王噴学τ療
’
i
去学第36巻 第
1
号1
1
〜
8
買(
2009
年 )研 究 論 文
大 腿骨 近位 部骨 折
地 域 連
携
パ
ス
に
お け
る
在
院 日
数
バ
リ
ア
ン ス の
検
討
*藤
村
宜 史
1)#片
il
[信 久
2)武 田 麗
華
3)永
尾
進
4
)中
塩
仁
士
5)藤 井 和 代
6)山
本
陽
介
7)要 旨
【
目 的】
本
調査
の 「i
的
は,
地 域 連 携
パ ス(
以
下連 携
パ ス)
のバ リア ン ス や転 帰
か ら目標 在
院 凵数
の妥
当 性 や 運 用 上の対策
を検
討 す るこ と である。
【
方 法
】
呉 市
の連 携
パ ス参 加 機 関
のう
ち連 携
パ ス の運 用 実績
のあ る8
施 設
に おい て 連 携パ ス を 適 応 さ れた大 腿 骨 頚部 骨 折 (
以 ド頚部 骨 折 )
L6
例
と大
腿骨 転 子 部 骨
折 (以下 転 子 部 骨 折
) 19
例 を対
象
と し た。
この8
施 設
に所 属 す
る 理学 療 法 士
の協 力 を得
て,
手 術 日か
ら急 性 期
病
院 を転
院す
る まで の日 数(
以 ド在 院H
数1
),
手 術 囗 か ら 連 携 病 院 を 退 院 す るまで の 口数 (
以 下在 院
目数
m
の凵標 設 定
か らの逸 脱
をバ リア ン ス と して,
その有 無
と 原因
を 調査
し た。
【
結 果
】
在 院
日数
1
に おけ
る負
のバリ
ア ン ス発
生率
は頚 部 骨 折
50
.
0
%
,
転 子 部 骨 折
36
.
8
% で あ り,
その理山
は主
に転 院
マネ
ー
ジ メ ン ト,
イ ンフ ォー
ム ドコ ン セ ン トな ど情 報
に関 す
る要 因
で あっ た。
在 院 日 数R
に お け る負
の バ リア ン ス発 生 率
は頚 部 骨 折
12,
5
%
,
転
.
∫
≧部 骨 折
47
,
4
%
で,
理 由
は 卞 に歩 行 能 力
の獲 得 遷 延
,
術 後 疼 痛
な ど 患者
の身 体 的 な 要 因
であ
っ た。
【
考 察 】急 性 期 病 院
で は,
短
い在 院
囗数
において職 種
・
施 設 間
で円滑
な情 報 伝
達 を 図 り, 適 切 な イン フ ォー
ム ドコ ン セン ト によ り患 者
や家 族
の理解
を得
る ことが求
め ら れ,
ま た 連携 病
院 で はバ リ アンス分 析
に より
目標 在 院
日数 を見 直
し,
介 護保 険
へ の連携 を構 築 す
る こと が今 後
の課 題
と考
え ら れ る。
キー
ワー
ド大
腿 骨 近 位 部 骨 折
,
地 域 連携
パ ス,
バ リア ン ス は じ め に現
在
の 医 療 制 度 で は,
特定
の疾 患 につ い て複
数の 医 療機 関
が各
々 の 専 門 分 野 を 生 か し, 連携
・
治 療 していく方
針 が 示 さ れ てい る1〕。
これ を象
徴
す るのが 平成
18
年
度 の診 療 報 酬 改 定で加 算の 認 め ら れ た 大 腿 骨 近 位 部 骨 折の*
Tllc Variance of Len9 し
h
of Stay in卜losplしalsin
the 1.
iaison⊂:linicu]Path− ay f{〕r Ilip Fracttire
l) 独立行 政法 人 労 働 者 健 康 福 祉 機 構 中 国 労 災 病 院
〔〒 737
−
Ol93広 島 県 呉 市広多賀 谷1−
5−
1)/
’
akafuimi FuJilnura.
RPT :Chugoku Rous}しi Hospitalz) 呉 共済 病 院
Nobuhisa KaLayatna
,
RPT :Kure Ky〔,usai Hespit}.
il3) 青rl1病 陀
Reika Takcda
,
RPT :Aロyama HospiLal4)済牛会 呉 病 院
Susumu Nagao
,
RPT 二SaiseikaL Kllrc I−
Tospital 5〕呉記念病院Ilitoshi Nakashio
,
RPT:Kurc Kinen HospiLaL6) 斈貞田病 匡売
Kazuyo Fujii
.
RPT:Kaita IIospital7) 独 立行 政 法 人 国 立 病 院機 構 呉 医 療センタ
ー
Yousuke Yamamoto
,
RPT:NaLic}nal Ilospitat Organization Kure Pt’
ledicalCentcr
# E
−
mai [:rehabi ]i@ct、ug。
kub
.
r。fuku
.
