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JAIST Repository: 地球環境・資源問題からみた「ストック型社会への転換」の必要性

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Academic year: 2021

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JAIST Repository

https://dspace.jaist.ac.jp/ Title 地球環境・資源問題からみた「ストック型社会への転 換」の必要性 Author(s) 森谷, 賢 Citation 年次学術大会講演要旨集, 17: 630-633 Issue Date 2002-10-24

Type Conference Paper Text version publisher

URL http://hdl.handle.net/10119/6801

Rights

本著作物は研究・技術計画学会の許可のもとに掲載す るものです。This material is posted here with permission of the Japan Society for Science Policy and Research Management.

(2)

2D

Ⅰ 6 性

要,

た必

みの

題転

資金

環ク

球ツ

地ト

﹁ 0 森谷 賢 ( 環境省 ) 我が国の物 9 収支

(2000

年度 ) を概観すると ,

21.3

億Ⅰの総物質投入

まがあ り,そのうち

]3,5

億土が国内から・

7,8

億 士 が輸入による 投入と

なっている。 総物

質投入正の半分程

度の Ⅱ・ 5 億上が

構造物、 社会イン

フラ等という

形で

新たに蓄積・

利用 される。 また

].

0

億セが 製品等の形

で輸出され、 全体

の約 4 割 (

8.

0 億 t )

がエネルギー

消費

(4.

2 億 t 八

さた

出い

排除

にを

中分

時世

環輸

でや

態費

% 消 ∼ フ一

ぃギ

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田意

9 で 0t る

億あ

発 3 で

揮と準

ほ水

のの

散る

、れ程

さⅡ

用の

9

利分

左史

7

高約

物 。 の 乗

るの

廃れも

ll

. r 総物質投入 量

」が高水準

l 2000

年の総物質投入

圭 、 21.3 億 土は 、 1970

年の総物質投入

量 Ⅱ 5.4 億 t ) の

1.

4 倍と推計され、 総物質投入量は 長期的に見ると 増加してお リ 低減に向けた 一層の努力が 必要となっている。 は

,「資源採取」の 量が高水準

2000

年の資源採取 テは 、 国内と輸入を 合わせて 18. 3

億立と推計され

る。 これは, 1980 年の 14, 4 億 t (9. 9 億 t (

国内分

) +4. 5 億 t ( 輸 大分

))

に比べ

1.

3 倍であ り、 また、 資源採取に伴う 「隠れたフロー」 を

含んでおらず、 環境効率性を 高め,現在の

資源採取の水準をさらに

らしていく必要があ るものと考えられる。

l3.

資源、 製品等の流人主と 流出

に大きな

差 l

国内に入ってくる

資源や製品の 量

(7,

8 億 t) に比べて、

国内から

(3)

ていく製品等の 物質 且

(1,0

t)

は約 8 分のⅡと大きな 差があ る状態 が生じている。 また,エネルギー 消費に伴 う

環境中への流出は

4.2

億 土 であ り、

二酸化炭素等の 大気中への放出が

莫大であ ることを示しており、 また諸外国に

比べても並はずれて

多 い

窒素の輸入は 窒素化合物による

地下水や大気への 過大な負荷を 表している。 は

,「再生利用量」の

水準が低

い 総物質投入 量 0

2].3

億土に対して

再生利用量はエネルギー

消費や輸

出分を除いたものの

約 7 分のⅡ程度

(2.

3 億 t ) で, 再生利用 且に 含ま

れる水分を除くとこの

割合はさらに 小さくなる。 循環型社会を 形成して いくためには、 この割合を一層高めていく 必要があ る。

l5.

総廃棄物量が 高水準

l 産業廃棄物, 一般廃棄物の

排出量や再生利用されない

最終処分量は ,

これまで高い 水準で推移していることから

,これらの量を 抑えることが、

適正な物質循環を 確保する上で

重要であ る。

l6.

エネルギー消費が 高水準

l 天だ 帝 万田の % 超

主として化石燃料に 起因する

二酸化炭素の 排出等に

よ る地球 温暖化は,

人類の生存基盤に

深 び 。 刻

な影姿を及ぼすおそれがあ

重大な問題となっている。

また 05

窒素酸化物による 大気汚染も都

ヨア a Ⅰ 9 ア ss Ⅰ 980 isa i9%0 WO り Ⅰ

市部では改善が 芳しくない。

我 キ "" 。 。 "+" 。 。 。 "'"" 縛 " が 国のエネルギー 消費は、 約 4, 2 億仕と 高水準であ り,今後,自然 ェ ネルギ一の利用の 促進、 エネルギー

利用の一層の 効率化が必要であ

る。 口

,「資源採取」に 伴って生じる「隠れたフロー」が

多い

l 国内では、 Ⅱ・ 0 億 t (

採取

11. 2 億 t ) の 0 ・ 98 倍人覚国では、 28. 3 億 t ( 採取

(7

Ⅱ 億 t ) の 4. 0 倍 ) の計 39. 3

億土の隠れたフローが

生 じていると推計されており、 これは全体で 見ると、 資源採取量の 2 倍と

膨大な且になる。 環境効率性の 観点から、 「隠れたフロー」 を可能な限

低減していくことが

不可欠であ る。

今後の経済社会

「大量生産,大量消費・ 大量廃棄」で 表現される経済活動は、

生産・ 流 消費,廃棄等の 全段階を通じて、

自然の物質循環に 対する負荷を

高め

(4)

