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地域日本語教室における講座コーディネーターの働きについての振り返り

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Academic year: 2021

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(1)学生発表会. 地域日本語教室における講座コーディネーターの働きについての振り返り. 日本語教育領域. 浜 元 陽 子 1. 背景 近年、地域の日本語教育システムをうまく機能させるため に、この場をボランティア頼みにせず、多文化社会形成にか かわる制度やネットワークを構築するシステムコーディネー ターと日本語教室の活動をコーディネートする日本語コー ディネーターの配置が望まれている。 筆者は 2 年前より神奈川県内にある地域の日本語教室 において日本語コーディネーターにあたる役割を担っている が、この役割をどのように果たしていくべきか、試行錯誤を 続けている。 2. 発表内容 先行研究ではコーディネーターの力量形成にはその実 践についての「振り返り」が必要なことであるとされてい る。本発表では日本語講座において新米コーディネーター である筆者が自らの役割をどのように果たそうとしている か、その活動内容を振り返る機会とした。. また、その視点は講座内の「活動内容」に向かい、 講座の外には向けられていない。また、④以外の活動. 以下、実践の活動期毎に 1 期:2012 年5~7月、2 期:. 内容を振り返っても、 「参加・協働・創造のプロセスを. 2012 年 11 ~ 1 月、3 期:2013 年5~7月とし、本発表. 推進する」というコーディネーターの役割はまだ果たし. では 1 期の活動について下記活動(当日ポスター内)内. ているとは言えず、 「現状把握」の段階であったことが. 容④の報告メールの内容の振り返りについて考察した。. わかる。このことは講座への参加第 1 期という時期的な ことや、筆者自身が日本語教師であることと関係がある. 日本語教室の概要. のではないか。また、学習者とボランティアとの対等な. ・1 年に 2 期、週 1 回開催(各期 10 回程度). 関係の構築を求めながら、ボランティアスタッフへの「求. ・レベル別の4クラスと親子クラスの計5クラスに分か. め」を多く述べており、ここに縦の関係を築いてはいな. れたクラス形式で、クラス毎にボランティアスタッフ 1 名. かっただろうか。. と5~6名程度の学習者が参加している。 講座報告メールで伝えていたこと. 3. 実施報告. 1期全 12 回の報告メール内で 18 のトピックをあげて. 当日の質疑応答では参加者に活動第 2 期・第 3 期の. いるが、その内容はクラス活動の方法に言及したものが. 報告メールのトピック一覧を資料として配布し、1 期と. 多く、 「現状の改善」に努めていたことがわかる。また、. 比べどのような変化が感じられるかを挙げて頂き、また. 「情報共有」を目的としていた報告メールだったが、実. それについての質問を頂いた。また、その変化について. 際はメールを通して当時コーディネーターがボランティア. 図式化していくことなどのアドバイスを頂き、今後の参考. スタッフへ「求めていたこと」を伝えていたにも気づいた。. とすることができた。. 教育デザイン研究 第 5 号 9.

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