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年以上 副責任者は3 年以上の経験を有すること また 責任者は (2) 記載のいずれかの資格を有するものとすること (2) 業務従事者は普通第一種圧力容器取扱作業主任者及び特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者の資格を有する者を2 名以上 第二種滅菌技士 滅菌管理士 院内滅菌消毒業務受託責任者のい

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藤沢市民病院滅菌・洗浄・展開等業務委託仕様書

この仕様書は、藤沢市民病院滅菌・洗浄・展開等業務委託の大綱を定めたもので あり、業務の遂行にあたっては藤沢市民病院基本理念及び基本方針を遵守するもの とする。 なお、本仕様書に規定するものの他業務を遂行する上で必要と思われる事項につ いては、その都度委託者と協議の上誠意をもって対処することとし、この際に生ず る費用については委託料に含むものとする。 1 業務の内容 藤沢市民病院中央滅菌材料室・手術室・内視鏡室において行う手術用器械等の 洗浄・滅菌・組立・保管・搬送・管理及び展開・供給等の業務とし、詳細は業務 要領のとおりとする。 また、当院の業務実績による業務量に応じた人員配置を行い、請負年度内に業 務実績が向上した場合にも同様とする。人員配置については、契約当初に定数等 を委託者に報告し、定数割れを起こさないようにすること。人員配置に変更ある 場合は必ず委託者に報告すること。 2 業務時間 業務開始時間は、手術室器材の組み立ては7時30分から、その他の業務は8 時30分からとする。業務終了時間は、洗浄室業務完了までとする。ただし、金 曜日と休日の前日については、19時までに受け付けた手術器材の滅菌業務と、 20時までに受け付けた洗浄業務を完了した時間とし、翌日の医療行為に支障を きたさないよう完了しなければならない。また、前述の業務が完了できないとき は、委託者に届出のうえ、休日業務を実施することが出来るものとする。 業務時間内は、業務に専念するとともに他の業務との兼務は行わないこと。ま た、連続する休日が3日以上で委託者の医療行為に支障をきたすおそれのある場 合には、委託者及び受託者で協議の上、受託者は休日対応業務計画を策定し当該 業務を実施するものとする。 3 委託業務責任者等 受託者は、業務委託契約書第4条の規定に基づく業務責任者、副業務責任者及 び担当者を選任し業務の着手日までに書面により委託者に通知するものとし、次 の条件を満たすこと。 業務従事者は、受託者の所属する要員であることを認証する「身分認証票」を 常時携行するものとする。 (1) 業務責任者は当院と同規模病院の精密機器の洗浄・滅菌・整理業務の経験が5

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年以上、副責任者は3年以上の経験を有すること。また、責任者は(2)記載 のいずれかの資格を有するものとすること。 (2) 業務従事者は普通第一種圧力容器取扱作業主任者及び特定化学物質及び四ア ルキル鉛等作業主任者の資格を有する者を2名以上、第二種滅菌技士・滅菌管 理士・院内滅菌消毒業務受託責任者のいずれかの資格を有する者1名以上を配 置すること。 (3) 業務の精度を維持するため、配置人数の3分の1以上を社員で構成し、また 半数以上は滅菌業務の経験を1年以上有する者を業務開始時より配置するこ と。 (4) 夜間若しくは休日には、委託者からの連絡により30分以内に参集が可能な 者を2名以上配置すること。 4 業務従事者の健康管理等 受託者は、当該業務に従事する者について、6ヶ月以内に1回健康診断を受診 させるとともに予防接種を行う等健康管理に努めなければならない。 受託者は、当該業務従事者が退職等の事由により業務の遂行ができない場合に は、事前に「従事者を変更する旨の届」を委託者に提出し了承を得るとともに、 業務に支障をきたさないよう速やかに補充する等の措置を講じなければならな い。 5 病院施設等の利用 受託者は、休憩時間等において委託者の指定する福利厚生施設を利用すること ができる。この際の利用料金等が必要な場合は、職員と同額料金とする。 6 被服等 業務の遂行に必要な白衣、ズボン及び靴等については受託者の負担とし、事前 に委託者の承諾を必要とする。また、これら被服の洗濯等に係る費用についても 受託者の負担とする。 7 教育及び研修等 受託者は、当該業務に係る専門性、重要性及び安全性等を十分に認識し、業務 従事者の研修教育を徹底するとともに、問題点の解決及び再発防止に努めるもの とする。なお、業務委託契約書第2条に規定する業務計画表と併せて、従事者の 研修及び教育計画を策定し、委託者に提出するものとする。 8 受託者の変更等に伴う引き継ぎ等 (1) 入札等により本業務の次年度の受託者が変更した場合は、旧受託者は新規受 託者に対し、契約期間が終了日まで、詳細な業務内容についてマニュアル等を