9。.
jp
〔受付II 2008年
3
月 17 日/ 受 理 囗 2008イト1/月10日〕 地域 連 携
パ ス(
以 下連 携
パ ス)
である。
こ の状 況
を受 け
て大 腿 骨 近 位 部 骨 折
に対 す
る連 携
パ スが呉 市 医 師 会
によ
り 作 成 さ れ,
同 医療
圏内
に お ける医療
機 関(
急性 期
病 院4
施 設, 連携
病
院9
施
設)
で 平成
18 年 9
月 よ り 運 用 が開
始
さ れ てい る。一
つ の急
性期 病 院
が複 数
の連携 病 院
と連
携パ ス を 運 川 す る 形 態 に 対 して,
我々の連 携パスは 複 数 の急性 期 病 院
と複 数
の連 携 病 院
に より運 用
さ れ てい る点
で本 邦
に おい て希
少 な形 態
であ る。
連 携
パ スは,
バ リ ァ ン スや転 帰
か ら内容 を 見 直
し,
随
時 そ
の質 を 高
めて いか な け
れ ばな
らず
,
バ リ アン ス の検
討
はその運 用
に おいて必 須 事 項
であ
る2)。
近 年
,
大 腿 骨
近 位
部
骨 折
の連 携
パ スに関 す
る報告
が散 見
さ れ る が3−
7),
連 携
パ スへ の取
り糸
1L
み を 述べ る に と ど まり
,
バ リア ンス につ い て具体 的
に論
じ た もの は 少 ない 8)。
そ こで今
回 は,
連携
パ ス参 加 機 関
13
施 設
のう
ち連 携
パ ス の 運 用 実績
が ある8
施 設 (
急 性 期 病 院
4
施 設
,
連 携 病 院
4
施 設 )
に所
属 す
る 理学療 法
十の協 力
を得
て,
連 携
パ ス適 応 者
にお け
るバ リア ン ス (目 標 在 院凵数
か らの逸 脱)
の有 無
と原 因
,
およ び転帰
と して 治療 前 後
の歩 行 様 式
と 生活 場 所
を調
査 し,
目標 在
院 凵数
の妥
当 性 や 運 用L
の対 策
を検 討
し た。
2
理学 療 法 学 第36巻第1号 頚 部 骨 折 転 子 部 骨 折圃
匯
圍
2日 目6日 目12日 目14日目 29日 目 43日目 56日目齒
甲
ヤ
广 」 I−
−
ー
階 段 昇 降「
’
叩 日 目方
塾
「
^去
〔急 性 期 病 院 ) 〔連携病院) 図1 地域 連 携パ スの プロ トコー
ル大 腿 骨 近
位部
骨 折 連 携パ スにつ い て1
.
適 応
適 応 疾 患
は大 腿 骨 頚 部 骨 折
(以 下 頚 部 骨 折)
と 大腿 骨
転
予部 骨 折 (
以 下転
子 部骨 折 )
の安 定
型骨 折
で ある。
適 応 基準
は,厚
生労 働 省
の障 害 老 人
日常
生活 自
立度 判 定 基
準
でJ
・A ,
認
知 症老
入の 日常
生活 自
立度 判 定 基 準
で1
・
ll
ま た は認
知 症 が ない こ と,
こ の2
つ の条 件 を満
たす
こと と し た。 これ ら判 定 基 準
の自 立 度
お よ び認知 症
の有 無
は,
本 人 ま
た は家 族
から受 傷 前
の生 活 状 況 を聴 取
し整 形 外 科
主治 医
が判 断
した。
また除外 基 準
は,
反 対 側の大
腿骨 近 位 部
骨折
が あ るこ と, ま た その他 部 位
の骨 折
があ
ること と
し た。
2
,
在 院 日 数の 目 標 設 定(
図i
)
在 院 囗数
の目標 設 定
につ い て,
頚 部 骨 折
,
転 子 部 骨 折
とも
に術 後
14
日R
で急 性 期 病 院
から連 携 病 院
へ転
院と なり
,
頚 部 骨 折
で は術 後
56
凵 目,転
壬 部 骨折
で は術 後
70
日日
に連 携 病 院 を 退 院 と な
る。
ぎ
文象
調
査 協 力
病
院8
施
設 に おい て 平成
18
年 9
月 か ら平
成19
年
11
月 まで に連携
パス の 適 応 と なっ た 大 腿骨
近位 部
骨 折 患 者
は37
例
であ
っ た。 こ のうち 治 療 期 間 中
に転 倒
し再骨 折 し
た1
例
,
内 科 的疾 患
の増 悪
に より連 携 病 院 か
ら急
性
期
病 院へ 再 入 院 となっ た 1例 を
除外
した35
例 を本
研究
の対 象
と し た。
連 携
パ スに は頚 部 骨 折 用
と転 子 部
骨 折
用 があ
る た め,
この2
種 類
ごと
にバ リア ン ス と転 帰
を検 討
し た。
基 礎 情 報
につ い て,
頚 部 骨 折
(
n=
16
)
は平 均 年 齢
8L6
±8
.
4
歳
,
男 性
7
例
・
女 性
9
例
,
術 式
は 入T一
骨 頭 置 換 術
15
例
・
Proxinlal
Fem
〔}ralNail
Anti−
rota−
tion
(
以 ドPFNA
)1
例であっ た。
転 子 部 骨 折 (n=
19
) は平 均 年 齢
84
,
1
±7
.
6
歳,
男 性4
例・
女
性 15例,
術 式はCompression
Hip
Screw
(
以 ドCHS
)
10
例
・
γネ
イル7
例
・
PFNA
2
例であっ た。
L バ リア ン ス の基 準 a.
