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2019年度消費生活アドバイザー第1次試験問題(1時限)

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(1)

消費者問題         

消費者のための行政・法律知識

広告と表示         

2019年度 消費生活アドバイザー資格試験

問 題 用 紙

( 第 1 時 限 )

第 1 問 〜 第 18 問

(制限時間 70 分)

(2019 年 10 月 13 日実施)

消費生活アドバイザー資格試験は、消費生活相談員資格試験を兼ねて実施します。

(受験上の注意) 1.受験中は、受験票を必ず机上に出して下さい。 2.解答は解答用紙の所定の解答欄にマークして下さい。 3.解答用紙に受験番号と氏名を必ず記入(マーク)して下さい。 4.筆記用具は、HB 以上の鉛筆、シャープペンシル、消しゴムを使用して下さい。 5.受験中は、4.で記載の筆記用具以外の使用を禁じます。 6.試験内容に関する質問には一切お答えいたしません。 7.途中退席する場合は、解答用紙を係員に提出して静かに退席して下さい。 8.受験中は、携帯電話等の通信機器の電源を必ず切って下さい。

一般財団法人

日本産業協会

【禁無断転載】 2019年消費生活アドバイザー資格試験 1次(1).indd 1 19/09/20 9:22

(2)

― 1 ― 第 1 問 次の文章は、2017(平成29)年の全国消費生活相談について説明したものである。 正しい場合は〇、誤っている場合は×を選んで解答欄に記入(マーク)しなさい。 1  消費生活相談件数は2016(平成28)年をやや上回り、依然として高水準で推移してい る。 2  65歳以上の高齢者の商品・サービス別相談件数は、2016(平成28)年に比べてイン ターネット関連の相談が増加し、このうち「アダルト情報サイト」に関する相談が 大幅に増加した。 3  消費生活相談を商品・サービス別にみると、「通信サービス」における相談件数お よび平均既支払額は他と比べて突出している。 4  販売購入形態別にみると、「インターネット通販」の相談割合が「店舗購入」の相 談割合を上回った。 5  架空請求はがきに関する相談を中心に架空請求に関する相談件数が大幅に増加し、 ここ10年間で最多となった。 2019年消費生活アドバイザー資格試験 1次(1).indd 1 19/09/20 9:22

(3)

― 2 ― 第 2 問 次の文章は、『平成30(2018)年版 消費者白書』に基づく持続可能な開発目標 (SDGs)の推進に関する説明である。 の部分に、各選択肢から最も適当 なものを選んで解答欄に番号を記入(マーク)しなさい。  持続可能な開発目標(SDGs)は2015年 9 月に国連の「持続可能な開発サミット」で採 択された 年までの国際目標である。SDGs では、17個の持続可能な開発目標を 達成することにより「誰一人取り残されない」社会の実現に向けて取り組むものである。 日本では、 を本部長とする「SDGs 推進本部」を設置するとともに、「SDGs 実 施指針」が策定され、消費者を含む様々なステークホルダーの連携により、取組を推進 していくことが位置付けられている。2017年 7 月には、ニューヨークで国連ハイレベル 政治フォーラム(HLPF)が開催され、SDGs の達成に向けた日本の取組が報告された。報 告書には、消費者庁の施策として、① の普及啓発の推進(目標12)、② ・ 障害者等の消費者被害防止のための見守りネットワークの構築(目標 1 )、③食品ロス削 減国民運動「NO-FOODLOSS PROJECT」の展開(目標12)、④「 を事故から守 る!プロジェクト」の展開(目標 3 )、⑤消費者志向経営の推進(目標12)が紹介された。 ア  1 .2025   2 .2030   3 .2035   4 .2040 イ  1 .消費者庁長官   2 .内閣府特命担当大臣   3 .経済産業大臣   4 .内閣総理大臣 ウ  1 .ユニバーサルデザイン   2 .バイマンシップ   3 .倫理的消費   4 .批判的思考  エ  1 .子ども   2 .若者   3 .成人   4 .高齢者  オ  1 .子ども   2 .若者   3 .高齢者   4 .障害者 2019年消費生活アドバイザー資格試験 1次(1).indd 2 19/09/20 9:22