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作成したうえで引き継ぎを実施し、新規受託者が業務引継後に支障をきたさな いよう適切な措置を講ずること。 (2) 新規受託者は落札決定後から履行期間となる業務開始日までの間、十分な人 員の配置を行い旧受託者から業務の詳細について引き継ぎを受け、業務開始日 から円滑に作業が実施できるようにすること。 9 守秘義務 (1) 受託者は、業務従事者に対して、業務上知り得た個人情報について他人に漏 洩することのないよう適切な措置を講ずること。 (2) 受託者は、業務従事者に対して、業務上取得した資料等については業務場所 以外へ持ち出すことのないよう適切な措置を講ずること。 10 消耗品及び備品等の取扱いについて (1) 業務の遂行に必要な消耗品及び備品等については、委託者の負担とし、使用 については必要最低限度にとどめるよう適切な措置を講ずること。 (2) 受託者は、業務の遂行に必要な消耗品及び備品等の請求は当該業務管理責任 者を通して行うこと。 (3) 受託者は、その責に帰すべき事由により委託業務の実施に関し、委託者又は 第三者に損害を与えた時はこれを賠償しなければならない。 11 その他 (1) 受託者は、医療制度等の変更に伴い業務が変更する場合には、速やかに知識 の習得に心がけ、委託者の指示のもとに業務を遂行すること。 (2) 受託者は、調査等の実施の際には、委託者と協同して当たるものとする。 (3) 受託者は、「財団法人医療関連サービス振興会」が認定した、厚生労働省令 で定める基準に適合する「医療関連サービスマーク」を取得し、非常時、緊急 時に対応できる体制を整えなければならない。 (4) 受託者は、藤沢市地球温暖化対策実行計画の趣旨を理解し、第3章の各取組 項目を実施するよう努めること。 (5) 藤沢市民病院再整備事業に協力すること。また、再整備事業に伴う搬送経路 及び収納場所の変更等については、委託者の指示に従うこと。 以 上

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中央滅菌材料室洗浄等業務要領

1 業務概要 診療に必要な滅菌器械等の回収から供給にいたる業務の工程は、回収・確認、 仕分け、洗浄、検査・組立、滅菌、保管及び供給とし、各工程での不潔・未滅菌 物と清潔・既滅菌物の動線は交差してはならない。 2 勤務体制 勤務体制は、病棟及び外来の物品について回収から供給までを扱う担当チーム (以下「№1チーム」という。)と、手術室の物品の回収から供給までを扱う担 当チーム(以下「№2チーム」という。)の編成とし、委託者の職員の指示の元 に業務を遂行する。なお、№2チームの洗浄工程のみ№1チームが行うものとす る。 3 業務内容 中央滅菌材料室洗浄等業務は、次のとおりとする。なお、詳細については手順 書によるものとする。 (1) 環境整備 ア 滅菌装置、各種器械及びその他装置の点検整備 イ 既滅菌室や各作業室内の作業台、保管棚及び引き出し等の整理整頓 ウ 使用する備品及び施設設備の保守点検 エ 保管されている滅菌器材の精度点検 オ 室内の火気点検及び戸締まり施錠確認 (2) 回収仕分け業務 ア 返却物品(薬品瓶を含む)を搬送の担当者から受領し点検 イ 洗浄の工程にあわせた種別に物品を仕分 ウ 病棟及び外来への定数並びに臨時物品の回収 (3) 洗浄業務 ア 物品、カゴ類及び薬品瓶の洗浄とその後の清拭 イ 物品によっては表面磨 ウ 回収・供給カートの洗浄 (4) 滅菌業務 ア 物品及び薬品瓶の滅菌処理を高圧蒸気滅菌器、酸化エチレンオキシド滅菌 器及び低温プラズマ滅菌器の運転操作にて実施 イ 滅菌処理終了後、物品は所定の位置に収納 ウ 通常滅菌物品以外の滅菌依頼の受付と処理

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(5) 包装及び組立作業 ア 洗浄、滅菌時に分解された物品のセットアップ(組立) イ 単包物品及び単包リネンの包装 ウ セットリネンを作成 エ 滅菌物品の展開 (6) 滅菌物品の供給 ア 手術室への術式別セッティング イ 手術室への定数及び臨時物品のパッキングと供給 ウ 病棟及び外来への定数並びに臨時物品のパッキングと搬送 エ 製剤及びIHVトレイのパッキング オ 臨時及び緊急物品は随時、供給に対応 (7) 物品管理 ア 中央滅菌材料室物品の受付と各種伝票整理(返却、供給伝票等) イ 臨時物品の請求、受領及び整理 ウ 部署との物品についての必要な連絡調整の実施 エ リネンを請求し、受領後の整理整頓 オ 業務上の不都合、不具合等のトラブルへの対応 カ 手術室の術式別オーダーの発注と受領に伴う調整 キ 借用器械の調整と整理及び受領と返却 ク 物品台帳に沿った物品管理を行い、過不足や不備等を調査し、必要な連絡 調整の実施 ケ 定数物品の点検と整理を行い、また、変更に伴う各種調整の実施 コ 物品の稼動状況を集計し書面にて報告 サ 修理、破損及び更新物品を整理し、必要な伝票を作成 シ 業務上必要な薬品及び消耗品を請求し、受領 ス 関連する部署や関係者間での各種業務日程を調整し周知 (8) 滅菌効果の確認 ア アテスト(生物学的インジケーター)及びケミカル(化学的)インジケー ターを実施し確認後の記録 イ 滅菌装置の計器類(自動記録)を確認し記録を保管(物理学的インジケー ター) ウ 無菌テストの結果を確認し記録を保管(6 ヶ月保管テスト) エ 上記の各種結果を委託者に報告 (9) 家政管理 ア 手指の細菌テストを実施し、結果を報告し保管 イ リネンの不良品整理と調整を行い、必要に応じ新規作成や定数見直しの案 (10) その他 ア 業務日誌を作成し、委託者へ提出

