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へき地における地域学習と教師のコーディネート能力 : 「幌呂じまんをさがせ」の実践から

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(1)Title. へき地における地域学習と教師のコーディネート能力 : 「幌呂じまんを さがせ」の実践から. Author(s). 滝川, 敦善. Citation. へき地教育研究, 60: 33-43. Issue Date. 2006-02. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/1197. Rights. Hokkaido University of Education.

(2) へき地における地域学習と教師のコーディネート能力. へき地における地域学習と教師のコーディネート能力 ─. 幌呂じまんをさがせ. 滝. 川. 敦. の実践から ─. 善. (鶴居村立幌呂小学校). 単元のねらい. はじめに. 幌呂じまん. 本稿は,へき地における地域学習の実践から,必要と される教師のコーディネート能力についてとらえること を課題とする。そのために,第一に,総合的な学習の時 間. 幌呂じまんをさがせ. の授業構想と学習活動の実際. について触れたい。第二に,本実践を 地域素材の発掘. 動を通して,幌呂のよさに気づくとともに,自分の 見方・考え方を広げたり,深めたりできる。 課題解決に必要な情報を見通しを持って収集する とともに,分類・整理した情報を積極的に発信する ことができる。. という側面からとらえていきたい。第三に,地域情報の 分類・整理作業を通した児童の地域に対する気づきを分 析し, 地域の良さを実感する. 学習の必要条件をとら. えたい。第四に,単元全体を通した児童の変容や保護者・ 講師・地域との関わり合いから. 地域のほこり形成. に. ついてとらえていきたい。第五に,本単元における小中 の連携の必要性と情報の共有化の重要性について指摘し たい。第六に,保護者や講師との連携を可能にする教師 の役割を,第七に,地域が持つボランティア機能をどの ように活用するのかをおさえたい。 このように,地域の持つ潜在的な機能を刺激したり引 き出したりすることで,地域力を活かした教育活動が可 能となり,そのためには,教師のコーディネートとして の役割が重要になると考えている。尚,本稿では,授業 のプランニング力,情報の受信・発信力など科学的分析 力や,地域・施設・人材の発掘・連携など地域連携力の 総体として 教師のコーディネート能力. とおさえるこ. ととする。. 幌呂じまんをさがせ りと教師の役割. における授業づく. 単元名 幌呂じまんをさがせ (第 ・. 学年). をさがしたり,体験したりする活. 単元の指導計画.

(3) 滝 川 敦 善. 学習活動の実際. 数回にわたって児童の活動の様子や,体験活動のねらい. 探ろう. などを学級通信やおたよりで連絡し,理解を得た。. 幌呂じまんをさがせ. 発表しよう. を大きなテーマに,児童はア. 自分が体験したことをもとに,日進小学校の児童と本. ンケート調査の計画を立てることからスタートした。調 幌呂白地図. つの班. 校児童の二回にわたり体験発表会を行った。パソコンで. に分かれて調査することになった。調査当日は,保護者. 印刷した写真で体験の様子を紹介したり,クイズ形式や. も 名もサポーターとして参加してくれ,市街地全域を. ランキング形式で問題を出したりしながら発表した。発. 歩き回った。また,週末に開催される地域起こしのお祭. 表にあたって,自分たちがどんなことを調べ,どんなこ. べ方ファイルから. り. 祭り. 幌呂. を取りだし,. でも,主催者や保護者の了承を得て. 調査を行った。老人クラブでは会合をいったん中止して. とがわかったのかをまとめることができた。また,集め たアンケートを整理して 幌呂じまん新聞. 全面的にインタビューに協力してくれたり,パークゴル. を作. フ場では,村外からのプレーヤーも積極的に協力してく. 成し,地域に発信するこ. れた。約 週間で集まったアンケート用紙は,. とになった。 月に発行. 呂市街地の人口が. 枚。幌. 名. 予定だが,中学校との地. であることから,保護者,. 域意識調査の結果なども. 地域を巻き込んだ活動と. 含めて,紙面を検討する. なった。調査後に,自分. ことになった。. 写真. 他校の児童に幌呂じまんを発表. 達の知らない幌呂のよさ 単元のプランニングと教師の役割. や活動当初との予想との 違いなどを交流した。. 写真. 本単元は,情報の収集,整理・分類,体験,発信とい. インタビューに出発. 見つけよう. う. 回収したアンケートを人,自然,仕事の. 段階の活動を通して,地域の良さを実感することが. 観点ごと分. 大きなねらいである。したがって,地域素材をどう発掘. 類・整理・集計する作業を通して,幌呂じまんを見つけ. し体験活動に活かしていくのか,集めた情報をどういう. る学習活動を行った。. 枚,回答数約. 項目を分け,. 手立てで整理・分類し,発信していくのかを,児童や地. 集計した。全道へき地複. 域の実態をおさえた上でプランニングする必要がある。. 式研究大会の公開発表時. そのために,教師は,担任として児童の発達段階をとら. 人の参加者に. えることはもちろんのこと,地域の一員として地域をよ. 囲まれてはいたものの,. く知っていなければならない。教師自身が積極的に地域. データの分類や情報の整. に入り,地域に学びながら,教材化の糸口を探っていく. 理を通して自分が感じた. のである。一言で. には,. 地域の良さをお互いに交. 写真. 集計・分類作業. 地域を知る. といっても,地域には. 特有の歴史や文化,慣習などがあり,それらをすべて理 解するのは到底不可能である。しかし,. 流していた。. のことに. 確かめよう. ついては,. 約. こんな体験ができる など,情報を結ぶことで地域素材. 項目のアンケートから,幌呂じまんを確かめる. さんに聞くと教えてくれる. では,. ために個人課題を設定し,体験的な学習を行う計画を立. を教材化し単元をプランニングすることが可能となる。. てた。事前に担任が講師の方に依頼した上で,児童が自. そのためにも,特にへき地では,連携の中心に学校が. 人の. 位置づいていたり,情報(児童の教育活動に有効と考え. 分たちで作成した依頼文書を手渡すことにした。 児童が,それぞれ 保育所でおやつ作り リース作り. ドライフラワーで作品作り. チーズケーキ作り. ケーキ作り 絵を習う. られる情報)が学校に入ってくるような体制を普段から とっておかなければならない。. の. つのグループに分かれ. アンケート調査による地域素材の発掘と教 師の役割. 体験学習を行った。講師 には,本校の総合的な学 習の主旨を説明した文書. 地域素材の発掘の必要性. を配布し,共通理解に. 幌呂じまんをさがせ. に学びながら地域素材の教材化を図ることが,教師の役. 立った上で指導をお願い した。また,保護者にも,. における授業の構想で,地域. 写真. 地域先生に絵の指導を受ける児童. このように総合的な学習では, 割の つとしてとらえた。.

