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術後ボディイメージが変化した在宅療養者の社会復帰に関する因子の解明に関する研究

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Academic year: 2021

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Title

術後ボディイメージが変化した在宅療養者の社会復帰に関

する因子の解明に関する研究( はしがき )

Author(s)

松田, 好美

Report No.

平成6年度-平成7年度年度科学研究費補助金 (一般研究(C) 

課題番号06672319) 研究成果報告書

Issue Date

1995

Type

研究報告書

Version

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12099/218

※この資料の著作権は、各資料の著者・学協会・出版社等に帰属します。

(2)

Ⅲ.研究経費 平成6年度 1300L子円 平成7年度 40()寸円 計 1700千円 ⅠⅤ.目的 現在、在宅での看護や介護が注目されているが、その村象は慢性疾患患者の退院 後や老人、従来からの保険指導対象者が中心となっており、手術を受け退院した患 者への関心は少ないといえる。しかし、手術後の入院日数は手術技術の進歩もあり 減少化の方向にあり、手術療法を受けた患者は、創が治癒して退院しても、以前と 同じ生活をするには在宅での療養を必要とする。特に悪性腫瘍手術後の患者では、 再発転移の可能性をも含んでいる。そして、身体的機能や外観に変化をもたらすよ うな手術、たとえば喉頭全摘出や人工肛門造設、乳房切断などの手術を受け、ボディ イメージの変化を余儀なくされた患者は手術前と同じ生活に戻ることはむつかしい。 そのため、退院後の在宅療養期間中が社会復帰への第一歩となる。従って、術後患 者の在宅療養に対する援助は今後力をいれる必要のある分野である0 そこで本研究は、手術(特に喉頭全摘出術・人工肛門造設・乳房切断)により突 然ボディイメージに変化をきたした患者が社会復帰するための在宅療養について検 討するために、下記の目的で研究を行った。 1.手術によりボディイメージに変化をきたした患者の身体的、精神的、社会的 現状およびソーシャルサポートによる社会復帰の実態を明らかにする。 2.手術によりボディイメージに変化をきたした患者の社会復帰に関係する因子 を探索し、どのように関連しあい、社会復帰を促進させているかを解析・検討 する。

(3)

ー2-Ⅴ.研究計画と経過 1.平成6年度 初年度は、手術によりボディイメージに変化をきたした患者の身体的、精神的、社会的 現状およびソーシャルサポートによる社会復帰の実態を明らかにし、在宅療養の実際を検 討する上での基礎資料を得るために以下の調査を行った。 1)手術によりボディイメージに変化をきたした患者の在宅療養の実際についての調査 (1)患者会・某病院の協力を得て、質問紙を用いて、手術によりボディイメージに変 化をきたした患者37名の在宅療養の実態を明らかにした。なお調査は継続中である。 (2)喉頭全摘出・人工月工門造設・乳房切断の手術予定で、研究の同意の得られ た患者に、面接法および参加観察法を用いて、社会復帰に関わると考えら れる要因を検討する資料を収集中である。 2)医療従事者自らのボディイメージに対する認識についての調査 医療従事者86名(ボディイメージに変化を受ける手術患者への看護経験のあるナース と看護経験のないナース)の自らのボディイメージに対する、認識と非医療従事者137名と の認識の違いについて質問紙を用いて調査し、明らかにした。また、医療従事者につい ては他の病院の看護婦からの資料も収集中である。

(4)

-3-2.平成7年度 本年度は、手術によりボディイメージに変化をきたした患者の身体的、精神的、生活的 現状およびソーシャルサポートによる社会復帰の実態を明らかにし、在宅療養の実際を検 討する上での基礎資料を得るための調査を継続するとともに、患者の社会復帰に関係す る因子を探索し、社会復帰に関係する因子を明らかにするための調査を行った。 1)手術によりボディイメージに変化をきたした患者の在宅療養の実際についての調査 患者会・2カ所の病院の協力を得て、手術によりボディイメージに変化をきたした患 者に質問紙を用いて資料を収集した。前年度の村象を加え、計76名で検討し、社会復帰 に関係する要因を明らかにした。 また前年度からの継続で、喉頭全摘出・人工肛門造設・乳房切断の手術予定で、 研究の同意の得られた患者に、面接法および参加観察法を用いて経時的に行っ ている。現在資料を整理中である。 2)医療従事者自らのボディイメージに村する認識についての調査 2カ所の総合病院の協力を得て、医療従事者267名の内、ボディイメージに変化を受 ける手術患者への看護経験のあるナース157名と看護経験のないナース110名の自らのボ ディイメージに村する認識の違いと、患者へのアプローチの実態について前年度の質問 紙に修正を加えて調査し、明らかにした。 3.平成8年度 前年度に明らかになった社会復帰に関係する因子を用いて質問紙を作成し、これらの 因子及び因子間の関連を検証するために調査を行い、ボディイメージに変化を受ける手 術患者の社会復帰を促進させる看護について検討する予定である。

参照

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