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な育成を図るため 優れた文化芸術に接することのできる機会の提供と青少年自らが 文化芸術を創造し発表できる場となるよう 事業を行ってまいります (1) こどもたちに芸術 文化活動の舞台を提供する貸館事業 平成 30 年度においても 保育園 幼稚園 小学校 中学校 高等学校 専門学校などの発表会や学習会

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Academic year: 2021

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平成30年度事業計画

1 はじめに 京都こども文化会館(以下「当会館」という。)は、青少年の健全な育成を図るた め、優れた文化芸術に接することのできる機会を多くするとともに、青少年自らが文 化芸術を創造し発表できる場を提供するため、国際児童年を記念し、京都府と京都市 が相協力して設置した、府内で唯一会館名に「こども」を冠した施設で、昭和57年 に最初の催し物を行ってから36年目を迎えます。 この間、こどもたちや青少年を取り巻く環境は大きく変わりましたが、芸術・文化 の創造や練習に取り組むこどもたちや青少年の真剣な姿、その様子を温かく見守りそ の成長に感動されるお父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんの姿は、今も変わ ることはありません。 当会館の大きな特徴である利用しやすい低廉な料金設定は、京都府・京都市の財政 支援を受けることで可能となっておりますが、引き続きこの料金体系を維持し、こど もたちや青少年、学校等の教育機関や教育関係者に幅広く利用していただけるよう心 掛けてまいります。 なお、一般財団法人京都こども文化会館(以下「当財団という。」)が、当会館を運 営する期間は、施設活用団体の現契約では平成31年6月までとなっており、当会館 の今後のあり方を検討するため、京都府・京都市に設置された「京都こども文化会館 あり方懇談会(以下「あり方懇談会という。」)」での議論が継続中であるため、平成 31年7月以降の管理運営について、当財団の対応を示すことができない状況です。 このため、平成30年度においては、「あり方懇談会」の議論をみながらの運営と なりますが、これを注視して対応を決めますとともに、施設利用者への安全に配慮し つつ、引き続き隔年利用団体等への勧奨など予約の獲得と平日の利用促進にも努めな がら、最小の職員配置による管理体制を維持しつつ、運営に当たってまいります。 2 事業計画 平成30年度においても、(1)こどもたちに芸術・文化活動の舞台を提供する貸館 事業を主たる事業とし、(2)エンゼル音楽会などを開催する事業(芸術・文化を通じ てこどもたちを育む京都府・京都市共催事業及びこどもたちが芸術・文化に親しむ文 化事業)や(3)こどもたちを芸術・文化に導く文化教室事業も実施し、青少年の健全

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2 な育成を図るため、優れた文化芸術に接することのできる機会の提供と青少年自らが 文化芸術を創造し発表できる場となるよう、事業を行ってまいります。 (1) こどもたちに芸術・文化活動の舞台を提供する貸館事業 平成30年度においても、保育園、幼稚園、小学校、中学校、高等学校、専門学 校などの発表会や学習会など教育活動の場として、日ごろの練習成果を発揮するバ レエ、吹奏楽、合唱などの発表の場として、大学サークルの自主活動の場として、 利用しやすい料金体系を堅持し、こどもたちや青少年に芸術・文化活動の舞台を提 供する貸館事業を行ってまいります。 また、アマチュア層の利用が多いという当会館の特性に鑑み、予約段階からのき め細やかな対応や公演計画等の作成支援、演出指導やアイデア提供、アドバイスや 活動支援などを積極的に行ってまいります。 なお、大ホール利用増対策として取り組んでいる隔年利用団体等への利用勧奨や 平日の利用の促進については、引き続き取り組みを継続し、施設活用団体申請時の 収入額2490万円を確保すべく取り組んでまいります。 (2) エンゼル音楽会などを開催する事業 ① 芸術・文化を通じてこどもたちを育む京都府・京都市共催事業 京都府・京都市との共催事業は、昭和57年の開館以来、当会館の主要事業と なっておりますが、平成30年度においてもフランチャイズ的に当会館を利用 されている吹奏楽団とエンゼル児童合唱団との共演などの催しを企画し、無料 若しくは低額料金で、こどもたちの心を豊かに育み、保護者も一緒に楽しめる 音楽会や映画上映会、こどもたちに身近なものを大切に使っていく習慣を身に 付けてもらえる事業を実施してまいります。 ○ 5月5日 エンゼルたのしい音楽会 「こどもの日のコンサート」 0歳から大人までを対象とし、第一部は、親子で楽しめ、こどもたちも進ん で参加できる演奏を行うことで定評がある PALWINDS の吹奏楽演奏を、第二部 では、エンゼル児童合唱団がコラボする演奏会として、「こどもの日」にふさ わしい演目を用意し、良質な音楽をより身近に感じることができる演奏会とし て、大ホールにおいて開催してまいります。

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3 ○ 7月22日 エンゼル名作劇場 例年、夏休みの始まりに行われる本取組は、地域に定着した催しとなってお りますので、引き続き小さなお子さんも楽しめる映画作品を上映するとともに、 ホワイエや創造活動室で、身近な物を大切に使う習慣を身に付けてもらえる「お もちゃ病院」の開院とエンゼル絵画教室講師による「臨時絵画教室(仮称)」 を併催してまいります。 また、夕方からは時計塔の屋外ステージ等を利用した地元商店街主催の夏ま つりも予定されており、終日こどもたちの声が溢れる1日となります。 ○ 12月16日 エンゼル音楽会「ジョイントコンサート」

