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(1)

エイズ予防に関する学校健康教育プログラム開発の研究動向

‑Secondary Schoo l の生徒を対象としたプログラムー

渡 部 基

A Review of Studies on Secondary School‑based AIDS  Prevention Programs in Foreign Countries 

Motoi WATANABE  (1993年1021日受理)

The development o{  AIDS education programs {or J apanese adolescents is  sti1l in' its  infancy.  In  order to make .contributions to the developmenta few research papers on secondary  school‑based programs designed to  prevent AID'S for students were reviewed to determine  trends in  the development as well  as measures and methods o{ evaluation  in {oreign countries. 

1 . 緒 言

近年,エイズ患者が世界各国で急激に増加し,エ イズ予防は迅速な対応が迫られる健康問題の一つで ある。厚生省エイズサーベイランス委員会の報告に よると,日本においても平成4年のエイズ患者・感 染者は493人で,平成3年の2倍以上のスピードで 増加し, 20歳代が全体の半分以上を占めている。エ イズの原因となるヒト免疫不全ウィルス (H1 V)  には潜伏期聞が10年前後あることを考えた場合,性 的活動が感んになりはじめる10代の青少年,特に 高校生がHIV感染の予防対策の重要な対象と なる

中・高校生を対象としたHIV感染予防を推進す る最も有効な方法として考えられるものが教脊であ るい"。 エイズ予防教育には様々な機会が考えら れるが,そのーっとして重要なものが,学校におけ るエイズ予防教育である6η

日本においては,中高校生を対象とした学校に おけるエイズ予防教育プログラムカ端々な形で行わ れているトωしかし,それらのプログラムは試 行錯誤の段階であり,それぞれの試みの有効性を実 証するまでには至っていない。

一方,諸外国では,十分とはいえないまでも学校 におけるエイズ予防教育プログラムを作成し,その 有効性について検証している実証的研究がみられ

こうじた研究について,その教育方法や教育内容,

そしてそれらの効果の観点から整理し得られた知見 平成 6年 2

は,今後の日本におけるエイズ予防に関する学校健 康教育プログラム開発の研究に重要な手がかりを与

えるものである。

そこで,本研究は,諸外国で行われているエイズ 予防に関する学校健康教育プログラム開発に関する 研究の動向について,プログラムの教育内容教育 方法およひ'その効果に焦点を当てながら概観するこ

とを目的としている。

II.対象の限定

従来の青少年を対象としたエイズ予防に関する学 校健康教育プログラム開発の研究をレピューしてい る者は全体としての研究の遅れもあって多くはみら れない。特 に , 日 本 の 中 ・ 高 校 生 段 階 に あ た る Secondary Sehoolの生徒を対象としたものは少な

、。

Fisher, J .D. and Fisher, W. A. 13)は,様々な 対象に対するエイズ予防教育プログラム開発に関す る研究をレビューする中で,青少年に対するエイズ 予防教育プログラム開発に関する研究について検討 している。また, Alteneder, R. R. et al.I')も,自 らのエイズ予防教育プログラムを試みる前段階とし Secondary Schoolの生徒を対象としたエイズ 予防教育の主なプログラムを概観している。

本稿では,これらの研究を主として,近年の研究 も 加 え な が ら , 日 本 の 中 ・ 高 校 生 段 階 に あ た る Secondary Schoolの生徒を対象とした研究に限定

して検討した。

(2)

エイズ予防に関する学校健康教育プログラム開発の研究動向

m .

プログラムの教育内容・教育方法およびその効

会プログラムの教育内容・教育方法およびその効 朱の概略は,表123に示したiい叫。

本稿では,プログラムの研究対象の校種別に概観 する。すなわち. 1) Junior High Schoolの生徒を 対象としたプログラム. 2) High Schoolの生徒を 対象としたプログラム. 3) Junior High (Middle)  SchoolHighSchoolのそれぞれの生徒を合わせて 評価しているプログラムの3つである。なお,論文 の紙幅もあり,特にプログラムの教育内容は, 概略 的に記されているものがほとんどであるしたがっ て,ここで検討するも,のは論文に明記されている部 分であり,限定的なものである

1. Junior High Schoolの生徒を対象としたプログ ラム

Junior High Sch

lの生徒を対象とした研究には、

AltenederR.R.  et al. 1.), Hamalainen, S.  and  Keinanen‑Kiukaanniemi, S.IRuder.A.M. et al. 

