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資料編最先端観光コンテンツインキュベーター事業夜間の観光資源活性化に関する協議会第 1 回 2018 年 11 月 2 日

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(1)

資料編

最先端観光コンテンツ インキュベーター事業

夜間の観光資源活性化に関する協議会 第1回

(2)

1.コンテンツの拡充、2. 場の整備

3. 交通アクセス

6. 推進の仕組み

統計データ算出方法

資料編内容

2

(3)

仮説の振り返り

(4)

 生活者(住民、雇用主、労働者…)  来街者(訪日外国人/国内観光客…)  企業・商店(立地/来街企業、産業分野…)

 ナイトタイムエコノミー(NTE)のまちづくりの観点を整理し、あるべき姿の検討アプローチを導出する

 先進事例の調査にあたり、はじめに検討アプローチから導き出した仮説を策定する

 仮説を国内外先進事例調査およびマーケティング調査(アンケート)により検証する

ナイトタイムエコノミーの日本のあるべき姿(仮説)

インフラ(基盤)

制度の設計、規制の強化・緩和

ナイトタイムエコノミーのまちづくりの観点

NTEのまちづくりコンセプト(ブランディング)

-

24時間快適な活動が実現され、 訪日外国人の消費額が上がるまち -生活者 来街者(訪日外国人等) 企業 イベント1 アクティ ビティ1 アクティ ビティ2 イベント2 商店2 商店1 多言語 対応 安全 安心 交通 アクセス IT プロモーション 決済基盤

まちをNTE対応する主な目的は?

 まちのインバウンド誘客による経済競争力の向上  まちの持続可能性(サステイナビリティ)の向上  まちの生活の質(Quality of Life)の向上…

目的

コンテンツ提供に必要なインフラは?

 24時間交通(電車、バス)  IoT デバイス(センサー・カメラ等)  Wi-Fi環境、自動翻訳  キャッシュレス環境

インフラ

ターゲット*が求めるコンテンツは?

コンテンツ

ターゲット

(受益者)

これらを 感じられる お店やイベント

制度

法規制

NTEのまちづくりに必要な制度、法規制は?

 ナイトメイヤー制度、パープルフラッグ制度  柔軟な官民連携制度、手続きの簡素化  騒音、光害規制条例の条件付き緩和  外国人労働者の長期滞在、就労条件の緩和… *訪日外国人 日本固有性 Culture 地域との繋がり Connect 親近感 Comfortable 最先端 Cutting Edge 4

まちに呼び込みたいターゲット(受益者)は?

4C

(5)

 ナイトタイムエコノミー推進の要素を、ナイトタイムエコノミー議連の提言を参考に7つの要素に分類する

 7つの要素のうち、本事業において重点的に検討すべき要素に強弱をつけ、本事業では特に「コンテンツの拡充」、「場

の整備」、「推進の仕組み」についての検討を進める

ナイトタイムエコノミー推進の7つの要素

★:仮説を検証した上で、各自治体が夜間観光を推進するための具体的なアプローチ方法をパターン別に紹介 ●:仮説を検証した上で、各自治体が夜間観光を推進するための具体的なアプローチ方法を紹介 ▲:仮説を検証するための国内外の取組み及び事例の紹介 ナイトタイムエコノミー 推進の要素 訪日外国人のニーズを捉えたコンテンツの開発、開拓、活用が必要 夜間コンテンツを開催する施設等を適切に活用する 訪日外国人が快適に夜間の観光を楽しめる交通インフラの整備が必要 生活者、訪日外国人等全てのステークホルダーが夜間を安心安全に楽しめる環境の整備が必 要 訪日外国人向けのプロモーション(チケッティングの仕組みの構築)が必要 複数のステークホルダーが関係するため、効果的なナイトタイムエコノミー推進の仕組みの 整備が必要 夜間観光を推進するための労働力の確保、維持、労働者の補助等が必要 要素の概要 コンテンツ コンテンツ インフラ 制度・法規制 インフラ 制度・法規制 インフラ 制度・法規制 コンテンツ 制度・法規制 コンテンツ インフラ 制度・法規制 ターゲット ターゲット ターゲット コンテンツ(プロモーション含む) ターゲット 目的 1. コンテンツの拡充 2. 場の整備 3. 交通アクセス 4. 安心安全の確保 5. プロモーション 6. 推進の仕組み 7. 労働 ★ ● ★ ★ ● ▲ ▲ ナイトタイムエコノミーの まちづくりの観点 5

(6)

1. コンテンツの拡充、2. 場の整備

(7)

7

 国内外のナイトタイムエコノミーに係る人気コンテンツ事例を調査する

 調査コンテンツの特徴を理解し、先進事例となりうるコンテンツを選定、分析、類型化する

 選定コンテンツより、日本の各まちへのカスタマイズ・拡充方法(案)、訪日外国人対応等の示唆出しを行う

コンテンツ事例調査・分析と日本へ応用するための示唆出しについて

国内外のナイトタイムエコノミーに

係る人気コンテンツ事例を調査

調査コンテンツの特徴を理解し、

以下手法により先進事例となりう

るコンテンツを選定、分析、類型化

 課題解決の方向性の仮説に基づく 選定  訪日外国人が求める観点(4C)に 基づく分析  9つの観光資源の利活用に基づく 類型化

選定コンテンツより、日本の各まち

へのカスタマイズ・拡充方法(案)、

訪日外国人対策等の示唆出し

調査

コンテンツ事例調査プロセス

1

2

選定・分析・類型化

3

示唆出し

手法 手法  国内外のガイドブックやトリップアド バイザーなどにおける評価・口コミ  国内外ヒアリングによる人気コンテ ンツの洗い出し

(8)

8

 訪日外国人に人気の文化施設(美術館・博物館等)の夜間営業による夜間コンテンツの拡充を期待する

 独自の文化施設をユニークベニューとして夜間活用したツアーやイベント誘致による夜間コンテンツの拡充と施設プロ

モーション効果を期待する

文化資源:文化施設の利活用夜間コンテンツ 調査サマリー

歴史文化施設の夜 間営業 事例種類 課題 解決の 方向性

Anne Frank House(アムステルダム) 【特徴】 • アンネフランクという世界的知名度 • 夜間営業(22時まで) • 好立地 事例(国内外) カスタマイズ・拡充方法(案) • 日本固有性 Culture 訪日外国人が 求める観点 (4C) モノ消費 コト消費 施設 ソフト・ハード 美術館・博物館の 夜間活用(ツアー)

The Metropolitan Museum of Art: VIP Tour(ニューヨーク) 【特徴】 • 閉館後の人気美術館を巡るツアー • ガイドスタッフによる美術館・美術品の 秘密等の説明 • ワイン一杯を無料配布 • 日本固有性 Culture • 地域との繋が り Connect • 親近感 Comfortable モノ消費 コト消費 施設 美術館・博物館の 夜間活用(イベン ト)

“Lates” at Science Museum(ロンドン) 【特徴】 • 毎月一度のイベントとして、科学博物 館を夜間営業 • アルコールの販売やサイレントディス コなどを実施 • 18歳以上の入場に限定 • 訪日外国人に人気な歴史文化施設を 夜間営業 • 訪日外国人対策として、音声ガイドな どの多言語対応 • 通常の営業時間の夜間延長が困難な 美術館・博物館においては、管理可能 な人数に限定したツアーにて消費を促 す • 訪日外国人対策として、バイリンガル スタッフや携帯翻訳機の利用などによ る多言語対応が必要 • 各美術館・博物館をユニークベニュー と位置付け、定期的な夜間イベントを 開催 • 防犯対策、訪日外国人対策として多 言語対応等が必要 • 日本固有性 Culture • 地域との繋が り Connect • 親近感 Comfortable • 最先端 Cutting Edge モノ消費 コト消費 施設 各地域固有 文化を感じら れる固有コン テンツ 体系 各地域固有 文化を感じら れる固有コン テンツ 地域自体の プロモーショ ン効果を狙っ たイベント型 コンテンツ 名称・特徴 B B C 長期型 オール シーズン 昼夜 営業 期間・時間 長期型 オール シーズン 昼夜 営業 長期型 オール シーズン 昼夜 営業

