ブドウの早期落葉に関する研究 IX 梅雨期における葉脈黄変葉の葉内要素成分について-香川大学学術情報リポジトリ

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第24巻第1号(1972) 97 ブドウの早期落葉に関する研究 Ⅸ 梅雨期における集脈黄変薬の案内要素成分について

樽 谷

勝 Ⅰ緒 筆者は前報までの報告において,香川県地方のCampbell’sEarly園における梅雨期落斐の多くが,新栴基部葵の 英脈糞変によるものであり,それらの葉脈黄変葉では,葉内のNおよびP含盈の低いことを認めた(8・9,10・11〉. 本報 では,梅雨期落葉のおもな兆候として発現する葉脈黄変薬について,菓内要素成分を検討L,その特徴を明らかにす るとともに,水田屯換のCampbell’sEarly園における,結果枝の薬位別菜内要素含意の時期的変化を調査した結果 を報告する. 本研究の遂行に当り,涼都大学教授小林章博士から終始ご懇篤なご指導を賜わり,また本実験に際して,香川大学 農学部梅田裕教官の協力を得た.あわせて探甚の謝意を表する.なお本報は,その要旨を園芸学会昭和44年度秋季大 会で発表したものであり,さらに京都大学審査学位論文の−・部である. ⅠⅠ調査材料および方法 A 葉脈寅変葉の葉内要素含量 1968年および1969年の6∼7月に,大川郡志度町幸田地区の水田転換Campbell’sEaI1y園(高橋教−・民国)に発 生した,結果枝基部の葉脈黄変葉について,案内の5要素含羞と微克要素含盈を分析し,健全樹の健全菓のそれと比 較した.各要素の分析方法は前掛まで(10,11)と同じ方法によったが,分析試料の探り方は第1図のように区分した. (注:本報のうち,とくに示さをい場合は全柴の分析試料によるものを記述してある). 第1図 分析試料の採取法 左全英の分析試料 材葉柄・葉脈部と柴肉部に分けた分・析試料

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B 彙位別葉内要素成分の時期的変化

1970年5∼7月の間,前項の調査を行浸った同地区内の水田転換Campbell’sEaIly園で,例年常習的に梅雨期の

落葉が多い園(高橋教一・氏園)と,比畷的落葉の少ない健全園(高橋忠氏園)を選定した.それらの固より5月30日 からほぼ20日ごとに,結果枝の基部から第2,4,6,8,10節位の各薬を採取して,葦内の5要素含通および微患要 素含盈の分析に供した.各要素の分析法は前項と同じ方法で行なった. ⅠⅠⅠ調 査 結 果 A 葉脈黄変菓の葉内要素含畳 1968年の調査において,尭脈黄変葉発座樹と健全樹の結果枝基部葉内の5要素含意を比較すると,第1表のとおり である. 第1表 喪脈費変蒸発捷馴こおける基部薬内の5要素含量 (乾物電%:1968年7月20日) Ca Mg N P K 健 全 樹・健 全 薬 2..164 0.202 1い365 菓脈資変葉発農村・黄変薬 1い697 0.156 1い784 1い723 0.240 1.559 0.227 すをわち,葉脈黄変英発生樹の基部菓(黄変英)においては,N,Pの含量が目立って低く,またCa含盈もわず かに低いことが認められる. 1969年の調査において,健全葉と葉脈黄変葉の全英について,5要素および微量要素含盈の分析を行なった結果は, 第2表のとおりである.また,尭柄・葉脈部と葉肉部に分けて各要素食塩を比校すると,第3表のとおりである. 第2表 葉脈費変奏の菓内5要素および微量要素含盈 (乾物重当り:1969年6月25日) N P K Ca Mg Mn Fe Cu Zn %

