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Academic year: 2021

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(1)

学位授与番号:甲1088号

氏 名:安藤精貴

学位の種類:博士(医学)

学位授与日付:平成30年12月26日

学位論文名:

24・hourglycemicvariationsindrug・naIvepatientswithtype2diabetes:a continuousglucosemomtoring(CGM)‑basedstudyb

(持続血糖モニター(CGM)を用いた薬物治療を受けていない2型糖尿病患者に おける24時間の血糖変動に関する検討)

学位論文審査委員長:教授佐々木敬

学位論文審査委員:教授松島雅人教授松浦知和

東京慈恵会 医科大学

電子署名者 : 東京慈恵会医科 大学 DN : cn=東京慈恵会医科大学, o, ou, [email protected], c=JP 日付 : 2019.07.06 15:23:45 +09'00'

(2)

論文要旨

氏名 安藤精貴 指導教授名 宇都宮

主論文

24‑hourglycemicvariationsindrug・naivepatientswithtype2diabetes:

acontinuousglucosemonitoring(CGM)・basedStudyも

(持続血糖モニター(CGM)を用いた薬物治療を受けていない2型糖尿病患者における 24時間の血糖変動に関する検討)

myotakaAndo,RimeiNishimura,DaisukeTbUjino,ChiakiSeo,

KazunoriUtsunolnlya

PLoSOne.2013;8(7):e71102 要旨

【背景・目的】

近年、食後高血糖の改善が心血管疾患による死亡の予防に重要であることが報告され ている.食後高血糖の改善には食後血糖変動の詳細な把握が必要であるが、 2型糖尿病 患者における食後の詳細な血糖変動について、持続血糖モニター(CGM)を用いて検 討した報告はわずかで、これらの報告では薬物治療を受けている患者が多数含まれてお り、本来の2型糖尿病患者における食後血糖の変化を評価するのは難しくなる。したが って本研究では、CGMを用いて、薬物治療を受けていない2型糖尿病患者の血糖変動 の詳細を明らかにすることを目的とした。

【方法】

対象は2007年から2012年に入院した薬物治療を受けていない2型糖尿病患者30名。

対象者にCGMを行い、入院直後の連続24時間のCGMデータを用いて解析を行った。

【結果】

朝、昼、夕食後の血糖ピーク値までの時間は83分、 70分、85分で、夕食後が最大 であった。低HbA1c群と高HbA1c群の比較では血糖変動の指標となるSDは、高HbA1c 群の方が有意に高値で、食後血糖ピーク値に至るまでの時間は、朝・夕食後で高HbA1c 群の方が有意に長かった。HbA1c値別の4群の比較では、平均血糖値、食前血糖値、

食後血糖ピーク値は第1群から第4群まで段階的な増加を認めた。

【結論】

日本人の2型糖尿病患者で薬物治療を受けていない場合には、食後血糖ピーク値に至 るまでの時間は70.85分で、高HbA1c群は低HbA1c群に比べて血糖の変動が大きく、

平均血糖値、空腹時血糖値、食後血糖ピーク値は、HbA1c値が高くなるにつれて段階

的な上昇を認めた。

(3)

学位論文審査結果の要旨

安藤氏の公開学位審査会は、松浦知和(ともかず)教授、松島雅人教授と私、

佐々木の三人の審査委員、並びに宇都宮教授、西村教授のご臨席のもとに、去る

(平成30年) 11月26日に行われました。冒頭、安藤氏より研究内容のプレ ゼンテーションが行われ、続いて口頭試問に移りました。口頭試問においては、

各審査委員より質問がなされました

・前方視的研究であるが研究実施にあたっては、どのようにInhrmedconsent を取得して行ったのか?

・HbA1cによる層別解析において、観察された結果はインスリン分泌能に照ら してどう解釈されるのか?

.一日の尿中C‑ペプチド排泄量の測定だけでは、インスリン分泌の「全体量」

を推定できても、その「日内変動」はわからないはずである。それをどのように 考えるのか?

など、様々な質問がありましたが、安藤氏はこれらに対して、本研究方法の限界 についても示しながら、回答いたしました。

なお、審査用論文については、

・緒言におけるresearchquestionを具体的に示す必要がある。すなわち、 何 を知るために"、 何を測定した"のか、そしてそれにより"何がわかったのか"?に ついて、より具体的に記載する必要があること、

・論文中の表の段組がずれていること、

・originalの欧文の論文の内容だけではなく、関連する自身の研究成果も示しな

がら考察を加えた方が良い、

という意見が出たため安藤氏に修正を求めたところ、後日、この意見に沿って適 切に修正されたことを確認いたしました。

以上を勘案し、審査委員の松島正人教授、並びに松浦知和教授とともに慎重に 審議した結果、本研究は薬物治療を行なっていない日本人2型糖尿病における、

血糖の日内変動を調査したもので、他には観られないオリジナリティのある研 究であること、そして今後の薬物治療、特にインスリン製剤を用いた治療の最適 化に役立つと考えられることから糖尿病治療学における意義は大きく、本研究

は学位を授与するに値するものであると判断した次第であります。

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