文化資源:文化施設の利活用夜間コンテンツ(1/2)

1 2 1-1 2 1-1 2-1 2 1-1 2-出所:オランダ政府観光局 ※イメージ 出所:Pixabay

出所:Anne Frank Houseウェブサイト等、The Metropolitan Museum of Art Toursウェブサイト等、“Lates” at Science Museumウェブサイト等を基に作成

(9)

9

 訪日外国人に人気の文化施設(美術館・博物館等)の夜間営業による夜間コンテンツの拡充を期待する

 独自の文化施設をユニークベニューとして夜間活用したツアーやイベント誘致による夜間コンテンツの拡充と施設プロ

モーション効果を期待する

文化資源:文化施設の利活用夜間コンテンツ 調査サマリー

図書館の夜間活用 事例種類 課題 解決の 方向性 Customs House(シドニー) 【特徴】 • 図書館の最上階を飲食店として活用 • 飲食店は深夜まで営業 • 立地がよい 事例(国内外) カスタマイズ・拡充方法(案) • 日本固有性 Culture • 地域との繋が り Connect • 親近感 Comfortable 訪日外国人が 求める観点 (4C) モノ消費 コト消費 施設 ソフト・ハード 5 1 1- 2-• 図書館の最上階、屋上、駐車場等の スペースを活用し飲食店を展開 • 訪日外国人対策として、バイリンガル スタッフや携帯翻訳機の利用などによ る多言語対応が必要 各地域固有 文化を感じら れる固有コン テンツ 体系 名称・特徴 B 長期型 オール シーズン 昼夜 営業 期間・時間

文化資源:文化施設の利活用夜間コンテンツ(2/2)

出所:Customs Houseウェブサイト等を基に作成

(10)

10

 訪日外国人に人気のある美術館・博物館の営業時間を夜間まで延長する

 訪日外国人対策として、音声ガイドなどの多言語対応が必要である

コンテンツ事例(アムステルダム)

Anne Frank House

料金 アクセス 時間 大人(18-) € 10 (約1,300円) 子供(10-17)€ 5 (約650円) 子供(0-9) 無料 アムステルダム中央駅から徒歩約20分 *トラムを利用するとより近い 4月-10月:9:00-22:00 11月-3月:9:00-19:00(土曜は21:00まで) 事業者 民間事業者 (アンネ・フランク財団(一般財団法人)) まちの 類型 文化資源:文化施設(歴史文化施設の夜間営業) 導入課題 ヒト 多言語対応可能なスタッフの雇用 モノ 各文化施設の訪日外国人への認知向上 カネ 夜間営業時のランニングコスト 各地域固有文化を感じられる固有コンテンツ

B

1 1-2 1-訪日外国人に人気なコンテンツの拡充 昼間のアクティビティの夜間営業を延長 課題解決の方向性検証 • 中立を宣言していたオランダにドイツ軍が侵入して きた頃にフランクフルトから逃げてきたアンネ・フラン ク一家の隠れ家(回転式本棚、屋根裏部屋)が保存 • 人種差別に反対する運動の象徴の一つ • アンネ・フランクの生涯を綴った日記は67言語にも のぼり翻訳され、3千万部売り上げた • 年間約100万人の観光客が訪れる 概要 日本固有性 Culture 地域との繋がり Connect 親近感 Comfortable 最先端 Cutting Edge

出所:Anne Frank Houseウェブサイト等を基に作成

出所:オランダ政府観光局 ※イメージ

(11)

11

 各美術館・博物館をユニークベニューと位置付け、定期的な夜間イベントを開催する

 防犯対策、訪日外国人対策として多言語対応等が必要である

コンテンツ事例(ロンドン)

“Lates” at Science Museum

料金 時間 地下鉄サウスケンジントン駅より徒歩約10分 毎月最終週の水曜日 18:45-22:00(通常は18時閉館) 事業者 Science Museum 導入課題 ヒト 夜間帯営業時スタッフの確保 モノ 飲食販売ブース設置や各種イベントの誘致 カネ 誘致イベント関係者等との契約内容次第 アクセス 入場無料(18歳以上限定) ※館内での飲食等費用は別途発生 まちの 類型 文化資源:文化施設(美術館・博物館の夜間活用) 1 1-2 1-訪日外国人に人気なコンテンツの拡充 昼間のアクティビティの夜間営業を延長 課題解決の方向性検証 1 2- ユニークベニューの有効活用 地域自体のプロモーション効果を狙ったイベント型コンテンツ

C

• ロンドンの観光名所である科学博物館(Science Museum)にて毎月一度開催される夜間イベント • 毎月テーマは異なり、飲食物を販売するブースが設 置、お酒を片手に展示を見ることができる • DJを呼んだサイレント・ディスコや、トークイベント、 ショー、ワークショップなども催される 概要 日本固有性 Culture 地域との繋がり Connect 親近感 Comfortable 最先端 Cutting Edge

出所:“Lates” at Science Museumウェブサイト等を基に作成

(12)

12

 インバウンド観光客に人気のエンターテイメントショーの夜間営業や各種ツアーによる夜間コンテンツの拡充を期待する

 街全体(公共空間)を夜間活用した継続性のあるイベント誘致による夜間コンテンツの拡充とプロモーション効果を期待

する

文化資源:エンターテイメントショーの利活用夜間コンテンツ 調査サマリー

エンターテイメント (ショー、ライブ、ク ラブ)の夜間営業 事例種類 課題 解決の 方向性 Broadway Show(ニューヨーク) 【特徴】 • 世界一のミュージカルの集積地 • 使用言語が英語である • ショーの前後に夕食を食べる(プレ・ア フターディナー)ことが一つのコンテン ツ化 事例(国内外) カスタマイズ・拡充方法(案) • 地域との繋が り Connect • 親近感 Comfortable 訪日外国人が 求める観点 (4C) モノ消費 コト消費 施設 ソフト・ハード ノンバーバルエン ターテイメント ショーの夜間営業

Siam Niramit Show(バンコク) 【特徴】 • 毎日20時から開催 • タイの歴史と文化を伝えるノンバーバ ルショー • スクリーン上でストーリーラインを字幕 で表示(多言語対応) • 日本固有性 Culture • 地域との繋が り Connect • 親近感 Comfortable モノ消費 コト消費 施設 • 海外の著名なミュージカルを招き公演 • 公演時間を従来より遅らせ、海外と同 程度とする • 定期的なミュージカル公演を継続する ことで、「演劇が観られるまち」という認 識を定着させる • 和食を用いた「プレ・アフターディナー」 を開発、提供する • 訪日外国人に人気のあるノンバーバ ルエンターテイメントショーの公演時間 を夜間まで延長 • ノンバーバル公演とすることで、訪日 外国人への多言語対応が不要 訪日外国人 に親近感が ある共通コン テンツ 体系 訪日外国人 に親近感が ある共通コン テンツ 名称・特徴 A A 長期型 オール シーズン 夜間営業 (早朝含 む) 期間・時間 長期型 オール シーズン 夜間営業 (早朝含 む)

文化資源:エンターテイメントショーの利活用夜間コンテンツ(1/3)

1 3 1-5 1-1 2 1-3 5 1-官民連携の街全体 でのナイトイベント Vivid Sydney(シドニー) 【特徴】 • シンボリックなオペラハウス等のプロ ジェクションマッピング • 毎年3週間開催(当初より長期化) • 観光閑散期の時期に毎年テーマを変 えて開催。集客力・経済効果の高い観 光資源に醸成 • 歴史的建造物と日本文化・アニメを用 いたプロジェクションマッピングを毎年 1か月間程度開催し、海外プロモー ション可能なコンテンツとする • 毎年開催することで、地域自体のプロ モーション効果を発揮し、地方の経済 波及効果を生み出す • 最先端 Cutting Edge • 日本固有性 Culture • 地域との繋が り Connect 1 4 1-1 2-モノ消費 コト消費 施設 空間 2 2-地域自体の プロモーショ ン効果を狙っ たイベント型 コンテンツ C 短期型 夜間営業 (早朝含 む) 3 2-出所:Pixabay 出所:タイ国政府観光庁 ※イメージ 出所:Pixabay

