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まえがき

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Academic year: 2021

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まえがき

権利

Copyrights 日本貿易振興機構(ジェトロ)アジア

経済研究所 / Institute of Developing

Economies, Japan External Trade Organization

(IDE-JETRO) http://www.ide.go.jp

雑誌名

ドイモイ下ベトナムの「国家と社会」をめぐって

ページ

i-i

発行年

2006-03

出版者

日本貿易振興機構アジア経済研究所

URL

http://hdl.handle.net/2344/00048966

(2)

−i− まえがき 本書は 2005 年度にアジア経済研究所が実施した「ドイモイ下ベトナムの 『国家と社会』」研究会の報告書として作成されたものである。本研究会は2 年間の予定で設立されており、本書は次年度の成果の土台、基礎となる中間 報告書としての性格を持つ。 本研究会には専門員として古田元夫先生(東京大学大学院教授)にご参加い ただいた。古田先生の存在がなければ一家言持つ気鋭の先生方を委員として 迎えることはできなかったのではないだろうか。ここに記して感謝の意を表 したい。 また、ご多忙の中、時間を割いて研究会に参加、原稿を執筆下さった委員 の先生方、慣れない事務処理でとまどう私をサポート下さったアジア経済研 究所庶務および事務の方々、そして、関係したベトナムの方々に感謝の意を 表したい。 くしくも今年はベトナム政治上最大イベントの一つであるベトナム共産党 第 10 回大会が開かれる。現ベトナムの公的権力を掌握する同党がどのよう な指導部と方針を選択するのか。2020 年には基本的に工業国になるとの目標 実現を目指す現政権は、工業化・近代化路線を推し進めつつ、文化や環境保 護を重視する姿勢をも見せている。今年実現しそうな WTO 加盟のインパク トはその「バランス感覚」を突き崩すのか、あるいは逆に強めるのか。いず れも「国家と社会」の関わり合いの中からその現実が生み出されてこよう。 新たなステージを迎えるベトナムの「国家と社会」。これをめぐる問題を考え る上で、さらには現在ベトナムが進めるドイモイ路線とその下で起きている 諸現象に対する理解を深める上で、役割の一端を本書が担うことを願う。 2006 年3月 編 者

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