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平成21年度 第1回

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Academic year: 2021

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平成23年度 第1回 会津若松市国民健康保険運営協議会会議録 1.日    時 : 平成23年5月12日(木) 午後1時~午後2時 2.場    所 : 會津稽古堂 研修室第1 3.諮    問 : 会津若松市国民健康保険税条例の一部改正(案)について 4.報    告 : (1)平成21~22年度国民健康保険事業の運営状況について        (2)平成23年度特定健康診査事業等の取組みについて 5.委員会出席者(敬称略)        会 長  戸田  典樹(議長)        委 員  中川  長則        委 員  生亀  光衛(議事録署名人)        委 員  佐藤  ふみ子         委 員  加藤  道義        委 員  長谷川 壮八        委 員  筒井  章         委 員  関   孝一        委 員  佐々木 孝一(議事録署名人)        委 員  馬場  洋一         委 員  小柴  誠一       (以上16名中11名出席)       ※1名は4月辞任 6.事務局出席者        会津若松市長      菅家 一郎        健康福祉部長      赤松 章光        健康福祉部企画副参事  岩澤 俊典        国保年金課長      長谷川 健二郎        国保年金課副主幹    長谷川 孝洋        国保年金課副主幹    吉田 恵三        窓口グループ主査    酒井 康之        医療給付グループ主査  柳沼 秀夫        医療給付グループ主事  小泉 里奈

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<議  事> 会長   議事に入る。出席委員は11名であり、過半数に達しているため、ここに協議      会が、成立していることを報告する。会議録署名委員については慣例により、      会長の指名推薦としたい。 各委員  異議なし 会長   生亀委員、佐々木委員を指名する。      それでは、会津若松市国民健康保険税条例の一部改正(案)について事務局      より説明をお願いする。 事務局  会津若松市国民健康保険税条例の一部改正(案)については、国民健康保険      税基礎課税分、後期高齢者支援金等分及び介護納付金分課税限度額を改正す      る。税は所得に応じてかかる部分、所得割という部分があり、所得が多ければ      税額が高く、ある程度のラインで上限額が定まっており、それぞれの限度額      を今回引き上げる。 基礎課税分は、年額50万円を51万円1万円引き上げ、後期高齢者支援金      等分は、13万円を14万円1万円引き上げ、介護納付金分は10万円を1      2万円2万円引き上げ、となる。       国保税の課税限度額を定めている、国の地方税法施行令が今回改正になり、      限度額が引き上げられ、4月1日施行となったことから、本市の国民健康保      険税についても同様の改正をすべく、条例の一部を改正する。      改正の影響は、国保の世帯は20,457世帯あるが、今回この限度額を引      き上げることによって、501世帯、2.44%に影響が出る。影響額は年額      で11,000千円程の引き上げ額になる。      国は、協会けんぽの限度額が93万円ということで、93万円程度まで引き      上げたいという意向があるようだ。去年も基礎課税分と支援金分それぞれ引      き上げをしたが、今年も去年に続いての引き上げということで、これからも      引き上げが続くと予想される。高齢化により医療費がふくらんでおり、      税を引き上げざるをえない状況にある。高所得者に多く負担をして頂くこ      とによって、中間所得者層の負担軽減、ある程度税率を上げるのを抑える

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     ことができるという部分もあり、国同様の改正をしたいということが今回の      提案である。      なお、今回答申をいただければ、6月議会に提案させて頂く予定である。      今回限度額に当たるの収入の方は、医療分で限度額に当たるのは世帯所得で      680万円、給与収入で換算すると約890万円である。高所得者の部分で      限度額に当たると思う。支援金は所得が490万円、介護分は所得で610      万円であり、ある程度収入の多い方について限度額が引き上がっている。  会長   質疑を受け付ける。 会長   7月から限度額が変わり、77万円が限度額となった人は一期あたりは約9      万円となるのか。 事務局  1期あたりとすればそうなる。 佐々木  先程の説明で、協会健保は93万円が限度で、国保も同等になるであろうと      のことだが、市は最終的な仕上がりとして93万円というのは念頭に置いて      いるのか? 事務局  一応今まで国の限度額にあわせて、税の限度額を設定してきた。県内他市も      ほぼ全部だと思うが、国の限度額にあわせて、それぞれの課税限度額を設定      している状況であり、もし国が93万円ということでいくとすれば、市も同      様の形で提案せざるをえないのではないかと考えている。 佐々木  そのくらい払えるくらいの世帯だから、大丈夫だろうという考え方か。 事務局  そう考えている。限度額が引き上がっていけば、当然該当するその限度額に      該当する所得というのは、高くなっていくので、93万円というのは、かなり      高い所になるであろう。それだけ逆に影響する数は減っていき、影響の割      合は減っていくとは思う。 加藤   高齢化を迎えて当然のことながら、医療にかかる方は多くなり、民間貢献の      財源を考える上で、この財源とはまた別に医療費そのもののあり方を、われ      われも考えなければいけない。税の部分だけではなく、医療に携わる者とし      てそういうことも考えながら、仕事をしていかなくてはいけないと思う。

