• 検索結果がありません。

死亡率曲面に対する平滑化適用基準の検討

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "死亡率曲面に対する平滑化適用基準の検討"

Copied!
11
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

平成13年5月15日 第48巻 日本公衛誌 第5号 367

死亡率曲面に対する平滑化適用基準の検討

ネギシ セイイチ 根岸 聖一 ヨコヤマ ヒデアキ 横山 英明 目的 年次・年齢階級別死亡率(死亡率曲面)に対して,死亡構造の特徴を明らかにするための 平滑化を行った。用いた平滑化法は重み付き平均を繰返すものである。そこで,その適切な 繰り返し回数を判定する方法を考案した。幾つかの傷病別死亡率データにその方法を適用 し,その適否を検討することが目的である。 対象と方法 対象とした死亡率は我が国の全悪性新生物,白血病,自動車交通事故である。用い た平滑化は単純な重み付き平均を繰り返す方法である。繰り返し回数が満たすべき第1の基 準として,平滑化後の値が元の値からみて統計的に異ならないこと,すなわち,比率の信頼 区間から外れない範囲で平滑化を行うこととした。具体的には次の手順によって適切な回数 を判定した:①年次・年齢階級別死亡率の実測値に対して95%信頼区間を求める。②平滑化 後の値が信頼区間から外れる割合が,5%を統計的に上まわらない回数を許容範囲内とする。  さらに,10回以上繰り返しても信頼区間から外れる割合が5%以下の場合は,第2の判定 基準として平滑化の収束条件を設定し併用した。 結果 悪性新生物では,適切な平滑化の繰り返し回数は3回であった。白血病では,10回繰り返 しても信頼区間を外れる割合が5%以内であったので,平滑化の収束条件をみる第2の基準 を適用した。その結果5回が適切であると判定された。自動車交通事故では,10∼14歳階級 と15∼19歳年齢階級の間は特異的であり,死亡率が急激に変化しているので,信頼区間の判 定対象から除くことにした。その結果,適切な回数は5回であった。 結論 本報で用いた平滑化法は直観的で分かりやすく,また実行することも容易である。本報で 示した2つの基準は,適切な繰り返し回数を客観的に決定することができるので,死亡率の 3次元的構造を把握するために有用と思われる。 Key words : 年次別・年齢階級別死亡率,重み付き平均,平滑化,信頼区間

(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
(7)
(8)
(9)
(10)
(11)

参照

関連したドキュメント

(2)特定死因を除去した場合の平均余命の延び

12―1 法第 12 条において準用する定率法第 20 条の 3 及び令第 37 条において 準用する定率法施行令第 61 条の 2 の規定の適用については、定率法基本通達 20 の 3―1、20 の 3―2

 「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」とい

 2020 年度から 2024 年度の 5 年間使用する, 「日本人の食事摂取基準(2020

[r]

5日平均 10日平均 14日平均 15日平均 20日平均 30日平均 4/8〜5/12 0.152 0.163 0.089 0.055 0.005 0.096. 

第1回 平成27年6月11日 第2回 平成28年4月26日 第3回 平成28年6月24日 第4回 平成28年8月29日

− ※   平成 23 年3月 14 日  福島第一3号機  2−1〜6  平成 23 年3月 14 日  福島第一3号機  3−1〜19  平成 23 年3月 14 日  福島第一3号機  4−1〜2  平成