在
院 日数
1
土
「1
休 診
の影 響
を考 慮
し,
急 性 期 病 院
に お け る手
術 日 か ら退 院H
まで の 日 数 (以 下在
院 日数1
)
が 凵標
である14
目 より も
3H
以1
:短 縮
し た場 合
を 止のバ リ アンス,
3
日以 上 遷 延 し た場 合
を負
の バリア ン ス と し た。b
,
在 院
日数
H
手 術
日 から連 携 病 院 を退 院 す
るま
での 目数
(
以 下在
院 日数
H
)
が目標
であ
る(
頚 部 骨 折
で) 輸 後
56
日,
(転
子 部 骨 折 で)
術後
70H
より
も7
日 以E
短 縮
し た場 合
を 止 の バ リア ンス,7
日以 ヒ遷 延 し た場
合 を 負の バ リァ ンス と し た。
在 院 日数
T
,
H
にお け
るIF.
お
よ び負
のバ リ アン ス の有
無
を調
査 し,
バ リア ン ス発
生率
を算 出 し
た。ま
た理 由
に つ い て は発
牛 し たバ リ ア ン ス に最 も
強く影 響
を与 え
た項目 を
バ リ ァン ス コー
ド表
より選 択
し たう え
で自 由 記述 を
併 記 し た (
表
1)
。 さら
に在 院
日数
工,
且の平 均 値 を 算
出
した。
2.
転 帰
受 傷 前
と連 携 病
院 退 院時
にお け る 歩 行様
式
,
生活 場 所
を 転 帰 と し て 調 査 し た、
そ して受
傷 前 に 自 立 歩 行であっ た 症例
のう
ち 連携 病 院
退院時
に白
立歩 行
を獲 得
でき
た症
例
の比率
を歩 行 再 獲 得 率
と して算
出
し た。
ま
た受 傷 時
に自
宅 生活
であっ た症 例
のう
ち連携 病 院
か ら自
宅退 院
した症 例
の比 率 を 自宅 復 帰 率
と し て算 出
し た。
結
果
1.
バ リ アン ス在
院 目 数1
の バ リア ン ス の有 無 を 図2
,
3
に 示 し,
そ の原 因の内 訳 を表
2
に まと め た。
同様
に在
院 日 数且の結果
を 図4,
5
お よ び表
3
に 示 す,
在
院 日 数1
に お け る 正 の バ リア ン ス 発 生率
は 頚部 骨
折6
.
3
%,
転 子部
骨 折1
〔〕,
5
%
であ り
,
負
の バリ
ア ンス発
生率
は頚 部 骨 折
50
.
0
%,
転 子 部 骨 折
36
.
8
%であ
っ た。
ま た負
の バ リア ン スに お い て最 も多 く
を占
め た原 因
は家 族
へ の説 明 不
足や連携 病
院
へ の紹 介
の遅
れな
ど病 院 職 員
に起 因 す
る要 因
であ り
,
次
いで連 携 病 院
へ の転 院
口程
の調
整であ
っ た。
在
院 日数
H
にお ける正のバ リア ン ス発 生 率 は 頚 部 骨 折25
.
0
%,
転 子 部
骨 折31
.
6
%であっ た。
負
の バ IJ アンス発
生 率 は 頚部
骨 折12
,
5
%,
転
子 部骨 折
47
,
4
%であ り
,
而
者の発生率 に大
き な 開き
を認
め た。
負
のバ リ ア ンス の原 因につ い て,
頚 部 骨 折
で は1
例 が 疼 痛,
1
例 が 退 院 準 備 であ り
,
転 子 部 骨 折
では歩 行 能 力 獲 得
の遷延
や疼 痛
な ど患 者
に起
因す
る要 閃
が ほ とん どであっ た。
在 院
円数
1
の平 均 値
は 頚部
骨 折16
,
8
±4
.
6
日,
転 子 部骨
折16
.
7
±5
.
6
凵で あり
, 在 院 日 数H
は 頚 部骨 折
56
.
4
±大 腿 骨 近 位 部骨 折 地 域 連 携パ スに おける在 院日数バ リ ァン ス の検 討
3
表
1
バ リア ン ス コ
ー
ド表 上.
患 者 (患 者 要 因) (具 体 例 )3.
病 院の体 制 (施 設 要 因 ) (具 体 例 )31
入 院 1.
日程の調 整に基づ く要 因 (空 床 が ない)2
.
その他.
.
.
1.
. .
..
.
.
.一
.
.
.
.
一
1A
患 者の病 状に よ るもの1
.
主 病 名に基づ く要 因(
歩 行 能 力,
ADL
な ど)2
.
主 病 名に続 発し た合 併 症に よ る要因(
術 後 疼 痛,
感 染,
DVT な ど)3
,
主病名に続 発し ない 合 併 症に よ る 要 因(
骨折,
脳卒巾,
心 筋 梗 塞な ど)
4
.
併存
症・
偶 発症に基づ く要 因 (運動器 疾 患,
認 知 症 心 疾 患 な ど〉3
」検
査・
処 置・
手術1
.
日程 調 整に基づ く要 因 (予 約 が 取 れ ない・
曜 口が 合 わ ない )2
.
