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一般会計・特別会計(審査の結果) (ファイル名:16054.pdf サイズ:172.02KB)

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(1)

第5.決算の概要 1.一般会計及び各特別会計決算の状況 一般会計及び各特別会計を合わせた決算額は、 歳 入 1,976 億 9,693 万 6 千円 一 般 会 計 1,149 億 1,556 万 1 千円 特 別 会 計 0,827 億 8,137 万 5 千円 歳 出 1,986 億 5,271 万 8 千円 一 般 会 計 1,134 億 9,109 万 3 千円 特 別 会 計 0,851 億 6,162 万 5 千円 で、前 年度 に比 べ、 歳 入で 34 億 4,019 万 6 千円 (1.8%) 増加 し、歳 出で 34 億 9,855 万 5 千円(1.8%)増加している。 歳入・歳出差引額(形式収支)(※1)は 9 億 5,578 万 2 千円の赤字で、翌年度へ繰 越すべき財源が 5 億 972 万 7 千円あるので、実質収支(※2)は 14 億 6,550 万 9 千円の 赤字となっている。 前年度の実質収支が 12 億 9,763 万 7 千円の赤字であったので、単年度収支は 1 億 6,787 万 2 千円の赤字である。 一般会計及び各特別会計の歳入歳出決算総括表は、次表のとおりである。

(2)

21年度 20年度 増 減 額 21年度 20年度 増 減 額 114,915,561 108,872,193 6,043,368 113,491,093 107,788,711 5,702,382 国 民 健 康 保 険 37,608,118 36,287,132 1,320,986 39,034,870 37,546,858 1,488,012 下 水 道 17,347,467 21,213,198 △ 3,865,731 18,431,980 22,232,052 △ 3,800,072 土 地 取 得 3,309,089 1,907,962 1,401,127 3,309,089 1,907,962 1,401,127 老 人 保 健 84,505 2,768,398 △ 2,683,893 60,052 2,804,459 △ 2,744,407 自 動 車 駐 車 場 138,882 143,743 △ 4,861 434,180 418,145 16,035 財 産 区 61,647 46,940 14,707 61,647 46,940 14,707 介 護 保 険 20,464,901 19,516,278 948,623 20,100,045 18,953,003 1,147,042 牧 野 駅 東 地 区 再 開 発 329,450 268,456 60,994 329,450 256,360 73,090 後期高齢者医療 3,437,316 3,232,440 204,876 3,400,312 3,199,673 200,639 82,781,375 85,384,547 △ 2,603,172 85,161,625 87,365,452 △ 2,203,827 197,696,936 194,256,740 3,440,196 198,652,718 195,154,163 3,498,555 計 (b) 一 般 会 計

歳 入 歳 出 決 算 総 括 表

合      計 歳 入 総 額 歳 出 総 額 区 分 (a) 特 別 会 計

(3)

(単位:千円) 21年度 20年度 21年度 20年度 21年度 20年度 21年度 20年度 (e) (f) (e)-(f) 1,424,468 1,083,482 506,341 379,985 918,127 703,497 214,630 △ 166,355 △ 1,426,752 △ 1,259,726 0 0 △ 1,426,752 △ 1,259,726 △ 167,026 △ 1,178,796 △ 1,084,513 △ 1,018,854 3,386 8,133 △ 1,087,899 △ 1,026,987 △ 60,912 △ 286,106 0 0 0 0 0 0 0 0 24,453 △ 36,061 0 0 24,453 △ 36,061 60,514 218,751 △ 295,298 △ 274,402 0 0 △ 295,298 △ 274,402 △ 20,896 △ 19,589 0 0 0 0 0 0 0 0 364,856 563,275 0 0 364,856 563,275 △ 198,419 43,547 0 12,096 0 12,096 0 0 0 0 37,004 32,767 0 0 37,004 32,767 4,237 32,767 △ 2,380,250 △ 1,980,905 3,386 20,229 △ 2,383,636 △ 2,001,134 △ 382,502 △ 1,189,426 △ 955,782 △ 897,423 509,727 400,214 △ 1,465,509 △ 1,297,637 △ 167,872 △ 1,355,781 単 年 度 収 支 (d) (c)-(d) 実 質 収 支 (a)-(b)=(c) 歳 入 歳 出 差 引 額 ( 形 式 的 収 支 ) 翌 年 度 へ 繰 越 す べ き 財 源

