オーストラリアにおける中小都市の
人口増加,1961∼91年
越 内
達
1 はじめに オーストラリアの都市に関する研究の多くは,州都を中心とする大都市を対 象としたものである。全国人口あるいは州人口に占める大都市人口の割合がき わめて高いオーストラリアでは当然といえようが,都市システムの観点からは, 都市システムの頂点にある大都市とならんで,都市システムの構成要素である 他の中小都市についても,関心を向ける必要があろう。 とくに1970年代に入ってシドニーやメルボルンなどの大都市の人口増加率が 相対的に低下し,いわゆる反都市化(Counterurbanization,逆都市化)論との 1) 関連で注目された。もしこの現象が実際にあるとすれば,大都市圏から中小都 市への分散が進行して,中小都市の人口が相対的に増加するはずである。 小論では,オーストラリアの中小都市を機能類型及び地域(位置)によって 分類し,1960年代初頭から最近までの中小都市の人口増加の動向を比較して, 中小都市のうちどのような都市の人口が相対的に増加しているかについて,基 礎的な実態の確認を試みる。 2 大都市圏と中小都市との比較 表1は,大都市圏及び中小都市の1961∼91年の各センサス期聞(5年)毎の 1)反都市化論の一般的紹介及びオーストラリアの反都市化現象に関する筆者の消極的な見 解については,拙稿“Metropolitan Dominance in Population and Retail Sales in the Australian Urban System,1961−86”(『オーストラリア研究紀要』第15号,追手門学院大 学),1989.を参照。64 傳田功教授退官記念論文集(第285・286号) 表1 大都市圏と中小都市の人口増加率(1961∼91年) 年平均人口増加率(%) 全国比 実 数 1961 1966 1971 1976 1981 1986 (%) (’000) 一66 −71 −76 −81 −86 −91 1991 1991 大都市圏計 2.75 2.43 1.78 1.09 1.32 1.58 69.8 12,064 中小都市計 1.71 1.85 1.18 1.41 1.35 1.11 16.1 2,776 中都市 1.87 2.08 1.71 1.56 1.30 1.19 10.7 1,854 小都市 1.48 1.49 0.34 1.15 1.44 0。94 5.3 922 その他の地域 一〇.05 −0.19 0.12 1.80 2.05 1.81 14.2 2,447 全 国 1.91 1.92 1.44 1.24 1.43 1.54 100.0 17288 , 自然増加 1.27 1.11 1.02 0,82 0.83 0.79 移民流入 0.71 0.82 0.42 0.51 0.55 0.80 定義・データ出所等は本文参照(以下の表も同様)。 表2 大都市圏の人口増加率(1961∼91年) 年平均人口増加率(%) 実 数 1961 1966 1971 1976 1981 1986 (’000) 一66 −71 −76 −81 −86 −91 1991 Sydney 2.03 2.12 1.09 0.85 1.15 1.27 3,699 Melbourne 2.36 2.33 1.60 0.60 0.88 1.24 3,157 Brisbane 2.34 2.20 2.38 1.84 1.76 2.57 1,358 Adelaide 3.19 1,78 1.67 0.65 1.02 1.05 1,058 Perth 3.29 4.69 3.19 2.06 2.64 2.51 1,189 Hobart 1.65 1.63 1.42 0.80 0.91 0.66 185 Canberra 9.70 8.21 6.19 1.72 2.65 2.31 315 Newcastle 1.19 1.42 1.30 1.17 0.66 0.78 433 Wollongong 3.36 2.31 1.85 0.81 0.09 0.63 240 Geelong 3.64 1.85 2.41 0.53 0.54 0.77 !52 Gold Coast 8.86 6.88 4.69 7.97 5.13 6.08 281 コ口増加率を要約したものであり,表2は,三大都市圏の個別の動向を要約し たものである。 