ンゼル児童合唱団の発表の場として、またピアノと他楽器とのジョイント 演奏を気軽に楽しめる場として、こども目線での楽器や楽曲等の紹介も交えな がら、アットホームな音楽会として、小ホールで開催してまいります。 ○ 3月3日 「エンゼルファミリー音楽会」 エンゼル児童合唱団の1年間の集大成の場として、誰もが親しみのある楽曲 や気軽にクラシック音楽を楽しめる音楽会として、エンゼルこども文化教室フ ェスティバルの日に、小ホールで開催してまいります。 ② こどもたちが芸術・文化に親しむ文化事業 7月22日のエンゼル名作劇場の日は、ホワイエと創造活動室で、3年目を 迎えた「おもちゃ病院」と絵画教室講師による「臨時絵画教室(仮称)」とを 実施します。 ○ おもちゃ病院の開催 「エンゼル名作劇場」の日に、こどもたちに身近なものを大切に使っていく 習慣を身に付けてもらう取組として、京都 SKY センターのサークルが行って いる「おもちゃ病院」を、平成29年度に引き続き、創造活動室を使用して 開院します。 ○ 臨時絵画教室(仮称)の開催 「あすの kyoto・地域創生フェスタ in 京都府立植物園」のブースでの取 組や学校の休み期間中に行う「体験教室」には多くの参加者があり、人気も 高いことから、この日にあわせて、「臨時絵画教室(仮称)」をホワイエで 開講し、とりわけ幼児でも制作できるものを企画していきます。

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4 ○ 12月16日 エンゼル音楽会「ジョイントコンサート」(再掲) 京都府・京都市の共催事業「ジョイントコンサート」は、こどもたちが芸 術・文化に親しむ文化事業としても位置付けており、本年度も合唱教室講師 であるピアニスト萩原吉樹氏の協力を得て、こどもたちに身近な音楽会とし て開催してまいります。 (3)こどもたちを芸術・文化に導く文化教室事業 当会館の設立以来、地域のこどもたちの「ならいごと教室」として親しまれ、 こどもたちの創造性や自主性を育み、個性豊かで心身ともにたくましく生きる 力を培う児童育成の場となることを目的に行ってきた「エンゼルこども文化教 室」は、引き続き、幼児から中学生までを対象に、絵画・書道・合唱の3教室 を開講してまいります。 ○ 絵画教室 クレパスや水彩絵具を使い、季節や動物、物語などを題材とした作品づくり に取り組みます。来る5月13日には京都市動物園で写生会を行うなど、工夫 を凝らして作品制作に取り組み、「京都市小学生動物画コンクール」や「こど も絵画コンクール」、「明るい家庭づくり絵画展」への出展、大ホールギャラリ ーや文化教室フェスティバルでの展示を通じて、こどもたちの豊かで自由な発 想力や創造力、色彩感覚などを養うとともに、最後まで仕上げることの大切さ を身に付けることを目標に開講します。 ○ 書道教室 毛筆を中心に、美しく整った文字を書くための硬筆書きにも取り組み、「全 日本小学生・中学生書道紙上展」や「天満書(北野天満宮書初展)」、「京都新 聞書き初め展」への出展を通じて、文字に対する親しみやより良い作品を書き 上げることで得られる自信の醸成のほか、教室での挨拶やお礼などを通じて、 礼儀作法にも注意を払えるようになることを目標に開講します。 ○ 合唱教室 良い姿勢で正しい発声ができることを基本に、のびのびと楽しく練習に取り 組み、「エンゼル児童合唱団」として、毎年8月に開催される「京都こども合 唱祭」への参加や当館が主催する「こどもの日のコンサート」や「ジョイント コンサート」、「エンゼルファミリー音楽会」への出演を通じて、みんなで協 調し創造することの楽しさや心の豊かさを育むことを目標に開講します。

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5 ○ 体験教室等 毎年学校の休み期間中に実施している絵画と書道の体験教室は、新学期前の 春休みにも実施し、新たな教室生の増加に繋がるよう取り組んでまいります。 なお、合唱教室は、学校の休み期間中だけでなく、随時見学や随時体験の受 け入れも実施してまいります。 ○ 文化教室フェスティバルの開催 エンゼルこども文化教室で学ぶこどもたちの、1 年間の成果を発表する場と して、教室開講当初から開催している「エンゼルこども文化教室フェスティバ ル」は、36回目を迎えますが、引き続き3月最初の日曜日(3月3日)に開 催してまいります。 3 施設の改修等について 一昨年12月に実施されました簡易耐震診断において、ホワイエや小ホールの耐 震性に問題があると指摘され、施設や設備の経年劣化が進行しておりますが、現時 点において、当会館のあり方の議論が継続中であり、耐震対策や老朽化に伴う施設 改修、機器や設備の更新などの目途は立っておりませんので、昨年に引き続き、平 成30年度の修繕予算について、施設活用団体選定基準額を超える額を確保し、施 設の維持管理に努めてまいります。

参照

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