(13)

13

 インバウンド観光客に人気のエンターテイメントショーの夜間営業や各種ツアーによる夜間コンテンツの拡充を期待する

 街全体(公共空間)を夜間活用した継続性のあるイベント誘致による夜間コンテンツの拡充とプロモーション効果を期待

する

文化資源:エンターテイメントショーの利活用夜間コンテンツ 調査サマリー

心霊スポットの夜 間活用 事例種類 課題 解決の 方向性

Ghost Bus Tours(ロンドン) 【特徴】 • 有名な幽霊スポット(墓地等)を巡るツ アー • ロンドンの有名な2階建てバスを利用 • バスガイドによるコメディ・ホラー・ ショーも実施 事例(国内外) カスタマイズ・拡充方法(案) • 日本固有性 Culture • 地域との繋が り Connect 訪日外国人が 求める観点 (4C) コト消費 施設 空間 ソフト・ハード 既存ナイトクラブの

活用 Osaka Nightclub Pass(大阪)

【特徴】 • 大阪の繁華街「キタ」(大阪駅・梅田駅 周辺)と「ミナミ」(心斎橋~難波駅周 辺)のナイトクラブ10店の共通入場パ ス • 日本固有性 Culture • 地域との繋が り Connect • 親近感 Comfortable モノ消費 コト消費 施設 • 日本でも既にタクシー会社による心霊 スポット巡礼ツアーなどが開催されて いるが、訪日外国人の受入体制を整 備(多言語対応等)することによりニー ズを満たす • 日本には至るところに首塚等の歴史 にまつわる心霊スポットがあるため、 ユニークベニューとして活用が可能 • 訪日外国人にとってナイトライフの主 要コンテンツであるナイトクラブの周遊 パスを販売することにより、各都市の 既存施設の活性化を促進 各地域固有 文化を感じら れる固有コン テンツ 体系 訪日外国人 に親近感が ある共通コン テンツ 名称・特徴 A B 長期型 オール シーズン 夜間営業 (早朝含 む) 期間・時間 長期型 オール シーズン 夜間営業 (早朝含 む)

文化資源:エンターテイメントショーの利活用夜間コンテンツ(2/3)

アリーナ、スタジア ムの活用 The O2 Arena(ロンドン) 【特徴】 • アリーナを囲むように飲食店、小売店、 アミューズメント施設が集積 • 商業施設含め施設内は屋根で覆われ ているため、全天候に対応 • 地下鉄駅から徒歩5分程と好アクセス • アリーナ、スタジアムの周辺地域を活 性化重点地域とし、商業施設を誘致 • スポーツのみならず、コメディー等幅 広いコンテンツの公演を行うことで幅 広い層の取り込み • 日本固有性 Culture • 地域との繋が り Connect • 親近感 Comfortable モノ消費 コト消費 施設 各地域固有 文化を感じら れる固有コン テンツ B 長期型 オール シーズン 昼夜 営業 1 4 1-1 2-1 3 1-5 1-2 2-1 2 1-3 1-出所:Pixabay ※イメージ 出所:Pixabay ※イメージ 出所:Pixabay

(14)

14

 インバウンド観光客に人気のエンターテイメントショーの夜間営業や各種ツアーによる夜間コンテンツの拡充を期待する

 街全体(公共空間)を夜間活用した継続性のあるイベント誘致による夜間コンテンツの拡充とプロモーション効果を期待

する

文化資源:エンターテイメントショーの利活用夜間コンテンツ 調査サマリー

スポーツ観戦の活 用 事例種類 課題 解決の 方向性

Baseball Game of New York Yankees (ニューヨーク) 【特徴】 • 試合開始時間を比較的遅らせることに より、仕事帰りの客層も取り込む 事例(国内外) カスタマイズ・拡充方法(案) • 日本固有性 Culture • 地域との繋が り Connect • 親近感 Comfortable 訪日外国人が 求める観点 (4C) モノ消費 コト消費 施設 空間 ソフト・ハード • 試合開始時間を比較的遅らせることに より、仕事帰りの客層も取り込む • チケッティングの外国語対応を進める ことで、外国人観光客層を取り込む 訪日外国人 に親近感が ある共通コン テンツ 体系 名称・特徴 A 長期型 オール シーズン 夜間営業 (早朝含 む) 期間・時間

文化資源:エンターテイメントショーの利活用夜間コンテンツ(3/3)

1 2 1-4 1-出所:Pixabay 出所:Yankees.comウェブサイト等を基に作成

(15)

15

 歴史的建造物と日本文化・アニメを用いたプロジェクションマッピングを毎年1か月間程度開催し、海外プロモーション可

能なコンテンツとする

 毎年開催することで、地域自体のプロモーション効果を発揮し、地方の経済波及効果を生み出す

コンテンツ事例(シドニー)

Vivid Sydney

料金 アクセス 時間 入場料無料 クルーズ:AUD$69(約5,700円) セントラル駅より徒歩圏内 タウンホール駅より徒歩圏内 2018/5/25-2018/6/16 23日間 6pm-11pm 事業者 自治体(Destination NSW, the NSW

Government’s tourism and major events agency)

まちの 類型 文化資源:エンターテイメントショー(官民連携の街全体でのナイトイベント) 導入課題 ヒト 各種演出準備作業や管理スタッフの雇用、委託 モノ 各建物との連携構築、各種演出機材調達 カネ 各種演出に係る初期投資及びランニングコスト 地域自体のプロモーション効果を狙ったイベント型コンテンツ

C

1 1-4 1-訪日外国人に人気なコンテンツの拡充 夜間景観を楽しむコンテンツの拡充 課題解決の方向性検証 • シンボリックなオペラハウスや歴史的建造物等をイ ルミネーション、プロジェクションマッピング、音楽を 使ってエンターテイメント化 • 毎年3週間開催(期間は当初より長くなっている) • 観光閑散期の時期に毎年テーマを変えて開催 • 2017年、233万人が入場、州経済に1億4300万ドル の経済効果 概要 1 2-2 2-ユニークベニューの有効活用 遊休施設・公共空間の有効活用 日本固有性 Culture 地域との繋がり Connect 親近感 Comfortable 最先端 Cutting Edge 出所:Pixabay 出所:Vivid Sydneyウェブサイト等を基に作成

(16)

16

 日本でも既にタクシー会社による心霊スポット巡礼ツアーなどが開催されているが、訪日外国人の受入体制を整備(多

言語対応等)することによりニーズを満たす

 日本には至るところに首塚等の歴史にまつわる心霊スポットがあるため、ユニークベニューとして活用が可能である

コンテンツ事例(ロンドン)

Ghost Bus Tours

料金 時間 大人(16歳以上) 3,450円 子供(5~15歳) 2,250円 日曜~木曜:19:30、21:00 金曜:18:00、19:30、21:00 土曜:18:00、19:30、19:45、21:00、21:15 事業者 民間事業者

(The Ghost Bus Tours) 導入課題 ヒト 多言語対応可能なツアーガイドの雇用 モノ ツアー用バスの準備、実施ロケーションの確保 カネ バス購入等の初期投資、ツアーガイドの人件費 チャリングクロス駅より徒歩約4分 アクセス まちの 類型 文化資源:エンターテイメントショー(心霊スポット の夜間活用) 各地域固有文化を感じられる固有コンテンツ

B

1 1-4 1-課題解決の方向性検証 1 2-2 2-訪日外国人に人気なコンテンツの拡充 夜間景観を楽しむコンテンツの拡充 ユニークベニューの有効活用 遊休施設・公共空間の有効活用 • 有名な幽霊スポット(墓地等)を巡るツアー • ロンドンの有名な2階建てバスを利用 • バスガイドが、ロンドンの暗い歴史や幽霊の物語を紹介 • 車内ではバスガイドが幽霊のコスチュームを装い、コメ ディ・ホラー・ショーを実施 • バス車内の内装も特殊効果を施し、乗車中も楽しめる • ツアー所要時間は1時間15分 概要 日本固有性 Culture 地域との繋がり Connect 親近感 Comfortable 最先端 Cutting Edge 出所:Pixabay ※イメージ

