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- はじめに - この資料は 子ども 子育て支援新制度 の枠組みのもと 小規模保育事業の整備にあたって基本的な事項について要約したものです 小規模保育事業の整備をお考えの事業者の方は ご参考にしてください なお 記載内容は 作成日現在のものです 法令や予算の関係で 補助制度などは変更になる場合があり

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(1)

小規模保育事業整備の手引き

-整備希望の皆様へ-

-平成30年1月版-

横浜市こども青少年局

こ ど も 施 設 整 備 課

(2)

- は じ め に - 目 次 第1章 小規模保育事業の概要 1 小規模保育事業とは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 2 小規模保育事業の類型・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 第2章 小規模保育事業の認可 1 小規模保育事業の認可について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 2 事業主体・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 3 整備の方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 4 定員・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 5 事業所の設備等・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 6 連携施設について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8 7 整備経費・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9 8 整備にあたっての留意事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10 9 Q&A・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11 10 その他・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12 第3章 小規模保育事業の運営 1 小規模保育事業への入所・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13 2 保育内容・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13 3 保育責任者・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14 4 職員配置・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14 5 保育時間・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15 6 運営費の助成・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16 7 小規模保育事業の給食・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17 第4章 参考資料 1 小規模保育事業の基準・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18 2 連携施設受諾促進加算の諸条件について・・・・・・・・・・・・・・・・・19 3 児童福祉法(抜粋)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20 この資料は、「子ども・子育て支援新制度」の枠組みのもと、小規模保育事業の整備にあた って基本的な事項について要約したものです。小規模保育事業の整備をお考えの事業者の方は、 ご参考にしてください。 なお、記載内容は、作成日現在のものです。法令や予算の関係で、補助制度などは変更にな る場合があります。また、横浜市から整備費等の補助を受けて小規模保育事業を整備する場合 は、本手引きに記載した内容以外にも、補助金交付の要件として、別途条件を付すことがあり ます。詳細は、公募の際に提示する募集要項にて御確認ください。

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4 児童福祉法施行規則(抜粋)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25 5 子ども・子育て支援法(抜粋)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27 6 子ども・子育て支援法施行規則(抜粋)・・・・・・・・・・・・・・・・・33 7 横浜市家庭的保育事業等の設備、運営等の基準に関する条例・・・・・・・・38 8 横浜市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例(抜粋) ・・・・・・56 9 厚生労働省通知(抜粋)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・58 10 横浜市家庭的保育事業等認可・確認要綱・・・・・・・・・・・・・・・・・75 11 横浜市子ども・子育て支援法確認事務等取扱要綱・・・・・・・・・・・・・81 12 問合先一覧・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・84

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1

第 1 章 小 規 模 保 育 事 業 の 概 要

1 小 規 模 保 育 事 業 と は

平 成 27 年 4 月 1 日 に 施 行 さ れ た 子 ど も・子 育 て 支 援 新 制 度 で 新 設 さ れ た 小 規

模 保 育 事 業 は 、0 ~ 2 歳 児 を 対 象 と し た 、定 員 6 ~ 19 人 の 比 較 的 小 さ な 事 業 で

す 。 ま た 、 認 可 保 育 所 、 幼 稚 園 ( 横 浜 市 私 立 幼 稚 園 等 預 か り 保 育 事 業 実 施 園 )、

認 定 こ ど も 園 の い ず れ か と 、

「 保 育 内 容 の 支 援 」

「 代 替 保 育 」

「 卒 園 後 の 受 け 皿 の

設 定 」 の 連 携 を 実 施 す る 必 要 が あ り ま す 。

小 規 模 保 育 事 業 の 整 備 を 計 画 す る 場 合 は 、 事 前 に 「 こ ど も 青 少 年 局 こ ど も 施

設 整 備 課 」 に 問 い 合 わ せ 、 相 談 を し て く だ さ い 。

2 小 規 模 保 育 事 業 の 類 型

小 規 模 保 育 事 業 に は 、A 型( 分 園 型 )・ B 型( 中 間 型 )・ C 型( グ ル ー プ 型 )の

3 つ の 類 型 が あ り 、 そ れ ぞ れ 求 め る 基 準 が 異 な っ て い ま す 。

A 型 ( 分 園 型 ) は 、 保 育 従 事 者 全 員 に 保 育 士 資 格 を 求 め る も の で 、 認 可 保 育

所 の 分 園 に 近 い 類 型 と な っ て い ま す 。

B 型 ( 中 間 型 ) は 、 保 育 従 事 者 の 必 要 数 の 3 分 の 2 以 上 に 保 育 士 資 格 を 求 め

て お り 、 無 資 格 者 に つ い て は 、 神 奈 川 県 主 催 の 「 子 育 て 支 援 者 研 修 」 等 を 受 講

す る こ と が 必 須 と な っ て い ま す 。

C 型 ( グ ル ー プ 型 ) は 、 現 在 本 市 で 実 施 し て い る 横 浜 市 家 庭 的 保 育 事 業 と 同

様 の 配 置 基 準 で 家 庭 的 保 育 者 を 配 置 す る こ と と な っ て い ま す 。

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2

第 2 章 小 規 模 保 育 事 業 の 認 可

1 小 規 模 保 育 事 業 の 認 可 に つ い て

就 学 前 児 童 数 の 推 移 や 待 機 児 童 数 、 保 育 所 等 の 整 備 状 況 や 他 の 整 備 計 画 の 有

無 、 補 助 金 に よ る 整 備 か 否 か な ど を 考 慮 し 、 保 育 需 要 、 事 業 計 画 、 組 織 体 制 、

運 営 状 況 な ど を 総 合 的 に 審 査 し て 判 断 し ま す 。

2 事 業 主 体

新 た に 小 規 模 保 育 事 業 を 設 置 す る 場 合 の 事 業 主 体 は 、 A 型 ・ B 型 は 社 会 福 祉

法 人 の ほ か 学 校 法 人 、 株 式 会 社 、 有 限 会 社 、 N P O 等 の 法 人 格 を 有 す る 者 で 、

C 型 は 個 人 で も 可 能 で す 。

3 整 備 の 方 法

新 た に 小 規 模 保 育 事 業 を 整 備 す る に は 、 次 の よ う な 整 備 手 法 が あ り ま す 。 事

業 者 の 募 集 に つ い て は 、 横 浜 市 の ホ ー ム ペ ー ジ で 案 内 し ま す の で 、 御 確 認 く だ

さ い 。

い ず れ の 場 合 に お い て も 、 原 則 、 次 年 度 の 4 月 1 日 に 開 園 を し て く だ さ い 。

( 1 ) 自 主 財 源 に よ る 整 備

横 浜 市 か ら の 整 備 費 補 助 を 受 け ず に 、 事 業 者 が 自 己 資 金 で 小 規 模 保

育 事 業 を 整 備 す る も の で す 。 外 部 委 員 へ の 意 見 聴 取 を 経 て 、 認 可 の 可

否 を 判 断 し ま す 。

( 2 ) 建 設 費 の 補 助 を 受 け て 建 物 を 建 設 す る こ と に よ る 整 備

事 業 者 が 確 保 し た 用 地 に お い て 、 横 浜 市 か ら の 建 設 費 補 助 を 受 け て

小 規 模 保 育 事 業 を 整 備 す る も の で , 対 象 は 社 会 福 祉 法 人 、 学 校 法 人 、

公 益 社 団 法 人 及 び 公 益 財 団 法 人 に 限 り ま す 。

( 詳 し く は 、事 業 募 集 時 に

お け る 募 集 要 項 に て 御 確 認 く だ さ い 。)

地 域 の 保 育 ニ ー ズ や 予 算 等 の 状 況 を 踏 ま え 、 外 部 委 員 に よ る 審 査 を

経 て 、 整 備 及 び 認 可 の 可 否 を 判 断 し ま す 。

( 3 ) 改 修 費 の 補 助 を 受 け て 内 装 を 改 修 す る こ と に よ る 整 備

事 業 者 が 確 保 し た 既 存 建 物 に お い て 、 横 浜 市 か ら の 内 装 整 備 費 補 助

を 受 け て 小 規 模 保 育 事 業 を 整 備 す る も の で 、 全 て の 事 業 者 を 対 象 と し

て い ま す 。

( 詳 し く は 、事 業 募 集 時 に お け る 募 集 要 項 に て 御 確 認 く だ さ

い 。)

