1.は じ め に
昨今,人工知能による最適化制御によって機械による 生産活動に関して大幅な生産性向上が実現しつつある. 次に,人間を対象とした HR Tech 分野における人工知 能活用が注目されている.ウェアラブルセンサなどによ る人間行動や心理状態の計測技術の普及に伴い,従来は 管理職が主観で判断していたマネジメントにおいても, 従業員の可能性をより引き出す働き方を人工知能が見つ けることも可能になりつつある.しかしながら,制御対 象が機械である場合との違いは,人間は命令のみでは振 舞いを変えないことである.そこで,人工知能からのア ドバイスを受け入れ,行動を変えるまでのユーザの態度 の変化プロセスを設計することが必要である.著者らは, ウェアラブルセンサから取得した職場の行動データに基 づき,働き方アドバイスを提供するアプリケーションを 開発した.この特徴は,事実確認のための「行動ログ」 可視化から始まり,本人も納得しやすい分析結果を示す 「タイプ診断」,本人も少し意外な視点を提供する「働き 方アドバイス」の 3 ステップを経ることで,アプリケー ションとユーザとの段階的な信頼関係構築を埋め込んだ 点である.これによって,人工知能による継続的な改善 サイクル支援による新しい働き方の実現を目指す.本稿 では,この技術と適用事例について述べる.なお,「人 工知能」とは抽象的で曖昧な定義の概念であるが,本稿 においてはユーザが認識するブラックボックスとしての もの,計測データと分析アルゴリズムそしてアドバイス を表示するインタフェースを含む一塊のシステムを,あ えて人工知能と記述する.2.行動変容支援に関する従来研究
行動変容は特に禁煙や糖尿病など生活習慣病の改善の ための支援方法が多く検討されてきた.その中で,行動 変容理論 [Prochaska 08] においては,目的に対する当 事者のステージを,変える意思のない「前熟考期」から 6か月以内に行動を変えようと思う「熟考期」,実行の 心構えのできている「準備期」,新しい行動を実行する「実 行期」,行動が定着している「維持期」と分類し,支援 する医療者はステージに応じた提案や励ましなどの介入 を行うことで効果的な行動変容を実現できると提案され ている. また,ウェアラブルセンサのデータを共有することで チーム全体の行動(ここでは腹筋運動)を推進する研究 [西山 15] がある.これらの従来研究 [西山 15, Prochaska 08]はいずれも,新しい行動を始め維持するための外的 な影響力として,他者との関わりを活用するものである. この場合,医療者など専門知識のある人,もしくは同じ 立場の仲間が必要となる.これは自らに介入する他者へ の信頼関係がすでに存在している状態を前提としたもの である.本稿では,人工知能への信頼をもたない状態か らスタートしたユーザが,提示されたアドバイスを受け 入れるまでのプロセスの設計に関して述べる.行動変容のための働き方アドバイス
アプリケーション
Personalized Work Style Adviser for Behavior Change
辻 聡美
株式会社日立製作所研究開発グループSatomi Tsuji Research & Development Group, Hitachi, Ltd.
