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JAIST Repository: HZSM-5ゼオライト上での水の吸着挙動

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Academic year: 2021

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(1)JAIST Repository https://dspace.jaist.ac.jp/. Title. HZSM-5ゼオライト上での水の吸着挙動. Author(s). 福谷, 禎記. Citation Issue Date. 1998-03. Type. Thesis or Dissertation. Text version. none. URL. http://hdl.handle.net/10119/2429. Rights Description. Supervisor:佐野 庸治 助教授, 材料科学研究科, 修士. Japan Advanced Institute of Science and Technology.

(2) HZSM-5 ゼオライト上での水の吸着挙動 福谷 禎記 1.. (佐野研究室).   緒言.  ゼオライトへの種々の分子の吸着挙動を明らかにすることは、ゼオライトへの吸着・触媒作用 を理解する上で重要である。特に水分子はゼオライト表面の親疎水性やゼオライト骨格構造中の Al 量を評価することに利用できるため、様々なゼオライト結晶についてその吸着挙動が調べられ ている。当研究室においても SiO2 /Al2 O3 比の異なる HZSM-5 ゼオライトへの水の吸着挙動を検 討しており、吸着等温線の D-R プロットから求めた水の吸着量が骨格構造中の Al 量と直線関係 にあり、その直線の傾きから骨格構造中の Al 原子 (ブレンステッド酸点) 当たりに最大約 5 個の 水分子が吸着することを明らかにした。本研究では HZSM-5 ゼオライト上の水の可逆-不可逆吸着 挙動について検討した。   2.. 実験.  シリカライト及び HZSM-5 ゼオライトは結晶化調整剤にテトラプロピルアンモニウムブロミド を用いて、所定の水熱合成条件下で調製した。得られたゼオライトのキャラクタリゼーションは XRD, SEM, XRF, FT-IR および N2 吸着により行った。  ゼオライトの水の吸着等温線は自動吸着装置 (日本ベル製 BELLSORP18) を用いて測定した。 ゼオライト約 0.1g を 400 ℃で 12 時間真空排気した後、吸着温度 25 ℃で 1 回目の吸着等温線の測 定を行った。その後 25 ℃で 7 時間真空排気をした後、2 回目の吸着等温線を測定した。3 回目の 吸着等温線も 2 回目と同様にして行った。   3.. 結果及び考察.  図 1 にはシリカライト及び SiO2 /Al2 O3 比 82 の HZSM-5 の水の吸着等温線及び差吸着等温線を 示す。図 1(a) のシリカライトにおいて 1,2,3 回目の吸着等温線はほぼ同じであり、吸着量に差は なかった。シリカライトの骨格構造中には Al が全く含まれていないことから、シラノール基に吸 着した水分子は 25 ℃の真空排気で容易に脱離することが分かる。なお、シラノール基に吸着した 水分子が 25 ℃,7 時間の真空排気で完全に脱離することは真空排気処理前後の FT-IR スペクトル からも確認した。図 1(b) の HZSM-5 では 1 回目と 2,3 回目の吸着等温線に差が観察され、その差. 図 1: シリカライト (a) 及び HZSM5(SiO2 /Al2 O3 )(b). の水の吸着等 温線 (吸着温度:25 ℃) keywords. HZSM-5 ゼオライト , 水, 吸着. Copyright c 1998 by Sadanori Fukuya. 吸着等温線は Langmuir 型を示した。シ リカライトでの結果を考慮すると、こ れはブレンステッド酸点に強く吸着し た水分子が存在していることを示唆し ている。  そこで強く吸着した水分子と骨格構 造中の Al 量との関係を定量的に調べる ため、種々の SiO2 /Al2 O3 比の HZSM5 を用いて吸着等温線の測定を行った。 それぞれの差吸着量から Al 原子 1 個当 たりにおける平均の水分子数を計算し たところ、その値はいずれも約 1 個と なった。これにより、吸着温度 25 ℃で は HZSM-5 骨格構造中の Al1 原子に対 して約 1 個の水分子が強く吸着するこ とが明らかとなった。.

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参照

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