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イ 日常業務量の集計を行い記録取りまとめ、保管 ウ 伝票類は集計したうえで整理整頓し保管 エ 決められた防災点検の実施 オ 滅菌器の日常点検・月例点検・法定点検の記録及び保管 カ 洗浄機及びその他機器類の日常点検・月例点検の記録及び保管 4 業務計画 日常業務及び周辺業務については、業務計画単位(当日、週間、月間、年間) に従って実施し、委託者に報告する。 日常業務はスケジュールされた業務内容の他、各係別業務内容を役割ごとに担 当し、日常業務が円滑に実施できるように努める。 チーム内は業務内容にわけた担当者が業務に当たる。また、業務調整役リーダ ーを置き、チーム間や関係者との調整が円滑に進められるよう努める。 以 上

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手術室器械類洗浄及び器械展開等業務要領

1 業務概要 手術に必要な滅菌器械等の準備点検及び器械展開を行うとともに、手術後の使 用した手術器械等の洗浄及び返却を行う。また、関連する業務においては受託業 者間の連携を図り業務に支障をきたさないような措置を講ずるものとする。 2 勤務体制 勤務体制は、洗浄室業務、滅菌器材室業務及び手術ホールの担当別編成とし、 委託者の指示の元に業務を遂行する。 3 業務内容 手術室器械類洗浄及び器械展開等業務は、次のとおりとする。詳細については 手順書によるものとする。 (1) 洗浄室業務 ア 手術後における手術機器の洗浄及び中央滅菌器材室への返却 イ 手術に使用したその他の物品等の洗浄及び収納 ウ 手術室で管理している滅菌依頼物品の洗浄及び中央滅菌材料室への滅菌 依頼 エ 手術終了時の機器カウント オ 手術終了後におけるオペレーションルーム(OR)から洗浄室への手術器 械の搬送 (2) 手術ホール業務 ア 手術開始前の手洗いホールの準備及び整備 イ 予定及び緊急手術のセットアップ(1人工対応) ウ 洗浄後の物品の定位置への収納 エ 回復室及び手術室の整備・清掃並びに物品補充 オ 麻酔卓子の清掃及び消耗品(薬品を除く)等の補充 カ 手術終了後の手術室内のリネン類の片付け キ 検体ビンの作成及び補充 ク OR内の消耗品トレー及びリネン・診療材料の補充・交換並びに清掃 ケ 帰室用ストレッチャー・ベッドの準備 コ 借用器械の受領返却及び預託在庫物品等の管理 (3) 滅菌器材室業務 ア 予定手術の器械台を中央滅菌材料室へ移動

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イ 定数及び臨時の手術器械・消耗品等の請求・受領並びに収納 ウ 術式器械と術式単包の組合せ エ 滅菌テストの実施 オ 製剤薬品及び各種医療用ガスボンベの請求・受領並びに収納 カ 滅菌戸棚・引き出し等の清掃及び整理整頓 キ 定数の点検 4 その他注意事項 (1) 物品の洗浄について ア 中央滅菌材料室で管理している手術器械及び借用手術器械については、前 日の時間外に使用した手術器械及び当日の使用後の手術器械の洗浄を行う ものとする。なお、洗浄後は一つの術式ごとにまとめて中央滅菌材料室に随 時返却する。 イ 手術・麻酔等に使用した物品の洗浄について、一時消毒の必要な物品は消 毒後乾燥庫で乾燥させた上定位置に収納すること。 (2) 手術室内及び手術ホールの準備点検について 手術終了後のリネンの片付けについては、担当看護師とともに行い、帰室用 のストレッチャー・ベッドの準備及び日常業務については担当している看護師 の指示に基づき行うことにより、手術患者の入退室が円滑に行われるよう注意 を注ぐこと。 (3) 滅菌材料に関する業務について 滅菌物品の取扱いが正しく安全に行われるよう、また物品の流れが十分理解 できた上で手術室の業務が円滑にできるよう、次の点に注意すること。 ア 予定手術について (ア)予定手術器械は定時の供給時間に中央滅菌材料室から清潔なダムウェー ターで供給される。(供給時間は、9時から10時及び15時30分から 16時の一日2回) (イ)器械台については、手術ごとにセットされた上、供給されるため事前に 降ろしておくこと。(9時30分に翌日午前の分、15時に翌日午後の分) (ウ)術式ごとに供給された器械が、手術器械供給伝票に添付された照合カー ドと合致していることを確認すること。 (エ)手術予定表をもとに器械類のセットアップ(器械展開)を行うこと。 (オ)眼科、前立腺生検を除く全科の手術器械は第2滅菌器材室に移動させる こと。 イ 緊急手術について 緊急手術が決定した場合には、準備ができ次第中央滅菌材料室から手術器

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械が供給されるので、器械台を降ろし待機する。以降は通常の手術と同様と する。 ウ 消耗品の請求及び受領について 別に備えた「手術室消耗品請求伝票」により請求し、受領時においては、 滅菌有効期間内であることを確認する。 エ 滅菌テスト及び製剤の請求方法について 滅菌テスト及び製剤の請求方法については、別に定めた業務手順書のとお りとする。 オ 定数点検について 過不足を確認するための定数点検については、中央滅菌材料室業務手順書 に従う。なお、滅菌器材室は、滅菌された手術器械等の保管場所であり、当 日手術器械を開く場所でもあるため常に清潔管理が重要とされるため、日頃 からの日常清掃、整理整頓が要求される。 カ その他 その他本業務を遂行するうえで、次の点に注意すること。 (ア)手術室の特性を十分理解したうえで業務にあたること。 (イ)滅菌及び無滅菌的操作の基礎教育を実施したうえで行を遂行すること。 (ウ)その他院内手順書等が定められているときは、その手順書等の基準を遵 守すること。 (エ)新人教育及び継続教育等を積極的に行い、リーダーシップのとれる人材 を配置すること。 (オ)滅菌器材の稼働状況を把握したうえで、適切な定数等の提案を行うほか 業務の改善等に向けた積極的な提案を提供すること。 (カ)やむを得ず発生した問題等については、速やかに委託者に報告するとと もに、問題解消に向けて必要な措置を講ずること。 (キ)器械展開業務については、本年度から開始された事業であることから、 委託者と受託者が協議をしながらマニュアルを作成し、マニュアルに基づ いた業務を随時開始することとする。 以 上