(4) へき地における地域学習と教師のコーディネート能力. 地域素材をどう教材化するのかが重要な課題であるが,. の前にいる子供に何とか答えてあげたい,協力してあげ. 地域素材そのものをどうのように発掘するのかについて. たいという地域の方の思いがこの新聞に現れているので. の実践は少ない。玉井(. )は, 地域に学ぶ. 総合. ある。. の中で,教科書内容と現実認識を連結させ. このような活動となると,教師の役割は,事前に各施. るためにも,学校によるリアリティの提供と地域施設・. 設にアポイントメントをとったり,お祭りでのインタ. 地域人材の発掘の必要性を指摘している。. ビューを実現させるために主催者と打ち合わせを行うな. 的な学習. ど,裏方としてのウエイトが大きくなる。教師には,地 幌呂じまんをさがせ. と地域素材の発掘. 本単元 幌呂じまんをさがせ. 域素材を発掘する主体者としてだけではなく,児童の活. は,地域調査活動を通. 動を側面から支える支援者の役割がある。. して,地域の良さを実感することが大きなねらいである が,一方で,アンケート結果を整理・分類し,情報とし てまとめると地域素材の一覧表ができあがる。 すなわち, 児童によるアンケート調査が,地域素材を発掘する活動. 前回(平成. ととらえることができるのである。 図 の新聞は,平成. 年度の. 幌呂じまんをさがせ. の活動で集めたアンケート結果を整理・分類し地域に配 布したものである。このように. 情報の分類・整理・類型化を通した児童の 変容と教師の役割. 幌呂じまん新聞. の中. 年度)の実践と今年度の実践の相違点は,. 情報の分類・整理・類型化. の作業を児童が行ったこ. とにある。実際にアンケートを集約する場合,次のよう な困難さがあげられる。. には,教材化できる地域素材が数多く掲載されている。. ・難しい漢字や用語が使われている場合。. 総合的な学習に限らず,各教科を含めて教育活動全般に. ・どの項目にも当てはまらない回答があった場合。. 活用できる素材である。. ・ つの質問に複数の観点の違う回答があった場合。. 例えば,掲載したすごい人は,本人に了承をいただい. などである。煩雑になりがちな作業と考えられたので,. ている。これは,登録性ではないが,学校の人材活用の. 年度は担任が行い,幌呂じまん新聞としてまとめた。. 一覧として位置付けることが可能である。つけものの作. しかし,. り方であれば. のおばさん. 歴史を聞くのであれば. に聞くことや,幌呂の. のおじいちゃん. にインタ. ビューもできるのである。. 年度の指導計画をたてる段階で,児童が幌. 呂地域の良さを一番実感できる場面の. つに. 情報の分. 類・整理・類型化 があげられた。 すなわち,. また,自然や仕事では,動植物や環境,産業の分野で. ・アンケート つ つの意味や内容を確認しながらす. 素材として触れている回答がたくさん見られる。 タン. べてのアンケートの回答に目を通すことで,幌呂じ. チョウ に代表される本村であるが,ふだんあまり目に. まんの全体が把握できる。. しない アオサギ. ハクチョウ などや,産業では 酪. 農 とそれに携わる人など,理科や社会,生活科などで も十分に教材化できる情報が盛り込まれている。 このように,幌呂じまんをさがせ. は,アンケートを. 通して,人との関わりから地域の良さを感じると共に, 地域素材そのものの発掘の側面もある。. ・アンケートの分類. 整理 類型化(仲間分け)をす. ることで,項目ごとの大きな傾向やまとまりとして の地域の特徴をつかむことができる。 ・項目数だけでなく,量感(どの回答がどのくらい多 いのか)をつかむことができる。 とおさえたのである。そのためには,難しい漢字や乱雑 な文字には事前に読み仮名をつけたり,わかりやすい文. 地域素材の発掘と教師の役割 一時期,地域人材の発掘を目的に自薦他薦を含めて 地 域先生 を募集する取り組みが多く見られた。しかし, 現実には,なかなか情報が集まらず人材リストも埋まら. 字に直しておいたりするなどの準備が必要となり,これ については担任が行った。 成果として, つ. つのアンケートを読みながら内容を確認する. ない実態にある。それは,勝手に人を推薦することへの. 活動自体が,児童には幌呂じまんを見つける刺激と. 抵抗感,自分の趣味程度の技術(学校としては十分なの. なっていた。. だが)をアピールすることへの違和感などによるものと 考えられる。. 以前から気になっていたことや疑問に思っていたこ とが,解決される場となった。. 本単元では,児童が地域を歩きインタビュー形式でア. 児童は,タイトルを工夫したり,新たなボックスを. ンケートをとったことが,これだけの情報量となり,地. つくったりするなど,試行錯誤しながら類型化を図っ. 域素材のリストとして十分活用できるものとなった。目. ていた。.