一般に都市人口を扱う際には,複数の都市の空間的定義が存在し得るので, 目的やデータの入手可能性により,その都度操作的に定めておく必要がある。 小論での大都市圏の空間的定義は,オーストラリア統計局の定義した統計地区 (Statistical divisionあるいはStatistical district)である。これは人口10万人
以上の市街地を中心とする大都市圏に相当し,市街地の長期的な拡大を十分に 包含するので,今回の作業においては,境界の長期的安定性とともに,大都市 郊外の衛星都市がここでの中小都市に含まれないようにできる利点がある。こ れに対して中小都市については,統計局が定義した市街地(Urban area)の人 口に基づいて,各センサス期間の二五人口が2,500人以上10,000人未満の都市 2) を小都市,10,000人以上100,000人未満の都市を中都市とした。 表1及び表2からは,以下の諸点が見出だされる。 (1)1960年代の大都市集中傾向とは対照的に1970年代には移民流入率の低下 に関連して大都市の人口増加率が低下し中小都市やその他の地域の人口増加率 3) が上昇したとの従来からの指摘については,とくに1970年代後半において基本 的に裏付けることができる。 (2)しかし1980年代には大都市の人口増加率が再び上昇し,1986∼91年半は 移民流入率も回復して,中小都市の人口増加率を上回るに至った。したがって 1970年代に反都市化現象が見られたとしても,必ずしも永続的であるとはいい 難い。 (3)1970年代後半以降の「その他の地域」の人口増加率は大都市圏・中小都 市よりも高い。これは期初人口が2,500人未満であった小都市・集落の人ロ増加 を意味しており,期末には2,500人以上に達して次の期間にここでの定義による 中小都市に参入した都市も含まれる。 (4)表2によって州都を個別に比較すると,シドニー及びメルボルンの低い 2)すべての表の数値は,オーストラリア統計局の各種統計資料により筆者が算出した。1971 年以前の数値はセンサス集計結果(Census count)に基づき,1971年以降の数値は推定常 住人口(Estirnated resident population)に基づいている。この推定常住人口は,センサ スの調査漏れの復元,現在人口方式によるセンサス集計結果から常住人口方式への組み替 え,そして出生・死亡や移民流入のデータとの整合性の維持を考慮して,統計局が推定し たもので,時系列的に人口の増減を論ずるには最も適している。ただし統計地区及び地方 自治体単位の人口の推定にとどまるので,市街地人口については,地方自治体単位の推定 常住人口に基づいて筆者が独自に推定した。 3)たとえば拙稿「オーストラリアの都市システム」(山口岳志編『世界の都市システム』古 今書院,1985,pp.157−181.)
66 傳田功教授退官記念論文集(第285・286号) 増加率とブリズベン及びパースの高い増加率が対照的である。これは空間的に は核心部から周辺の資源州への分散傾向といえるが,同時に都市システムでの 位置付けでは大都市間の移動でもあり,前二者からの流出が必ずしも中小都市 への移動を伴っていない。 (5)州都以外の大都市圏を比べると,かつて工業都市として成長したニュー カースルやウロンゴンの伸び悩みに対して,連邦首都キャンベラとリゾート都 市ゴールドコーストの急成長が対照的である。すなわち都市システムでの州都 のような位置付けに乏しいその他の都市の成長の背景として,かつての工業都 市とともに,今日では特定の政策的拠点あるいはリゾートとしての発展が契機 となり得ることを示唆している。 3 機能類型別・地域別にみた中小都市の人口推移 中小都市の機能類型による分類は資源基盤及び産業機能に基づくもので,対 象期間の中間の1976年のセンサス結果を利用し,次の2段階の手順で六つの類 型に分類する。 