(17)

17

 インバウンド観光客に人気の飲食店や商業施設の夜間営業による夜間コンテンツの拡充を期待する

 各種飲食店の回遊ツアーや公共空間を夜間活用したナイトマーケット等の誘致による夜間コンテンツの拡充を期待する

文化資源:グルメ・ショッピングの利活用夜間コンテンツ 調査サマリー

人気飲食店の夜間 営業 事例種類 課題 解決の 方向性

The Sherlock Holmes Pub(ロンドン) 【特徴】 • 観光客に人気のテーマ・パブレストラ ンを夜間営業 • 店内にはシャーロック・ホームズの部 屋を再現したコーナーがある • 英国パブの雰囲気を気軽に楽しめる 事例(国内外) カスタマイズ・拡充方法(案) • 日本固有性 Culture • 地域との繋が り Connect • 親近感 Comfortable 訪日外国人が 求める観点 (4C) モノ消費 コト消費 施設 ソフト・ハード 商業施設の夜間営 業 Doota Mall(ソウル) 【特徴】 • 人気のショッピングモールを夜間営業 (週末は早朝まで営業) • 日本固有性 Culture • 親近感 Comfortable モノ消費 コト消費 施設 • 訪日外国人に人気のある日本アニメ をコンセプトとしたカフェ等の飲食店の 営業時間を夜間まで延長 • 集客力の弱いクローズドな飲食店を海 外のバー・パブのようにテラス席を設 ける等オープンな雰囲気にすることに より、訪日外国人が気軽に楽しめるよ うになる • 訪日外国人に人気のある商業施設の 営業時間を深夜まで延長 • 外国人宿泊数の多いエリアの商業施 設や商店街の営業時間を深夜まで延 長 各地域固有 文化を感じら れる固有コン テンツ 体系 訪日外国人 に親近感が ある共通コン テンツ 名称・特徴 A B 長期型 オール シーズン 昼夜 営業 期間・時間 長期型 オール シーズン 昼夜 営業 カフェ・レストランの 夜間活用(ツアー)

Toronto Food Tours(トロント) 【特徴】 • 複数のカフェ・レストランを周遊するツ アーを夜間においても実施 • トロントの町の面白い話や見所をガイ ドが紹介する • 地元民と交流しながら飲食を楽しめる • 訪日外国人に人気のある日本的なカ フェ・レストランの周遊ツアーを夜間開 催し、各飲食店の夜間営業を促進 • 各都市の歴史や文化等を説明 • 訪日外国人対策として、バイリンガル スタッフや携帯翻訳機の利用などによ る多言語対応が必要 • 日本固有性 Culture • 地域との繋が り Connect モノ消費 コト消費 施設 各地域固有 文化を感じら れる固有コン テンツ B 長期型 オール シーズン 昼夜 営業

文化資源:グルメ・ショッピングの利活用夜間コンテンツ(1/2)

1 2 1-1 2 1-1 2 1-5 1-出所:ロンドン政府観光局 出所:韓国観光公社 出所:Pixabay ※イメージ

(18)

18

 インバウンド観光客に人気の飲食店や商業施設の夜間営業による夜間コンテンツの拡充を期待する

 各種飲食店の回遊ツアーや公共空間を夜間活用したナイトマーケット等の誘致による夜間コンテンツの拡充を期待する

文化資源:グルメ・ショッピングの利活用夜間コンテンツ 調査サマリー

事例種類 課題 解決の 方向性 事例(国内外) カスタマイズ・拡充方法(案) 訪日外国人が 求める観点 (4C) ソフト・ハード ナイトマーケットの 開催

Rod Fai Market(バンコク) 【特徴】 • 飲食、ショッピングエリア等、1,000件 程度の露店が並び、併設ステージに て演奏が行われる、ローカルな雰囲気 が味わえるナイトマーケット • 色とりどりのテントの屋根がインスタ映 えすると評判 • 日本固有性 Culture • 地域との繋が り Connect • 親近感 Comfortable モノ消費 コト消費 空間 • 各地域の商店街などの事業者等が協 力し、公園や道路等の公共空間を有 効活用することにより、毎週末などに ナイトマーケットを定期開催し訪日観 光客がいつ来ても楽しめる夜間イベン トを拡充 体系 地域自体の プロモーショ ン効果を狙っ たイベント型 コンテンツ 名称・特徴 C 期間・時間 長期型 オール シーズン 夜間営業 (早朝含 む)

文化資源:グルメ・ショッピングの利活用夜間コンテンツ(2/2)

パブ&バーの夜間

活用(ツアー) The Rocks Pub Tour(シドニー)

【特徴】 • シドニー最古のパブや歴史ある商店 街のパブのガイド付き周遊ツアー • ガイドがオーストラリアの歴史、ゴシッ プ、ディープなパブ文化を説明 • 親近感 Comfortable • 日本固有性 Culture • 地域との繋が り Connect モノ消費 コト消費 施設 • 日本にある老舗のバー・居酒屋や商 店街にある個店などの周遊ツアーを 夜間開催し、既存施設の活性化を促 進 • 各都市の歴史や文化等を説明 • 訪日外国人対策として、バイリンガル スタッフや携帯翻訳機の利用などによ る多言語対応 訪日外国人 に親近感が ある共通コン テンツ A 長期型 オール シーズン 夜間営業 (早朝含 む) 1 4 1-2 2-1 5 1-スモールバーの 保護と活用

Small Bar Erskine St.(シドニー) 【特徴】 • 小面積空間のバー営業ライセンス整備 • 収容人数を100人以下に制限 • その他既存のバー運営ライセンスより取 得が容易 • 営業時間条件:正午~2am (延長許可時:10am~5am) • 既存の法令・条例等に縛られず、ナイ トタイムエコノミー振興に必要となる緩 和策や各種申請プロセスの簡素化な どの検討が必要 • 日本固有性 Culture • 地域との繋が り Connect • 親近感 Comfortable モノ消費 コト消費 施設 訪日外国人 に親近感が ある共通コン テンツ A 長期型 オール シーズン 昼夜 営業 1 2 1-6 1-4 2-出所:タイ政府観光局

出所:Dave‘s Travel & Events等、Bangkok.comウェブサイト等、NSW Governmentウェブサイト等を基に作成

(19)

19

 日本にある老舗のバー・居酒屋や商店街にある個店などの周遊ツアーを夜間開催し、既存施設の活性化を促進する

 各都市の歴史や文化等を説明する

 訪日外国人対策として、バイリンガルスタッフや携帯翻訳機の利用などによる多言語対応が必要である

コンテンツ事例(シドニー)

The Rocks Pub Tour

料金 アクセス 時間 AUD$90(約7,500円) *各パブで1杯のビールやハウスワイン付 ウィンヤード駅より徒歩約6分 6:00 pm - 9:30 pm 事業者 民間事業者

(Dave’s Travel and Events Group)

• シドニー最古のパブや歴史ある商店街のパブのガ イド付き周遊ツアー • ガイドがオーストラリアの歴史、ゴシップ、ディープな 文化を説明 • カンガルーやワニ肉の試食が可能 • トリップアドバイザーでシドニーのナイトライフランキ ングで1位を獲得 訪日外国人に親近感がある共通コンテンツ 概要 まちの 類型 文化資源:グルメ・ショッピング(バーホッピング) 導入課題 課題解決の方向性検証 ヒト 多言語対応可能なツアーガイドの雇用 モノ 各店舗との連携構築 カネ ツアーガイドスタッフの人件費

A

1 1-5 1-訪日外国人に人気なコンテンツの拡充 文化芸能や既存施設の保護・活性化に寄与する コンテンツの拡充 日本固有性 Culture 地域との繋がり Connect 親近感 Comfortable 最先端 Cutting Edge

(20)