% % %

健 全 葉 2.04 0い187 1い35 1..79 0.35 葉脈粛変葉 1.56 0.087 1”00 1..70 0…42 % ppm ppm ppm ppm 323 195 152 80 290 235 372 79 健 全 葉 2.28 0小116 1い05 1日63 0ハ43 243 330 230 66 尭脈黄変薬 1..68 0−.098 0い90 1.90 0.、45 269 282 350 64 第3表 葉柄・葉脈部と葉肉部の要素食通の比牧 (乾物歪当り:1969年6月251ヨ) N P K C!a Mg Mn Fe Cu Zn % % % % 1..26 0,.187 1.70 1.88 0.80 0.95 0.135 1.65 1.80 0.73 % ppm ppm ppm ppm 208 200 172 107 221 222 345 52

獅・緋部〈

脈変 2∫.35 0..159 1=00 1.80 0”32 263 340 265 90 1.79 0い120 0.90 1.70 0い29 207 295 380 80

英肉部く

脈変 すなわち,葉脈黄変薬はN,PおよびK,Caなどの合盈が低く,微量要素のうちではCuの含量が,いちじるしく 高いことが認められる.なおこの場合,葉柄・葉脈部と葉肉部におけるこれらの含意を比較すると,Nは葉肉部にお いて差が大きく,pおよびCuは葉柄・葉脈部において明らかな差がみられる. これらの分析結果を通じて,葉脈黄変葉では,とくにNおよびP含量が少なく,Cu含丑が高いことが認められ る.さらに,これらの要素含盈の差異とその傾向は,葉肉部よりも葉柄・葉脈部において明らかである・

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99 第24巻第1号(1972) B 葉位別彙内要素成分の時期的変化 水田艦換のCampbell’s Early園における結果枝の,英位別案内要素成分の時期的変化について,常習的に梅雨期 落葉のみられる園(常習落葉園)の調査結果は,第4表のとおりである.これに対して落葉の少ない健全園について 調査した結果は,第5表のとおりである. 第4表 常習的落葉園の薬位別葉内要素含盈の時期的変化 (乾物重当り:高橋敬一・氏園;1970年) K Ca Mg % % 2.972 0351 3‖458 0い367 3.406 0‖376 3…330 0‖246 % % % 0.944 1‖561 0n419 1…076 1.005 0.294 1.374 1.013 0.224 1.846 0、608 0…145 m pp13452192一 2 1 1

m

p

m p2 9 4 1

p47352616一

m

p

第2節素 5 月

30 8

日 10

2 4 6 8 10 1.912 0.238 0.798 2.234 0い219 0.509 2.654 0.236 0小752 2…926 0‖268 0‖807 3‖176 0い320 1.492 2り315 0.486 1.377 0…300 1..102 0..281 1い103 0.232 1‖108 0り257 9 5 5 8 9 00 4 4 ︵︶U 5 6 3 3 2 2 6 1 4 9 7 0 2 3 00 1 5 3 1 1 5 5 5 4 4 2 5 0 4 8 2 1 1 1 1 8 2 2 1 3 4 3 3 2 2 6月22 日 2 4 6 8 10 1い038 0.196 0.786 2.172 0.309 1い394 0.173 0‖434 1.588 0小173 1.592 0..179 0.709 1.132 0.181 1.、852 0.204 1.223 1.128 0.177 2.076 0.206 1.444 1.031 0.175 7 6 2 0 0 00 9 3 3 4 2 1 1 1 1J 7 0 5 5 只Y 7 5 5 8 の0 6 4 3 2 2 8 1 5 9 3 4 8 1 0 00 00 6 5 5 4 7 2 9 2 6 9 5 4 2 0 4 1 1 1 1 7月10 日 注:7月7日(台風2号の後)に.4−6式ボルド岬・液を散布 第5表 健全園の薬位別英内要素含量の時期的変化 (乾物重当り:高橋息氏園;1970年) N P K Ca Mg Mn % % 2.350 0.465 3、.124 0小355 3.356 0‖325 3…560 0‖404 3,.276 0い511 % % % 1‖634 1り898 0.330 1.、917 1.484 0.292 2い212 1い139 0…238 2..211 0い840 0..254 2”440 0い804 0..316 m pク︼ 9 4 p5 4 0 5 2 2 m p5 4 8 7 8 pO 7 5 3 3 p2 2 2 3 4 m p7 7 ︵0 0 1 p m 6 4 2 2 2 第2節葉 5 月