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1.役割 (1)清潔で安全な環境作りをする。 (2)内視鏡室の準備と後始末をする。 (3)内視鏡室の物品の点検と補充をする。 (4)医療機器、看護用具の整備・点検をする。 (5)医療機器、看護用具の洗浄・消毒業務をする。また洗浄消毒履歴管理を実施する。 2.業務基準 (1)診療の補助 ①検査の準備と後始末をする。 検査室の準備、物品の補充 ②洗浄・消毒 ・ 検査後の内視鏡洗浄・消毒(洗浄消毒履歴管理も含む) ・ 処置具・小物類の超音波洗浄・消毒 ・ 他科からの内視鏡洗浄依頼があるときは、洗浄・消毒し依頼科へ返却 ・ 洗浄後の処置具をサプライへ滅菌依頼/滅菌後の物品整理 ・ 夜間使用物品のための消毒槽準備 ・ 各科への貸出業務 ・ 夜間・休日の放射線科緊急検査の為のGF/JF/CF準備 (2)環境整備 ・ 電子スコープ機器、処置車、内視鏡トロリーの保清 ・ 製氷機の保清 ・ 洗浄室の整理整頓 ・ 検査後の着替えやスリッパの後始末 (3)医療機器、看護用具の整理 ・ サプライ物品の搬送準備 ・ サプライ物品の過不足定数管理 ・ 各検査室への診療材料の補充 ・ 洗浄室の洗剤・消毒薬の交換 ・ 薬品請求 ・ 超音波洗浄機の消毒交換 ・ ホルマリン瓶補充 ・ 処置用シーツ(ラミネート)・ビニールの補充 ・ 薬品・臨時請求の受領 〈業務週間スケジュール〉 曜日   1.定期に行なうこと ①洗浄機の酵素洗剤の補充   ②洗浄機の消毒薬の補充 *45回使用毎もしくは2W毎 *簡易消毒も行う   2.不定期に行なうこと ①診療材料補充 ②シーツ(ラミネート作成) ③ビニール作成 ④カートリッジ交換

内視鏡室洗浄等業務仕様書

薬品請求(リーダーへ報告) 医療機器・看護用具の整備 放射線科貸し出し準備(火曜日分) ディスオーパ消毒槽の交換(2W毎) 放射線科貸し出し後のスコープ洗浄と整備 超音波洗浄機の整備 放射線科貸し出し後のスコープ洗浄と整備 薬品請求(リーダーへ報告) 洗浄機の整備 金 月 火 水 木 項   目 製氷機の清掃(2W毎) 放射線科貸し出し

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中央滅菌材料室業務手順

藤沢市民病院 中央滅菌材料室

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目 次

I. 滅菌材料室業務方針 1.滅菌材料室の目的 II. 組織体制 1.部門内組織体制 2.業務内容 3.勤務体制 4.業務体制 III. 施設設備配置図 IV. 物品取扱い 1.滅菌取り扱い物品 2.取り扱い物品について 3.病棟・外来定時回収スケジュール 4.病棟・外来定時供給スケジュール 5.病棟休日用器材の回収・供給 6.手術室定時回収スケジュール 7.手術室定時供給スケジュール 8.夜間・休日供給方法 V. 定数変更 1.病棟・外来 2.手術室 VI. 定数点検 1.病棟・外来 2.手術室 VII. 管理業務 1.滅菌精度確認 2.物品管理 3.環境保全 4.安全管理 VIII. 防災時の対策 1.中央滅菌材料室での防災への役割 2.基準と対策 3.救急保管物品について

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IX. 中央滅菌材料室年間行事・業務実施予定(年間) 1.施設・環境設備

2.病棟関係 3.手術関係 4.その他

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Ⅰ.滅菌材料室業務方針

院内感染防止と経済性、安全かつ効率性を考慮した物品管理により、院内全般の医 療、看護に必要な滅菌器材の作成と供給をする。 1.滅菌材料室の目的 1)安定した高い同一レベルの滅菌物の供給をする。 2)中央で医療材料・滅菌物を管理することにより部所に適切に無駄なく滅菌物 の供給をする。滅菌物の消費実態や傾向を把握し、稼動実績データにより、 部所に適切な定数の助言を行う。

Ⅱ.組織体制

1. 部門内組織体制 ・ 病棟外来担当と手術室担当の2 つに分ける。 中央滅菌材料室担当師長 委託業者 中央滅菌材料室責任者 病棟・外来班 病棟外来組立業務 洗浄業務 手術室班 手術室組立業務 洗浄業務 看護部 中央滅菌材料室