機 械・
設 備の故 障3
.
その他lB
患 者の意 志・
理 解 力・
社会
性 1,
治療の拒 否 2,
退 院の拒 否3
,
目程の調 整に基づ く要 因 (縁 担 ぎなど) 4.
理 解 力 不 足による ア ウ トカ ム未 達 成3K
退 院1
.
日程の調整に基づ く要 因(病床 管理 に よ る 入 院 延 長 な ど
)
2
.
于
続 きの不備3
.
その他
3L
その他・
分 類 不 能 1C その他・
分 類 不 能 (保 険な ど)2
,
医 燎 チー
ム (職 員 要 因 ) (具体 例 )4
,
社 会 的 要 因 (具 体 例 )2D
医 師1
.
指 示 不 適 切2
.
時 間不足3
,
難易 度 が 高い4
.
その他4M
家 族1
.
日程の調 弊に基づ く要 因 2.
治療の拒 否3
.
退 院の拒 否4
.
その他2E
看 護 師1
,
指
示受領 不良2
,
時 間 不 足3
,
難易 度が高い4
.
その他4N
受け 入 れ 先1
.
転院・
入所の空 きが ない2
.
そ の他.
.
2F
リハ ビリ職種1
.
指示 受 領 不 良 2.
時 間不 足3
.
難 易 度 が 高い 4.
その他40
行 政・
福 祉1
,
移 送 手 段に基づ く要 因 (救急市・
介 護タ ク シー
な ど) 2.
福 祉 機 器や設 備に基づ く要 囚 (車椅 子・
ベ ッ ド・
在 宅 酸 素 など)3
.
在 宅ケア援 助 者に基づ く要 囚 (訪 問 看 護 婦・
ヘ ルパー
など)4
.
介 護保 険 認 定 待 ち5
,
その他 2G その他の職 種 1,
指 示 受 領 不 良2
,
時 間不 足 3,
難 易度が高い4
,
その他2H
その他・
分 類 不 能4P
その他・
分類不能 伊 5 4 3 21
010■
.
→ 15 20L 25 30(日)図2
頚 部 骨 折にお ける在院
LI
数1
の バ リア ンス 有 無 グラ フ中央 部 (両 矢 印 部 )は 目標 範囲,
こ れ よ り左側 は 正バリ ア ン ス,
右 側は負バ リア ン スを示 す.
伊 5 43
2 1 05 10 15 20 25 130 (日)図3 転 子部 骨 折に おける在
1
院日数1
のバ リ アンス有
無 グラ フ中央 部 (向矢 印 部 )は目慓 範 囲,
これ より左側 は 正バ リ ァ ン ス,
右 側は負バ リ ア ン スを示 す.
4 理 学 療 法 学
第
36
巻第
1
写
.
表2
在 院日数⊥バ リ アンスの原 因 バ リァン ス コ
ー
ド 理 由 頚 郎 骨 折 正 負 3111A21Bl2D42D4311日程 調 整 術後の腓 骨 神 経 麻 痺 本 人の意欲低
下 家 族へ の説 明 不 足 紹 介の遅れ 日程 調 整 数 1「
1114
度一
転 子 部 骨 折 正3L1
負 2D42D4
311 4M1H
程 調 整2
家 族へ の説 明 不足 2 紹 介の遅れ 2 日 程 調 整 1 家 族の転 院 先 決 定の遅れ 2 例 54
3 21
e−
一 圏 戳 胆数 [の 彙バ盗l
!
_
U
30 4050
60
7080
9G(日)図
4
頚 部 骨 折に お け る在 院日数llの バ リア ン ス有無 グ ラフ 巾央 部
(
両矢印
部 )は 日標 範 囲,
こ れ より左 側は 止バリ アンス,
右
側は負
バ リ ア ン ス を示 す,
(例 ) 5 「 4 32
1 o ←.
ウ=
.
「
麺 艫 日 数」壟 i 負の∠一 1己 川
劃灘
m
.
畳
{ 1’
I I 20 40 60 se 100 図5 転f
部 骨 折における在 院H
数Hの バ リア ン ス有 無 Iun’
120(日) グ ラフ中 央 部 (両 矢 印 部 ) は 目標 範 囲,
これ よ り左 側は正バ リ ァ ン ス,
右 側 は負バ リァン ス を示 す.
表3
在 院口数H
バ リア ン ス の原 因 バ リア ン ス コー
ド 理 由 頚 部 骨 折 止 負 ⊥A
ユ 4N11A2402 歩 行 能力の〒期 獲 得 転 院 先の早 期 受 け入 れ 術後 疼痛住
宅 改 修 な ど退 院準
備 数パ
Lll
度.
転 子部骨 折 正 負 1A14M31AIlA21A31Bj.
404
歩行 能 力の 早期獲得 6 家 族の早期 在 宅 受 け入れ ⊥ 歩行 能 力の獲 得 遷 延 a 術 後 疼 痛 2 腰 痛 ⊥ 生活空間の変 化へ の不 安 1 住 宅 改 修な ど 退 院準
備1
11
、
3
日,
転 子 部 骨 折
72
.
3
±26
.
6
凵であ
っ た。2
.