(4)

― 3 ―

第 3 問 次の文章は、消費者問題の国際連携について説明したものである。正しい場合は 〇、誤っている場合は×を選んで解答欄に記入(マーク)しなさい。

1  国際消費者製品健康・安全機構(ICPHSO:International Consumer Product Health

and Safety Organization)は、製品に関する健康や安全性向上のために1993年から 開始された国際会合だが、日本は参加していない。 2  消費者庁では、海外の消費者行政機関のウェブサイトからも消費者向けの注意喚起 情報を収集し、2017年度は、ハロウィーンの仮装衣装での歩行や電球の老朽化等に よるクリスマスイルミネーションの発火の危険性について注意を促した。 3  1960年にイギリスやアメリカなどの消費者団体によって、商品テストの共有化や情 報の交流を図るため設立されたのが現在の CI(国際消費者機構)であり、非営利、非 政府系の国際的連絡組織である。 4  CI は毎年 3 月15日を「世界消費者権利の日」と名付けて、消費者の権利の促進と保 護を推進している。

5  国民生活センター越境消費者センター(CCJ:Cross-border Consumer center Japan)

では、日本の消費者と海外の事業者、海外の消費者と日本の事業者との間の取引に おいて発生した紛争解決の支援をしている。

(5)

― 4 ― 第 4 問 次の文章は、『平成30(2018)年版 消費者白書』における成年年齢引下げに対する 対応についての説明である。 の部分に、各選択肢から最も適当なものを選 んで解答欄に番号を記入(マーク)しなさい。  2017年度までの 5 年度における契約当事者(18歳から22歳)の消費生活相談件数をみる と、20歳になった若者(成人)の消費生活相談件数は未成年者と比べて多くなっており、 その契約金額も高額になる傾向がある。それらの相談の中には、 による保護が なくなる満20歳を迎えた直後に、悪質な事業者のターゲットとなった事例もみられる。 民法の成年年齢引下げに伴い、18歳、19歳の若者が保護の対象から外れることになるた め、消費者被害の拡大を防止すべく万全を期する必要がある。 によって取りま とめられた「成年年齢引下げ対応検討ワーキング・グループ報告書」(2017年 1 月)を踏 まえ、 では①若年者の自立を支援する消費者教育の充実を、例えば、全都道府 県で の配置をすることで促進、②社会生活上の経験の不足する若年者の被害事 例を念頭に置いた の改正による取消権の追加などの制度整備等、③消費生活相 談窓口の充実及び消費者ホットライン188の周知に取り組んでいる。 ア  1 .成年被後見人   2 .適合性の配慮義務   3 .未成年者取消権   4 .消費者基本法 イ  1 .消費者委員会   2 .法務省   3 .消費者庁   4 .文部科学省 ウ  1 .消費者委員会   2 .法務省   3 .消費者庁   4 .文部科学省 エ  1 .消費生活協力員   2 .消費生活相談員   3 .消費者サポーター   4 .消費者教育コーディネーター オ  1 .消費者契約法   2 .特定商取引法(特定商取引に関する法律)   3 .割賦販売法   4 .消費者基本法 2019年消費生活アドバイザー資格試験 1次(1).indd 4 19/09/20 9:22

(6)

