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JAIST Repository: 事業継続の条件考察 : 携帯端末に織り込まれた事業者と市場との共振的進化( イノベーションを実現するためのマネジメント (5))

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Academic year: 2021

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Japan Advanced Institute of Science and Technology

JAIST Repository

https://dspace.jaist.ac.jp/ Title 事業継続の条件考察 : 携帯端末に織り込まれた事業者 と市場との共振的進化(<ホットイシュー> イノベーシ ョンを実現するためのマネジメント (5)) Author(s) 満田, 深雪; 渡辺, 千仭 Citation 年次学術大会講演要旨集, 21: 585-588 Issue Date 2006-10-21

Type Conference Paper Text version publisher

URL http://hdl.handle.net/10119/6414

Rights

本著作物は研究・技術計画学会の許可のもとに掲載す るものです。This material is posted here with permission of the Japan Society for Science Policy and Research Management.

(2)

携帯端末に

込まれた事業者と 市場との共振的進化

0 摘田深雪,

渡辺千個

(

東工大社会理工学

)

一年産別 古数 一

%

一案 棲廿搬

色度 図 7 モ,マルの普及台数 モ バイ シ の 製品に付加価値をつけていくためには。 いろいろな レ D が必要であ り、 モバイルは普及とともに 次々 と 新機能が付与されていき、 経済牽引役の 一助となって い るよいケースであ る ( 図 2) 。 年代当初し自動車電話 として普及し 始めた頃 には、 あ まり質のよくない 音声伝達 能 しかなく、 現在のようにカメラや 決済機能 ま であ るものは予想できなかったであ ろう。 新しいま交椅 や サービスを開発し 提供していくことが。 市 場経済の発展をもたらすイノベーションであ ることは旧知 の事実であ る。 新事業やべンチャーを 立ち上げて、 成功さ せ継続するためには、 いく っ かの条件があ ることについて も、 調査研究がなされていきている " 先行 投 内部環境の整備や 管理はもちろんのこと、 市場がどのよう に受け入れ、 商品やサービス。 技術; ; 認知されていくかと いうことは、 事業継続に必要不可欠であ る " 本報告では。 事業体の外部要因であ る「ネットワーク 形成」と「共振共 鳴共進化」という 視点から、 携帯端末の市場 実 移は ついて。 キャリア 別 。 メーカ一別にまとめ。 今後携帯 事業を支えるコンテンツ 産業や デ ハイス開発の 継続可能性 について考察した。

メディアとその

固定電話と異なり、 移動体通信 は 電波の届く場所であ れ ばとこでも双方向通信が 可能であ り。 携帯でのメールの や ゆとりや、 インターネットの 人一シ 閲覧機能も一部を 除き、 @ ま @ パソコンと同程度の 機能をもつよ う になってきた。 携 帯電話契約数そのものは、 頭打ちになってきたものの、 法 人契約や一人で 仕事用とプライベートに 複数所有する ュ一 ザニ あ るいは家族用に ミ國 枕 する人もおり。 新たなコンテ ンツや配 コマース利用。 音楽面引言など、 付加価値サービス

通信に限らない「移動メディア」としての 特徴が強く打ち 出されてきている。 このような移動メデイ ア のことを総称して 以下、 モハイル と 略称する。 実際、 2 き年度のモバイルコンテンツ 市場と、 モハイル コ マース市場の 伸びは、 それそれ対前年度比の 全体として㈹ % の 成長であ った。 これまでの普及 台数を図てに 示す。

( 図 ュ @ モ ハイルコンテンツフ オ 一 - ラムの調査レポ - トテーク を 改変・筆者作成 )

(3)

花 。 モバイル 関

ニーザ

世にあ る製品やサービスは " 用の回収という 意味

も含め、

発売当初は価格が

高く。

普及するにつれて

安くな

ってくるが。 売れ行きが鈍化した 頃 に新しい モデノか やマイ ナーチェンジなどがなさ 。 あ る程度の価格帯が 維持され て L 、 く 。 モバイルも例覚ではないことが、 ドコモを 例 @@@ 前項は。 モバイルの利用料関連の 実態であ るが、 モバイ ル機器そのも cD(D 価格はどうであ ろう; 、 。 都心部の曇飯店 年の間に行われた 定点観測調査 格 およびメーカー 8 社の平均デ ータを、 以下にまとめた " にあ げた基本料金の 推移から当てはまる ( 図補 。 現在。 月 料金は祇∼ 5 千円程度に落ち 着いている。 また、 ユーザ 一の年代別等による 月 リ月料を通 き鮒斗 およ すると、 特にパケット 料金が多い