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2. 業務内容 1)使用済器材の回収業務 2)回収物品の取扱い 3)物品の洗浄 4)器材の組立・包装 5)滅菌業務 6)供給物品の準備と対応 7)滅菌物品の供給搬送 8)手術器械の術式別供給 9)製剤・IVHの搬送準備 10)器材の精度管理 11)物品の購入・更新・整備点検 12)施設設備の保守点検・安全管理 13)他部所との連絡・調整 3. 業務時間 1)業務開始時間は、手術室器材の組み立ては7時30分から、その他の業務は8 時30分から。 2)業務終了時間は、洗浄業務完了した時間。ただし、金曜日と休日の前日は1 9時まで受付た手術による滅菌業務と、20時まで受付た洗浄業務を完了した 時間とし、翌日の医療行為に支障をきたさないようする。 3)土曜日・日曜日及び祝祭日については基本的に休みとする。ただし、3日以上 の連休、ゴールデンウィーク、年末年始の長期連休については、中央滅菌材料 室当該業務管理責任者と調整し、休日出勤する。 4)業務時間外(夜間・休日)は、看護部管理師長が対応する。(滅菌物をパス スルーキャビネットか滅菌器材室より払い出す。)滅菌器材の保管場所は、 「滅菌物品保管場所一覧」を参照。不明な場合は、事務室白板に委託業者時 間外連絡先リストがあるので、該当する担当先に連絡する。 4. 業務体制 ・ 中央滅菌材料室は機能別に2チームに分け業務を遂行している。 中央滅菌材料室担当師長 中央滅菌材料室 病棟・外来担当班長 病棟外来組立スタッフ 責任者 洗浄スタッフ

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手術室担当班長 手術室組立スタッフ 手術室洗浄スタッフ

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Ⅲ.施設設備配置図

洗 浄 室

(不潔区域)

既滅菌室

(清潔区域) ※滅菌済製品 の保管場所

組 立 室

(準清潔区域) 薬 局 製 剤 室 カート洗浄室 低温乾燥室 事務室 更衣室 払出専用キャビネット ジェットウォッシャー ① ジェットウォッシャー ② ジェット ウオッシャー (3槽式)① オートクレーブ ①号機 オートクレーブ ②号機 オートクレーブ ③号機 オートクレーブ ⑤号機 オートクレーブ ⑥号機 EOG 滅菌器 Σ プラズマ 滅菌器 ①号機 プラズマ 滅菌器 ②号機 油浸槽 真 空 超 音 波 洗浄機① 大型乾燥器 真空超音波 洗浄機② RO 水 製造器 前室 ジェットウォッシャー ③ シーラー(プラズマ 用) ②号機 シーラー(AC 用) ①号機 シーラー(AC 用) ③号機 シーラー(プラズマ 用) ④号機 シーラー(印字) ⑤号機 シーラー(印字) ⑥号機 搬入口 ← 自動ドア → ダムウ ェィター 手術室からの 使用済器材→ ダムウェィター 手術室へ 物品の流れ

ク リ ー ン ベ ン チ

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Ⅳ.物品取扱い

1.滅菌取り扱い物品 1)病棟・外来物品・・・「病棟・外来取扱い物品一覧」参照 2)手術室物品・・・・・「手術室定数表」参照 2.取扱い物品について 1)病棟・外来 (1)サプライ取り扱い物品は使用部所定数管理とする。ただし口腔外科の みカート交換方式とする。また定数外物品で必要な物品及び定数では 不足の場合については、臨時扱いとする。消耗品は請求補充方式とす る。 (2)物品の流れ 1.当日回収した数量のみ当日供給する。 2.使用した器材は、回収ケース、ビニール袋に入れ返却する。 3.回収カートで各部署に行き回収する。 2)手術室 (1)手術室物品は定数扱いと術式扱いがある。消耗品は請求補充方式とする。 (2)物品の流れ 1.手術室及び滅菌材料室に滅菌済器械の定数を設定し供給する。 2.手術で使用された単品、セット類を1手術ごとに手術室で洗浄後、 不潔用ダムウェーターを使用し回収する。 3.中央滅菌材料室は、1手術ごとに回収された器材の中より、定数物 品のみ3種類(オート・EOG・共通)の回収供給伝票へ記載する。 4.術式に作成した単品、セット類は点検をし、中央滅菌材料室内の所 定の位置にしまう。 3.病棟・外来定時回収スケジュール 1)病棟・・・8:30 ・ GW、年末年始はその都度中央滅菌材料室担当師長と調整し、お知らせ を作成し、中央滅菌材料室担当師長より各部所に通知する。 (対象部所)16部署 東4階、東5階、東6階、東7階、東8階、東9 階、ICU/CCU、 西4階、西5産科、西5分娩、NICU、西6階、西7階、西8階、救急外 来、血液浄化センター 2)放射線血管室・・・13:45

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3)外来・・・14:00 ・ GW、年末年始はその都度中央滅菌材料室担当師長と調整し、お知らせ を作成し配布する。 (対象部所)31 部署 放射線血管室、放射線治療室、放射線診断、一般小児科、耳鼻咽喉科、眼科、 血液膠原病、専門外科、消化器外科、消化器内科、外来処置室、神経内科、 内視鏡、脳神経外科、皮膚科、形成外科、麻酔科、整形外科、腎臓科、呼吸 器内科、循環器科、採血室、呼吸器外科、泌尿器科、専門小児科、産婦人科、 WOC相談室、救急外来、救急 ICU/病棟、生理機能、口腔外科 4.病棟・外来定時供給スケジュール ・ GW、年末年始はその都度中央滅菌材料室担当師長と調整し、お知らせ を作成し配布する。 1)病棟・・・13:30 2)放射線血管室・外来・・・16:00 3)臨時搬送時間・・・11:30

病棟・外来滅菌物品の回収供給一覧

部署 区分 時間 備考 病棟、血液浄 化センター 回収 8:30~ 供給 13:30~ 救急外来 回収 8:30~ 14:00~ 供給 11:00~ 16:00~ 放射線血管 回収 13:45~ 供給 16:00~ 外来・ 救急病棟/ICU 回収 14:00~ 供給 16:00~ 臨時搬送 供給 11:30~ ※回収カートを業務終了後に清拭し、週1回洗浄を行う。

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5.