20

 各地域の商店街などの事業者等が協力し、公園や道路等の公共空間を有効活用することにより、毎週末などにナイト

マーケットを定期開催し訪日観光客がいつ来ても楽しめる夜間イベントを拡充する

コンテンツ事例(バンコク)

Rod Fai Market(Train Night market)

料金 アクセス 時間 店舗によって異なる フワランポーン駅から車で約40分 金-日: 17:00~1:00am 事業者 民間事業者 (Pairod Rolraew) 導入課題 ヒト 各店舗における多言語対応 モノ 実施場所の確保、出店事業者等の確保 カネ 実施場所のリース料等 まちの 類型 文化資源:グルメ・ショッピング(ナイトマーケット) 地域自体のプロモーション効果を狙ったイベント型コンテンツ

C

1 1-4 1-訪日外国人に人気なコンテンツの拡充 夜間景観を楽しむコンテンツの拡充 課題解決の方向性検証 2 2- 遊休施設・公共空間の有効活用 • バー、食事、買い物エリア等、1,000件程度の露店 が並び、演奏が行われるステージもある • 隣接するショッピングセンターから見下ろした色とり どりのテントの屋根がインスタ映えすると評判 • 観光地化した他のマーケットと違い、ローカルの雰 囲気を残している点が人気 • 屋台だけでなく、店舗型のカフェやバーもあり幅広い 層が楽しめる 概要 日本固有性 Culture 地域との繋がり Connect 親近感 Comfortable 最先端 Cutting Edge 出所:Bangkok.comウェブサイト等を基に作成 出所:タイ政府観光局

(21)

21

 それ自体がユニークベニューとなる自然ロケーションの夜間活用による夜間コンテンツの拡充とプロモーション効果を期

待する

自然資源:ロケーションの利活用夜間コンテンツ 調査サマリー

海の夜間活用 事例種類 課題 解決の 方向性 Brooklyn VI Fishing(ニューヨーク) 【特徴】 • ブルックリンの夜景を楽しみながら釣 りができるツアー 事例(国内外) カスタマイズ・拡充方法(案) • 日本固有性 Culture • 地域との繋が り Connect 訪日外国人が 求める観点 (4C) コト消費 空間 ソフト・ハード

川の夜間活用 Thames Dinner Cruise(ロンドン)

【特徴】 • ロンドンの歴史的な建物が立ち並ぶテ ムズ川沿いを、クルーズ船に乗って周 遊するツアー • ロンドンの夜景と豪華な英国料理を楽 しみながら、ピアノの生演奏も聴くこと ができる • 日本固有性 Culture • 地域との繋が り Connect • 親近感 Comfortable モノ消費 コト消費 空間 • 日本では多くの都市が保有する海を 夜間活用し、訪日外国人が体験した いと思える日本独自の漁船や夜釣り 体験を提供 • 訪日外国人対策として、バイリンガル スタッフや携帯翻訳機の利用などによ る多言語対応が必要 • 日本でも既に訪日外国人にも人気の 屋形船クルーズなどがあり、川の夜間 活用はされているが、超富裕層顧客 に特化したクルーズを企画し消費単価 を上げるなどの施策は要検討 • 大阪道頓堀のとんぼりリバークルーズ のようなミニクルーズにて回転率を高 めれば、より多くの外国人受入が可能 各地域固有 文化を感じら れる固有コン テンツ 体系 訪日外国人 に親近感が ある共通コン テンツ 名称・特徴 A B 長期型 オール シーズン 夜間営業 (早朝含 む) 期間・時間 長期型 オール シーズン 夜間営業 (早朝含 む) 森林の夜間活用 Foresta Lumina(モントリオール) 【特徴】 • イルミネーションで演出された森を歩く エンターテインメントプログラム • プロジェクションマッピング、ライティン グ、サウンドエフェクトなどを駆使し、 五感に訴えかけるユニークな体験を提 供 • 日本でも既に長崎・伊王島にアイラン ドルミナがオープンし、同様のコンテン ツが存在するが、森林を夜間活用しコ ンテンツ化することが可能な同業態は、 日本各地にてカスタマイズが可能 • 日本固有性 Culture • 地域との繋が り Connect • 最先端 Cutting Edge モノ消費 コト消費 空間 地域自体の プロモーショ ン効果を狙っ たイベント型 コンテンツ C 長期型 オール シーズン 夜間営業 (早朝含 む)

自然資源:ロケーションの利活用夜間コンテンツ(1/2)

1 2 1-1 4 1-1 3 1-4 1-4 1-1 2-1 2-1 2-出所:Pixabay ※イメージ 出所:Pixabay 出所:ケベック州政府観光局

(22)

22

 それ自体がユニークベニューとなる自然ロケーションの夜間活用による夜間コンテンツの拡充とプロモーション効果を期

待する

自然資源:ロケーションの利活用夜間コンテンツ 調査サマリー

広大な砂漠の夜間 活用 事例種類 課題 解決の 方向性 Field of Light(ウルル) 【特徴】 • ウルル(エアーズロック)が見えるサッ カーグラウンド4面分の広さに及ぶ砂 漠に約5万球以上の電球を灯すイルミ ネーション・ショー • 屋外ディナーが楽しめるツアーもある 事例(国内外) カスタマイズ・拡充方法(案) • 日本固有性 Culture • 地域との繋が り Connect • 最先端 Cutting Edge 訪日外国人が 求める観点 (4C) モノ消費 コト消費 空間 ソフト・ハード 洞窟・鍾乳洞の夜 間活用 洞窟ナイトツアー(旭川) 【特徴】 • 通常入洞時間終了後に開催 • ヘッドライトとランタンだけで、ガイドと 夜の鍾乳洞を探検 • 日本固有性 /Culture • 地域との繋が り/Connect コト消費 施設 空間 • 日本でも海浜公園や鳥取砂丘などを 活用したイルミネーションイベントが開 催されており、各都市の広大な敷地に てカスタマイズが可能 • 日本各地に存在する洞窟・鍾乳洞に てカスタマイズが可能 • 訪日外国人対策として、バイリンガル スタッフや携帯翻訳機の利用などによ る多言語対応が必要 地域自体の プロモーショ ン効果を狙っ たイベント型 コンテンツ 体系 各地域固有 文化を感じら れる固有コン テンツ 名称・特徴 B C 長期型 オール シーズン 夜間営業 (早朝含 む) 期間・時間 短期型 夜間営業 (早朝含 む)

自然資源:ロケーションの利活用夜間コンテンツ(2/2)

1 2 1-1 2 1-4 1-1 2-1 2-出所:Pixabay ※イメージ 出所:Pixabay ※イメージ

(23)

23

 日本でも既に訪日外国人にも人気の屋形船クルーズなどがあり、川の夜間活用はされているが、超富裕層顧客に特化

したクルーズを企画し消費単価を上げるなどの施策は要検討である

 大阪道頓堀のとんぼりリバークルーズの様なミニクルーズにて回転率を高めれば、より多くの外国人受入が可能である

コンテンツ事例(ロンドン)

Thames Dinner Cruise

料金 時間 82ポンド (約1万2千円) ※夕食・乗船料込、酒代別途 ユーストン駅より徒歩約1分 19:00~22:30 日曜定休、4/1~12/23の期間のみ運行 事業者 民間事業者 (Bateaux London) 導入課題 ヒト 多言語対応可能なスタッフの雇用 モノ クルーズ船の確保、飲食の準備 カネ クルーズ船購入等の初期投資、ランニングコスト アクセス 課題解決の方向性検証

A

1 1- 訪日外国人に人気なコンテンツの拡充 訪日外国人に親近感がある共通コンテンツ まちの 類型 自然資源:ロケーション(川の夜間活用) 4 1- 夜間景観を楽しむコンテンツの拡充 1 2- ユニークベニューの有効活用 • ロンドンの歴史的な建物が立ち並ぶテムズ川沿 いを、クルーズ船で周遊するツアー • ロンドンの夜景と豪華なイギリス料理を楽しみな がら、ピアノの生演奏も聴くことができる • 船は200~260名乗船可能で、クルーズ時間は約 2時間30分 概要 日本固有性 Culture 地域との繋がり Connect 親近感 Comfortable 最先端 Cutting Edge 出所:Pixabay