1'), Brown, L.K. et aJ.酬によるものがみられる。

これらのプログラムは,主にエイズに関する知識 の向ょをねらいとしている。しかし,中には,エイ ズ患者に対する差別的,社会防衛的態度を払拭した

H 1 V感染につながる危険な行動に対する態度 の抑制をねらいとしているものもみられる。また,

効来の測定方法は,すべて質問紙法を用いており,

うち半数は対照群を設定した上で野価を行ってい る。プログラム実施から評価までの期間は,約10 から6週間まで多様である。以下,個々の研究につ いて共体的に述べる。

AltenederR.R.  et al.l.) 7学年と 8学年の 生徒それぞれを対象として,鱗義,スライド,生徒 同士のデイスカッションを用いた 1時間のプログラ ムの効果について対照群を段定し検討している。そ の教育内容は,エイズの定義,潜伏している感染者 についての論議,感染経路,免疫機能,

H  1  V .

こ感

S

食する危険な行動,エイズを予防する行動などであ る。その結果, 2週間後.7学年および8学年では,

対照群に比してプログラム実施群の方がエイズに関 する知臓が有意に向上した。さらに, 8学年では,

プログラム実施群において,実施前に比してエイズ 患者に対する態度が寛容に有意に変容した。

Hamalainen, S.  and Keinanen‑Kiukaanniemi,  S.I$) 9学年の生徒を対象として,講義とコン

ドームの使い方の実演を用いた45分のプログラム の効巣について対照群を設定し検討している。そ の内容は,エイズの歴史,エイズ以外の性的感染症,

HIV感染の症状,性病の予防.H 1 V感染と感 染者に対する態度などである。その結泉.6週間後,

プログラム実施群において,実施前に比してエイ ズに関する知識が有意に向上した。

Ruder.  A.M. et al.同は. 7学年の生徒を対象 として..幾,ピデオ,スライドを用いた75分のプ ログラムの効果について検討しているその内容は,

エイズの現状,感染経路,免疫機能,エイズ発見当 時の状況、 ARCAIDSのちがい,エイズの症 状,血液検査などである。その結果.10‑14週間後,

プログラム災施群において.実施前に比してエイズ に関する知織が有意に向上した。

Brown, L.K. et al.闘は. 7学年の生徒を対象 として.3惨殺,ピデオ,クラスデイスカッションを 用いた45分X2時間のプログラムの効果について検 討している。その内容は,エイズの定義,症状の進 行段階.H 1 Vの感染経路, H 1 V.こ感染する危険 な行動などである。その結果. 3逓間後,プログラ ム実施群において,実施前に比してエイズに関する 知識が有意に向上し,エイズ患者に対する態度が寛 容に有意に変容した。さらに.H 1 V感染につなが る危険な行動に対して有意に消極的な態度を示し た。

2. High Sch

lの生徒を対象としたプログラム High Schoolの生徒を対象とした研究には.Jem.  mott, 

m

, J. B.  et  al.同、FarleyT. A. et al. 1 Ruder. A.M. et al.叫、BrownL.K. et al.刷、

Huszti. H. C.  et al. 2%)JohnsonJ. A. et  al. 23) Miller, L. and Downer, A.)によるものがみられ る。

これらのプログラムは.Junior  High Schoolにお ける研究と問機に,主にエイズに関する知織の向上 をねらいとしているしかし,中には,エイズ患者 に対する差別的社会防衛的態度の払拭.H 1 V感染 につながる危険な行動に対する態度,意志の抑制,

HIV感染予防行動に対する態度の促進など,行動 により大きく影響を与えようとする変数の変容をね らいとしているものもみられる。また,効果の測定 方法bJ unior High Schoolにおける研究と問機に,

すべて質問紙法を用いているうち約半数は対照群 を設定した上で評価を行っている。プログラム実施 から評価までの期間は、直後から1ヵ月まで多織で 秋岡高専研究紀要第29号

(3)

ある。しかし.Junior High Schoolにおける研究と 呉なり、 3ヵ月後における追跡調査など,プログラ ムの長期的影響について検討しているものもみられ る。以下,個々の研究について具体的に述ぺる。