病棟休日用器材の回収・供給 1)回収 ・ 休日用物品定数表に基づき、休日前日の定時供給時に休日用定数物品を 供給する 2)供給 (1)休日明けの定時回収時に返却物品の中から休日用定数物品を差し引く。 (2)休日明けに回収できない場合は、翌日の回収分から休日用定数物品を 差し引く。 6.手術室定時回収スケジュール 回収時間・・・9:00~9:30、11:00~11:30 13:30~14:00、16:00~16:30 ・ GW、年末年始はその都度中央滅菌材料室担当師長と調整するし、お知らせを 作成し配布する 7.手術室定時供給スケジュール 手術機械・・・・・・・・・9:30、15:00 ・ 9:30供給時、借用セットが4セット以上の場合は、その手術器 械のみ9:00に供給する 定数物品、滅菌依頼物品・・10:30、15:00、17:00 消耗品・・・・・・・・・・15:00

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8.夜間・休日供給方法 1)夜間緊急用パススルーキャビネットを使用する。 ・ 必要物品が発生した部所は、看護部管理師長に滅菌材料臨時請求伝票 とともに依頼する。 ・ 夜間用パススルーキャビネットには、夜間・緊急時に直ぐに対応が必 要と考えられる器材を保管し、対応可能にしている。 2)夜間緊急用パススルーキャビネットの収納物品及び数 器材名 定数 胃洗浄用イリゲーター 2 レールダルシリコンレサシテーター一式 2 マスク大 3 口外用十字ドライバー 1 牽引用弓(大・小) 各1 挿管セット 大人用 2 挿管セット 新生児用 1 チューブスタイレット 大人 2 チューブスタイレット 新生児 1 救急外来搬送用及びNICU 用新生児・未熟 児用挿管セット 1 ホフマン創外固定レンチ 1 オーソフィックス創外固定用レンチ 2 オーソフィックス創外固定用レンチ4mm 1 オーソフィックス創外固定用レンチ6mm 3 3)伝票処理と返却方法 (1)夜間・休日の伝票処理となるので、伝票を事務室の机の上に置く。 (2)返却の際は通常の返却物同様、回収カゴに入れ返却する。

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Ⅴ.定数変更

1.病棟・外来 ・ 定数変更は定期定数変更と随時定数変更とがある。定期定数変更は年 1 回6月 に実施する。 1)定期定数変更手順 (1)5月中旬に当該業務管理責任者と調整後、全部所に現定数と新定数 希望欄(空欄)を載せた定数表と休日定数表を定数変更のお知らせ とともに配布する。その時に病棟・外来取扱い器材一覧と稼動状況 一覧も提出する。 (2)全部所から出された定数表から器材の集計をし、中央滅菌材料室在 庫器材の確認、調整を行い、この結果不足が生じた場合、当該業務 管理責任者に発注依頼をする。 ① 新定数表を作成し、6月定数点検前日の定時供給時に供給する。 (発注依頼した器材が納品されていない場合は、部所に連絡する。) ② 6月の定数点検時に変更器材の供給を行い、物品台帳の変更、部所 別定数表の差し替えを行う。 2)随時定数変更手順 (1)部所より定数変更の依頼があった場合は、中央滅菌材料室にある「定 数変更、新規定数届」を定時供給で配布するか、中央滅菌材料室受付 で直接手渡す。 (2)部所で必要事項を記入した「定数変更、新規定数変更届」を受け取る。 (3)中央滅菌材料室責任者は「定数変更、新規定数変更届」を基に、管理 責任者に発注依頼をする。 (4)定数変更日を部所と調整する。 (5)新定数表を作成し、「定数変更、新規定数変更届」のコピー、変更器 材と一緒に部所へ定時供給時に配布する。 (減少器材は定時回収時に回収カゴに入れて返却するよう調整する。) (6)新定数表は、旧定数表と差し替える。 (7)物品台帳の変更を行う。

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2.手術室 ・ 定数変更は定期定数変更と随時定数変更とがある。定期定数変更は年1 回8月 に実施する。 (1)手術室より「手術用器械 セットアップ基準内容変更届」または、「手 術用器械 術式別供給基準内用変更届」に必要事項が記入されて中 央滅菌材料室に提出される。 (2)手術室で記入された内容を確認し、変更理由等不明な点は直に手術 室当該業務管理責任者と調整をする。その後、中央滅菌材料室当該 業務管理責任者に報告する。 (3)手術室物品台帳を基に変更する器材の調整を行い、不足となる器材 は中央滅菌室当該業務管理責任者に発注依頼をする。 (4)「手術用器械 セットアップ基準内容変更届」または、「手術用器械 術式別供給基準内用変更届」のコピーを取り、原紙をファイルする。 (5)新定数表を作成し、「手術用器械 セットアップ基準内容変更届」ま たは、「手術用器械 術式別供給基準内用変更届」のコピーを手術室 受付に持っていく。 (6)新定数表は、旧定数表と差し替える。(2チーム3箇所、中央滅菌 材料室受付、4チーム:計5枚) (7)定数増加となる器材は、その旨が分かるようにメモをつけて定時供 給する。 (8)定数減少となる器材は、手術室より不潔用ダムウェーターで返却し てもらう。(回収した器材は器材庫にしまうのか、廃棄にするのか 手術室当該業務管理責任者の指示に従う) (9)手術物品台帳、手術システムの変更をする。