[email protected], http://www.hitachi.co.jp/rd/
佐藤 信夫
(同 上)Nobuo Sato [email protected]
早川 幹
(同 上)Miki Hayakawa [email protected]
Keywords:
wearable sensors, communication, behavior change. 「人工知能と人材」3.名札型センサによる行動計測
職場行動を計測するツールとして,名札型センサノー ド [早川 13] を用い,対面コミュニケーションや身体の 加速度リズムの計測と可視化,さらに組織の活性度の定 量化が実現されている. 3・1 名 札 型 セ ン サ 図 1 に仕様を示す.一般的な運用としては,充電器は 職場に設置し,ユーザは出社時にセンサノードを充電器 から外して身につけ,退社時に再び充電器に戻す.こう して従業員が職場内に滞在している間の,対面コミュニ ケーションを端末間の赤外線送受信で,身体の揺れを加 速度センサによって計測する. 3・2 行 動 計 測 対面状態は装着者同士が正対した際にセンサノード間 で赤外線が送受信されることで検知される.検知結果を 集約すると,組織全体の実態の連携構造を可視化できる (図 2). 加速度センサは 51.2 Hz で身体の揺れを計測しタイピ ングのような振幅の小さな動作時も細かく揺れが検知さ れる(図 3).これによってデスクワークに何分間集中 しているか,また赤外線データと合わせることで会話の 質,具体的には双方向か一方向かを数値化できる. さらに,加速度センサデータを組織単位で集約し,そ の統計的分布形状に着目することで,組織の活性度の定 量化を実現した [Yano 15].人間は自分自身の状態は脳 ですべて自覚しており,言語こそが集団活動を支えてい ると考えがちだが,Pentland は身体に表れる無意識の ノンバーバルな信号こそが人間の状態について多くの情 報をもっていると考え,この信号を“正直シグナル”と 呼んだ [Pentland 10].中村は身体活動の統計的特徴に 着目し,活動持続時間の分布形状において健常者とうつ 病患者の差異が表れていることを示した [中村 13].さ らにこの現象はマウスにおいても同様の現象が起きるこ とが確認されており,動物に共通して正直シグナルが存 在する可能性を裏付けている.本稿で用いる組織活性度 [Yano 15]は,組織の状態についても同様に人間の身体 活動のシグナルに表れているという発見に基づくもので あり,値が高いほど組織の平均ストレス度が低い状態で あることを示す指標である.加速度データを組織 10 人 分以上集め,非静止状態の持続時間の累積比率分布を マッピングすると,平均ストレスが低い組織では直線状 のべき分布となるが,高ストレス組織では直線からずれ た分布となる(図 4(a)).具体的には,高ストレス組 織では持続時間 T が短い事例が増え,長い事例が減る. つまり,身体が静止する確率が上がっているため非静止 図 1 名札型センサノードと概観・仕様 図 3 加速度センサによる身体リズム検知(タイピング時) 図 2 組織内連携構造の可視化(ネットワーク図) (b)アンケートとの一致 図 4 非静止持続時間分布に基づく組織活性度算出 (a)分布形状の差異状態が細切れになっているといえる.この統計的な特徴 から分布のずれを数値化することでストレス度の平均値 の推定を実現した(図 4(b)).さらに,先行研究 [Tsuji 17a]により,上記の推定された組織の平均ストレス度 は独立した個人の単純な総和と捉えるのではなく,人々 の相互作用を反映しているものであることを裏付けてお り,この指標を「組織活性度(またはハピネス度)」と 名付けた.さらに社会実験による検証を法人営業におい て実施済みであり,組織活性度の高い部署は従業員満足 度調査において「意思決定や権限委譲」,「挑戦意欲」に 関する項目において満足度平均値が高いこと,翌四半期 の受注達成率が高くなったことが確認されている [日立 製作所 17].こういった事例に基づいて,著者らは,組 織活性度を知識労働の組織の生産性を示す客観的な KPI として使えると考えている.