地 域 の 保 育 ニ ー ズ や 予 算 等 の 状 況 を 踏 ま え 、 外 部 委 員 に よ る 審 査 を

経 て 、 整 備 及 び 認 可 の 可 否 を 判 断 し ま す 。

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3

4 定 員

定 員 は 、 A 型 ・ B 型 は 6 ~ 19 人 、 C 型 は 6 ~ 10 人 で す 。

ま た 、 定 員 の 年 齢 別 内 訳 に つ い て は 、 全 年 齢 の 持 ち 上 が り が 可 能 な 定 員 設 定

と し て い た だ く と と も に 、 地 域 の 保 育 ニ ー ズ に 応 じ て 、 横 浜 市 と の 協 議 に 応 じ

て い た だ き ま す 。

5 事 業 所 の 設 備 等

小 規 模 保 育 事 業 の 認 可 に あ た っ て は 、 横 浜 市 家 庭 的 保 育 事 業 等 の 設 備 、 運 営

等 の 基 準 に 関 す る 条 例 ( 以 下 「 基 準 条 例 」 と い い ま す 。)、 及 び そ の 他 法 令 に 定

め ら れ た 基 準 を 満 た す 必 要 が あ り ま す 。

な お 、 補 助 金 交 付 等 の 要 件 と し て 、 別 途 条 件 を 付 す こ と が あ り ま す 。

( 1 ) 設 備 の 基 準

小 規 模 保 育 事 業 の 設 備 に は 、乳 児 室 又 は ほ ふ く 室 、保 育 室 又 は 遊 戯 室 、

屋 外 遊 戯 場 、 調 理 設 備 、 便 所 及 び 手 洗 用 設 備 が 必 要 で す 。 そ の 基 準 は 、

基 準 条 例 に よ り ま す 。 可 能 な 限 り 医 務 室 も 設 置 し て く だ さ い 。

( 2 ) 保 育 室 等

乳 児 室 又 は ほ ふ く 室 は 、 0 ・ 1 歳 児 1 人 に つ き 3 . 3 ㎡ 以 上 、 保 育 室

又 は 遊 戯 室 は 、 2 歳 児 1 人 に つ き 1 . 9 8 ㎡ 以 上 の 面 積 が 必 要 で す 。

こ れ ら の 面 積 は 、 有 効 面 積 ( 内 法 面 積 か ら 造 付 け ・ 固 定 造 作 物 を 除 い

た 面 積 。) で 算 出 し ま す 。

【 面 積 か ら 除 く 造 り 付 け ・ 固 定 造 作 物 】

(1) 押 入 れ 、 ロ ッ カ ー 、 収 納 ス ペ ー ス 、 子 ど も 用 荷 物 収 納 棚

(2) 吊 り 押 入 れ 、吊 り 戸 棚( 床 上 140cm の 空 間 を 確 保 し た も の は 除 く )

(3) 手 洗 い 器

(4) ピ ア ノ

そ の 他

(1) 面 積 の 算 出 方 法( 内 法・有 効 面 積 )は 、保 育 室 の み に 適 用 し ま す 。

(2) 採 光 面 積 の 基 礎 と な る 床 面 積 は 、 建 築 基 準 法 上 の 基 準 で あ る た

め 、 同 法 の 規 定 す る 床 面 積 ( 壁 芯 ) で す 。

( 3 ) 屋 外 遊 戯 場 ( 園 庭 )

満 2 歳 以 上 の 幼 児 1 人 に つ き 3 . 3 ㎡ 以 上 の 専 用 の 屋 外 遊 戯 場 が 必 要

で す 。

た だ し 、 屋 外 遊 戯 場 を 確 保 で き な い 場 合 、 近 隣 の 公 園 等 ( 児 童 の 歩 行

速 度 で 5 分 程 度 。 概 ね 3 0 0 m 以 内 。) で 代 用 可 能 と し ま す 。

※ ピ ロ テ ィ ー な ど 、 屋 根 、 天 井 が あ り 建 築 面 積 に 含 ま れ る 場 所 は 、 屋 外 遊

戯 場 と し て は 認 め ら れ ま せ ん 。

※ 近 隣 の 公 園 と は 、 都 市 公 園 法 上 の 公 園 を 指 し ま す 。

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( 4 ) 調 理 設 備

定 員 に 見 合 う 設 備 及 び 面 積 を 有 し 、保 育 室 等 と 区 画( 腰 高 程 度 で も 可 。)

し て く だ さ い 。衛 生 管 理 の 点 か ら 、調 理 室 の 入 り 口 に あ た る 場 所 に 前 室 を

設 け 、 手 洗 い 設 備 を 設 置 す る こ と が 望 ま し い で す 。

な お 、 調 理 設 備 に つ い て は 、 衛 生 面 、 作 業 動 線 を 考 慮 し た 設 備 と す る

た め 、 設 計 の 段 階 で そ の 園 の 所 在 地 を 所 管 す る 「 区 福 祉 保 健 セ ン タ ー 生

活 衛 生 課 」 に 御 相 談 く だ さ い 。

給 食 を 連 携 施 設 等 か ら 搬 入 す る 場 合 は 、 加 熱 、 保 存 等 の 調 理 機 能 を 有

す る 設 備 を 備 え て く だ さ い 。

( 5 ) 便 所

定 員 に 見 合 う 設 備 及 び 面 積 を 有 し て い る こ と 。児 童 10 人 に 対 し 、児 童

用 大 便 器 を 1 つ 設 け て く だ さ い 。

( や む を 得 ず 児 童 用 便 器 を 設 置 す る こ と

が で き な い 場 合 は 、 大 人 用 便 器 に 補 助 便 座 を 設 置 す る こ と も 可 。)

ま た 、 調 理 職 員 専 用 の も の や 汚 物 処 理 設 備 の 設 置 が 望 ま し い で す 。

( 6 ) 手 洗 用 設 備

児 童 用 と 職 員 用 を そ れ ぞ れ 保 育 室 内 に 設 け て く だ さ い 。

ま た 、調 理 室 に 調 理 員 専 用 の 手 洗 用 設 備 を 設 け る こ と が 望 ま し い で す 。

( 7 ) 保 育 室 等 を 2 階 以 上 に 設 け る 場 合 の 要 件

保 育 室 等 を 2 階 以 上 に 設 け る 場 合 に は 、基 準 条 例 に 基 づ い て 必 要 な 設 備

を 備 え る 必 要 が あ り ま す 。

ま た 、 保 育 室 を 2 階 に 設 け る 場 合 、 3 階 に 設 け る 場 合 、 4 階 以 上 に 設 け

る 場 合 で 、必 要 な 設 備 に は 違 い が あ り ま す 。児 童 の 安 全 性 等 防 災 上 の 観 点

か ら 、 保 育 室 は 低 層 階 に 設 け る こ と が 原 則 と な っ て い ま す 。

以 下 の 基 準 の ほ か 必 要 な 設 備 は 、 基 準 条 例 第 29 条 を ご 覧 く だ さ い 。

ま た 、別 途 消 防 局 と の 協 議 に よ り 、設 備 設 置 や 防 火 措 置 を 求 め ら れ る 場

合 が あ り ま す 。

基 準 条 例 第 29 条 第 9 号

2 F 3 F 以 上 基 準 内 容 ○ ○ ア 耐 火 建 築 物 も し く は 、 イ 準 耐 火 建 築 物 で あ る こ と 。 ( 建 築 基 準 法 第 2 条 第 9 号 の 3 に 規 定 す る ロ 準 耐 火 建 築 物 は 不 可 で す 。 ) ○ ○ イ (※ 1) 2 以 上 の 階 段 が 設 け ら れ て い る こ と 。 - ○ ウ 保 育 室 か ら 階 段 ま で の 距 離 が 30m 以 下 で あ る こ と 。 - ○ エ 調 理 設 備 が 防 火 区 画 さ れ て い る こ と 。 ( も し く は 、ス プ リ ン ク ラ ー ま た は 、自 動 消 火 装 置 等 が 設 け ら れ て い る こ と 。) - ○ オ 天 井 、 壁 の 仕 上 げ を 不 燃 材 料 で す る こ と 。 ○ ○ カ 乳 幼 児 の 転 落 防 止 措 置 - ○ キ 非 常 警 報 、 火 災 通 報 設 備 - ○ ク カ ー テ ン 、 敷 物 等 の 防 炎 処 理

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※ 1 基 準 条 例 第 29 条 第 9 号 イ

保 育 室 等 設 置 階 根 拠 規 定 2 階 3 階 4 階 以 上 常 用 避 難 用 常 用 避 難 用 常 用 避 難 用 屋 内 階 段 ○ × × × × × 避 難 階 段 建 築 基 準 法 施 行 令 第 123 条 第 1 項 ○ ○ ※ 2 ○ ○ ※ 2 ○ ○ ※ 2 特 別 避 難 階 段 建 築 基 準 法 施 行 令 第 123 条 第 3 項 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 屋 外 階 段 ○ ○ ○ ○ × × 屋 外 避 難 階 段 建 築 基 準 法 施 行 令 第 123 条 第 2 項 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 傾 斜 路 (準 耐 火 構 造 ) 建 築 基 準 法 第 2 条 第 7 号 の 2 × ○ × × × × 傾 斜 路 (耐 火 構 造 ) 建 築 基 準 法 第 2 条 第 7 号 × ○ × ○ × ○ 待 避 上 有 効 な バ ル コ ニ ー 厚 労 省 通 知 平 成 26 年 9 月 5 日 雇 児 発 0905 第 5 号 × ○ × × × ×