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長谷川  改正の影響で、限度額変更による影響額の11,000千円の具体的な意味      は。減るということか。 事務局  具体的には、たとえば、基礎課税分については50万円から51万円に1万      円引き上がる。そこに該当する人が何人かいるということは、その方につい      て1人あたり1万円のが影響がある。支援金分についても、それぞれ1万円      上がるので、そこに該当する人1人あたり1万円の影響がある。介護給付金      については1人あたり2万円。それを積算したの合計が11,000千円と      なる。 会長   一般会計の繰り出し金から見ると、1億円と比べると、11,000千円し      か上がっていない? 事務局  一般会計からの繰入れへの対応については、限度額の引き上げという点では      なく、税率の引き上げ、という点の議論になると思われる。 会長   もう少し税率そのものを直していかなければいけないということか。 事務局  影響額の細かい数字を申し上げると、限度額引き上げで、医療分については      224万円、支援金が462万円、介護分が413万円ということで、それぞ      れ引き上がった分の影響が出てくるということである。 会長   医療分は、あまり影響してない。 事務局  金額が高いので、影響する割合が、世帯で231世帯だけになっている。逆      に支援金の分は低いので、それで影響する人が501世帯と、そこが下限に      なる。 長谷川  国は、震災の前に改正したのか。 事務局  法が通ったのは3月30日であり、震災後である。 長谷川  国の方では、もうちょっと動かなかったのか。 事務局  税の軽減や一部負担金軽減など、震災に対する対応は別にやっており、これ      は法案を通したということである。 会長   保険を利用されている立場の方で何かあるか。      もしなければ、これでいいか。

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     当運営協議会の答申は「諮問どおり了承する」でいかがか。 各委員  異議なし 会長   答申書は、本日の運営協議会終了までに事務局において書面での作成をお願         いする。議事が終わり次第、委員の皆様に提示し確認後に答申する。     会長    報告案件に入る。平成21~22年度国民健康保険事業の運営状況について          事務局より説明願う。 事務局  平成21~22年度国民健康保険事業の運営状況について、平成18年度に、      「会津若松市国民健康保険事業運営健全化指針」を定めて、これに基づいた運      営をしている。国保財政は国・県の交付金と、国保税を基本として、一般会計      からはルール分だけ繰入れを頂いて運営する、という基本的なスタンスのバ      ランスがとれず、一般会計から、ルールに基づかない部分、基準外繰入れを毎      年頂いているという状況があり、独立採算を基本にして運営できる形にして      いくために健全化指針を定めて、国保事業の運営の健全化ということで取り      組んでいる。内容は、4つの取り組みということで歳入では、国民健康保険      税の適正賦課、収納率の向上、歳出では、医療費適正化への取り組み、健康づ      くりへの取り組みである。      21年度の状況では、歳出の部分、保険給付費につきましては、被保険者数が      減少しているものの、20年度と比較して2.80%程伸びている。金額で      は21年度は8,410,680千円であり、20年度から228,740      千円程の伸びを示している。一方、歳入は、国保税の収納率は、20年度と同      程度だが、課税所得が落ち込んだことに伴い、国保税収入額は 54,771      千円減収した。国保税の収入額は21年度は2,759,780千円という      数字になっている。前年度から比較すると、54,000千円ほど減収にな      っている。なお、20年度で大きく減っているのは、後期高齢者医療制度が入      った影響である。収納率については、21年度は70.96%, で、0.4      5%程減っているが、ほぼ20年と同様の数字になっている。現年度分だけ      で比較すると、21年度の現年度分が89.63%、20年度が89.7

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     1%ということで0.08%の減でこれもほぼ同率である。       19年度と20年度を比較すると、19年度の現年度分は92.12%で      ある。これが20年度に入って89.71%に減っている。これは、後期高者      医療制度が始まったことによって、適切に税を納めていただいた高齢者層の      方が抜けたことによって、収納率が下がっているのが現状である。      結果として、歳出については若干増えている、歳入についても減っていると      いうことで、一般会計の繰入れは、21年度においては基準外繰入れを 25      0,000千円ほど頂いている。       一方、22年度の特会もかなり厳しい状況であり、まだ歳入が固まってい      ない状況だが、保険給付費についてはほぼ21年度とほぼ同額である。      決算の見込み額は、21年度 8,410,000千円に対し、22年度が      8,393,000千円ということで、若干減っている。21年度に比べて      17,000千円ほど減る決算を向かえる予定である。      歳出についてはほぼ同額である。一方歳入は、国保税を21年度に22年度      分ということで改定したが、税率を上げたのにも関わらず収納率は21年度      とほぼ同程度である。課税所得が大幅に落ち込み、調定額が150,000      千円ほど減っている。このような理由により、前年度と比較して126,0      00千円ほどの減収になる予定である。以上のような理由により、22年度      についても一般会計から225,000千円 繰入れを頂いている。、その      うち赤字分の補填については基準外繰入れということで115,572千      円である。      19年度の基準外繰入れが90,696千円、20年度が180,000千      円、21年度が250,000千円、22年度が115,572千円という      ことで、健全化に取り組んだにもかかわらず、基準外繰入れをせざるをえな      い状況が続いている。      国の方針等は、新たな高齢者医療制度ということで、原案はできたようで      ある。ただ、国会の法案提案がずれ込んでいるようであり、今のところ、新た