(24)

24

 日本でも既に長崎・伊王島にアイランドルミナがオープンし、同様のコンテンツが存在するが、森林を夜間活用しコンテ

ンツ化することが可能な同業態は、日本各地にてカスタマイズが可能である

コンテンツ事例(モントリオール)

Foresta Lumina

料金 時間 16歳以上 :$16.09 6歳~15歳:$9.57(2人目から$8.27) 5歳以下 :無料 日によって異なる(20:30開始や21:00開始など) 開催期間:6/8~10/7(金・土のみ営業の週有り) 事業者 当該自然公園運営者 導入課題 ヒト 各種夜間帯従業員の確保 モノ 各種演出機材の調達、メンテナンス対応 カネ 初期投資及びランニングコスト アクセス シェルブルック空港から車で約50分 まちの 類型 自然資源:ロケーション(森林の夜間活用) 地域自体のプロモーション効果を狙ったイベント型コンテンツ

C

1 1-3 1-訪日外国人に人気なコンテンツの拡充 ロングラン公演や常設のコンテンツの拡充 課題解決の方向性検証 4 1- 夜間景観を楽しむコンテンツの拡充 1 2- ユニークベニューの有効活用 • イルミネーションで演出された森を歩くエンターテイ ンメントプログラム • 来園者は自然公園内の2.6kmの遊歩道を歩きなが らこの地域の神話や伝説にインスパイアされた魔法 の物語を体験 • プロジェクションマッピング、ライティング、サウンドエ フェクトなどを駆使し、五感に訴えかけるユニークな 体験を提供 概要 日本固有性 Culture 地域との繋がり Connect 親近感 Comfortable 最先端 Cutting Edge 出所:ケベック州政府観光局 出所: Foresta Luminaウェブサイト等を基に作成

(25)

25 飲酒、ナイトクラブだけがナイトタイムエコノミーではなく、多様な年代、嗜好の方に楽しんでもらえるコンテンツの整備が必要だ と認識している(自治体職員)

論点集(国内外ヒアリングより抽出)

海外 国内 クラブ以外のレストランも遅くまでやってるなど、街全体の活性化が必要(旅行会社)

 海外では、文化の発信地であるスモールべニューの保存を行うとともに、幅広い観光客に対応できるコンテンツ・場の整

備を行っている

 国内では訪日外国人がいつ来ても常に楽しめる常設のコンテンツやそのための場(劇場)の整備の必要性に関する意

見が多く寄せられた

課題 解決の 方向性 1 5 1-2 1 1-1 1-3 1-5 1-ヒアリング先 内容 新たな文化の醸成が行われるスモールベニューの保存、様々なアーティストが表現できる合法で安全な場所の提供もしくは提 供の支援が行政には求められる(ナイトメイヤー) 異文化を許容し、受け入れる場の整備づくりに注力すべきである(旅行代理店社員) 経済振興のみならず文化振興にも注力するという首長の決断が都市文化の保存には重要である(元ナイトメイヤー) 観光という顧客の一連の旅の流れでカスタマージャーニーという観点でナイトタイムエコノミーを見れていない(協議会有識者) 単発ではなくいつ来てもいつも常にやっている、常設のショーが必要(旅行会社、エンターテイメント事業者、自治体) ノンバーバルのショーの開発が今後の課題(エンターテイメント事業者) 回遊性を促す仕組みづくり、既存店舗を使った夜間の活用など既存の資産や地元のアイディアを活用しながらコンテンツ企画 をしていく予定(自治体) 劇場が全国的に足りず、収益化するのにちょうどいいサイズの劇場の整備や予約時間の柔軟化が不足している(エンターテイ メント事業者) 公道の使用、特別史跡エリアなどイベント時のみならず使用できるような規制緩和(エンターテイメント事業者、旅行会社) 日本のスナックやバーは行きづらく、海外の様な外から賑わいが見えるバーやパブなどがあるとよい(旅行会社) 3 1-5 1-3 2-2 2-1

(26)

1-3. 交通アクセス

(27)

電車 バス

地下鉄(Night Tube) 地上鉄道(Overground) 運行時間 (最終運行時間) 金・土のみ一部路線で 24時間運行 金・土のみ一部路線で 24時間運行 一部路線は24時間運行 夜間運行の有無 〇 〇 〇

運行線区 5路線(全11路線) Cross Gate~Highbury & Islington間 ロンドン市発の夜間運行バス: 17路線(全約600路線) 平均運行頻度 10~20分 15分 20~30分間隔 利用状況 8.7 百万人 (2017/2018) 7.8 百万人(2016/17) ― ―

運営事業者 Transport for London (TfL:ロンドン交通局)

Transport for London (TfL:ロンドン交通局) ※運行はLondon Overground

Rail Operationsへ委託

Transport for London (TfL:ロンドン交通局) ※運行は複数民間事業者 27

 ロンドンの公共交通機関において、深夜運行を行っているのは地下鉄(Night Tube)、地上鉄道(Overground)及びバ

スである

夜間機関(ロンドンの事例)

出所: Transport for London, London Firstを基に作成

ロンドンの公共交通機関における夜間運行の実態

※平均運行頻度は曜日や時 間帯により異なる

(28)

 深夜運行の導入に先立ち、導入による経済効果を試算する調査 を実施  夜22時以降の地下鉄駅の乗降者数のデータを基に、夜間に ニーズのある駅および路線を特定  地下鉄を段階的、部分的に導入を行い、さらに夜間の観光資源 が集積しているエリアを結ぶ地上鉄道の導入を行うことで、利用 者の夜間における交通手段を拡充 28

 ロンドンにおける地下鉄・地上鉄道の深夜運行は、需要の高い路線を対象に金、土の週末のみに限定している。

 鉄道の深夜運行の導入および運行路線選定にあたり、導入による経済効果の試算および需要の高い路線の調査を

行い、ニーズが高い路線から段階的に導入を行っている。

夜間交通(ロンドンの事例)

背景 導入時の 課題  2000年以来、22:00以降のロンドン地下鉄路線の 乗客数の増加率は、終日の2倍以上となっており、 夜間バスの乗客数は同期間に170%増加。特に 金曜と土曜の夜は需要が最も高くなっていた  夜間交通の需要が高まる中、2016年8月に、ロン ドン市の夜間経済の活性化を目的に金・土の Night tube(地下鉄)の5路線を対象に順次終日 運行を開始  Night tubeの成功を受けて、 2017年12月より、 Night Overground(地上鉄道)の一部区間を対象 に金・土における夜間運行を開始。2018年2月に、 北に延びる区間まで延伸  ステークホルダーからの騒音や振動による被害、 犯罪増加に対する懸念  労働組合からのストライキにより、運行開始スケ ジュールが大幅に遅延

出所: Transport for London, 「After years of delay, London‘s ’night tube‘ trains start running」(Reuters)を基に作成

鉄道の夜間運行導入の背景と課題

深夜運行路線選定の考え方

導入時期

対象路線

2016年8月 地下鉄:Central / Victoria 線 2016年10月 地下鉄:Jubilee 線 2016年11月 地下鉄:Northern 線 2016年12月 地下鉄:Piccadilly 線

2017年12月 地上鉄道:Cross Gate~Dalston Junction間 2018年2月 地上鉄道:Dalston Junction~Highbury &

Islington間を延伸

2023年まで 地下鉄:Metropolitan, Circle, District, Hammersmith & City 線

(29)

29

 地下鉄の夜間運行にあたり基本方針を策定し、その要件を満たす路線が運行を開始した

夜間交通(ロンドンの事例)

地下鉄の夜間運行の基本方針

出所: Transport for London

1. 鉄道サービスは、駅でのトラブル発生の可能性を最小限に抑えるために高頻度に運行する

2. ロンドン中心部から少なくとも10分間隔で運行する必要がある

3. 駅のスタッフの数、チケットの購入手段や運賃は日中と同じである必要がある

4. 駅やコントロールセンターは、日中の作業に沿って動作すること

5. 夜間交通の需要があるところにサービスを提供する

6. 各路線は、少なくとも1つの車両メンテナンス所を通過すること

7. 主要なアップグレード作業に与える影響は最小限に抑える

地下鉄の夜間運行は以下の要件に基づいて設計された

(30)

