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第 章33 構造計画の基礎1 構造全般 鉄筋コンクリート造 Point 本試験では 構造計画として 構造種別 架構形式 耐震計画等 について 受験者 がその建築物の規模 利用形態等に応じて 適切に判断して計画することが求められて いる それは 試験課題を通して 専門分化している建築計画を調整し 取り

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Academic year: 2021

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全文

(1)

設計・工事監理等に必要な総合的な判断力と計画力を判定し、さらに製図力は受験者の 基本的な能力を問うものである。 受験者には、以下の項目にまとめられる力量が必要とされる。 ●試験日の約2か月半前(7月下旬)    「出題テーマ」と「要求図書」等 ●試験当日(10月上旬)       詳細な課題の内容(問題用紙) 1.一定時間内に、諸条件に従って建物を設計する計画力   (周辺環境に配慮した配置計画力、建築計画力を養う) 2.課題の建物が必要とする、機能や空間の理解力   (実例建物を見学して理解力アップを図る) 3.関連する法規、構造、設備等の基本的な知識   (記述・図面表現等の手段により基本的な知識の表現力を養う) 4.製図の表記法に基づいた正確な表現力   (作図実習を通して表現力アップを図る) ●受験者が持たなければならない条件●

「設計製図の試験」の目的

課題発表

2

設計製図試験の概要 1章 6時間30分 下記の課題文(一例)の形態で、要求事項が箇条書きで列記されている。 (1) 設計の出発点となる条件 (2) 採点の判定基準の根拠、チェックポイント 設計課題 貸事務所ビル Ⅰ.設 計 条 件 この課題は、○○○ 1.敷 地 及 び 周 辺 条 件 (1) 敷地の形状、接道条件、周辺状況等は、下図のとおりである。 (2) 敷地は、平坦たんで、○○○ (3) 敷地は、近隣商業地域及び準防火地域に指定されている。○ ○○ (4) ○○○ 2.建 築 物 (1) 構造、階数等    ○○○造、○○○造又はこれらの併用とし、地下1階、地上 7階建ての1棟の建築物とする。○○○ (2) 床面積の合計    地下1階を除く床面積の合計は、○○㎡以上、○○㎡以下と する。○○○ (3) 要求室    下表の室は、すべて計画する。 設置階 室 名 特   記   事   項 床面積 基準階 貸 事 務 室 A ● 基準階有効率は○○%以上とし、 ○○○ ● 貸事務室A・Bには、次のスペー スを設ける。  ・ 最低○○人分の一般事務を行う スペース 特記事 項によ り算定 貸 事 務 室 B 1 階 ショールーム ● 自動車が○○台展示できるスペー スとする。 ● ○○○を設ける。 ショールーム事務室 ● ○○人分の事務スペースを確保する。 玄 関 ホ ー ル ● 風除室を設ける。 適 宜 適 宜 設備スペース ● 各自が採用した設備計画に応じて、  電気・機械室、屋外機置場等を計 画する。 ・上記の室に関連して必要と思われる室等は、適宜計画するもの とする。 ・その他必要と思われる室等は、適宜計画するものとする。 (4) 機械式駐車場    テナント専用として○○台分格納できるものとし、○○○ 3.そ の 他 の 施 設 等 (1) 敷地周辺に対して開放された○○○(○○㎡以上)を設ける。 (2) 地上に設ける駐車場は平面駐車とし、車いす使用者用として ○○台分、サービス用として○○台分を設ける。 (3) ○○○ (4) (1)~(3)の「その他の施設等」は、床面積に算入しないものと する。 4.計画に当たっての留意事項 (1) 建築計画については、次の点に留意して計画する。   ①  建築物はバリアフリー等に配慮し、○○○   ② 建築物の環境負荷低減に配慮する。   ③  (2) 構造計画については、次の点に留意して計画する。   ① 建築物全体が、構造耐力上、安全であるように計画する。   ②    ③ 耐力壁等を設け、耐震に配慮する。   ④  (3) 設備計画については、次の点に留意して計画する。   ①  空調設備、給排水衛生設備、電気設備等を適切に設け、     ○○○   ②    ③ エレベーターを適切に設ける。 Ⅱ.要 求 図 書 答案用紙Ⅰ及び答案用紙Ⅱの○○○、黒鉛筆を用いて記入する。 1.要 求 図 面(答案用紙Ⅰに記入) 下表により、○○○、必要な事項を記入する。 図 面 及 び 縮 尺 特    記    事    項 (1) 1 階 平 面 図     兼 配   置   図 1/200 (2) 基準階平面図 1/200 ① 1階平面図兼配置図及び基準階平面図 には、次のものを図示又は記入する。  イ.建築物の主要寸法  ロ.  ハ.耐力壁等  ニ.  ホ.設備計画に応じた設備スペース  ヘ. ② 1階平面図兼配置図には、○○○  イ.建築物の出入口  ロ.  ハ.○○○の床面積  ニ. ③ 基準階平面図には、○○○  イ.○○○の床面積  ロ. 居室の最も遠い位置から避難階段の 一に至る歩行距離及び経路  ハ. (3) 断   面   図 1/200 ① 切断位置は、○○○を含み、建築物の全体の立体構成がわかる断面とする。 ○○○ ②  ③ 梁及びスラブの断面を図示する。○○ ○ (4) 基準階梁伏図 1/200 ① 3階からの見下げ図とし、主要な柱、 大梁、小梁及びスラブは構造部材表の 符号を明示する。 ② 構造部材表に主要な柱、大梁、小梁及 びスラブの断面寸法を記入し、○○○ 2.面 積 表(答案用紙Ⅰに記入) (1) 地上1~7階の床面積及びその合計を記入する。○○○ (2) ○○○ 3.計画の要点等(答案用紙Ⅱに記入) (1) 建築計画について、要点等を具体的に記述する。   ① ○○○について、配慮したこと   ②    ③  (2) 構造計画について、要点等を具体的に記述する。   ① 建築物に採用した構造種別と採用した理由   ②  (3) 設備計画について、要点等を具体的に記述する。   ① 建築物に採用した空調方式と採用した理由   ②    ③ ○○○について、配慮したこと   ④  (4) 建築物の環境負荷低減について、配慮したことを具体的に 記述する。