※ 2 事 業 所 設 置 階 ま で で 可 。屋 内 と 階 段 室 と は 、バ ル コ ニ ー 又 は 付 室( 4 階

以 上 の 場 合 は 、 階 段 室 が 同 条 第 3 項 第 2 号 に 規 定 す る 構 造 を 有 す る 場 合 を

除 き 、同 号 に 規 定 す る 構 造 を 有 す る も の に 限 る 。)を 通 じ て 連 絡 す る こ と と

し 、か つ 、建 築 基 準 法 施 行 令 第 123 条 第 3 項 第 3 号 、第 4 号 及 び 第 10 号 を

満 た す こ と 。( ← 特 別 避 難 階 段 を 一 部 準 用 )

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( 8 ) そ の 他 の 設 備 等

2 以 上 の 出 口

小 規 模 保 育 事 業 の 児 童 の 安 全 確 保 の 観 点 か ら 、 横 浜

市 建 築 基 準 条 例 第 6 条 の 規 定 に 基 づ い て 、 事 業 所 か ら

建 物 出 口 に 至 る 経 路 を 2 以 上 確 保 し て く だ さ い 。 さ ら

に 、 全 て の 保 育 室 等 に 2 以 上 の 出 口 を 設 置 す る こ と が

望 ま し い で す 。

ま た 、 保 育 室 等 を 2 階 以 上 に 設 け る 場 合 に は 、 基 準

条 例 に 基 づ い て 必 要 な 設 備 を 備 え る 必 要 が あ り ま す 。

食 べ る ・ 寝 る

な ど の 機 能 別

の 空 間

食 事 と 午 睡 を 別 に 行 え る 空 間 が あ る こ と は 、 衛 生 面

か ら も 、 落 ち 着 い て 食 事 が で き る と い う 点 か ら も 、 望

ま し い 環 境 で す 。

温 度 、 湿 度 計

児 童 の 年 齢 や 発 達 状 況 に 応 じ て 適 切 な 温 度 管 理 を す

る こ と は 、 児 童 の 適 応 能 力 を 高 め 、 健 康 な 体 づ く り の

た め に 必 要 な た め 、 温 度 、 湿 度 計 を 備 え る よ う に し て

く だ さ い 。

防 犯 設 備

出 入 り 口 の 電 子 錠 や 機 械 警 備 、 防 犯 カ メ ラ な ど 、 各

施 設 の 状 況 に 合 わ せ て 、 児 童 の 安 全 確 保 の た め に 必 要

な 設 備 を 備 え て く だ さ い 。

安 全 の た め に

必 要 な 設 備

例 と し て 以 下 の 対 応 が 考 え ら れ ま す 。 施 設 の 状 況 に

合 わ せ 、 児 童 の 安 全 の た め に 必 要 な 設 備 を 備 え て く だ

さ い 。

転 落 、園 児 飛 出 し:フ ェ ン ス 、柵 の 設 置 (高 さ や 形 状 に

も 注 意 )、各 保 育 室 や 掃 出 し 窓 に つ

い て 児 童 の 手 の 届 か な い 位 置 に 錠

を 設 置 等

怪 我 : 指 は さ み 防 止 、 ガ ラ ス 飛 散 防 止 、 家 具 等 の 角 端

部 対 応 等

感 電 : コ ン セ ン ト を 児 童 の 手 の 届 か な い 位 置 に 設 置 、

感 電 防 止 コ ン セ ン ト の 設 置 等

地 震 : 家 具 転 倒 防 止 、 蛍 光 管 落 下 防 止 等

設 備 の 更 新 を

見 据 え た 整 備

計 画

建 物 よ り 設 備 の 耐 用 年 数 は 短 い た め 、 将 来 的 な 設 備

機 器 や 設 備 配 管 の 更 新 工 事 を 見 据 え た 計 画 と す る こ と

が 望 ま し い で す 。例 と し て 以 下 の 対 応 が 考 え ら れ ま す 。

・ 取 替 え の た め :

冷 暖 房 設 備 ( エ ア コ ン ) は 壁 掛 け タ イ プ に す る 等

・ 設 備 配 管 の メ ン テ ナ ン ス の た め :

パ イ プ ス ペ ー ス や 地 下 ピ ッ ト の 設 置 等

医 務 室

静 養 で き る 機 能 を 有 す る こ と 。 病 児 の 静 養 、 感 染 症

等 の 園 内 感 染 防 止 を 目 的 と し て 、 区 画 さ れ た 室 と す る

こ と が 望 ま し い で す 。 事 務 室 等 と の 兼 用 も 可 と し ま す

が 、カ ー テ ン 等 で 区 画 を し て く だ さ い 。

( 医 務 室 に は 必

要 な 医 薬 品 等 を 常 備 す る こ と 。)

職 員 の た め の 休 憩

室 や 事 務 室

職 員 の 労 働 環 境 に 配 慮 し 、 職 員 数 に 応 じ た 充 分 な 休

憩 室 ( 休 憩 時 間 に 休 息 で き る た め の ス ペ ー ス ) や 事 務

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7

室 ( 小 規 模 保 育 事 業 に 供 え 置 く べ き 帳 簿 の 保 管 及 び 職

員 の 執 務 の た め の ス ペ ー ス ) を 設 け る こ と が 望 ま し い

で す 。

育 児 相 談 等 を 受 け

る た め の 部 屋 や ス

ペ ー ス

相 談 者 の プ ラ イ バ シ ー に 配 慮 す る た め 、 保 護 者 等 か

ら の 相 談 を 受 け る た め の 専 用 の 部 屋 や ス ペ ー ス が あ る

こ と が 望 ま し い で す 。

調 乳 室 ・ 調 乳 設 備

乳 児 用 設 備 と し て 、 調 乳 室 や 調 乳 の 設 備 を 調 理 室 と

は 別 に 設 け る こ と が 望 ま し い で す 。

沐 浴 設 備 、温 水 シ ャ

ワ ー な ど 体 を 清 潔

に で き る 設 備

児 童 の 皮 膚 を 清 潔 に 保 つ た め 、 温 水 シ ャ ワ ー な ど 体

を 清 潔 に で き る 設 備 を 備 え て く だ さ い 。 0 歳 児 保 育 を

実 施 す る 場 合 は 、 沐 浴 設 備 を 設 け て く だ さ い 。

収 納 ス ペ ー ス

小 規 模 保 育 事 業 の 屋 内 ・ 外 の 環 境 を 良 好 に 保 つ と と

も に 、 災 害 時 の 備 蓄 な ど の た め に も 、 充 分 な 収 納 ス ペ

ー ス を 設 け る こ と が 望 ま し い で す 。

駐 車 場 ・ 駐 輪 場

送 迎 に 自 動 者 ・ 自 転 車 を 利 用 す る 保 護 者 が 増 加 し て

い ま す 。 近 隣 地 域 と 交 通 問 題 を 生 じ さ せ な い よ う 、 設

置 場 所 の 状 況 に よ り 自 動 車 ・ 自 転 車 に よ る 送 迎 が 見 込

ま れ る 場 合 に は 、 十 分 な 駐 車 ・ 駐 輪 ス ペ ー ス を 確 保 す

る こ と が 望 ま し い で す 。

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6 連 携 施 設 に つ い て

小 規 模 保 育 事 業 で は 、 利 用 児 童 に 対 し て 適 正 か つ 確 実 な 保 育 を 行 い 、 ま た 、

利 用 児 童 が 卒 園 後 も 継 続 的 に 保 育 ・ 教 育 を 受 け ら れ る よ う に 連 携 施 設 を 確 保 し

な け れ ば な り ま せ ん 。 近 隣 の 認 可 保 育 所 、 幼 稚 園 ( 横 浜 市 私 立 幼 稚 園 等 預 か り

保 育 事 業 実 施 園 )、 認 定 こ ど も 園 と 覚 書 を 結 ん で く だ さ い 。 連 携 施 設 は 複 数 設

定 し て い た だ い て 構 い ま せ ん 。事 業 申 請 ま で に 整 備 す る 区 こ ど も 家 庭 支 援 課 に

御 相 談 い た だ く こ と も 可 能 で す 。

( 1 ) 連 携 施 設 の 役 割

ア 保 育 内 容 の 支 援 【 必 須 】

集 団 保 育 を 通 じ た 児 童 同 士 の 関 係 づ く り の 機 会 の 設 定 、小 規 模 保 育

事 業 に 対 す る 相 談 や 助 言 、そ の 他 保 育 に 関 す る 支 援 等 を 行 い ま す 。

( 認

可 時 ま で に 必 ず 締 結 し て い た だ き ま す 。)

イ 代 替 保 育 の 提 供 【 任 意 】

職 員 が 急 病 や 休 暇 等 に よ り 保 育 を 提 供 す る こ と が で き な い 場 合 に

代 わ り に 保 育 を 行 い ま す 。( 必 要 な 保 育 従 事 者 数 を 事 業 所 で 確 保 で き

て い れ ば 、 締 結 不 要 で す 。)