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こなっていることがわかる ( 図 目 。 このことは。 利用年代 層 によって使用状況が 異なるこ とを意味している。 @@@ エ 代け 、 会話による通信ではなく ノ 一 ルやコンテンツ ( ゲームなど ) 。 音楽配信に出費しており。 女性の場合は、 ゲームよりも e コマースの牽引役となって 代はビジネスニースの 利用と 弼 コマース とい っ た状況となって ひ 。 る 。 代のモバイル 関連の出費は、 基本科 + パケ 通キ 通話料 十 有料コンテンツの 万円近い出費があ り " えば 。 映画。 C の。 書籍。 。 。 ) が 抑制 t れてい ることも推定できる。 Q0@ 0. り 円 壷 O

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均 価格推移 図表では。 ドコモが常に 実 格の牽引役になって お り 他社で低価格 が 発売されると。 連動して遅れて 値 すけしている。 また図表にはないが。 新機能が追加さ などのイベントがあ るた ぴ に、 わずかながら 価格の上昇に 反映している。 しかし。 この 案 は 。 新規機種と 円で販売されている 旧 そヂル も含む価格の 平均となっており。 最新機種はもっと 高い。 にもかかわら ず、 モバイルユーザーはほぼ 年 おきに機種を 貫い替えて いるという調査結果も 出ており び 、 新機能付与やモデルチ ェンジが市場に 与える影響は 大きいといえる , 一 586 一

(4)

ルコンテンツ 企業と近年 モバイルの新機能付与には、 コンテンツも 含めた大小企 業が貢献している " モバイルコンテンツフオーラムに 参加 している企業の 設立年と

或を比較した。

設立年 棚下 鞄万 剤次丁 4 図 7. モバイルコンテンツ 企業の規模 年から増加している。 これは、 モバイルにか に回収するだけでなく、 新し ノ 能 付与や新たなコンテンツ 開発のための 費用捻出にもつな がって L 、 くための戦略と 考 市場のひとっであ る における設立から 上 場までの期間を 年代別に比較すると、 ここ数年 2 あ まり変わらない。 逆に、 マザーズ やへ ラクレスでの 上場 が活発になっており、 そちらもあ わせた全株式上場 社で比 系の企業比率が 増 場 期間を短縮しているからであ る。 なかでもモバイル 関連 企業の上場までの 平均年数は。 2 年と群を抜いている。 モバイル関連企業の 以上のような 進展から、 その 普 加遮 こは次のような 背景が考えられる。

1)

モバイルの多機能化 劾 個人ユーザ一の 要求 翰 コンテンツ関連企業への 外部支援 コンテンツ産業そのものは、 の 進展。 モバイル 進ィヒ の 歴 環境や新会社法等の 親制緩和 史 とともにあ り。 業 および規模の 小さい企業が 多い。 そして、 結果としての 経済波及効果が 諸方面に及んでいる。 資本金が 1 千万円以下の 中小企業が 穏曳 ほどを占める " 年の間に株式公開 ( 以下上場 とする ) をした の 成長。 継続性および、 寄与のあ る会社について 調査をしている。 そのうち、 モバ イル関連のシステム 開発やコンテンツに 関わる企業の ょヒ,き が 伸びてきていることがわかった。 2 8 年はをお社中 3 社 俺 年ほ 176 社中 6 社㈹. 4%) 、 社 ④ ぷ ㍉ ) となっており、 平成㈹ 9 に 入ってから設立きれた 設立 ゑ 午 以内の新興企業が 多い " 図 8. 普及曲線の比較 しかも、 新規上場をした , ぼ報 通信関連企業数と 比較すると、 普及 モヂル として、 通常の普及曲線に @ 年度を追ってモバイル 関連企業の比率も 増加した ( 毬 . 6 つ 力 ; あ げられるが、 そこに技術政策や 代 お .も∼ 綴 . 3L 。 また、 上場市場は ゴ 。 マザーズ。 ヘ ヂ ルトニ。 しむ 竜汝捷 モヂル ( 以ァ㈹モデルとする ) があ る。 ラクレスといずれも 資本金や時価総額の 制約が少ない 市場 彼に他業種の 平均的な上場企業を 通常の普及曲線とした 場 な力弍こ @% 本金が 艮 千万のままの 会社もあ る。 三 合。 変曲点であ る @ こ 相当する時期を 設立から上場まで 場 までの外部支援には。 そこそこ有名になった 企業や ド の期間とすると、 ここ数年で ヒ場 したモバイル 関連企業は コモなどのキャリア 事業者等の出資がみられる。 ベンチ ャ 半分以下なので。 その成長曲線 は