(5) 滝 川 敦 善. 図. やっぱり幌呂ってすごい!新聞.

(6) へき地における地域学習と教師のコーディネート能力. ボックスから溢れるアンケート(酪農・タンチョ ウ・中学生の陸上などは,それぞれ. 枚以上)から,. その数に注目した発言が見られた。. の?. さんはどんなことをしている. という疑問から. では,身近で印象的. な自然をあげている。 仕事じまん. では,自分の親の. 職業を答える子が多いなど,地域の良さを身の回りのご. 気づきそのものが,次の個人課題の設定へと結び付 くこととなった。. をあげる子が多く, 自然じまん. さんにリース作りを教え. てもらいたい という課題設定へ。. く狭い範囲でしかとらえられていないことが明らかと なった。それらの実態をおさえながら, 域アンケート調査 から. 体験学習. 年度は, 地. へと,地域の講師. に支援を受けながら,幌呂じまんを体験することができ. 自分でインタビューしたり,アンケートの集約作業. た。しかし,本単元を終えた子供たちが,どの場面でど. を体験したりしているので,自分が見つけた幌呂じま. うのように変容したかをとらえる手立てはとっていな. んを自信を持って発表していた。. かった。. この中で注目したいのは,. にもあるように, この. アンケートはどの仲間だろう?. これは,どっち?. など,迷ったり戸惑っていたりする子が多く見られたこ とである。しかし,時間が経過するにつれ この意味は, このタイトルに近いからこっちに入れよう. このアン. ケートにあうタイトルがないから自分で作ろう など, 自然と類型化の作業へと移っていく。複数のアンケート を つカテゴリーとしてまとめたり,別個のタイトルも 関連付けが可能であることを,この作業を通して学んで いくのである。 また, では,タイトルでくくると 酪農 となるが, 実際 枚ものアンケート用紙がボックスから溢れている のに児童は驚いている。たくさんの人が感じていること を量感でとらえているのである。 この実践は,全道へき地複式研究大会の釧路大会で 行った。常時. 人以上,のべ. 人以上の教職員に囲ま. れながらの授業となったが,児童は,自信を持って自分 が見つけた幌呂のじまんを発言していた。 このように, 情報の分類・整理・類型化 行うことで,児童の 幌呂じまん. の作業を. 図. 平成 年度事前調査から. の意識に大きな変容. が見られることになった。総合的な学習では,体験活動. そこで,平成 年度の. 幌呂じまんをさがせ. では,. が重視されるが,ねらいを達成させる手立てとして,実. 事前調査 インタビュー後の感想. 体験とともに,体験や情報を整理したり関連付けたりす. 整理作業の 幌呂じまん. る 作業体験活動 の重要性を再認識することとなった。. ら,子供たちの意識の変容をとらえることにした。. そのために,教師は,単元をプランニングする上で集め. アンケートの分類・. のメモ 単元終了時の感想か. 図 をもとに単元を通した. 子の意識の変容をとら. た情報をどのように整理し,関連付けづけ,次の活動に. えていくと,事前調査では幌呂のよさを漠然と感じてい. 活かしていくのかを明確にしながら,児童の学びをコー. る。 年度同様,地域の良さを身の回りのごく狭い範囲. ディネートしていくことが重要となる。. でしかとらえられていないのである。その後,地域にア ンケート調査に入ると,保護者に付き添われながら,ア ンケートがたくさん集まったことを述べている。(単元. 地域のほこり形成と教師の役割. 終了時の感想では,アンケートに協力してくれた. 児童の変容とほこり形成 下の調査は,平成. やさしさ を,幌呂のじまんととらえている). 年度に初めて実施した. んをさがせ の事前調査の結果である。. ろ,図. 幌呂じま. ・ 年生に聞. き取り調査法で実施した。 幌呂じまんは? 問に返答はなかった。そこで,. 人の. という質. つの観点に分けたとこ. のような回答となった。 人じまん. では家族. 次にアンケートの分類・整理作業を通して, 多くの 幌 呂じまん を見つけている。平成. 年度は,この作業を. 担任が行っていた。 すなわち, 分類・整理作業という. ・. 年生にとってやや高度かつ時間のかかる活動は省いて いたのである。しかし,今年度は,この活動を通して,.