転 帰
受
傷 前
と 連携 病
院 退 院 時にお ける歩
行 様 式 を 図6
に示す
。図
6
の歩 行 様 式
につ い て,
「
車
いす 」
以外
の「
杖
な し」
,
「杖 歩行」
,
「押
し車 」
,
「つ たい歩 き」
はい ず れも 白
立歩 行
であ
るt
:
し た がっ て,
頚部 骨
折の歩 行 再獲 得 率
は ユ00
.
0
%,
転 子
部 骨 折 は4
症 例 が 退 院 時 に車
いす移 動
と なっ た た め78
.
9
% と なっ た。
受 傷 前
と 連携
病 院 退 院 時 に お け る 生活 場 所
につ いて,
頚 部骨
折で は老 人 保 健 施 設
へ 1例
,
転
予部 骨 折
で は5
例
大 腿 骨 近 位 部 骨 折地域 連 携パ スに おける在 院 囗数バ リア ン ス の検 討
5
頚 部 骨 折 受傷前1 遅 院 時 転 受 傷 前 子 部 骨 折 退院 時 受 傷 前 頚 部 骨 折 退 院時 転 受 傷 前 子 部 骨 折 退 院 時一
「1
1
杖 な し.
油
.
晒
蟲
塵
一
蠡翻篠拶鴛.
璽』里 つた い 歩」
.
.
r尸
Irrr
「
“
吊
」
」
.
.
.
・
凵
.
r
.
、
馳
毒耄
晶
君
槲
蠹
戀
鑿
襲 行牽
蓬
.
.
鍵
靆灘
難 …押 し 晦.
…旨
II 総 杖 なし綴
懿
蘿
i
萋
軣熹 ・たゴ
「
「
r.
‘
「
. .
」
rr
r.
」
rr
齟
尸
.
F「
ゴ
・
.
r/
尸
‘
ゴ
‘
卩 r「
「
齟
」
「 」
凵
」
r’
「
寧
、
杖
募
行麟
罍 臘霧
鑿
鼕
一
」
幽
掃
一
こ.
軍
一
.
1
ったい歩 き.
車いす…: iI
I
「
{I
I I o 2e 40 60 80 図 6
受傷 前 と 連 携 病 院 退 院 時の歩 行様式 IOO 旨 1 自 宅 暑
『
莓
1〆
/「
自 宅 駐華
謡 鰐 II
P
.
1 II 1 自 宅
.
.
.
」
.
.
.
.
.
.
.
.
.
・
一
.
.
1 自宅灘
鑼
麟
病院 轄鬱 o 20 4G 60 se 図7
受 傷 前 と連 携 病 院 退 院 時の生 活 場 所 1CO〔%〕 が老
人保 健 施 設
,
1
例 が 医療 施 設
へ転 院
とな
っ た。そ
の た め自 宅 復 帰 率
は頚 部 骨 折
で93,
3
%
,
転 子 部 骨 折
で68
.
4
%
とな
っ た。 考 察L
在 院
日数
1
バ リ アン ス につ い て一
般 的
に妥 当性
のあ る ク リニ カルパ ス はバ リア ンス発生 率
が20
%
とな
る「
80
:20
ルー
ル」
が考
慮
さ れ る。
在
院 日 数1
に お け る負
の バ リ・
ア ン ス発
生率
は頚 部 骨 折
50,
0
%,転 子
部
骨 折
36.
8
% と と も に高 率
であ
っ た。そ
の 理由
の多 く
は,
日程
調 整,
転 院 先へ の紹 介
の遅 れ,
本
人・
家
族へ の説 明 不 足
であ
っ た。 口程 調 整
は転 院 先 病 院
の空
床
状
況 に影
響
さ れ る ところ が大 き く
,
転 院 ま
で の段
取
り を適
切 に 踏 んで も 起こ りう
るある程 度
や む を得
ない 理由
で あ る。一
方
,
転 院 先
へ の紹 介
の遅 れ
は,
情 報 伝 達
の遅
れ と考 え
ら れ る,
,
例 え ば,
急
性 期病
院のあ る 施 設 に おけ
る連 携 病 院
へ の転 院
マネ
ー
ジ メ ン ト はa.
主
治 医 が 連 携パ ス 適 応 を判 断
,
b
,
主治 医
が 医療
ソー
シャ ル ワー
カー
へ 連 絡 , c.
医療
ソー
シャ ル ワー
カー
が 本人
や家 族
と転 院 先 病 院 を相 談
し 決定
,
d.