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Ⅵ.定数点検

1.病棟・外来 ・ 毎月第4水曜日に各部所の定数に過不足が生じていないか部所が点検を行 う。(定数点検日を毎月第4水曜日から変更する必要がある場合は、中央滅 菌材料室当該業務管理責任者と調整しお知らせを作成し、配布する。)口腔 外科はカート交換方式での定数管理となっている為、通常とは違う方法で行 う。 1)定数点検手順 (1)中央滅菌材料室で定数点検前日の火曜日に全部所の回収供給伝票(別 紙参照)に担当者名記入欄を作成する。 (2)定数点検前日に病棟・外来定時供給時に回収供給伝票を配布する。(た だし、WOC相談室は直接持参する。) (3)定数点検前日に臨時払出している一覧を、各部所に配付する。 (4)継続して臨時器材を使用する場合は、滅菌材料臨時請求伝票の継続を 記入し、控えを回収用網カゴに入れる。 (5)定数点検前日に各部所で回収供給伝票を基に、定数をチェックする。 (6)定数より多い場合は、回収供給伝票の物品過不足欄の”+”欄に数量 を記入し、少ない場合は、物品過不足欄の”-”欄に数量を記入し、 伝票を回収用網カゴに入れる。 ・ 休日分器材未返却で多い場合は、+と記入し返却する。 (7)定数より多い物品は、回収用網カゴに回収供給伝票と一緒に入れる。 (8)中央滅菌材料室は定数点検当日の回収時に回収供給伝票を受け取る。 定数より多く返却された物品は先に取り除き、記入された数と回収供 給伝票に記載された物品数と一致しているか確認後、数字に○を付け る。 (9)他の使用済返却器材は数量、品名を確認し、回収供給伝票に数量を記 入する。 (10) 供給担当者は、物品過不足欄の”-”欄に記載されている器材につい ては、原因究明後に供給とする。 (11) 中央滅菌材料室責任者は、各部所の過不足を月ごとに集計をし、中央 滅菌材料室当該業務管理責任者と総務課用度担当に提出する。 ・ 放射線血管室の定数点検は、中央滅菌材料室スタッフが行う。 2)中央滅菌材料室定数点検手順 (1)定数点検前日(第4火曜日)の夕方に稼動物品を確認する。

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回収供給伝票見本 中央滅菌材料室 + ー + ー 剪 外科用手術剪刀 2 ジモン氏膣境 2 刀 膣 桜井氏膣鏡 (M) 2 類   〃     (L) 1 鑷 長鑷子 15 鏡 クスコー氏膣鏡 (M) 5 子 中鑷子 3 東三堂膣境 (L)    1 類 膣壁鈎(産科用)特大 1 鉗 ユニット鉗子立 4 鉗 コッヘル止血鉗子  2 子 コッヘル止血鉗子  長 1 立 子 ペアン止血鉗子 直 1 湿 湿布缶  C 6 類 胎盤鉗子  大 1 布 ネーゲル氏産科鉗子 2 缶 パイパー氏産科鉗子 1 カ ガーゼカスト 小 1 キーランド氏産科鉗子 1 ス 吸着カップ 4 ト 単 ベースン   大 6 膿 含嗽用膿盆 3 包 シャワーヘッド 2 盆 処置用膿盆  大 6 コバック套管針 12mm 1 異常膿盆 1 コバック套管針 15mm 1 会陰切開セット 6 セ 頸リスセット 1 挿管セット   新生児 2 ッ 硬麻ブロックセット 2 ※アウスセット 1 ト   品     名 定 回収・供   品     名 定 回収・供 感染 破損 ・ 紛失 ・ 廃棄 感染 物品過不足 供給者 日付

回収者

物品過不足 担当者名

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2.手術室 ・ 中央滅菌材料室定数滅菌器材の滅菌が保たれ、常に使用できる状態で決め られた場所に収納されているか確認する。 ・ 1ヶ月に一度、下記の週の定数物品確認を行う。手術室定数物品の確認も 同一日に実施する。(器材の混同を防ぐ為) 第 1 週目・・・脳外科、眼科定数物品 第 2 週目・・・整形外科、心臓外科定数物品 第 3 週目・・・共通、耳鼻科、泌尿器科、婦人科定数物品 第4週目・・・外科・形成外科・胸部外科・口腔外科・内科定数物品 点検時間 16:30~ 点検時注意事項 ① 滅菌バックの破損・汚れの確認 ② 滅菌有効期限の確認 ③ 滅菌器材の破損確認 ④ 点検器材の定数確認 日切れ器材対象基準 ・ 次回点検日より 3 日後の日付までを回収する。 日切れ器材滅菌保管日 ① AC対象器材・・・・・・ 定数点検翌日 ② EOG滅菌対象器材・・・・定数点検翌々日(ガス抜きを行う為、 1日かかる) ③ プラズマ滅菌対象器材・・・定数点検翌日 1)定数点検手順 (1)毎週火曜日(祭日の場合は前日または翌日)に中央滅菌材料室 滅菌器材室内に保管してある定数物品を定数点検表に基づき、 点検を行う。 (2)日切れ器材は、定数点検翌日に再滅菌を行い、滅菌終了後、所 定の位置に保管する。 (3)手術室洗浄室より手術室定数物品の定数点検表、日切れ器材、 定数点検ノート(青いファイル)が中央滅菌材料室に下りてく る。 (4)日切れ器材は、再滅菌をする。 (5)定数点検ノート(青いファイル)を確認し、過不足が記入して