課題文の

性格

施設の性格、内容、周 辺の環境条件を包括 的に説明したもの。 留意事項の内容は、 計画上、重要なポイ ントとなるので、読 み落とし、勘違い等 に注意する。 バリアフリー法の規 定に適合した計画と する。 特記事項で指定され たものは全て記入す る。 主要構造部を図示す る場合と建物外形を 図示する場合がある。 梁伏図あるいは矩計 図が要求される。各 構造部材の基礎的な 知識が求められる。 建築・構造・設備計 画及び環境負荷低減 についての要点等の 記述(10問程度) が要求される。 空調設備、給排水衛 生設備、電気設備等 について指定される 場合と各自で自由に 採 用 す る 場 合 が あ る。各方式において 基礎的な知識が求め られる。 建物用途・規模を考 慮し、各自で適切な 利用用途及び台数を 計画する。台数等を 指定される場合もあ る。 周辺環境に対する計 画上の配慮が必要と なる。 用途地域の指定によ り、道路斜線、隣地 斜線、建ぺい率、居 室の採光面積等に影 響する。 構造種別について指 定される場合と各自 が自由に採用する場 合がある。各種別に おいて基礎的な知識 が求められる。 床面積指定がない場 合は諸室の用途や指 定事項により、各自 で規模を算定する。 駐車場、駐輪場等を 建物内に要求される 場合もある。 建物用途を考慮し、 各自が必要と思われ る諸室を適切に計画 する。 屋外スペース、駐車 場、駐輪場など配置 計画上重要な箇所と なる。 ○○㎡以下の要求の 場合もある。

試験の形式

3

(1)試験時間

(2)問題用紙

(2)

32 本試験では、構造計画として「構造種別、架構形式、耐震計画等」について、受験者 がその建築物の規模・利用形態等に応じて、適切に判断して計画することが求められて いる。それは、試験課題を通して、専門分化している建築計画を調整し、取りまとめて いく基本的な知識・能力等を確認するためのものである。要求図書としては、梁伏図 (又は矩計図)、構造部材表及び計画の要点等(記述)などが要求されている。 課題文では次のような項目が出題(抜粋)されている。 1)計画に当たっての留意事項  「建築物全体が、構造耐力上、安全であるように計画するとともに、経済性にも配 慮する。」  「構造種別、架構形式及びスパン割りを適切に計画する。」  「耐震に配慮し、必要に応じて、耐力壁等を設ける。」  「部材の断面寸法を適切に計画する。」 2)計画の要点等  「建築物に採用した構造種別、架構形式及びスパン割りとこれらを採用した理由」  「耐震計画について配慮したこと」  「スラブ及び小梁の架け方について工夫したこと」  「○○室を無柱空間とする構造計画について工夫したこと」 構造計画における試験対策では、最低限下記の能力を身につけることが必要である。 (1)適切な構造種別・架構形式を採用することができる。 (2)構造種別・架構形式の採用理由や工夫した事項について具体的 に説明することができる。 (3)採用した構造種別に沿った図面を作成することができる。特に スパン割り、小梁の架け方、部材断面寸法などの適切な計画が 求められる。 (4)耐震計画における工夫した事項について具体的に説明すること ができる。特に、平面計画を考慮した耐力壁の適切な計画が求 められる。 ●引張りに強いが座屈し易い鉄筋と、圧縮に強いが引張りに弱いコンクリートのお互 いの欠点を補い合う構造である。 ●形態的な自由度が高く、複雑な形状に対応し易い。 ●気密性、遮音性に優れ、コンクリートに鉄筋が保護されているため、耐火性が高い。 ●錆び易い鉄筋がアルカリ性のコンクリートに保護されているため、耐久性が高い。 ●建物自重が重いため、地震力が大きくなるが、剛性が高いため、揺れにくい構造で ある。 ●脆性的な破壊を避け、粘りのある建物とすることで耐震性の高い建物となる。

鉄筋コンク

リート造

構造全般

(1)構造種別とその特性及び特徴

Point

構造計画の基礎 2章 33 ●コンクリートの乾燥による収縮ひび割れや温度変化、クリープ変形によるひび割れ を起こしやすい。 ●構造体のほとんどを現場で施工するため、施工者の技量が建物の品質に与える影響 が大きい。 ●引張りに強いが座屈に弱い鉄骨と、圧縮に強いが引張りに弱いコンクリートの特 徴を生かした靱性の高い構造である。 ●気密性、遮音性、耐火性、耐久性といった鉄筋コンクリート造の特徴を保持した まま、長スパンの空間を造れる。 ●建物自重が重いため、地震力が大きくなるが、剛性が高いため、揺れにくい構造 である。 ●段差梁や梁寄せは鉄骨仕口部や鉄骨を組立てる上で自由にできないため、鉄骨の 納まりに配慮した架構計画とする必要がある。 ●鉄骨造と鉄筋コンクリート造の作業工程があり、建設コストが高めである。 ●建物が鉄筋コンクリート造に比べ軽量であるため、規模による適応性が広く、長ス パン構造の建築に適する。 ●材料の持つ粘り強い特性のため、靭性があり耐震性の高い建物とすることができる。 ●構造体を鉄骨加工工場で製作し現場で組立てるため、精度が高く、品質が安定して いる。 ●長スパンに対応できるため、将来の社会的ニーズの変化に対応し易い。 ●腐食し易く、耐火性に劣る。 ●剛性が低いため、交通振動、床振動、風荷重時の居住性に対する配慮が必要となる。 ●長期荷重及び地震荷重のみでなく、風荷重や積雪荷重による応力で断面が決定する 場合がある。 ●鉄骨の納まりや溶接性に配慮した架構計画とする必要がある。 ●プレストレストコンクリート造は鉄筋コンクリート造の弱点であるひび割れに対し て、部材内に設置されたPC鋼材により、予め圧縮力(プレストレス)を与え、ひ び割れを制御している構造である。 ●プレストレスを与えることにより、部材のたわみを制御できるため、重い荷重にも 対応でき、かつ長スパン構造にも適している。 ●鉄骨造に比べ、長スパンでも振動障害に対応し易く、合理的に梁せいを小さくする ことができる。 ●長スパンに対応できるため、将来の社会的ニーズの変化に対応し易い。 ●大きな圧縮力に耐えられる高強度のコンクリートを必要とする。 ●PC鋼材と鉄筋やPC鋼材定着端の納まりに特に注意を要する。 ●設計及び施工に高度な技術を必要とし、建設コストがやや高めである。

鉄骨鉄筋

コンクリー

ト造

鉄骨造

プレストレ

ストコンク

リート造

(3)

本試験では、設備計画として「空調設備、給排水衛生設備、防災設備、電気設備、環 境負荷低減等」について、受験者がその建築物の規模・利用形態等に応じて、適切に判 断して計画することが求められている。それは、試験課題を通して、専門分化している 建築計画を調整し、取りまとめていく基本的な知識・能力等を確認するためのものであ る。要求図書としては、平面図(設備シャフト・設備スペースの図示)、断面図(設備 スペースの図示)及び計画の要点等(記述)などが要求されている。 課題文では次のような項目が出題(抜粋)されている。 1)計画に当たっての留意事項  「空調設備、給排水衛生設備、電気設備等を適切に設け、環境負荷低減に配慮す る。」  「エレベーターを適切に設ける。」 2)計画の要点等  「建築物に採用した空調方式と採用した理由」  「○○室の照明計画について工夫したこと」 設備計画における試験対策では、最低限下記の能力を身につけることが必要である。 (1)適切な設備方式を採用することができる。 (2)設備方式の採用理由や配慮した事項について具体的に説明する ことができる。 (3)採用した設備方式に沿った図面を作成することができる。 特に、ダクトスペース(DS)、パイプシャフト(PS)、電気 シャフト(EPS)、電気・機械室、便所などの適切な計画が 求められる。 (4)建築物の環境負荷低減に有効な設備計画を行うことができる。