ている。 多くの有用な 資源が長期・

適切に利用されないまま

廃棄されると ,

社会資本のストックの

蓄積という形ではなく , 廃棄物として 環境に負 荷を与える。 また, こ ぅ

した廃棄物を

処理 20

世紀の経済社会

今後の経済社会 複 するためには、 膨大な 高度成長、 フロ一重視 安定成長、 ストック活用

社会的コス

トを必要

大量生産・大量消費,大 最適生産,最適消費 とし, その処理に伴 う 量 廃棄 小 ・ 博吾棄

新たな環境負荷も

発 「規模」の経済中心 ( 「 範 「規模」、 「範囲」、 「連結」、

生する。 経済社会の拡

囲 」、 「連結」、 「合意」 の 「合意」 の経済の並立 大

に伴

負荷の蓄積

経済の芽生え ) が ,

自然界の循環の

恨 労働生産性の 向上 資源生産性の 向上

界を超え、 環境問題を

使い捨て製品・モデルチ

長期耐用型製品・

リユ 一 ェノ ン 生じさせる。 ス ・ リサイク / し そこで、 ストックを

天然資源の浪費

蓄積資源の活用

活 m する経済社会、 す 製造業中心 農工連携、 製造業の サ一 なわち資源・ ェ ネルギ ビス化、

循環型の産業構

一の過剰な利用,消費

造 と

経済発展とをより

国主導、 輸出主導 地域主導、

グローバル化

切り離していける

社 と 地域経済との 補完

会の実現が望まれる。

経済合理性,経済効率性 環境合理性・

環境効率性

そのような経済社

の 追求 の 会

における経済主体の 行動目標は、 環境負荷を出来るだけ 抑制しながら、

同時に生活の 質を向上させることであ り、

具体的には上の 表が示す方向を

有するものとなろ

う 。

その特徴は

、 ● 消費する資源, ェ ネルギ一の効率化と 同時に環境・ 生活の質の向上 ●

製品の機能を 高め、 モノの使用価値を 重視

(

機能拡張、 長寿命化、

メ ンテナンス重視 ) すると同時に、 リサイクルの 拡大 ●

社会インフラとして

蓄積されている 資源の活用

p.

構造物その他社会インフラの 長寿命化

l 上記のように , 総物質投入量の 半分程度のⅡ・ 5 億土が構造物、 社会 ィ

ンフラ等という 形で新たに蓄積・ 利用される。 これらの構造物等もいつか

の時点で、

解体されその 一部は再生資源として 利用されるとしても、 その

余は廃棄物となり 環境に対する 負荷を増大させる。 高度経済成長期から

30

年余りを経過した 現在, 既存の構造物が 更新期を迎え、 建設廃棄物の

(5)

発生量が急増することが

懸念されている。 建物が長寿命 ( 例えば,

100

年 ) となれば, 頻繁な建設・ 解体に伴 う 廃棄物の発生を 抑えることが 出来る。 あ わせて建物の

利用におけるエネルギー 効率を高めれば

, 短 寿命の建物を

建設・解体していくよりは ,社会全体でのエネルギー 使用を減らすことが

可能となる。 このような長寿命化が 達成できれば ,長期的に環境効率性を

高めることにっもがる 図 " " 挽 " 倒生 と " 技 " 。 な ""

生物資源については

新たな生産に

見合う分

だけ利用・消費し 廃棄す

るのであ れば、 生態系と

人間が同調し ,持続的な 利用が可能となる。 二酸

化炭素の排出削減や

棄物の発生削減が

不可

であ る現在、

生物資源の利用における 制約と同様にこれらを 人類に対す

る環境制約と 認識し、

下表のような 配慮をしながら、

社会における 構造物,

インフラをより 長期に利用することが 賢明な選択といえる。

挿棄

社会の形成と 温暖化対

の両立のための

下京 l Ⅰ廃棄拐の発生 荻少 」 づ

不用な製品は

作らない。 より省資源・

省エネルギー

であ る製品を開発,製造すること。 r 俺棄 拐の再利用 J 4 百科 m

のために必要となる

運搬,選別等のエネルギー が

新たな製品を 作るエネルギーよりも

少ないこと。 また、

再利用する製品の

使用時のエネルギーが 新たな製品の

使 m

時のエネルギーを

上回らないこと。 「廃棄物の再生」∼廃棄物から 原材料を取り 出すためのエネルギーが、 天然

資源を使用して

原材料を作り 出すエネルギーより 少ないこと。 r 温品 / 桂適

拐の長寿命使用

J ∼当該製品 /

構造物の使用に

必要な ェ ネルギ 一

が新たな製品等の 製造・使用に 必要なエネルギーより

少ないこと。 引用文献,参考文献 平成 ]4

年版循環型社会自

甘 、 平成 1 1 , 1 4

年版環境臼ヰ

第 12

回中央環境審議会

循珪

社会計画部会資料

参照

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