防災教育の推進を図るための人材育成に関する考察-震災・学校支援チーム(EARTH)を通して-
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(2) 明確に位置づいているとは言えない状況である。. 抵抗が少なくなってきていることが明らかにな. このような状況を踏まえ、全国知事会などから. った。. 防災教育の学習指導要領への明確な位置づけを. さらに、自己評価の結果からは実践の原動力と. 求める要望が出されている。. なる意欲や日常の資質向上の観点が比較的高い. さらに、都道府県等で防災教育の基本方針が決. 反面、勤務校や学校外での取り組みなど具体的実. められているところは約58%、防災教育の実態. 践についての評価附ヒ較的低い結果が出ている。. 調査を実施しているところは約62%、防災教育. (4) 人材育成に向けた提言. の専F弼修を行っているところは約29%など、. 最後に防災教育を推進するための人材育成に向. 防災教育の取り組みが十分とはいえない現状が. けた今後への6つの具体的な提言をする。. 明らかになったD。. ①各都道府県に防災教育を推進するための教. (2) ㎜THの人材育成. 職員による専門集団を作ること. 剛∼THは平成7年(1995)の阪神・淡路大震災. ②専門集団には関係機関の連携を土台とした. 後の平成12年(2000)に兵庫県内の教職員とカウ. 運営委員会を設けること. ンセラーで結成された防災教育推進指導員養成. ③人材育成のための研修カリキュラムは地域. 講座の初級、中級、上級を修了した受言緒の中か. の災害特性を重視すること. ら委嘱され、現在148名が活動している。また、. ④定期的に実態調査や組織内評価をして研修. 実践活動や研修の実施にあたり運営委員会を組織. カリキュラムの見直しに反映させること. して委員の声を生かしている。. ⑤実践化を促す資料を教職員の専門集団の手. 研彦の特徴としては、演習や実習を取り入れな. で作成すること. がら阪神・淡路大震災の教訓や経験を学ぶ内容を. ⑥国や都道府県は防災教育の推進に財政的支. 中心としながらも、フィールドワークなど地或の. 援をすること. 災害特性をつかんで防災教育に生かす研修が取り 参考文献. 入れられている。. ユ)城下英行(2006)『防災教育の推進に関する. (3) 人材育成についての検証. ㎜∼THの人材育成は、活動を実践することを通. 制度論的研究」 京都大学大学院修士論文. してスキルアップを図るスタイルで様々な取り. 組みを行っている。特に「㎜lTHハンドブック」. 主任指導教員 上西一郎教授. の作成やr災害を語り継ぐ素材集」の作成に㎜lTH. 指導教員 上西一郎教授. 員自らが関わることで、スキルアップが図られて きた。. また、2度の㎜TH実態調査により、㎜m員 が演習を取り入れた実践的な研修や心のケアに かかる研修が有益であると感じていることや、 「災害を語り継ぐ素材集」などの実践活動を進め. るための資料ができたことで、講師派遣などへの 一515一.
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