30 8

日 10

4 9 00 7 2 4 6 8 10 1り547 2284 0い331 1.340 1.726 0い290 1.642 1.276 0394 1.438 1い223 0310 1。342 0.954 0.256 1.706 0り431 2..172 0巾222 2一.570 0.274 3‖126 0.296 2.864 0.303 8 4 9 7 6 7 ︵XU 3 3 7 5 3 3 3 3 6 1 4 2 5 5 7 5 2 0 5 2 2 2 1 2 3 3 4 3 3 5 4 7 5 8 6 1 8 2 1 1 1 1 1 7 2 9 5 0 6月22 日 2 4 6 8 10 1.212 0.429 1..198 1.588 0い267 1一.132 1り918 0.259 1..156 2い306 0い238 1.142 2.318 0.250 1.189 1い954 0.274 1864 0い248 1、498 0..190 1.342 0‖196 1.208 0、220 7 2 只︶ ▲4 2 2 ︵︶U 3 1 7 6 5 5 4 5 3 4 5 6 4 4 4 3 5 0 5 2 2 1 1 4 7 0 4 5 3 7 5 4 7 2 1 1 1 1 5 6 1 00 5 3 4 6 4 5 7 月 10 日

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すなわち,これを基部の第2,第4節位のいわゆる基部薬についてみると,N合盈は両園樹ともに5月∼6月,6 月∼7月へと季節が進むにつれて減少するが,その傾向は健全園にくらべて常習落薬園において強い. p含意についても,Nの場合とヤヤ似た傾向がみられるが,健全園ではその変化が少ないのに対して,常習落葉園 では急に減少している.K含盈はPの場合と同様の傾向がみられるが,常習落葉園におけるK含羞は,健全園のそれ にくらべて各時期とも少ない.CaおよびMg含爵については,両園樹の間に目立った差異は認められず,むしろ 常習落薬園のほうが高いくらいである. 微意要素のうちで,Mn,FeおよびZnの含虫においては,両園樹の間にはっきりした差異はみられをいが,Cu 含盈については明らかな差がみられる.この場合とくに,常習落葉閲における7月10日のCu含盛がきわめて高いの は,当園において7月7日にボルト一波の散布を行をった影響によるものである. このような結果枝基部の第2,第4節位の糞について,P含盈とCu倉見の時期的変化を要約すると,第2図のと おりで,両園樹の間に明らかな差異が認められる. 0.5 0.4 0.3

「l 血0.2

) 0.1 0 30/V 22/VI10/Ⅶ 30/V 22/Ⅵ10/VⅡ 第2図 結果枝基部莫(第2・4節柴平均)におけるPとCu含量の時期的変化 (水田転換園;1970年) ちなみに,両園地の地表土と地表下15cm部位の土壌について,N/5KCl置換性Cuの量を分析したところ,第 6表のように常習落葉園の土壌から,健全園の土壌にくらべて多くの置換性Cuが溶出された. なお本調査に際して常習落葉園では,7月上旬に結果枝基部に葉脈黄変奏の発現を認めた.これは例年の場合と同 様であった. 第6表 ブドウ闘士壌中のN/5KCl粁換性Cu含羞の比較 (風乾土100g中ppm:1970年) 1日間溶出 3日間溶出 土 10以下 10以下 土 12 10

