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中小企業・小規模事業者 海外展開戦略支援事業等について

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Academic year: 2021

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(1)

地域創業促進支援事業について

平成28年6月

(2)

創業をめぐる現状と課題

我が国の開廃業率は欧米に比べ、低い水準で推移している。

低調な開廃業率を高めるため、平成25年6月に閣議決定された「日本再興戦略-JAPAN

is BACK-」において、「開業率・廃業率が米国・英国レベル(10%台)になることを目指

す」とした。

この目標の達成に向け、平成26年1月に産業競争力強化法を制定し、市区町村が創業

支援事業者と連携して行う創業支援事業について創業支援事業計画を作成し、国が認定

することで、全国津々浦々で創業支援環境の整備を推進。

1

(3)

創業支援事業計画の認定を

受けようとする市区町村

認定 申請

創業者

特定創業支援を受けた創業者

創業希望者、創業後5年未満の者

連 携

市区町村

民間のノウハウを活用して創業を支援する事業

者(認定支援機関、経済団体、金融機関 等)

創業支援事業者

創業支援事業

特定創業支援事業

支援

【創業支援事業計画】の作成 市区町村と創業支援事業者(認定経営革新等支援機関、地域の経済団体、金融機関、士業、 県センター、NPO等)が行う創業支援事業について市区町村が計画を作成

経済産業大臣及び総務大臣が、創業支援事業実施指針

(創業支援事業計画で策定すべき内容等)を策定

開廃業率の目標の実現に向け、産業競争力強化法(平成26年1月施行)により、地域における

創業を促進するため、市区町村が民間事業者と連携して創業支援を行う取組を応援。

ワンストップ相談窓口、マッチング支援、

ビジネススキル研修、専門家によるハンズオン支援 等

継続的な支援で、経営、財務、人材育成、販路開

拓の知識が全て身につく事業を言います。

創業支援事業計画の概要

2

(4)

全国の創業支援事業計画の認定状況について

認定状況

(平成28年5月20日時点)

1,158市区町村/全国1,741市区町村

都道府県別基礎自治体認定割合率 認定割合率100% 80%以上~100%未満 60%以上~ 80%未満 40%以上~ 60%未満 20%以上~ 40%未満 1%以上~ 20%未満 <認定件数の推移> 第1回(平成26年3月20日):94市区町 第2回(平成26年6月20日):83市区町(計177市区町) 第3回(平成26年10月31日):57市区町村(計234市区町村) 第4回(平成27年2月27日):67市区町村(計301市区町村) 第5回(平成27年5月20日):304市区町村(計605市区町村) 第6回(平成27年10月2日):166 市区町村(計771市区町村) 第7回(平成28年1月13日):229市区町村(計1000市区町村) 第8回(平成28年5月20日):158市区町村(計1158市区町村)

(5)

事業の内容

地域創業促進支援事業

平成28年度予算額

8.5億円(12.0億円)

中小企業庁 創業・新事業促進課 03-3501-1767 中小企業庁 財務課 03-3501-5803 事業イメージ 条件(対象者、対象行為、補助率等) 成果目標

平成28年から平成32年までの5年間の事業であり、 ①補助終了後5年経過時の事業継続率90%を目指します。 ②補助終了後5年経過時の従業員数の計画達成率50%を 目指します。 ③創業スクール受講者の創業率50%を目指します。

民間 団体等 補助(定額) 補助(2/3) 創業者 創業支援者 起業家等 再委託 支援 支援 機関 民間 団体等 委託 創業・第二創業補助金

地域で新需要を創造する新商品・サービスを提供する創業者の創業費用 を補助します(補助上限200万円、補助率2/3)。また、事業承継を契 機に既存事業の全部又は一部を廃止し、新分野に挑戦する第二創業 者に対し、創業費用に加え、廃業費用(法手続費用、在庫処分等)も 補助します(補助上限1,000万円、補助率2/3)。 創業支援事業者補助金 創業スクール

全国の支援機関が、創業スクールを開催してビジネスプランの作成まで指 導し、創業までのフォローアップを行うとともに、受講生を対象としたビジネス プランコンテストの開催等を行います。また、新たに「業種別コース」として 「サービス産業コース」を開催します。 事業目的・概要