W

モヂル に相当すると 考 一 キャピタルもモバイルを 含むインターネット 関連企業へ えられる。

(5)

モデルによる 普及の 5 パターンのうち、 れるⅤ型があ る。 CD 売上などの 例ゅ では、 発売と同時にメガヒットするような 商品であ り。 その累積 曲線 は、

モヂル に近い。 その期待の高さが、 新機能付与の 早さを加速し 、 モバイル 関連企業の成長を 早めているが、 何年後も存続できるかど うかは、 時間経過と共に、 普及パターンがあ とにずれてい く状況が望ましい " 組織全体としてあ る程度のれ別を 保持 軽 0-

中型売上パターンの 例 . 今 いち ど 、 企業の成長と 経済の活性化について 振り返っ てみる。 新規事業やべンチヤ 一企業の スアイ ヂア が形になり。 資本を集めて 試作品を世に 出すま でに「死の谷」があ り、 次に市場リサーチをして 量産化、 商品が売れて 普及するまでに「死の 海」があ るといわれる " これらを回避 あ るいは乗り

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方策、 具体的 な条件として B 奇聞 初期投資の ゑ 滴が百倍程度 になる必要があ った 引 。 そして、 次のリスクテイクには。 するために。 外部支援要 との ネットワーク 形成、 市場と の共振による、 産業そのものの 共進化が不可欠であ る。 まとめ 携帯電話そのものの 形態は、 マイク部分を 口にあ て、 ス ピーカ一部分を 耳にあ てて会話し、 いろいろな機能を 凝縮 させなくてはならないことや 液晶画面のサイズなどから、 形や大きさが 規制される。 一昔前に 、 「これだけ手帳 」とい った商品がはやったよ う に 、 モバイル五台に 生活やビジネ スのために必要な 機能をすべて 盛り込むと、 見かけはまさ に 「これだけモバイル」ができあ がるだろう。 しかし。 モ バイルといえども 情報機器の - 種であ り。 便利になればな るほど、 個人情報の漏洩や 紛失などのリスクを 利用者が負 う ことになる。 リスク回避や 最小限にするためのコストも 利用料には加算されることが 予想される。 また。 若者がモ バイル関連の 出費のみをいたずらに 増やしたり、 携帯ゲー ムにのめりこんだりすることのないよう。 節度あ る使い方 も 考えていかなくてはならない。 モバイルは、 よく箱 庭に 例えられる。 いろいろなパーツを 限られ だ 空間に組み込ん でいくことは、 日本のお家芸でもあ り、 それだけにビジネ 上昇気流の流れに 乗ることが必要であ り、 一助となる外部 要因が、 外部支援や規制緩和、 あ るいは代替施策に 相当す スチャンスも 多い。 経済効果の側面だけでなく、 モバイル の功罪も視野にいれてのみ 断卸 生を検討することも、 キャリ ると考えられる。 ア 事業者。 モバイルのソフトとハードの 事業者。 ユーザ一 図工 0 .望まい、 ぬ盤売性の パターン と、 事業 認断苑 。 発展の条件. ミ宇稼 "- 可 ンの ウラ という 3 つ巴でバランスよく 存続するために 重要であ ろう " 曲共転 共鳴挺進化 漣 の 発 屈の可否

1 2006 年総務省 情報通信白書 刀モバイルコンテンツフオーラム 資料 助長田。 渡辺 「創業。 新興企業の活動と 経済成長。 産業構造変化の 相関」 日本ベンチャー 学会誌ベンチヤーズレ ヒ,ユー p. れ №. 5 No Ⅴ. (2004). 引 若林 「メデイア依存型商品の 普及浸透プロセスの 研究 一 音楽㏄普及 軌 ユーザー側からの、 モ バイ 羽こ 対する今後の 期待は、 携帯 道の比較実証分析 @ 平成比年度学士論文 電話で、 現在利用されている 機能と今後利用予定のあ る 機 翰梵 . 瑚血蕊 a 抽己 C. 聯 a ぬュ 蕊 e, ㌔Ⅰ 宝 ㎡ 堅刊

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参照

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