4) まず鉱産資源都市とリゾート都市を分離する。鉱産資源都市はいわゆる鉱山 都市に鉱産物輸出・金属製錬・火力発電等に依存する都市を加えたもので,原 則として産業別就業構成において鉱業が10%以上あるいは職業別就業構成にお いて採掘従事者が5%以上の都市を中心に,港湾や金属製錬施設の所在等の状 況から選定する。リゾート都市は保養・リクリエーション機能及び多数の年金 生活者の存在を特徴とする都市で,シーズンオフの6月に実施されるセンサス での住宅データにおいて,貸別荘などにより,総戸数に占める「空き家」の割 合が高いこと(原則として10%以上)を中心にして選定する。 残りの都市を,産業別就業構成における指標部門の割合がきわめて高いある いは低い(平均±標準偏差による)都市に着目して,農林加工都市,工業都市, サービス都市,混合都市の四つに分類する。 4)拙稿「オーストラリアにおける地域経済構造と資源基盤」(『人文論叢』第4号,三重大 学),1987,124頁による。
農林加工都市は,「食品加工十林産加工」に相対的に特化している都市であ る。工業都市は,「食品加工+林産加工」以外の製造業の割合がきわめて高い都 市である。ただしすでに金属製錬に特化した都市を鉱産資源都市として分離し た後での分類結果であるから,ここで工業都市とされた都市には,ローンセス トン,バララト,ベンディゴ,アルベリー・ウォドンガ,オレンジなどのよう に,一般的な広域サービス機能を合わせ持つ地方中心都市も少なからず含まれ ている。 サービス都市は,「商業+金融保険+サービス+公務」の割合がきわめて高い 都市,あるいは製造業の割合がきわめて低い都市である。そして混合都市は, 上の三つのいずれにも該当せず,サービスと生産の両機能を合わせ持つ都市で, 多くの地方中心都市が含まれる。 これら六つの類型を,サイト(その土地固有の属性)とロケーション(他の 都市等との関係における相対的な位置による属性,すなわち都市システムにお ける空間的・階層的位置付け)の観点からまとめることができる。サイトのグ ループは鉱産資源都市・リゾート都市・農林加工都市である。鉱産資源都市・ 農林加工都市が固有の天然資源を基盤としていることはいうまでもないが,リ ゾート都市も,アメニティ資源という意味で広義の天然資源に依存していると みなすことができる。ロケーションのグループは,サービス都市及び混合都市 で,周辺の農業地帯への広義のサービス機能が中心である。残りの工業都市は 両者の中間で,その内容によっていずれかの比重が強まるが,多くは混合都市 に類似してロケーションのグループとして扱うべき都市が多い。 地域(位置)による分類は,図の地域区分による。これは人口密度(人口分 布)と土地利用景観による総合的な地域区分で,このうち第1地域は都市が多 く集約的な土地利用のみられる海岸地域であり,第2地域と第3地域の境界は 5) 作物農業のフロンティアにおおむね対応している。 表3は,これらの分類による中小都市の都市数と中小都市人口合計に占める 人口割合をまとめたもので,次のような特徴を示している。 5)同上,120頁による。
68 傳田功教授退官記念論文集(第285・286号) 図 地域区分 1:第1地域 2:第2地域 3:第3地域 表3 中小都市の機能類型別・地域別の都市数及び人口割合(1961・91年) 1961年 1991年 第1
n域
第2n域
n域
第3 全国n域
第1 第2n域
第3n域
全国 鉱産資源都市 7 5 3 15 8 10 11 29 農林加工都市 17 6 1 24 22 9 1 32 都 工業都市 12 10 } 22 14 10 一 24 市 混合都市 22 42 } 64 28 47 一 75 サービス都市 3 29 6 38 3 36 10 49 数 リゾート都市 11 } 一 11 38 1 一 39 中小都市計 72 92 10 174 113 112 23 248 鉱産資源都市 4.8 3.0 4.3 12.0 3.8 2.8 4.2 10.8 農林加工都市 5.1 ユ.3 0.2 6.6 4.5 1.3 0.1 