Jemmott

m

, J.B. et al.ゅは,10.  11. 12学年 の生徒を対象として,ピデオ,グ』ム,練習問題,ロー ルプレイ,コンドームの使い方の実習を用いた5 間のプログラムの効果について対照群を設定し検討 している。その内容は,エイズや性感染症の知識,

危険な性行動につながる態度などである。その結果,

プログラム実施直後,プログラム実施群において,

対照群に比してエイズに関する知織が有意に向上 し.V感染につながる危険な行動に対する積極 的態度及びその意志、が有意に減少した。さらに, 3 月後でも,エイズに関する知織の向上やHIV感染 につながる危険な行動に対する積極的意志の減少が 維持され,アナルセックスなどのHIV感染につな がる危険な性行動も減少した。

Farley. T.A. et al. 12学年の生徒を対象 として,ピデオ,講義,グJレープデイスカッション を用いた45X2時間のプログラムの効果について 対照群を設定し検討している。その内容は,性的お よび母子感染、日常の接触や昆虫による感染の否定,

薬物使用,性的節制,コンドーム使用の大切さ,特 定のリスク群.H 1 V感染の範囲. H 1 V感染から エイズへの進行などである。その結果. 1ヵ月後,

プログラム実施群において,対照苦手に比してエイズ に関する知識が有意に向上した。

Ruder. A.M. et  al.lは.10.  11.  12学年の生 徒を対象として,講義とビデオを用いた75分のプロ グラムの効果について検討している。その内容は,

エイズの現状,感染経路,免疫機能,エイズ発見当 時の状況, ARCとAIDSのちがい,エイズの症 状,血液検査などであるその結巣.10‑14週間後,

プログラム実施群において,実施前に比してエイズ に関する知識が有意に向上した。

Brown, L.K. et al. 10学年の生徒を対象 として,講義,ピデオ,クラスデイスカッションを 用いた45X2時間のプログラムの効果について検 討している。その内容は,感染症の説明,エイズの 定幾,感染経路,治療の研究,エイズの症状,エイ ズおよびエイズ患者に対する態度,エイズに関する 統計資料(流行、底療費等)などである。その結果,

3週間後,プログラム実施群において,実施前に比 してエイズに関する知識が有意に向上し,さらにエ イズに対する対処行動がより順応的になった。

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平成62

uszti. H. C.  et al. 10学年の生徒を対象 として,鱗義を用いた45分のプログラムとピデオを 用いた45分のプログラムのそれぞれの効楽について 対照群を股定し検討している。その内容は,エイズ についての知機である。その結果,プログラム終了 直後,どちらのプログラム実施群においても,実施 前に比してエイズに関する知識カ堵意に向よし,エ イズ患者に対する態度が有意に寛容に変容した。ま た.H 1 V感染予防行動に対して有意に積極的態度 を示した。さらに. 1ヵ月後においても,エイズに 関する知織の向上とエイズ患者に対する寛容な態度 変容は維持されていた。

Johnson, J. A. et al. 23) HighSchoolの生徒を 対象として,ピデオ,パンフレットを用いた45分×

2時間のプログラムの効果について検討している その内容は,ウィルスの起源や感染経路などのエイ ズに関する知識である。その結果. 1選間後,プロ グラム実施群において,実施前に比してエイズに関 する知機が有意に向上した。

Miller. L. and Downer. A.} 11学年の生徒 を対象として,ピデオ,パンフレット,デイスカツ ションを用いた50分のプログラムの効泉について検 討している。その内容は、エイズの定義, H 1 Vと 体液,エイズの進行段階と症状, H 1 V感染の世界 の動向,予防対策の重要性,ワクチンや予防方法の 研究の必要性,エイズ坑体血液検査の積極的意味と 消極的意味などである。その結果, 1週間後,プロ グラム実施群において,実施前に比してエイズに関 する知恥堵意に向上し,エイズ患者に対する態度 が寛容に有意に変容した。さらに。 8遁間後,対照 群を股定し比較したところ,その知機およぴ態度の 効果は有意に維持されていた。

3. J unior High (Middle) SchoolHighSchoolのそ れぞれを合わせた生徒を対象にしているプログ

ラム

Junior High (Middle) SchoolHighSchoolHigh Schoolのそれぞれを合わせた生徒を対象にしている 研究には.Brown, L.K. et aJ."', DiClementeR.].  et  al. %1)によるものがみられる。