(4)

一般会計から特別会計への繰出金の状況は、次表のとおりである。 一般会計から各特別会計への繰出しは 124 億 7,496 万 7 千円で、前年度に比べ 4 億 757 万 1 千円(△3.2%)減少している。 2.収支にあらわれない要素 以上に述べた収支のほかに、これらにあらわれないものとして地方債と債務負担行為 (※3)がある。 (1) 地方債について 地方債現在高の 3 か年の推移は、次表のとおりである。 区 分 21年度 20年度 増 減 額 増 減 率 国 民 健 康 保 険 3,100,883 3,479,702 △ 378,819 △ 10.9 下 水 道 5,516,128 5,630,476 △ 114,348 △ 2.0 土 地 取 得 78,689 58,462 20,227 34.6 老 人 保 健 16,528 217,225 △ 200,697 △ 92.4 自 動 車 駐 車 場 50,574 54,546 △ 3,972 △ 7.3 財 産 区 0 0 0 -  介 護 保 険 2,932,647 2,777,462 155,185 5.6 牧 野 駅 東 地 区 再 開 発 242,255 155,788 86,467 55.5 後 期 高 齢 者 医 療 537,263 508,877 28,386 5.6 計 12,474,967 12,882,538 △ 407,571 △ 3.2 (単位:千円、%)

(5)

本年度末現在高は 1,951 億 5,606 万 5 千円で、前年度末に比べ 49 億 9,251 万 2 千 円(△2.5%)減少している。 地方債は、それによって後年度に恩恵を受ける市民にも公平な負担を求める観点か (単位:千円) 19年度 20年度 21年度 一 般 会 計 97,452,336 97,884,822 96,189,754 下 水 道 特 別 会 計 103,848,049 102,175,196 99,170,612 土 地 取 得 特 別 会 計 2,392,700 2,392,700 4,242,200 自動車駐車場特別会計 749,656 649,508 546,011 介 護 保 険 特 別 会 計 125,800 62,900 - 合 計 204,568,541 203,165,126 200,148,577 一 般 会 計 9,529,400 9,328,594 8,560,362 下 水 道 特 別 会 計 7,830,800 9,223,600 5,435,900 土 地 取 得 特 別 会 計 0 1,849,500 3,230,400 自動車駐車場特別会計 0 0 - 介 護 保 険 特 別 会 計 0 0 - 合 計 17,360,200 20,401,694 17,226,662 一 般 会 計 9,096,914 11,023,662 10,817,362 下 水 道 特 別 会 計 9,503,653 12,228,184 8,902,115 土 地 取 得 特 別 会 計 0 0 2,392,700 自動車駐車場特別会計 100,148 103,497 106,997 介 護 保 険 特 別 会 計 62,900 62,900 - 合 計 18,763,615 23,418,243 22,219,174 一 般 会 計 97,884,822 96,189,754 93,932,754 下 水 道 特 別 会 計 102,175,196 99,170,612 95,704,397 土 地 取 得 特 別 会 計 2,392,700 4,242,200 5,079,900 自動車駐車場特別会計 649,508 546,011 439,014 介 護 保 険 特 別 会 計 62,900 0 - 合 計 203,165,126 200,148,577 195,156,065 年 度 末 現 在 高 (a)+(b)-(c) 前年度末 現 在 高 (a) 当該年度 発 行 額 (b) 当該年度 償 還 額 (c) 区   分 地 方 債 現 在 高 の 推 移

(6)