30

 地下鉄の夜間運行の導入に先立ち事前対策を練り、必要な変更を行ったことで、大きな混乱がなく運行を実現している

 特に懸念が多い騒音や防犯対策にあたっては、必要なステークホルダーとのコミュニケーションや連携を通じて、事前

のトラブルを防止する策をとっている

夜間交通(ロンドンの事例)

出所: Transport for London

主な取り組み内容(1/2)

 警備計画の策定 英国交通警察とロンドン警視庁により警備計画が策定された 夜間の鉄道サービスを提供する他都市のアプローチ方法や、駅 やその周辺の犯罪や反社会的行動パターンに関するデータの 分析に基づいて策定した  注意喚起キャンペーンの実施 NightTubeで報告された犯罪の総数は、昼間の時間よりも少な いが、夜間の犯罪の性質は昼間とは異なり、アルコールや反社 会的行動による犯罪が多く、中でも盗難が最も多い。その対策と して、TfLは注意喚起のキャンペーンを実施した  導入前の影響調査の実施 導入に先立ち、騒音問題に取り組むため、TfLは騒音の影響を受 けそうな25万人の住人、企業、利害関係者を対象に、書面による 騒音対策のサポートの必要性の確認を行った  運営上の騒音低減方法の検討 当初から、法規制(ドア閉鎖用チャイム)や安全上必要(列車のホ イッスル)な場合を除き、夜間では、駅や列車の騒音を削減または 除去することが計画されていた。例えば、駅や列車の発車アナウ ンスは音量を最小限に抑えている  苦情処理プロセスの整備 騒音および振動の苦情処理プロセスを整備し、住民に対して、迅 速かつ一貫した対応を行い、最も問題のある領域への投資が優 先される仕組みを整備している 騒音に関する全ての苦情を記録し、24時間以内に確認され、10 営業日以内に回答をする仕組みを整備 苦情のあった住民宅にて、騒音を計測し、自社のデータを照合 の上、特に騒音の改善が必要なエリアを特定させている  新しい技術の活用 線路の改修や制御により、騒音対策にあたっているが、今後も新 しいテクノロジーを活用しながら騒音低減に努めていく 騒音対策 防犯対策

(31)

31

 夜間運行の導入にあたり、人員体制やメンテナンス体制を変更することで、夜間における安全な運行を実現している

 夜間のバスとの接続性や本数の見直しを行うことで、TfL全体での最適化や効率化にも貢献している

夜間交通(ロンドンの事例)

出所: Transport for London

主な取り組み内容(2/2)

 メンテナンス体制の変更 メンテナンスは、日曜日から木曜日の夕方まで実施される ように改定。併せて、メンテナンススタッフの変更も行った  駅での安全確保 夜間運行をしていない駅(特にNightTubeの乗り換え駅)への侵 入を防止して顧客の安全を確保 安全対策 メンテナンス  労働組合協定に沿った人員の確保 パートタイムの運転手および駅員は、労働組合協定に従って募 集を行った 労働力の確保  導入前の試験運転 システム(スタッフとハード面の両方)の立ち上げ準備が整ったこ とをテストするために、運行していない時間帯に試験運転が行わ れた  夜間バスの見直し 夜間に運行する地下鉄の駅とその先の住宅街への接続を考 慮し、夜間バスの新しいルートの設置や地下鉄と重複する夜間 のルートの削減がなされた バスとの連携 導入準備

(32)

32

 地下鉄の夜間運行導入にあたり行った2014年の推計値を大きく上回り、導入2年目の2017/2018年の調査では、約

4,000人の雇用及び£190mの経済効果を生んでいる

夜間交通(ロンドンの事例)

出所: Transport for London, 「Economic Impact of the Night Tube Programme onLondon’s Economy」(Londnon First)

地下鉄の夜間運行導入による経済効果

導入前の推計

(2014年時)

2016/2017年

2017/2018年

乗車人数

-

7.8百人

8.7百人

GVA

-

£171m

£190m

向こう10年間の期待経

済効果(1年あたり)

£77m

※2029年までの間の1年間あたり の経済効果

£138m

£154m

雇用創出

1,965人

3,616 人

3,909 人

その他効果

-

利用者の移動に係る時間を平均20分短縮

(33)

電車 バス 路面電車 運行時間 (最終運行時間) ほとんどの路線で、24時~4:30の 間は運休 一部路線は24時間運行 始発駅(Central)から終着駅 (Dulwich Hill)の終電:23:00(金 以外)、00:00(金) 夜間運行の有無 × 〇 〇 運行線区 ※都市間移動の電車は一部夜間 も運行 【毎日終日運行】 19路線(NightRide Bus含む) 【木・金・土】 終日運行:4路線 時間延長:3路線 【金・土】 終日運行:3路線 時間延長:21路線 (全約600路線) 始発駅(Central)から途中駅(The Star)区間は24時間運行 平均運行頻度 ― 60分 30分 利用状況 ― ― ― 運行事業者 主要路線はTransport for NSW* (州政府) Transport for NSW(州政府) の子会社及び民間の事業者(計8 事業者) Transport for NSW(州政府) 33

 シドニーの公共交通機関において、深夜運行を行っているのはバスと路面電車である

交通機関(シドニーの事例)

出所: Transport for NSWを基に作成

シドニーの公共交通機関における夜間運行の実態

※平均運行頻度は 曜日や時間帯により 異なる *ニューサウスウェールズ州

(34)

34

 電車の運休となる24:00か4:30の間は、電車とほぼ同じ路線をバス(NightRide Bus)に置き換わって運行している

 運行間隔や所要時間など電車と比較すると利便性は下がるが、住民や夜間の従業者の帰宅までの最低限の交通手段

を整備している

夜間交通(シドニーの事例)

ほとんどの路線で電車が運行しない、24:00~4:30の間は電車の 路線をNightRide Busがカバーする形で運行 電車の路線図 NightRide Busの路線図 ※NightRide Bus以外の通常のバス路線も一部夜間運行

出所: Transport for NSW, 「SYDNEY AS A 24-HOUR CITY」(Committee for Sydney)、ヒアリングを基に作成

NightRide Busの夜間運行区間

背景 課題  夜間の列車内の犯罪事故に対する懸念、列車の メンテナンス時間の確保、運営コストの削減を目 的に、NSW州政府は深夜の鉄道サービスを夜間 バスに置き換えるということを1989年に決断 主な 取り組み  NSW州の平均賃金より高く設定することで、夜間 におけるドライバーの雇用を図っている  電車と比較して、本数が少なく、所要時間が長い ため利便性が低く、 University of Western Sydneyの調査によると、58%の人が夜間の交通 に不満を感じているという結果となっている

NightRide Busの概要

(35)

35

 Sydney Light Rail (路面電車)では中心部の一部区間において、24時間運行がなされている

 夜間においても高頻度な運転間隔を目指しており、延伸工事により更なる利便性の向上が期待されている

夜間交通(シドニーの事例)

路面電車の路線図 始発駅(Central)から終着駅(Dulwich Hill )の終電: 23:00(金以外)、00:00(金) 24時間運行区間 始発駅(Central)から途中 駅(The Star)区間は24時 間運行(30分間隔で運行) 出所: Transport for NSW

(36)

36

 鉄道・バス以外にも、夜間に安全にタクシーの乗車ができる乗り場や支払いの仕組みを整備している

 ライドシェアは、夜間における交通手段として広く活用されている

【参考】夜間交通(シドニーの事例)