これらのプログラムは,エイズに関する知識の向 上およびエイズ患者に対する差別的社会防衛的態度 の払拭をねらいとしている。また,効巣の測定方法 も他と同様に,いずれも質問紙法を用いて対照群を 設定したよで評価を行っている。プログラム実施か ら評価までの期間は,直後あるいは3通関である。

(4)

‑96 ‑

エイズ予防に関する学校健康教育プログラム開発の研究動向

以下.個々の研究について具体的に述べる。

Brown, L.K. et al.'1)は, Junior High School HIgh Schoolの生徒を対象として,

E

持続ピデオ,

クラスデイスカッション,ゲストによる鰐話,パン フレットを用いた平均 4.7時間分のプログラムの効 柴について対照群を設定し検討している。その内容 は,エイズの定義,感染経路,エイズの徴候・症状,

予防方法.地域での対策などである。その結果,週間後,プログラム実施群において,実施前に比し てエイズに関する知識カf有意に向上し,エイズ患者 に対する態度が寛容に有意に変容した。さらに, H IV感染予防行動に対して有意に積極的な意志を示 した。また,知識については,対照群と比較しでも 有意に向上した。

DiClemente, R.J. et  al. 21)は, MIddle School High Schoolの生徒を対象として,ピデオ,練習問題,

ローJレプレイ,グループデイスカッションを用いた 3日間のプログラムの効果について対照苦手を設定し 検討している。その内容は,エイズおよびほかの性 感染症の原因,治療,予防などである。その結果.

プログラム実施群において,実施前に比してエイズ に関する知織が有意に向上し,エイズ患者に対する 態度も寛容に有意に変容した。

N .  

おわりに

以上、SecondarySchoolの生徒を対象としたエイ ズ予防に関する学校健康教育プログラム開発の研究 について,教育内容・教育方法およびその効果に焦 点を当てながら概観した。

近年,日本においても,大学生を対象としたエイ ズ予防に関する学校健康教育プログラムの効果につ いて検討したものがいくつかみられか制'エイズ 予防教育プログラムの効果を実証しようとする試み がおこなわれつつある

一方,中・高校生を対象としたエイズ関連のビデ オ教材ト畠l,マンガ揖l,パソコンソフト"など,

多様なアプローチによるエイズ予防教脊教材も作成 されてきている。

今後,中・高校生を対象として様々なアプローチ によるエイズ予防に関する学校健康教育を試み,前 述したプログラム開発の研究に学びつつ,その効果 にどのようなちがいがみられるのか,それらのアプ ローチの有効性を実証する研究が進められなければ ならない。

a

穏を終えるにあたり,懇切丁寧なるご指湧いただ いた筑波大学体育科学系森昭三教授をはじめ、同学 健康教育学研究室の皆様,秋田大学教育学部野津有 司助教授,秋田工業高等専門学校保健体育科高橋恒 雄教授に感謝いたします。また,文献収集にあたっ て,秋岡工業高等専門学校庶務諜図書係長加賀谷飽 悦氏にご支援をいただきました。ここに記して深鋤 いたします。

文献 (Reference)

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のためのエイズ教育読本,839,学事出版.1993 8)高橋一枚:エイズをクイズに採る中での性交=

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秋田高専研究紀要第29号

(5)

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25)野津有司・渡部基:H 1 V!感染に関するシュミ レーションゲームを導入に用いた講義の効果

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B

768, 1993 

26)野津有司・渡部基:HIV感染に関するシュミ レーションゲームを導入に用いた講義の効果

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27)藤沢邦彦:大学一年生に対するエイズ教育の試 み,いばらき体育・スポーツ科学, 9, 37‑45,  1993 

28)徳永奈穂子,宗像恒次,石原美和:大学生のエ イズ教育の効果測定,第8回日本保健医療行動 科学会大会抄録集, 32, 1993 

29)村田務・森昭三:AIDS予防教育における行 動科学的アプローチの効果,第39回日本学校保 健学会講演集, 332, 1992 

30)エイムズメディア:ストップエイズ, 25 本ピクター

31)エイムズメディア:エイズとたたかう, 30 B本ピクター

32)武田敏:暖かい心で考えようエイズ,安井電子 出版

33)山口剛:追求, A 1 D Sの真実,会3巻(各15 分).ジャパンライム

34)山崎修道・桜井賢樹:エイズとその予防,エイ ズとその予防, 30分,大修館舎庖

35) (財)エイズ予防財団:エイズ, 20分,学事出

36)エイズ教育研究会:まんが ひぷ <H1 V> 

Ken Yuki‑エイズを正しく理解し予防しよ う,ぎょうせい

37)エイズ教育用パソコンソフトストップ!