健 全 園く芸真下悪。m

常習落葉聞

く芸表下悪。m

土 10以下 10以下 土 28 16 ⅠⅤ 考 察 A 葉脈貴変真の葉内要素含量 第1報(8)および第2報(9)において,梅雨期ごろにみられる新楠基部の黄変葉のうちで,葉脈の黄変発がもっとも 多く,それが園地の過湿または地下水位の過高園に発生が多いことを認めた.また第5報(10)の湛水実験によって,

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101 第24巻第1号(1972) 現地ブドウ園に発生した葉脈黄変英と同じ徽候を示す葉脈の資変薬を再現し,さらに多湿ブドウ園に発生した英脈黄 変薬について分析した結果,NおよびP含盟の低いことを認めた. 葉内の要素含意の変化をみる場合,葉柄内の変化がもっともよくその傾向を示すものとされているく16)“本実験の 場合にも分析試料を葉柄・葉脈部分と,尭肉部分(葉脈間の部分)に分けて分析を行なったが,両者間に明らかな差 異が認められた.また本実験の供試料は同一周内から採取したもので,肥培管理は均一・に行をわれたものと考えられ る.しかるに分析結果が示すように,葉脈爵変菜においてはNおよびP含品が目立って少なく,微鼠要素のうちの Cu含意が異常に高いことがみとめられたことは,さきに行なった多湿ブドウ園をらびに湛水処理によって発生した 葉脈黄変薬の菓分析結果と一・致した傾向を示している. −・般に葉中の成分含羞は,種々の条件によって影響されやすく,集中のN,P含量は新梢伸長が旺盛になると低下 し,結実はK含盈を低下させるといわれている.佐藤(16)が温州ミカンで,NとPとの相互関係について実験した 結果によると,両者の関係はきっ抗的であるとされている.さらにPの植物体内における移行・分布についての記 述(1,7・15)によると,Pは生長の盛んな部分に多く集敬するものとされており,菜中のP含量が低いことは,薬の代謝 活性が衰えていることを意味するものであると考え.られている.本来験の場合において,葉脈黄変菓のNおよびP含 意が目立って低いことは,栄養的にみて、異常を示すものとみなされる. また,黄脈粛変薬の薫内Cu含羞が異常に高いことについては,小林・許ら(6)のボルドー・液散布によって生じた葉 脈黄変葉と,本実験に供した葉脈黄変尭とが,外観的徴候が一・致する点よりして,薬内Cu含盈と恭脈の資変の発現 との間に密接を関係があるものと思われる小 すなわち,小林・許ら(6)によると,ボルドー・液の散布によってCuが 薬面吸収され,それによって葉脈の黄変薫が発現することを認めている.このような現象は,Cuの過剰障害とし て(13・14),銅鉱毒地域の水稲,麦類などに現われる黄色の変化や枯死の徴候と同じような現象であるといえよう. しかして,尭内要素含意の多少ならびに各要素相互間の均衡性には,きわめて複雑な要因が関係する.とくに要素 相互間には相乗,きっ抗などの関係があるので,本来験の結果において,葉脈茄変奏の外観的徴候と,薬内要素含嵐 との両面からみたとき,葉内のNおよびP含量が少をく,Cu含量の多いことは,これらの要素間における相対関係 を示すものとしてニ,葉脈費変尭の基内要素成分の特徴であると考えられる. B 葦位別葉内要素成分の時期的変化 ブドウ樹の生育にともなう姜分吸収の経過について,広保(2)はBlack Qし1Cenの成木で,生育時期と無機成分との 関係を調査している.これによると菓内のN含鬼は,生育時期の進むにつれて少なくをるとし,PおよびMgは9 月終りごろまでは次第に減少し,Pをもっとも多く要する時期は,菓の繁茂する7月ごろまでであるとしている.K 含盈は時期による変化はあまりをいが,7∼8月ごろわずかに減少の傾向を示し,その後は変わらないとしている. Caは生育時期の進むにつれて多くをるとしている. 細井・遠藤(8),細井・井上(4),細井・近藤ら(5)の行をったDelawareについての調査では,果房の発育にともを って各要素ともに多量に吸収されていくが,着果枝は無着果枝にくらべて,Nの吸収は多少優る程度であるが,Kと Pの吸収はいちじるしく優れるとしている.また新棺上の各節位における菓内成分の変化を調べ,7月中旬において 着果の影響があらわれるのは,果房の着生節位から7∼8節位間の菓であるとし.ている. 前田(lB)は,主要果樹の英中要素含意の判定基準を示しているが,それによればDelawareの7月上旬∼8月上旬 の採取葉で,MnおよびCuの菓中含羞が適爵とみなされる範囲は,Mnで30”60ppm,Cuで6∼15ppm とし ている. このような2∼3の報告と本調査の結果をくらべた場合に,5要素の薬内含蕊の時期的変化の傾向は,ほぼ一・致し ている.しかし,微鼠要素含炭は,本調査のほうが全体に多く,をかでもMn,Cu合慮が日立って高いことが認めら れる.このことは土壌中の要素含立との関係が深いことと思われる.つまり普通の土壌では全Cuが70∼200ppm, 0。05N KCl荘換性Cuが05∼1。.Oppmであるとされている(17)のに対して,本調査に供したブドウ園土壌では, N/5KCl憩換性Cuが相当多く溶出されたことから理解される.この点について高橋ら(7,17)の記述によると,Cu を含む土壌が梅雨期に入って,降雨ヤ過湿によって土壌が還元状態になると,土壌中において酸化状態で比較的安定 していたFe+++,Cu’H,Mn++,Zn++をどが還元されて易溶化し,それらが植物体内に過剰吸収されることがあると している.例えば作物が湿書を受けたときには,体内にFe++が過剰に入り,これがP20。の吸収や移行を阻奪する といわれている. 本調査における結果枝基部葉内の要素含長の時期的変化は,両園ともにその傾向はよく似ている.しかし常習落葉

