつながりが無 いため、複数荷主貨物の混載が無い。1 車単位の料金形態のため、少量でも同じ金額 になってしまう。

4.7 今後の見通し

◎タイ系冷蔵・冷凍倉庫: アセアン経済共同体実現に関して、タイは倉庫と物流の中心となるチャ ンスがあると考えている。 ◎日系冷蔵・冷凍倉庫 A: アセアン経済共同体実現に関して、ラオスを介してベトナムに陸路で 配送するという話もよくきく。ただネックになっているのはコスト。スピードを求めるなら 3 泊 4 日 (通関含む)で到着する陸路が適しているが、コストは船便と同じぐらいになる。東南アジアの陸 路輸送の物量はまだまだ少ない。相手国に入ると保険の対象から外れるというのも問題。 ◎日系冷蔵・冷凍倉庫 C: 今後アセアン経済共同体発足により、ミャンマー、ベトナム、中国への 陸路での搬送が可能になることを想定して、拡張を続けている。

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5.

まとめおよび今後の傾向

タイのコールドチェーンは港湾、空港から輸入卸売業者、冷蔵冷凍倉庫、小売店、外食店に至 るまで冷蔵・冷凍倉庫、同車両など整備が進んでおり、現状で日本産食品のニーズにほぼ応える ことが出来る水準に達している。 今後の課題としては、より高い水準で食の安全・安心を達成するためのコールドチェーンに携わ る人材への教育の徹底などソフト面の品質向上が挙げられる。 2016 年に予定されているアセアン経済共同体の発足により、タイはアセアンの物流ハブになり得 る期待されており、コールドチェーンの整備に関してもさらなる新規投資など動きが活発化すると推 測されている。

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6.

参考資料

【表 3】日本産食品を扱う主要輸入業者 業者名 連絡先 DAISHO(THAILAND) CO.,LTD. (日系)

所在地: Unit A-B,14th Fl. No. 1 MD Tower, Soi Bangna-Trad 25, Bangna, Bangkok 10260

Tel:(66) 2-744-1450-1 Fax: (66) 2-744-1452

Website: http://www.daishothai.com/ Kobe-ya Shokuhin Kogyo Co., Ltd.

(日系)

Address: 256, 258, 260, 262 Soi Chokechai Jiong Jamroen, Rama 3 Road, Bangpoongpang, Yanawa, Bangkok

Tel. +66-2-683-0520~4 Sri Chock Chai Supermarket Co.,

Ltd. (タイ系)

Address: 50 Romklao Rd., Klongsampraves, Ladkrabang, Bangkok 10520 Thailand

Tel. +66-2-906-8899 Fax: +66-2-906-8897 Siam treasure group Co., Ltd.

(タイ系)

Address : 213 Suan Siam road, Kannayao, Bangkok 10230, Thailand. Tel:(66) 2-540-4123-5

Fax: (66) 2-540-4148

Website: www.siamtreasure.com

【表 4】主要冷蔵冷凍倉庫

業者名 連絡先

Thai Yokorei Co., Ltd. 所在地: 18th Floor, Sindhorn Building Tower 3 130-132

Wireless Road, Lumpini, Pathumwan, Bangkok 10330 Thailand

Tel: +66 2651 4515 Fax: +66 2651 4515

Website: http://www.thaiyokorei.co.th/main.php?page=0 Bangkok Cold Storage

Service, Ltd.

所在地: 1377 Theparak Rd., Tambon Theparak,Amophor Muang, Samutprakarn 10270 Thailand

Tel: 0-2383-5641~4 Fax: 0-2383-5645~6

Website: http://www.kline.co.th/KlineCoth/aboutus/bcs.aspx Thai Max Cold Storage Co.,

Ltd.

所在地: 65/1 Moo 12, King Kaew Road, Tambon Rachathewa, Amphur Bangplee, Samutprakran 10540, THAILAND.

Tel: +66(2) 312 4687-9 Fax: +66(2) 312 4364

Website: http://www.thaimax.co.th/ Konoike Cool Logistics

(Thailand) Co., Ltd.

