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ごあいさつ

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Academic year: 2021

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ごあいさつ

 調査研究成果を定期的に報告できる刊行物、かねてから必要性を感じ開館以来の待望だった 研究報告書を、この度ようやく刊行することができました。  当館では、伊丹市を中心とする身近な環境とそこに生息する生物の調査、昆虫の飼育技術や 飼育中の昆虫をテーマにした研究、体験型展示や教育普及など博物館活動に関わる研究など、 様々な調査研究を実施しています。これらの調査研究活動は、収集保管、教育展示と共に博物 館活動の基本となるものであり、博物館に数多くの利益をもたらしてくれます。  例えば、地域に密着した新鮮で話題豊富な展示の実現、子どもから大人まで楽しめる体験型 展示の開発、博物館の資料を活用し利用者の興味関心を引きだす授業の実施など、その成果は 博物館の充実へつながっていきます。調査研究とは、博物館が成長していくために必要不可欠 な活動であり、エネルギーそのものでもあるのです。  当館の調査研究活動で得た成果を記録し、未来に残すためにこの研究報告は誕生しました。 伊丹市域の自然情報を詳細に記録して未来の伊丹市民に託す事も、大切な目的です。  またこの冊子は、当館と関わる中で地域の自然や自然科学への関心を高め、観察や調査を行っ ている方々、伊丹市内や伊丹市昆虫館の資料を調査している専門家の方々など、多くの方に自 らの学びや調査研究の成果を発表していく場としていくつもりです。  博物館の中心は「モノ」と「ヒト」です(当館の場合は「ムシ」と「ヒト」かもしれません が・・・)。この研究報告書は、「モノ(ムシ)」と「ヒト」とを強く結びつけるだけでなく、人々 が集い情報を発信する場となることにより、当館がより魅力的に成長し続ける昆虫館であるた めの象徴だと考えています。

 2013(平成 25)年 3 月

伊丹市昆虫館

館長 奥山清市

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