― 5 ― 第 5 問 次の文章の の部分に、各選択肢から最も適当なものを選んで解答欄に番 号を記入(マーク)しなさい。  消費者は、単なるサービスの受け手としてではなく、消費を個人の欲求を満たすもの とのみ捉えず、社会、経済、環境などに消費が与える影響を考えて商品・サービスを選 ぶなど、公正で な発展に貢献するような消費行動をとることが求められている。 社会とは、このように消費者一人一人が、自分だけでなく周りの人々や将来生ま れる人々の状況、内外の社会経済情勢や地球環境にまで思いを馳せて生活し、社会の発 展と改善に積極的に参加する社会を意味している。(イ)社会の概念は、消費者保護のレ ベルが高い国として評価されている北欧諸国を中心に議論が始まった。消費者が選択行 動を通じて社会に影響を与えるという意味において、1980年代には消費者教育の要素と して示され、わが国では、2008年の「 白書」などの政府の文書で「(イ)社会」 の用語が使用された。こうした議論も踏まえて2012年に成立した では、(イ)社 会は、「消費者が、個々の消費者の 及び消費生活の多様性を相互に尊重しつつ、 自らの消費生活に関する行動が現在及び将来の世代にわたって内外の社会経済情勢及び 地球環境に影響を及ぼし得るものであることを自覚して、公正かつ(ア)な社会の形成に 積極的に参画する社会」と定義された。 ア  1 .平和的   2 .安全・安心   3 .倫理的   4 .持続可能 イ  1 .高度情報   2 .近代市民   3 .消費者市民   4 .大衆消費 ウ  1 .厚生労働   2 .経済   3 .消費者   4 .国民生活 エ  1 .消費者契約法   2 .消費者基本法   3 .消費者安全法   4 .消費者教育推進法(消費者教育の推進に関する法律) オ  1 .特性   2 .役割   3 .権利   4 .責任 2019年消費生活アドバイザー資格試験 1次(1).indd 5 19/09/20 9:22

(7)

― 6 ― 第 6 問 次の文章は、企業における消費者対応について説明したものである。正しい場合 は〇、誤っている場合は×を選んで解答欄に記入(マーク)しなさい。 1  消費者基本法では、事業者の責務として、「消費者との間に生じた苦情を適切かつ 迅速に処理するために必要な体制の整備等に努め、当該苦情を適切に処理すること」 と規定されている。 2  2010年に、ISO(国際標準化機構)により ISO 10002(組織の社会的責任に関する国際 規格)が発行された。これは、あらゆる組織に向けて開発された社会的責任に関す る世界初の規格である。 3  消費者庁においてまとめられた「消費者志向経営の取組促進に関する検討会報告書」 では、事業者に対して消費者志向自主宣言が提言され、2019年 4 月 1 日現在、約800 事業者が消費者志向自主宣言をしている。 4  2015年にコーポレートガバナンスの強化のために会社法が改正され、責任の一部に 法的責任や倫理的責任が加えられるようになった。 5  VOC(Voice of Customer)には、アンケートなど企業からの働きかけで集められる プル型 VOC と、相談室やコールセンターに入っているプッシュ型 VOC の 2 種類 がある。 2019年消費生活アドバイザー資格試験 1次(1).indd 6 19/09/20 9:22

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― 7 ― 第 7 問 次の文章の の部分に、各選択肢から最も適当なものを選んで解答欄に番 号を記入(マーク)しなさい。  消費者基本計画を踏まえ、どこに住んでいても質の高い相談・救済を受けられ、安 全・安心が確保される地域体制を全国的に整備するため、 年 3 月、 が策 定された。(イ)は当面の 5 つの政策目標を定めているが、政策目標 2 「相談体制の質の 向上」では、人口 万人以上の全市町に消費生活センターを設置し、(ウ)万人未 満の市町村については50%以上とすることなどを掲げている。また、〈政策目標 4 〉「消 費者教育の推進」では、全都道府県・政令市での消費者教育推進計画の策定及び の設置を掲げている。〈政策目標 5 〉「見守りネットワーク」の構築では、人口 (ウ)万人以上の全市町に を設置することを目標としている。 ア  1 .1969   2 .2000   3 .2009   4 .2015 イ  1 .地方消費者行政工程表   2 .地方消費者行政強化作戦   3 .地方消費者行政アクション・プラン   4 .地方消費者行政年次計画 ウ  1 . 3    2 . 5    3 .10   4 .15 エ  1 .消費者教育推進地域協議会   2 .消費者教育コーディネーター   3 .消費者教育フォーラム   4 .消費生活センター オ  1 .消費者安全ネットワーク   2 .消費者被害救済基金   3 .高齢者支援事業団   4 .消費者安全確保地域協議会 2019年消費生活アドバイザー資格試験 1次(1).indd 7 19/09/20 9:22