所在地:

335/29,MOO9,B angnaTrad19km,BangC halong, B angpl ee,Sam utprakarn ,T hail and

Tel: 66-(0)-2-337 -3013 Fax: 66-(0)-2-337 -3018 Website:

(19)

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SCG Nichirei Logistics Co., Ltd.

(SCG LOGISTICS

MANAGEMENT CO.,LTD.)

所在地: 1 Siam Cement Rd. Bangsue Bangsue Bangkok 10800

Tel: 02-586-4444 Fax: 02-586-2158

Website: http://www.nichirei.co.jp/news/2013/250.html Piti Foods Wang Noi Co.,

Ltd.

所在地: 85 Moo 1, Phahon Yothin Rd., Sanap Thup, Wang Noi, Ayutthaya 13170 Thailand

Tel: +66 (0) 3572-3431-5 Fax: +66 (0) 3572-3440-1

KL Cold Storage Co., Ltd. 所在地: 78 MOO 4, T.THASAI, A.MUANG, SAMUTSAKORN 74000 THAILAND

Tel: 66 3482 2371-3, 66 3441 3311 Fax: 66 3482 2374, 66 3441 3320 Pacific Cold Storage Co.,

Ltd.

所在地: 49/17 Moo 2 Nandee Muang Samutsakorn Tel: 0 3483 4224-7

Fax: 0 3443 2384-6

Website: http://www.pcs-plp.com/ Thepmanee Cold Storage

Co., Ltd. 所在地: 121 Moo 11, T. Nayay-arm, A. Nayay-arm, 22160 Chanthaburi Thailand

Tel: +66 39371 301-3 Fax: +66 39371 304

D&P Cold Storage Co., Ltd. 所在地: 78/2 Moo 2 Well Grow Industrial Est Tumbol Phimpha Amphoe Bang Pa Kong Chachoengsao 24180 Tel: 038571870-1

Fax: 038571872

Website: http://dandpcold.siam2web.com/

【表 5】日本産食品を扱う主要小売業者

社名 詳細・連絡先

UFM Fuji Super (日系)

593/29-39 Soi Sukhumvit 33/1 Sukhumvit Rd.,Klongton Wattana Bangkok 10110 Tel: 0-2258-0697-9, Fax: 0-2662-0151 E-mail : ufmfuji@ufmfujisuper.com http://www.ufmfujisuper.com/jp/ 日系スーパーマーケット。日本産品の取扱い率が高い。客層は在タ イ邦人およびタイの富裕層。日本人が集中して生活しているスクン ビットエリアに店舗を展開している。 伊勢丹 (日系)

Address:4/1- 4/2 Central World Plaza, Rajdamri Road, Pathumwan, Bangkok10330 THAILAND

TEL. 66-2-255-9898

http://www.isetan.com/icm2/html/com/jp/thai/

日本産品の取扱い率が高い。客層は観光客、在タイ邦人、タイの富 裕層。

Central Food Retail Co., Ltd.

(タイ系)

Address: 15-17th Floor, CentralPlaza Cheangwattana Office Tower Building,

99/9 Moo 2 Cheangwattana Rd., Bangtalad, Pak Kret, Nonthaburi 11120 Thailand

Tel: +66(0)2 8317300 Fax: +66(0)2 8353713

http://www.tops.co.th/en/index.html タイ系大手量販店

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Gourmet Market, Home fresh Mart

The mall Group(サイアムパ ラゴン、エンポリアムを含む) (タイ系)

Address:1988/2 Ramkumheang Road Huamark Bangkapi Bangkok 10240

Tel:02-310-1200

http://www.gourmetmarketthailand.com/ タイ系大手量販店

Villa Market JP Co., Ltd. (タイ系)

Villa market JP Co.,Ltd. 591/1,4-7 Sukhumvit Rd., Klongton-nua, Wattana, Bangkok 10110