ウ 卒 園 後 の 受 け 皿 の 設 定 【 必 須 】

原 則 と し て 開 所 日 ま で に 、利 用 児 童( 2 歳 児 )の 卒 園 後 の 進 級 先 と

な る 施 設 を 確 保 し な け れ ば な り ま せ ん 。 困 難 な 場 合 は 平 成 32 年 3 月

ま で 経 過 措 置 期 間 を 設 け て い ま す 。

( 2 ) 連 携 施 設 受 諾 促 進 加 算

小 規 模 保 育 事 業 の 卒 園 後 の 受 け 皿 の 設 定 や 保 育 の 助 言・相 談 、合 同 保

育 、 行 事 参 加 、 園 庭 開 放 等 の 保 育 内 容 の 支 援 等 の 連 携 を 促 進 す る た め 、

一 定 の 条 件 を 満 た す 場 合 に 、 連 携 施 設 に 対 し て 人 件 費 や 事 務 費 等 の 一

部 に 充 当 す る た め の 費 用 を 助 成 し て い ま す 。( 小 規 模 保 育 事 業 に 対 し て

支 払 わ れ る 助 成 で は あ り ま せ ん 。)

【 第 4 章 参 考 資 料 連 携 施 設 受 諾 促 進 加 算 の 諸 条 件 に つ い て 参 照 】

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7 整 備 経 費

( 1 ) 建 物 建 設 に よ る 整 備

・ 設 計 費 : 概 ね 建 築 費 の 3 ~ 5 % 程 度

・ 建 設 費 : 391,000 円 / ㎡ (※ )程 度 、内 装 に 多 く の 木 材 を 使 用 し た り 、円

形 の 遊 戯 室 を 整 備 す る な ど 特 注 の も の が 必 要 と な る 設 計 、 デ

ザ イ ン に す る と 建 設 コ ス ト が 上 昇 し ま す 。

( ※ ) 平 成 2 6 ~ 2 8 年 度 の 保 育 所 の 整 備 実 績 か ら 算 出

・ 工 事 監 理 費 : 工 事 費 の 約 2 ~ 3 % 程 度 で す 。

・ 備 品 : テ ー ブ ル や イ ス 、 調 理 器 具 、 コ ピ ー 機 、 パ ソ コ ン な ど で す 。

※ 上 記 の 経 費 は 、 平 成 26 年 か ら 28 年 度 ま で の 認 可 保 育 所 の 建 設 費 等 補 助 事 業 に お け る 整 備 実 績 か ら 算 出 し た も の で す 。 小 規 模 保 育 事 業 の 建 設 に お い て は 、 大 き く 変 動 す る 可 能 性 も あ り ま す の で 、 あ く ま で 参 考 値 と し て く だ さ い 。 ※ 補 助 の 対 象 事 業 と し て 整 備 す る 場 合 は 、 独 立 行 政 法 人 福 祉 医 療 機 構 と の 協 議 に よ り 資 金 の 借 入 が で き る 場 合 が あ り ま す 。

( 2 ) 改 修 に よ る 整 備

・ 設 計 費 : 概 ね 改 修 工 事 費 の 3 ~ 5 %

・ 建 物 の 改 修 費 : 規 模 や 改 修 内 容 に よ り 異 な り ま す が 、 横 浜 市 の 補 助 制 度

を 用 い た 過 去 の 事 例 か ら す る と 、 定 員 19 人 の 規 模 の 場 合 、 2,200 万 円 程

度 で す 。

・ 賃 貸 借 物 件 の 場 合 は 、 他 の 契 約 保 証 金 、 賃 借 料 等 が 必 要 で す 。

( 3 ) 社 会 福 祉 法 人 、 学 校 法 人 以 外 の 者 に よ る 整 備

建 設 、改 修 に よ る 整 備 に 関 わ ら ず 、社 会 福 祉 法 人 及 び 学 校 法 人 以 外 の 者 が 小

規 模 保 育 事 業 の 認 可 を 受 け る に は 次 の 費 用 も 必 要 に な り ま す 。

条 文 内 容 第 12条 年 間 事 業 費 の 6 分 の 1 に 相 当 す る 資 金 を 、 普 通 預 金 、 当 座 預 金 等 に よ り 有 し て い る こ と 。 横 浜 市 家 庭 的 保 育 事 業 等 認 可 ・ 確 認 要 綱

(14)

10

8 整 備 に あ た っ て の 留 意 事 項

( 1 ) 建 物 の 要 件

ア 新 耐 震 基 準 ( 昭 和 56 年 6 月 施 行 ) を 満 た す 建 物 で あ る こ と 。

イ 建 築 基 準 法 に 基 づ く 建 築 確 認 済 証 及 び 検 査 済 証 の 交 付 を 受 け て い

る 建 物 で あ る こ と 。

( 2 ) 近 隣 説 明 ・ 近 隣 へ の 配 慮

事 業 所 の 整 備 及 び 運 営 を 円 滑 に 進 め る た め に は 、周 辺 住 民 の 理 解 と 協

力 が 必 要 に な り ま す の で 、 周 辺 住 民 等 に 対 す る 事 業 説 明 会 を 開 催 す る

等 、住 民 の 理 解 と 同 意 を 得 る よ う 努 め て く だ さ い 。ま た 、説 明 状 況 に つ

い て 、 横 浜 市 に ご 報 告 く だ さ い 。

事 業 所 の 設 計 ・ 工 事 施 工 に 当 た っ て も 、 周 辺 の 交 通 状 況 ・ 騒 音 ・ 振 動

等 に 留 意 す る な ど 、 近 隣 ・ 地 域 へ の 配 慮 を お 願 い し ま す 。

( 3 ) 採 光 及 び 換 気 の た め の 開 口 部 の 確 保

乳 児 室 ・ 保 育 室 な ど は 、部 屋 ご と に 、床 面 積( 壁 芯 )の 5 分 の 1 以 上

の 採 光 要 件 ( 十 分 な 採 光 が 可 能 な 窓 の 設 置 ) を 満 た す 必 要 が あ り ま す 。

( 4 ) 周 辺 環 境

整 備 計 画 地 の 周 辺 に 、「 風 俗 営 業 等 の 規 制 及 び 業 務 の 適 正 化 等 に 関 す

る 法 律 第 2 条 」に あ た る 営 業 所 が 所 在 し て い る 場 合 、児 童 の 保 育 環 境 と

し て 大 き な 課 題 が あ る と 考 え ら れ 、申 請 を 受 理 で き な い こ と も あ り ま す

の で 、 予 め 充 分 な 御 確 認 を お 願 い し ま す 。

(15)

11

9 Q & A

小 規 模 保 育 事 業 の 整 備 を 進 め て い く 中 で 、 事 業 者 の 方 か ら よ く い た だ く 質 問

と そ の 回 答 を ま と め ま し た 。

Q 横 浜 市 と 国 と で は 、保 育 所 の 設 備 ・ 運 営 に 関 す る 基 準 に 違 い が あ る か 。 A 屋 外 遊 戯 場 の 設 置 基 準 や 保 育 従 事 者 の 配 置 基 準 に 違 い が あ り 、 横 浜 市 で は 小 規 模 保 育 事 業 を 運 営 す る 場 合 は 、 横 浜 市 の 基 準 を 満 た す 必 要 が あ り ま す 。 Q 小 規 模 保 育 事 業 の 用 途 は 保 育 所 用 途 で な け れ ば な ら な い の か 。 A 小 規 模 保 育 事 業 は 児 童 福 祉 法 に 規 定 す る 児 童 福 祉 施 設 に 該 当 し な い た め 、 保 育 所 用 途 で な く と も 構 い ま せ ん 。 Q 横 浜 市 福 祉 の ま ち づ く り 条 例 整 備 基 準 適 合 証 は 必 要 か 。 A 横 浜 市 福 祉 の ま ち づ く り 条 例 整 備 基 準 適 合 証 は 必 要 あ り ま せ ん 。 た だ し 、 事 業 所 の 延 床 面 積 が 300 ㎡ を 超 え る 場 合 は 、 建 築 局 の 福 祉 の ま ち づ く り 条 例 の 担 当 課 と の 協 議 が 必 要 と な り ま す 。 Q 現 在 運 営 し て い る 認 可 外 の 保 育 施 設 を 小 規 模 保 育 事 業 へ 移 行 さ せ た い の だ が 。 A 小 規 模 保 育 事 業 は 、 周 辺 地 域 の 待 機 児 童 や 保 育 ニ ー ズ の 状 況 な ど を 総 合 的 に 勘 案 し て 、 判 断 し ま す 。 設 備 面 、 運 営 面 に お い て は 、 基 準 条 例 を 満 た す 必 要 が あ り ま す 。 な お 、 事 業 所 へ の 入 所 要 件 の 確 認 及 び 入 所 者 選 考 は 、 各 区 役 所 に お い て 行 い ま す が 、 そ の 結 果 、 現 在 契 約 さ れ て い る 方 が 入 所 で き な い 場 合 が あ り ま す 。 Q 給 食 の 外 部 搬 入 は 可 能 か 。 A 連 携 施 設 や 同 一 法 人 が 運 営 す る 社 会 福 祉 施 設 等 の 調 理 場 か ら 搬 入 す る こ と は 可 能 で す 。 仕 出 し 弁 当 な ど は 認 め ら れ ま せ ん 。 外 部 搬 入 を 行 う 場 合 は 、 小 規 模 保 育 事 業 側 で 、 加 熱 、 保 存 等 の 調 理 機 能 を 有 す る 設 備 を 備 え な け れ ば な り ま せ ん 。 Q 乳 児 室 と 保 育 室 を 同 室 に す る こ と は で き る の か 。 A 同 室 に で き ま す が 、 0 歳 と 1 , 2 歳 の 保 育 ス ペ ー ス を ベ ビ ー ゲ ー ト 等 で 区 画 し て く だ さ い 。 Q ど の 程 度 の 広 さ が あ れ ば 事 業 を 開 所 す る こ と が で き る か 。 A 定 員 に よ っ て 異 な り ま す が 、 19 人 定 員 の 場 合 は 、 床 面 積 が 100~ 120 ㎡ 程 度 あ れ ば 可 能 で す 。