(7) 滝 川 敦 善. 子は,たくさんのじまんを見つけている。事前調査 牛が多い. では. ことをあげていたが,アンケートから. 牛は,幌呂の人口の. 倍いる. でアンケート調査を行い,幌呂の発展条件をまとめてい た。この生徒は,. 年前に. 幌呂じまん. を探しにアン. ことを知る。また,幌. ケート調査を行い,市街地をまわった生徒たちである。. 呂には,北海道にただ つの宝石工場があることにも驚. 住民に対する意識調査や結果を釧路市内と比較するな. 子感想でも,まだまだ知ら. ど,中学生の発達段階に応じた学習が展開されていた。. ない場所があったり,アンケート活動から得た人との関. 中学生も地域に積極的に働きかける(ごみを拾ったり,. わりや情報を じまん として感じたり,地域行事の良. 地域の行事に積極的に参加したりするなど)ことが,地. さを改めてとらえたりするなど, 大きな変容が見られた。. 域の発展に結びつくことを結論付けていた。これらの活. いている。単元終了後の. 動を通して,客観的に地域を見つめる目が育ち,地域に 地域のほこり形成と教師の役割. 対する 思い や 願い ,そして,地域に対する 愛着. 講師と保護者の願い. が生まれてくるのである。. 本単元を進めるにあたって,児童にどのような力を身. このように,本単元は,地域のほこり形成を促す内容. に付けさせたいのかを保護者や講師の方に話し,共通理. を持っている。児童はこの全単元の活動を通して,講師. この地域に住んで. や保護者は児童との関わりを通して,地域は学校から発. 解に立った。この学習の柱でもある. とい. 信される情報を通して,中学生は小学校での学びをベー. の側面の理解である。保護者の一人は. スに発展的に深めることで,それぞれが地域の主体者と. 娘がリース作りでお世話になる講師の方は,実は娘が. して郷土に対する思いや愛着を深めたり膨らませたりす. いてよかった う ほこり形成. 私たちの住む幌呂ってすごい!. 小さい時に外れた肩を直してくれた方なんですよ。娘は. ることができるのである。. 知らないですけどね。 と話してくれた。幌呂のような. したがって,教師が地域のほこり形成を意識した地域. 狭い地域では,このような人と人との繋がりが多く存在. 素材の教材化をすすめ,積極的に地域に働きかけること. するのである。地域の豊かな自然や産業だけでなく人と. が,教師の重要な役割であり,へき地教育の発展条件の. のつながりからその土地の ほこり が生まれてくるの. 重要な要素となるであろう。. である。地域に住む講師の方は 地域のことをもっと知っ てほしい という願いと. 私たちも知らないことがたく. さんあって地域を見つめなおす良い機会. と感じてくれ. ている。保護者は児童との活動を通して,講師は児童へ の指導を通して改めて地域のよさを感じてくれているの. 連携と情報の共有化と教師の役割 連携と情報の共有化の必要性 【事例. 】ある地域は,そばの産地としての有名であり,. 最近そば打ち体験などもさかんに行っている。その地. である。 幌呂じまん新聞と地域. 域の小学校では,そば作りを総合的な学習の時間で やっぱ. 扱っていた。中学校でもそばを題材にした学習を,高. (平 り幌呂ってすごい!新聞 を作成し地域に発行した。. 校でもそば作りの学習を取り上げているところから,. 平成. 年度は,集まったアンケートをもとに. 成 年度版は, 月に発行予定)この単元では,アンケー. 地域では,. ト調査で地域の全面的な協力が得られた。それは,住民. なのか. には次代を担う子供たちに地域の良さを知ってもらいた. 年間かけて,そば名人をつくるつもり. ということが話題になった。. 【事例 】ある地域の中学校では,生徒の荒れが見られ 年生が酪農に関する授業を公開したとこ. いという願いが強いためである。特に,古くから住んで. 始めたが,. いるお年よりはその思いが強く,老人クラブでも積極的. ろ, 荒れているにもかかわらず, まとまった発表を行っ. にアンケートに応えてくれる。. た。参加者からも,称賛の声が上がっていた。しかし,. 一方,本単元では,受信したアンケートをまとめ,新. 参加者の一人が前年度の. 年生(今回の中学. 年生が. 聞を製作し地域に発信している。地域が つの情報(地. 小学 年生の時)の発表を参観しており,同じデータ. 域じまん)を共有することで,自分の地域のよさやほこ. をそのまま使っていたり,内容のレベルが下がってい. りを感じることができると考えたからである。発行後,. たりしている発表を聞いて愕然とした。. 多くの反響があった。 私たちも知らないことがたくさ んあったよ!. 今度は,いつやるの?. など,地域の. 方からの声も聞こえてきた。. 態や特性に応じた題材を取り上げることが重要である。. 中学生と地域の発展調査 平成. したがって【事例. 年度に幌呂じまんさがしを行った児童が,今年. 度中学校で. 幌呂を発展させるために…. 総合的な学習の時間では,各学校が創意工夫を活かし て特色ある教育活動を展開していくためにも,地域の実. というテーマ. 】のように,そばの産地である地域. の学校が,題材として. そば をテーマに学習を展開し. ていくのは,自然である。しかし,ここで注意しなけれ.

