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4-1. 事業創発・事業支援 「機会あれば是非また受講したいです!」

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Academic year: 2021

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- 17 - 新江州株式会社 住宅資材カンパニー 新名 徹也 2008年7月3日(木)滋賀大学彦根キャンパス・・・私は大学、経 済学部で授業を受けるという現実をなかなか実感することができ ませんでした。 「僕はいったいこんなところで何をしているんだ ろう・・・」と、窓から見える彦根城を眺めながら、26年前に同じよ うに経済学を京都の大学で受講していたことなどを思い出してい ました。 私は、2年前に現在の会社に入りました。それ以前は 商社に勤務し、海外も含め様々なビジネスに携わりながら、生意 気な言い方ですが、いわゆる“生の経済学的なもの”を学んでき ました。正直なところ、大学ではあまり、いや殆ど勉強しなかった のですが、仕事のキャリアを積むにつれ、「なぁーんや、大学の勉強なんか別に要らんかったやん」と思ったりしまし た。マーケティング分析、予算策定、在庫管理、資金管理、損益管理、決算書分析や与信管理・・・実際、社会人に なってから仕事を通じて勉強したからです。ただ、キャッシュフロー分析(私の記憶では12、3年前から)が巷で取り沙 汰され、会社でも実践で用いられるようになってきた頃から、あまり自身の手で分析(勉強)せず、専ら他部署である 財務部や経理部、審査部の担当者に任せたり、部下もそこそこいましたので、「頼むわ」てな感じで、探究心もなく結 果だけを見ていたような気がします。 月日は流れ、冒頭の通り昨年「エグゼクティブ・プログラム」に参加させて頂き、 実践的かつトレンドな経済学に触れる機会を頂きました。あのイマイチ曖昧な理解しかしていなかった、キャッシュフ ロー分析からNPVの算出まで、私にとってはこの歳でもう一度チャンスを頂いたようなものでした。また、12名という 少数の学生(?)に対して4名の現役トップの先生方のご指導という、非常に密度の濃い約半年間でありました。 当社は紙やフィルム、不織布等の異素材同士のラミネート(貼合)加工や、印刷加工、スリット加工等を行なうコン バーティングメーカーです。保有設備は汎用機なので、様々なお客様と取引があり、事業分野も住宅建材を中心に、 土木、農業、メディカル、自動車等、様々な工業資材、生活資材の加工を行っています。殆どがメーカーに対する OEMによる製品、半製品供給で、当社が表舞台に出ることは殆どありませんが、製品によっては、ニッチ市場ではあ りますがトップシェアのものもあります。ビジネス構築手順は既存、新規を問わず、まずメーカーとの打合せから始ま ります。次にニーズに適した素材の調達、そして当社加工機を使った試作、評価を繰り返し、最終製品化に結び付け るのですが、このように順調に行くことは稀で、いろんなトラブルが発生します。例えば、汎用とはいえ当社の加工機 ではどうしても対応できない場合もあり、断念するケースも少なくありません。市場にたいへん魅力があれば、新規 設備の導入という“投資”に踏み切ってでも参入すべきなのですが、ここが一番難しい判断を迫られる場面なのです。 実際、私を含め当社にその基準となる明確な考え方が無く、シミュレーションとしては単純に数量を予測、かけ算を して、償却費を等の経費を引いて、いくら残るか?程度です。 今回のプログラムを通じて、上記のような“投資”という非常に難しい経営判断の場面で、如何に的確に予測し、方 策を立て、結果を導き出すかを、だいたいでは無く理論立ててプランニングすることを学びました。最後のグループ発 表では、現実に今悩んでいる投資案件について、皆さんで検討して頂きました。資料を作成する段階で、先生をはじ めクラスメートにご指導、アドバイス頂き、自身満足にゆく形で終了できたと思います。資金が無くてはすべての事業 拡大はなりません。社内外を問わず、資金調達先に対する事業構想の説明が非常に重要である(特に最近の経済 状況の中では)ことを思えば、半年の授業では足りないぐらいでした。改めて機会が得られるのであれば、是非とも また参加させて下さい。ありがとうございました。

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