大塚徳勝 著 「知らないと怖い環境問題」 推薦文 「地球温暖化問題」が大きく取り上げられるなか、本書は廃棄物問題をはじ めとして、人間の活動そのものが地球環境に重大な影響を及ぼしていること を具体例を挙げてわかりやすく説明している。環境先進国と評される一部の 欧米諸国と我が国の政策の違いを比較したとき、大げさかも知れないが、「日 本はこのままで大丈夫だろうか?」と心配になってきた。 本書では環境そしてエネルギー問題に関することが広範囲にわたり、最新 情報を含めてポイントごとに集約されている。日本は新政権が誕生し、グリー ンイノベーションを国家の新成長戦略の一つと位置づけている。それらの政策 立案、行政、科学技術開発に関わる人たちに、整理された基礎知識を得るた めに最初に読んでほしい1冊である。 内容のわかりやすさから中学生から大人の方まで一気に読める本であるが、 環境やエネルギー問題について今まで関心の無かった方にも全体像を把握 するのに最適な入門書である。 環境問題はまさに待ったなしの深刻な状況であることを是非理解してほし いと願う筆者の熱い思いが伝わってきた。環境とエネルギーの問題は突き詰 めれば人間がどのような生き方を選択するかにかかってくる。現状を認識し、 どのようなライフスタイルを構築するか、今、一人一人が真剣に考えることが 必要であろう。 九州大学応用力学研究所 准教授 上瀧恵里子
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○安井会長 ありがとうございました。.