債務負担行為額うち、枚方市土地開発公社の公有用地保有に係る債務負担が 27 事 業用地(49,622.38 ㎡)分で 121 億 244 万 8 千円となっている。また、学習環境整備 PFI事業で 16 億 1,982 万 3 千円、長尾駅前広場整備事業で 27 億 500 万円のほか、 電算システム等賃借料、各種指定管理料、複数年契約の各種業務委託料等、その他の 債務負担が 155 億 8,272 万 9 千円となっている。 債務負担行為は、地方債と同様、後年度の財政負担を伴うものであるので、長期的 な見通しを立て過重な負担とならないよう配慮が必要である。 第6.総 括 1.一般会計及び各特別会計について 平成 21 年度の一般会計及び各特別会計を合わせた決算収支状況は、歳入は 1,976 億 9,693 万 6 千円で、前年度に比べ 34 億 4,019 万 6 千円(1.8%)の増加、歳出は 1,986 億 5,271 万 8 千 円で前年度に比べ 34 億 9,855 万 5 千円(1.8%)増加している。 実質収支では、14 億 6,550 万 9 千円の赤字で、前年度実質収支赤字額 12 億 9,763 万 7 千円 (単位:千円) 土地保有に係る 債務負担 その他債務負担 小 ・ 中 学 校 - 738,677 753,379 0 753,379 都 市 公 園 4,013,187 2,143,512 1,830,226 1,830,226 0 街 路 ・ 道 路 6,143,944 5,817,704 5,821,683 5,821,683 0 下 水 ・ 排 水 路 - - - 0 - 設 計 委 託 0 - - 0 - そ の 他 教 育 施 設 5,796,144 2,373,041 1,853,953 234,130 1,619,823 そ の 他 14,187,745 12,745,411 14,176,195 3,693,273 10,482,922 小    計 30,141,020 23,818,345 24,435,436 11,579,312 12,856,124 153,113 46,533 43,440 0 43,440 2,649,173 2,807,514 3,022,688 523,136 2,499,552 59,400 39,600 32,400 0 32,400 120,336 136,393 151,213 0 151,213 42,134 - - 0 0 33,165,176 26,848,385 27,685,177 12,102,448 15,582,729 (注) 土地開発公社保有地にかかる利息を含む。 19年度 20年度 債 務 負 担 行 為 額 の 推 移 区      分 21年度 牧野駅東地区再開発特別会計 一   般   会   計 国民健康保険特別会計 下 水 道 特 別 会 計 合      計 自動車駐車場特別会計 介 護 保 険 特 別 会 計

(7)

億 5,578 万 1 千円の赤字であったので、11 億 8,790 万 9 千円の赤字額の減少となっている。 各会計別にみると、一般会計決算状況は、実質収支額については 9 億 1,812 万 7 千円の黒字 となり、前年度実質収支黒字額 7 億 349 万 7 千円を差し引いた単年度収支では、2 億 1,463 万 円の黒字となっている。実質収支については平成 14 年度から 8 年連続の黒字であり、単年度収 支についても黒字を計上している。 一般会計歳入のうち、市税収入については、急激な経済状況の悪化等により法人市民税で 22 億 2,250 万 5 千円(△46.9%)、個人市民税で 5 億 2,853 万 6 千円(△2.1%)、固定資産税で 1 億 4,546 万 4 千円(△0.7%)減少したこと等により、前年度に比べて 30 億 2,731 万 2 千円 (5.0%)の減収となった。徴収率は 94.3%で、前年度と比べ 0.1 ポイント低下している。ま た、地方交付税が 14 億 5,825 万 2 千円(26.4%)、地方消費税交付金 1 億 7,863 万 3 千円 (5.6%)、生活保護世帯の増加や定額給付金給付事業で国庫支出金が 90 億 4,674 万 4 千円 (62.0%)の増加等により、歳入は総額で 60 億 4,336 万 8 千円(5.6%)の増加となった。 一般会計歳出を性質別に分類した場合、義務的経費では、人件費で 14 億 2,435 万 8 千円(△ 5.7%)、公債費で 3 億 3,673 万 3 千円(△2.6%)減少したものの、扶助費のうち生活保護費 の増加などにより 18 億 5,976 万 6 千円(9.4%)の増加となり、義務的経費全体で 9,867 万 5 千円(0.2%)の増加となっている。その他の経費では、物件費で 23 億 7,783 万 5 千円(△ 12.3%)の減少となったものの、定額給付金事業など補助費等で 65 億 6,664 万 5 千円 (53.1%)の増加、積立金で 17 億 1,535 万 4 千円(237.3%)の増加となったため、全体では 55 億 6,042 万 7 千円(12.2%)の増加となっている。一方事業経費全体で、校舎(教室棟)改 築工事費等により、4,327 万 9 千円(0.9%)の増加となっており、歳出全体としては 57 億 238 万 1 千円(5.3%)の増加となったが、税収の落ち込みを補てんする臨時財政対策債(※4)の 発行など、歳出の増加分を上回る歳入の増額により単年度収支は黒字となっている。 各特別会計の実質収支では、介護保険、後期高齢者医療、老人保健の 3 特別会計がそれぞれ、 介護保険特別会計で 3 億 6,485 万 6 千円、後期高齢者医療特別会計で 3,700 万 4 千円、老人保 健で 2,445 万 3 千円の黒字となっている。国民健康保険、下水道、自動車駐車場の 3 特別会計 は赤字で、それぞれの赤字額は国民健康保険特別会計で 14 億 2,675 万 2 千円、下水道特別会計 で 10 億 8,789 万 9 千円、自動車駐車場特別会計で 2 億 9,529 万 8 千円となっている。また土地 取得、財産区、牧野駅東地区再開発の 3 特別会計は収支均衡となっている。