(8) へき地における地域学習と教師のコーディネート能力. 図. 単元を通した. 子の変容.

(9) 滝 川 敦 善. ばならないのが, そば作り. を通して. 何を学ばせる. どんな力を身につけさせたいのか が明確になっ. のか. ているのかどうかである。小・中・高の総合的な学習の ねらいは違うものの, 身につけさせたい力. が同じで. あれば,同じ活動の繰り返しということになるだろう。 年間かけて…. という疑問も当然である。. そこで,小・中・高の連携を探っていくと,同じ題材 でも小・中・高で違った段階の学びが考えられる。小学 校ではそば栽培から地域産業を学ぶ学習を,中学校では そば打ちを通して職業観を養う学習を,高校ではそばの 商品化や販売などより実践を視野に入れた学習など,重. た,整理した地域の情報を,合同で発表することも考え られたのである。 図. つのアンケート調査. 幌呂小学校 地域 幌呂地域のじま 調査 ん探し 調査 アンケート調査 方法 時期 月上旬. 幌呂中学校 幌呂住人の意識 調査調べ. 鶴居村商工会 鶴居地域資源調 査. アンケート調査. アンケート調査. 月下旬. 月下旬. 自 じ. 幌呂についての 意識調査. 地域資源の発掘 自慢・秘境・ お気に入りの場 所. アンケートや体 験活動を通し 活動 て,地域の良さ 内容 を体験する活 動。. アンケートを通 して,幌呂につ いての意識調査 を行う。. アンケートを通 して新たな観光 資源の発掘のた めの基礎資料作 り。. 幌呂の 人 仕事 然 目的 まん探し. なりを持ちながらも,それぞれのねらいむけた活動が可 能である。 【事例 】についても,連携の重要性を考えさせられ つは,【事例. 】と同様,同じ活動の. 繰り返しである。そして,もう. つは,系統性が共有さ. る事例である。. れていないため獲得すべき学びの逆転現象が起きている のである。これは,同じ小学校の学年間でも起こること. そこで,現時点では,. ・ 年生の児童が集めたデー. だが,前年度までの学びが活かされないため,到達した. タや作成した 幌呂じまん新聞. 学びが前年度よりも低くなってしまうのである。. 活用していただくことになった。また,. したがって,小・中で同じ題材を扱う場合,ねらいや. を商工会に送り,村で ・. 年の総合. 的な学習の発表時には,中学校のデータを資料として活. そのための方法・内容の段階,系統性などを共有した上. 用することになった。 さらにもう一つ踏み込むとすると,. で,カリキュラムを作ることが大切である。そのために. 小中合同で集めたデータやまとめた資料を地域に発信す. も,年度当初,どのような題材で学習を行っていくのか. ることも可能である。. を小・中お互いに情報交換しておくことが重要である。. このように,お互いに連携したり,情報を共有したり. また,類似した単元を扱う場合は,担当者が打ち合わせ. することで,学びに広がりや深まりが期待できる。特に,. ることで,系統性や関連性を持たせることができるので. 幌呂じまんをさがせ. は, 地域のほこり形成. の側. 面を持っている以上,地域の情報収集,地域への情報発. ある。. 信も重要なねらいとして位置付ける必要がある。今後, 幌呂じまんと情報の共有化 月後半から. この連携・情報の共有をより活性化させることで 年間. 月の中旬にかけて,. 用紙が幌呂地域に配布された。 図 ・. 学年の. 幌呂意識調査. のほこり形成が見通せると考えている。. つは,小学校. 幌呂じまんアンケート. は,中学 年生の. つのアンケート である。. つめ. 発表会への参加. である。これは,幌. 情報の共有化は,教職員間はもちろんのこと児童生徒. 呂に住む住民や教職員を対象に,幌呂地域のよさを問う. 間でも有効にはたらく可能性がある。特に扱う単元や内. 質問から,これからの町づくりにまで踏み込んだ意識調. 容に類似性がある場合,中学生が小学生のアドバイザー. 査を行っている。 つめは,鶴居村商工会が,新しい観. として期待できる。 また, 中学生からより高次の内容知・. 光資源(自然の魅力など) の発掘を目的に,村民アンケー. 方法知を得ることも可能となる。. ト を行っている。自慢したいところ・お気に入りの場 所・秘境などを自由に記述する形式のアンケートであ る。【事例. ・. 】と同様,地域住民にとって同じよう. なアンケートが同時期に 校の. 枚も届くこととなった。小学. じまん探し,じまん体験 ,中学校の. づくり ,商工会の. 観光資源発掘. そこで,. 月. 日に行われた小中授業交流会の中で,. 総合的な学習の連携を確認し,翌々日に中学校で行われ る総合的な学習の発表に とになった。 ・. 年生以上の児童も参加するこ. 年生の児童に自分たちの学習との関. 将来の町. 連性に気づいてほしいというねらいもあり,小学校側か. とそれぞれ目的は. ら申し入れた。中学校では,総合的な学習の発表と授業. 違うが,事前に連携があるとまた違った方法が考えられ. 参観をだきあわせて実施しているため,中学生,小学生,. たのではないか。例えば,中学校の幌呂の良さを問う項. 保護者,教職員が参加した発表会となった。. 目は小学校のアンケートを活かすことが可能である。ま.