4.計測に基づくマネジメント
本章では,継続的な働き方の改善サイクルの実現のた めのアプローチについて述べる. 4・1 可 視 化 の 限 界 2章に述べたように,センサを使うことで職場行動の 可視化・数値化を実現した.従来,著者らは,可視化デー タをユーザに提供し,ユーザ自身で自組織の課題や強み を見つけだすためのワークショップを開催したりしてい た.可視化結果に対して解釈を行うため,ユーザの納得 度は高いものであったが,以下のような限界があった. 課題や強みの判断はユーザ自身の基準による 可視化結果を通して抽出される組織の課題や強みは, ユーザ自身があらかじめもっている価値基準によって判 断される.例えば,コミュニケーションを重視する価値 観をもつ組織において,会議が多すぎるから減らそうと いう施策案が出てくることは少ない. 望ましい働き方に関する個人差が考慮されにくい 従来の働き方改革は,従業員が全員一律の働き方(例 えば一斉定時退勤,会議時間の規制など)を勧め,共通 の基準でその成果を評価されることが一般的である.そ れは人事部などの人間がルールを決める場合には,個別 事情を考慮する余裕がないためであるが,それが逆に社 員のやる気を下げていることもあり得る.少ない手間で, 人それぞれの力を発揮する働き方を見つけ,応援する仕 組みが必要であった. 改善活動が継続されにくい 働き方を変えるための 1 回の改善施策の実施に,組織 としての運用コストや合意形成コストがかかるため,可 視化による課題抽出→施策検討→施策実施→可視化によ る効果評価のサイクルを回せるのは多くても 1 ∼ 2 回程 度である.そのため,自組織に適した働き方を見つけ, それが定着する前に元の働き方に戻ってしまいがちであ る.さらに悪いケースでは,働き方改革の建前のために 実行した施策をやりっぱなしで効果を確認しないまま放 置される事例も少なくない.そのため,少ないコストで 改善活動が継続される仕組みが必要であった. 4・2 提案アプローチ 上記の可視化データを用いた従来の働き方改善の課題 の解決を目指すため,図 5 に示すアプローチを提案す る [辻 17a].これは,① 組織の元気さを示す「組織活性 度」を計測しつつ,② ユーザの強みとなる働き方をデー タから見つけること,③ 強みを伸ばすための働き方に変 化させること,の 3 点から構成される.② のステップ において人工知能を導入し自動的にアドバイスを提供す ることで,② と ③ を個人ごとに短いサイクルで繰り返 すことができ,自然に望ましい働き方が定着することを 目指すものである.これによって,客観的な基準によっ て働き方の指針を得,個人別の望ましい働き方を見つけ, 頻繁に小さな改善活動を継続できることが期待できるた め,前節で述べた課題の改善を目指す. 4・3 アドバイス導出手順 本稿で用いた人工知能内のアドバイス導出のための統 計分析手順について述べる.② のプロセスにおいては, 毎日の組織活性度を目的変数,個人ごとの行動指標群を 説明変数として統計分析することで,誰がどのような行 動をする日に組織活性度が上がる傾向があるかを見つ け,これをアドバイスとして提示した.名札型センサで 取得した「会話」,「デスクワーク」,「出社時刻」,「退社 時刻」の行動指標について以下の流れで網羅的に分析す ることで,組織活性度と統計的に関係のある個人の行動 パターンを具体的に探し出し,ユーザ向けのアドバイス 図 5 計測に基づくマネジメントのアプローチ 図 6 行動指標の分割・組合せパターン例として提示した. その手順を以下に示す. 1.行動の条件を分割する 2.行動条件を組み合わせ,複合指標を生成する 「例)午前に B さんと会話した回数」(図 6) 3.網羅的に回帰分析し,組織活性度と相関する複合 指標を抽出 4.3 で抽出した複合指標に対応するアドバイス文(事 前に定義)をアプリケーション画面に表示 4・4 行動変容を促すための課題 前節で述べたとおり,アドバイス提供の自動化は技術 的には可能だが,それが行動変容につながらなければ意 味がない.例えば「上司と 15 分以内の会話を 1 日 3 回行 いましょう」というアドバイスだけを機械的に提示して もユーザは行動に移さないだろう.ユーザの自発的な行 動変容を促すために,ユーザがアドバイスに納得し,行 動を変えたくなるようなプロセスの設計が必要である.
