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Academic year: 2021

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(1)A-11. 中国の気象衛星 FY2B による大気観測 〇奥 勇一郎・石川 裕彦 1.. はじめに 2003 年 5 月に日本の気象衛星ひまわり GMS-5 の運用が終わり,米国の GOES-9 による観測体制 に切り替わった.GOES-9 の静止経度は東経 155 度で GMS-5 より 15 度東にあるため東南アジアか ら南アジアにかけてのアジアモンスーン地域が 画像周縁部にきてしまう.一方,中国の気象衛星 FY2B は東経 105 度に位置しておりこれらの地域 を真正面からとらえることができる.暴風雨災害 研究分野では FY2B のデータを受信しているが, 衛星画像を処理するのに必要不可欠なヘッダー 情報が欠落しているためデータとして扱うのが 困難であった.そこでこのヘッダー情報なしで FY2B の 処 理 を 行 う 方 法 を 考 え , そ の 結 果 と GOES-9 のデータとを比較することで処理された FY2B データの精度についての考察を行った. 2.. FY2B データのバリデーション 衛星画像データを処理する際に必要なヘッダ ー情報は大きく分けて 2 つある.1 つは衛星画像 上の座標を緯度・経度を用いた地理座標に変換す るための画像のオフセットや衛星の位置といっ た幾何学的情報,もう 1 つは放射輝度の階調値を 物理値に変換するためのキャリブレーションテ ーブルである.後者については中国の衛星管理セ ンターが固定値を公開しているが,前者に関する. 情報は受信しているデータには含まれていない. 幾何学的情報なしで座標変換を行うには,まず緯 度・経度が既知であるランドマークを衛星画像か ら直接目視により指定する.次に必要な幾何学的 情報を適当に与えた上で座標変換を行い,実際の 緯度・経度との差を求める.この作業を複数地点 について行い,各々の差の合計が最小になったと きに与えた値を幾何学的情報として補完する.こ れをもとに画像全体のデータ処理を行った(図 1). 3.. GOES-9 との比較 処理された FY2B 赤外チャンネルの輝度温度デ ータを,さまざまな領域についてサンプリングし, 同じ領域の GOES-9 のものと比較した.図 2 は緯 度経度 0.05 度間隔に変換したデータセットを用 いて,同地点における輝度温度を両者で比較した 散布図である.座標変換の解像度を落として 1 度 間隔で変換すると,相関係数は 0.95 に,RMSE は 5K まで抑えることができた.FY2B と GOES-9 とは静止経度で 50 度離れており,異なる角度か ら同じ地点を観測するため,また衛星天頂角の差 による観測経路上の大気減衰の違いもあるため, 同じ地点における輝度温度が必ず一致すること はない.したがってこの数 K の差は許容範囲内と 考えることができ,当研究室で受信中の FY2B は 雲画像データとして十分使えることがわかった.. 相関係数: 0.9097 RMSE: 7.524K サンプル数: 4012. 図 1. 当研究室で受信した FY2B 赤外画像に海岸 線を重ね合わせたもの.濃いところほど輝度 温度が高いことを示す.FY2B は 2003 年 11 月より南半球の観測を停止している.また, 図 2 で FY2B と GOES-9 との赤外チャンネ ル輝度温度の比較するために,図中の白実線 で囲まれた領域のデータを用いた.. 図 2. 図 1 の白線内部の領域(100-120E/0-20N)で 0.05 度間隔の座標変換を行い,GOES-9 と FY2B の赤外チャンネルの輝度温度を同じ 緯度・経度の地点で比較した散布図.シェー ドは個数を常用対数で表しており,濃いとこ ろほど点が集中していることを示す.また, 実線は回帰直線である..

(2)

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