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ある場合は、原因究明をする。(修理に出ていないかなど) (6)定数点検表に記入してある不足器材は、手術室に供給し、原因 を追求究明し、過剰器材は、中央滅菌材料室の在庫とし、原因 を究明追求する。 (7)全ての確認、原因究明が終了したら、過不足集計表を作成する。 (8)過不足集計作業は、中央滅菌材料室滅菌器材室定数物品と手術 室定数物品を同時に行い、中央滅菌材料室責任者は、過不足点 検集計表を中央滅菌材料室当該業務管理責任者と総務課用度担 当に提出する。

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Ⅶ.管理業務

1.滅菌精度確認 1)各滅菌機の運転記録 (1)滅菌確認テスト ① 物理的滅菌確認 ・ 滅菌機に付属されている計器・記録紙にて滅菌に必要な条件であ る温度・圧力・時間等が設定通り進行したかを確認する方法。 ② 化学的滅菌確認 ・ 熱(温度)・蒸気・ガス等の影響で化学反応を起こし変色する薬 剤をカードに印刷したケミカルインジケーターが一定の滅菌条 件を総合的に満たされた時に変色する為、滅菌工程終了後すぐに 肉眼で確認できる方法。 ③ 生物学的滅菌確認 ・ 生きた芽胞(枯草菌等)を一定量ろ紙片に付着させた物を、被滅 菌物とともに滅菌条件の悪いところに積載して滅菌し、滅菌工程 終了後培養を行い微生物の死滅を確認する方法。 ④ 保管テスト ⑤ ボトルライザー水試験 2.物品管理 1)病棟・外来、手術室器材の台帳管理 2)定数変更 3)定数点検 4)器材の修理・廃棄更新・新規購入 5)総数点検(病棟外来:毎月1回第4水曜、手術室:年1回) 3.環境保全 1)中央滅菌材料室内の清掃 2)環境テスト 4.安全管理 1)EOG環境測定(年2回) 5.年間計画・業務実施予定 ・ 別紙「年間計画・業務実施予定」参照

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Ⅷ.防災時への対策

1.中央滅菌材料室での防災への役割 中央滅菌材料室は病院内の滅菌物品供給の中枢であり、災害には滅菌物品の安 全と洗浄装置、滅菌装置等の高額医療器械の安全を図り、災害を最小限におさ える。そのため病院の基準に添った防災対策を興していく。また、滅菌物品の 要請時には供給していく。 2.基準と対策 保安防災要項参照 3.救急保管物品にについて 1)救急用備蓄として滅菌器材室上部の棚に50 個滅菌保管(ディスポーザブル を使用) 2)災害時に物品の要請があれば、滅菌器材室にある物品を支給準備し、その 部所へ搬送する。 「第二次持ち出し物品」の一覧は、保安防災要項―中央滅菌材料室参照。

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Ⅸ.中央滅菌材料室年間行事・業務実施予定(年間)

1.施設・環境設備 項目 担当者 実施日 滅菌装置の法定点検 労働基準局 2 月(AC・EOG) 滅菌装置の月例点検 滅菌係 第3 火曜日(AC) 滅菌装置の定期点検 サクラ精機 6・10 月(AC・EOG) プラズマ滅菌機の定期点検 J&J 年2 回 バックシーラーの点検 HOGY 必要時 EOG 環境測定 総務課 年2 回 ダムウェーター点検 業者 1 回/月 カーテン交換 業者 毎月末 乾燥室温熱板清掃 エネルギー棟 1 回/月 定期清掃 業者 院内計画に従う 防災点検 防災係 毎月15 日 防災訓練 全員 9 月 ガスマスクフィルター交換 滅菌係 年6 回 RO 水試験 滅菌係 第2 水曜日 ボトルライザー水試験 滅菌係 必要時 RO 水フィルター交換 滅菌係 第2 火曜日 RO 水 UV ランプ交換 滅菌係 年1 回 RO 水並塩入れ 滅菌係 第1・3 火曜日 保管テスト (AC・P・EOG) 滅菌係 第2 火曜日 滅菌器材室の清潔度テスト 家政係 3・6・9・12 月 搬送カートの清潔度テスト 家政係 8 月 手指テスト 家政係 2・8 月 2.病棟関係 項目 担当者 実施日 シャワーヘッド交換 1 チーム 2 週間に 1 回 過不足点検、総数点検 1 チーム 第4 水曜日 定数変更 責任者 6 月 滅菌在庫確認、日切れ点検 1 チーム 毎週1回 3.手術関係 項目 担当者 実施日 手術室との調整会議 責任者 不定期 定数・セットアップ・術式変更 2 チーム 随時 定数点検、日切れ点検 2 チーム 毎週火曜日 総数点検 2 チーム 麻酔科学会時

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4.その他 項目 担当者 実施日 物品台帳の更新 責任者 随時 業務集計 責任者 毎月5 日まで 廃棄・更新・新規集計 責任者 年間集計を4 月に提出 備品点検 責任者 10 月

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