(16)

12

10 そ の 他

整 備 に お け る 木 材 の 積 極 的 な 活 用

横 浜 市 で は 、地 球 温 暖 化 の 防 止 、循 環 型 社 会 の 形 成 、水 源 の か ん 養 等 の た

め 、平 成 26年 4 月 に「 横 浜 市 の 公 共 建 築 物 に お け る 木 材 の 利 用 の 促 進 に 関 す

る 方 針 」 を 定 め 、 木 材 の 積 極 的 な 活 用 を 図 る こ と と し て い ま す 。

小 規 模 保 育 事 業 の 整 備 に 当 た っ て は 、建 物 の 木 造 化 や 、天 井 、壁 、床 な ど

の 内 装 に 木 材 を 活 用 す る“ 木 質 化 ”に 積 極 的 に 取 り 組 ん で い た だ き ま す よ う

お 願 い し ま す 。

詳 し く は 、 横 浜 市 の ホ ー ム ペ ー ジ を ご 覧 く だ さ い 。

( http://www.city.yokohama.lg.jp/kenchiku/archi/wood-timber/)

(17)

13

第 3 章 小 規 模 保 育 事 業 の 運 営

1 小 規 模 保 育 事 業 へ の 入 所

保 護 者 が 横 浜 市 に 支 給 認 定 ・ 利 用 申 請 の 手 続 き を 行 い ま す 。 申 請 者 の 希 望

や 園 の 状 況 な ど に 応 じ た 、 横 浜 市 に よ る 利 用 調 整 を 経 た 上 で 、 園 と 保 護 者 の

間 で 利 用 契 約 を 結 ぶ こ と に な り ま す 。

2 保 育 内 容

小 規 模 保 育 事 業 に お け る 保 育 は 、 乳 幼 児 の 最 善 の 利 益 を 考 慮 し 、 そ の 福 祉 を

積 極 的 に 増 進 す る こ と に 最 も ふ さ わ し い も の で な け れ ば な り ま せ ん 。

「 保 育 所 保 育 指 針 」 に 示 さ れ て い る 趣 旨 を 踏 ま え て 、 目 の 前 の 子 ど も の 育 ち

ゆ く 姿 を 見 通 し 、 0 歳 か ら 2 歳 ま で の 発 達 過 程 や 発 達 の 連 続 性 を 考 慮 し 、 各 事

業 所 の 理 念 や 保 育 方 針 、 地 域 性 な ど を 反 映 さ せ な が ら 、 保 育 の 内 容 を 創 り 出 し

て 行 く こ と が 望 ま れ て い ま す 。

ま た 、

「 基 準 条 例 」に 規 定 さ れ る と お り 、最 低 基 準 を 超 え て 、常 に 、そ の 設 備

及 び 運 営 を 向 上 さ せ な け れ ば な り ま せ ん 。

以 下 の 事 項 に ご 留 意 い た だ き 、 保 育 の 質 の 向 上 に 努 め て く だ さ い 。

( 1 ) 事 業 所 の 運 営 に あ た っ て は 「 保 育 所 保 育 指 針 」 に 沿 っ た 運 営 が 必 要

で あ る こ と 。

( 2 )本 市 が 策 定 し た 保 育 施 策 に つ い て 、積 極 的 な 取 り 組 み に 努 め る こ と 。

( 3 ) 地 域 に お け る 子 育 て 支 援 の た め 、 そ の 社 会 的 な 役 割 を 認 識 し 、 区 役

所 等 関 係 機 関 と 連 携 し 、 行 動 す る こ と 。

( 4 ) で き る 限 り 、 福 祉 サ ー ビ ス 第 三 者 評 価 を 受 審 し 、 そ の 結 果 を 公 表 す

る よ う 努 め る こ と 。

( 5 ) 苦 情 を 受 け 付 け る た め の 窓 口 を 設 置 す る 等 、 保 護 者 等 か ら の 苦 情 に

迅 速 か つ 適 切 に 対 応 す る た め の 措 置 を 講 ず る こ と 。

( 6 ) 個 人 情 報 に つ い て は 、 個 人 情 報 の 保 護 に 関 す る 法 律 ( 平 成 15 年 5

月 30 日 法 律 第 57 号 ) そ の 他 の 関 係 法 令 に 準 じ 、 適 切 に 取 扱 う こ と 。

(18)

14

3 保 育 責 任 者

小 規 模 保 育 事 業 に お い て 利 用 乳 幼 児 の 保 育 に 従 事 す る 職 員 は 、健 全 な 心 身 を

有 し 、 豊 か な 人 間 性 及 び 倫 理 観 を 備 え 、 児 童 福 祉 事 業 の 理 論 及 び 実 務 に つ い て

訓 練 を 受 け た も の で な け れ ば な ら ず 、保 育 に 従 事 す る 職 員 の 中 か ら 保 育 責 任 者

を 1 人 選 任 す る も の と し ま す 。

保 育 責 任 者 の 要 件 と し て は 、 保 育 所 並 び に 保 育 所 以 外 の 児 童 福 祉 施 設 、 認 定

こ ど も 園 、 幼 稚 園 、 家 庭 的 保 育 事 業 及 び 横 浜 市 認 定 保 育 所 に お い て 2 年 以 上 勤

務 し た 経 験 を 有 す る 者 で あ る か 、若 し く は こ れ と 同 等 以 上 の 能 力 を 有 す る と 認

め ら れ る 者 と さ れ て い ま す 。

ま た 、 新 た に 認 可 を 受 け た 小 規 模 保 育 事 業 に つ い て は 、 原 則 と し て 運 営 開 始

後 3 年 間 は 保 育 責 任 者 を 変 更 し な い で く だ さ い 。

な お 、 補 助 金 交 付 等 の 要 件 と し て 、 別 途 条 件 を 付 す こ と が あ り ま す 。

小 規 模 保 育 事 業 は 、19 人 以 下 の 少 人 数 に よ る 保 育 で あ り 、従 事 す る 職 員 も 認

可 保 育 所 と 比 べ る と 少 人 数 で あ る た め 、 横 浜 市 で は 、 基 本 的 に は 保 育 責 任 者 が

園 の 責 任 者 ( い わ ゆ る 施 設 長 ) と 現 場 の 責 任 者 ( い わ ゆ る 主 任 ) の 役 割 を 兼 ね

る こ と が で き る と 考 え て い ま す 。

た だ し 、 保 育 責 任 者 と は 別 に 園 の 責 任 者 ( 管 理 者 と い う ) を 設 け る こ と も で

き ま す 。そ の 場 合 は 、役 割 分 担 を 明 確 に し た う え で 、申 請 時 に 御 相 談 く だ さ い 。

※ 保 育 責 任 者 に つ い て は 、 以 下 の 事 項 を 満 た し て い る こ と が 望 ま し い で す 。

・ 0 ~ 2 歳 児 の 保 育 経 験 が 豊 富 で あ る こ と

・ 保 育 所 ・ 小 規 模 保 育 事 業 で 施 設 長 ・ 保 育 責 任 者 の 経 験 が あ る こ と

・ 同 一 法 人 が 運 営 す る 保 育 所 ・ 小 規 模 保 育 事 業 で 長 期 間 、 常 勤 と し て の 勤 務

経 験 が あ る こ と

・ 事 業 申 請 時 、 若 し く は 直 近 ま で 保 育 所 ・ 小 規 模 保 育 事 業 に 保 育 士 と し て 勤

務 し て い る こ と

4 職 員 配 置

小 規 模 保 育 事 業 A 型 に は 保 育 士 、 B 型 に は 保 育 士 そ の 他 保 育 従 事 者 、 C 型 に

は 家 庭 的 保 育 者 、 A ・ B ・ C 型 共 通 し て 嘱 託 医 ( ※ 1 ) 及 び 調 理 員 ( ※ 2 ) が

必 要 で す 。保 育 士 に つ い て は 児 童 の 年 齢 毎 に 配 置 基 準 が 定 め ら れ て い ま す 。

( 横

浜 市 は 運 営 費 の 加 算 に よ り 、 配 置 基 準 を 上 乗 せ し て い ま す 。)