設計製図試験で求められる設備設計の能力

Point

設備計画の基礎 3章 空冷ヒートポンプパッケージ方式の身近 なものとして、家庭用ルームエアコンがあ る。ルームエアコンは、室内機、室外機と それらを結ぶ冷媒配管により構成される。 冷房運転の場合、室内の熱を屋外へ放熱 しているためヒートアイランド現象の原因 のひとつとなっているが、逆に、暖房時は 適当な温度の採熱源があれば、必要な暖房 熱量の1/2~1/5のエネルギー量で暖房 ができるため省エネルギー上有効である。 ただし、外気温度が低いと暖房効率が悪くなるが、寒冷地用(割高)を採用すれば対 応できる。 ルームエアコンは、一般的に、室外機1台に対して室内機1台で構成されるが、大型 化した室外機1台に対して複数台の室内機を冷媒配管で結ぶこともでき、これをマルチ 方式もしくはビルマルチ方式と呼ぶ。 ① 空冷ヒートポンプパッケージ方式の特徴 1.室外機ごとに冷房暖房が選択できるので個別性に優れる。またインバーターの発 達により制御性に優れている上、室内機器ごとにリモコンスイッチを備えている ため操作性にも優れている。 2.成績係数(COP)が高い。出力28kWを得るのに入力は7kW程度であり、電 力消費量が小さい。 3.機械室が不要である。 4.貸事務所ビルや商業施設において、テナント区画ごとのエネルギー使用量の計量 が容易である。 5.一般的な機種の場合、外気温度が低い寒冷地では十分な暖房能力を発揮できない。 ② この方式を採用する決め手 1.比較的温暖な地域(寒冷地でも採用可) 2.使用時間や用途が異なる小部屋が数多くある場合 ③ 計画上の注意 1.空調冷媒配管用PSの大きさは1m×2m程度。給排水配管用と兼用する場合は 2m×2mもしくは1m×3m程度。 2.空冷ヒートポンプパッケージ方式は、基本的には空調ではなく冷暖房であるため、 別に換気設備を計画する必要がある。組み合わせとしては全熱交換器(給気と排 気との間で熱交換を行う機器)を各部屋へ配置する。全熱交換器は、空調負荷の 中で大きな要素となる外気負荷を低減できるなど、省エネルギー機器の代表であ

1.空 調 方 式

空冷ヒート

ポンプパッ

ケージ方式

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設備計画

(1)空調設備

(4)

68 設計製図の試験は、一定の水準を満足すれば合格するものではなく、受験者数に対し てある割合の合格者を選抜するものである。従って、計画が内容的に同水準であれば、 図面表現の印象は無視できない評価項目となる。 作図に関しては、所定の時間内で完成できるよう訓練するとともに、図面表現の質の 向上を心掛けなければならない。 ◦メリハリのある、手慣れた図面が作成できるように、注意を払う。 ◦線の太さ、濃淡の使い分けに注意を払う。  〔注〕試験で配付される答案用紙は5㎜方眼であるが、色が比較的濃いので筆圧等に 注意を払う必要がある。 ◦大きさの一定しない、乱雑なレタリングや、癖字・略字の使用を慎む。 ◦空白を埋めるためのような、植栽、目地を記入するのではなく、それぞれの機能、意 味を明確にし記入する。 試験での図面のくい違いは致命傷になる恐れがある。以下の点は、よく見かけるくい 違いであるので、注意する。 ①スパン…………上下階あるいは、平面図・断面図でスパンの数や長さがくい違ってい る場合は、ほぼ確実に不合格になると考えてよいであろう。 ②階段………垂直に通じるべきもの(DSやPSもなるべく上下同じ位置にする) の位置、大きさなどが各階平面図でくい違いのないようにする。 ③図面相互………塔屋の位置(要求された場合)等が平面図と立面図でくい違っていた り、開口部の位置や大きさが平面図と立面図、断面図と立面図でくい 違いのないようにする。 ◦作図の途中でエスキス案を変更したり、一部修正した場合には関連する全図面につい て同時に修正する。

図面表現

の質

図面相互の

内容

チェック

◦線そのものを速く描くことも大切であるが、道具の使い方を工夫することも大切であ る。特に平行定規は、横線、縦線を複数階にまたがってまとめて描けるように何度も 練習する。 ◦シャープペンシルは、垂直に持つことで芯が折れにくくなり、力強く濃い線を引くこ とができる上、濃さも均等となる。 ◦1本のシャープペンシルで仮線、中線、太線の3つの濃淡を出すことで持ち替えの時 間の短縮にもなる。しかし、0.7㎜や0.9㎜など芯の太さの違うシャープペンシルを持 ち替える方法も間違いではない。速く、かつアピールする図面が描けるように色々試 してみよう。 ◦時間短縮を焦るあまり、エスキスを詰める前に作図に入ることがある。しかし、考え ながら作図したり、描きながら安易に修正をすることは、思った以上に時間がかかる ため、エスキスを細部まで詰めてから作図に入り、エスキスを覚えておいて、描き始 めたらひたすら描くようにする。

作図時間

短縮の方法

作図に関する注意事項

製図の要点 69 4章 ◦各図面を順次完成させるより、それぞれ必要事項を最小限度満足させた後、次の図面 の作成に移り、全図面を作成後、各図面の密度を上げ、完ぺきな図面に仕上げる。 ◦平面図では衛生器具、植栽、目地などは後回しにして、すべての図面が一応完成した 後で記入する方が、時間の配分からいって安全であろう。

Point

(5)

94

課題の背景とポイント

1.課題テーマと時代背景

 2020 年東京オリンピック・パラリンピックの開催を2年後に控え、国民のスポーツ に対する注目、興味が高まる中、自身の健康増進指向も高まりが認められている。  2011年には「スポーツ基本法」が施行され国及び地方公共団体は、国民が身近にス ポーツに親しむことができるようにするとともに、競技水準の向上を図ることができる よう、スポーツ施設(スポーツの設備を含む。)の整備、利用者の需要に応じたスポーツ 施設の運用の改善、スポーツ施設への指導者等の配置その他の必要な施策を講ずるよう 努めてきている。  その翌年には「スポーツ施設に関連する政策目標」としてライフステージに応じたス ポーツ活動を推進するために、国民の誰もが、それぞれの体力や年齢、技術、興味、目 的に応じて、いつでもどこでも、いつまでも安全にスポーツに親しむことができるよう 生涯スポーツ社会の実現に向けた環境の整備を推進するために、国や自治体の他企業や 競技団体などが積極的となっている。  このような背景から、今年度のテーマが出題されたと考えることができる。