5.8 人口 工業都市 10.4 12.6 } 22.9 8.8 10.2 一 18.9 割 混合都市 18.6 22.9 } 41.4 17.4 19.9 一 37.3 合 サービス都市 1.6 9.9 2.6 14.1 1.3 7.8 5.2 14.4 (%) リゾート都市 2.8 『 一 2.8 12.8 0.0 一 12.8 中小都市計 43.3 49.6 7.1 100.0 48.4 42.0 9.6 100.0 (1)都市数及び人口割合の点で最大の類型は混合都市であり,都市数ではサ ービス都市,人口割合では工業都市がそれぞれ続く。とくに第1地域・第2地域の双方に分布する混合都市及び第2地域に分布するサービス都市には,オー ストラリアの農業地帯のいわゆるカントリータウンの多くが含まれる。これら 3類型が中小都市の一般的な趨勢に大きな影響を与えるといえるが,都市数は あまり増加せず,人口割合は低下傾向にある。 (2)農林加工都市の都市数はかなり多く,しかも増加しているが,ほとんど が小都市で,人口割合は小さい。このことは,サービス機能を付加して混合都 市に脱皮することなしには,農林加工都市のままでの成長は困難であることを 示唆している。 (3)鉱産資源都市は,都市数はとくに第2地域・第3地域で増加したが,人 口割合の上昇には寄与していない。これは小都市の初期の成立・発展には鉱産 資源が大きな役割をはたすが,新しい都市の参入の効果を既存の都市の伸び悩 みが相殺していることを示している。なお第3地域の都市のほとんどが鉱産資 源都市あるいはサービス都市であり,この地域での鉱産資源都市の重要性がう かがえる。 (4)リゾート都市は都市数・人口割合の双方で最も成長が著しい。これらは 第1地域に集中し,第2地域の1都市を含めてすべて海岸に位置している。都 市数の増加は,ここでの定i義により期初人口が2500人未満の段階からの人口増 加を示している。したがって鉱産資源都市とともに都市の初期段階での成立・ 発展において重要な契機となっていて,表1における「その他の地域」の人口 増加の要因となっていると考えられる。 表4は,機能類型別及び地域別の人口増加率の推移の概観である。また表5 は,機能類型・地域・規模による分類をクロスさせて,1976年以降の人口増加 率の推移を比較したものである。これらの表から以下の諸点が見出だされる。 (1)最も成長が著しいのはリゾート都市で,中都市・小都市ともにすべての 期間において高い増加率を維持してきている。ただしリゾート都市の人口増加 には大都市からの年金生活者の流入が大きく寄与しており,大都市郊外の外延 的拡大が不連続に及んできていると見ることもできるので,中小都市の自立的 成長の観点からは過大評価しないように注意する必要がある。
70 傳田功教授退官記念論文集(第285・286号) 表4 中小都市の機能類型別・地域別の人口増加率(1961∼91年) 年平均人口増加率 (%) 1961 1966 1971 1976 1981 1986 一66 一71 一76 一81 一86 一91 鉱産資源都市 1.78 1.22 一〇.05 0.69 0.12 一〇.27 農林加工都市 1.49 0.98 一〇.42 0.35 0.76 0.21 工業都市 1.64 1.50 1.63 1.12 0.78 0.69 混合都市 1.72 1.78 1.36 1.08 1.36 0.86 サービス都市 1.54 1.91 0.18 1.49 2.29 0.90 リゾート都市 3.02 4.70 5.16 6.42 4.02 4.73 第1地域 1.84 1.91 1.68 1.90 1.67 1.72 第2地域 1.62 1.38 0.87 0.81 0.77 0.52 第3地域 1.47 4.01 0.27 1.88 2.49 0.70 表5 中ノ1・都市の年平均人口増加率のクロス比較(1976∼91年,%) 中都市 P976
│81
1981│86
1986│91
小都市 P976│81
1981│86
1986│91
鉱産資源s市