児 童 : 保 育 従 事 者 の 配 置 基 準

年 齢

A ・ B 型 ( ※ 3 ) C 型( ※ 4 )

0 歳 児

3 : 1

3 : 1

1 歳 児

6 : 1

2 歳 児

※ 1 嘱 託 医 の 選 定 に つ い て は 、 横 浜 市 医 師 会 に お 問 い 合 わ せ く だ さ い 。 ※ 2 給 食 を 連 携 施 設 等 か ら 搬 入 す る 場 合 は 、 不 要 で す 。 ※ 3 上 記 に 加 え 保 育 士 ( A 型 )・ 保 育 従 事 者 ( B 型 ) を 1 人 追 加 。 ※ 4 家 庭 保 育 補 助 者 を 置 く 場 合 は 5 : 2 、 複 数 体 制 で 保 育 を す る こ と 。

(19)

15

5 保 育 時 間

( 1 ) 開 所 日

日 曜 日 、 国 民 の 祝 日 及 び 年 末 年 始 を 除 い た 日 が 開 所 日 と な り ま す 。

お 盆 休 み や 開 園 記 念 日 等 、 園 独 自 の 休 日 は 設 定 で き ま せ ん 。

( 2 ) 保 育 時 間

開 所 日 の 曜 日 に 関 わ ら ず 、 保 育 短 時 間 ( 8 時 間 ) 認 定 の 子 ど も が 最 大

で 利 用 可 能 な 時 間 帯 と し て の『 保 育 時 間( 8 時 間 )』と 、保 育 標 準 時 間( 11

時 間 ) 認 定 の 子 ど も の 最 大 で 利 用 可 能 な 時 間 帯 と し て の 『 保 育 時 間 ( 11

時 間 )』 を 確 保 す る た め 、 11 時 間 以 上 の 開 所 時 間 を 設 定 し て く だ さ い 。

ま た 、 保 育 時 間 ( 11 時 間 ) を 超 え る 時 間 帯 を 『 延 長 保 育 』 と し 、 地 域

の ニ ー ズ に 応 じ て 実 施 し て く だ さ い 。

保 育 時 間 ( 8 時 間 ) 保 育 時 間( 11 時 間 ) 開 所 時 間 延 長 保 育 延 長 保 育

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16

6 運 営 費 の 助 成

月 々 の 運 営 費 の 助 成 と し て 、 公 定 価 格 や 向 上 支 援 費 が あ り ま す 。

(1) 公 定 価 格

ア 公 定 価 格 と は 、 子 ど も に 対 す る 教 育 ・ 保 育 を 行 う 場 合 に 、 子 ど も 1 人 あ

た り に 平 均 的 に か か る コ ス ト を 国 が 定 め た も の( 月 額 )で す 。公 定 価 格 は 、

事 業 所 が 保 護 者 か ら 徴 収 す る 「 利 用 者 負 担 額 」 と 、 横 浜 市 か ら 事 業 所 に 支

払 わ れ る 「 給 付 費 」 で 成 り 立 っ て い ま す 。

イ 利 用 者 負 担 額 は 、保 護 者 の 市 民 税・所 得 割 額 を も と に 横 浜 市 が 階 層 区 分 を

認 定 し 、 そ の 階 層 区 分 に 応 じ た 金 額 (応 能 負 担 )と な り ま す 。 公 定 価 格 か ら 、

横 浜 市 が 決 定 し た 利 用 者 負 担 額 を 差 し 引 い た 金 額 が 「 給 付 費 」 と な り ま す 。

(2) 向 上 支 援 費 等

公 定 価 格 に 加 え て 、本 市 の 独 自 助 成「 向 上 支 援 費 」や 、事 業 所 の 自 主 事 業 と

し て 実 施 す る 際 に 助 成 さ れ る 「 延 長 保 育 事 業 費 」 が あ り ま す 。

(3) そ の 他

本 市 の 示 す ガ イ ド ラ イ ン に 基 づ く 延 長 保 育 料 、実 費 徴 収( 延 長 保 育 サ ー ビ

ス の 実 施 に 伴 う 夕 食 代 ・ お や つ 代 等 )以 外 の 費 用 負 担 を 保 護 者 に 求 め な い で

く だ さ い 。

< 小 規 模 保 育 事 業 へ の 助 成 >

< 年 間 公 定 価 格 の 目 安 額 > ( 平 成 29 年 度 基 準 に よ る 概 算 )

定 員

年 間 給 付 費

A 型

1 2 人

3 8 , 7 4 4 , 6 4 0 円

1 9 人

4 9 , 4 2 4 , 0 8 0 円

B 型

1 2 人

3 6 , 6 4 8 , 0 0 0 円

1 9 人

4 6 , 6 2 6 , 5 2 0 円

※ あ く ま で 参 考 で す の で 実 際 の 金 額 と は 異 な り ま す 。

【 上 記 の 試 算 条 件 】

定 員

0 歳

1 歳 2 歳

A 型・B 型

共 通

1 2 人

3 人

4 人 5 人

1 9 人

3 人

8 人 8 人

公 定 価 格 = 利 用 者 負 担 額 + 給 付 費

向 上 支 援 費

延 長 保 育 事 業 費

( 市 か ら 事 業 所 に 支 払 ) 実 費 徴 収 、 補 足 給 付 な ど

向 上 支 援 費 は 、 保 育 ・ 教 育 の 質 の 向 上 を 図

る た め 、 国 基 準 を 超 え る 職 員 配 置 や 障 害 児

保 育 等 、 保 育 の 実 施 内 容 に 応 じ 、 国 の 公 定

価 格 に 上 乗 せ し て 助 成 す る も の で す 。

給 付 費

( 市 か ら 事 業 所 に 支 払 ) ( 市 が 事 業 所 に 支 払 い ま す ) ( 事 業 所 が 徴 収 し ま す )

利 用 者 負 担 額

( 事 業 所 が 保 護 者 か ら 徴 収 )

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7 小 規 模 保 育 事 業 の 給 食

給 食 業 務 に つ い て は 、 基 準 条 例 ( 第 15 条 、 第 16 条 ) に 基 づ き 、 実 施 し て く

だ さ い 。

( 1 ) 給 食 調 理 業 務 を 外 部 委 託 す る 場 合

・ 委 託 を 受 け る 業 者 の 方 は 食 品 衛 生 法 の 営 業 許 可 が 必 要 と な り ま す 。

・ 調 理 設 備 は 、 定 め ら れ た 設 備 基 準 に 適 合 し た 内 容 で 整 備 し て い た

だ く 必 要 が あ り ま す 。

( 2 ) 各 種 届 出

提 出 書 類

提 出 者

提 出 先

給 食 開 始 届 出 書

設 置 者

そ の 園 の 所 在 地 を 所 管

す る 「 区 福 祉 保 健 セ ン

タ ー 生 活 衛 生 課 」

営 業 許 可 申 請 書

( 外 部 委 託 の 場 合 の み )

委 託 業 者

※ 申 請 又 は 届 出 方 法 に 関 す る こ と や 、 予 定 す る 給 食 調 理 業 務 が 食 品

衛 生 法 の 営 業 許 可 に 該 当 す る か ど う か が 不 明 の 場 合 は 、 そ の 園 の 所

在 地 を 所 管 す る 「 区 福 祉 保 健 セ ン タ ー 生 活 衛 生 課 」 に 御 相 談 く だ さ

い 。

※ 開 園 時 に 「 直 営 」 の 届 出 を し て 、 そ の 後 に 外 部 委 託 に 変 更 す る 場

合 は 、 そ の 時 点 で 食 品 衛 生 法 の 営 業 許 可 が 必 要 と な り ま す の で 、 変

更 前 に そ の 園 の 所 在 地 を 所 管 す る 「 区 福 祉 保 健 セ ン タ ー 生 活 衛 生 課 」

に 御 相 談 く だ さ い 。

(22)