医 療
ソー
シ ャ ル ワー
カー
が転 院 先 病
院へ 連 絡 し 転 院 日 を 決 定す
る という手 順
とな
っ てい る。
この よう
に転 院決 定
まで に医 療
ス タッフ・
患 者
・
家 族 な
ど複 数
が関 与 す
る た め,
情 報
が錯 誤 しやす
く
,
伝 達
の遅
れ が 生 じ やす
いと考
え ら れ る。
これに対
し医療
ソー
シャル ワー
カー
を介
さず
に主治 医
が転 院
をマ ネー
ジメ ントし
て い る施 設 もあ
る 。 こ の両 者 を比 較 し
た場
合
に,
より複 数
の職種
が退 院 決 定
に関 与 す
る態 勢
ではバ リ ア ン スが発
生 し やす
い と考
え ら れる。一
方
,
連 携 病 院
側
にお
い て は,
転 院
の受 け人 れ を
主 に調 整
している職種
が,
医 師
や看 護 師
であ
っ たり
,
医 療
ソー
シ ャ ル ワー
カー
であ
っ た り と様
々で あ る。
し か し連 携
病院
の受
け 入 れ白
体
は 円 滑 に 行 わ れ てい る た め,受
け 入 れ態 勢
の違
い がバ リア ンス に影響
す
る と は考
え
にく
い。
本
人・
家 族
へ の説
明不
足 と は,
連 携パ ス に お け る 治 療の流 れ や 転 院につ い て の説 明
が不 卜分 な
た め,
本 入
・
家 族
に再
び説 明
を求
め られ た場 合
であ
る。こ の よ
う
にバ リ ア ン ス の理由
が 患者
に起因 す
るもの でな く
,
転 院
マネ
ー
ジメ ント
に起 因 す
る の であ れ
ば,
い たず
ら に 凵標
1
・[数 を
延 艮す
る の で なく
,
まず
は患 者
へ の イ ン フ ォー
ム ドコ ンセ ン ト,職 種
間 や施
設 問の連 携
をシス テマ ティッ ク にす
る 工夫
が必 要
で あ り改 善
が望 ま
れ る,
,
我々 の 施 設で は 連 携パス の 導 人 前 に,
円 滑 なマ ネー
ジメ ン トが実 施
さ れ る よう
に医 師
,
看 護 師
,
医 療
ソー
シャ ル ワー
カー,
理学 療 法
十 と で転
院マ ネー
ジメ ン トの手
順 を マ ニ ュ アル化
し た。
な かで も転
院マ ネー
ジメン1・
におい て医 師
の果
たす 役 割
は大 き く
,
患 者
へ治 療 計 画 を ト分
に.
説 明
し,
術 後 早 期 か
ら医 療
ソー
シ ャ ル ワー
カー
と連 携 が
と れてい る医 師
ほ ど 迅速
に転 院先
が決 定
さ れる傾 向
に あり
,
各 個 人
の力 量
に拠
ると
ころ が大
きいのが 現状
で あ る。
転 院
マネ
ー
ジメ ン トの均 質
化 を 図 るには,
マ ニ ュ アル の徹
底
を医 療
ス タッフへ繰 り
返 し呼
び かけ
る こ と,
ま
たバ リア ンス分析
に より問 題
を焦 点化
し,
転 院
マ ネー
ジメ ン ト に対 す
る医
療
ス タ ッ フ の意 識 を向
ヒさせ る こ とが必 要
と考
え る。
な おマ ニ ュ アル.
ヒの理 学 療 法 士
の役 割
は,
主
と して 目標 設 定
に従
っ た リハ項 凵
の実 施
と連 携
パ ス紙 面
へ の リハ項 目実 施
日の記 載
であ り
,
転 院
マネ
ー
ジ メ ン トそ
のも
のに関 与 す
る機 会
は少
ない。
2
週 間
という短
い期 間
での転 院
に対
して,
患
者
・
家
族
か らし ば し ば 不安
の声 を 耳 に す る が,
連 携 病 院 に おい ても急 性 期 病
院 と 同 じ 目 的の も とで リハ が継 続
でき
る こと や連 携 病 院
につ い て の知 り
得
る情 報
を提 供
し,
少
しでも
不 安 が 軽 減 す る よ うに急 性 期 病 院の医 療
ス タッ フ は配 慮
し な け れ ば な ら ない。
そのた めにも連 携
パ ス協 力 病 院
の医療
ス タッ フは双 方
の ハー
ド・
ソフ ト面で の情 報 を 共有
し て おく
こ とが重
要と考 え ら れ る。
2
.
在 院 日数
H
バ リ アン スにつ い て在
院 凵 数n
に おけ
る負
のバ リア ン ス発 生 率
は頚部
骨 折12
.