(9)

― 8 ―

第 8 問 次の文章の の部分に、各選択肢から最も適当なものを選んで解答欄に番 号を記入(マーク)しなさい。

 消費者保護に関する国際的な機関としては、 年に設立され、消費者政策に関

する調査研究、意見交換、政策協調を行う OECD(経済協力開発機構)の CCP(消費者政 策委員会)、1963年に UN(国際連合)の FAO(食糧農業機関)と WHO(世界保健機関)に

より合同で設立され、国際的な を策定するコーデックス委員会、国境を越えた 不正な取引行為を国際協力により防止するために設立された などがある。(ウ) では、2001年から プロジェクトを開始している。また、民間の国際的な消費者 団体としては つの消費者の権利と 5 つの責任でも知られる CI(国際消費者機構) がある。 ア  1 .1953   2 .1969   3 .1979   4 .1992  イ  1 .工業品規格   2 .食料援助計画   3 .食品規格   4 .ソフトウエア標準 ウ  1 .ISO(国際標準化機構)   2 .ICPEN(消費者保護及び執行のための国際ネットワーク)   3 .WTO(世界貿易機関)   4 .GATT(関税及び貿易に関する一般協定) エ  1 .ecommerce.gov   2 .econsumer.gov   3 .platformer.gov  

4 .e-business.gov

オ  1 . 4    2 . 5    3 . 7    4 . 8

(10)

― 9 ―

第 9 問 公益通報者保護法及び内部通報制度に関する次の文章につき、正しい場合は〇、 誤っている場合は×を選んで解答欄に記入(マーク)しなさい。

1  消費者庁は、2018年、内部通報制度認証(自己適合宣言登録制度)をスタートさせ、

指定登録機関による「WCMS(Whistleblowing Compliance Management System) マーク」が導入されることとなった。 2  公益通報者保護法に基づいて保護を受けられるのは、労働者のうち、正社員に限ら れている。 3  公益通報者保護法に基づく通報の対象は、民間の事業者に関するものだけあり、国 や地方公共団体、非営利団体は含まれない。 4  消費者庁の調査によれば、大企業に比べて、中小企業では内部通報制度の整備が進 んでいない。 5  公益通報者保護法に基づき公益通報を行うことができるのは、労働者が職場におい て不当と考えるすべての事項である。 第10問 次の文章は、消費者契約法における消費者の取消権に関して説明したものである。 正しい場合は〇、誤っている場合は×を選んで解答欄に記入(マーク)しなさい。 1  消費者契約法は、 3 つの場合について消費者に取消権を認めている。①消費者が誤 認して契約した場合、②消費者が困惑して契約した場合、③消費者が過量な内容の 契約をさせられた場合である。 2  消費者の取消権の行使期間については、法定書面を受領した時から 1 年、契約締結 の時から 5 年と定められている。 3  事業者による不実告知と断定的判断の提供は、いずれも「重要事項」に関するもの であることが取消しの要件とされている。 4  事業者が勧誘している場所から消費者が退去する旨の意思を示したにもかかわらず、 事業者が消費者を退去させないことによって消費者が困惑して契約締結の意思表示 をした場合は、消費者はその意思表示を取り消すことができる。 5  ある事業者が今回自ら消費者と契約したものだけでは「過量」とならない場合で あっても、消費者が既に同種契約を締結しており、当該同種契約と今回の契約とを 合算した分量等が「過量」であることを事業者が勧誘時に知ったうえで消費者にそ の契約をさせた場合には、消費者はこれを取り消すことができる。 2019年消費生活アドバイザー資格試験 1次(1).indd 9 19/09/20 9:22

(11)