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第4章 参考資料

○小規模保育事業の基準

類型 A型(分園型) B型(中間型) C型(グループ型) 対象年齢 0~2歳児 定員規模 6~19 人 6~10 人 設置主体 法人 ─ 保育責任者 保育従事者のうち1人を責任者として選任 保育 従事者 資格 保育士 保育士+保育従事者(注) 家庭的保育者(注) (注)一定の研修が必要 職員 配置 【0 歳 児】3:1 【1・2歳児】6:1 ※1 上記に加え、保育に従事す る職員を1名追加配置が必要。 【0 歳 児】3:1 【1・2歳児】6:1 ※1 2/3 以上保育士資格 を有し ていること。 ※2 上記に加え、保育に従事す る職員を1名追加配置が必要。 【0~2歳児】 3:1 ※補助者を置く場合、5: 2 保育室等 設備 【0・1歳児】乳児室又はほふく室 【2歳児】保育室 面積 【0・1歳児】1人3.3 ㎡以上 【2歳児】1人 1.98 ㎡以上 1人3.3 ㎡以上 ※乳児室又はほふく室は、 1室ごとに9.9 ㎡以上とす ること。 屋外 遊戯場 設備 屋外遊戯場 ※公園や専用敷地であれば代用可能。(児童の歩行速度で5分程度。概ね300m以内。(実測) 面積 2 歳児1人当たり 3.3 ㎡以上 給食 給食 原則、自園調理 (調理業務の委託や連携施設等からの搬入も可) 設備 調理設備(通常のキッチン設備を基に、利用定員相応の内容) ※調理業務の委託や連携施設等からの搬入の場合も、加熱、保存等の調理機能が必要 職員 調理員 ※調理業務を委託する場合及び連携施設等からの搬入の場合は不要 耐火等 保育室等を2階以上に設置する場合 【防災】消火器具、非常用警報器具、手すり等の乳幼児転落防止設備 【耐火】建築基準法に規定する耐火又はイ号準耐火建築物であること 避難 認可保育所の基準に準ずる 連携 【連携内容】「保育内容の支援」「代替保育」「卒園後の受け皿の設定」 ※「保育内容の支援」については、認可申請書類提出時までに締結すること。 ※「卒園後の受け皿の設定」については平成32 年3月末まで経過措置を設ける。 【連携施設】認可保育所、幼稚園、認定こども園

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○連携施設受諾促進加算の諸条件について

連携先 月額助成単価 支給条件 認可保 育所 A区分 229,500 円 支給条件 下記の条件①ア、イ、ウ全てに該当すること又は条件②ア、イ両方に該当すること。 条件ア 保育内容の支援(以下のうち3項目以上に該当する) ・必要に応じて連携施設の代替保育を実施することとしている。 ・事業者からの相談に応じ、連携施設に対して施設や園庭を開放する。 ・施設の状況に応じ、保育に関する助言を行う等、必要な支援を行う。 ・連携施設の児童に対して、集団における活動の体験や児童同士の関 係づくりの一環として交流保育等を実施する。 ・連携施設の児童の健康診断や健康管理に関して、必要な支援を行う。 ・連携施設との合同研修・職員交流を実施する ・連携施設への給食の提供を実施している。 条件イ 一時保育事業又は地域子育て支援※を実施している。 ※地域子育て支援の例 地域の子どもへの園庭開放、地域の保護者への育児講座、育児相談 の実施、地域の子育て支援活動への参加(赤ちゃん教室や子育てサロ ン等) 条件ウ 連携施設児童の卒園後の受入枠を設定している。 単価 条件①ア、イ、ウ全てに該当する場合 A 区分 229,500 円 条件②ア、イ両方に該当する場合 B 区分 114,750 円 *複数施設と連携している場合も1施設あたりの助成額は同じです。 B区分 114,750 円 幼稚園 A区分 85,000 円 支給条件 条件ア 横浜市私立幼稚園等預かり保育事業(通常型・平日型)を実施している。 条件イ 連携施設児童の卒園後の受入枠を設定している。 条件ウ 保育内容の支援について、以下の項目を全て実施している。 ・事業者からの相談に応じ、保育に関する助言を行う等、必要な支援を行う。 ・施設の状況に応じ、連携施設に対して、施設や園庭を開放する。 ・連携施設の児童に対して、集団における活動の体験や児童同士の関係づくりの 一環として交流保育等を実施する。 単価 条件① ア、イ、ウ全てに該当する場合 A区分 85,000 円 条件② ア、イともに該当する場合 B区分 57,400 円 *複数施設と連携している場合も1施設あたりの助成額は同じです。 B区分 57,400 円 認定こ ども 園 A区分 229,500 円 支給条件 条件ア 連携施設児童の卒園後の受け入れ枠を設定している。 条件イ 保育内容の支援を行っている。(以下のうち3項目以上該当する) ・必要に応じて連携施設の代替保育を実施することとしている。 ・事業者からの相談に応じ、保育に関する助言を行うなど必要な支援を行う。 ・施設の状況に応じ、連携施設に対して施設や園庭を開放する。 ・連携施設の児童に対して、集団における活動の体験や児童同士の関係づくりの 一環として交流保育等を実施する。 ・連携施設の児童の健康診断や健康管理に関して必要な支援を行う。 ・連携施設との合同研修・職員交流を実施する。 ・連携施設への給食の提供を実施している。 条件ウ 3号認定の保育を実施している。 単価 条件① ア、イ、ウ全てに該当する場合 A区分 229,500 円 条件② ア、イ両方に該当する場合 B区分 85,000 円 条件③ アのみに該当する場合 C区分 57,400 円 *複数施設と連携している場合も1施設あたりの助成額は同じです。 B区分 85,000 円 C区分 57,400 円

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20 児童福祉法(抜粋) 昭和 22 年 12 月 12 日 法 律 第 1 6 4 号 注 平成 29 年6月 23 日法律第 71 号改正現在 第一章 総則 〔 児童の福祉を保障するための原理 〕 第一条 全て児童は、児童の権利に関する条約の精神にのつとり、適切に養育されること、 その生活を保障されること、愛され、保護されること、その心身の健やかな成長及び発達並 びにその自立が図られることその他の福祉を等しく保障される権利を有する。 〔 児童育成の責任 〕 第二条 全て国民は、児童が良好な環境において生まれ、かつ、社会のあらゆる分野におい て、児童の年齢及び発達の程度に応じて、その意見が尊重され、その最善の利益が優先して 考慮され、心身ともに健やかに育成されるよう努めなければならない。 ○2 児童の保護者は、児童を心身ともに健やかに育成することについて第一義的責任を負 う。 ○3 国及び地方公共団体は、児童の保護者とともに、児童を心身ともに健やかに育成する 責任を負う。 〔 原理の尊重 〕 第三条 前二条に規定するところは、児童の福祉を保障するための原理であり、この原理は、 すべて児童に関する法令の施行にあたつて、常に尊重されなければならない。 第二節 定義 〔 事業 〕 第六条の三 ○9 この法律で、家庭的保育事業とは、次に掲げる事業をいう。 一 子ども・子育て支援法(平成二十四年法律第六十五号)第十九条第一項第二号の内閣府令 で定める事由により家庭において必要な保育を受けることが困難である乳児又は幼児(以下 「保育を必要とする乳児・幼児」という。)であつて満三歳未満のものについて、家庭的保育 者(市町村長(特別区の区長を含む。以下同じ。)が行う研修を修了した保育士その他の厚生労 働省令で定める者であつて、当該保育を必要とする乳児・幼児の保育を行う者として市町村 長が適当と認めるものをいう。以下同じ。)の居宅その他の場所(当該保育を必要とする乳児・ 幼児の居宅を除く。)において、家庭的保育者による保育を行う事業(利用定員が五人以下で あるものに限る。次号において同じ。) 二 満三歳以上の幼児に係る保育の体制の整備の状況その他の地域の事情を勘案して、保育 が必要と認められる児童であつて満三歳以上のものについて、家庭的保育者の居宅その他の 場所(当該保育が必要と認められる児童の居宅を除く。)において、家庭的保育者による保育 を行う事業 ○10 この法律で、小規模保育事業とは、次に掲げる事業をいう。 一 保育を必要とする乳児・幼児であつて満三歳未満のものについて、当該保育を必要とす る乳児・幼児を保育することを目的とする施設(利用定員が六人以上十九人以下であるものに

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21 限る。)において、保育を行う事業 二 満三歳以上の幼児に係る保育の体制の整備の状況その他の地域の事情を勘案して、保育 が必要と認められる児童であつて満三歳以上のものについて、前号に規定する施設において、 保育を行う事業 ○11 この法律で、居宅訪問型保育事業とは、次に掲げる事業をいう。 一 保育を必要とする乳児・幼児であつて満三歳未満のものについて、当該保育を必要とす る乳児・幼児の居宅において家庭的保育者による保育を行う事業 二 満三歳以上の幼児に係る保育の体制の整備の状況その他の地域の事情を勘案して、保育 が必要と認められる児童であつて満三歳以上のものについて、当該保育が必要と認められる 児童の居宅において家庭的保育者による保育を行う事業 ○12 この法律で、事業所内保育事業とは、次に掲げる事業をいう。 一 保育を必要とする乳児・幼児であつて満三歳未満のものについて、次に掲げる施設にお いて、保育を行う事業 イ 事業主がその雇用する労働者の監護する乳児若しくは幼児及びその他の乳児若しくは幼 児を保育するために自ら設置する施設又は事業主から委託を受けて当該事業主が雇用する労働 者の監護する乳児若しくは幼児及びその他の乳児若しくは幼児の保育を実施する施設 ロ 事業主団体がその構成員である事業主の雇用する労働者の監護する乳児若しくは幼児及 びその他の乳児若しくは幼児を保育するために自ら設置する施設又は事業主団体から委託を受 けてその構成員である事業主の雇用する労働者の監護する乳児若しくは幼児及びその他の乳児 若しくは幼児の保育を実施する施設 ハ 地方公務員等共済組合法(昭和三十七年法律第百五十二号)の規定に基づく共済組合その 他の厚生労働省令で定める組合(以下ハにおいて「共済組合等」という。)が当該共済組合等の 構成員として厚生労働省令で定める者(以下ハにおいて「共済組合等の構成員」という。)の監 護する乳児若しくは幼児及びその他の乳児若しくは幼児を保育するために自ら設置する施設又 は共済組合等から委託を受けて当該共済組合等の構成員の監護する乳児若しくは幼児及びその 他の乳児若しくは幼児の保育を実施する施設 二 満三歳以上の幼児に係る保育の体制の整備の状況その他の地域の事情を勘案して、保育 が必要と認められる児童であつて満三歳以上のものについて、前号に規定する施設において、 保育を行う事業 第三章 事業、養育里親及び養子縁組里親並びに施設 〔 家庭保育事業等 〕 第三十四条の十五 市町村は、家庭的保育事業等を行うことができる。 ○2 国、都道府県及び市町村以外の者は、厚生労働省令の定めるところにより、市町村 長の認可を得て、家庭的保育事業等を行うことができる。 ○3 市町村長は、家庭的保育事業等に関する前項の認可の申請があつたときは、次条第 一項の条例で定める基準に適合するかどうかを審査するほか、次に掲げる基準(当該認可 の申請をした者が社会福祉法人又は学校法人である場合にあつては、第四号に掲げる基準 に限る。)によつて、その申請を審査しなければならない。 一 当該家庭的保育事業等を行うために必要な経済的基礎があること。 二 当該家庭的保育事業等を行う者(その者が法人である場合にあつては、経営担当役員 (業務を執行する社員、取締役、執行役又はこれらに準ずる者をいう。第三十五条第五項