2.「スポーツ施設」の出題について

 「スポーツ施設」とは、スポーツの実践だけでなく観戦を目的とする施設でもあり、体 操競技やバレーボール等の屋内競技場の他、陸上競技場や野球場等の屋外競技場がある。  本年の出題では、「健康づくりのための」と言うサブタイトルから、地域住民にもプー ルやダンス、マシーン等によりエクササイズを行える、いわゆる、「フィットネスクラ ブ」を想定することもできる。  施設の基本的な構成は、温水プール〔下記(注1)〕、トレーニングジム、スタジオと なり、近年ではスパやサウナ、マッサージ、エステ等、リラクゼーション施設を兼ね備 えたものも考えることもできる。

平成30年度 課題の概要

健康づくりのためのスポーツ施設

 要求図書

  ●1階平面図・配置図(縮尺1/200)   ●2階平面図(縮尺1/200)   ●3階平面図(縮尺1/200)   ●断面図(縮尺1/200)   ●面積表   ●計画の要点等 (注1)健康増進のためのエクササイズ等を行う温水プールのある建築物の計画 (注2)パッシブデザインを積極的に取り入れた建築物の計画 (注3)建築物の外壁の開口部で延焼のおそれのある部分の位置及び防火設備等の適切な計画     防火区画(面積区画、竪穴区画)等の適切な計画     避難施設(直通階段の設置・直通階段に至る歩行距離、歩行経路及び重複区間の長さ、     敷地内の避難上必要な通路)等の適切な計画

平成30年一級建築士試験「設計製図の試験」の課題

(1)建築計画

背 景

スポーツ

施設

95 今年度の課題について 5章  また、課題発表時に(注1)~(注3)として次の項目が示されている。 (注1)健康増進のためのエクササイズ等を行う温水プールのある建築物の計画 ★プールを設けることによる主なポイントとしては  ・更衣室からプールまで(ウエットゾーン)の適切な動線計画  ・プール室の天井高さ、プールの構成を考慮した断面計画  ・大空間となるプール室の空調設備計画  ・プールの他スパや浴室等に即した給排水・給湯・ろ過設備計画  ・プールの荷重を考慮した構造計画 等があげられる。 (注2)パッシブデザインを積極的に取り入れた建築物の計画    (平成28年、29年試験と同様) ★地球温暖化に伴いCO2削減を進める中で、福島原発事故によるエネルギー問題も起 こり、近年は特に自然エネルギーの有効活用に注目が高まっている。設備機器に依存 することなく、建築物の構造や材料などの工夫により、「太陽光・風・空気・熱」を 建築的に活用することで、快適な室内環境を作りだす設計手法が求められている。 (注3)建築物の外壁の開口部で延焼のおそれのある部分の位置及び防火設備等の     適切な計画     防火区画(面積区画、竪穴区画)等の適切な計画     避難施設(直通階段の設置・直通階段に至る歩行距離、歩行経路及び重複区間の     長さ、敷地内の避難上必要な通路)等の適切な計画 ★建築基準法の防火規定と避難規定についての知識を問われ、その適切な計画が必要と なる。  過去の本試験における類似の出題には以下のようなものがある。   ■平成20年出題 「ビジネスホテルとフィットネスクラブからなる複合施設」    ・構造   : 鉄筋コンクリート造、一部他の構造種別と併用    ・規模   : 地上7階、地下1階建 (地下1階は電気・機械室)    ・延べ面積 : 地階を除き6,000㎡以下    ・構造   : 鉄筋コンクリート造    ・規模   : 地上2階、地下1階建 (地下1階にも居室を計画)   ■平成14年出題 「屋内プールのあるコミュニティ施設」    ・構造   : 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造可    ・規模   : 地上3階、地下1階建 (地下1階は電気・機械室)    ・延べ面積 : 地階を除き2,300㎡以上、2,800㎡以下   ■昭和59年出題 「健康づくりのための屋内運動施設」    ・構造   : 鉄筋コンクリート造又は鉄骨鉄筋コンクリート造一部鉄骨造可    ・規模   : 地上2階以下    ・延べ面積 : 地階を除き1,800㎡以上、2,200㎡以下  以上の出題を参照し、スポーツ施設・プールについての出題のされ方、プランの考え 方など、確認しておくと良い。

類似課題

(6)