5
%,
転
子部
骨 折47
,
4
%であ
っ た。 し たがっ て頚 部 骨 折 は 発 生率
が20
%未 満
であ り妥 当性
のあ
る目標 設 定 と
6 理学 療 法 学 第36巻 第1号 考 え ら れ る
。
し か し 転 予部 骨 折
の発 生率
は高 く
,
そ の理山
の多 く
は歩 行 獲 得
遷延
,
疼 痛 な
ど患 者
要因
であ り
,
在
院 囗数
工の理由
が転
院マ ネー
ジメ ン トを多 く 占
めていた 点 と は 内 容 が異
なるc 患者 要 因
へ の対
応 とし て は,
近 年
365
日体 制
に よ るリハ の効 果 が 報 告 さ れ
て おり
v>1°),
回復 期
にあ
る患 者
のADL
を向
上さ
せる手 段
とし
て有 効
かも
し れな
い。ま
た疼 痛
に は手 術 自体
に起
因す
る疼 痛
,
既往
と しての膝 関 節 痛
や腰 痛
な ど があ
げ ら れ る が, な か でも著 者
は頚 部 骨 折
の術 前 直 達 牽 引
の 除去
に よ り術 後疼 痛
が軽
減 し た 経 験 が あ り, これ も一・
つ の対 応 と して考
え ら れ るn 凵 標 在 院 囗数
につ い て は,
単
に80
% タ イル値
であ
る99
日 を在
院 日数
且 の 目標
と して延 長 す
れ ば良
いか も しれ ない が,
実 際に は 図5
で示
す よう
に在 院
凵数
且 は度 数
の分 布
に ば らつき
があ り
,
目標
よりも遷 延 す
る患 者
が存
在 す
る一
方
で早 期
に退 院
でき
る患 者 も 多 く存 在
す る。
こ の ことか ら臼標 在 院
日数 を 短 期 群
・
通常 群
・
長期
群
に分 類 し 目標 を設 定 す
ること
が妥 当 と考 え
る。
こ の点
は,
バ リア ンス分析
か ら 在 院 囗数の影 響
因 子 と して膝 関節 疾 患
と腰推
疾患
の既往
を 抽 出 し, 同 疾 患の既往
の有 無
で 目標
在
院
凵数
を 設定
し た 野村
il〕 の報
告
が参 考
に な る。上 記 以 外の理 山 と して
,
家 屋 改 修 な どの退 院準
備 が あ る。家
屋改
修
,
ヘ ルパー,
デ イ ケアな
ど介 護 保 険 サ
ー
ビ ス を利 用
し たい場 合
,
中請
か ら サー
ビス施 行 ま
で一
定 期
閊
を要 す
る。具 体 的
に は,
認 定 調
査後
に介 護 度
が認 定
され
るま
で約
1
ヶ月 を要 し
,
サー
ビス給 付
は その後 とな
る.
、
現 行
の制 度
で は,
「
みな
し」 認 定
と し て認 定 前
に退 院 準
備
を整
え ること がで き る。
し か し実 際
に認 定
さ れ た介
護
度 や サー
ビ ス に よっ て は, 「み な し」
期間
分の サー
ビ ス費
川 を自
己負
担 し な け れ ば な らず
,
患
者に不 利 益
を生 じ る叮 能 性
があ り
,
退 院 準 備
を急 ぐ
こ と は推 奨
さ れ ない。 ま た.
大腿 骨
近位 部 骨 折
に お け る 退院 時 期
の早 期 化
につ い て,
初 期 治 療 病 院
の医 療 費
を削 減
さ せ るが,
QOL
向
上 や歩 行 能 力 再 獲 得 改 善
には効 果 を な さ な
い と報 告 さ
れて い る1214 )。 以上
より在 院
日数 を
い たず ら
に短 縮 す
る こ と を 連 携パス の 目標 にす
るので は なく
,
あ く
まで患 者
のADL
やQOL
の向
上 に 必 要 と 思 わ れ る 入 院期
問を確 保 す
る必要
があるu在
院 口 数1
の 負バ リア ン ス症 例の在 院 口数H
に お け る経 過
を追
っ てみ る。
頚 部 骨
折 に おいて 在 院 口 数1
の負
バ リア ンス を 呈 し た8
例のう ち 在 院
1
ヨ数
H
でも負
の バ リア ン ス を 呈 した もの は1例であ り,
ま
た転
f
部骨 折
に おい て在
院 日数
1
の負
バ リ ア ン スを呈 し
た7
例
のう ち在 院 日
数
H
でも負
の バ リア ン ス を 呈 し た もの は3
例
で あっ た (図4
,
5
)
。
こ の よう
に在 院
目数1
と且 のバ リ アン ス の発 生
に は関 連 性 が 低 く
,
ま
た別
の要 因
で発 生 し てい る た め対 応
が そ れ ぞ れ に 必 要であ る。
3
.
頚部 骨
折 と 転 了・
部
骨折
につ い て大 腿
骨
近 位 部 骨 折の機
能 予後
には受 傷 前
の歩 行 能力
,
ADL
,
認 知 症
,
年 齢
,
術 前待 機 期
間 などが 強 く 関 与 す ると報 告 さ
れ てい る 15−
20)。
な か でも 我
々は受 傷 前
のADL
と認 知 症
に注 目 し
,
これ らの機 能
が受 傷 前
の生 活
においてあ
る程 度保
たれてい る こ とを連携
パ ス の適
応 条件 と
した
2⊥) 。 これ は術 後 経
過 に おい てバ リ ア ン スが少
な く
,
かつ機 能
予後
が良 好
であ
れ ば,
連 携
パ ス導
人期
に お け る 運 用 上の混乱
を 回 避 で き る と 考 え た か ら で あ る,
し か し在
院 日数
H
の負
の バ リア ンス 発 生率
は頚 部 骨 折
12
.
5
%,
転 子 部骨 折
43
、
8
%,
ま た治 療 前 後
の歩 行 様 式
か ら歩 行 再 獲 得 率
を算
出 し た とこ ろ頚 部 骨 折
で ]00
.
0
%,
転
.
f
’
部 骨 折
で78
.
9
%
であ
っ た。す な
わち 頚 部 骨 折
では概 ね 目標
凵数 内
に歩 行 を獲 得
し自宅 退 院
でき
ていたが,
転 子 部 骨 折
で は歩 行 獲 得
に 凵標
日数
以 上の治 療 期
間 を 要す
る症 例
が当初
の 予想
以上
に多 く存 在
し ていた。
頚 部 骨 折 と 転 子 部骨
折の 疼痛
につ い て,
熊
代 ら22,は 頚 部 骨 折 16例,転
子 部 骨 折20
例 を対
象
に 術後 早
期〔
術後
7
囗 凵/
’
/4
日 目)
の visual analogue scale を 測定
し た と こ ろ,
前 者 が
25
.
3
±17
.
6f
’
16
,
6
±15
.
5
,
後 者 が55
.
0
± ユ9
,
5
/4LO
±20
,
3
と転 子 部 骨 折
の方
が有 意
に疼 痛
が強 く
,
ま た同対
.
象
に おい て転 了 部骨 折
の方
が術 後 早 期
の歩 行
n
立 達 成率
は 低 かっ た と報 告
してい る。
し た がっ て転 子 部
骨 折
は頚 部 骨 折
より も術 後
の疼 痛
が強 く
,
歩 行 獲 得
に時
問
を要 す
る た め治 療 期 間
を要
し,
治 療 期 間
のう
えでバ リ ァ ン スが 生じゃす
い と考 え
られる。44
今 後
の課 題
医 療 機 関
か ら退 院
した 後
の リハ の継 続
は有 効
であ り
,
術後 最
低 6
ヶ月程 度
は リハ に よ る機
能
回復
が期
待
で き る こ と が 報 告 さ れ てい る23−
2「
)
)。
し か し 現行
の連 携
パ ス は 連 携 病 院 を 退 院 し た時 点
まで,
す な わ ち 医 療領
域 まで で治 療 急 性 期
が終 ∫
と なっ ており
,
家
屋 改修
や デ イ ケア利
用 とい っ た 介護
領 域へ の連 携 は各 施
設の判 断 に委
ね てい る 状況
で あ る。
し た がっ て連
携
病 院 を退
院 し た後
に,
ど
の よう な患 者
に,
どの よう
な タ イ ミングで,
どの よう
な リハ・
介 護
サー
ビス を支 援 す
べき
か な ど社 会 支
援介
入の標 準 化
が今 後
の検 討 課 題
と考 え
ら れる、
、
本 調 査
が地域 医 療
の質 的 向
ヒに どの程 度 寄 与
でき
た か はわ
か らな
いが
,
バ リア ン ス や転 帰 な
ど得
ら れ た結 果
を 地 域で共有 す
る こ と に より
,
個
入・
施 設
レベ ル で対
応策
の検 討
が促
さ れ,
ま た結 果 を連 携
パ スバ リア ン ス委 員 会
へ提 出 し 目標 設 定
の見 直
し が検 討
さ れ る こ と に 今後
期 待 したい。
結論
連 携
パ ス の バ リ アン ス や転 帰
を調
査 し,
目標
在 院 日数 の妥 当性
や運 用
上の対 策
を検 討
し た。
急性
期 病 院 で は,短
い在 院
日数
のな
かで職 種
・
施 設 問
が円 滑
に情
報 を伝 達し転 院 を 決 定 す
ること,
ま た 主治
医 は適
切 に イン フ ォー
ム ドコ ン セ ン ト を 行い患 者 や 家 族 か ら理 解 を得
る こ と が大 腿 骨 近 位 部 骨折地 域 連 携パ ス に お け る
在
院 「i
数
バリア ンス の検
討 7求
め らる。方
,
連 携 病 院
で は目標 在 院
日数
や プロ グ ラ ムを 見 直 す
こと
,介 護 保 険
へ の連 携 を構 築す
ること
が課
題であ る。
謝 辞
;本 研究
は平 成
19
年
度 広 島
県
理 学療
法
上会 助 成
研究 を受
けて行
っ た。ま
た 本 研究
にあ
たり
ご助 言 を
賜 り ま した 広島
国 際 大 学保
健 医 療 学 部 理 学療
法 学 科の 田 中亮
先 生 に 深 く お 礼申
しE
げ ま す。
文 献
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Ilip
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:ll6・
120
,
200L
l7)市
村 利 徳,
石 井佐宏
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齢者
大腿骨
近位
部 骨折
の退院時歩
行 能 力 に影 響を与え る 因 子ロ ジス テ ィ ック 回帰分 析 を 用いた解 析
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科 74{3
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frac
−
t
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ure : a prospective analysis3
and6
rnollUhs after8
getFdiiilep
eg36-kng]l}
<Abstract>
The
Variance
ofLength
ofStay
in
Hospitals
in
theLiaison
Clinical
Pathway
for
Hip
Fracture
Takafumi
FUJIMURA,
RPT
Chugohu
Rousai
Hbspital
Nobuhisa
KATAYAMA,
RPT
KtLre
K5,ousai
Hbspitat
Reika
TAKEDA,
RPT
Aoyama
Hospital
Susumu
NAGAO,
RPT
Saiseikai
Kltre
Ifospital
Hitoshi
NAKASHIO,
RPT
Kure
Kinen
llbspitag
Kazuyo
FUJII,
RPT
Kdita
Hospital
Yousuke
YAMAMOTO,
RPT
Ntztional
HospitaZ
Organization
Ktere
Medical
Center
This
study examinedthe
presence andthe
causes of variance oflength
of stayin
hospital.
W'e
studied