(10) へき地における地域学習と教師のコーディネート能力. 情報と教師の役割 小学校では,. 月に. 平成 年. 幌呂じまん新聞. 月 日. ・ 年生保護者の皆様へ. を発行した。. 学級担任. 滝川. 敦善. また,中学校も調べたことをまとめて報告集を作成して 総合的な学習の時間. いる。そこで,地域調べの結果を小中合同で発信してい くことを提案してみた。あくまでも,中学校の生徒の意 向を尊重していくことになるのだが,実現すると,新聞 ではなく,小学生が調べた 幌呂じまん とめた 幌呂の発展条件. と中学生がま. がまとまった冊子ができあが. ることになる。それらを地域に配布することで, 小学校・ 中学校の情報が,地域の財産となるのである。 このように,小中の教師が情報の共有化を図る過程の 中で,多様な学習活動が生まれることとなった。教師は, 情報と情報の結び手の役割も担っているのである。その ためには,受信アンテナを広く張り,どんな素材とどん な素材が結び付けられるのか,また,どの情報とどの情 報が関連付けられるのかを常に意識する必要がある。さ らに,結んだ情報をどう付加価値をつけて発信するのか までを見通すことも重要となる。. 幌呂じまんをさがせ. にかかわるお願い. 夏休みが終わり,教室に体育館に子供たちの元気な声が響いています。 また,来週はクリーン遠足や乗馬体験学習など行事も盛りだくさんの中, 学習面でも運動面でも積極的に取り組む子供たちの姿が日々見られます。 さて, 年生の総合的な学習の時間に 幌呂じまんをさがせ! というテーマでアンケート調査を行ったり,実際に調べたことを体験した りする活動を通して,幌呂地域の特徴や良さを実感させる学習を予定して います。 こんなことをしたいな… 自分も行ってみたいな など子ども 達の願いをできるだけかなえてあげられるような,また,学習終了時には 幌呂ってすごいな! 幌呂に住んでいてよかったな と実感できるよ うな学習にしたいと考えています。 しかし,活動の内容によってはどうしても授業時間内だけではできない こと,また,授業時間内でも担任一人では対応しきれないことなどが予想 されます。そこで, 幌呂市街を探検するような活動時には,何人かの保 護者の方にもきていただいたり,休日などに近所の方にインタビューする 時などは一緒についていただけたら大変助かります。 さっそくですが, 月 日[木] 時間目から 時間目を使ってアンケー トをとりに幌呂市街をまわります。 人以上集めよう を合い言葉に子 どもたちもはりきっています。 グループ分かれて幌呂市街をまわるの ですが,保護者の方についていただくと子どもたちも安心して活動できま すので,ついていただける方はすみませんが子どもを通してお知らせくだ さい。いない場合は教職員で対応したいと思います。( 時 分スタート 予定ですので, 分前までに来校いただき簡単な打ち合わせを行います。) また,明日の まつり 幌呂 でも,主催者の了承の下,子供たちと アンケート調査を行う予定です。 尚,今日から家族の方にもアンケートをお願いすることになります。で きるだけたくさん集めたいと思いますので,多数の方に声をかけていただ き協力いただけるようお願いいたします。. 保護者・講師との連携と教師の役割. 図. 保護者への文書. 保護者との連携 この文書には,. 本単元を行うにあたって,そのねらいや内容について. 本単元のねらい. 保護者に理解してもらう必要があった。. インタビューを行う時には保護者の協力が必要であ. それは,. ること. ・児童の帰宅後に近所の家にアンケートを配布するな. 市街地アンケートでは,一緒についてほしいこと. ど,活動が放課後や休日に行うことが多いこと。. 夜のお祭りでもインタビューを行うこと. ・夜に行われるお祭りでのインタビューなど,保護者. 点について保護者への理解・協力のお願いを入れて. の. の了承が必要なこと。 ・児童の地域調査活動を行うにあたって,保護者のサ. 配布した。 このように,ねらいや内容を理解してもらうことで,. ポートが必要であること。 ・体験学習を講師のホームグラウンドで行うなど,児. 児童が親と一緒に休日に近所をまわったり,市内に住む でインタビューしたりするなど,. 童が地域の方にお世話になることを知っていただく. おじいちゃんに. こと。. 多様な活動が見られるようになった。. ・そこで,本単元の状況については,学級通信・. 回. また,市街地インタビューでも,各班に保護者がつき,. の懇談会・保護者あてのプリントなどで知らせてい. 児童も安心して地域をまわることができた。児童主体の. くことにした。. 活動なので,安全面だけは気を配っていただき,見守る. 図 は,保護者あてのお願い文書である。. というスタンスでサポートすることを確認し,保護者も 担任も同じ認識で児童に対応することができた。 講師との連携 幌呂じまんを実際に確かめる体験活動では,アンケー トに記述されていた. 名の講師の協力を得て実施するこ. とになった。 名のうち. 名は前回も講師を引きうけて. いただいていたが,保護者同様,本単元のそのねらいや 内容について理解してもらった。 この体験を通して講師には, 幌呂の人はすごい. と.