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園において,発育時期が進むにつれて,薬位の低い葉のNとP含盈の減少程度が大きく,Cu含盈の増加する傾向が 明らかに認められたことは,さきに行なった湛水実験および多湿ブドウ園における黄変菜の分析結果(10),をらびに 前項における葉脈黄変葉の分析結果とともに,尭内の要素相互間に密接な関係があるものと思われる. Ⅴ 摘 要 水田転換Campbell’sEarly 園において,結果枝の菓位別菓内妻素食魔の時期的変化を調査するとともに,梅雨 にみられる葉脈費変英について,その薬内要素成分の特徴を検討した. 1.結果枝基部薬内のNおよびP含盈は,発育時期の進むにつれて減少するが,梅雨期に常習的に落葉の起こるブ ドウ園では,その傾向が強い. 2.梅雨期の常習落葉園では,発育時期の進むにつれて基部案内のCu含急が高くなる傾向があり,とくにボルド ・−・液の散布後はいちじるしく Cu含鬼が高くをった.またこの園では土壌中のN/5KCl置換性Cuが多かった. 3.秦脈黄変奏は健全薬にくらべて, とくにNおよびp含盛が少をく,Cu含恩が多く,これら要素の相互間に密 接な関係があるものと思われる. 文 (1)青木茂一・:土壌と植生,433”458,衆京,巷賢盤 (1958). (2)広保 正:ブドウ樹の栄養生理的研究(第2報), 生育時期を異にするブドウ樹の無機組成分につ いて,園学雑,30(2),111∼116(1961)… (3)細井寅三,遠藤敵郎:葡萄DelawaTeの新梢に おける着果の有無と肥料3要素吸収盟の季節変 化,農及園,卸(11),1497”1498(1955). (4)細井寅三,井上 宏:基肥(窒素)施用期の相 違と葡萄幼樹の生長及び果実収塩との関係,腰 及園,31(5),723”724(1956)い (5)小林 章:果樹の栄養生理,169”170,東京, 朝倉番店(1958). (6)小林 章,許 唱範,兼松信夫,浜田意−・:ブ ドウ“キャンベル・アーーリ・−・”葉におけるボルド ー液の薬審に関する研究(第1報),薬審発生と 鋼固着盈,溶解盈におよぼす降雨ならびに薬内 成分の時期的変化,園芸学会研究発表要旨(秋 季),70”71(1969)い (7)/ト西千賀三,高橋治助:土壌肥料講座(2),108 −111,東京,朝倉書店(1966). (8)樽谷 勝‥ブドウの早期落葉に関する研究,Ⅰ キャンベルス・ア・−・り一一種の早期落葉の実態, 香川大鹿学報,16(1),103∼108(1964)ハ (9)樽谷 勝:ブドウの早期落葉に関する研究,Ⅱ 献 地形・土壌条件の異なるキャンベルス・アーリ ー園における早期落葉の実態,香川大農学報, 18(1),96∼102(1966).. (10)樽谷 勝:ブドウの早期落葉に関する研究,Ⅴ 梅雨期の湛水・多湿が早期落葉に及ぼす影響に ついて,香川大戯学報,21,207”216(1970).. (11)樽谷 勝;ブドウの早期落葉に関する研究,Ⅵ 新梢基部薬の貴変・落葉に及ぼす案内要素含盈 の変化,香川大農学報,22(2),123∼134(1971). (12)前田正男:原色作物の要素欠乏・過剰症一診断 と対策,東京,虚山漁村文化協会(1969)巾 (13)三井進午,天正 晴,熊沢事久雄,藤田 哲,矢 崎仁也:作物体の鉄・マンガン代謝に及ぼす銅 の影響について(第1報),銅鉱毒地帯に生育す る陸稲のクロロシスに関する現地調査,並びに 果樹園に於ける銅集積状況調査,土肥雑,28, 505∼507(1958). (14)三井進午,今泉吉良:原色図解作物の要素欠乏 一診断と対策,東京,博友杜(1958). (15)奥田 束‥肥料学新説,東京,養賢堂(1959). (16)佐藤公一:園芸全編,157−18㍉ 束泉,養賢堂 (1959). (17)高橋英一・,谷田沢道彦,大平幸次,原田登五郎, 山田芳雄,田中 明:作物栄養学,135−136, 東京,朝倉書店(1969).