地域活性化には、地域における女性や若者などの起業・創業を促進し、 経済の新陳代謝を図る必要があります。

そのため、産業競争力強化法の認定市区町村で特定創業支援事業を 受け、創業を目指す創業者や第二創業者を支援します。

また、産業競争力強化法における特定創業支援事業を行う創業支援 事業者(商工会・商工会議所や地域金融機関等)による創業支援の 取組等を支援します。

創業者の基本的知識習得のため、全国で「創業スクール」を開催します。

産業競争力強化法における特定創業支援事業を行う創業支援事業者 による創業支援(創業者への継続的な経営指導、ビジネススキルアップ研 修、コワーキングスペース運営事業等)や創業支援の質の向上を図る取 組等を支援します(補助上限1,000万円、補助率2/3)。 4

(6)

平成28年度事業のポイント

新たに創業する者や第二創業を行う者に対して、その創業等に要する経費の一部を助成し、

新たな需要や雇用の創出等を促す。

【補助対象者】 「新たに創業する者(

※公募開始時点から新たに創業する者

)」又は

「第二創業を行う者」

【補助対象事業】 既存技術の転用、隠れた価値の発掘を行う新たなビジネスモデルにより、

需要や雇用を創出する事業

【補助対象経費】 人件費、事業費(申請書類作成経費、店舗等借入費、設備費等)

、委託費

【補助上限】 200万円(※第二創業の場合は、1,000万円)

【補助率】 2/3

民間団体等

補助(定額)

補助(2/3)

創業者

支援スキーム

産業競争力強化法に基づく支援を受けた者へ重点化を図る。

補助対象者を下記要件を満たす者とする。

産業競争力強化法に基づく認定市区町村で創業、第二創業

を行う者

創業予定の認定市区町村又は当該認定市区町村の認定連

携創業支援事業者による特定創業支援事業を受ける者

創業・第二創業補助金

5

(7)

<参考>創業支援に係る予算の推移

FY24補正

FY25補正

FY26補正

FY27

FY28

予算額

200億

38.5億

46億

7.6億

3.7億

採択件数

6,299件

3,124件

1,669件

775件

要件

加点要素

認定市区町村にお

ける創業を

加点

特定創業支援事

業を受けた創業者

加点

認定市区町村にお

ける創業を

要件化

特定創業支援事

業を受けた創業者

加点

認定市区町村にお

ける創業を

要件化

特定創業支援事

業を受けることを

件化

創業・第二創業補助金

(8)

採択事例1.雇用創出

広島県 総菜販売事業

(平成 25年4月16日開業)

【事業テーマ】

主婦のニーズと時代にマッチした中食

産業の充実と拡大

【具体的な効果】

広島の頑張る女性を“食”で応援す

るため、広島初のキッシュ専門店を開

店。創業補助金により金融機関から

の融資、店舗経営のアドバイスを受

けることが可能となり、10名の雇用

創出につながった。

採択事例2.地域活性化

富山県 訪問看護事業

(平成25年5月31日開業)

【事業テーマ】

NICUを退院した赤ちゃんや在宅

ケアが必要な小児を対象とした子供

専門の訪問看護ステーション

【具体的な効果】

NICUにいた赤ちゃんや在宅ケア

が必要な小児の退院は、家族にとっ

てはゴールではなく自宅看護のスター

ト。病院と地域コミュニティの隙間を埋

めるため訪問看護ステーションを開業。

採択事例3.海外需要の開拓

東京都 農産品販売等事業

(平成25年7月1日開業)

【事業テーマ】

廉価農産品及びその六次産品の産

地直送による海外販売の実施

【具体的な効果】

創業補助金を活用して、規格外農

産品を有効活用した販売会社を設

立。公的な支援を受けたことで金融

機関や取引先の信用が得られ、資

金調達が円滑に進んだ。シンガポー

ルでの継続的な販売が可能となった。

<参考>創業補助金の採択事例

(9)