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(1)早期対策課題1

この課題は、日建学院の講座において実際に使用した基本的な課題例です。 ୍ ⣭ ᘓ ⠏ ኈ ヨ 㦂 ࠉ タ ィ 〇 ᅗ ၥ 㢟 ⏝ ⣬ 㸰㸮㸯㸶ᖺᗘ㸯⣭ᘓ⠏ኈタィ〇ᅗࠉࠕ᪩ᮇᑐ⟇ㄢ㢟㸯ࠖ ヨ㦂ሙ㸦ᰯྡ㸧 ཷ㦂␒ྕ㸦Ꮫ⏕␒ྕ㸧 Ặࠉࠉࠉࠉࠉྡ Ṍ㐨 Ṍ㐨 ㌴㐨 ᩜࠉᆅ ੍ 㹫 㹫 㹫 ㌴ 㐨 Ṍ 㐨 Ṍ㐨 ᕷᗇ⯋ ᅗ᭩㤋 ஦ົᡤࣅࣝ 㸦㸳㝵ᘓ㸧 㹫 㹌 ⦰ᑻ ஦ົᡤࣅࣝ 㸦㸳㝵ᘓ㸧 タィㄢ㢟ࠉ೺ᗣ࡙ࡃࡾࡢࡓࡵࡢࢫ࣏࣮ࢶ᪋タ Ϩ㸬タ ィ ᮲ ௳ ࡇࡢㄢ㢟ࡣࠊ࠶ࡿᆅ᪉㒔ᕷࡢ୰ᚰᕷ⾤ᆅ࡟࠾࠸࡚ࠊ೺ᗣ࡙ࡃࡾࡢࡓࡵࡢࢫ࣏࣮ ࢶ᪋タࢆィ⏬ࡍࡿࡶࡢ࡛࠶ࡿࠋ ᮏ᪋タࡣࠊ࢚ࢡࢧࢧ࢖ࢬ➼ࢆ⾜࠺ Ỉࣉ࣮ࣝ࡞࡝೺ᗣࡢ⥔ᣢ࣭ቑ㐍ࢆᅗࡿࡇ࡜ ࢆ┠ⓗ࡜ࡋࠊᆅᇦఫẸࡀࣛ࢖ࣇࢫࢱ࢖ࣝ࡟ྜࢃࡏࡓᵝࠎ࡞㐠ືࢆ⾜࠺ࡇ࡜ࡀ࡛ࡁ ࡿሙ࡜ࡋ࡚ィ⏬ࡍࡿࠋ ࡲࡓࠊィ⏬࡟ᙜࡓࡗ࡚ࡣࠊ⎔ቃ㈇Ⲵపῶࡢࡓࡵࠊ⮬↛࢚ࢿࣝࢠ࣮ࢆ฼⏝ࡋࠊᛌ㐺࡞ᐊ ෆ⎔ቃࡀᚓࡽࢀࡿࡼ࠺࡞タィᡭἲ㸦ࣃࢵࢩࣈࢹࢨ࢖ࣥ㸧ࢆࠊ✚ᴟⓗ࡟ྲྀࡾධࢀࡿࡶࡢ࡜ ࡍࡿࠋ 㸯㸬ᩜ ᆅ ཬ ࡧ ࿘ ㎶ ᮲ ௳  ࠉᩜᆅࡢᙧ≧ࠊ᥋㐨᮲௳ࠊ࿘㎶≧ἣ➼ࡣࠊୗᅗࡢ࡜࠾ࡾ࡛࠶ࡿࠋ  ࠉᩜᆅࡣࠊᖹᆠ࡛ࠊ㐨㊰ཬࡧ㞄ᆅ࡜ࡢ㧗పᕪࡣ࡞࠸ࡶࡢ࡜ࡍࡿࠋࡲࡓࠊṌ㐨 ࡢษࡾ㛤ࡁࡣࠊ㸯⟠ᡤᙜࡓࡾ㸴㹫ࡲ࡛࡛ࡁࡿࡶࡢ࡜ࡍࡿࠋ  ࠉᩜᆅࡣࠊ㏆㞄ၟᴗᆅᇦཬࡧ‽㜵ⅆᆅᇦ࡟ᣦᐃࡉࢀ࡚࠸ࡿࠋࡲࡓࠊᘓⶸ⋡ࡢ 㝈ᗘࡣ㸣㸦≉ᐃ⾜ᨻᗇࡀᣦᐃࡋࡓゅᆅ࡟࠾ࡅࡿຍ⟬ࢆྵࡴࠋ㸧ࠊᐜ✚⋡ࡢ 㝈ᗘࡣ㸣࡛࠶ࡿࠋ  ࠉ㟁Ẽࠊ࢞ࢫཬࡧୖୗỈ㐨ࡣࠊ᏶ഛࡋ࡚࠸ࡿࠋ  ࠉᆅ┙ࡣⰋዲ࡛࠶ࡾࠊᮺᡴࡕࡢᚲせࡣ࡞࠸ࠋ  ࠉẼೃࡣ ᬮ࡛࠶ࡾࠊ✚㞷࡟ࡘ࠸࡚ࡢ≉ูࡢ㓄៖ࡣࡋ࡞ࡃ࡚ࡼ࠸ࠋ 㸰㸬ᘓ ⠏ ≀  ࠉᵓ㐀ࠊ㝵ᩘ➼ ᵓ㐀✀ูࡣ⮬⏤࡜ࡋࠊᆅୖ㸱㝵ᘓ࡚ࡢ㸯Ჷࡢᘓ⠏≀࡜ࡍࡿࠋ  ࠉᗋ㠃✚ࡢྜィ ᗋ㠃✚ࡢྜィࡣࠊ੍௨ୖࠊ੍௨ୗ࡜ࡍࡿࠋ ࡇࡢㄢ㢟ࡢᗋ㠃✚ࡢ⟬ᐃ࡟࠾࠸࡚ࡣࠊࣆࣟࢸ࢕ࠊࣂࣝࢥࢽ࣮ࠊᒇእ㝵ẁཬ ࡧሪᒇࡣࠊᗋ㠃✚࡟⟬ධࡋ࡞࠸ࡶࡢ࡜ࡍࡿࠋ  ࠉせồᐊ ୗ⾲ࡢᐊࡣࠊ඲࡚ィ⏬ࡍࡿࠋ 㒊㛛 ᐊࠉࠉࠉྡ ≉ࠉࠉࠉグࠉࠉࠉ஦ࠉࠉࠉ㡯 ᗋ㠃✚ ࢫ ࣏ 䤀 ࢶ ᪋ タ 㒊 㛛 ࣭ࢫ࣏࣮ࢶ᪋タ㒊㛛ࡣࠊ⣲㊊ཪࡣୖᒚࡁ࡛฼⏝ࡍࡿィ⏬࡜ࡍࡿࠋ ࢫࢱࢵࣇࢥ࣮ࢼ࣮ ࣭࢝࢘ࣥࢱ࣮ࢆタࡅࠊ฼⏝⪅࡬ࡢᑐᛂࡀ࡛ࡁࡿࡼ࠺࡟ࡍࡿࠋ ⣙੍ ࣟࢵ࣮࣮࣒࢝ࣝ ࣭⏨ᛶ⏝㺂ዪᛶ⏝ࢆྛ㸯ᐊ㸦⣙੍㸯ᐊ㸧タࡅࡿࠋ ࣭ᒇෆࣉ࣮ࣝࠊࢺ࣮ࣞࢽࣥࢢ࣮࣒ࣝࠊࣚ࢞ࢫࢱࢪ ࢜ཬࡧ࢚࢔ࣟࣅࢡࢫࢫࢱࢪ࢜ࡢ฼⏝⪅ࡀ౑⏝ࡍ ࡿࠋ ࣭ࣟࢵ࣮࢝ࠊὙ㠃ྎࠊࢩ࣮ࣕ࣡ཬࡧ౽ᡤࢆタࡅࡿࠋ ࣭ᒇෆࣉ࣮ࣝ࡜ࣟࢵ࣮࣮࣒࢝ࣝ࡜ࡢ㛫ࡢື⥺ࡣࠊ ௚ࡢື⥺࡜஺㘒ࡋ࡞࠸ࡼ࠺࡟ィ⏬ࡍࡿࠋ ィ⣙੍ ᒇ ෆ ࣉ ࣮ ࣝ ࣭┤ኳ஭࡜ࡣࡏࡎ࡟ኳ஭ࢆᙇࡿࡶࡢ࡜ࡋࠊኳ஭㧗 ࡣ㹫௨ୖ࡜ࡍࡿࠋ ࣭ࣉ࣮ࣝࡣࠊ㛗ࡉ㹫ࠊᖜ㸶㹫ࠊ᭱῝㹫࡜ࡍࡿࠋ ࣭ཷ௜࢝࢘ࣥࢱ࣮ࠊ᥇ᬮᐊ㸦⣙੍㸧ཬࡧჾලᗜ㸦⣙ ੍㸧ࢆタࡅࡿࠋ࡞࠾ࠊኳ஭㧗ࡣ㐺ᐅ࡜ࡍࡿࠋ ࣭⮬↛᥇ගࡀ༑ศ࡟᥇ࢀࡿࡼ࠺࡟ィ⏬ࡍࡿࠋ ࣭ᒇෆࣉ࣮ࣝࡢධཱྀ࡟㊊Ὑᵴࢆタࡅࡿࠋ ⣙੍ ほぴ⏝ࢠ࣮ࣕࣛࣜ ࣭฼⏝⪅ࡀ⮬⏤࡟ᒇෆࣉ࣮ࣝࢆぢΏࡏࡿࡼ࠺࡟ࡍ ࡿࠋ ⣙੍ ࢺ࣮ࣞࢽࣥࢢ࣮࣒ࣝ ࣭ኳ஭㧗ࡣ㹫௨ୖ࡜ࡍࡿࠋ ࣭ྛ✀㐠ືჾලࢆ฼⏝ࡋ࡚ࠊࢺ࣮ࣞࢽࣥࢢࢆ⾜࠺ࠋ ࣭ჾලᗜ㸦⣙੍㸧ࢆタࡅࡿࠋ ⣙੍ ࣚ ࢞ ࢫ ࢱ ࢪ ࢜ ࣭ቨࡢ୍㠃࡟㙾ࢆタࡅࡿࠋ ⣙੍ ࢚࢔ࣟࣅࢡࢫࢫࢱࢪ࢜ ࣭㸰ᐊ࣭ቨࡢ୍㠃࡟㙾ࢆタࡅࡿࠋ㸦⣙੍㸯ᐊ㸧タࡅࡿࠋ ィ⣙੍   ᐃ ᐊ ࣭฼⏝⪅ࡢయຊ➼ࡢ ᐃࢆ⾜࠺ࠋ ⣙੍ ఇ ᠁ ࢥ ࣮ ࢼ ࣮ ࣭⮬ື㈍኎ᶵࢆタ⨨ࡍࡿࠋ࣭ࢸ࣮ࣈࣝࠊ᳔Ꮚ➼ࢆタࡅࡿࠋ 㐺ࠉᐅ ඹ ⏝ 㒊 㛛 ࢚ࣥࢺࣛࣥࢫ࣮࣍ࣝ ࣭㢼㝖ᐊࢆタࡅࡿࠋ ࣭฼⏝⪅ࡢ஺ὶࠊᚅྜࡏࡢࡓࡵࡢࣛ࢘ࣥࢪ㸦⣙ ੍㸧ࢆタࡅࡿࠋ ࣭ධ఍ㄝ᫂➼ࢆ⾜࠺ᡴྜࣈ࣮ࢫ㸦㸰ࣈ࣮ࢫ㸧ࢆタࡅࡿࠋ 㐺ࠉᐅ ࣞ ࢫ ࢺ ࣛ ࣥ ࣭ே⛬ᗘࡀ฼⏝࡛ࡁࡿࡼ࠺࡟ࡍࡿࠋ ࣭እ㒊࠿ࡽࡶ┤᥋࢔ࣉ࣮ࣟࢳ࡛ࡁࡿࡼ࠺࡟ࡍࡿࠋ ࣭པᡣཬࡧ౽ᡤࢆタࡅࡿࠋ ࣭ࢸ࣮ࣈࣝࠊ᳔Ꮚ➼ࢆタࡅࡿࠋ 㐺ࠉᐅ ࣉ ࣟ ࢩ ࣙ ࢵ ࣉ ࣭ࣇ࢕ࢵࢺࢿࢫ㛵㐃ၟရ➼ࢆ㈍኎ࡍࡿࠋ ⣙੍ ⟶ ⌮ 㒊 㛛 ஦ ົ ᐊ࣭ཷ௜࢝࢘ࣥࢱ࣮ࢆタࡅࡿࠋ ࣭㸴ேศࡢᇳົࢫ࣮࣌ࢫࢆ☜ಖࡍࡿࠋ 㐺ࠉᐅ ఍ ㆟ ᐊ ⣙੍ ᪋ タ 㛗 ᐊ 㐺ࠉᐅ ᛂ ᥋ ᐊ 㐺ࠉᐅ ་ ົ ᐊ 㐺ࠉᐅ ᭦ ⾰࣭ ఇ ᠁ ᐊ ࣭⏨ᛶ⏝㺂ዪᛶ⏝ࢆྛ㸯ᐊタࡅࡿࠋ࣭ࣟࢵ࣮࢝ࢆタࡅࡿࠋ 㐺ࠉᐅ タ ഛ ࢫ ࣌ ࣮ ࢫ ࣭✵ㄪࠊ⤥᤼Ỉ⾨⏕ࠊ㟁Ẽࠊᾘⅆタഛ➼ࡢ㺀ᶵᲔᐊ㺁 ཪࡣ㺀タഛࢫ࣮࣌ࢫ㺁ࢆࠊᒇෆཪࡣᒇእ࡟ィ⏬ࡍࡿࠋ㐺ࠉᐅ ࣭౽ᡤࠊ㏻⏝ཱྀཬࡧ಴ᗜ࡟ࡘ࠸࡚ࡣࠊ㐺ษ࡟ィ⏬ࡍࡿࠋ ࣭ࡑࡢ௚ᚲせ࡜ᛮࢃࢀࡿᐊࠊொჾ➼ࡣࠊ㐺ᐅィ⏬ࡍࡿࡶࡢ࡜ࡍࡿࠋ 㸱㸬ࡑ ࡢ ௚ ࡢ ᪋ タ ➼  ࠉᒇእࢸࣛࢫ㸦੍௨ୖ㸧ࢆࣞࢫࢺࣛࣥࡢᒇእ࡟タࡅࡿࠋ  ࠉᩜᆅෆࡢ㥔㌴ሙࡣࠊᆅୖ࡟ᖹ㠃㥔㌴࡜ࡋࠊ᪋タ฼⏝⪅⏝࡜ࡋ࡚ྎศ㸦㌴᳔Ꮚ ౑⏝⪅⏝࡜ࡋ࡚㸰ྎศࢆྵࡴࠋ㸧ࠊࢧ࣮ࣅࢫ⏝࡜ࡋ࡚㸰ྎศࡢࢫ࣮࣌ࢫࢆタࡅ ࡿࠋ࡞࠾ࠊ⫋ဨ➼ࡢ㥔㌴ሙࡣࠊ㏆㞄ࡢබඹ㥔㌴ሙࢆ฼⏝ࡍࡿࡶࡢ࡜ࡋࠊ⪃៖ࡋ ࡞ࡃ࡚ࡼ࠸ࠋ  ࠉᩜᆅෆࡢ㥔㍯ሙࡣࠊ᪋タ฼⏝⪅⏝࡜ࡋ࡚ྎศࢆタࡅࡿࠋ 㸦㸧ࠉࡈࡳ⨨ሙࢆタࡅࡿࠋ 㸦㸧ࠉ  㹼  ࡢࠕࡑࡢ௚ࡢ᪋タ➼ࠖࡣࠊᗋ㠃✚࡟⟬ධࡋ࡞࠸ࡶࡢ࡜ࡍࡿࠋ 㸲㸬ィ⏬࡟ᙜࡓࡗ࡚ࡢ␃ព஦㡯  ࠉᘓ⠏ィ⏬࡟ࡘ࠸࡚ࡣࠊḟࡢⅬ࡟␃ពࡋ࡚ィ⏬ࡍࡿࠋ ձࠉᩜᆅࡢ࿘㎶⎔ቃ࡟㓄៖ࡍࡿࠋ ղࠉࣂࣜ࢔ࣇ࣮ࣜ㸦ࣟࢵ࣮࣮࣒࢝ࣝཬࡧᒇෆࣉ࣮ࣝࡣ㝖ࡃࠋ㸧ࠊ┬࢚ࢿࣝࢠ࣮ཬࡧ ࢭ࢟ࣗࣜࢸ࢕➼࡟㓄៖ࡍࡿࠋ ճࠉྛせồᐊࢆ㐺ษ࡟ࢰ࣮ࢽࣥࢢࡋࠊ᫂ᛌ࡞ື⥺ィ⏬࡜ࡍࡿ࡜࡜ࡶ࡟ࠊ㑊㞴➼࡟ 㓄៖ࡍࡿࠋ  ࠉᵓ㐀ィ⏬࡟ࡘ࠸࡚ࡣࠊḟࡢⅬ࡟␃ពࡋ࡚ィ⏬ࡍࡿࠋ ձࠉᘓ⠏≀඲యࡀࠊᵓ㐀⪏ຊୖࠊᏳ඲࡛࠶ࡿ࡜࡜ࡶ࡟ࠊ⤒῭ᛶ࡟㓄៖ࡍࡿࠋ ղࠉᵓ㐀✀ูࠊᯫᵓᙧᘧཬࡧࢫࣃࣥ๭ࡾࢆ㐺ษ࡟ィ⏬ࡍࡿࠋ ճࠉ㒊ᮦࡢ᩿㠃ᑍἲࢆ㐺ษ࡟ィ⏬ࡍࡿࠋ  ࠉタഛィ⏬࡟ࡘ࠸࡚ࡣࠊḟࡢⅬ࡟␃ពࡋ࡚ィ⏬ࡍࡿࠋ ձࠉ✵ㄪタഛࠊ⤥᤼Ỉ⾨⏕タഛࠊ㟁Ẽタഛࠊᾘⅆタഛ➼ࢆ㐺ษ࡟タࡅࠊ⎔ቃ㈇Ⲵ పῶ࡟㓄៖ࡍࡿࠋ ղࠉ࢚࣮ࣞ࣋ࢱ࣮ࢆ㐺ษ࡟タࡅࡿࠋ ϩ㸬せ ồ ᅗ ᭩ ⟅᱌⏝⣬Ϩཬࡧ⟅᱌⏝⣬ϩࡢᐃࡵࡽࢀࡓᯟෆ㸦ᑍἲ⥺࡟ࡘ࠸࡚ࡣᯟእ࡛ࡶࡼ࠸ࠋ㸧࡟ࠊ 㯮㖄➹ࢆ⏝࠸࡚グධࡍࡿࠋ 㸯㸬せ ồ ᅗ 㠃㸦⟅᱌⏝⣬Ϩ࡟グධ㸧 ୗ⾲࡟ࡼࡾࠊᡤᐃࡢᅗ㠃ࢆసᡂࡋ㸦ࣇ࣮ࣜࣁࣥࢻ࡛ࡶࡼ࠸ࠋ㸧ࠊᚲせ࡞஦㡯ࢆグධࡍࡿࠋ ࡞࠾ࠊྛᅗ㠃࡟ࡣࠊᚲせ࡟ᛂࡌࠊィ⏬ୖ␃ពࡋࡓ஦㡯࡟ࡘ࠸࡚ࠊ⡆₩࡞ᩥ❶ࡸ▮༳ ➼࡟ࡼࡾ⿵㊊ࡋ࡚᫂♧ࡍࡿࠋ ᅗ 㠃 ཬ ࡧ ⦰ ᑻ ≉ࠉࠉࠉࠉグࠉࠉࠉࠉ஦ࠉࠉࠉࠉ㡯  ࠉ㸯 㝵 ᖹ 㠃 ᅗ ࠉ ࠉ ࣭ 㓄 ࠉ ⨨ ࠉ ᅗ   ࠉ㸰 㝵 ᖹ 㠃 ᅗ   ࠉ㸱 㝵 ᖹ 㠃 ᅗ  ձࠉྛᖹ㠃ᅗ࡟ࡣࠊḟࡢࡶࡢࢆᅗ♧ཪࡣグධࡍࡿࠋ ࢖㸬ᘓ⠏≀ࡢ୺せᑍἲ㸦ࢫࣃࣥ๭ࡾཬࡧᗋ㠃✚ࡢィ⟬࡟ᚲ せ࡞⛬ᗘ㸧 ࣟ㸬ᐊྡ➼ ࣁ㸬せồᐊࡢᗋ㠃✚ ࢽ㸬ᘏ↝ࡢ࠾ࡑࢀࡢ࠶ࡿ㒊ศࡢ఩⨨㸦୍Ⅼ㙐⥺࡛ᅗ♧ࡍ ࡿࠋ㸧ཬࡧ㜵ⅆタഛ➼ ࣍㸬タഛࢩࣕࣇࢺࠝࣃ࢖ࣉࢩࣕࣇࢺ㸦36㸧ࠊࢲࢡࢺࢫ࣮࣌ࢫ 㸦'6㸧ࠊ㟁Ẽࢩࣕࣇࢺ㸦(36㸧ࠞࡢ఩⨨ ࣊㸬タഛィ⏬࡟ᛂࡌࡓタഛࢫ࣮࣌ࢫ ࢺ㸬᩿㠃ᅗࡢษ᩿఩⨨ ࢳ㸬せồᐊࡢ≉グ஦㡯࡟グ㍕ࡉࢀ࡚࠸ࡿᐊࠊࢫ࣮࣌ࢫࠊொ ჾ➼ ղࠉ㸯㝵ᖹ㠃ᅗ࣭㓄⨨ᅗ࡟ࡣࠊḟࡢࡶࡢࢆᅗ♧ཪࡣグධࡍࡿࠋ ࢖㸬ᘓ⠏≀ࡢฟධཱྀ ࣟ㸬ᒇእࢸࣛࢫࡢ㠃✚ ࣁ㸬㥔㌴ሙཬࡧ㥔㍯ሙ㸦ྎᩘཬࡧฟධཱྀࢆ᫂♧ࡍࡿࠋ㸧 