第1地域 謔Q地域 謔R地域 0.91 │0.93 @0.11 一〇.29 │2.08 │0.15 0.53 │0.79 │0.80 2.70 O.51 Q.71 2.19 Q.43 O.16 一1.36 │1.57 @1.80 農林加工s市
第1地域 謔Q地域 (1.08 @* 0.77) 0.29 0.29 O.27 1.11 O.07 0.21 O.21 工業都市 第1地域 謔Q地域 1.06 P.30 0.76 O.77 0.57 O.80 1.33 │0.11 1.70 │0.23 1.52 │0.46 混合都市 第1地域 謔Q地域 1.30 P.51 1.39 P.07 0.87 P.15 0.88 O.21 1.21 O.86 1.25 O.11 サービスs市
第2地域 謔R地域 0.72 T.73 2.48 T.48 1.53 O.79 0.58 │1.72 0.31 S.73 0.12 Q.74 リゾートs市
第1地域 7.76 4.19 5.65 5.72 3.90 4.04 ()は1都市のみ。*は該当なし。 (2)鉱産資源都市及び農林加工都市は,1960年代の成長とは対照的に,1970 年代以降の増加率はマイナスを含む低い水準に低迷している。鉱産資源都市の 小都市では時期と地域により高い増加率が見られるが変動が著しく,中都市は 停滞傾向にある。(3)工業都市及び混合都市の増加率は,長期的には低下傾向にあるものの, おおむね安定した水準を維持している。第1地域と第2地域を比べると,中都 6) 市ではともに増加率が高いのに対して,小都市では第2地域の方が低い。 (4)サービス都市もおおむね高い増加率を維持しているが,工業都市・混合 都市と同様に,第2地域の小都市が低迷している。なお1986年までの高い増加 率を示した第3地域の中都市はともにノーザンテリトリー(連邦政府直轄の準 州)の行政拠点であるダーウィンとアリススプリングズで,他の地方都市とは 比較しにくいキャンベラ型の都市といえる。 (5)地域間の比較を総合すると,第1地域が,リゾート都市のきわめて高い 増加率と混合都市・工業都市の安定した増加率の寄与により高い増加率を維持 して安定しているのに対して,第2地域は,主として各類型の小都市の停滞に より増加率がやや低く,第3地域は,高い増加率が見られるものの,いささか 不安定であるといえる。 4 むすび 既述のように,小都市の初期の成立・発展には天然資源を中心とするサイト の条件が大きな役割をはたし,鉱産資源都市,農林加工都市あるいはリゾート 都市としての成長の事例が多く見られる。またサービス都市は格別の天然資源 賦存あるいは工業生産機能の条件を伴わなくても,普遍的な農業生産地帯の存 在及び交通ネットワークに依存して成立し得るであろう。 しかしこれらの多くは小都市の段階にとどまり,中都市,とくに規模の大き な中都市への成長の実績は限られている。たとえば1991年の人口が25,000人以 上の都市数を機能類型別に見ると,混合都市が13,工業都市が6,リゾート都 市が3,鉱産資源都市及びサービス都市が各2で,農林加工都市は皆無である。 さらに50,000人以上の都市に限ると,混合都市及び工業都市が各4,サービス 都市が1で,その他は皆無である。また地域別の都市数を見ると,25,000人以 6)第1地域の混合都市には,中都市・小都市ともに,ケアンズをはじめとしてリゾート都 市的性格を合せ持つ都市が少なからず含まれている。
72 傳田功教授退官記念論文集(第285・286号) 上では第1地域が11,第2地域が13,第3地域が2であり,50,000人以上では 7) 第1地域・第2地域が各4,第3地域が1である。 したがって一定規模以上の都市に成長した都市のほとんどは第ユ地域・第2 地域の混合都市・工業都市である。これまでの実績に関するかぎりでは,地方 中心都市としての広義のサービス機能と安定した多様な工業生産機能とを合わ せ持ち,都市システムにおいて一定の役割をはたすことが,中小都市の持続的 成長の条件であるといえる。 7)サービス都市・第3地域の50,000人以上の都市はいずれもダーウィンであり,ここでの 一般的な考察では例外とすべきであろう。