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22 第二号において同じ。)とする。)が社会的信望を有すること。 三 実務を担当する幹部職員が社会福祉事業に関する知識又は経験を有すること。 四 次のいずれにも該当しないこと。 イ 申請者が、禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わり、又は執行を受けることがな くなるまでの者であるとき。 ロ 申請者が、この法律その他国民の福祉に関する法律で政令で定めるものの規定により 罰金の刑に処せられ、その執行を終わり、又は執行を受けることがなくなるまでの者である とき。 ハ 申請者が、労働に関する法律の規定であつて政令で定めるものにより罰金の刑に処せ られ、その執行を終わり、又は執行を受けることがなくなるまでの者であるとき。 ニ 申請者が、第五十八条第二項の規定により認可を取り消され、その取消しの日から起 算して五年を経過しない者(当該認可を取り消された者が法人である場合においては、当該 取消しの処分に係る行政手続法第十五条の規定による通知があつた日前六十日以内に当該 法人の役員(業務を執行する社員、取締役、執行役又はこれらに準ずる者をいい、相談役、 顧問その他いかなる名称を有する者であるかを問わず、法人に対し業務を執行する社員、取 締役、執行役又はこれらに準ずる者と同等以上の支配力を有するものと認められる者を含む。 ホにおいて同じ。)又はその事業を管理する者その他の政令で定める使用人(以下この号及び 第三十五条第五項第四号において「役員等」という。)であつた者で当該取消しの日から起 算して五年を経過しないものを含み、当該認可を取り消された者が法人でない場合において は、当該通知があつた日前六十日以内に当該事業を行う者の管理者であつた者で当該取消し の日から起算して五年を経過しないものを含む。)であるとき。ただし、当該認可の取消し が、家庭的保育事業等の認可の取消しのうち当該認可の取消しの処分の理由となつた事実及 び当該事実の発生を防止するための当該家庭的保育事業等を行う者による業務管理体制の 整備についての取組の状況その他の当該事実に関して当該家庭的保育事業等を行う者が有 していた責任の程度を考慮して、ニ本文に規定する認可の取消しに該当しないこととするこ とが相当であると認められるものとして厚生労働省令で定めるものに該当する場合を除く。 ホ 申請者と密接な関係を有する者(申請者(法人に限る。以下ホにおいて同じ。)の役員 に占めるその役員の割合が二分の一を超え、若しくは当該申請者の株式の所有その他の事由 を通じて当該申請者の事業を実質的に支配し、若しくはその事業に重要な影響を与える関係 にある者として厚生労働省令で定めるもの(以下ホにおいて「申請者の親会社等」という。)、 申請者の親会社等の役員と同一の者がその役員に占める割合が二分の一を超え、若しくは申 請者の親会社等が株式の所有その他の事由を通じてその事業を実質的に支配し、若しくはそ の事業に重要な影響を与える関係にある者として厚生労働省令で定めるもの又は当該申請 者の役員と同一の者がその役員に占める割合が二分の一を超え、若しくは当該申請者が株式 の所有その他の事由を通じてその事業を実質的に支配し、若しくはその事業に重要な影響を 与える関係にある者として厚生労働省令で定めるもののうち、当該申請者と厚生労働省令で 定める密接な関係を有する法人をいう。第三十五条第五項第四号ホにおいて同じ。)が、第 五十八条第二項の規定により認可を取り消され、その取消しの日から起算して五年を経過し ていないとき。ただし、当該認可の取消しが、家庭的保育事業等の認可の取消しのうち当該 認可の取消しの処分の理由となつた事実及び当該事実の発生を防止するための当該家庭的 保育事業等を行う者による業務管理体制の整備についての取組の状況その他の当該事実に 関して当該家庭的保育事業等を行う者が有していた責任の程度を考慮して、ホ本文に規定す

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23 る認可の取消しに該当しないこととすることが相当であると認められるものとして厚生労 働省令で定めるものに該当する場合を除く。 ヘ 申請者が、第五十八条第二項の規定による認可の取消しの処分に係る行政手続法第十 五条の規定による通知があつた日から当該処分をする日又は処分をしないことを決定する 日までの間に第七項の規定による事業の廃止をした者(当該廃止について相当の理由がある 者を除く。)で、当該事業の廃止の承認の日から起算して五年を経過しないものであるとき。 ト 申請者が、第三十四条の十七第一項の規定による検査が行われた日から聴聞決定予定 日(当該検査の結果に基づき第五十八条第二項の規定による認可の取消しの処分に係る聴聞 を行うか否かの決定をすることが見込まれる日として厚生労働省令で定めるところにより 市町村長が当該申請者に当該検査が行われた日から十日以内に特定の日を通知した場合に おける当該特定の日をいう。)までの間に第七項の規定による事業の廃止をした者(当該廃止 について相当の理由がある者を除く。)で、当該事業の廃止の承認の日から起算して五年を 経過しないものであるとき。 チ ヘに規定する期間内に第七項の規定による事業の廃止の承認の申請があつた場合に おいて、申請者が、ヘの通知の日前六十日以内に当該申請に係る法人(当該事業の廃止につ いて相当の理由がある法人を除く。)の役員等又は当該申請に係る法人でない事業を行う者 (当該事業の廃止について相当の理由があるものを除く。)の管理者であつた者で、当該事業 の廃止の承認の日から起算して五年を経過しないものであるとき。 リ 申請者が、認可の申請前五年以内に保育に関し不正又は著しく不当な行為をした者で あるとき。 ヌ 申請者が、法人で、その役員等のうちにイからニまで又はヘからリまでのいずれかに 該当する者のあるものであるとき。 ル 申請者が、法人でない者で、その管理者がイからニまで又はヘからリまでのいずれか に該当する者であるとき。 ○4 市町村長は、第二項の認可をしようとするときは、あらかじめ、市町村児童福祉審 議会を設置している場合にあつてはその意見を、その他の場合にあつては児童の保護者そ の他児童福祉に係る当事者の意見を聴かなければならない。 ○5 市町村長は、第三項に基づく審査の結果、その申請が次条第一項の条例で定める基 準に適合しており、かつ、その事業を行う者が第三項各号に掲げる基準(その者が社会福 祉法人又は学校法人である場合にあつては、同項第四号に掲げる基準に限る。)に該当す ると認めるときは、第二項の認可をするものとする。ただし、市町村長は、当該申請に係 る家庭的保育事業等の所在地を含む教育・保育提供区域(子ども・子育て支援法第六十一 条第二項第一号の規定により当該市町村が定める教育・保育提供区域とする。以下この項 において同じ。)における特定地域型保育事業所(同法第二十九条第三項第一号に規定する 特定地域型保育事業所をいい、事業所内保育事業における同法第四十三条第一項に規定す る労働者等の監護する小学校就学前子どもに係る部分を除く。以下この項において同じ。) の利用定員の総数(同法第十九条第一項第三号に掲げる小学校就学前子どもの区分に係る ものに限る。)が、同法第六十一条第一項の規定により当該市町村が定める市町村子ども・ 子育て支援事業計画において定める当該教育・保育提供区域の特定地域型保育事業所に係 る必要利用定員総数(同法第十九条第一項第三号に掲げる小学校就学前子どもの区分に係 るものに限る。)に既に達しているか、又は当該申請に係る家庭的保育事業等の開始によ つてこれを超えることになると認めるとき、その他の当該市町村子ども・子育て支援事業

参照

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