(11) 滝 川 敦 善. いう. ほこり形成. と 社会性. の 点を身につけさせ. ンティアではない。地域そのものが学校の教育活動を支. てほしいことをお願いした。特に講師の方に理解してい. えるボランティアの機能を有していたのである。一般的. ただかなければならないのが,後者の人との関わり方の. に. 指導である。講師の方は,その道の専門家ではあるが,. とおさえられるが,地域が持つボランティア機能とは以. 児童への指導となると どこまで指導したら良いのだろ. 下のようにまとめることができる。. うか と戸惑うことが多い。そこで,講師の方へのお願 い文書を配布し,この体験学習の. つのねらいについて. 説明しながら打ち合わせを行った。. 自発性. 社会性. 地域住民の. 願い. 無償性. をボランティアの原則. ……住民には次代を担う子供た. ちに地域の良さを知ってもらいたいという願いがあ る。特に,古くから住んでいるお年よりはその思いが 強く,老人クラブでインタビューしたところ,積極的. 体験活動と保護者への連絡 児童が地域に入って活動を行う場合,保護者と講師を. にアンケートに応えてくれた。また,当初,. 会. 員や協力いただいた方を対象に 幌呂じまん新聞. の. 結ぶ手立てが必要となる。 地域の住民でもある保護者は,. 配布を計画していたが,地元新聞店から配布の申し出. 自分の子供がどこでどのようにお世話になっているのか. があり,地域全戸(約. を知っていなければならない。. 地域住民の. 専門性. 戸)に配布することになった。 ……地域住民は,入植当時の. そこで,体験学習を行うにあたって,児童がどんなア. ことを語ってくれるおじいちゃん(地域の歴史),つ. ンケートからどのような課題を設定したのか,また,体. りや山菜の穴場を紹介してくれるおじさん(地域の地. 験活動の日時や場所,講師の氏名などを一覧表にして家. 理や自然),酪農の仕事を体験させてくれる児童のお. 庭に配布した。. 父さん(地域の産業)など,地域そのものを熟知して. さらに,. 月の懇談会時に,体験活動の様子や講師の. いる専門家集団である。 幌呂じまんをたしかめよう. 方にお世話になったことを保護者に伝え,以後の連携に. の活動では,リース作り名人やお菓子作り名人,つり. ついて呼びかけた。. 名人が,子供たちにその技術を伝授してくれた。 地域住民の. 保護者・講師の支援と教師の役割. ネットワーク機能. ……地域には,住. 民の一人に声を掛けると複数が応えてくれるような. 本単元は保護者と講師の全面的な支援のもと進めるこ. ネットワークが存在する。アンケート用紙を配布する. とができた。担任・保護者・講師が共通理解に立って体. と,他市町の方からもアンケートが届くなど,人から. 験活動をすすめたり,連携をより強固なものにしたりす. 人へアンケートが広がりを見せ,最終的に. るためには,担任のきめ細やかな情報の提供(児童の実. べ. 態や身に付けさせたい力,活動のねらいなど)が必要と. 関わり合いによる学びが,ネットワークを通して地域. なる。そして,何よりも担任の日々の姿勢,地域に対す. 全体に広がり社会性や普遍性を持つ学びに発展してい. るスタンスが問われることになる。 今回, 講師のアンケー. くことが可能である。. 項目の回答(平成. 枚,の. 年度)が集まった。個々の. トをとったところ学習のねらいが理解されていて,手続 きに関する評価も高い。 このように,担任と保護者,講師とは,綿密に連携を とりながら共通理解を図ることで,さらに強固な連携体 制が構築されていくのである。特に,地域教材を扱う場 合,この連携を活かすことで地域に根ざした豊かな教育 活動が可能となる。そのために教師は, 前面で児童を引っ 張っていくのではなく,児童と講師,講師と保護者,保 護者と学校を信頼関係で結ぶ裏方としてのコーディネー ト力を発揮しなければならない。. 地域のボランティア機能の活用と教師の役 割 幌呂じまんをさがせ. 図. 地域のボランティア機能. このように,教師が つのボランティア機能を有効に の活動を通して,地域住民が. 活用することで,地域が持っている教育力を活かした教. 学習活動を支援するボランティアとして学校と関わり合. 育課程の創造が可能となるのである。本実践を通して,. いを持つようになった。これは,一般にいう登録制ボラ. 地域が本来持っているボランティア機能(願い・専門.