― 10 ― 第11問 次の文章は、割賦販売法について説明したものである。正しい場合は〇、誤って いる場合は×を選んで解答欄に記入(マーク)しなさい。 1  割賦販売法は、「自社割賦」、「個別信用購入あっせん」(個別クレジット)、「包括信 用購入あっせん」(包括クレジット)、「ローン提携販売」の 4 つの類型を設けて、ク レジット契約を規制している。 2  割賦販売法の適用は、割賦であることが前提であるので、例えば半年後のボーナス 一括払いによる信用購入あっせんは、適用対象外である。 3  個別信用購入あっせんでも、包括信用購入あっせんでも、消費者は、販売業者に対 して生じた事由をもって、その支払を請求するクレジット会社に対抗することがで きる。 4  包括信用購入あっせんにおいては、消費者がクレジット契約と販売契約とを共に クーリング・オフすることにより、クレジット会社に対して既払金の返還を請求で きる旨の規定がある。 5  割賦販売法には、過剰与信の防止のための規定が設けられており、信用購入あっせ んにおいて、クレジット会社は、消費者の支払可能見込額を調査する義務を負う。 2019年消費生活アドバイザー資格試験 1次(1).indd 10 19/09/20 9:22

(12)

― 11 ― 第12問 次の文章の の部分に、各選択肢から最も適当なものを選んで解答欄に番 号を記入(マーク)しなさい。  特定商取引法(特定商取引に関する法律)が現在対象としている「特定商取引」は、訪 問販売、通信販売、電話勧誘販売に係る取引、 、特定継続的役務提供取引、業 務提供誘引販売取引並びに訪問購入に係る取引の 7 種の取引をいう。このうち、特定継 続的役務提供取引の「特定継続的役務」とは、「国民の日常生活に係る取引において有 償で継続的に提供される役務」であって、その者の心身または身上に関する目的を実現 させることをもって誘引が行われるものであり、かつ、役務の性質上、 ものと して、 をいう。特定継続的役務提供契約を締結した消費者は、 を経過す るまでクーリング・オフとしての契約の解除をすることができる。この期間を経過した 場合には、原則として(クーリング・オフ妨害があった場合を除く)、クーリング・オフ は認められないが、消費者はなお、将来に向かって契約を解除することができる(中途 解約)。中途解約の場合に消費者が支払うべき損害賠償額の予定や違約金の定めがある ときにおいても、 ア  1 .インターネット取引   2 .無限連鎖講に係る取引   3 .クレジット取引   4 .連鎖販売取引 イ  1 .特に当事者の信頼関係を基礎とする   2 .役務の内容が客観性を欠く   3 .その目的が実現するかどうかが確実でない   4 .長期の契約による拘束に適しない ウ  1 .法律で定めるもの   2 .政令で定めるもの   3 .規則で定めるもの   4 .裁判所が個別に判断するもの エ  1 .当該契約を締結した日から起算して 8 日   2 .当該契約を締結した日から起算して20日   3 .法定書面を受領した日から起算して 8 日   4 .法定書面を受領した日から起算して20日 オ  1 . そのような条項は自由な中途解約を保障する法の趣旨に反し常に無効 である      2 .法律・政令の定める基準を超える場合はその条項全体が無効とされる      3 . 事業者は法律・政令で定める基準を超える額の金銭の支払を請求する ことができない      4 .その条項は公序良俗に反する場合に限り無効とされる 2019年消費生活アドバイザー資格試験 1次(1).indd 11 19/09/20 9:22

(13)