5.アプリケーション
本アプリケーションでは,ユーザ個人に向けて働き方 のアドバイスを提供し,自発的な働き方変容を促すユー ザインタフェースを設計した. 5・1 ユーザインタフェースの設計指針 人間同士の関係においても一般的に,突然第三者から アドバイスされても受け入れにくいものである.なるべ く自然にユーザが自発的に働き方を変化させていくため に,ユーザがアプリを段階的に信頼していくプロセスを 考え,これをインタフェースの設計指針とした(図 7). 可視化・計測によって事実を提示することはユーザに とって新しい価値はないが,自分の認識と一致するかに よってこれが信頼できるツールかを判断している.その ため,まずは行動を計測する道具「計測器」として正し いか,そして「占い師」のように自分を適切に把握・分 類しているかにおいて納得させ,最後にユーザ自身も気 付かなかった知見を提供してくれる「メンター」として の役割へと認識が変化していくことを想定する. 5・2 アプリケーション画面 図 7 の設計指針に沿って開発したアプリケーション画 面構成を図 8 に示す.ユーザがアプリと接し始めた際に は,アプリが「計測器」として自分の行動を妥当に計測 しているかを判断しようとする.そのために,① ハピネ ス度と ② 行動ログの画面において,センサの計測結果 を人間の記憶とひも付けやすい形で表現した.例えば行 動ログでは,会話の長さに比例した面積でログを表示す るのではなく,1 回の会話という単位,つまり 5 分の立 ち話も 1 時間の会議も同じ面積で表現した.さらに ② ハピネス度は,組織活性度の計測結果であるが,これは ユーザにとってなじみのない指標であるため,値が高い 日ほど激しく回る大きな円で表現するようにし,いきい きしている度合いであることを直感的に理解できるよう にした. 次に,③ タイプ診断画面においてユーザの特徴を示 す.例えば「あなたは午前中に会話をした日に元気に働 けるタイプです」といった文章で表示されるが,具体的 には過去数週間分の組織活性度と最も大きな正の相関が ある当人の行動指標を文章に変換したものである.相関 が高いため,ユーザの自己認識とは一致しやすい.ここ 図 7 ユーザインタフェースの設計指針 図 8 働き方アドバイスアプリケーション画面構成でのゴールは,ユーザがアプリは私を適切に理解してい ると納得することである.占いに例えると,占い師はま ず顧客の現在と過去を推測し,それが顧客自身の認識と 一致していれば,その占い師への信頼を高める.この段 階では意外性は不要である.合わせて詳細画面を開くと, 過去のその行動をした日と組織活性度が連動しているこ とを確認できる. 最後に,④ 働き方アドバイス画面では,組織活性度が 上がりやすい当該ユーザの働き方のパターンをアドバイ スとして文章で示す.アドバイスは「出退勤時刻」,「会 話相手」,「会話の仕方」,「デスクワーク」,「時間の使い方」 の五つの分類がある.アドバイス導出のプロセスとして は,タイプ診断と同様に組織活性度との相関分析を行い有 意な相関のある指標を抽出する.違いはその中から日ご とに入れ替えて表示する点であり,ユーザにとって少し 意外性のあるアドバイスも提示されることになる.将来 的には,天候など外的要因を考慮して日ごとのアドバイ スを選別することで,さらに意外性と信頼性を両立する アドバイスの導出ができると考えている.アドバイスを 納得しやすいものにするため,指標の区分を一般的なオ フィスワークの言葉と対応するように定義している.そ のため,5 分以内の二人きりの会話なら「あいさつ」,30 分以上または 6 名以上の会話は「会議」といった言葉に 置き換えて提示できる.アドバイス文の例を図 9 に示す.