平成28年度事業のポイント

創業支援事業者が、産業競争力強化法の認定を受けた創業支援事業計画(認定創業

支援事業計画)に基づき行う創業支援の取組に対する支援。

【補助対象者】 認定創業支援事業計画に基づき、 市区町村と連携して創業支援

事業に取り組む創業支援事業者

【補助対象事業】 認定創業支援事業計画に基づく創業支援事業(創業セミナーの

開催、個別相談窓口の設置、コワーキング事業等)

【補助対象経費】 人件費、事業費(謝金、旅費、会場借料、広報費等)、委託費

【補助上限】 1,000万円(下限100万円)

【補助率】 2/3

民間団体等

補助(定額)

補助(2/3)

創業支援事業者

支援スキーム

創業支援事業者のうち、下記要件を満たす者とする。

● 特定創業支援事業を行う者。

創業支援事業者補助金

(10)

委託

民間団体等

再委託

支援機関

9

【委託先】 地域の支援機関や産業競争力強化法の認定を受けた創業支援事業者等

【委託事業】 創業スクールを開催し、基礎的な知識の習得からビジネスプランの作成まで

指導し、創業までのフォローアップを行う

【対象経費】 事業費(講師等謝金、講師旅費、会場費、広報費等)、一般管理費

【開催コース】 ベーシックコース、第二創業コース、女性起業家コース

支援スキーム

起業家等

支援

(スクール実施)

ベーシックコース、第二創業コース、女性起業家コースに

加えて、サービス産業の「業種別コース」を実施。

平成28年度事業のポイント

創業スクール

創業者の基本的知識習得のため、全国で「創業スクール」を開催。

(11)

(東京都) ①特定非営利活動法人IT コーディネータ協会 ②ベーシックコース ③87万円、30名 ④港区、新宿区、千代田区、足立区、 東大和市、日野市、町田市、八王子 市、武蔵野市、茨城県守谷市、埼玉 県川口市、千葉県船橋市、佐倉市、 神奈川県横浜市、京都府京都市等 (埼玉県) ①公益財団法人本庄 早稲田国際リサーチ パーク ②ベーシックコース ③90万円、23名 ④本庄市、熊谷市、大 里郡、深谷市、川口 市、児玉郡、鶴ヶ島 市、群馬県藤岡市 (東京都) ①株式会社マネジメントプ レーン ②女性起業家コース ③96万円、31名 ④世田谷区、千代田区、杉 並区、練馬区、港区、国 分寺市、小金井市、武蔵 野市、三鷹市、西東京市、 静岡県焼津市 (東京都) ①多摩信用金庫 ②ベーシックコース ③52万円、30名 ④世田谷区、江東区、武蔵 野市、羽村市、あきるの 市、昭島市、国分寺市、 小金井市、府中市、日野 市、八王子市、調布市、 三鷹市、埼玉県飯能市 (東京都) ①一般社団法人練馬 区産業振興公社 ②ベーシックコース ③83万円、38名 ④練馬区、渋谷区、板 橋区、豊島区、杉 並区、江東区、青 梅市、三鷹市、神 奈川県横浜市

<参考>創業スクールにおける資金の流れ

中小企業庁

株式会社パソナ

<創業スクール10選の場合>

委託:343百万円

再委託:252百万円、256件

民間団体等

凡例

①実施主体

②実施コース

③委託額、受講者数

④受講者の居住地

(静岡県) ①浜北商工会 ②女性起業家コース ③85万円、24名 ④浜松市、菊川市 (京都府) ①一般財団法人京都府民総合交 流事業団 ②女性起業家コース ③55万円、30名 ④右京区、下京区、西京区、左京 区、中京区、東山区、伏見区、 南区、山科区、宇治市、向日 市、滋賀県湖南市、守山市、 兵庫県伊丹市、福井県敦賀市 (奈良県) ①奈良県商工会連合会 ②ベーシックコース ③98万円、28名 ④生駒市、宇陀市、橿原 市、香芝市、葛城市、 田原市、天理市、奈良 市、兵庫県川西市 (岡山県) ①岡山県商工会議所 ②ベーシックコース ③96万円、27名 ④赤磐市、岡山市、倉敷 市、備前市、真庭市 (宮崎県) ①宮崎商工会議所 ②ベーシックコース ③81万円、35名 ④宮崎市、児湯郡、西都 市、日向市、国冨町、