(8)

6,550 万 9 千円と 2 年度連続で赤字となっている。 一般会計では実質収支、単年度収支ともに黒字となっているが、これは急激な税収減への対策 として、減収補てん債(※7)や臨時財政対策債の発行拡大などが講じられたことによるものであ る。平成 21 年度の経常収支比率が、92.8%と前年度比で 1.5 ポイント改善しているのは、減収補 てん債及び臨時財政対策債が歳入経常一般財源(※8)として扱われて算出されているからで、こ れらの市債を歳入経常一般財源から除いて算出した場合は 99.9%となり、前年度比で 1.8 ポイン ト悪化していることに留意する必要がある。 今後も納税者人口の減少が続き、歳入の根幹をなす個人市民税の増加が見込めない状況の中で、 年々の少子高齢化の進行による社会保障財源の増大、老朽化した施設の機能維持や更新、さらに は平成 21 年度から本格化している新病院整備事業などによる多大な財政負担が見込まれることか ら、中長期的にもきわめて厳しい財政運営が求められる。 今後、社会情勢の変化や地域のニーズに合わせた自主的、効率的かつ総合的な行政運営をすす めるためには、行政の仕組みの簡素化など、より一層の行財政改革に取り組み、限られた財源の 中で市民感覚に配慮しつつ、事業の選択と集中を行っていく必要があり、次の諸点に留意して迅 速に取り組むことを要望する。 ① 新たな事業については、その必要性や財政面の健全性を十分検証するとともに、財政負担が 一時期に集中しないよう計画的に実施すること。また、公共施設の耐震化や維持保全などを 引き続き計画的に推進すること。 ② 歳入については、市税及びその他の収入についても負担の公平性を図る観点から、なお一層 の徴収率の向上や納付の促進に向け、納付方法の多様化を推進すること。あわせて滞納防止 や未収金の解消等についての厳正な措置を含めた取り組みの推進を図ること。 ③ これまで同様、出資法人等の自立経営や特別会計の経営健全化を推進すること。 ④ 新たな歳入確保に向けて検討するとともに、受益者負担の観点から、使用料、手数料等の適 正な見直しを行うこと。 ⑤ 行政サービスに対する市民満足度や信頼性を高めるため、施策や事業の成果を客観的に評価 し、その結果を施策の見直し、改善及び改革へとつなげる、より効果的なPDCAサイクル (※9)による行政運営に努めること。 ※1 形式収支…歳入決算額から歳出決算額を単純に差し引いたもの。 ※2 実質収支…形式収支から翌年度に繰り越すべき財源を控除したもの。 ※3 債務負担行為…予算の内容の一部として契約等で発生する将来の一定期間、一定限度の支出負担枠を設定すること。 ※4 臨時財政対策債…地方一般財源の不足に対処するため、投資的経費以外の経費にも充てられる地方財政法第5条の特例として発 行される地方債。 ※5 財政力指数…基準財政収入額を基準財政需要額で除して得た数値の過去 3 年間の平均値のことで、高いほど自主財源の割合が高 く、財政力が強い。 ※6 経常収支比率…経常一般財源に占める経常的な経費の割合。この比率が高くなると、財政が硬直していると言われる。 ※7 減収補てん債…地方税の収入額が標準税収入額を下回る場合に、その減収を補うために発行する特例地方債。 ※8 経常一般財源…毎年度経常的に収入される財源のうち、その使途が特定されず自由に使用できる収入のこと。

※9 PDCAサイクル…Edwards Deming らによって提唱されたマネジメント手法の一種で、具体的には、業務計画の作成(Plan)、 計画に則った実行(Do)、実践の結果を目標と比べる点検(Check)、そして発見された改善すべき点を是正(Act)する 4 つの 段階を繰り返すことで、段階的に業務効率を向上させる。

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