― 12 ― 第13問 次の文章の の部分に、各選択肢から最も適当なものを選んで解答欄に番 号を記入(マーク)しなさい。  消費者被害には、多数の消費者が同種の被害に遭うことが多いという特徴がある。そ こで、このような消費者の被害の発生・拡大を防止するために、 に、事業者の 不当な勧誘行為や不当条項の使用に対する が認められている。この制度は、当 初、消費者契約法に、同法に定める不当勧誘行為や不当条項を対象として導入された が、その後、特定商取引法(特定商取引に関する法律)、 、さらには食品表示法 にもその適用対象は拡大された。  一方、消費者裁判手続特例法(消費者の財産的被害の集団的な回復のための民事の裁 判手続の特例に関する法律)の施行により、多数の消費者に生じた財産的被害を集団的 に回復するための新しい制度が導入された。ここでは、二段階の訴訟制度が予定されて おり、 が原告となって手続を進める。この制度の対象となる債権は、消費者契 約に関する金銭支払請求権に限定されており、しかも人の生命または身体の侵害による 損害賠償請求権や などは対象とならない。 ア  1 .一般消費者団体   2 .特定消費者団体   3 .適格消費者団体   4 .特定適格消費者団体 イ  1 .第三者異議の申立権   2 .妨害排除請求権   3 .原状回復請求権   4 .差止請求権 ウ  1 .景品表示法(不当景品類及び不当表示防止法)   2 .製造物責任法   3 .預託法(特定商品等の預託等取引契約に関する法律)   4 .消費生活用製品安全法 エ  1 .一般消費者団体   2 .特定消費者団体   3 .適格消費者団体   4 .特定適格消費者団体 オ  1 .不当利得返還請求権   2 .不法行為に基づく損害賠償請求権   3 .拡大損害についての損害賠償請求権   4 .契約上の債務の不履行による損害賠償請求権 2019年消費生活アドバイザー資格試験 1次(1).indd 12 19/09/20 9:22

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― 13 ― 第14問 次の文章は、消費者契約(消費者と事業者との取引)に対する民法および商法の適 用に関して説明したものである。正しい場合は〇、誤っている場合は×を選んで 解答欄に記入(マーク)しなさい。 1  消費者契約に民法と商法の両方が適用される場合には、一般原則を定める民法が商 法より優先して適用される。 2  民法のみが定めている夫婦や親子などの家族の法律関係に関する規定は、商法が適 用される契約にも適用される。 3  消費者が法人に対して金銭の支払を求める契約上の債権を持っている場合におい て、法人が倒産したときは、その代表機関(理事長、代表取締役社長等)は支払責任 を負うが、その法人の従業員は支払責任を負わない。 4  運賃を支払うことと引換えに物や人を運ぶ契約に固有の規定は、民法にはなく、商 法が定めている。 5  民法や商法の規定とは異なる内容を契約で定めても無効である。 第15問 次の文章は、契約の解除に関して説明したものである。正しい場合は〇、誤って いる場合は×を選んで解答欄に記入(マーク)しなさい。 1  英会話教室を見学に行った際に「会員になれば格安で海外旅行に行ける」と勧めら れ、消費者がその英会話教室に入会する契約をした。実際には海外旅行に格安で行 ける会員は抽選で選ばれたごくわずかであった場合でも、消費者は、その契約を解 除できるとは限らない。 2  外国勤務に備えて英会話教材を購入したところ、外国勤務の可能性がなくなった場 合であっても、契約を解除することはできない。 3  外国人家庭教師のレッスン付の英会話教材を購入したところ、家庭教師が来られな いことが常態になっている場合には、契約全体を解除することができる。 4  翌日午後と配達時間帯を指定して組立式家具を購入したが、指定日の夕方までに配 達されなかった場合、消費者は、すぐに契約を解除することができる。 5  茶会で使う目的で、有名な陶芸家の制作した古い茶器を購入し代金を支払ったが、 届けられた茶器にヒビが入っていた場合、買主は契約を解除して代金の返還を請求 することができる。 2019年消費生活アドバイザー資格試験 1次(1).indd 13 19/09/20 9:22

(15)