A 1 D S,大修館書庖

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16) Jemmott. 

m

, J.B., Jemmott. L.S. and Fong,  G. T.: Reductions in HlV risk‑associated sex.  ual behaviors among black male adolescents :  effects of an AIDS prevention intervention.,  American Journal of Public  Health.  82(3),  372‑377, 1992 

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18) Farler, T.A., Pomputius. P.F..  Sabella,  W., Helgerson. S.D.  and Hadler, J.L. 

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21)  DiClemente. R.J ,. Pies, C.A..  Stoller.  E.J..  Straits. C.. Olivia. G.E.. Haskin, 1.  and  Rutherford.G.W. : Evaluation of school‑based  AIDS education curricula in San Francisco..  10urnal of Sex Research, 26. 188‑198, 1989  22) Huszti.  H.C., Clopton. J.R. and Mason. 

P.J. : ACQuired immunodeficiencysyndrome  education program : Effects on adolescents'  knowledge and attitudes..  Pediatrics.  84.  986994.1989 

23) 10l1nson, 1.A..  Sellew. J.F.. Campbel l A.E., Haskell. E.G., Gay A.A. and Bell.  平成62月

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(6)

エイズ予防に関する学校健康教育プログラム開発の研究動向

著者(出版年)

Alteneder. R. R. et  al.  (1992) 

Hamalainen. S. and  Keinanen‑Kiukaanniemi .S. 

(1992) 

Jemmott, 

J. B. et  al.  (1992) 

Brown. L. K. et  al.  (1991) 

Farley , T. A. et  al.  (1991) 

Ruder.A. M.et al.  (1990) 

Brown.L.K.et al.  (1989) 

DiClemente. R.]. et  al.  (1989) 

Huszti.H.C.et al.  (1989) 

Johnson.J. A. et al.  (1988) 

Miller .L.and Downer A. 

(1988) 

表1 青 少年に対するエイズ予防教育プログラムの教育内容

学 年 主 な 内 容

7.8 

エイズの定義潜伏している感染者についての論議 感 染 経 路 免 疫 機 能 HIVに感染する危険な行動 エイズを予防する行動

エイズの歴史 エイズ以外の性的感染症 HIV感染の症状性病の予防

HIV感染と感染者に対する態度

10.11.12  エイズや性感染症の知識危険な性行動につながる態度

エイズの定幾感染経路エイズの徴候・症状 Junior high 

。, 予防方法地減での対策 Hiszh 

 

エイズ感染につながる危険な行動

性的および母子感染

12  臼常の接触や昆虫による感染の否定

薬物使用、性的節制、コンドーム使用の大切さ

特定のリスク群、 HIV感染の範囲、 HIV感染からエイズへの進行エ イ ズ の 現 状 感 染 経 路 免 疫 機 能 エ イ ズ 発 見 当 時 の 状 況

ARCとAIDSの ち が い エ イ ズ の 症 状 血 液 検 査 10.11.12 

エイズの定義症状の進行段階

IVの感染経路 HIVに感染する危険な行動 10  感染症の説明 治療の研究 エイズに関する統計資料

エイズの定義 エイズの症状 (流行、医療費など) 感染経路エイズ及びエイズ患者に対する態度

Middle. High  エイズ及び他の性感染症の原因、治療、予防

10 

High 

11 

エイズについての知織

ウイJレスの起源や感染経路などエイズの知識

エイズの定義 HIVと体液 エイズの進行段階と症状 HIV感染の世界の動向予防対策の重要性

ワクチンや予防方法の研究の必要性

エイズ坑体瓜L液検査の積極的意味と消極的意味

秋田高専研究紀要第29

(7)

2

著者(出版年)

A1teneder, R. R. et  al.  (1992) 

Hama1ainen, $. and  Keinanen‑Kiukaanniemi, S. 

(1992) 

Jemmott, 

.B.et al. 