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第24巻第1号(1972)

STUDIES ON THE DEFOLIATION OF GRAPE VINES

IN THE SUMMER SEASON

IX Thc Contents ofMineralElementsinthe Leaves

OftheTurnlng−yellowVeinintheRainySeason・

Masaru KuRETANI

Stlmmary

IntheCampbell,sEarlygrapevineyardconvertedfiOmaricefield)theseasonalchangeOfthe

COntentSOfmineralelementsoftheleavesat bearingShootwasobserved,andalsothedistin−

guishingtraitappearedin thecontentsofmineralelementsoftheleavesof−theturnlng−yellow

veinwasexamined.

1.NandPcontentsoftheleavesof’basaalpartofbearingShootweredecreasedasthegrow−

1ngSeaSOnadvancedon= Thistendencywasremarkableinthevineyardofwhichleaveshad

beenalwaysshedintheralnySeaSOn

2.Inthevineyardmentionedabove,thetendencywasabovedasfbllows;thecontentofCu

OftheleaveswasincreasedasthegrowlngSeaSOnadvancedon,andincreasedremar・kablyafter

thesprayofthebordeauxmixture”AIso thecontentofthesubstitutive N/5KCl−Cuinthis

yardwasdetectedmorethanthatofotheryard・

3.,Comparlngtheleavesofwhichveinsturnedyellowwiththemofhealthyone,theformer

hadespecia11ycontainedlessamountsofNandP,OnthecontrarymoreamountofCul・From

thcresults,1tWaSreCOgnizedthattheseelementswerecloselyrelatedwitheachother・

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