(12) へき地における地域学習と教師のコーディネート能力. 性・ネットワーク)を活かした教育活動の素地ができあ がり,地域と学校の結びつきが強くなった。この結びつ きを教科や他領域でも積極的に活用していくことがこれ からの課題となる。また,学校は地域住民にボランティ アとして協力していただくという立場ではなく学校も地 域に協力していく,地域からの受信だけではなく積極的 に発信していくという双方向の連携体制を創り上げてい くことが重要である。. 参考文献 ・今谷順重編集. 総合的な学習. つくる 教育開発研究所,. のための地域教材を 年. 総合的な学習 の教材開発 明治図書,. ・北俊夫編 年. 第 回全道へき地複式教育研究. ・釧路大会実行委員長. 大会釧路大会研究紀要 ,釧路実行委員会研究部 ・全国へき地教育研究連盟 へき地教育ガイドブック. おわりにー地域学習と教師のコーディネー ト能力 以上,へき地における地域学習の実践から, 教師のコー ディネート能力について,下の. つにまとめることがで. きる。 める地域発掘力と分析力. 地域に学ぶ. 総合的な学習. 合時代の学校・行政の役割 ─. す地域活用力 )地域の情報と情報を結びながら,地域素材を教材化 し学習単元を構成するプランニング力 ほこり形成. を意識して地域素材を教材化. する教材開発力 )児童と地域,講師と保護者,保護者と学校を結ぶ連 携・調整力 )へき地の特性を生かした指導計画の作成と指導体制 の組織化を図るカリキュラムマネージメント力 そして,へき地における教育の役割は, つめに, 地域を学ぶ 子どもを育てることである。 これは,地域を歩き,地域に関わり,地域を学んでいく ことで,この地域に住んでいて良かったな. この地域っ. てすごいな という地域に対するほこりを持たせること である。 つめに,地域に学ぶ 姿勢を教師が持つことである。 これは,へき地の特性を理解し,へき地教師に必要な力 (コーディネート能力)を身に付けることである。 つめに, 地域と学ぶ 学校を創造することである。 学校は,地域からの受信だけでなく積極的に発信してい く,学校も地域に協力しながら 地域と一緒に学んでい く ことが大切である。 このように,へき地教育では. 地域を学び,地域に学. び,そして,地域と学ぶ ことが重要であり,それだけ に,へき地に勤務する教師が果たす役割は非常に大きい. ─ 学社融. 東洋館出版社,. 年 ・玉井康之著. 北海道の学校と地域社会 ─ 農村小規模 東洋館出版社,. 年. ・北海道教育大学へき地教育研究施設 へき地教育研究 第 号. )地域素材・施設・人材を発掘し,児童の学習に活か. といえる。. ・玉井康之著. 年. 校の学校開放と地域教育構造. )地域が持つ様々な素材・特性・機能を掘り出し見極. )地域の. サンアイ企画,. 年,第. 号. 年.

(13)

図 単元を通した 子の変容

参照

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