(12)

【メディア掲載事例】

テレビ東京「ワールドビジネスサテライト(WBS)」 (2月24日:5分程度)

【新聞掲載事例】

①日刊自動車新聞(1月15日朝刊) 「創業のアイデア競う 2回目の選手権来月24日に開催」 ②北海道新聞 旭川・上川版(1月27日朝刊) 「優秀な企業計画選定『全国選手権』道代表に萱野さん」 ③奈良新聞(2月26日朝刊) 「中小企業庁長官賞 ダシルバさん受賞 東京で全国創業スクール選手権『10選』に 県商工会連合 会」 ④朝日新聞 埼玉版(3月6日朝刊) 「本庄絣でバッグ 地域産業へ期待 創業スクール選手権で 大賞」 ⑤埼玉新聞(3月10日朝刊) 「創業スクール選手権で大賞 内原さん、市長に報告」 ⑥埼北よみうり新聞(3月11日 地域情報紙) 「本庄絣取り入れたバッグ 経済産業大臣賞に」 ⑦中小企業施策普及紙「中小企業振興」 (3月15日 発行元:中小機構) 「内原氏に大賞 第2回全国創業スクール選手権」 ⑧日本経済新聞全国版(3月18日(金)朝刊) 「第2回創業スクール選手権」 11

経済産業大臣賞(創業スクール大賞) 【受賞者】 内原絵美さん(埼玉県本庄市) 【実施主体名称】 公益財団法人本庄早稲田リサーチパーク 【創業スクール名】 本庄早稲田塾ゼロから始める創業スクール 【ビジネスプランテーマ】 地域の伝統工芸を活かしたBagの企画製造販売 【概要】 「本庄絣(ほんじょうかすり)」を使ったBagの企画製造販売で開業 を目指す。本庄市の伝統工芸の絹織物を使い、本庄発信のBagブランド に育てることで、地域をPRするとともに、産業の活性化にも貢献してい く。創業という形で、働く女性も育成したいと考えている。

<参考>創業スクール選手権について

(13)

地域創業促進支援事業による経済効果

開業率とGDP成長率には、

正の相関関係がみられる。

平成24年度補正創業・第二創業補助金は、11,158人の雇用を創出、1件あたり

3.4人の

雇用実績

(事業化状況報告書による実績報告より)

平成24年度補正~平成27年度当初創業・第二創業補助金による11,330件の交付決定

実績から、

約39,000人の雇用創出が見込まれる。

GDP成長率と開業率の関係

※ここでのGDPは、「実質GDP」を指す。 12

雇用の創出

(14)

13

平成27年秋の年次公開検証の指摘事項に対する対応状況

平成27年秋の年次公開検証(「秋のレビュー」)の指摘事項を踏まえて、事業の見直

しを実施。平成28年1月の行政改革推進会議で公表。

創業・第二創業補助金について、これまでは、産業競争力強化法に基づく認定創業支援

事業計画を策定している市区町村内において創業しようとする者全てが対象であったが、指摘

を踏まえ、同法において

「特に創業の促進に寄与する」と位置づけられており、また、必要な知

識を既に習得していることから、創業後の持続的な事業の遂行がより見込めると考えられる

「特定創業支援事業」を受ける者に限定した。

また、創業支援者補助金についても、

「特定

創業支援事業」を行う者に限定した。

産業政策においては、自立的事業の創出支援が目的であり、モラルハザードを起こさないた

めにも、

投融資、信用保証等による有償資金の供給が主な支援手法として採用されるべき

である。仮に補助金を使うにあたっても、基本的に利子補給にとどめるべき・・(中略)・・公

費投入の必要性等の検証を行い、事業の効果を厳格に検証し、制度設計のあり方・・(中

略)・・について見直しを行うべき

である。(以下略)

【指摘事項】(抜粋)

【見直し】

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