(1992) 

Brown,L.K.et al.  (1991) 

Farley,T.A.et al.  (1991) 

膏 少年に 対 するエイ ズ予防教 育プ ロ グ ラ ム の 教 育 方 法

学 年 実験群1) 対照群1) 方 法 " 時 数 7  256  140 

2

務義,スライド 1 時間

ディスカッション

8  312  369 

~

ま奪戦

9  100  118 コンドームの使い 45分 方の実演

ピデオ,ゲーム,

10,11,12  85  72  練習問題,ロールプレイ 5時間

Junior  high,High 

12 

2378  331 

186  234 

コンドームの使い方の実演

講義,ピデオ,

クラスデイスカγション, パンフレγ,ト ゲストによる講話

ビデオ. . グル"プディスカ7ション

4.7時間

45分X 2回

7  254  ‑ . . 幾 , ピ デ オ , 75 Ruder A. M .et al.  スライド

(1990)  10,11,12  129  ‑ ~ 75分

7  174  驚幾,ピデオ, 45分X2 Brown, L. K .et  al. 

(1989) 

DiClemente, R.1 . et  al.  (1989) 

Huszti, H. C. et al.  (1989) 

1ohnson 1. A. et a1.  (19回)

Miller, L. and Downer, A. 

(19鵠)

10 

Midd1e, High 

10 

High 

11 

139 

366 

153  131 

1294 

114 (1週間後) 53(8週間後)

1)特に明記がない限り事後時点の人数を示す 2)補足的な講義は明記していない

平成62月

273 

164  164 

50 

デヲス'1'0.カ?ション

'

ピデオ,練習問題.

ロールプレイ,

グループディ;吋7ション

続殺 ビデオ

3回

45分 45分

ピデオ,パンフレ7ト 45分X 2回

ピデオ,パンフレット

デイスカッション 50

(8)

エイズに関する学校健康教育プログラム開発の研究動向

3 青少年に対するエイズ予防教育プログラムの効 果1) (知融・態 度その他) 著者(出版年) 学 年 評価インターパル幻 知 織 態 度 " その他3)

Alteneder, R. R. et al.  (1992) 

Hamalainen, S. and  Kein:lnen‑Kiukaanniemi, S. 

(1992) 

Jemmott, 

J. B.et a1.  (1992) 

BrownL.K.et  a1.  (1991) 

Farley, T. A. el a1.  (1991) 

RuderA.M.et a1.  (1990) 

BrownL.K.et a1.  (1989) 

iClemenle.R. J et  a1. 

(1989) 

lluszti H. C. el a1.  (1989) 

Johnson J . A. et  al.  (1988) 

Miller.L.and DownerA.  (1988) 

1)野価方法はすべて自民式質問録法

7  2週 間 対 く 実 O  8 

1011.12 

Junior  high.High 

12 

7  10.11.12 

7  10 

Middle, High 

10 

High 

11 

2週 間 対 く 笑 前く後

6週 間 前 く 後

直 後 対 く 実 3 対く笑 対く笑

3週 間 前 く 後 対く笑

1ヵ 月 対 く 笑

10‑14目 前 く 後 10‑14目 前 く 後

3週 間 前 く 後 前く後 3遊 間 前 く 後

直 後 前 く 後

直 後 前 く 後 前く後 1ヵ 月 前 く 後

1週 間 前 く 後

1週 間 前 く 後 8週 間 対 く 笑

。 O(

寛容)

(危険)

(危険意志)

。 O(

危険意志)

O (危険行動)

o  0 

(寛容)

(危険意志)

。 。

o  0 

(寛容)

O(

危険)

o  0 

(寛容)

(対処技術)

。 O(

寛容)

o  0 

(寛容)

O(

予紡)

o  0 

(寛容)

o  0 

(寛容)

o  0 

(寛容)

2) 授察終了から事後.~までの期間.対<実:プログラム実施後において対照撲に比して実純鮮の万古吻果がある.

前<後.:真純砕においてプログラム実施術に比して実施後の方由吻果がある

3)寛容:HIV感熟考に対して寛容な態度をとる.危険:HIVに感染する可能性市鳴い危険な行動を回避する .予防:HIV感染を予防する感度をとる.対処筏術:HIV感染者に対して適切な行動をとる

秋回高専研究紀要第29

表 2 著者(出版年) A 1 t e n e d e r ,  R. R .  e t   a l .  ( 1 9 9 2 )  Hama1ainen , $ .  and  K e i n a n e n ‑ K i u k a a n n i e m i , S .  ( 1 9 9 2 )  Jemmott ,  m , J 

参照

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