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     な高齢者医療制度については平成25年度以降で、それより5年後に国保を      県単位とするという国の方針もある(平成30年度以降)。そういった国の      状況もあり、県においては昨年度22年12月に、県の「広域化等支援方針」      を策定している。市としては、これら国や県の動向を見ながら、国保財政の健      全化に向けた取り組みをする考えである。  会長   質疑を受け付ける。 佐々木  平成21年度の基準外繰入れが250,000千円ということで、今回2      2年度は基準外繰入れが110,000千円と判明しているということだ      が、その要因は? 事務局  基準外繰入れについては税収の凸凹もあるが、それ以外に例えば、前年度の      国からの交付金がその年度分だけではなく、前年度分の清算分もあるため2      1年度については、退職被保険者の保険給付金に対する支払基金からの療養      給付費等交付金があるが、それが21年度に入ってくる分が少なかった。そ      れが22年度に入ってきている、という部分の影響が大きかったと見ている。 加藤   あまりにも金額が大きいが、この基準外繰入れ金のいわゆるトータル的な数      字は残る。それはどう処理しているのか? 事務局  トータルというよりは、その年その年で頂いた分だけなので、合計して後か      ら返すという認識は無い。 加藤   単年度で終了してしまう? 事務局  単年度で終わりとなる。 会長   この繰入れ高が大きくなれば、一般会計の財政が硬直化してなかなか個性あ      る行政はできない。人的な経費が必要であり、決まった仕事しかできない。 事務局  市全体を考えるとこの1億円は、もし国保で頂かなければ、次の年になると      は思うが、別の所で使えるお金になる。 赤松   今議長(会長)が言われたように、議会の中でもそこが問題になっている。      今から10数年前は、一時6億円ぐらいの基準外繰出しをやっていた記憶が      ある。健全化指針等を作り、景気が多少よくなった面もあり、18年度が基準

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     外繰出しがゼロだったが、翌年は90,000千円になった。独立採算が正      しいやり方であるが、「課税所得の推移」をみてもらうと、18年度の937,      000円、21年度879,000円、このころは、わずかづつ国保加入一世      帯あたりの所得が下がってはいたが、22年度に780,000円と10万      円近く下がった。所得が下がったことから、税収の方の調定分が下がる。徴収      率はほぼ22年度の場合は若干上がる予定になっているが、課税所得が少な      くなったために、国保の歳入である税収が下がってしまったのが実態である。      これは本市国保だけの特徴ではなく、国全体がちょっと下がっていると思わ      れる。その影響が、端的に全国の国保に影響しているという見方をしている。      議会では厳しく指摘はされているが、この実情をお話ししながら基準外繰出      しの了解を頂いたことから、参考までに申し上げた。 会長   今回の震災の影響は、来年度あるのか。 事務局  所得の推移を見ると、23年度がよくなるという要素は、今のところなく、      厳しくなると思われる。 会長   繰り入れは2億3億ぐらい、また6億ぐらいになるのか? 事務局  繰入れ自体は、税の部分だけではなく、国からの交付金の部分の影響もある      ため、単純に4億とか5億とかにふくらむというところまではいかないと思      う。 会長    他に質問がなければこの問題はこれで終わりとする。      その他何かあるか。 事務局  2件ほどお話したい。      1件目は「会津若松市各種健診のお知らせ」について。      5月1日号の市政だよりに折り込み、全戸配布し、市民にお知らせしたとこ      ろだが、委員におかれても、健診を受けていただくよう、機会があるごとに      PRをお願いしたい。      2点目だが、今後の本年度23年度の国保運営協議会は、「国保事業運営健全      化指針」において、2年ごとに国保税率を見直すということで、国保税率の改

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     定も予定されている。健全化指針自体が、本年度23年度までの計画期間と      いうことで、次年度以降に向けて、新たな健全化指針等の作成をする必要も      あると考えており、今年秋口以降から複数回運営協議会を、開催をお願いす      る形になると考えている。また改めてご連絡する。 会長   ほかになければ、答申書の案の確認をしていただきたい。      この答申書(案)でよろしいか。        (異議なしの声あり) 会長   それでは、この内容によって答申する。      それではここで、私の議長の任を解かせていただく。円滑なるご審議にご協      力いただき感謝申し上げる。    (この後、戸田会長より、赤松健康福祉部長に諮問案を了承する答申)

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上記の会議録が、平成23年5月12日に開催された、平成23年度第1回会津若松 市国民健康保険運営協議会の記録に相違ないことを証明するために署名する。      平成23年 7月  日        会津若松市国民健康保険運営協議会       会 長       委 員       委 員  

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