Tel. 02-662-1000 Fax. 02-662-1979 Website: http://www.villamarket.com タイ系スーパーマーケット。欧米人を対象とした品揃えが豊富。 〔出所〕市場調査により作成 【表 6】主要日本食レストラン 業者名 連絡先 CRG (Central Restaurant Group)(チェーン店)

Address: 5-8Fl., Central Silom Tower 306 Soi Silom 30 Silom Rd. Suriyawong Bangrak BKK

Tel: 02-635-7930 Fax: 02-266-4345 Website: www.crg.co.th

Restaurant: Ootoya(大戸屋), Chabuton(ちゃぶとん:豚骨ラー メン), Paperlunch(ペッパーランチ)

Fuji Group (チェーン店)

Address: 990 Abdulrahim Place RamaIV Rd., Silom Bangrak BKK

Tel: 02-636-1100 Fax: 02-636-1057

Website: http://www.fuji.co.th

Restaurant: Coco Ichibanya(Coco 壱 番 屋 ), Fuji Restaurant(フジレストラン)

Zen Restaurant Holding Co., Ltd.

(チェーン店)

428/1 Soi Pattanakarn 30, Pattanakarn Rd., Suanluang, Bangkok 10250

Tel: 02 719 5000

E-mail: corporateinfo@zenholding.co.th

Restaurant: Zen Restaurant (普及型日本食レストラン) HACHIBAN Trading

(Thailand)Co.,Ltd. (チェーン店)

Address: 120 Ample Tower, 11/5, Bangna-Trad Rd, Bangna, Bangna, Bangkok 10260

Tel: 0 2744-0543 Fax: 0 2744-0806

Website: http://www.hachiban-trading.co.th

Restaurant: Hachiban Ramen(八番ラーメン:日系ラーメンチ ェーン)

MK Restaurant Group (チェーン店)

Address: 18/23 Moo.7 Tombon Bangchalong Amper Bangpree Samutprakarn 10540

Tel: 02-740-7811 Fax: 02-740-7344-5

Website: www.mkrestaurant.com/

Restaurant: MK Restaurant(タイスキ), Yayoi(普及型日本食レ ストラン)

Oishi Group Pcl (チェーン店)

Address: 20Fl., UM Tower 9 Ramkhamhaeng Rd., Suanluang Bangkok 10250

Tel: 02-717-2244#802 Fax: 02-7173920

(21)

Copyright (C) 2014 JETRO. All rights reserved. 17

Restaurant: Shabushi(しゃぶしゃぶ+寿司), Oishi Grand Japanese(バイキング式日本食レストラン)

日本亭

Nippontei Inter Co., Ltd. (高級店)

所在地: 971,973 Unit G 14-16 B 11-12 President Tower Arcade, Ploencit Rd., Lumpinee, Pathumwan, Bangkok 10330 Tel: 02-656-0037 http://www.nippontei.com/ 店舗数:6 店舗 日本の食材は築地卸売市場からバンコクの輸入企業を介して 空輸している。タイ人富裕層向けの「グリル東京」も経営してい る。 本物すし Honmono Sushi (高級店) 電話番号: 02-185-1447(Tonlor 店) E-mail: honmono_shop@hotmail.com http://www.facebook.com/honmono タイ人オーナーシェフによる高級日本食レストラン。タイ人富裕 層に人気が高い。 〔出所〕市場調査により作成 以上

(22)

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<アンケートのお願い>

本報告書をご覧いただきありがとうございました。今後の調査テーマ選定などの参考にさせてい ただきたく、アンケートにご協力いただきますよう、お願い申し上げます。以下のURL 先からご回 答ください。 https://www.jetro.go.jp/form5/pub/afc/coldchain_2013

(23)

2013 年度 2013 年度主要国・地域におけるコールドチェーン調査 (タイ) 発行 2014 年 3 月 発行所 日本貿易振興機構(ジェトロ) 農林水産・食品部 農林水産・食品調査課 東京都港区赤坂1-12-32 電話 03(3582)5186 ©JETRO(無断転載を禁じます)

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