• 検索結果がありません。

特集「システムLSIの設計技術と設計自動化」の編集にあたって

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "特集「システムLSIの設計技術と設計自動化」の編集にあたって"

Copied!
1
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)Vol. 44. No. 5. May 2003. 情報処理学会論文誌. 特集「システム LSI の設計技術と設計自動化」の編集にあたって 藤. 田. 昌. 宏†. 半導体の微細化技術はどんどん進み,LSI 1 チップ 上に. く呼びかけた.投稿は 24 編であった.それぞれの論文に対. 「製造可能」なトランジスタ数は急速に増大している.従来. し ,その内容にふさわしい編集委員 1 名を選定して メタレ. 複数の LSI チップでなければ実現できなかった, 「 電子機器全. ビュアとし,メタレビュアは論文の内容にふさわしい査読者. 体」を 1 チップ上に実現できるようになってきた.このよう. 2 名を割り当てて,査読者とともに査読を行った.すべての. な「システム LSI 」の設計においては,今までのような LSI. 論文の査読結果が揃ったところで,1 回目の特集編集委員会. ハード ウェアの設計だけでなく,その LSI 上で動作するソフ. を開催し,合議により採否等を判定した.1 回目の判定にお. トウェアの設計も同時並行して進めていく必要があり,設計. いて条件付採録と判定された論文については査読者および メ. 支援技術,設計自動化技術の観点からも改革が必要になって. タレビュアの条件,コメントを付して著者照会を行い,修正. いる.また,半導体のますますの微細化により, 「 より電子的・. された原稿と著者の回答を査読者に送付して再度の査読を依. 物性的動作」を考慮した設計が要求されている.さらに,設. 頼し,この結果に基づき 2 回目の特集編集委員会を電子メー. 計規模の増大は,設計検証期間の飛躍的増大をもたらしてい. ルベースで開催し,合議により採否を判定した.これらの結. る.このように,システム LSI は設計支援技術,設計自動化. 果 13 編が採録( 12 編は論文,1 編はテクニカルノートとし. 技術にとって,大きなチャレンジをもたらしているといえる.. て採録)となった.論文採択率は約 54%であった.この論文. 本特集はこのシステム LSI の設計事例,設計技術,そし. 採択率は従来より低い数字となっており,採択された論文は すべて国際的に見ても質の高い論文であると考えている.. て設計技術の中心を占める設計自動化技術を対象とするもの であり,情報処理学会システム LSI 設計技術(略称 SLDM ). 採択された論文の分野は,ハード ウェア/ソフトウェア協. 研究会が企画し,論文誌編集委員会の承認を得て,SLDM 運. 調設計,機能/論理合成,設計環境,設計検証,テスト設計,. 営委員会委員を中心に特集編集委員会を組織して論文の公募,. 低消費電力,タイミング解析という,システム LSI 設計上最. 査読,編集を行い,編集結果に対する論文誌編集委員会の承. も重要なテーマをカバーしており,それぞれのテーマごとに. 認を得て,ここに発行に至ったものである.SLDM 研究会は. ほぼ 2 件の論文が採択されている.. 我が国における電子システムの設計自動化技術の進展を目的. 本特集が我が国におけるシステム LSI の設計技術,設計. として 1971 年に発足した計算機設計自動化研究委員会がそ. 自動化技術,および関連技術の発展に貢献し,また,周辺分. の源となっており,名称を計算機設計自動化研究会,電子装. 野の方々には同分野にご関心を持っていただく一助となるこ. 置設計技術研究会,設計技術研究会,SLDM 研究会と変更. とを切望している.. し,一昨年発足 30 周年を迎えた.SLDM 研究会の企画によ. 最後に,本特集にご投稿いただいた著者各位,特集編集委. る特集は 1999 年 4 月を最初として,2000 年 4 月,2001 年 4. 員会幹事を勤めていただいた稲森   稔( NTT ) ,特集編集委. 月,2002 年 5 月と毎年連続して発行され,今回の 2003 年 5. 員,査読者,学会事務局の各位に感謝申し上げる.. 月発行で 5 度目となる.SLDM 研究会の運営委員会には日本. 「システム LSI の設計技術と設計自動化」特集編集委員会. の主要電子機器製造企業と大学の,システム LSI に関する研. • 編集長(ゲストエデ ィタ). 究活動を行っている研究組織の代表が結集しており,運営委. 藤田昌宏( 東京大学). 員会委員を中心に組織した特集編集委員会はいずれの回も適 切な査読者の割当と編集を実行できたものと自負している. 本特集の編集にあたっては学会のゲストエディタ制度を利 用し,15 名からなる特集編集委員会を組織して,論文の公募, 査読,編集を行った.編集委員の選定においては,SLDM 運. • 幹事 稲森  稔( NTT ). • 編集委員( 50 音順) 井口幸洋( 明治大学)伊藤和人( 埼玉大学)小栗  清 ( 長崎大学 )木村晋二( 早稲田大学 )篠木  剛( 三重. 営委員が中心となっているが,企業と大学のバランスに留意. 大学)高木直史( 名古屋大学)寺井秀一( 立命館大学). し,考えられるすべての分野の専門家が総合的に含まれるよ. 寺 井 正 幸( 三 菱 電 機 )冨 山 宏 之( ISIT )沼  昌 宏. うに SLDM 運営委員以外からも人材を求めた.論文公募に. ( 神 戸 大 学 )橋 本 昌 宜( 京 都 大 学 )松 永 裕 介( 九 州. おいては,システム LSI を中心とした電子システムの設計. 大学)湊  真一( NTT ). 事例,設計技術,設計自動化技術に関する論文の投稿を幅広 † 東京大学大学院工学系研究科電子工学専攻. 1189.

(2)

参照

関連したドキュメント

【CSV ファイルをメモ帳で確認】 CSV ファイルを確認・編集するときは、テキストエディタで確認するとよいと聞きました。

大村市雄ヶ原黒岩墓地は平成 11 年( 1999 )に道路 の拡幅工事によって発見されたものである。発見の翌

(2) 払戻しの要求は、原則としてチケットを購入した会員自らが行うものとし、運営者

第 1 項において Amazon ギフト券への交換の申請があったときは、当社は、対象

・2月16日に第230回政策委員会を開催し、幅広い意見を取り入れて、委員会の更なる

収入の部 学会誌売り上げ 前年度繰り越し 学会予算から繰り入れ 利息 その他 収入合計 支出の部 印刷費 事務局通信費 編集事務局運営費 販売事務局運営費

収入の部 学会誌売り上げ 前年度繰り越し 学会予算から繰り入れ 利息 その他 収入合計 支出の部 印刷費 事務局通信費 編集事務局運営費 販売事務局運営費

○池本委員 事業計画について教えていただきたいのですが、12 ページの表 4-3 を見ます と、破砕処理施設は既存施設が 1 時間当たり 60t に対して、新施設は