【Secure taxi ranks制度】

 安全に配慮されたタクシー乗り場。監視カメラの設置や金曜日 と土曜日の夜は警備員を配置することで、顧客及びドライバー の安全を守っている  NSW州内の混雑が多いエリアに設置(シドニー中心部は8か 所)  事前支払い制となっており、タクシー乗り場のカスタマーサー ビスの担当者が運賃の見積もりをサポート(降車時に差分が あれば精算)  事前支払いは、不正乗車や無銭乗車を防止しドライバーの保 護を目的とした制度であるが、夜間において顧客とのトラブル 防止や顧客側にも事前に金額を見積もることができるため、 安心感につながっている 出所: Transport for NSW 【ライドシェアの活用】  Uberに代表されるようなライドシェアは、夜間における公共 交通手段を補完する形で広く使用されている  シドニー市は、中心地(CBD)における、安全な乗降を確保 するために、駐車禁止エリアの一時駐車(5分間)を許可す ることを検討している

鉄道・バス以外の夜間交通

(37)

電車 バス* 運行時間 (最終運行時間) 20路線は24時間運行 5路線は終電が22時-24時の間 一部路線は24時間運行 夜間運行の有無 〇 〇 運行線区 20路線(全25路線) (路線によっては、夜間は別ルートや一部区間の み運行) M路線(マンハッタン内 ):15路線 Q路線(クイーンズ内):4路線 BR路線(ブルックリン内):なし BX路線(ブロンクス):3路線 (全約330路線) ※Q,BR,BXの路線でも一部マンハッタン内を走 る路線は対象 平均運行頻度 10~20分 20~60分 利用状況 1.5% ―

運行事業者 Metropolitan Transportation Authority(ニュー ヨーク都市圏交通公社)

Metropolitan Transportation Authority(ニュー ヨーク都市圏交通公社) 37

 ニューヨークの公共交通機関において、深夜運行を行っているのはバスと路面電車である

交通機関(ニューヨークの事例)

※平均運行区間は曜日や 時間帯により異なる

出所: Metropolitan Transportation Authority, RPA 社ウェブサイトを基に作成

*マンハッタン市内発着、ま たはマンハッタンを経由する 路線を対象に調査

(38)

38

 地下鉄の夜間運行は頻度は減るものの、日中とほぼ変わらないエリアをカバーしている

 一方で、老朽化による列車の遅延や故障が常態化している地下鉄システムの再編計画が提案され、24時間運行の廃

止が検討されている

夜間交通(ニューヨークの事例)

対象路線、運行頻度は減るものの、日中とほぼ同じエリアをカバー できるように、夜間も地下鉄が運行 地下鉄路線図 夜間運行(0時-6時)の地下鉄路線図 *市の経済活性化に取り組む非営利団体

出所: Metropolitan Transportation Authority, RPA 社ウェブサイトを基に作成

地下鉄の夜間運行区間

背景 課題  1904年の開業以来、夜間の運行を実施。両方向 ともに複々線で建設され、深夜は本数を減らし、使 用しない路線は保守作業をしながら運転すること を可能としている  老朽化により、遅延や故障が常態化している ニューヨーク市の地下鉄システムを改善するため、 ニューヨーク州都市交通局(MTA)のシステム再編 計画がRPA*(Regional Plan Association)により 提案され、その中で24時間運行の廃止が検討さ れている

(39)

39

 夜間運行は、財政面で問題があるが、輸送事業者、地方自治体、ナイトタイムエコノミー振興による受益者からの協力

を得ながら克服する仕組みづくりの検討も必要である

 オランダでは、クラブオーナーからの拠出によりナイトバスの運行が支えられている

夜間交通(アムステルダムの事例)

“In the Netherlands, late-night buses have been provided by the owners of

nightclubs to shuttle customers home at the end of the night.”

“オランダでは、クラブオーナー達が顧客の足を確保するために、夜間バスへの拠出を行っている”

夜間交通における財源確保の事例

(40)

論点集(国内外ヒアリングより抽出)

 海外では、夜間交通をエリアを絞って整備するケースが多いが、利便性や安全性で課題がある

 国内では、ナイトタイムエコノミー推進には夜間交通の整備は必要だが、労働力の確保や財政面に関する不安の声が

寄せられている

40 夜間交通の必要性、夜間帯における交通網の営業時間の延長等は、パイロットプログラムやモデル事業で検証す べき事項である(元ナイトメイヤー) 海外 国内 課題 解決の 方向性 1 1 3-2 3-ヒアリング先 内容 夜間交通が整備されている地域であっても、運行間隔が長い、迂回ルートのみの運行となる、不審者が乗車してい て不安といった課題がある(自治体職員) 夜間交通機関の整備が難しいのであれば、民間企業出資によるミニバン等を主要観光地間で運行することも一案 ではないか(業界団体代表) 夜間交通機関の整備が必要(旅行会社、観光局) 夜間の延長運転は採算が合わない(交通局) 各社働き方改革を進んでいる中で、免許の問題もあり、運転手の確保や機動的に数を増やすのは難しい(交通局) 1 3-3 3-1

(41)

3-6. 推進の仕組み

(42)

42

 海外都市の先進事例では、ナイトタイムエコノミーを行政が主導するパターン、または民間が主導するパターンの大き

く2パターンに分けられる

推進体制の整備(1/6)

【特徴】 長所:民間の意見を集約し、提言としてまとめやすい 短所:ナイトメイヤーに権限がなく、官側の行動につながりにくい 行政 (市長・市役所) 民間企業・NPO (ナイトメイヤー) 民間より意見集約 助言 提言 利害調整 啓蒙活動 助言 飲食業界 宿泊業界/ デベロッパー 音楽業界 民間

民間主導

行政主導

【特徴】 長所:行政の対応が必要な手続き緩和等がスムーズに行われる 短所:民間の意向が政策に反映されにくい 行政 (市長・市役所) ナイトメイヤー 調査 条例制定 取組み支援 飲食業界 宿泊業界/ デベロッパー 助言機関 民間 音楽業界 方針・指針の公表等 発言 発言 助言

出所:「MD2023」、「MD1610」(Greater London Authority)、 「About the Night Mayor of Amsterdam」(Nacht Burgemeester Amsterdam)、ヒアリングを基に作成

【事例】

アムステルダム / Night Mayor 【事例】

(43)

43

 ロンドンにおけるナイトタイムエコノミーの推進体制は、大ロンドン庁(GLA)直下のNight Czarが推進主体となっている

 Night Czarは、ナイトタイムエコノミーに関するビジョンの設定や、ビジョン実現のためのロードマップ作成等、大きな枠

組みを定める役割を担っている

背景 ロンドンにおけるナイトタイムエコノミーは経済的、文化的に大きな影響力を有しているが、若者の飲酒習慣の変化等により、 2007年から2016年の間に、50%ものナイトクラブが消滅するなどの状況が続いていた。 2016年、サディク・カーンは市長選で、 ロンドンの文化的生活の強化を優先事項の一つに挙げ、 Night Czarという役職の創設をマニフェストに掲げ当選した 関係図

Greater London Authority (GLA) Night Czar 助言 Night Czar  概要:ビジョンの設定や、ビジョン実現のためのロードマッ プ作成等、大きな枠組みを定める役割を担う  役割:

1. Night Time Commissionと協力し、「24時間活動す る都市」というビジョンの設定 2. ビジョン実現のためのロードマップ策定 3. 地域の行政と協力し、ロンドンのナイトタイムエコノ ミーの育成および多様化のための助言活動  任期:1年間(再任あり)  選任方法:希望者はロンドン市へ応募

 現Night Czar:Amy Lamé(作家、放送出演者、パフォー マー等の複数の肩書き)  財源: 20,000ポンド (約290万円) Night Time Commis sion  概要:ロンドンのナイトタイムエコノミーのビジョンを策定す るための諮問機関  主なメンバーの属性:自治体、ロンドン自治体連合、地方 自治体協議会、各種ビジネス協会、ディベロッパー、市長 公安室、ロンドン警視庁、騒音防止団体 等  財源: 90,000ポンド(1,300万円)

出所:「MD2023」、「MD1610」(Greater London Authority)、ヒアリングを基に作成

Night Time Commission 助言 飲食業界 宿泊業界/ デベロッパー 民間 音楽業界 方針・指針の公表等

推進体制の整備(2/6)-行政主導の推進体制(ロンドンの事例)

参照

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