― 14 ― 第16問 次の文章は、自由な競争秩序の確保に関する法制度に関して説明したものであ る。 の部分に、各選択肢から最も適当なものを選んで解答欄に番号を記 入(マーク)しなさい。  独占禁止法(私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律)は、公正かつ自由な競 争が有効に機能する条件を確保し、それを通じて、国民経済の健全な発達を図ることを 目的としている。その主要な規制は、次の 3 つの禁止である。第 1 に、事業者は、 を禁じられている。市場支配力の形成・維持に用いられる一定の行為は禁止さ れている。第 2 に、 が禁じられている。事業者は、事業者間の共同による競争 制限行為をしてはならない。第 3 に、公正で自由な競争を阻害するおそれのある が禁じられている。たとえば、メーカーなどが、定価販売を強制する再販売価 格維持行為は、現在は、 にのみ許されている。  この他、一般消費者による自主的かつ合理的な選択を阻害するおそれのある行為の制 限及び禁止について定める包括的・横断的な法律として、 がある。 ア  1 .過剰生産   2 .過少生産   3 .私的独占   4 .公的独占 イ  1 .不当な取引制限   2 .過剰な広告宣伝   3 .不当な広告宣伝   4 .不当な情報秘匿 ウ  1 .過剰な広告宣伝   2 .不公正な取引方法   3 .差別的取引方法   4 .価格設定行為 エ  1 .乳製品   2 .化粧品   3 .医薬品   4 .著作物 オ  1 .不正競争防止法   2 .家庭用品品質表示法   3 .景品表示法(不当景品類及び不当表示防止法)   4 .工業標準化法 2019年消費生活アドバイザー資格試験 1次(1).indd 14 19/09/20 9:22

(16)

― 15 ― 第17問 次の文章につき、正しい場合は〇、誤っている場合は×を選んで解答欄に記入 (マーク)しなさい。 1  インターネット広告は、利用者の接続機器や通信速度などの環境が様々であり、完 全に同質的なメッセージの伝達が困難であるため、新聞や雑誌による広告に比べ、 広告に対する消費者の反応を測定しにくい。 2  公益社団法人 AC ジャパンは、社会にとって有益なメッセージを公共広告という形 で発信する団体で、広告主、広告媒体、広告会社など、広告にかかわる民間の企業 と団体等が協力して運営されている。 3  国産品であるのに、外国の国名や国旗、文字などを表示すれば景品表示法(不当景 品類及び不当表示防止法)における不当表示となる。 4  電子メールを使った広告のうち、オプトインメール広告と呼ばれるのは、特定の情 報カテゴリーについてのメール受信を事前に許諾した利用者に対してのみ、その情 報カテゴリーの広告を配信するダイレクトメール型のメール広告をいう。 5  統合型マーケティング・コミュニケーション(IMC)は、1990年代初頭から米国で関 心が高まってきた概念で、企業から発信される様々な顧客とのコミュニケーション を一貫性のあるメッセージとして伝達するために、広告およびその他のコミュニ ケーション・ツールを統合的に管理していこうとする考え方である。 2019年消費生活アドバイザー資格試験 1次(1).indd 15 19/09/20 9:22

(17)

― 16 ― 第1₈問 下のマークA~Eに関する次の文章につき、正しい場合は〇、誤っている場合は ×を選んで解答欄に記入(マーク)しなさい。 1  Aは、コンプライアンス・プログラムを整備し、個人情報の取扱いを適切に行って いる事業者を、第三者機関である一般財団法人日本情報経済社会推進協会(及び、 公益社団法人全国学習塾協会等の指定機関)が評価・認定したマークである。 2  Bは、有機 JAS 規格を満たす有機農産物や有機農産物加工食品に付与されるマー クである。 3  Cは、一般社団法人繊維評価技術協議会が定めた認証基準に合格した抗菌防臭等の 効果がある機能加工繊維製品に付与されるマークである。 4  Dは、消費生活用製品安全法に従い国の定めた技術上の基準に適合する電気製品に 付与されるマークである。 5  Eは、衛生基準や設備基準を満たし、各都道府県の公益財団法人生活衛生営業指導 センターに登録された理容業・美容業・クリーニング業等の店舗に付与されるマー クである。 《マーク》        A 2019年消費生活アドバイザー資格試験 1次(1).indd 16 19/09/20 9:22

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