ࢽ㸬ࡈࡳ⨨ሙ ࣍㸬㏻㊰ࠊ᳜᱂➼ ճࠉ㸰㝵ᖹ㠃ᅗཬࡧ㸱㝵ᖹ㠃ᅗ࡟ࡣࠊḟࡢࡶࡢࢆᅗ♧ཪࡣグ ධࡍࡿࠋ ࢖㸬ᒃᐊࡢ᭱ࡶ㐲࠸఩⨨࠿ࡽ㸰ࡘࡢ┤㏻㝵ẁ࡟⮳ࡿṌ⾜⤒ ㊰ࠊࡑࢀࡽࡢ㊥㞳ཬࡧ㔜」༊㛫ࡢ㊥㞳 ࣟ㸬┤ୗ㝵ࡢᒇ᰿ࠊࡦࡉࡋ➼࡜࡞ࡿ㒊ศ  ࠉ᩿ ࠉ 㠃 ࠉ ᅗ  ձࠉษ᩿఩⨨ࡣࠊᒇෆࣉ࣮ࣝࢆྵࡳࠊᘓ⠏≀ࡢ඲యࡢ❧యᵓ ᡂࡀࢃ࠿ࡿ᩿㠃࡜ࡍࡿࠋ࡞࠾ࠊỈᖹ᪉ྥࠊ㖄┤᪉ྥࡢ┬ ␎ࡣ⾜ࢃ࡞࠸ࡶࡢ࡜ࡍࡿࠋ ղࠉᒇୖ࡟タഛࢫ࣮࣌ࢫࢆタࡅࡓሙྜࡣᅗ♧ࡍࡿࠋ ճࠉᦚᒇࢆ㝖ࡃᘓ⠏≀ࡢ㧗ࡉࠊ㝵㧗ࠊኳ஭㧗ࠊ㸯㝵ᗋ㧗ཬࡧ ୺せ࡞ᐊྡࢆグධࡍࡿࠋ մࠉᇶ♏ࠊᱱཬࡧࢫࣛࣈࡢ᩿㠃ࢆᅗ♧ࡍࡿࠋ 㸰㸬㠃 ✚ ⾲㸦⟅᱌⏝⣬Ϩ࡟グධ㸧 ᆅୖ㸯㹼㸱㝵ࡢᗋ㠃✚ཬࡧࡑࡢྜィࢆグධࡍࡿࠋ࡞࠾ࠊྛ㝵ࡢᗋ㠃✚࡟ࡘ࠸࡚ࡣࠊ ࡑࡢ⟬ᐃᘧࡶグධࡍࡿࠋ 㸱㸬ィ⏬ࡢせⅬ➼㸦⟅᱌⏝⣬ϩ࡟グධ㸧  ࠉᘓ⠏ィ⏬࡟ࡘ࠸࡚ࠊḟࡢձ㹼ճࡢせⅬ➼ࢆලయⓗ࡟グ㏙ࡍࡿࠋ࡞࠾ࠊせồᅗ㠃 ࡛ࡣ⾲ࡏ࡞࠸㒊ศ࡟ࡘ࠸࡚ࡶグ㏙ࡍࡿࠋ ձࠉᘓ⠏≀ࡢ࢔ࣉ࣮ࣟࢳィ⏬ཬࡧື⥺ィ⏬࡟ࡘ࠸࡚⪃៖ࡋࡓࡇ࡜ ղࠉࢰ࣮ࢽࣥࢢ࡟㓄៖ࡋࡓタィࡢ࣏࢖ࣥࢺ࡟ࡘ࠸࡚⪃៖ࡋࡓࡇ࡜ ճࠉࣂࣜ࢔ࣇ࣮ࣜ࡟㓄៖ࡋࡓタィࡢ࣏࢖ࣥࢺࡘ࠸࡚⪃៖ࡋࡓࡇ࡜  ࠉᵓ㐀ィ⏬࡟ࡘ࠸࡚ࠊḟࡢձ㹼ճࡢせⅬ➼ࢆලయⓗ࡟グ㏙ࡍࡿࠋ࡞࠾ࠊせồᅗ㠃 ࡛ࡣ⾲ࡏ࡞࠸㒊ศ࡟ࡘ࠸࡚ࡶグ㏙ࡍࡿࠋ ձࠉᘓ⠏≀඲యࡢࠕᵓ㐀✀ู࣭ᯫᵓᙧᘧࠖࠊࠕࢫࣃࣥ๭ࡾࠖཬࡧࠕ୺せ࡞㒊ᮦࡢ᩿㠃 ᑍἲࠖ࡟ࡘ࠸࡚⪃៖ࡋࡓࡇ࡜ ղࠉᒇෆࣉ࣮ࣝࡢᵓ㐀ィ⏬࡟ࡘ࠸࡚⪃៖ࡋࡓࡇ࡜ ճࠉ⪏㟈ィ⏬࡟ࡘ࠸࡚⪃៖ࡋࡓࡇ࡜  ࠉタഛィ⏬࡟ࡘ࠸࡚ࠊḟࡢձཬࡧղࡢせⅬ➼ࢆලయⓗ࡟グ㏙ࡍࡿࠋ࡞࠾ࠊせồᅗ 㠃࡛ࡣ⾲ࡏ࡞࠸㒊ศ࡟ࡘ࠸࡚ࡶグ㏙ࡍࡿࠋ ձࠉ✵ㄪタഛࠊ⤥᤼Ỉ⾨⏕タഛཬࡧ㟁Ẽタഛ࡟࠾ࡅࡿග⇕㈝ࡢ๐ῶࡢࡓࡵࡢࠕタ ഛ᪉ᘧ࣭ᡭἲࠖཬࡧࠕࡑࡢලయⓗ࡞๐ῶຠᯝࠖ࡟ࡘ࠸࡚⪃៖ࡋࡓࡇ࡜㸦㸱ࡘ㸧 ղࠉཷኚ㟁タഛࠊ✵ㄪᐊእᶵ➼ࡢタ⨨఩⨨࡟ࡘ࠸࡚⪃៖ࡋࡓࡇ࡜  ࠉ᥇⏝ࡋࡓࣃࢵࢩࣈࢹࢨ࢖ࣥ࡟ࡘ࠸࡚≉࡟⪃៖ࡋࡓࡇ࡜㸦㸰ࡘ௨ୖࡢᡭἲ㸧ࢆල యⓗ࡟グ㏙ࡍࡿࠋ࡞࠾ࠊせồᅗ㠃࡛ࡣ⾲ࡏ࡞࠸㒊ศ࡟ࡘ࠸࡚ࡶグ㏙ࡍࡿࠋ

平成30年度 予想課題

1Q_05shou.indd 126 2018/07/27 11:09:27 127 今年度の課題について 5章 1Q_05shou.indd 127 2018/07/27 11:09:28

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