6.適 用 結 果
26部署(約 600 名)にて 3 か月間の試行を行い,本 アプリケーションを使用した.アドバイスへの関心,ア プリ利用による組織活性度向上効果について評価する. 6・1 アドバイスへの関心度合いの評価 参加者のうち,3 部署 134 名にて行ったアンケートの 職位別の結果を図 10 に示す.Q1 から,アドバイスを実 行する意欲は全体的にあり,特に管理職が高かったのは 働き方を変えるべきという問題意識の表れだと考えられ る.また Q2 より,担当者は出退勤時刻,時間の使い方(時 間帯別の働き方)など自分の時間に関する関心が高く, 部長・課長は会話相手に関するアドバイス(例:A さん と会話してみましょう)に関心が高かった.さらにこれ を深掘りすると,直属の上司部下よりも,隣のグループ の人や秘書・企画などサポート部門の人の名前がアドバ イスに上がったときに,話しかけに行ったとの回答が多 かった.このことから,直属の上司部下は必要に迫られ て会話しているため不安がなくアドバイスは不要だが, “周縁の同僚”との関係構築・維持において本アプリが きっかけをつくる役割をしたと考える. 6・2 組織活性度向上効果 アプリ利用の効果を確認するため,26 部署の利用ロ グの分析を行った.データからはアドバイスを自発的に 実行したか,結果的に達成されただけなのかを区分でき なかったため,アドバイス実施回数ではなくアプリ閲覧 時間と組織活性度の変化との関係を評価した.その結果, アプリの一人当たりの平均閲覧時間の長い部署は翌月の 組織活性度が 1.7 向上しており(全部署の偏差値に換算 して 5 ポイントに相当),閲覧時間の短い部署では 0.4 の変化であり,二群間に有意差がある( p<0.05)こと を確認した(図 11).7.お わ り に
本稿では,人工知能の支援による継続的な働き方改善 の実現を目指し,従業員の自発的な行動変容を促すユー ザインタフェースを設計した.開発したアプリケーショ ンの適用により,アドバイスが行動を変えるきっかけを 提供したこと,目的変数とした組織活性度向上に有効で 図 9 アドバイスの種類と詳細画面の文例 図 10 アドバイスへの関心度合い:職位別アンケート結果 アプリ閲覧時間(1 週間一人当たり) 図 11 アプリ閲覧時間と翌月の組織活性度変化あったことを確認した. 今後,単純労働が人工知能などに置き換えられるほど, 人間の仕事は創造性や柔軟性が必要なものに集中してい くと予想される.働きかける対象が人間であるため,本 人が納得し,動機をもって自発的に行動を変えなくては 生産性向上は望めない.今後ますます,人間の認知・行 動特性を理解し,人間の能力を発揮しやすい環境を設計 する研究開発の重要性が増していくだろう. 謝 辞 本研究開発の推進にご協力いただきました,日立製作 所研究開発グループの上垣映理子氏,佐々木真美氏,賀 暁琳氏,矢野和男氏,試行にご協力いただいた参加者各 位に感謝いたします.
◇ 参 考 文 献 ◇
[早川 13] 早川 幹,大久保教夫,脇坂義博:ビジネス顕微鏡:実用 的人間行動計測システムの開発,信学論(D),Vol. J96-D, No. 10, pp. 2359-2370(2013) [日立製作所 17] 株式会社日立製作所ニュースリリース:AI の働き 方アドバイスが職場の幸福感向上に寄与(2017 年 12 月時点), http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2017/ 06/0626.html [中村 13] 中村 亨,山本義春:自発的身体活動の生成機構と精神疾 患における破綻原理の解明,日本神経回路学会誌,Vol. 20, No. 3, pp. 123-134(2013) [西山 15] 西山勇毅,大越 匡,米沢拓郎,中沢 仁,高汐一紀,徳 田秀幸:ライフログデータを用いたチームの行動変容促進,情 処学論,Vol. 56, No.1, pp. 349-361(2015)[Pentland 10] Pentland, A.: Honest Signals, The MIT Press (2010)
[Prochaska 08] Prochaska, J., Redding, C. and Evers, K.: The transtheoretical model and stages of change, In Health
Behavior and Health Education, Theory, Research, and Practice(4th ed), pp. 97-121, Jossey-Bass(2008)
[Tsuji 17a] Tsuji, S., Sato, N., Ara, K. and Yano, K.: Effect of personal data aggregation method on estimating group stress with wearable sensor, 2017 IEEE Int. Conf. on Systems, Man,
and Cybernetics(2017)
[辻 17b] 辻 聡美,佐藤信夫,矢野和男:職場を測る─社員個別の 力を引き出すセンサ技術応用,精密工学会誌,Vol. 83, No. 12, pp. 1109-1116(2017)
[Yano 15] Yano, K., Akitomi, T., Ara, K., Watanabe, J., Tsuji, S., Sato, N., Hayakawa, M. and Moriwaki, N.: Profiting from IoT: The key is very-large-scale happiness integration, 2015 Symp.
on VLSI Technology(2015) 2018年 3 月 6 日 受理